JP2004363914A - 映像視聴制御システム,映像視聴制御方法,映像関連情報管理サーバ,視聴シーン選択端末,それらのプログラムおよびそれらのプログラムの記録媒体 - Google Patents

映像視聴制御システム,映像視聴制御方法,映像関連情報管理サーバ,視聴シーン選択端末,それらのプログラムおよびそれらのプログラムの記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】放送番組を視聴した視聴者からの情報をもとに,視聴したい番組の視聴したいシーンを容易に視聴できるようにする。
【解決手段】映像関連情報管理サーバ10は,番組を視聴している視聴者のTV視聴端末20から番組中のあるシーンに対する情報である映像関連情報100を受信して蓄積し,その映像関連情報100の配信を希望する利用者の視聴シーン選択端末30に配信する。視聴シーン選択端末30は,受信した映像関連情報100の中から利用者が選択したものを視聴インデクス101として映像関連情報管理サーバ10に送信する。映像関連情報管理サーバ10は,受信した視聴インデクス101を保存し,その保存した視聴インデクス101を,TV視聴端末20により利用者が映像を視聴するときに利用させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,映像関連情報による映像視聴制御システム,映像視聴制御方法,映像関連情報管理サーバ,視聴シーン選択端末,それらのプログラムおよびそれらのプログラムの記録媒体に関する。
【0002】
特に,テレビ(TV)番組放送時に放送された番組を視聴できない環境下にある利用者が,すでにTV番組を視聴した視聴者が発信する映像関連情報を取得し,録画しておいた番組を視聴する際のインデクスとすることを可能とする技術に関する。
【0003】
【従来の技術】
現在,地上波放送,BS,CS,インターネット放送など,多種多様なコンテンツを視聴することができる環境がある。特に,ハードディスクレコーダやSTB(Set−Top Box) などにより,何百時間もの映像を録画しておき,視聴することが可能となっている。しかし,これらの膨大なコンテンツの中からどの番組を視聴すればよいのか,番組中のどの場面が面白いのかなどを判断することは容易ではない。
【0004】
視聴・録画する番組の選択には,番組表を利用することが一般的である。最近では,視聴したい番組の選択に電子番組表(EPG)を利用することにより,自動的に録画予約が行えるシステムが存在する。
【0005】
従来の技術として,番組表をマトリックス状に画面上に表示し,利用者が画面上で見る番組,録画する番組を選ぶ手法がある(例えば,特許文献1(下出隆史,「放送内容受信装置」)参照)。しかし,このような番組表に記載された情報のみでは,多種多様なコンテンツから視聴するのに適した番組を選択することは困難である。仮に自分の視聴したい番組を発見することができたとしても,番組中のどの場面が面白いのかを判断することはできない。特に,スポーツ番組などのようにその内容が番組表作成時に確定していない番組については,その傾向は顕著である。
【0006】
また,番組の録画時に映像解析技術を用いた番組の構造化を実施し,その構造化の結果を視聴するかどうかの判断に利用することも考えられる。従来の技術として,映像を効率的にブラウズするためにカット点検出などを実施し,映像のインデクスとする手法が提案されている(例えば,非特許文献1参照)。しかし,映像解析のみで番組の内容を表現することは非常に困難である。利用者は,シーンの切り換わり,音楽の流れているシーンといった漠然とした情報や,各シーンを代表する画像の一覧から,視聴するシーンを選択しなければならない。
【0007】
一方,IRC(Internet Relay Chat )やBBS(Bulletin Board System )などにより,放送事業者とは異なる第3者が放送番組に関連する情報を発信する機会が増加してきている。例えば,同一のTV放送を見ている視聴者同士が番組内容についてのコミュニケーションを実施するために,IRCやBBSといったコミュニケーションツールが利用されている。また,インターネット上のポータルサイトには,放送中のスポーツ番組とは別に,テキスト情報として試合の動きを提示するサービスも存在する。
【0008】
このようなTV放送を視聴しなければ得られない情報をTV放送を視聴できない環境にある利用者が閲覧し,視聴者と同調して時間を過ごした後に,録画しておいた放送番組をあらためて視聴するときに,チャットで話した内容などを視聴するシーンの判断基準とすることが考えられる。
【0009】
例えば,サッカーの試合を視聴できない利用者が,チャットのみで試合の動きを把握したり,選手のコンディションを確認したりしたのちに,録画した放送番組からチャットで話題にのぼったゴールシーンなどを探し出して視聴することが考えられる。
【0010】
あるいは,現在チャットで話題になっている番組とは別の放送番組を視聴している利用者が,チャットの話題をもとに録画していた裏番組を視聴するかどうかの判断を行うことも考えられる。
【0011】
殊に,近年,ハードディスクレコーダなどの大容量記憶装置を搭載したノンリニアアクセス可能な録画装置が普及してきており,放送番組を録画したのちに見たいシーンを選択的に視聴する機会が増加すると考えられる。
【0012】
しかし,これら視聴者の発信する情報を番組視聴時に利用するには,視聴したいと思った番組やシーンを録画した番組の中から探し出して視聴する必要があり,利用者の負担が大きいという問題がある。
