JP2019176301A - 同報無線システム、及び音声メッセージの再生方法 - Google Patents

同報無線システム、及び音声メッセージの再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同報通信システムにおいて、複数多言語で音声メッセージを時差放送で拡声出力するに際し、通報時間を短縮する技術を提供する。【解決手段】同報無線システム100は、親局操作卓1と、無線装置2と、受信機3と、多言語通報設備5とを備える。受信機3は、属するグループによって第1群受信機31と、第2群受信機32と、第3群受信機33に分かれ、音声メッセージの言語種別と、グループに応じて設定された、言語の再生順番に基づいて、音声メッセージを再生する。【選択図】 図1

Description

本発明は、同報無線システム及び音声メッセージの再生方法に係り、特に、親局と複数の子局とを備え、親局から子局へ複数の言語の音声メッセージを放送する同報無線システム及び音声メッセージの再生方法に関する。
例えば、一般的な同報無線システムでは、行政機関にセンター局(親局)を設置し、行政管轄地区の屋外や施設内に複数の端末局装置(子局)を設置して、センター局装置から災害関連情報等の報知情報をこれら端末局装置へ同報無線送信し、各端末局装置で受信した報知情報をスピーカから拡声出力する。
また、同報無線システムに付随して備え付けられる多言語通報機能を用いて、日本語に不慣れな外国籍等の方へ向けた報知情報を無線送信する技術もある(例えば、特許文献1参照)。この技術では、「市町村デジタル同報システム」(ARIB STD−T86、社団法人電波産業会)をベースとして、利便性を向上させている。
特開2003−337987号公報
ところで、同報無線システムに付随して備え付けられる多言語通報機能と時差通報機能の両方を使用して防災無線通報を行うと、多言語通報の数に時差放送の数を掛け算した数の通報を行うことになる。このため、防災無線が活用される災害発生時の緊急通報等、即座に地域住民および外国籍の方に報知情報を伝達出来ないという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みなされたもので、上記課題を解決することを目的とする。
本発明は、親局と複数の子局とを備え、前記親局から前記子局へ複数の言語の音声メッセージを放送する同報無線システムであって、前記親局は、複数の言語の音声メッセージと、前記音声メッセージの言語種別と、を前記子局へ送信し、前記子局は、自局が属するグループに応じて設定された、言語の再生順番と、受信した前記音声メッセージに紐づいた言語種別と、に基づいて、前記音声メッセージを再生する。
また、前記複数の子局は、それぞれ異なるグループに属しており、他のグループと同時に異なる言語で再生する順番で、前記音声メッセージを再生してもよい。
また、前記親局は、前記音声メッセージの再生指示を前記子局へ送信し、前記子局は、前記再生指示を受信すると、前記親局から受信した前記音声メッセージを再生してもよい。
また、前記子局は、所定の言語を1回目に再生するよう設定されており、自局が属するグループに応じた順番で時差再生してもよい。
本発明は、親局から子局へ複数の言語の音声メッセージを放送し、複数の言語の音声メッセージと、前記音声メッセージに紐づいた言語種別と、前記子局が属するグループに応じて設定された、言語の再生順番と、に基づいて、前記音声メッセージを再生する。
また、前記複数の言語のうち、所定の一つの言語の音声メッセージの再生は、前記複数の子局が属するグループに応じた順番で、1回目に時差再生してもよい。
本発明よれば、同報通信において、複数多言語で音声メッセージを時差放送で拡声出力するに際し、通報時間を短縮することができる。
