JP6431578B2 - 無線通信システム、中継装置および受信装置 - Google Patents
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Description
地区放送システムの親局では、同報系システムの子局から受信したアナログオーディオ信号をデジタル化し、AMBE+2で音声符号化して、地区放送システムの子局へ無線送信する。また、地区放送システムの親局では、同報系システムの子局から受信したアナログオーディオ信号(音声信号や音楽信号)を、正常に再生し放送することが可能である。
本発明は、上述したような従来の課題を解決するために為されたもので、受信装置の音声復号化方式が特定音の再生に適していない場合においても、送信装置からの特定音を、受信装置において適切な音で出力することのできる無線通信システムを提供することを目的とする。
送信装置から無線送信された音情報を、中継装置を介して受信装置で受信して出力する無線通信システムであって、
前記送信装置は、特定音種の音情報である第1の音情報を送信する場合に、前記第1の音情報とともに、前記第1の音情報を特定する制御情報を送信し、
前記中継装置は、前記送信装置から前記制御情報を受信すると、該受信した制御情報を無線送信し、
前記受信装置は、記憶部を備え、予め前記第1の音情報を前記制御情報と対応付けて前記記憶部に記憶しておき、前記中継装置から前記制御情報を受信すると、該受信した制御情報に基づき前記記憶部から前記第1の音情報を読み出して音で出力することを特徴とする無線通信システム。
送信装置から無線送信された情報を、中継装置を介して受信装置が受信する無線通信システムであって、
前記送信装置は、特定音種の音情報を送信する場合に、前記音情報とともに、前記音情報を特定する制御情報と、アドレス情報とを送信し、
前記中継装置は、前記送信装置から前記音情報と前記制御情報と前記アドレス情報とを受信すると、前記アドレス情報に基づいて、前記制御情報の無線送信を実行するか否かと、前記音情報の音での出力を実行するか否かを決定し、
前記受信装置は、記憶部を備え、予め前記音情報を前記制御情報と対応付けて前記記憶部に記憶しておき、前記中継装置から前記制御情報を受信すると、該受信した制御情報に基づき前記記憶部から前記音情報を読み出して音で出力することを特徴とする無線通信システム。
本発明の第1実施形態の無線通信システムについて、図1を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態における無線通信システムの構成を示す図であり、例えば、同報系システム(同報系防災行政無線システム)と地区放送システム(地区放送無線システム)とが接続され連動されるように構成された無線通信システムの構成例を示す図である。
図1の無線通信システムにおいて、同報系システムの同報系親局10に、同報系システムの同報系子局20が、例えば60MHz帯のデジタル無線周波数信号により無線接続されている。例えば、このデジタル無線通信の変調方式は16QAM方式、音声符号化及び復号化方式はS−CODECである。図1では、同報系子局20は1つ図示しているが、2つ以上とすることも可能である。
放送卓30と無線装置39とを含むように、地区放送システムの地区親局40が構成される。
無線装置39は、放送卓30から受信したデジタル音声信号37や制御信号(b)38を、4値FSK方式で変調し、それぞれ、デジタル音声情報やデジタル制御情報として地区子局50へ無線送信する。
なお、1つの無線装置39と無線接続される地区子局50は、図1では1つだが、複数存在することができる。地区子局50は、例えば、戸別受信機である。
まず、同報系親局10から、デジタル無線通信(変調方式は16QAM方式)を用いて、第1の音声符号器(S−CODEC)により音声符号化された音声情報が、同報系子局20へ無線送信される。
まず、同報系親局10から、デジタル無線通信(変調方式は16QAM方式)を用いて、第1の音声符号器(S−CODEC)により音声符号化された音楽情報と、該音楽情報を特定する制御情報とが、同報系子局20へ無線送信される。
まず、同報系親局10から、デジタル無線通信(変調方式は16QAM方式)により、音楽データが、同報系子局20へ無線送信される。この音楽データは、音楽情報と該音楽情報を特定する識別子とを含む。
同報系子局20は、同報系親局10から音楽データを受信すると、受信した音楽データを、デジタル信号のまま、地区親局40へ有線で送信する。
地区子局50は、地区親局40から受信した音楽データを、地区子局50の記憶部に記憶する。
図8のデジタル信号は、信号の先頭から順に、30ビット以上のビット同期信号、31ビットのフレーム同期信号、416ビットのデータ信号で構成されている。ビット同期信号は01の繰り返し信号であり、フレーム同期信号は4ビットのキャラクタパターンで構成され、いずれも受信側で同期を取るための同期信号である。
