JP2019174075A - 空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが向かっている自宅や目的地に設置された空調機器の運転温度を、ユーザの移動途中における環境に応じて適切な温度設定を行う。【解決手段】空調システム100は第一空調機器30と第二空調機器50と端末装置20とサーバ10とを有する。サーバ10は、第一空調機器30、第二空調機器50の位置情報を記憶する位置情報記憶部13aと、端末装置20の位置情報及び外気温度を時系列に記憶する温度情報記憶部13bを有する。端末装置20は自装置の位置情報及び外気温度を取得してサーバ10に送信し、サーバ10は端末装置20から端末装置20の位置情報及び外気温度を取得し、温度情報記憶部13bに格納する。次にサーバ10は端末装置20の位置と第一空調機器30の位置との距離が第一の閾値より小さい時、温度情報記憶部13bに記憶された外気温度に基づいて第一空調機器30の運転温度を決定して運転開始を指示する。【選択図】図1

Description

本発明は、空調システムに関する。
従来、ユーザが空気調和機を外出先から携帯端末で遠隔操作して、帰宅時には室温が設定温度の状態になるようにする技術がある。また、このような技術において、携帯端末の位置情報を用いてユーザの帰宅時刻を予測して、室温を調節することで、無駄な運転をしないようにする空気調和機がある(例えば特許文献1参照)。
特開2017−216572号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、設定温度自体は一定であり、ユーザの帰宅途中における環境に応じた適切な温度設定を行うことができない場合があるという課題があった。例えば、ユーザが帰宅する際、帰宅途中での外気温度は季節や天候や時間帯などによって変化し、また、ユーザが異なる帰宅ルートをたどれば、ユーザが体感する温度が常に同じになるとは限らない。
このような場合には、設定温度が一定であれば不快と感じる場合がある。例えば、暖房運転の場合には、帰宅途中で寒いと感じた時には設定温度を高くしたく、温かく感じた時には設定温度を低くしたくなる。一方で、このようなユーザの体感に応じて帰宅後に一々設定温度を変更するのは煩わしく感じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、例えば、ユーザが向かっている自宅や目的地に設置された空調機器の運転温度を、ユーザの移動途中における環境に応じて適切な温度に設定することができる空調システムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の実施形態の一例は、遠隔操作により運転温度が指示される第一空調機器と端末装置とサーバとを有する空調システムであって、前記端末装置は、自装置が存在する位置の位置情報および外気温度を取得して前記サーバに送信する送信部を備え、前記サーバは、前記第一空調機器の位置情報を記憶する第一の記憶部と、前記端末装置の位置情報および外気温度を時系列に記憶する第二の記憶部と、前記端末装置から該端末装置が存在する位置の位置情報および外気温度を取得し、前記第二の記憶部に格納する取得部と、前記端末装置の位置と前記第一空調機器の位置との距離が予め定めた第一の閾値より小さい場合には、前記第二の記憶部に記憶された外気温度に基づいて前記第一空調機器の運転温度を決定し、前記第一空調機器に対して運転開始を指示する設定部とを備えたことを特徴とする。
本発明の実施形態の一例によれば、ユーザが向かっている自宅や目的地に設置された空調機器の運転温度を、ユーザの移動途中における環境に応じて適切な温度に設定することができる。
図1は、実施形態1に係る空調システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態1に係る空調システムにおけるサーバの構成の一例を示す図である。 図3は、位置情報記憶部に記憶されたテーブルの一例を示す図である。 図4は、温度情報記憶部に記憶されたテーブルの一例を示す図である。 図5は、実施形態1に係る空調システムにおける端末装置の構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態1に係る空調システムにおける空調機制御処理の一連の流れを説明する図である。 図7は、実施形態1に係る空調システムにおける空調機制御処理の一連の流れを説明する図である。 図8は、帰宅時のルートの例について説明する図である。 図9は、実施形態1に係る空調機制御処理の一例を示すシーケンス図である。 図10は、実施形態1に係る空調機制御処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本願の開示技術に係る空調システムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態および変形例により開示技術が限定されるものではない。以下の実施形態は、矛盾しない範囲で適宜組合せて実施できる。