実施形態に係る、同報無線システムの概略構成を示す図である。 実施形態に係る、受信機(第1〜第3群受信機)と設置エリアの関係を示した図である。 実施形態に係る、同報無線システムにおいて親局操作卓に接続した多言語通報設備から多言語音声メッセージを同報通報するときのシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る同報無線システム100の概略構成を示す図である。また、図2は、受信機3(第1群受信機31、第2群受信機32、第3群受信機33)と設置エリアの関係を示した図である。同報無線システム100は、市区町村などの防災に関するデジタル同報無線システムであって、例えば、災害時に行政機関から住民に対して災害関連情報を報知する等の用途として用いられる。
同報無線システム100は、親局操作卓1と、無線装置2と、複数の受信機3と、多言語通報設備5とを備える。親局操作卓1と、無線装置2と、多言語通報設備5は、例えば、市町村等の庁舎内に設置される。親局操作卓1と無線装置2は、いわゆるセンター局装置(親局)として機能し、傘下の受信機3に同報無線回線を利用して、端末局装置(子局)である受信機3と通信する。
具体的には、センター局装置である親局操作卓1から同報無線送信した報知情報を所定の場所に設置された複数の受信機3で受信して出力する。具体例として、60MHz帯(54〜70MHz)における市町村デジタル防災無線通信方式であるTDMA−TDD方式による防災行政用のデジタル同報無線システムにおいて、同報無線回線を利用してセンター局装置(親局操作卓1、無線装置2)と受信機3との間で音声情報や他の符号情報等による通報を行う機能を備える。
受信機3は、固定的に設置されるような端末装置(子局)に適用されてもよいし、携帯電話のように移動可能な端末装置(子局)に適用されてもよい。ここでは、受信機3はそれぞれの地域の場所に設置されているか、或いは市町村内の住居に戸別毎(世帯毎)に設置されている或いはそれぞれの人(所有者)により携帯されている。
受信機3は、第1群受信機31と、第2群受信機32と、第3群受信機33とから構成される。具体的には、図2に示すように、第1群受信機31は、中心の円形エリアである第1エリアA1に設置される。第2群受信機32は、第2エリアA2より外側の環状の第2エリアA2に設置される。第3エリアA3は第3エリアA3より外側の環状の第3エリアA3に設置される。第1群受信機31、第2群受信機32及び第3群受信機33には、取得し複数カ国の音声メッセージをどのような順番で再生するかが予め設定されている。または、親局操作卓1から属するグループ毎の再生順番の指示を受ける。
なお、第1群受信機31、第2群受信機32及び第3群受信機33は、固定的に設置されるタイプか移動端末のタイプかは特に限定せず、同じグループ内であっても異なるタイプのものが設置されてもよい。
また、エリアの分け方は、図2のような円形以外でも良く、任意の形としてもよい。一般的には、なるべく早く多くの住民に対して報知するため、1回目に放送するエリアは、可能な限り広いエリアとする。そして、1回目の放送が届かないエリアは、他のエリアで補間する。これ以外でも、例えば、特定の外国人が多いエリアで分けてもよい。
多言語通報設備5は、親局操作卓1に接続され、生成した複数の多言語音声メッセージを、親局操作卓1へ登録する。具体的には、多言語通報設備5は、所定の言語(一般には母国語)のメッセージを文字メッセージとして入力すると、他の言語へ翻訳変換し、翻訳変換した言語の文字メッセージを音声合成変換することで音声メッセージを生成し、翻訳した言語の種別と紐づけて親局操作卓1に登録する。
なお、本実施形態では、同報無線システム100に含む構成としているが、同報無線システム100より上位の装置として親局操作卓1に接続されてもよい。
親局操作卓1は、登録した内容に従って、無線装置2から受信機3との間において同報無線回線を利用して、選択呼出信号の伝送を行うことにより、呼出先に指定された受信機3に対して拡声通報を起動させる。その後、親局操作卓1から複数の言語の音声メッセージを再生出力し、受信した受信機3は、自身に接続したスピーカから複数の言語の音声メッセージを時差放送によって拡声出力する。