同報系親局10から受信した通信内容情報が、同報系子局20と当該同報系子局20に放送卓30を介して接続された地区子局50とを宛先とする場合、つまり、同報系親局10から受信した通信内容情報の宛先アドレスが、子局記憶部22に記憶された自局アドレスと上記地区子局50のアドレスとを含む場合は、子局制御部21は次の(a)、(b)のように動作する。子局制御部21は、第1の音声復号器(S−CODEC)を備える。
同期バーストは、受信側で同期をとるためのものであり、割り当てられた無線チャネルにおける通信時において、通信チャネルの前に送信するバーストデータである。図9に示すように、同期バーストは、プリアンブル(P)、同期ワード(SW)、無線情報チャネル(RICH)、低速付随制御チャネル(SACCH)、パラメータ情報チャネル(PICH)を含むように、408ビット以上で構成される。
(f)同報系子局20から受信したアナログオーディオ信号27が音声情報である場合は、放送卓制御部31は、アナログオーディオ信号27を、スピーカ34から音で出力するとともに、第2の音声符号器(AMBE+2)で音声符号化して、デジタル音声信号37として無線装置39へ送信する。
(g)同報系子局20から受信したアナログオーディオ信号27が音楽情報である場合は、放送卓制御部31は、アナログオーディオ信号27をスピーカ34から音で出力するとともに、アナログオーディオ信号27を音声符号化せず、デジタル音声信号37を送信しない。そして、放送卓制御部31は、音楽情報を特定する制御信号(a)28を、制御信号(b)38として、無線装置39へ送信する。
図7に示すように、地区子局50は、地区子局制御部51と、地区子局記憶部52と、送信部53と、受信部54と、送受信を切換える切換スイッチ55と、アンテナ55aと、操作表示部57と、マイク58と、スピーカ59とを備える。
(h)地区親局40から音声情報を受信した場合は、地区子局制御部51は、該音声情報を第2の音声復号器(AMBE+2)で音声復号化してスピーカ59へ出力する。
(k)地区親局40から音楽情報を特定する制御情報を受信した場合は、地区子局制御部51は、該制御情報と対応する音楽情報を記憶部52から読み出し、スピーカ59へ出力する。
また、子局記憶部22、放送卓記憶部32、地区子局記憶部52は、半導体メモリやハードディスク装置等により構成することができる。
SACCH内の送信元情報に基づき、地区子局50が接続されている地区親局40からの
送信信号か否かを判別する。接続されている地区親局40からの送信信号である場合、地
区子局50は、TCH(TCH1及び2)の宛先情報に基づき、自局宛の放送情報かを判
別する。自局宛の場合、以降に送信されてくる情報を有効データとして処理する。
テップS3)。音声通話のTCHの情報量は多いので、複数の通信チャネルSCに分割し
て、それぞれ1回だけ送信する。RICHには、TCH(TCH1及び2)が音声データ
であるとの情報、TCH(TCH1及び2)には、AMBE+2で音声符号化処理された
音声データの情報が含まれている。
SACCH内の送信元情報に基づき、地区子局50が接続されている地区親局40からの
送信信号か否かを判別する。接続されている地区親局40からの送信信号である場合、地
区子局50は、通信チャネルSCのRICHに基づき、TCH(TCH1及び2)が音声
情報であると判別し、TCH(TCH1及び2)中の音声符号化処理された音声情報を、
AMBE+2で復号化し、音声信号としてスピーカ59から出力する。
一内容で所定回数繰り返し送信する(ステップS4)。通信チャネルSCのRICHには
、TCHに有効な情報がないことを示すアイドル情報、SACCHには、送信元情報と終
話を指示する終話指示情報とが含まれている。
SACCH内の送信元情報に基づき、地区子局50が接続されている地区親局40からの
送信信号か否かを判別する。接続されている地区親局40からの送信信号である場合、地
区子局50は、SACCHの終話指示情報に基づき、通信の終話処理を行う。
信制御シーケンスについて、詳しく説明する。図12は、第1実施形態の音楽放送時にお
ける地区親局から地区子局までの通信制御シーケンスである。
り返し送信する(図12のステップS11)。同期バーストSB0の含む情報は、図11
のステップS1での説明と同様である。
地区子局50は、同期バーストSB0を受信すると、図11のステップS1に対する処
理と同様の処理を行う。
返し送信する(ステップS12)。この通信チャネルSCの含む情報は、図11のステッ
プS2での説明と同様である。
地区子局50は、放送種別の通信チャネルSCを受信すると、図11のステップS2に
対する処理と同様の処理を行う。つまり、自局宛の放送情報かを判別する。自局宛の場合
、以降に送信されてくる情報を有効データとして処理する。
定する制御情報である音楽指定情報を送信するための通信チャネルSCを、所定回数繰り
返し送信する(ステップS13)。RICHには、TCH(TCH1及び2)が非音声情
