JP2019174044A - 伝導伝熱乾燥機並びに伝導伝熱乾燥機の運転方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また前記本体シェル10′内には加熱装置(多管式加熱管11′)が具えられ、この加熱装置の伝熱面に被処理物Pを接触させて、多くの場合では水分を蒸発させる目的で用いられている。
このような伝導伝熱乾燥機1′については本出願人も製造販売を行っており、更にこの伝導伝熱乾燥機1′が適用された乾燥装置等を開発し、既に特許出願に及んでいる(例えば特許文献1、2参照)。
その後も本出願人は、伝導伝熱乾燥機及び乾燥装置等の改良・開発を鋭意行っており、乾燥装置の運転に関し次の様な点で改良の余地があることが確認された。
なお前記被処理物Pのホールドアップ状態とは、被処理物Pは本体シェル10′内において、多管式加熱管11′の回転に伴って回転方向に掻き上げられて盛り上がった状態で偏在することとなるものであり(図3参照)、このように多管式加熱管11′が回転しているときに、その回転方向に被処理物Pが盛り上がった状態をホールドアップ状態と称するものであり、その高さ位置を機内レベルと称するものである。
まずモータに流れる電流値が「大」である場合にはモータM1の負荷が高い状態であることから、本体シェル10′内における被処理物Pの滞留量が増加し、これに伴い機内レベルが上昇していると判断され、本体シェル10′からの被処理物P2の排出量を増加して機内レベルを下降させる制御が行われる。
一方、電流値が「小」である場合にはモータM1の負荷が低い状態であることから、本体シェル10′内における被処理物Pの滞留量が減少し、これに伴い機内レベルが下降していると判断され、本体シェル10′からの被処理物Pの排出量を減少して機内レベルを上昇させる制御が行われる。
更に電流値が「中」である場合にはモータの負荷が上記二つの場合の中間であることから、本体シェル10′からの被処理物Pの排出量を通常状態とする制御が行われる。
このため、被処理物Pの水分が多いことに起因して、被処理物Pの滞留量が少なく機内レベルが低いにもかかわらず電流値が増大しているのか否かを判断することも可能ではあるが、品温−水分値特性はレスポンスが遅いためこの手法は現実的ではない。
もちろんこのような問題は、側面開口108′に透明な耐熱ガラス等を嵌め込むこと等により解消することは可能ではあるものの、ガラス面が曇ったり汚れてしまうためこれを排除するための構成が別途必要となり、この手法も現実的ではない。
本体シェルへの被処理物の投入量および/または本体シェルからの乾燥品の排出量を制御することを特徴として成るものである。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
このため機内レベルの変移量の状態から被処理物が本体シェルの横断面内において均質な状態で分布しているのか、不均質な状態で分布しているのかを判定することができる。
これにより伝導伝熱乾燥機の制御を、被処理物の実際の機内レベルに応じた適切なものとすることができる。
このため機内レベル検出機構の故障率を低下させることができ、その信頼性を向上することができる。
また機内レベル検出機構のケーシングが透明である場合には、雲りや粉塵の付着、凝縮液滴の付着を防ぐことができる。
以下、伝導伝熱乾燥機1について説明し、その後、伝導伝熱乾燥機1の運転方法について説明する。
なお投入口101は、本体シェル10の片側端部付近に形成されるものであり、この投入口101付近に排気口104が形成される。
更に本体シェル10における前記排気口104よりも中央寄りの部分に分散投入口101aが形成されるものであり、更にこの実施例ではその隣に分散投入口101bも形成するようにした。もちろん、後述する多管式加熱管11の長手方向に沿って更に複数の個所に分散投入口を形成するようにしてもよい。
また本体シェル10及び多管式加熱管11は、水平または投入口101側が排出口102側よりも幾分か高くなるように傾斜して機枠1Fに設置される。