受信機3は、所定の再生手段が、複数の言語の音声メッセージを設定された順番に再生する。このとき、第1群受信機31、第2群受信機32、第3群受信機33が、同一言語の音声メッセージを同時に再生すると、各受信機の音達範囲が重なっているエリアでは音が重なってしまい、音声メッセージが聞き取りにくくなってしまう。そのため、異なるエリア同士の受信機3は、異なる言語の音声メッセージを同時に再生することが望ましい。以下、多言語音声メッセージの時差放送について具体的に説明する。
図3は、上述した同報無線システム100において親局操作卓1に接続した多言語通報設備5から多言語音声メッセージを同報通報するときのシーケンスを示している。管理者等が多言語通報設備5に、第1言語(ここでは日本語)で文字入力を行う(S1)。例えば、「こちらはぼうさい〇〇です。〇〇川が警戒水位を超えました。・・・」というメッセージが入力される。
多言語通報設備5は、入力されたメッセージの多言語変換処理を行う(S2)。ここでは、入力された第1言語(日本語)以外に2つの言語、例えば第2言語として「英語」と、第3言語として「中国語」に翻訳・変換される。変換処理後、多言語通報設備5は、親局操作卓1のサーバ11に対して録音起動の要求及び録音音声信号(各言語の音声データ)の転送を行う(S3)。このとき、各言語の録音音声信号には、それぞれ言語種別が付与されて転送される。
次に、親局操作卓1のサーバ11は、主制御部12に対して、1ヵ国目(第1言語)の録音要求の指示を行う(S4)。さらに、主制御部12は、防災無線録音起動処理行う(S5)。すなわち、主制御部12は、無線装置2から受信機3(第1群受信機31、第2群受信機32、第3群受信機33)との間において同報無線回線を利用して、選択呼出信号の伝送を行い、受信機3に対して録音の機能を起動させる。このとき、無線装置2から受信機3に対して、何の言語の音声メッセージを録音するかを示すため、言語種別(日本語)を送信する。なお、録音の機能を起動する指示は、選択呼出ではなく、ブロードキャストでもよい。
つづいて、主制御部12は、無線装置2を介して1ヵ国目の音声メッセージを出力する(S6)。受信機3は、1ヵ国目の音声メッセージを録音し、言語種別(日本語)と紐づけて保存する。その出力が終了すると、主制御部12は、無線装置2を介して受信機3(第1群受信機31、第2群受信機32、第3群受信機33)に録音防災無線録音起動が終了した旨を通知する(S7)。
1ヵ国目の録音処理が終了すると、その処理と同様に2ヵ国目の録音処理が開始する。すなわち、サーバ11は、主制御部12に対して、2ヵ国目(第2言語)の録音要求の指示を行う(S8)。さらに、主制御部12は、防災無線録音起動処理行う(S9)。このとき、無線装置2から受信機3に対して、言語種別(英語)を送信する。
受信機3の起動後、主制御部12は、無線装置2を介して2ヵ国目の音声メッセージを出力する(S10)。受信機3は、2ヵ国目の音声メッセージを録音し、言語種別(英語)と紐づけて保存する。その出力が終了すると、主制御部12は、無線装置2を介して受信機3に録音防災無線録音起動が終了した旨を通知する(S11)。
2ヵ国目の録音処理が終了すると、その処理と同様に3ヵ国目の録音処理が開始する。すなわち、サーバ11は、主制御部12に対して、3ヵ国目(第3言語)の録音要求の指示を行う(S12)。さらに、主制御部12は、防災無線録音起動処理行う(S13)。このとき、無線装置2から受信機3に対して、言語種別(中国語)を送信する。
受信機3の起動後、主制御部12は、無線装置2を介して3ヵ国目の音声メッセージを出力する(S14)。受信機3は、3ヵ国目の音声メッセージを録音し、言語種別(中国語)と紐づけて保存する。その出力が終了すると、主制御部12は、無線装置2を介して受信機3に録音防災無線録音起動が終了した旨を通知する(S15)。
全ての言語、ここでは3ヵ国の言語について、受信機3での録音処理が終了すると、次の再生処理が行われる(S16〜S24)。なお、受信機3は、自局が属するエリアに応じた、言語の再生順番を予め記憶しており、その言語の再生順番と、録音した音声メッセージに紐づいた言語種別と、に基づいて、どの言語の音声メッセージを再生するか判断する。本実施形態では、第1群受信機31は、1ヵ国目の言語、3ヵ国目の言語、2ヵ国目の言語、第2群受信機32は、2ヵ国目の言語、1ヵ国目の言語、3ヵ国目の言語、第3群受信機33は、3ヵ国目の言語、2ヶ国目の言語、1ヵ国目の言語の順番で再生するよう設定されているものとする。サーバ11は、まず、主制御部12に対して1回目の再生起動の指示を行うように通知する(S16)。主制御部12は、無線装置2から受信機3に対して1回目の防災無線の再生起動を通知させる(S17)。これにより、親局操作卓1は、各エリアに属する受信機3へ1回目の再生指示を送ることができる。