【0013】
また従来,一般視聴者の意見を参照して得た番組情報をもとにテレビ番組の録画予約を行う方式は,提案されていなかった。
【0014】
【特許文献1】
特許第2838892号公報
【非特許文献1】
谷口他,「SceneCabinet:映像解析技術を統合した映像インデクシングシステム」,電子情報学会論文誌 D−II Vol. J84−D−II No.6 pp.1112−1121 2001 年6 月
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように,テレビ映像の視聴者がビデオ等でテレビ映像を録画予約するための番組を選択したり,あるいは,実際に視聴する番組を選択したりする方法に関する従来技術は,以下の2つに大別される。
【0016】
(1)第1の方法は,いわゆる放送局等の番組提供者側からの情報を利用するものである。例えば,「Clip−On」,「CoCoon」(登録商標,ソニー株式会社)といったハードディスクレコーダ(HDR)に搭載されている機能に代表されるような電子番組表(EPG)を利用したものがある。EPGには,一般に,テレビ番組の放送時間,番組名,当日の副題,出演者名,番組概要といった情報が含まれている。
【0017】
EPGの中から見たい番組を選択することにより,選択された番組の録画予約を行うことが可能である。また,すでにテレビ映像を視聴中にEPGで他の番組を選択することにより,EPGで選択された番組にチャンネルを切り替えることが可能である。また,すでにHDR上に蓄積されている番組を選択することにより,その番組映像を再生することが可能である。
【0018】
しかし,この第1の方法には,以下の問題点がある。第1の方法による従来技術では,映像視聴者に提供される情報の粒度としては,番組のタイトル,概要,放送時間といったいわゆる新聞のテレビ番組欄と同程度の情報レベルのものである。番組の内容まで立ち入った細かい情報(例えば,ドラマ番組での盛り上がっているシーンとその時間情報,スポーツのライブ中継におけるシーン状況の情報等)は含まれていない。すなわち,映像視聴者が見たい番組を選択する際には,EPG内の「番組タイトル」,「概要」を参照して選択しなければならない。それが本当に見たい番組かどうか判断できない場合であっても,判断するためのより詳細な情報は存在しない。
【0019】
このため,映像視聴者にとって見たい番組を判断するための情報がEPGだけであると,情報量に乏しい場合があるという問題点がある。また,録画しておいた放送番組の各シーンが視聴したいシーンであるかどうかを判断する情報を得ることが困難である。
【0020】
(2)第2の方法は,番組を見る一般視聴者から発信される情報を利用するものである。例えば,インターネット上でのテレビ番組に関するサイトで交わされる番組内容についての視聴者同士の意見交換の情報を参照する方法がある。さらには,テレビ番組の映像データ中から番組シーンを表す複数の静止画像を取り出し,取り出した番組シーンの情報と一般視聴者の意見情報とをリンクさせた情報参照の方法も提案されている。この技術の場合には,番組映像自体は映像視聴者の手元には存在しない。見たい番組を選択した場合には,インターネット等の通信回線を介して番組映像サーバに接続し,ネットワーク上の映像を再生させる方式となる。番組のシーン情報を一般視聴者の意見を通して参照することができるため,第1の従来技術よりもより粒度の細かい番組情報として参照することができる。
【0021】
しかし,この第2の方法には,以下の問題点がある。第2の方法による従来技術では,情報の参照方法が番組映像単位になるため,EPGのように複数の番組シーンの情報を横通しで確認したりすることができない。この場合,映像視聴者は,見たい番組自体をあらかじめ選択しておき,さらにその番組の中の詳細な情報を取得し,視聴につなげるという行動しかとることができない。また,別の問題点としては,見たい番組が見つかった場合に番組映像を再生しようとしても番組映像自体が手元に存在しないため,すぐに番組映像を視聴することができないという問題もある。番組映像を視聴する場合には,改めて通信回線に接続する必要があり,一般の映像視聴者にとっては使い勝手が良いとはいえない。
【0022】
本発明の目的は,上記の問題点の解決を図り,放送番組を視聴していない利用者が,放送番組を視聴した視聴者が発する放送番組に関連した情報を取得し,取得した情報をもとに,効率的に,録画しておいた放送番組を視聴できるシステムを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明は,上記の課題を解決するため,放送番組を視聴していない利用者に,放送番組の視聴者が発信する映像関連情報を配信することで,番組内の重要シーンを通知することを特徴とする。なお,映像関連情報は,少なくとも,映像を一意に特定する映像コードと,情報が番組中のどのシーンについてのものであるかをタイムコードなどで記した放送開始時間からの相対時間と,任意の文字データであるコメント情報とを含む。
【0024】
また,放送番組を見ていない利用者が配信された映像関連情報を閲覧して自らの興味と合致したシーンを発見した場合には,その映像関連情報をその利用者に選択させて保存し,その保存された映像関連情報を録画されている放送番組視聴時のインデクスとして利用させることを特徴とする。
【0025】