また、以下の実施形態は、開示技術に係る構成および処理について主に説明し、その他の構成および処理の説明を、適宜、簡略または省略する。また、以下の実施形態において、同一の構成および処理には同一の名称または符号を付与し、既出の構成および処理の説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る空調システムの構成の一例を示す図である。実施形態1に係る空調システム100は、サーバ10、複数の端末装置20、複数の第一空調機器30(例えばユーザの自宅用エアコン)及び第二空調機器50(例えばユーザの帰宅経路などに設置されたエアコン)を有する。また、ネットワーク40は、インターネットなどの公衆回線網である。空調システム100のサーバ10と端末装置20と第一空調機器30と第二空調機器50はネットワーク40を介して互いに通信接続されている。なお、図1に示す構成は一例にすぎず、具体的な構成や各装置の数は特に限定されない。例えば、図1に例示するサーバ10の機能をクラウドネットワーク上の複数のサーバに分散させて持たせるようにしてもよい。なお、以下の説明では、ユーザが自宅に帰る際に自宅に設置された第一空調機器30を制御することを想定して説明するが、自宅に限定されるものではなく、例えば、ユーザがオフィス等の目的地に向かって移動する際に目的地に設置された空調機器を制御するようにしてもよい。
サーバ10は、各端末装置20および自宅周辺の地域に設置された各第二空調機器50から位置情報や外気温度などの各種情報を収集し、収集した情報から自宅用の各第一空調機器30の制御を行う。例えば、サーバ10は、各第一空調機器30と第二空調機器50の位置情報を予め記憶している。また、サーバ10は、例えば、端末装置20からユーザの自宅の第一空調機器30の遠隔操作指示を受け付ける。そして、サーバ10は、遠隔操作指示を受け付けた端末装置20からリアルタイムに各種情報を受信し、受信した情報に基づいて、第一空調機器30に対して運転温度を設定したり、運転開始を指示したりする。
端末装置20は、例えば、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置である。端末装置20は、例えば、帰宅する際のユーザからの予約運転を指示する操作を受け付けると、サーバ10に対して自宅の第一空調機器30の遠隔操作指示を送信する。これにより、サーバ10が、ユーザの帰宅時に室内の温度が快適な温度設定となるように自宅の第一空調機器30を制御する。また、端末装置20は、位置を検出できるGPSや温度センサや加速度センサ等の各種センサを有し、端末装置20が取得可能なデータのうち、本実施携帯の空調システムの制御に必要なデータ(例えば、位置情報や外気温度、加速度等)をサーバ10に送信する。
第一空調機器30は、自宅用の空調機器であり、例えば、冷暖房を行うエアコンディショナ、冷房機、暖房機等である。第一空調機器30は、室内に設置された室内機31と室外に設置された室外機32を有する。遠隔制御の対象となる第一空調機器30の室内機31は、運転開始や運転中止の指示や設定温度の指示をサーバ10から受信し、受信した指示に応じて運転を行う。第二空調機器50は、例えばユーザの帰宅経路に設置された空調機器であり、冷暖房を行うエアコンディショナ、冷房機、暖房機等である。第二空調機器50は、室内に設置された室内機51と室外に設置された室外機52を有する。また、全ての室外機52は、外気温度を検知する温度センサ52aを有する。なお、室外機32も同様に、温度センサ52aを有してもよいが、図示を省略する。また、室外機52は通信部52gを有しており、室外機52自身、もしくは室内機51経由でWi−Fi(登録商標)などの近距離通信が可能であり、端末装置20と通信を行うことが可能である。
なお、本実施例では外気温度を検出する温度センサを備えた機器として室外機52を例に挙げて説明しているが、これに限るものではない。例えば、外気温度を検出する温度センサを備えた機器としては公園や広場、橋などに設置された温度計など、近距離通信が可能な機器やネットワークに接続された機器などであればどのようなものであってもよい。
なお、以下の説明では、端末装置20と自宅の第一空調機器30とが1対1の対応関係である場合を例示する。しかし、これに限られず端末装置20と第一空調機器30とは、1対多、多対1、多対多のいずれの対応関係であってもよい。すなわち、1台の端末装置20から送信された制御指示をもとに1台の第一空調機器30が動作する場合、複数台の端末装置20それぞれから送信された制御指示をもとに1台の第一空調機器30が動作する場合、複数台の端末装置20それぞれから送信された制御指示をもとに複数台の第一空調機器30それぞれが動作する場合のいずれであってもよい。
(サーバの構成)
図2は、実施形態1に係る空調システムにおけるサーバの構成の一例を示す図である。図2に示すように、サーバ10は、通信処理部11、制御部12および記憶部13を有する。以下にサーバ10が有する各部の処理を説明する。