報であるとの情報、TCH(TCH1及び2)には、音楽情報を指定する音楽指定情報(
音楽情報を特定する識別子)が含まれている。
、SACCH内の送信元情報に基づき、地区子局50が接続されている地区親局40から
の送信信号か否かを判別する。接続されている地区親局40からの送信信号である場合、
地区子局50は、非音声通信の通信チャネルSCのTCH(TCH1及び2)の音楽指定
情報で指定された音楽情報を、地区子局記憶部52から読み出し、スピーカ59から出力
する。
、所定回数繰り返し送信する(ステップS14)。終話指示の通信チャネルSCの含む情
報は、図11のステップS4での説明と同様である。
地区子局50は、終話指示の通信チャネルSCを受信すると、図11のステップS4に
対する処理と同様の処理を行う。
までの、通信制御シーケンスについて、詳しく説明する。図13は、第1実施形態におけ
る音声及び音楽放送時の通信制御シーケンスである。
する(図13のステップS21)。同期バーストSB0の含む情報は、図11のステップ
S1での説明と同様である。
地区子局50は、同期バーストSB0を受信すると、図11のステップS1に対する処
理と同様の処理を行う。
ステップS22)。放送種別の通信チャネルSCの含む情報は、図11のステップS2で
の説明と同様である。
地区子局50は、放送種別の通信チャネルSCを受信すると、図11のステップS2に
対する処理と同様の処理を行う。
する(ステップS23)。音声通話の通信チャネルSCの含む情報は、図11のステップ
S3での説明と同様である。
地区子局50は、音声通話の通信チャネルSCを受信すると、図11のステップS3に
対する処理と同様の処理を行う。
定する音楽指定情報送信のための通信チャネルSCを、所定回数繰り返し送信する(ステ
ップS24)。非音声通信の通信チャネルSCの含む情報は、図12のステップS13で
の説明と同様である。
地区子局50は、非音声通信の通信チャネルSCを受信すると、図12のステップS1
3に対する処理と同様の処理を行う。
する(ステップS25)。音声通話の通信チャネルSCの含む情報は、図11のステップ
S3での説明と同様である。
地区子局50は、音声通話の通信チャネルSCを受信すると、図11のステップS3に
対する処理と同様の処理を行う。
定する音楽指定情報送信のための通信チャネルSCを、所定回数繰り返し送信する(ステ
ップS26)。非音声通信の通信チャネルSCの含む情報は、図12のステップS13で
の説明と同様である。
地区子局50は、非音声通信の通信チャネルSCを受信すると、図12のステップS1
3に対する処理と同様の処理を行う。
チャネルSCを、所定回数繰り返し送信する(ステップS27)。終話指示の通信チャネ
ルSCの含む情報は、図11のステップS4での説明と同様である。
地区子局50は、終話指示の通信チャネルSCを受信すると、図11のステップS4に
対する処理と同様の処理を行う。
より、地区子局側も音声と音楽をそれぞれ出力することができる。
通信制御シーケンスについて、詳しく説明する。図14は、第1実施形態における音楽デ
ータ更新時の通信制御シーケンスである。
する(図14のステップS31)。同期バーストSB0の含む情報は、図11のステップ
S1での説明と同様である。
地区子局50は、同期バーストSB0を受信すると、図11のステップS1に対する処
理と同様の処理を行う。
返し送信する(ステップS32)。放送種別の通信チャネルSCの含む情報は、図11の
ステップS2での説明と同様である。
地区子局50は、放送種別の通信チャネルSCを受信すると、図11のステップS2に
対する処理と同様の処理を行う。
信のための通信チャネルSCを、所定回数繰り返し送信する(ステップS33)。音楽デ
ータ更新開始指示の通信チャネルSCの含む情報は、TCH以外は、図12のステップS
13での説明と同様である。TCHには、音楽データ更新開始を指示する音楽データ更新
開始指示情報が含まれる。
期検出を行い、SACCH内の送信元情報に基づき、地区子局50が接続されている地区
親局40からの送信信号か否かを判別する。接続されている地区親局40からの送信信号
である場合、地区子局50は、TCH(TCH1及び2)の音楽データ更新開始指示情報
に基づき、音楽データ更新が開始されることを認識する。
所定回数繰り返し送信する(ステップS34)。更新用音楽データの通信チャネルSCの
含む情報は、TCH以外は、ステップS33での説明と同様である。TCHには、更新用
の音楽データ情報が含まれる。
を行い、SACCH内の送信元情報に基づき、地区子局50が接続されている地区親局4
0からの送信信号か否かを判別する。接続されている地区親局40からの送信信号である
場合、地区子局50は、TCH(TCH1及び2)の更新用の音楽データ情報を、地区子
局記憶部52のバッファ部に一時的に格納する。
信のための通信チャネルSCを、所定回数繰り返し送信する(ステップS35)。音楽デ