これにより,第一に,番組を視聴できない利用者も番組放送時に視聴者の生の反応を取得できるという利点がある。さらに,映像関連情報をもとに番組視聴時のインデクスとして利用できるという利点がある。さらに,単一の番組に閉じず,複数の番組に対する視聴者の反応を同時に取得できるという利点がある。
【0026】
具体的には,本発明の映像関連情報による映像視聴制御システムは,複数の視聴シーン選択端末と映像関連情報管理サーバからなり,前記映像関連情報管理サーバは,複数の視聴シーン選択端末と通信回線により接続され,映像視聴者から発信された映像関連情報を受信する映像関連情報受信部と,映像関連情報を蓄積する映像関連情報蓄積部と,映像関連情報を視聴シーン選択端末へ配信する番組映像関連情報配信部と,視聴シーン選択端末から送られた映像関連情報をインデクスとして蓄積するインデクス蓄積部とからなり,前記視聴シーン選択端末は,前記映像関連情報管理サーバより配信される映像関連情報を受信する映像関連情報受信部と映像関連情報を提示する映像関連情報提示部と,提示された映像関連情報をインデクスとして選択するインデクス選択部とからなり,前記映像関連情報は,映像を視聴している視聴者が発信する情報で,視聴している映像を特定することができる映像コード,映像開始時間からの相対時間,映像関連情報を発信するアカウントを特定する発信者ID,任意の文字データであるコメントを含むことを特徴とする。
【0027】
また,前記映像関連情報管理サーバのインデクス蓄積部に蓄積された映像関連情報は,利用者が録画済み映像を視聴するときのインデクスとして利用されることを特徴とする。
【0028】
さらに,前記視聴シーン選択端末は,予め受信しておいた映像一覧から配信を希望する映像コードを指定することで,前記映像関連情報管理サーバの蓄積している映像関連情報を受信するか否かをフィルタリングする機能を有することを特徴とする。
【0029】
以上の映像関連情報管理サーバおよび視聴シーン選択端末における各手段による処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
【0030】
以上により,映像を視聴できない環境下にある利用者に対して,映像を視聴した視聴者の映像関連情報を配信することが可能となる。そのため,映像を視聴できない環境下にある利用者でも,映像を視聴した視聴者から映像や映像中のシーンに関する情報を取得することが可能となり,映像関連情報として取得したコメントをもとに映像関連情報が付与されたシーンが視聴したいシーンであるか否かの判断をすることが可能となる。
【0031】
また,映像関連情報に映像コード,映像開始時間からの相対時間が付与されていることにより,その映像関連情報がどの映像のどのシーンのものであるかを特定することができるため,映像関連情報を視聴時のインデクスとして利用することが可能となる。映像関連情報を視聴時のインデクスとして利用することにより,利用者は,視聴したいシーンを容易に探し出すことが可能となる。
【0032】
また,視聴シーン選択端末では,どの映像関連情報を受信するかをフィルタリングできるため,複数の番組に関する情報を同時に取得することも可能であり,様々な番組の中から視聴したいシーンを効率的に見つけ出し,視聴時のインデクスとして保存することが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。
【0034】
図1は,本発明の実施の形態における映像関連情報による映像視聴制御システムの構成例を示す図である。映像視聴制御システムは,映像関連情報管理サーバ10と,複数のTV視聴端末20と,視聴シーン選択端末30とから構成される。映像関連情報管理サーバ10とTV視聴端末20との間,映像関連情報管理サーバ10と視聴シーン選択端末30との間は,ネットワークにより接続されている。
【0035】
映像関連情報管理サーバ10は,TV視聴端末20から映像関連情報100を受け取る映像関連情報受信部11と,受け取った映像関連情報100を蓄積する映像関連情報蓄積部12と,視聴シーン選択端末30に映像関連情報100を配信する映像関連情報配信部13と,視聴シーン選択端末30から視聴インデクス101を受け取る視聴インデクス受信部14と,受け取った視聴インデクス101を蓄積する視聴インデクス蓄積部15とから構成される。
【0036】
以上のような映像関連情報管理サーバ10は,CPU,メモリ,記憶装置および通信インタフェースを持つコンピュータにより実現できる。
【0037】
また,視聴シーン選択端末30は,映像関連情報管理サーバ10から配信される映像関連情報100を受け取る映像関連情報受信部31と,受け取った映像関連情報100を利用者に提示する映像関連情報提示部32と,提示した映像関連情報100をユーザ入力により視聴インデクス101として利用者に選択させる視聴インデクス選択部33と,選択された視聴インデクス101を映像関連情報管理サーバ10に送信する視聴インデクス送信部34とから構成される。
【0038】
以上のような視聴シーン選択端末30は,CPU,メモリ,記憶装置および通信インタフェースを持つコンピュータで実現できる。また,ユーザ入力は,マウスやキーボードを用いることで実現でき,携帯電話のダイヤルボタンなどで代用することも可能である。
【0039】