このとき、通知を受けた受信機3は、自局が属するエリアに応じた言語の再生順番に基づいて、1回目の再生を開始する。時差Aの第1群受信機31は、1カ国目(日本語)の音声メッセージを再生する。時差Bの第2群受信機32は2カ国目(英語)の音声メッセージを再生する。時差Cの第3群受信機33は、3カ国目(中国語)の音声メッセージを再生する。
主制御部12は、3カ国の言語の音声メッセージのうち、最も再生時間が長い音声メッセージの再生が終了したら、全ての受信機3に対して防災無線再生起動終了を指示する(S18)。受信機3は、その終了の通知を受け、1回目の再生起動を終了する。
つぎに、サーバ11は、主制御部12に対して2回目の再生起動の指示を行うように通知する(S19)。主制御部12は、無線装置2から受信機3に対して2回目の防災無線の再生起動を通知させる(S20)。これにより、親局操作卓1は、各エリアに属する受信機3へ2回目の再生指示を送ることができる。
このとき、受信機3は、その通知によって、2回目の再生を開始する。時差Aの第1群受信機31は、3カ国目(中国語)の音声メッセージを再生する。時差Bの第2群受信機32は1カ国目(日本語)の音声メッセージを再生する。時差Cの第3群受信機33は、2カ国目(英語)の音声メッセージを再生する。
主制御部12は、3カ国の言語の音声メッセージのうち、最も再生時間が長い音声メッセージの再生が終了したら、全ての受信機3に対して防災無線再生起動終了を指示する(S21)。受信機3は、その終了の通知を受け、2回目の再生起動を終了する。
最後に、サーバ11は、主制御部12に対して3回目の再生起動の指示を行うように通知する(S22)。主制御部12は、無線装置2から受信機3に対して3回目の防災無線の再生起動を通知させる(S23)。これにより、親局操作卓1は、各エリアに属する受信機3へ3回目の再生指示を送ることができる。
このとき、受信機3は、その通知によって、3回目の再生を開始する。時差Aの第1群受信機31は、2カ国目(英語)の音声メッセージを再生する。時差Bの第2群受信機32は3カ国目(中国語)の音声メッセージを再生する。時差Cの第3群受信機33は、1カ国目(日本語)の音声メッセージを再生する。
主制御部12は、3カ国の言語の音声メッセージのうち、最も再生時間が長い音声メッセージの再生が終了したら、全ての受信機3に対して防災無線再生起動終了を指示する(S24)。受信機3は、その終了の通知を受け、再生起動を終了する。
なお、上記処理において、親局操作卓1(サーバ11)が再生起動の信号を送信する間隔は、あらかじめ決められていてもよいし、放送内容に合わせて動的に変化させてもよい。後者の場合、各言語で放送時間(音声メッセージの再生時間)が異なるため、最も放送時間(音声メッセージの再生時間)が長い言語に合わせて放送間隔を設定することが好ましい。これにより、再生が完了する前に、次の言語の再生が開始することを防ぐことができる。
また、サーバ11は、再生起動の指示を3度出力したが、1度の指示のみでもよく、その場合、その指示の中に各回の再生タイミングが分かる指示が含まれればよい。すなわち、最も長い再生時間の音声メッセージが最後まで再生できる長さが確保されて次の再生となるようにすればよい。