通信処理部11は、各種情報に関する通信を制御する。例えば、通信処理部11は、サーバ10がネットワーク40を介して端末装置20および第一空調機器30、50と通信を行うための通信インターフェースである。
記憶部13は、不揮発性の外部記憶装置であり、例えばフラッシュメモリなどのSSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)などである。なお、記憶部13は、揮発性の内部記憶装置、例えばRAM(Random Access Memory)などであってもよい。記憶部13は、位置情報記憶部13aおよび温度情報記憶部13bを有する。
位置情報記憶部13aは、自宅の第一空調機器30と、自宅周辺の地域に設置された複数の各第二空調機器50の位置情報を記憶する。例えば、位置情報記憶部13aは、図3に例示するように、第一空調機器30と第二空調機器50を一意に識別する「空調機器ID」と、各第一空調機器30と第二空調機器50の位置を示す情報である「位置情報」とを対応付けて記憶する。ここで、位置情報とは、位置を特定できる情報であればどのような情報であってもよく、例えば、緯度と経度や住所等である。なお、図3の例では、位置情報について、「位置X」等と簡略的に記載している。
なお、サーバ10は、端末装置20からGPSによる位置情報を直接取得する場合、位置情報記憶部13aを参照して端末装置20の位置を特定する必要がないため、位置情報記憶部13aに外気温度を検出する機器、例えば第二空調機器50の位置情報を記憶する必要はなく、遠隔制御の対象となる例えば自宅用の第一空調機器30の位置情報を記憶するだけでよい。
温度情報記憶部13bは、端末装置20の位置情報および外気温度を時系列に記憶する。例えば、温度情報記憶部13bは、図4に例示するように、端末装置20の位置情報および該位置における外気温度の情報を取得した時刻を示す「取得時刻」と、端末装置20の位置を示す情報である「位置情報」と、外気温度を示す情報である「外気温度」とを対応付けて記憶する。
制御部12は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するものであり、取得部12aおよび設定部12bを有する。
取得部12aは、刻々と移動する端末装置20から該端末装置20が存在する位置の位置情報および外気温度を取得し、温度情報記憶部13bに格納する。具体的には、取得部12aは、端末装置20から位置情報および外気温度の情報を取得するたびに、温度情報記憶部13bに取得時刻を付加して格納する。ここで、取得部12aは、位置情報と外気温度を取得して格納する処理を開始するタイミングは、どのようなタイミングであってもよい。例えば、取得部12aは、端末装置20の位置と自宅に設置された第一空調機器30の位置との距離が所定の閾値(例えば、1km)より短い場合に、端末装置20から該端末装置20の位置と該位置の外気温度を取得し、温度情報記憶部13bに格納するようにしてもよい。なお、上記の所定の閾値は、どのような値でもよく、例えば、自宅の最寄り駅から自宅までの距離等に応じて設定される。以下ではこの所定の閾値が「1km」であるものとして説明する。
また、取得部12aは、位置情報として、端末装置20から自宅周辺の地域に設置された複数の第二空調機器50のうち、端末装置20と近距離通信を用いて通信可能な第二空調機器50の空調機器IDを受信し、空調機器IDから該第二空調機器50の位置を特定し、該第二空調機器50の位置を端末装置20の位置として温度情報記憶部13bに格納してもよい。例えば、取得部12aは、端末装置20から空調機器ID「A」を受信した場合には、位置情報記憶部13aを参照し、空調機器ID「A」に対応する該第二空調機器50の「位置X」を特定し、該第二空調機器50の位置「位置X」を現在の端末装置20の位置として温度情報記憶部13bに格納する。
また、取得部12aは、端末装置20の位置と第一空調機器30の位置との距離が第一の閾値(例えば、200m)と、上記の所定の閾値である第二の閾値(例えば、1km)の間のエリア内で端末装置20の位置を温度情報記憶部13bに格納する。なお、第一の閾値は第二の閾値より小さな値である。
設定部12bは、端末装置20の位置と第一空調機器30の位置との距離が第一の閾値より小さい場合には、温度情報記憶部13bに記憶された外気温度に基づいて第一空調機器30の運転温度を設定し、第一空調機器30の運転開始を指示する。なお、以下では、第一の閾値が「200m」であるものとして説明する。また、設定部12bは、運転温度に限らず、運転モードや設定風量、急速運転、空気清浄や加湿モードなどを選択し、他の運転指示とともに事前運転することも可能である。
なお、本実施例では第一空調機器30に対して運転温度を設定しているが、これはリモコンなどで設定される設定温度であっても良いし、設定温度の値は変更せずに遠隔操作で空調運転するときだけに適用される室温目標であってもよい。