図2は,本実施の形態におけるTV視聴端末20の構成例を示す図である。映像視聴端末であるTV視聴端末20は,放送波を受信するTV放送受信部21と,受信した放送番組を蓄積する放送番組蓄積部22と,利用者が視聴シーン選択端末30で指定した視聴インデクス101をもとにノンリニア再生制御を実施する視聴制御部23と,番組を映像として利用者に提示する番組提示部24と,番組やシーンに関する情報(映像関連情報100)をユーザ入力により発信する映像関連情報送信部25と,映像関連情報管理サーバ10に蓄積されている視聴インデクス101を受信する視聴インデクス受信部26とから構成される。
【0040】
以上のようなTV視聴端末20は,モニタ,ハードディスクなどの記憶装置,通信インタフェース,装置全体をコントロールするCPU,一時的な記憶領域であるメモリ等で実現可能である。TV放送受信部21は,一度に複数チャンネルを受信して放送番組蓄積部22に蓄積できることが望ましい。また,TV視聴端末20は,視聴シーン選択端末30の機能を併せ持つことが望ましい。
【0041】
図3は,本実施の形態における映像関連情報管理サーバ10の動作を説明するフローチャート(1)である。まず,映像関連情報管理サーバ10は,映像関連情報受信部11により,TV番組を視聴した視聴者のTV視聴端末20から送られてくる映像関連情報100を受信する(映像関連情報受信ステップS10)。受信した映像関連情報100は,映像関連情報蓄積部12により,一旦,映像関連情報管理サーバ10内に蓄積される(映像関連情報蓄積ステップS11)。
【0042】
蓄積した映像関連情報100は,視聴シーン選択端末30からの配信依頼を受け,映像関連情報配信部13により,視聴シーン選択端末30に配信される(映像関連情報配信ステップS12)。この際,配信する映像関連情報100は,視聴シーン選択端末30で設定されている配信希望番組,カテゴリ,放送時間などの情報により制御される。
【0043】
図4は,本実施の形態における視聴シーン選択端末30の動作を説明するフローチャートである。まず,視聴シーン選択端末30は,どの番組の映像関連情報100の配信を受けるかを,利用者にあらかじめ選択させる(配信希望番組選択ステップS20)。この際,番組を選択させるだけではなく,「ある時間帯に放送された番組」といったように時間帯を指定させたり,「ニュース番組」や「スポーツ番組」といったジャンルによって番組を選択させたりすることも考えられる。また,ここで選択された配信希望番組の情報は,端末起動時や設定変更時に自動的に映像関連情報管理サーバ10に送信される。
【0044】
次に,配信希望番組選択ステップS20において利用者により選択された情報に基づいて映像関連情報管理サーバ10から配信された映像関連情報100を,映像関連情報受信部31により受信する(映像関連情報受信ステップS21)。受信した映像関連情報100は,映像関連情報提示部32により利用者に提示される(映像関連情報提示ステップS22)。
【0045】
なお,上記配信希望番組選択ステップS20で選択された配信希望番組の情報を,映像関連情報管理サーバ10に送信しないで,視聴シーン選択端末30内に保持しておき,上記映像関連情報提示ステップS22において提示する映像関連情報を,あらかじめ保持しておいた配信希望番組情報を用いてフィルタリングするようにしてもよい。
【0046】
視聴インデクス選択部33は,利用者に提示された映像関連情報100の中から番組視聴時のインデクスとして利用したい映像関連情報100を選択させ,選択された映像関連情報100を視聴インデクス101とする(視聴インデクス選択ステップS23)。視聴インデクス101は,視聴インデクス送信部34により,映像関連情報管理サーバ10に送信される(視聴インデクス送信ステップS24)。
【0047】
図5は,視聴シーン選択端末30から視聴インデクス101が送信された際の映像関連情報管理サーバ10の動作を説明するフローチャート(2)である。まず,視聴シーン選択端末30から送信された視聴インデクス101を,視聴インデクス受信部14により受信する(視聴インデクス受信ステップS30)。視聴インデクス蓄積部15は,どの利用者から送信された視聴インデクス101であるかという情報とともに,受信した視聴インデクス101を蓄積する(視聴インデクス蓄積ステップS31)。
【0048】
なお,蓄積された視聴インデクス101は,ネットワークによって映像関連情報管理サーバ10に接続されているTV視聴端末20からの受信要求により,TV視聴端末20に配信される。
【0049】
図6は,本実施の形態における映像関連情報の例を示す図である。映像関連情報100は,テキストであっても,XMLやHTMLなどの構造化された形式のものであってもよい。図6には,あらかじめフォーマットを規定したテキストデータの一例を示している。
【0050】
映像関連情報100は,番組を一意に特定する番組コードと,映像関連情報100が番組中のどのシーンについてのものであるかをタイムコードで記した放送開始時間からの相対時間と,映像関連情報100を発信した利用者のIDと,利用者がそのシーンについて付与したコメントからなる。
【0051】
図6の例では,番組コードが100200であり,放送開始時間からの相対時間が00:08:12(8分12秒)であり,映像関連情報を発信した利用者のIDがyuriko0722であり,放送開始時間から8分12秒経過したシーンに対して付与したコメントが「田中ゴール!!!グレイト」である。
【0052】