このような構成が採られることから、板材102aを高く積み上げれば、排出口102の開口は上部に狭くしか開かないため、後述するように本体シェル10内の被処理物P1の滞留量が大きくなる。逆に板材102aが少なければ開口は広くなり、後述するように本体シェル10内の被処理物P1の滞留量は少なくなる。
また前記排出口102を覆うようにダクト102bが外装されるものであり、また排出口102を塞ぐ蓋部材102cが具えられており、排出口102が蓋部材102cにより塞がれている「閉状態」では、本体シェル10から乾燥品P3が排出されることはなく、一方、排出口102が蓋部材102cにより塞がれていない「開状態」では、本体シェル10から乾燥品P3が排出される。そして本体シェル10内の被処理物Pの滞留量は、この蓋部材102cの「開」、「閉」動作の繰り返しの時間間隔が制御盤4からの制御信号により調整される。
なお前記蓋部材102cは、適宜シリンダやリンク機構を具えて構成される不図示の開閉機構により排出口102に対して接近離反するように構成される。
更に前記排気口104付近に排気ガス温度センサ121が具えられ、また排出口102付近に品温センサ122が具えられる。
また前記本体シェル10は常圧下あるいは僅かな負圧下での使用を前提に構成されるものであり、このため厳密な気密性が求められることがなく、複雑な投入・排出機構、給・排気機構を要しないものである。このため、伝導伝熱乾燥機1を低コストで構築することができる。
そして前記軸体113の両端にはロータリージョイント115a、115bが取り付けられ、チューブ束116と接続される。また軸体113の外面と本体シェル10との間には、外気との遮断のためのシール機構が設けられている。
またチューブ束116の側周部には、複数のリフタ117及び適宜の角度を持たせた送り羽根118が取り付けられたアングル111(例えばアングル鋼)が多数(この実施例では12本)具えられるものであり、これらよって被処理物Pは図3に示すように掻き上げられて、前記チューブ束116に接触するとともに投入口101側から排出口102側に進むこととなる。
具体的には図4に示すように、耐衝撃性・耐熱性に優れたエンジニアリングプラスチックやガラス等の透明素材によって形成されたケーシング130にスリーブ132が内嵌され、このスリーブ132の中穴132aに挿通されたロッド131が上下動できるように具えられて成るものである。
なおケーシング130を長手方向の適宜の個所で分割自在とすることにより、スリーブ132をケーシング130内の長手方向の好適な位置に設置することが可能となる。
この当接片135は、図4に示すような円錐台状のものの他、角錐、球形状等、実質的にロッド131の底面を拡張して被処理物Pとの接触面積を増大させることにより、ロッド131が下方から持ち上げられて来る被処理物P中に沈み込むのを防止することができる形態が採られる。因みに稼動中の伝導伝熱乾燥機1において、下水汚泥を被処理物Pとした際の試験では、当接片135の下面にかかる圧力が2.2kg/cm2 程度であればロッド131及び当接片135が被処理物P中に沈み込んでしまうことなく、被処理物Pの機内レベルを正確に検出することができることが確認されている。
なおロッド131及び当接片135の素材としては、SUS等の金属の他、シリコーン、フッ素樹脂あるいはこれらを組み合わせたもの等が採用し得る。
またケーシング130が透明素材によって形成されることから、ケーシング130の側周部にゲージを付することにより、目視によってもロッド131の上下位置を確認することができるようにしてもよい。
まず前記投入装置2について説明すると、このものは一例としてホッパ20の底部にスクリューコンベヤ20aを具えて構成されるものであり、その排出口は前記伝導伝熱乾燥機1における投入口101、分散投入口101a、101bに接続される。なお分散投入口101a、101bと投入装置2との間にはバルブ21、22が設けられる。
また前記スクリューコンベヤ20aはインバータモータM2を駆動源とするものである。
またこのスクリューコンベヤ20aに代えて、モーノポンプ(登録商標)等の一軸偏心ねじポンプ等を適用することもできる。
なお加熱蒸気Vの圧力は、被処理物P1の性状に応じて0.1から0.7MPaG(温度としては120〜170℃に相当)程度に調整される。