以上により、複数の多言語音声メッセージを時差放送で再生する場合、予めスピーカの音響伝達範囲が重なってしまう端末局装置(受信機3)同士であっても、異なる多言語を同時再生するならば、報知情報の認知度が失われないことを利用し、全体の通報時間を短縮することが出来る。ここでは、本来、合計9回の音声メッセージの再生する期間が必要なところ、本実施形態では、3回の音声メッセージを再生する期間のみで、多言語の時差放送が可能になる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、最初のメッセージ出力のタイミングである1回目の再生(図3ではS16〜S18に相当するステップ)では、時差Aの第1群受信機31、時差Bの第2群受信機32、時差Cの第3群受信機33のいずれのグループの受信機3においても、同じ1ヵ国目のメッセージを出力する。そして、2回目以降の再生において、第1群受信機31、第2群受信機32及び第3群受信機33は、それぞれ異なる言語の音声メッセージを出力する。なお、同じ1カ国目の音声メッセージを出力する際に、異なるグループの受信機3は、例えば再生速度や再生ピッチを変化させて、一定の識別力を持たせ聞きづらさを低減させてもよい。
またこの場合、同じ言語の音声メッセージを同じタイミングで再生することはできないため、必然的に1回目の再生は、背景技術と同様に、第1群受信機31、第2群受信機32、第3群受信機33で時差再生とし、2カ国目の音声メッセージの再生以降に、上記の実施形態と同様の処理となる。すなわち、各受信機3は、所定の言語(本変形例では、1ヵ国目の言語)を1回目に再生するよう設定されており、自局が属するグループに応じた順番で時差再生する。ただし、全ての言語の録音を待つ必要はないため、1ヶ国目の言語の録音が完了した後、2ヶ国目の言語の録音と並列して、1ヶ国目の音声メッセージの再生を開始してもよい。2ヶ国目以降の言語は、上述と同様に、全ての言語の録音が完了した後に再生する。
この変形例により、どのエリアにおいても、最も人数が多い現地人の言語を第1言語とした放送を第1報とすることができる。1回目の放送は、従来と同様の時差再生となるが、2回目以降の再生回数を従来よりも減らすことができる。
1 親局操作卓
2 無線装置
3 受信機
5 多言語通報設備
31 第1群受信機
32 第2群受信機
33 第3群受信機
100 同報無線システム
A1 第1エリア
A2 第2エリア
A3 第3エリア

Claims (6)

  1. 親局と複数の子局とを備え、前記親局から前記子局へ複数の言語の音声メッセージを放送する同報無線システムであって、
    前記親局は、複数の言語の音声メッセージと、前記音声メッセージの言語種別と、を前記子局へ送信し、
    前記子局は、自局が属するグループに応じて設定された、言語の順番と、受信した前記音声メッセージに紐づいた言語種別と、に基づいて、前記音声メッセージを再生する
    ことを特徴とする同報無線システム。
  2. 前記複数の子局は、それぞれ異なるグループに属しており、他のグループと同時に異なる言語で再生する順番で、前記音声メッセージを再生する
    ことを特徴とする請求項1に記載の同報無線システム。
  3. 前記親局は、前記音声メッセージの再生指示を前記子局へ送信し、
    前記子局は、前記再生指示を受信すると、前記親局から受信した前記音声メッセージを再生する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の同報無線システム。
  4. 前記子局は、所定の言語を1回目に再生するよう設定されており、自局が属するグループに応じた順番で時差再生する
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載の同報無線システム。
  5. 親局から複数の子局へ複数の言語の音声メッセージを放送し、
    複数の言語の音声メッセージと、前記音声メッセージに紐づいた言語種別と、前記子局が属するグループに応じて設定された、言語の再生順番と、に基づいて、前記音声メッセージを再生する
    ことを特徴とする音声メッセージの再生方法。
  6. 前記複数の言語のうち、所定の一つの言語の音声メッセージの再生は、前記複数の子局が属するグループに応じた順番で、1回目に時差再生する
    ことを特徴とする請求項5に記載の音声メッセージの再生方法。
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