図7は,本実施の形態における番組情報の例を示す図である。図6の番組コードは,図7に示すような番組情報102に対応づけられている。すべての番組に,それぞれ固有の1つの番組コードが付与されており,それらの各番組コードに対応する番組情報102は,番組コードの他に,番組を放送する放送局の名前,番組のタイトル,放送時間,出演者,番組の概要,キーワードなどの情報からなる。
【0053】
映像関連情報100を発信する際には,あらかじめTV視聴端末20に配信された番組情報102により,番組を視聴している時間および視聴しているチャンネルから番組コードが特定され,自動的に視聴者が発信する映像関連情報100に付与される。
【0054】
図8は,本実施の形態におけるカテゴリ情報テーブルの例を示す図である。番組コードは,「ニュース」,「スポーツ」などのカテゴリとも対応付けられている。番組コードとカテゴリの対応は,図8の例に示すように,カテゴリ名とそれに所属する番組の番組コードというようなカテゴリ情報テーブル103として映像関連情報管理サーバ10で管理されている。
【0055】
図8のカテゴリ情報テーブル103の例では,「ニュース」というカテゴリに属する番組の番組コードは,100200と100211と100222であり,「スポーツ」というカテゴリに属する番組の番組コードは2200334と33049であり,「ドラマ」というカテゴリに属する番組の番組コードは3333である。
【0056】
ここで,番組情報102とカテゴリ情報テーブル103とは,視聴シーン選択端末30にも配信される。視聴シーン選択端末30では,番組情報102の番組名やカテゴリ情報テーブル103のカテゴリ名を選択することで,配信される映像関連情報100をフィルタリングすることができる。「ニュース」というカテゴリを選べば,「ニュース」カテゴリに属する番組コードを含む番組の映像関連情報100のみを受信することが可能となる。
【0057】
図9は,本実施の形態における配信先情報テーブルの例を示す図である。視聴シーン選択端末30で選択した配信希望番組を映像関連情報管理サーバ10が取得し,図9の例に示すような各番組コードと配信先アカウントとの対応を示す配信先情報テーブル104を作成する。映像関連情報100を受信した映像関連情報管理サーバ10は,この配信先情報テーブル104により,受信した映像関連情報100をどの視聴シーン選択端末30に配信するかの制御を行う。
【0058】
図10は,本実施の形態における視聴シーン選択端末30の画面表示例を示す図である。図10(A)はメインウィンドウ200の表示例であり,図10(B)は返信ウィンドウ206の表示例である。ここでは,映像関連情報100として,前述した番組コード,放送開始時間からの相対時間,発信者ID,コメントの他に相対時間が示すタイムコードの映像の静止画像201が含まれている。
【0059】
図10の画面例では,映像関連情報100のコメント,発信者IDおよび映像の静止画像201を,メインウィンドウ200の映像関連情報提示ゾーン202に,放送開始時間からの相対時間が古い順に,上から提示している。メインウィンドウ200内に配置されたスクロールバー203を操作することにより,古い映像関連情報100を閲覧することができる。また,新たに受信した映像関連情報100は,映像関連情報提示ゾーン202の最下部に追加される。
【0060】
さらに,映像関連情報100は,マウスなどのユーザインタフェースによって選択することができ,映像関連情報100が選択された状態でメインウィンドウ200内に配置された保存ボタン204を押すことで,映像関連情報100を視聴インデクス101として映像関連情報管理サーバ10に送信し,保存することができる。
【0061】
現在放送中の番組であれば,視聴シーン選択端末30に,到着順に,映像関連情報100を提示することも考えられる。また,すでに放送が終了した番組に関する情報の場合には,映像関連情報管理サーバ10に蓄積されている放送が終了している番組の映像関連情報100を,一括して視聴シーン選択端末30に配信することも考えられる。
【0062】
利用者は,提示された映像関連情報100から視聴したいシーンを選択し保存ボタン204を押すことで,視聴インデクス101としてその映像関連情報100を映像関連情報管理サーバ10に蓄積することができる。
【0063】
さらに,一定の時間に多数の映像関連情報100が含まれる場合には,一定数以上の映像関連情報100を提示しないような制御をすることも考えられる。
【0064】
また,メッセンジャーツールのように映像関連情報100を発信した利用者への返信機能を備えることも考えられる。図10の例では,メインウィンドウ200に返信ボタン205が配置されている。この返信ボタン205を押すことで,返信ウィンドウ206が表示される。この際,返信する元となった映像関連情報100と同じ相対時間を持つ映像関連情報100として,返信を扱うことができる。その返信は,映像関連情報管理サーバ10に送信され,蓄積される。
【0065】
図11は,本実施の形態におけるTV視聴端末20の画面表示例(1)を示す図である。図11の例のTV視聴端末20の表示画面は,映像提示ゾーン300と,番組情報提示ゾーン301と,映像関連情報入力ゾーン302と,いくつかのボタンとからなる。
【0066】
映像提示ゾーン300には,視聴中の番組が表示され,番組情報提示ゾーン301には,視聴中の番組の番組情報102が表示される。映像関連情報入力ゾーン302は,画面上に配置されたメッセージボタン303を操作することで表示することが可能である。映像関連情報入力ゾーン302には,キーボード等のユーザインタフェースを用いることで映像関連情報100のコメントを入力することが可能である。その横に配置された送信ボタンが押されることにより,映像関連情報100が,映像関連情報管理サーバ10に送信される。