また加熱蒸気Vの蒸気配管経路は減圧弁7の前段で分岐しており、この分岐路は熱交換器9に接続され、昇温した外気をキャリアガスCとしてキャリアガス口103に供給できるように構成されている。またこの分岐路は蒸気供給口106にも接続され、本体シェル10内を昇温することができるように構成されている。
まず始めに、伝導伝熱乾燥機1から排気される排気ガスG1は、被処理物P1(一例として有機汚泥)から蒸発する水分や臭気成分等を含むものとなるため、バーナ51に着火して脱臭炉5を起動しておく。
次いで被処理物P1の投入に先立って、伝導伝熱乾燥機1における多管式加熱管11及び本体シェル10を昇温しておくものであり、多管式加熱管11を設定した回転数で回転させた状態で、ロータリージョイント115a及び蒸気供給口106に加熱蒸気Vを供給する。
また上記伝導伝熱乾燥機1の準備に際しては、ロータリージョイント115bの下流側に具えられたポンプ(図示省略)を動作させ、多管式加熱管11内に生じたドレンDの排出や、リークにより入り込んだ空気などの非凝縮性ガスを排出させる。
続いて一例としてキャリアガスCとしての外気を、フィルタ(図示省略)を用いて除塵等を施した後、更に熱交換器9により約100℃に加熱してキャリアガス口103から本体シェル10内に供給する。
次いで投入装置2から投入口101を通じて本体シェル10内に被処理物P1を投入するものであり、この投入装置2は、回転速度が可変可能である例えばインバータモータM2を駆動源とするものであり、回転速度の調整は駆動周波数を変化させることにより行われる。
このとき、本体シェル10内における被処理物P1の分布状態は、図3の横断面図に示すように多管式加熱管11の回転に伴って回転方向に盛り上がって偏在した状態となるものであり、この様な状態を含めて被処理物P1は本体シェル10の下部に位置していると呼ぶ。
なお多管式加熱管11の回転に伴って回転方向に盛り上がった状態の被処理物Pの高さを位置を機内レベルと称する。
更に被処理物Pは多管式加熱管11の側周部に具えられた複数のリフタ117等によってカスケードしながら掻き上げられ、本体シェル10内の上部に至るとともに、ここから落下する際にチューブ束116の内側に位置するチューブに接触し、ここでも乾燥が促されるものである。
一方、排出口102に達した乾燥の進んだ被処理物P2は、適宜のタイミングで前述の蓋部材102cの開閉動作が起動されることにより排出口109から乾燥品P3として排出される。
また被処理物Pから蒸発した水分や揮発性有機物は、キャリアガス口103から本体シェル10内に流入したキャリアガスCに同伴されるようにして、速やかに排気口104から排気ガスG1として外部に排出される。そして排気口104から排出される排気ガスG1に含まれる微粉等は、集塵装置3において分離される。
上述のような伝導伝熱乾燥機1の運転にあたり、本発明では、多管式加熱管11を回転駆動するモータM1に流れる電流の値(以下、単に「電流値」と称する。)と、機内レベル検出機構13による被処理物Pの機内レベル(以下、単に「機内レベル」と称する。)の検出値とが常時測定される。図5に機内レベル検出機構13による「機内レベル」の検出の様子を骨格的に示す。また図6にロッド131の上端位置の時間による変化の様子及びこれに対応したセンサSによる検出の状態を示す。
そして「電流値」、「機内レベル」及び機内レベルの変移量(以下、単に「変移量」と称する。)のうちのいずれか一つまたは複数の状態に応じて、本体シェル10への被処理物P1の投入量(以下、単に「投入量」と称する。)のおよび/または本体シェル10からの乾燥品P3の排出量(以下、単に「排出量」と称する。)を制御するものである。
なおこの制御にあたっては、上記「機内レベル」及び「電流値」は、適宜の単位時間での測定値を平均した値が採用されるものであり、一方、「変移量」は、例えば当該単位時間内での最大値が採用される。