例えば、設定部12bは、端末装置20の位置と自宅に設置された第一空調機器30の位置との距離が「200m」より短い場合には、温度情報記憶部13bに記憶された外気温度の平均を計算し、該外気温度の平均に応じて、自宅に設置された第一空調機器30の運転温度を決定し、第一空調機器30に対して運転開始を指示する。
なお、設定部12bは、運転温度を決める際に、温度情報記憶部13bに記憶された外気温度だけではく、端末装置20や第一空調機器30や第二空調機器50、他のサーバ等から取得可能な様々な情報を考慮して運転温度を決定するようにしてもよい。また、設定部12bは、外気温の変化等からユーザの体感温度を予測し、体感温度を考慮して運転温度を決定するようにしてもよい。例えば、設定部12bは、湿度や天気に関する情報を取得し、運転温度を決定してもよい。さらに、また、どのように運転温度を決定するかについては、ユーザが好む室内環境をその都度学習する方法や、ユーザが事前に決める方法等でも可能である。
また、設定部12bは、ユーザの移動速度に応じて、運転温度を補正してもよい。例えば、設定部12bは、端末装置20の位置情報から移動距離を算出し、移動距離と移動に要した時間から移動速度を算出する。そして、設定部12bは、移動速度からユーザの移動が歩きであるのか、早歩きであるのか、走りであるのかを判定する。例えば、設定部12bは、移動速度が「時速10km」以上である場合には、「走り」と判定し、移動速度が「時速10km未満」であって、且つ、「時速7km以上」である場合には、「早歩き」と判定し、移動速度が「時速7km」未満である場合には、「歩き」と判定する。そして、設定部12bは、例えば、「走り」と判定した場合には、決定した運転温度から2℃マイナスした温度に補正し、補正した運転温度で運転する指示を自宅の第一空調機器30に対して送信する。
このようにユーザの移動速度が速い場合は体が温まっているため、ユーザの移動速度が遅い場合に比較して帰宅後の室温を低く制御した方がユーザにとって快適な温度となる。
(実施形態1に係る端末装置の構成)
図5は、実施形態1に係る空調システムにおける端末装置の構成の一例を示す図である。端末装置20は、ネットワーク40を介して第一空調機器30を遠隔操作するためのユーザの端末装置である。端末装置20は、通信処理部21、制御部22、記憶部23および入出力部24を有する。
通信処理部21は、端末装置20がネットワーク40を介してサーバ10および第一空調機器30や第二空調機器50と通信を行うための通信インターフェースである。また、通信処理部21は、近距離通信も行うことが可能であり、例えば、自宅周辺の地域に設置された複数の第二空調機器50の室外機52と通信を行うことが可能である。
制御部22は、端末装置20全体の制御を行うSoC(System On a Chip)などの処理装置であり、送信部22aを有する。送信部22aは、自装置が存在する位置と、該位置の外気温度を取得してサーバ10に送信する。例えば、送信部22aは、自装置が存在する位置として、GPS(Global Positioning System)を使って取得した端末装置20の現在位置をサーバ10に送信する。
例えば、送信部22aは、自宅周辺の地域に設置された複数の第二空調機器50の室外機52から該室外機52に設けられた温度センサ52aによって検知された外気温度を取得し、取得した外気温度とともに端末装置20が存在する位置をサーバ10に送信する。なお、送信部22aは、外気温度を取得する対象は室外機52に限定されるものではなく、温度センサを有するものであれば何でもよく、例えば、自動車や公共の設備など、外気温度センサを備えてネットワークに接続された機器から外気温度を取得するようにしてもよい。また、送信部22aは、室外機52から取得した外気温度ではなく、端末装置20に設けられた温度センサによって検知された外気温度を取得してサーバ10に送信するようにしてもよい。
また、送信部22aが送信する位置情報については、GPSから取得する場合に限定せずに、間接的に位置が特定できる情報であってもよい。例えば、送信部22aは、自装置が存在する位置の情報として、自装置と近距離通信が可能な位置にある自宅周辺の地域に設置された第二空調機器50の空調機器IDを取得し、取得した空調機器IDとともに外気温度をサーバ10に送信し、前述したように図3に示すデータから位置情報を抽出するようにしてもよい。
記憶部23は、各種情報を記憶する不揮発性の外部記憶装置であり、例えばSSDやHDDなどである。なお、記憶部23は、揮発性の内部記憶装置、例えばRAMなどであってもよい。入出力部24は、タッチパネルを備えた液晶パネルディスプレイ、音声入力のためのマイク、音声出力のためのスピーカなどである。
(実施形態1に係る空調機制御処理)
ここで、図6および図7を用いて、実施形態1に係る空調システムにおける空調機制御処理の一連の流れを説明する。図6および図7は、実施形態1に係る空調システムにおける空調機制御処理の一連の流れを説明する図である。図6および図7では、端末装置20を所持するユーザが室内機31のある自宅に帰宅途中の経路上を移動していることを示している。