【0067】
図12は,本実施の形態におけるTV視聴端末20のもう一つの画面表示例(2)を示す図である。図12の例は,TV視聴端末20が視聴シーン選択端末30の機能を併せ持つ場合の画面例である。図12の例のTV視聴端末20の表示画面は,映像提示ゾーン400と,番組情報提示ゾーン401と,映像関連情報入力ゾーン402と,映像関連情報提示ゾーン403と,いくつかのボタンとからなる。
【0068】
映像提示ゾーン400と,番組情報提示ゾーン401と,映像関連情報入力ゾーン402とは,それぞれ図11の映像提示ゾーン300,番組情報提示ゾーン301,映像関連情報入力ゾーン302と同様の役割を持つ。
【0069】
映像関連情報提示ゾーン403は,図10において説明した視聴シーン選択端末30のメインウィンドウ200の映像関連情報提示ゾーン202と同様の役割を持ち,視聴中の番組に関する映像関連情報100の配信を受け,その映像関連情報100が提示される。また,視聴中の番組とは別の番組の映像関連情報100を受信し,視聴インデクス101として保存することも可能である。
【0070】
図13は,映像関連情報管理サーバ10に保存しておいた視聴インデクス101を受信した場合のTV視聴端末20の画面表示例(3)を示している。このTV視聴端末20の表示画面は,映像提示ゾーン500と,番組情報提示ゾーン501と,視聴インデクス提示ゾーン502と,いくつかのボタンとからなる。これは,図12のTV放送視聴端末20の表示画面例の映像関連情報提示ゾーン403が,受信した視聴インデクス101を表示する視聴インデクス提示ゾーン502に置き換わった形となっている。なお,視聴インデクス101は,あらかじめ選択しておいた映像関連情報100であり,映像関連情報100と同一の情報を持つ。
【0071】
視聴インデクス提示ゾーン502には,映像関連情報管理サーバ10から取得した視聴インデクス101が表示される。図13の例では,映像関連情報100内に含まれる静止画像が番組ごとに一覧で表示されており,映像関連情報100内の番組コードに対応する番組のタイトルも見出しとして表示されている。
【0072】
また,各静止画像を選択したり,静止画像の上にカーソルを移動させることにより,映像関連情報100の発信者ID(発信するアカウントを特定する利用者のID)やコメントがポップアップされる。
【0073】
さらに,静止画像を選択すると,映像提示ゾーン500に,あらかじめ録画しておいた番組を,映像関連情報100の放送開始時間からの相対時間が示す時間から表示する。この際,番組情報提示ゾーン501には,再生中の番組の番組情報102を提示することも考えられる。
【0074】
さらに,保存されている視聴インデクス101ごとに一定時間映像を再生し,次に切り替えるなどのダイジェスト再生機能を組み込むことも考えられる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によって,映像を視聴中であるか,あるいはすでに視聴した視聴者が発する情報を,映像を視聴していない利用者が取得し,閲覧することが可能となる。映像を視聴していない利用者は,視聴者が発した情報を閲覧することで,視聴者が情報を付与したシーンが視聴したいシーンであるか否かの判断をすることが可能となる。
【0076】
また,映像関連情報には視聴者の発する情報に映像コード(番組コード),映像開始時間からの相対時間が含まれるため,映像関連情報を視聴者の発する情報を映像を再生する際のインデクスとして利用することが可能となり,録画してある映像から視聴したいと思ったシーンを容易に探し出すことが可能となる。
【0077】
また,視聴シーン選択端末ではどの映像に関する映像関連情報を受信するかをフィルタリングできるため,複数の番組に関する情報を同時に取得することも可能であり,様々な番組の中から視聴したいシーンを効率的に見つけ出し,視聴時のインデクスとして保存することが可能となる。
【0078】
さらに詳しくは,本発明は次のような効果がある。EPGの情報と,番組内のシーンについての他の視聴者の感想やコメント,会話といった番組内容の盛り上がり具合が確認できるような情報とを,テレビ映像が受信できないような環境,あるいはテレビ映像を受信中でまさにテレビ映像を視聴しているような環境で,参照することができるようになる。
【0079】
これにより,例えば,外出先等のテレビ映像が視聴できないような環境でも,リアルタイムに,他の視聴者の感想やコメント,会話といった番組内容の盛り上がりが確認できるような情報を視聴シーン選択端末を用いて参照し,自宅等にあるハードディスクレコーダ(HDR)に対して録画予約の指示を送ることができるようになる。
【0080】
また,テレビ映像視聴中の環境においては,自分のTV視聴端末(視聴シーン選択端末付き)で他の映像視聴者のTV視聴端末あるいは映像関連情報サーバと通信し,放送中の番組映像の視聴者の感想情報等をリアルタイムに交換することで,映像視聴者は番組視聴中に複数の裏番組の情報をリアルタイムで確認することができるようになる。
【0081】
また,映像視聴者は,複数の裏番組についてどのようなシーンが放送されているかといった情報を,テレビを見ながら特別な操作をすることなく,リアルタイムで参照することができるようになる。よって,見たい情報が表示された時点で,リモコン等を使ってチャンネルを変えるか,自動的にチャンネルを変えることにより,見たい裏番組を視聴することができる。