そして本体シェル10への被処理物P1の投入量の制御は、投入装置2のインバータモータM2の駆動周波数を変化させることにより行われる。一方、本体シェル10からの乾燥品P3の排出量の制御は、前述の蓋部材102cの開閉の時間の設定値を、例えば制御盤4内の制御機器に予め設定されている開閉時間の幾つかの組合せの設定値を用いて行われる。開閉時間としては、例えば、乾燥品P3の排出量を多くする場合の開時間/閉時間は2秒/15秒、通常運転での開時間/閉時間は2秒/30秒、排出量を少なくする場合の開時間/閉時間は2秒/60秒である。
まず「変移量」及び「電流値」を用いる実施例について説明すると、例えば連続するあるいは所定の間隔を空けた二つの単位時間で比べたときに「変移量」が増大した場合、もしくは「変移量」の「大」な状態が継続した場合、これらを水分上昇に伴う被処理物Pの伝導伝熱乾燥機1内部への付着が生じているものと捉え、本体シェル10への被処理物P1の「投入量」を少なくする制御が行われる。
なお前記「変移量」は、一例としてセンサSの検出差が二段以上(例えばセンサS2とS4)の場合を「大」とし、二段未満(例えばセンサS1とS2)の場合を「小」とするものである。
またこの際、「電流値」を確認し、基準電流値よりも「低」のときには共回りが発生していると捉え、「排出量」を通常運転とする又は少なくする制御が行われる。一方、基準電流値よりも「高」のときには、「付着」が生じていることが略確定するため、「排出量」を通常運転とする制御が行われる。
ここで前記「共回り」とは、被処理物Pがリフタ117等によってカスケードしながら掻き上げられることなく、塊状になってチューブ束116と共に回ってしまうことを意味するものである。
次に「電流値」、「本機内レベル」及び「変移量」を用いる実施例について説明するものであり、一例として図7に示す表に従って被処理物Pの投入量及び排出量の制御が行われる。
なお前記「機内レベル」は、詳しくは先に説明した様な算出方法により平均としての「機内レベル」を制御に利用できるが、ここでは概略として、一例として、図5(a)に示すようにセンサS1のみの検出が確認されているとき及び図5(b)に示すようにセンサS2までの検出が確認されているときを「低」とし、図5(c)に示すようにセンサS3までの検出が確認されているときを「中」とし、更に図5(d)に示すようにセンサS4までの検出が確認されているとき及び図5(e)に示すようにセンサS5までの検出が確認されているときを「高」とする三段階のレベルで表現するものである。
且つこの状態で「機内レベル」が「高」であることから、本体シェル10内の機内レベル検出機構13の近傍における被処理物Pの滞留量は多いまたは中位の状態であると判定される。
且つこの状態で電流値が「高」であることから、被処理物Pが本体シェル10内の多管式加熱管11の延在方向においても「付着」が生じて負荷が増大しているのが原因であると判定される。
そしてこのような判定の下、「投入量」を少なくし、「排出量」を通常運転とする制御が行われる。
且つこの状態で「機内レベル」が「高」である場合、本体シェル10内の機内レベル検出機構13の近傍における被処理物Pの滞留量は多い状態であると判定される。
且つこの状態で「電流値」が「高」である場合、本体シェル10内の多管式加熱管11の延在方向における被処理物Pの滞留量が多い状態であることが妥当である(滞留量が多い正常状態である)と判定される。
そしてこのような判定の下、「投入量」を維持し、「排出量」を多くする制御が行われる。
具体的には上記のケース1、3では、ともに「電流値」が「高」であるため、従来手法によると同様の制御が行われることとなるのに対し、本発明によると異なる制御が行われることとなる。
また上記のケース1、3では、ともに「電流値」が「高」であり、更にともに「機内レベル」が「高」であるものの、「変移量」が「大」、「小」と異なるため、異なる制御が行われることとなる。
なお本願における方法発明は請求項6で定義したように、「電流値」、「機内レベル」及び「変移量」のうちのいずれか一つまたは複数の状態に応じて、「投入量」および/または「排出量」を制御するものであり、従来手法で判断材料としていた「電流値」に加え、「機内レベル」を判断材料とすることにより判断項目数が増し、更に「変移量」を判断材料とすることにより更に判断項目数が増すこととなるものです(表中の判定6項目)。