図6の例では、端末装置20の位置と自宅の第一空調機器30の位置との距離が1km未満である場合を例示している。例えば、サーバ10は、端末装置20の位置と自宅の第一空調機器30の位置との距離を計算し、端末装置20の位置と自宅の第一空調機器30の位置との距離が第二の閾値である1kmより短いと判定すると、端末装置20に対して、端末装置20の位置情報と外気温度をサーバ10に送信するように指示する。なお、端末装置20の位置と自宅の第一空調機器30の位置との距離が1kmより短いか否かを判定する処理については、端末装置20側で行ってもよい。
そして、端末装置20は、サーバ10から指示を受信すると、端末装置20の周囲の室外機52(自宅の第一空調機器30との距離が1km未満、且つ、200m以上の距離に配置された室外機52)と近距離通信を行い、室外機52から外気温度を取得する(図6の(1)参照)。そして、端末装置20は、室外機52から取得した外気温度とともに端末装置20が存在する位置を示す位置情報をサーバ10に送信する(図6の(2)参照)。そして、サーバ10は、端末装置20から位置と外気温度の情報を取得すると、温度情報記憶部13bに取得時刻を付加して格納する。なお、図6の例では、1台の室外機52のみを図示したが、実際には、ユーザが自宅に移動している経路上で、近距離通信可能な室外機52があれば、その都度、室外機52と近距離通信を行い、室外機52から外気温度を取得して位置情報とともにサーバ10に送信する。そして、サーバ10は、端末装置20から位置情報と外気温度を取得するたびに、位置情報と外気温度を時系列に温度情報記憶部13bに格納する。
続いて、図7に例示するように、サーバ10は、端末装置20の位置と自宅の第一空調機器30の位置との距離が第一の閾値である200mより短いと判定した場合に、温度情報記憶部13bに記憶された外気温度に基づいて自宅の室内機31の運転温度を決定し、運転開始を室内機に対して指示する(図7の(3)参照)。つまり、帰宅途中のユーザが自宅に近い距離となった場合には、帰宅したユーザが快適に感じる室内温度となるように、サーバ10は、室内機31に事前運転を指示する。
また、サーバ10は、例えば、運転温度を決定する手法として、温度情報記憶部13bに記憶された外気温度の平均値を算出し、算出した平均値が所定の温度、例えば29℃以上である場合には、ユーザが設定した温度よりも低い温度を運転温度として決定し、所定の温度以下である場合には、ユーザが設定した温度よりも高い温度を運転温度として決定するようにしてもよい。なお、所定の温度は冷房運転時に29℃とし、暖房運転時に10℃のように予め体感温度などを考慮して決定しておく。また、外気温とユーザが設定した設定温度の関係を学習して決定するようにしてもよい。
ここで、図8を用いて、帰宅時のルートの例について説明する。図8は、帰宅時のルートの例について説明する図である。図8に例示するようにルートAとルートBの二つの帰宅ルートがあり、ルートAではユーザが室外機52a〜52cの近傍を通って帰宅し、ルートBではユーザが室外機52d〜52fの近傍を通って帰宅するものとする。ただし、第一空調機器30は冷房運転に設定されているものとする。
ユーザがルートAで帰宅する場合には、まず、端末装置20は、室外機52aと近距離通信可能な位置に移動した場合には、室外機52aと近距離通信を行い、室外機52aから外気温度として温度「29.1℃」を取得し、位置情報とともにサーバ10に送信する。続いて、端末装置20は、室外機52bと近距離通信可能な位置に移動した場合には、室外機52bと近距離通信を行い、室外機52bから外気温度として温度「29℃」を取得し、位置情報とともにサーバ10に送信する。その後、端末装置20は、室外機52cと近距離通信可能な位置に移動した場合には、室外機52cと近距離通信を行い、室外機52cから外気温度として温度「28.9℃」を取得し、位置情報とともにサーバ10に送信する。
このような場合に、サーバ10は、運転温度を決定する処理として、例えば、温度「29.1℃」、「29℃」および「28.9℃」の平均温度を計算し、計算した平均温度「29℃」と所定の基準温度「29℃」と差が所定の範囲内(例えば、0.5℃以内)である場合には、ユーザが図示しないリモコンなどを用いて予め設定した設定温度で運転温度(例えば、25℃)として決定し、運転開始を自宅の第一空調機器30に対して指示する。
また、サーバ10は、ユーザの移動速度に応じて、運転温度を補正してもよい。例えば、サーバ10は、端末装置20の位置情報からルートAにおける移動距離を算出し、移動距離と移動に要した時間から移動速度を算出する。そして、サーバ10は、移動速度からユーザの移動が歩きであるのか、早歩きであるのか、走りであるのかを判定する。例えば、サーバ10は、移動速度が「時速10km」以上である場合には、「走り」と判定し、移動速度が「時速10km未満」であって、且つ、「時速7km以上」である場合には、「早歩き」と判定し、移動速度が「時速7km」未満である場合には、「歩き」と判定する。そして、サーバ10は、例えば、「走り」と判定した場合には、決定した運転温度「25℃」から2℃マイナスした「23℃」に補正し、運転温度「23℃」で運転する指示を自宅の第一空調機器30に対して送信する。