【0082】
また,本発明によって,EPGの情報と各番組シーンについての他の視聴者の感想情報等との両方を一括参照できるため,まずEPGを使って興味のある番組を選択し,次に選択した番組を本当に見るかどうか決定するためのシーンの情報を参照することが可能となる。よって,ユーザインタフェース操作効率における効果を生み出すことができる。
【0083】
また,本発明によって,番組映像に関するシーンの情報が映像視聴者の手によって作成,流通されるため,テレビ放送局にとっては,別途新たなコストをかけずに,番組映像の付加情報を視聴者に流通させる仕組みが実現できることになる。シーンの情報が参照されることにより,従来のEPGの情報だけでは情報が不十分なために視聴されることがないような番組が視聴される機会が,増えることも想定される。このため,テレビ放送局は,新たなコストをかけずに番組視聴率の向上が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における映像関連情報による映像視聴制御システムの構成例を示す図である。
【図2】本実施の形態におけるTV視聴端末の構成例を示す図である。
【図3】本実施の形態における映像関連情報管理サーバの動作を説明するフローチャート(1)である。
【図4】本実施の形態における視聴シーン選択端末の動作を説明するフローチャートである。
【図5】本実施の形態における映像関連情報管理サーバの動作を説明するフローチャート(2)である。
【図6】本実施の形態における映像関連情報の例を示す図である。
【図7】本実施の形態における番組情報の例を示す図である。
【図8】本実施の形態におけるカテゴリ情報テーブルの例を示す図である。
【図9】本実施の形態における配信先情報テーブルの例を示す図である。
【図10】本実施の形態における視聴シーン選択端末の画面表示例を示す図である。
【図11】本実施の形態におけるTV視聴端末の画面表示例(1)を示す図である。
【図12】本実施の形態におけるTV視聴端末の画面表示例(2)を示す図である。
【図13】本実施の形態におけるTV視聴端末の画面表示例(3)を示す図である。
【符号の説明】
10 映像関連情報管理サーバ
11 映像関連情報受信部
12 映像関連情報蓄積部
13 映像関連情報配信部
14 視聴インデクス受信部
15 視聴インデクス蓄積部
20 TV視聴端末
21 TV放送受信部
22 放送番組蓄積部
23 視聴制御部
24 番組提示部
25 映像関連情報送信部
26 視聴インデクス受信部
30 視聴シーン選択端末
31 映像関連情報受信部
32 映像関連情報提示部
33 視聴インデクス選択部
34 視聴インデクス送信部

Claims (10)

  1. 映像関連情報管理サーバと,その映像関連情報管理サーバに通信回線によって接続される複数の視聴シーン選択端末とからなる映像関連情報による映像視聴制御システムであって,
    前記映像関連情報管理サーバは,
    映像視聴者から発信された視聴している映像を特定することができる映像の識別情報と映像開始時間からの相対時間と視聴している映像に対するコメント情報とを少なくとも含む映像関連情報を受信する手段と,
    受信した映像関連情報を蓄積する手段と,
    蓄積した映像関連情報を前記視聴シーン選択端末に配信する手段とを備え,
    前記視聴シーン選択端末は,
    前記映像関連情報管理サーバから配信される前記映像関連情報を受信する手段と,
    受信した映像関連情報を利用者に提示する手段と,
    提示した映像関連情報を利用者の指定により視聴インデクスとして選択する手段とを備える
    ことを特徴とする映像視聴制御システム。
  2. 請求項1に記載の映像視聴制御システムにおいて,
    前記視聴シーン選択端末は,前記選択した視聴インデクスを前記映像関連情報管理サーバに送信する手段を備え,
    前記映像関連情報管理サーバは,前記視聴シーン選択端末から受信した視聴インデクスを蓄積し,録画済み映像視聴時のインデクスとして映像を視聴する端末に利用させる手段を備える
    ことを特徴とする映像視聴制御システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載された映像視聴制御システムにおいて,
    前記視聴シーン選択端末または前記映像関連情報管理サーバは,
    前記視聴シーン選択端末の利用者からの入力情報に従って,前記視聴シーン選択端末が利用者に提示する映像関連情報または前記映像関連情報管理サーバが前記視聴シーン選択端末に配信する映像関連情報をフィルタリングする手段を備える
    ことを特徴とする映像視聴制御システム。
  4. 複数の視聴シーン選択端末に通信回線によって接続される映像関連情報管理サーバであって,
    映像視聴者から発信された視聴している映像を特定することができる映像の識別情報と映像開始時間からの相対時間と視聴している映像に対するコメント情報とを少なくとも含む映像関連情報を受信する手段と,
    受信した映像関連情報を蓄積する手段と,
    蓄積した映像関連情報を前記視聴シーン選択端末に配信する手段と,
    前記視聴シーン選択端末から受信した視聴インデクスを蓄積し,録画済み映像視聴時のインデクスとして映像を視聴する端末に利用させる手段とを備える
    ことを特徴とする映像関連情報管理サーバ。