本発明は上述した実施例を基本となる実施例とするものであるが、本発明の技術的思想に基づいて以下に示すような実施例を採ることもできる。
まず図8に示すように、前記機内レベル検出機構13を、本体シェル10の長手方向に沿って二個所以上の複数個所に具えるようにしてもよく、本体シェル10内の複数個所で被処理物Pの「機内レベル」を把握することができ、本体シェル10内に位置する被処理物Pの状態をより正確に把握することができると共に、本体シェル10内全体での滞留量の推算が可能となり、この状態に応じたより繊細な制御を行うことができる。
1F 機枠
10 本体シェル
101 投入口
101a 分散投入口
101b 分散投入口
102 排出口
102a 板材
102b ダクト
102c 蓋部材
103 キャリアガス口
104 排気口
106 蒸気供給口
107 ドレン口
108 側面開口
109 排出口
11 多管式加熱管(加熱管)
111 アングル
112 鏡板
113 軸体
114 軸受ブロック
115a ロータリージョイント
115b ロータリージョイント
116 チューブ束
117 リフタ
118 送り羽根
121 排気ガス温度センサ
122 品温センサ
13 機内レベル検出機構
130 ケーシング
130a パージエア供給口
131 ロッド
132 スリーブ
132a 中穴
133 ストッパ
135 当接片
2 投入装置
20 ホッパ
20a スクリューコンベヤ
21 バルブ
22 バルブ
3 集塵装置
4 制御盤
5 脱臭炉
50 炉本体
51 バーナ
52 給気口
53 排気口
54 温度センサ
55 調量弁
6 熱交換器
7 減圧弁
8 流量調整弁
9 熱交換器
C キャリアガス
D ドレン
F 伝導伝熱乾燥設備
G1 排気ガス
G2 排気ガス
M1 モータ
M2 インバータモータ
P 被処理物
P1 被処理物
P2 被処理物(乾燥の進んだ)
P3 乾燥品
S センサ
S1 センサ
S2 センサ
S3 センサ
S4 センサ
S5 センサ
V 加熱蒸気
Claims (7)
- 中空部材である本体シェル内に、この本体シェルの長手方向に沿った軸を中心に回転駆動される加熱装置が具えられ、この加熱装置の伝熱面に被処理物を接触させてその水分を蒸発させるように構成された伝導伝熱乾燥機において、
前記加熱装置の回転方向に掻き上げられる被処理物の機内レベルを検出するための機内レベル検出機構が具えられるものであり、
この機内レベル検出機構は、外部から本体シェル内に挿通状態とされたスライド自在のロッドを具え、このロッドの下端部が被処理物の表層部と接することにより、被処理物の機内レベルの変動に伴って上下動するように構成されたものであり、
前記ロッドの上下位置により外部から被処理物の機内レベルを認知することができるように構成されていることを特徴とする伝導伝熱乾燥機。
- 前記ロッドの上下位置の検出を行うためのセンサが具えられていることを特徴とする請求項1記載の伝導伝熱乾燥機。
- 前記ロッドのスライド箇所にはエアパージ機構が具えられていることを特徴とする請求項1または2いずれか記載の伝導伝熱乾燥機。
- 前記ロッドの下端部には、沈み込み防止機構が形成されていることを特徴とする請求項1、2または3いずれか記載の伝導伝熱乾燥機。
- 前記機内レベル検出機構は、本体シェルの長手方向に沿って複数個所に具えられていることを特徴とする請求項1、2、3または4いずれか記載の伝導伝熱乾燥機。
- 前記請求項1、2、3、4または5いずれか記載の伝導伝熱乾燥機を用いて、
加熱装置を回転駆動するためのモータに流れる電流値、本体シェル内における被処理物の機内レベル及び機内レベルの変移量のうちのいずれか一つまたは複数の状態に応じて、
本体シェルへの被処理物の投入量および/または本体シェルからの乾燥品の排出量を制御することを特徴とする伝導伝熱乾燥機の運転方法。
- 前記請求項1、2、3、4または5いずれか記載の伝導伝熱乾燥機を用いて、
単位時間の時間−機内レベル特性を表すグラフを得るとともに、このグラフを用いて単位時間当たりの機内レベルを算出することを特徴とする伝導伝熱乾燥機の運転方法。
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