また、例えば、ユーザがルートBで帰宅する場合には、まず、端末装置20は、室外機52dと近距離通信可能な位置に移動した場合には、室外機52dと近距離通信を行い、室外機52dから外気温度として温度「30.9℃」を取得し、位置情報とともにサーバ10に送信する。続いて、端末装置20は、室外機52eと近距離通信可能な位置に移動した場合には、室外機52eと近距離通信を行い、室外機52eから外気温度として温度「31℃」を取得し、位置情報とともにサーバ10に送信する。その後、端末装置20は、室外機52fと近距離通信可能な位置に移動した場合には、室外機52fと近距離通信を行い、室外機52fから外気温度として温度「31.1℃」を取得し、位置情報とともにサーバ10に送信する。
このような場合に、サーバ10は、運転温度を決定する処理として、例えば、温度「30.9℃」、「31℃」および「31.1℃」の平均温度を計算し、計算した平均温度「31℃」と所定の基準温度「29℃」と差「2℃」であり、差が「0.5℃」を超えている場合には、ユーザが設定した設定温度「25℃」から1℃マイナスした「24℃」を運転温度として決定し、運転開始を自宅の第一空調機器30に対して指示する。また、1℃マイナスのように固定値を差し引くのでなく、所定の基準温度と平均温度の差に比例した値を設定温度からマイナスしてもよい。
また、サーバ10は、上述したように、ユーザの移動速度に応じて、運転温度を補正してもよい。例えば、サーバ10は、ユーザの移動が「走り」であると判定した場合には、決定した運転温度「24℃」から2℃マイナスした「22℃」に補正し、運転温度「22℃」で運転する指示を自宅の第一空調機器30に対して送信する。
(実施形態1に係る空調機制御処理)
次に、図9を用いて、第1の実施形態に係る空調システム100による処理手順の例を説明する。図9は、実施形態1に係る空調機制御処理の一例を示すシーケンス図である。図9の例では、自宅と端末装置20との距離が第二の閾値より小さい場合を説明する。また、ユーザの帰宅経路の途中に室外機52Aおよび52Bが存在するものとする。
図9に例示するように、端末装置20は、ユーザの起動指示に応じて、自宅の室内機31の遠隔操作指示入力のためのGUIを提供するアプリケーションを起動し(ステップS101)、入出力部24の表示画面にGUIを表示する。
そして、端末装置20は、入出力部24に表示されたGUIを介してユーザにより入力された制御指示を受け付けると、自宅の室内機31の運転予約をサーバ10に指示する(ステップS102)。その後、端末装置20は、周囲の室外機52Aと近距離通信を行い、室外機52Aから外気温度を取得し(ステップS103)、取得した外気温度を端末装置20の位置情報とともにサーバ10に送信する(ステップS104)。サーバ10は、位置情報と外気温度を取得すると、取得時刻を付加して温度情報記憶部13bに格納する(ステップS105)。なお、サーバ10の詳しい処理例については、後に図10を用いて説明する。また、時刻の取得は時計を備えている機器であればどの機器からでもよい。
その後、端末装置20は、周囲の室外機52Bと近距離通信を行い、室外機52Bから外気温度を取得し(ステップS106)、取得した外気温度を端末装置20の位置情報とともにサーバ10に送信する(ステップS107)。サーバ10は、位置情報と外気温度を取得すると、取得時刻を付加して温度情報記憶部13bに格納する(ステップS108)。
そして、サーバ10は、端末装置20の位置と第一空調機器30の位置との距離が第一の閾値(例えば、200m未満)となったと判定した場合には、温度情報記憶部13bに記憶された外気温度に基づいて自宅の室内機31の運転温度を決定し(ステップS109)、運転開始を自宅の室内機31に対して指示する(ステップS110)。
次に、図10を用いて、サーバ10の空調機制御処理を説明する。図10は、実施形態1に係る空調機制御処理の一例を示すフローチャートである。図10に例示するように、サーバ10は、自宅の第一空調機器30の運転予約の指示を受信したか確認し(ステップS201)、運転予約の指示を受信していない場合は(ステップS201−No)、ステップS201の判定処理を定期的に繰り返す。一方、サーバ10は、自宅の第一空調機器30の運転予約の指示を端末装置20から受信すると(ステップS201−Yes)、端末装置20と自宅の第一空調機器30との距離が第二の閾値である1kmより近いか判定する(ステップS202)。
この結果、サーバ10は、端末装置20と自宅の第一空調機器30との距離が1km以上であると判定した場合には(ステップS202−No)、ステップS202の判定処理を定期的に繰り返し行う。また、サーバ10は、端末装置20と自宅の第一空調機器30との距離が第二閾値である1kmより近いと判定した場合には(ステップS202−Yes)、端末装置20の位置情報と外気温度の送信を端末装置20に指示する(ステップS203)。