ータ更新終了指示の通信チャネルSCの含む情報は、TCH以外は、ステップS33での
説明と同様である。TCHには、音楽データ更新終了を指示する音楽データ更新終了指示
情報が含まれる。
期検出を行い、SACCH内の送信元情報に基づき、地区子局50が接続されている地区
親局40からの送信信号か否かを判別する。接続されている地区親局40からの送信信号
である場合、地区子局50は、TCH(TCH1及び2)の音楽データ更新終了指示情報
に基づき、音楽データ更新が終了することを認識し、地区子局記憶部52のバッファ部に
一時的に格納した音楽データ情報を、非音声データ記憶部52aに格納する。
SCを、所定回数繰り返し送信する(ステップS36)。終話指示の通信チャネルSCの
含む情報は、図11のステップS4での説明と同様である。
地区子局50は、終話指示の通信チャネルSCを受信すると、図11のステップS4に
対する処理と同様の処理を行う。
、宛先情報を含むセルコール信号により、自局宛の放送か否かの判別を行っていた。した
がって、放送種別を受信できないと、宛先情報(セルコール信号)が受信できないため、
自局宛の放送か否かを判別することができない。すなわち、何らかの受信不良により放送
種別を受信できない場合や、放送途中から地区子局50の電源を入れた場合、途中からの
放送内容をスピーカ59から出力することができない。
含まれる製造者定義形式に、宛先情報(セルコール信号)を付加するように構成してもよ
い。こうすると、放送種別の通信チャネルSCを受信できない場合でも、宛先情報を受信
することができるため、途中からの放送内容をスピーカ59から出力することができる。
ただし、SACCHの領域はTCHの領域よりもデータ容量が小さいため、セルコール信
号を複数の通信チャネルSCに跨って入れることになる。そのため、音声通信や非音声通
信の通信チャネルSCでセルコール信号を受信するための時間は、放送種別の通信チャネ
ルSCで受信するための時間よりも長い時間が必要となる。
線により接続するよう構成することも可能である。
また、上述の第1実施形態では、同報系子局と地区親局が音出力機能を持つように構成
したが、同報系子局と地区親局のいずれかが音出力機能を持たない構成、又は、両方が音
出力機能を持たない構成とすることも可能である。
ーカによる音出力機能を持つ構成としたが、イヤホン等による音出力機能を持つ構成とす
ることも可能である。
、同報系子局から受信した制御情報を無線送信し、アナログオーディオ信号を無線送信し
ないように構成したが、制御情報とアナログオーディオ信号を無線送信するように構成す
ることも可能である。このように構成した場合は、地区子局において制御情報を受信した
ときは、アナログオーディオ信号を受信しないか、又は無視するようにする。
とが接続される無線通信システムを例にあげて説明したが、互いに接続される2つの無線
通信システムは、同報系防災行政無線システムや地区放送無線システムに限られるもので
はなく、本発明は様々な無線通信システムに適用できることは言うまでもない。要するに
、第1実施形態の無線通信システムは、送信装置が中継装置を介して受信装置へ音声情報
や非音声情報を送信し、受信装置が音声情報や非音声情報を受信して音で出力するもので
あればよい。
局へ、非音声情報と非音声情報を特定する制御情報とを送信、又は、音声情報を送信し、
地区親局が地区子局(受信装置)へ、制御情報又は音声情報を送信し、地区子局が制御情
報又は音声情報を受信して音で出力するように構成したが、本発明は、音声情報と非音声
情報に限られるものではない。すなわち、同報系親局(送信装置)が同報系子局を介して
地区親局へ、特定音種の音情報である第1の音情報と第1の音情報を特定する制御情報と
を送信、又は、第1の音情報と異なる音種である第2の音情報を送信し、地区親局が地区
子局(受信装置)へ、制御情報又は第2の音情報を送信し、地区子局が制御情報又は第2
の音情報を受信して音で出力する場合に、本発明を適用することも可能である。
(A1)予め地区子局50が非音声情報を制御情報と対応付けて記憶しておき、同報系
親局10が中継装置(同報系子局20と地区親局40)を介して地区子局50へ制御情報
を送信し、地区子局50は、受信した制御情報に基づき非音声情報を音で出力するように
構成したので、同報系親局10で音声符号化された非音声情報が、地区子局50において
適切に音声復号化されない場合においても、地区子局50において制御情報に基づき非音
声情報を適切な音で出力することができる。
(A2)第1の無線通信システムの第1の親局(同報系親局10)からの第1の音声符
号化された音声情報を、第1の子局(同報系子局20)で音声復号化しアナログ信号に変
換して、第2の無線通信システムの第2の親局(地区親局40)へ送信し、該アナログ信
号を第2の親局で第2の音声符号化して第2の子局(地区子局50)へ送信するように構
成したので、第1の無線通信システムと第2の無線通信システムの音声符号化/復号化方