  5. 映像視聴者から発信された視聴している映像を特定することができる映像の識別情報と映像開始時間からの相対時間と視聴している映像に対するコメント情報とを少なくとも含む映像関連情報を蓄積し管理する映像関連情報管理サーバに通信回線によって接続される視聴シーン選択端末であって,
    前記映像関連情報管理サーバから配信される前記映像関連情報を受信する手段と,
    受信した映像関連情報を利用者に提示する手段と,
    提示した映像関連情報を利用者の指定により視聴インデクスとして選択する手段と,
    選択した視聴インデクスを前記映像関連情報管理サーバに送信する手段とを備える
    ことを特徴とする視聴シーン選択端末。
  6. 映像関連情報管理サーバと,その映像関連情報管理サーバに通信回線によって接続される複数の視聴シーン選択端末とからなる映像視聴制御システムにおける映像関連情報による映像視聴制御方法であって,
    前記映像関連情報管理サーバが,映像視聴者から発信された視聴している映像を特定することができる映像の識別情報と映像開始時間からの相対時間と視聴している映像に対するコメント情報とを少なくとも含む映像関連情報を受信する過程と,
    前記映像関連情報管理サーバが,受信した映像関連情報を蓄積する過程と,
    前記映像関連情報管理サーバが,蓄積した映像関連情報を前記視聴シーン選択端末に配信する過程と,
    前記視聴シーン選択端末が,前記映像関連情報管理サーバから配信される前記映像関連情報を受信する過程と,
    前記視聴シーン選択端末が,受信した映像関連情報を利用者に提示する過程と,
    前記視聴シーン選択端末が,提示した映像関連情報を利用者の指定により視聴インデクスとして選択する過程とを有する
    ことを特徴とする映像視聴制御方法。
  7. 複数の視聴シーン選択端末に通信回線によって接続される映像関連情報管理サーバのコンピュータに実行させるための映像関連情報管理プログラムであって,
    映像視聴者から発信された視聴している映像を特定することができる映像の識別情報と映像開始時間からの相対時間と視聴している映像に対するコメント情報とを少なくとも含む映像関連情報を受信する処理と,
    受信した映像関連情報を蓄積する処理と,
    蓄積した映像関連情報を前記視聴シーン選択端末に配信する処理と,
    前記視聴シーン選択端末から受信した視聴インデクスを蓄積し,録画済み映像視聴時のインデクスとして映像を視聴する端末に利用させる処理とを,
    コンピュータに実行させるための映像関連情報管理プログラム。
  8. 映像視聴者から発信された視聴している映像を特定することができる映像の識別情報と映像開始時間からの相対時間と視聴している映像に対するコメント情報とを含む映像関連情報を蓄積し管理する映像関連情報管理サーバに通信回線によって接続される視聴シーン選択端末のコンピュータに実行させるための視聴シーン選択プログラムであって,
    前記映像関連情報管理サーバから配信される前記映像関連情報を受信する処理と,
    受信した映像関連情報を利用者に提示する処理と,
    提示した映像関連情報を利用者の指定により視聴インデクスとして選択する処理と,
    選択した視聴インデクスを前記映像関連情報管理サーバに送信する処理とを,
    コンピュータに実行させるための視聴シーン選択プログラム。
  9. 複数の視聴シーン選択端末に通信回線によって接続される映像関連情報管理サーバのコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した映像関連情報管理プログラムの記録媒体であって,
    映像視聴者から発信された視聴している映像を特定することができる映像の識別情報と映像開始時間からの相対時間と視聴している映像に対するコメント情報とを少なくとも含む映像関連情報を受信する処理と,
    受信した映像関連情報を蓄積する処理と,
    蓄積した映像関連情報を前記視聴シーン選択端末に配信する処理と,
    前記視聴シーン選択端末から受信した視聴インデクスを蓄積し,録画済み映像視聴時のインデクスとして映像を視聴する端末に利用させる処理とを,
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した映像関連情報管理プログラムの記録媒体。
  10. 映像視聴者から発信された視聴している映像を特定することができる映像の識別情報と映像開始時間からの相対時間と視聴している映像に対するコメント情報とを含む映像関連情報を蓄積し管理する映像関連情報管理サーバに通信回線によって接続される視聴シーン選択端末のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した視聴シーン選択プログラムの記録媒体であって,
    前記映像関連情報管理サーバから配信される前記映像関連情報を受信する処理と,
    受信した映像関連情報を利用者に提示する処理と,
    提示した映像関連情報を利用者の指定により視聴インデクスとして選択する処理と,
    選択した視聴インデクスを前記映像関連情報管理サーバに送信する処理とを,
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した視聴シーン選択プログラムの記録媒体。
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