そして、サーバ10は、端末装置20から位置情報と外気温度を受信したか確認し(ステップS204)、位置情報と外気温度を受信していない場合(ステップS204−No)、ステップS204の判定処理を定期的に繰り返し行う。また、サーバ10は、端末装置20から位置情報と外気温度を受信すると(ステップS204−Yes)、端末装置20の位置情報と外気温度を温度情報記憶部13bに対して時系列に格納する(ステップS205)。そして、サーバ10は、端末装置20と自宅の第一空調機器30との距離が第一閾値である200mより近いか判定する(ステップS206)。
この結果、サーバ10は、端末装置20と自宅の第一空調機器30との距離が第一閾値である200m以上であると判定した場合には(ステップS2−No)、ステップS204の処理に戻り、ステップS204〜S206の処理を繰り返し行う。また、サーバ10は、端末装置20と自宅の第一空調機器30との距離が第一閾値である200mより近いと判定した場合には(ステップS206−Yes)、温度情報記憶部13bに記憶された外気温度に基づいて第一空調機器30の運転温度を決定する(ステップS207)。そして、サーバ10は、運転開始を第一空調機器30に対して指示する(ステップS208)。
(第1の実施形態の効果)
第1の実施形態に係る空調システム100は、第一空調機器30と端末装置20とサーバ10とを有する。サーバ10は、第一空調機器30の位置情報を記憶する位置情報記憶部13aと、端末装置20が存在する位置の位置情報および外気温度を時系列に記憶する温度情報記憶部13bとを有する。端末装置20は、自装置の位置情報および外気温度を取得してサーバ10に送信する。そして、サーバ10は、端末装置20から該端末装置20の位置情報および外気温度を取得し、温度情報記憶部13bに格納する。続いて、サーバ10は、端末装置20の位置と第一空調機器30の位置との距離が予め定めた第一の閾値より小さい場合には、温度情報記憶部13bに記憶された外気温度に基づいて第一空調機器30の運転温度を決定し、第一空調機器30に対して運転開始を指示する。
このように、空調システム100では、端末装置20から取得した端末装置20の周辺の外気温度に基づいて、第一空調機器30の運転温度を決定するので、例えば、ユーザの帰宅途中における環境に応じて適切な温度設定を行うことが可能である。つまり、空調システム100では、ユーザのリアルタイムな状況から、ユーザにとって最適な室内環境を実現できる事前運転が可能な空調機器制御が実現できる。
また、空調システム100では、サーバ10が、端末装置20の移動速度に応じて、運転温度を補正する。このため、空調システム100では、例えば、ユーザが走って帰宅した等のユーザの状態も考慮した上で運転温度を設定し、ユーザにとって最適な室内環境を実現できる。
また、空調システム100では、サーバ10が、端末装置20の位置と第一空調機器30の位置との距離が第二の閾値である1kmより短い場合に、端末装置20から端末装置20存在する位置の位置情報および端末装置20の周辺の外気温度を取得し、温度情報記憶部13bに格納する。このため、例えば、自宅の最寄り駅から自宅までの距離が1kmほどである場合に、サーバ10は、会社や学校から最寄り駅に着いてから位置情報と外気温度の取得を開始し、最寄り駅から自宅までの間における外気温度に基づいて運転温度を決定するので、ある程度自宅に近くなってからのユーザの帰宅途中における環境に応じた適切な温度設定を行うことが可能である。
また、空調システム100では、端末装置20が、端末装置20の周辺の第二空調機器50の室外機52から該室外機52に設けられた温度センサ52aによって検知された外気温度を取得し、取得した外気温度とともに自装置の位置情報をサーバ10に送信する。このため、端末装置20は、帰宅途中にある室外機52から外気温度を適切に取得することが可能である。
また、空調システム100では、端末装置20が、端末装置20の周辺において近距離通信が可能な第二空調機器50の空調機器IDを取得し、取得した空調機器IDとともに外気温度をサーバ10に送信する。そして、サーバ10は、端末装置20から送信された空調機器IDから該第二空調機器50の位置を特定し、該第二空調機器50の位置を端末装置20の位置として温度情報記憶部13bに格納する。このため、端末装置20が位置情報を送信することなく、サーバ10が端末装置20の位置を特定することが可能である。
また、端末装置20が、端末装置20の周辺において近距離通信が可能な第二空調機器50に代替して、近距離通信が可能な温度センサを備えた機器からIDを取得し、取得したIDとともに外気温度をサーバ10に送信するようにしてもよい。
また、空調システム100では、サーバ10が、温度情報記憶部13bに記憶された外気温度の平均を計算し、該外気温度の平均に応じて、第一空調機器30の運転温度を決定し、第一空調機器30に対して運転開始を指示する。このように、サーバ10は、外気温度の平均から運転温度を決定するので、ユーザの帰宅時の環境を考慮して、簡易且つ適切な温度設定を行うことが可能である。