式が異なる場合においても、第1の親局から送信した音声情報を、第2の子局において適
切な音で出力することができる。
(A3)非音声情報を送信する場合は、第1の無線通信システムの第1の親局から、第
1の子局を介して、第2の無線通信システムの第2の親局へ、非音声情報と制御情報を送
信し、第2の親局から第2の子局へ制御情報を送信するように構成し、音声情報を送信す
る場合は、第1の親局から、第1の子局と第2の親局を介して、音声情報を送信するよう
に構成したので、第1の親局から送信した非音声情報と音声情報を、第2の子局において
適切な音で出力することができる。
(A4)同報系親局10が中継装置(同報系子局20と地区親局40)を介して地区子
局50へ音楽データ等の非音声データ情報を送信し、地区子局50が非音声データ情報を
記憶するように構成したので、同報系親局10から地区子局50が保存する非音声情報を
登録や更新することができる。
0を経由し、地区子局50で受信する構成としているが、同報系親局10や同報系子局2
0が無いシステム、すなわち地区親局40から放送音を送信し、地区子局50で受信する
構成とすることも可能である。この構成を、第2実施形態で説明する。
本発明の第2実施形態の無線通信システムの構成について説明する。図15は、第2実
施形態における無線通信システムの構成の一部を説明する図である。図15に示すように
、第2実施形態では、地区放送システムは、同報系システムと接続されてなく、代わりに
、遠隔操作装置71がLAN(Local Area Network)等のネットワーク74により接続さ
れている。遠隔操作装置71には、公衆網72を介して電話機73が接続されている。ま
た、第1実施形態の無線装置39の代わりに、基地局75が放送卓制御部31に接続され
ている。基地局75と地区子局(ここでは戸別受信機)50間の通信は、第1実施形態と
同様にデジタル簡易無線通信となっており、変調方式は4値FSK方式、音声符号化及び
復号化方式はAMBE+2である。
機50、遠隔操作装置71、電話機73を含むように構成される。図15では、戸別受信
機50の図示を省略している。なお、遠隔操作装置71と電話機73を省略する構成とす
ることも可能である。
放送卓30の構成(マイク33、スピーカ34、操作表示部35、放送卓制御部31、
放送卓記憶部32)は、第1実施形態と同様であり、放送卓制御部31は、基地局75に
有線で接続されている。地区親局40は、放送卓30と基地局75とを備えるように構成
される。
無線送信される。例えば、操作者によりマイク33から入力されたアナログ音声情報を送
信する場合は、地区親局40は、該アナログ音声情報を、AMBE+2により音声符号化
し、デジタル音声情報として戸別受信機50へ無線送信する。また、操作者により放送卓
30を介して指示された非音声情報を送信する場合は、地区親局40は、該非音声情報を
特定する制御情報を、戸別受信機50へ無線送信する。
化し、戸別受信機50のスピーカ59から出力する。また、戸別受信機50は、非音声情
報を特定する制御情報を受信した場合は、受信した制御情報に基づき、保持している音源
を選択し、戸別受信機50のスピーカ59から出力する。こうして、音声復号化を行うこ
となく、音声以外の音(サイレン音、チャイム音、ミュージック音等)を出力することが
できる。
5を介して戸別受信機50へ送信し、戸別受信機50のスピーカ59から出力することが
できる。遠隔操作装置71からの放送の通信制御シーケンスは、後述する。
施形態における放送卓30からの放送時の通信制御シーケンスである。
とで(図16のステップS101)、基地局75に、送信制御要求電文(チャネル確保)を
シリアル回線で送信する(ステップS102)。すると基地局75は、地区放送システム
の無線区間のチャネルの確保を行う(ステップS103)。無線区間のチャネルを確保し
た後、基地局75は、放送卓30に状態通知電文(チャネル確保)を送信する(ステップS
104)。放送卓30は、チャネル確保できたことを知ると、基地局75に電文送信要求
電文(音声放送)を送信する(ステップS105)。すると基地局75は、戸別受信機50
に音声放送電文を無線送信する(ステップS106)。すると戸別受信機50は、放送を
受信できる状態になる。基地局75から電文送信応答を受信すると(ステップS107)
、放送卓30は送信可能状態になる(ステップS108)。
放送卓30は、基地局75に制御情報として、電文送信要求電文(サイレン)を送信する(
ステップS112)。すると基地局75は、戸別受信機50に音源切替信号電文(サイレ
ン)を送信する(ステップS113)。すると戸別受信機50は、内部で保持しているサ
イレン音を戸別受信機50のスピーカ59から出力する(ステップS114)。
送卓30は、基地局75に制御情報として、電文送信要求電文(音声)を送信し(ステップ
S116)、放送卓30と基地局75間の音声ラインを繋ぐ。すると基地局75は、戸別