上述の実施形態および図示の具体的名称、処理、制御、各種のデータやパラメータを含む情報については、一例を示すに過ぎず、特記する場合を除いて適宜変更することができる。また、上述の実施形態における各部もしくは各装置の構成は、処理負荷や実装効率などから適宜分散または統合されてもよい。また、上述の実施形態における各処理は、処理負荷や実装効率などから、処理順序を適宜入れ替えて実行されてもよい。
上述の実施形態のより広範な態様は、上述のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。従って、添付の特許請求の範囲およびその均等物などによって定義される総括的な発明の概念または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
また、本実施例では端末装置20の周辺において近距離通信が可能な第二空調機器50から外気温度を取得しているが、これに限るものでなく、図3に示すデータを位置情報記憶部13aに予め記憶しておき、端末装置20のGPSなどで取得した端末装置20の位置情報をサーバ10へ送信し、サーバ10で受信した位置情報から端末装置20に最も近い第二空調機器50を位置情報記憶部13aから抽出し、抽出した第二空調機器50へサーバ10がアクセスしてこの第二空調機器50の室外機52で検出した外気温度を端末装置20の周辺の温度として温度情報記憶部13bへ記憶してもよい。
10 サーバ
11、21 通信処理部
12、22 制御部
12a 取得部
12b 設定部
13、23 記憶部
13a 位置情報記憶部
13b 温度情報記憶部
20 端末装置
22a 送信部
24 入出力部
30 第一空調機器
31 室内機
32 室外機
40 ネットワーク
50 第二空調機器
51 室内機
52 室外機
52a、52b、52c、52d、52e、52f 温度センサ
52g 通信部
100 空調システム

Claims (6)

  1. 遠隔操作により運転温度が指示される第一空調機器と端末装置とサーバとを有する空調システムであって、
    前記端末装置は、
    自装置が存在する位置の位置情報および外気温度を取得して前記サーバに送信する送信部を備え、
    前記サーバは、
    前記第一空調機器の位置情報を記憶する第一の記憶部と、
    前記端末装置の位置情報および外気温度を時系列に記憶する第二の記憶部と、
    前記端末装置から該端末装置が存在する位置の位置情報および外気温度を取得し、前記第二の記憶部に格納する取得部と、
    前記端末装置の位置と前記第一空調機器の位置との距離が予め定めた第一の閾値より小さい場合には、前記第二の記憶部に記憶された外気温度に基づいて前記第一空調機器の運転温度を決定し、前記第一空調機器に対して運転開始を指示する設定部と
    を備えたことを特徴とする空調システム。
  2. 前記設定部は、前記端末装置の移動速度に応じて、前記運転温度を補正することを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記取得部は、前記端末装置の位置と前記第一空調機器の位置との距離が前記第一の閾値よりも値が大きい第二の閾値より小さい場合に、前記端末装置から前記端末装置の位置情報および外気温度を取得し、前記第二の記憶部に格納することを特徴とする請求項1または2に記載の空調システム。
  4. 前記空調システムは、前記第一の閾値と前記第一の閾値よりも値が大きい第二の閾値の間の距離に配置され、外気温度を検出する温度センサを備えた機器をさらに備え、
    前記送信部は、前記温度センサによって検知された外気温度を取得し、取得した外気温度とともに前記自装置の位置情報を前記サーバに送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空調システム。
  5. 前記送信部は、近距離通信が可能な機器の識別情報を取得し、取得した前記機器の識別情報とともに前記外気温度を前記サーバに送信し、
    前記取得部は、前記端末装置から送信された前記機器の識別情報から該機器の位置を特定し、該機器の位置を前記端末装置の位置として前記第二の記憶部に格納することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の空調システム。
  6. 前記取得部は、前記端末装置の位置を前記第二の記憶部に時系列に格納し、
    前記設定部は、前記第二の記憶部に記憶された外気温度の平均を計算し、該外気温度の平均に応じて、前記第一空調機器の運転温度を決定し、前記第一空調機器に対して運転開始を指示することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の空調システム。
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