受信機50に音源切替信号電文(音声)を送信する(ステップS117)。そして、放送卓
30のマイクからの音声が送信されると(ステップS118)、この音声を戸別受信機5
0のスピーカ59から出力する(ステップS119)。
121)、放送卓30から基地局75に電文送信要求電文(終話)を送信する(ステップ
S122)。すると基地局75は、戸別受信機50に放送終了信号電文を送信する(ステ
ップS123)。放送終了信号電文を受信すると、戸別受信機50は放送を終了し、放送
音を受信できない状態になる。放送卓30が、基地局75に送信制御要求(チャネル解放
)を送信すると(ステップS124)、基地局75は、確保していた無線区間のチャネル
を解放する。
放送予約時の通信制御シーケンスである。
る(図17のステップS51)。遠隔操作装置71は、電話を受けると音声ガイダンスを
流す(ステップS52)。扱い者は、何月何日何時何分に放送を行うか等の予約を電話の
ダイヤル操作によって行い(ステップS53)、音声メッセージ録音を開始する(ステッ
プS54)。すると、電話機73から遠隔操作装置71へ、録音される音声メッセージが
送信される(ステップS55)。遠隔操作装置71は、受信した音声メッセージを、自身
の記憶部に格納する。
作装置71に伝える(ステップS56)。扱い者は、遠隔操作装置71からの音声ガイダ
ンスに従って、放送予約終了操作を行い、電話機73をオンフックする(ステップS57
)。
おける予約放送時の通信制御シーケンスである。
示コマンド電文(回線確保)を送信する(図18のステップS201)。すると放送卓30
は、回線確保処理を行う。次に、遠隔操作装置71は、放送卓30に操作指示コマンド電
文(呼出)を送信する(ステップS202)。すると放送卓30は、基地局75に送信制御
要求電文(チャネル確保)をシリアル回線で送信する(ステップS203)。すると基地局
75は、無線区間のチャネルの確保を行う(ステップS204)。
送信する(ステップS205)。放送卓30は、チャネル確保できたことを確認したうえ
で、予約放送時刻になるまで待ってから、基地局75に電文送信要求電文(音声放送)を送
信する(ステップS206)。基地局75は、戸別受信機50に音声放送電文を無線送信
する(ステップS207)。すると戸別受信機50は、放送を受信できる状態になる。ま
た、基地局75は、放送卓30から電文送信要求電文(音声放送)を受信すると、電文送信
応答を放送卓30へ返信する。すると放送卓30は、通報ステータス(放送可)を遠隔操
作装置71へ送信する(ステップS208)。
卓30に音源切替通知電文(チャイム)を送信する(ステップS209)。すると放送卓3
0は、制御情報として、電文送信要求電文(チャイム)を基地局75に送信する(ステップ
S210)。すると基地局75は、戸別受信機50に音源切替信号電文(チャイム)を送
信する(ステップS211)。すると戸別受信機50は、内部で保持しているチャイム音
を戸別受信機50のスピーカ59から出力する(ステップS212)。
プS215)。すると放送卓30は、制御情報として、電文送信要求電文(音声)を基地局
75に送信し(ステップS216)、放送卓30と基地局75間の音声ラインを繋ぐ。す
ると基地局75は、戸別受信機50に音源切替信号電文(音声)を送信する(ステップS2
17)。また、基地局75は、放送卓30からの電文送信要求電文(音声)に対する応答を
、放送卓30を介して、遠隔操作装置71へ送信する(ステップS218)。すると遠隔
操作装置71は、放送卓30と基地局75を介して、戸別受信機50へ音声を送信する。
すると戸別受信機50は、遠隔操作装置71からの音声を、戸別受信機50のスピーカ5
9から出力する(ステップS219)。
電文(終話)を送信する(ステップS221)。すると放送卓30は、基地局75に電文送
信要求電文(終話)を送信する(ステップS222)。すると基地局75は、戸別受信機
50に放送終了信号電文を送信する(ステップS223)。これを受信した戸別受信機5
0は、放送を終了し、放送音を受信できない状態になる。放送卓30が、基地局75に送
信制御要求(チャネル解放)を送信すると(ステップS224)、基地局75は、確保し
ていた無線区間のチャネルを解放する。
(B1)予め地区子局50(受信装置)が非音声情報を制御情報と対応付けて記憶して
おき、地区親局40(送信装置)が地区子局50へ制御情報を送信し、地区子局50は、
受信した制御情報に基づき非音声情報を音で出力するように構成したので、地区親局40
で音声符号化された非音声情報が、地区子局50において適切に音声復号化されない場合
においても、地区子局50において制御情報に基づき非音声情報を適切な音で出力するこ
とができる。
また、本発明は、本発明に係る処理を実行するシステムとしてだけでなく、装置、方法として、或いは、このような方法やシステムを実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして把握することができる。
また、本発明は、CPUがメモリに格納された制御プログラムを実行することにより制御する構成としてもよく、また、ハードウエア回路として構成してもよい。
第1の構成は、
送信装置から無線送信された放送音を、中継装置を介して受信装置で受信して出力する無線通信システムであって、
前記送信装置は、特定音種の音情報である第1の音情報を送信する場合に、前記第1の音情報とともに、前記第1の音情報を特定する制御情報を送信し、
前記中継装置は、前記送信装置から前記制御情報を受信すると、該受信した制御情報を無線送信し、
前記受信装置は、記憶部を備え、予め前記第1の音情報を前記制御情報と対応付けて前記記憶部に記憶しておき、前記中継装置から前記制御情報を受信すると、該受信した制御情報に基づき前記記憶部から前記第1の音情報を読み出して音で出力することを特徴とする無線通信システム。
前記送信装置は、前記第1の音情報と異なる音種である第2の音情報を送信し、
前記中継装置は、前記送信装置から前記第2の音情報を受信すると、該受信した第2の音情報を送信し、
前記受信装置は、前記中継装置から前記第2の音情報を受信すると、該受信した第2の音情報を音で出力することを特徴とする無線通信システム。
前記中継装置は、前記送信装置から前記第1の音情報と前記制御情報とを受信した場合に、前記第1の音情報を送信することなく前記制御情報を送信することを特徴とする無線通信システム。
前記第1の音情報は、人の声以外の非音声情報であり、前記第2の音情報は、人の声である音声情報であることを特徴とする無線通信システム。
前記中継装置は、前記送信装置から前記第1の音情報又は前記第2の音情報を受信すると、該受信した第1の音情報又は第2の音情報を音で出力することを特徴とする無線通信システム。
前記送信装置は、前記第1及び第2の音情報を第1の音声符号器で符号化し、該符号化された前記第1及び第2の音情報と、前記制御情報とを、デジタル信号により無線送信し、
前記中継装置は、
前記送信装置から前記第1の音情報と前記制御情報とを受信した場合は、該受信した第1の音情報を、前記第1の音声符号器に対応する第1の音声復号器で復号化し、第1のアナログ信号に変換して音で出力するとともに、前記受信した制御情報をデジタル信号により前記受信装置へ無線送信し、
前記送信装置から前記第2の音情報を受信した場合は、該受信した第2の音情報を、前記第1の音声復号器で復号化し、第2のアナログ信号に変換して音で出力するとともに、前記第2のアナログ信号を、デジタル信号に変換し、前記第1の音声符号器と異なる第2の音声符号器で符号化して前記受信装置へ無線送信し、
前記受信装置は、
前記中継装置から前記制御情報を受信した場合は、該受信した制御情報に基づき前記記憶部から前記第1の音情報を読み出して音で出力し、
前記中継装置から前記第2の音声符号器で符号化された第2の音情報を受信した場合は、該受信した第2の音情報を、前記第2の音声符号器に対応する第2の音声復号器で復号化し、音で出力することを特徴とする無線通信システム。
前記送信装置は、第1のデジタル無線通信システムの親局である第1の親局であり、
前記中継装置は、前記第1のデジタル無線通信システムの子局である第1の子局と、第2のデジタル無線通信システムの親局である第2の親局とを含むように構成され、
前記受信装置は、前記第2のデジタル無線通信システムの子局である第2の子局であることを特徴とする無線通信システム。
前記第1のデジタル無線通信システムは、同報系デジタル無線システムであり、
前記第2のデジタル無線通信システムは、地域放送システムであることを特徴とする無線通信システム。
前記第1の子局は、
前記第1の親局から前記第1の音情報と前記制御情報とを受信した場合は、該受信した第1の音情報を、前記第1の音声復号器で復号化し、前記第1のアナログ信号に変換して音で出力するとともに、該第1のアナログ信号と前記受信した制御情報とを前記第2の親局へ送信し、
前記第1の親局から前記第2の音情報を受信した場合は、該受信した第2の音情報を、前記第1の音声復号器で復号化し、前記第2のアナログ信号に変換して音で出力するとともに、前記第2のアナログ信号を前記第2の親局へ送信し、
前記第2の親局は、
前記第1の子局から前記第1のアナログ信号と前記制御情報とを受信した場合は、前記制御情報をデジタル信号により前記第2の子局へ無線送信し、
前記第1の子局から前記第2のアナログ信号を受信した場合は、該受信した第2のアナログ信号を、デジタル信号に変換し前記第2の音声符号器で符号化して前記第2の子局へ無線送信することを特徴とする無線通信システム。
前記第2の親局は、
前記第1の子局から前記第1のアナログ信号と前記制御情報とを受信した場合は、前記受信した第1のアナログ信号を音で出力し、
前記第1の子局から前記第2のアナログ信号を受信した場合は、該受信した第2のアナログ信号を音で出力することを特徴とする無線通信システム。
送信装置から無線送信された放送音を、中継装置を介して受信装置で受信して出力する無線通信システムであって、
前記送信装置は、特定音種の音情報である第1の音情報と、前記第1の音情報と異なる音種である第2の音情報とを、第1の音声符号器で符号化して送信可能であり、前記第1の音情報を送信する場合に、前記第1の音情報とともに、前記第1の音情報を特定する制御情報を送信し、
前記中継装置は、前記送信装置から、前記第1の音情報と前記制御情報とを受信すると、該受信した前記制御情報を無線送信し、前記第2の音情報を受信すると、該受信した第2の音情報を、前記第1の音声符号器に対応する第1の音声復号器で復号化した後、前記第1の音声符号器と異なる第2の音声符号器で符号化して無線送信し、
前記受信装置は、記憶部を備え、予め前記第1の音情報を前記制御情報と対応付けて前記記憶部に記憶しておき、前記中継装置から前記制御情報を受信すると、該受信した制御情報に基づき前記記憶部から前記第1の音情報を読み出して音で出力し、前記中継装置から前記第2の音声符号器で符号化された第2の音情報を受信すると、該受信した第2の音情報を、前記第2の音声符号器に対応する第2の音声復号器で復号化して音で出力することを特徴とする無線通信システム。
送信装置から無線送信された放送音を、受信装置で受信して出力する無線通信システムであって、
前記送信装置は、第1の音情報を特定する制御情報を送信可能であるとともに、該第1の音情報と異なる音種である第2の音情報を音声符号化して送信可能であり、
前記受信装置は、記憶部を備え、予め前記第1の音情報を前記制御情報と対応付けて前記記憶部に記憶しておき、前記送信装置から前記制御情報を受信すると、該受信した制御情報に基づき前記記憶部から前記第1の音情報を読み出して音で出力し、前記送信装置から前記第2の音情報を受信すると、該受信した第2の音情報を音声復号化して音で出力することを特徴とする無線通信システム。
Claims (3)
- 送信装置から無線送信された情報を、中継装置を介して受信装置が受信する無線通信システムであって、
前記送信装置は、特定音種の音情報を送信する場合に、前記音情報とともに、前記音情報を特定する制御情報と、アドレス情報とを送信し、
前記中継装置は、前記送信装置から前記音情報と前記制御情報と前記アドレス情報とを受信すると、前記アドレス情報に基づいて、前記制御情報の無線送信を実行するか否かと、前記音情報の音での出力を実行するか否かを決定し、放送種別送信時の通信チャネルに宛先情報を含めて送信するとともに、前記音情報および前記制御情報の送信時の通信チャネルに前記宛先情報を含めて送信し、
前記受信装置は、記憶部を備え、予め前記音情報を前記制御情報と対応付けて前記記憶部に記憶しておき、前記中継装置から前記制御情報を受信すると、該受信した制御情報に基づき前記記憶部から前記音情報を読み出して音で出力し、前記放送種別送信時の通信チャネルを受信できず前記音情報および前記制御情報の通信チャネルを受信した場合には、前記音情報および前記制御情報の通信チャネルの前記宛先情報に基づいて、自身が当該宛先情報に含まれていた場合には、途中から放送内容をスピーカから出力することを特徴とする無線通信システム。 - 送信装置から無線送信された情報を受信装置に中継する中継装置であって、
前記送信装置から特定音種の音情報と前記音情報を特定する制御情報とアドレス情報とを受信すると、前記アドレス情報に基づいて、前記制御情報の無線送信を実行するか否かと、前記音情報の音での出力を実行するか否かを決定し、放送種別送信時の通信チャネルに宛先情報を含めて送信するとともに、前記音情報および前記制御情報の送信時の通信チャネルに前記宛先情報を含めて送信することを特徴とする中継装置。 - 特定音種の音情報を送信する場合に、前記音情報とともに、前記音情報を特定する制御情報と、アドレス情報とを送信する送信装置から無線送信された情報を、前記送信装置から前記音情報と前記制御情報と前記アドレス情報とを受信すると前記アドレス情報に基づいて前記制御情報の無線送信を実行するか否かと前記音情報の音での出力を実行するか否かを決定し、放送種別送信時の通信チャネルに宛先情報を含めて送信するとともに、前記音情報および前記制御情報の送信時の通信チャネルに前記宛先情報を含めて送信する中継装置を介して受信する受信装置であって、
記憶部を備え、予め前記音情報を前記制御情報と対応付けて前記記憶部に記憶しておき、前記中継装置から前記制御情報を受信すると、該受信した制御情報に基づき前記記憶部から前記音情報を読み出して音で出力し、前記放送種別送信時の通信チャネルを受信できず前記音情報および前記制御情報の通信チャネルを受信した場合には、前記音情報および前記制御情報の通信チャネルの前記宛先情報に基づいて、自身が当該宛先情報に含まれていた場合には、途中から放送内容をスピーカから出力することを特徴とする受信装置。
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