JP2019173664A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019173664A
JP2019173664A JP2018063214A JP2018063214A JP2019173664A JP 2019173664 A JP2019173664 A JP 2019173664A JP 2018063214 A JP2018063214 A JP 2018063214A JP 2018063214 A JP2018063214 A JP 2018063214A JP 2019173664 A JP2019173664 A JP 2019173664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
internal combustion
combustion engine
cylinder
egr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018063214A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7073843B2 (ja
Inventor
利彰 廣沢
Toshiaki Hirosawa
利彰 廣沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2018063214A priority Critical patent/JP7073843B2/ja
Publication of JP2019173664A publication Critical patent/JP2019173664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7073843B2 publication Critical patent/JP7073843B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

【課題】EGR弁が過渡的に動作した場合の筒内吸入EGRガス量の算出精度を向上させることを課題とする。【解決手段】内燃機関の制御装置は、排気の一部を吸気系に還流するEGR通路を備えた内燃機関の筒内吸入EGRガス量を算出する内燃機関の制御装置であって、機関回転数取得手段によって取得された前記内燃機関の機関回転数と、筒内吸入新気量取得手段によって取得された前記内燃機関の筒内に流れ込む筒内吸入新気量と、前後圧力比取得手段によって取得された前記EGR通路に設置されたEGR弁の前後圧力比と、新気吹き返し量取得手段によって取得された前記内燃機関が備える吸気弁からの新気吹き返し量と、に基づいて、筒内吸入EGRガス量を算出する演算部を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
従来、内燃機関における筒内充填ガス量から、筒内吸入EGRガス(Exhaust Gas Recirculation)量を減算することにより、筒内に導入された空気の量である筒内吸入新気量を算出することが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、筒内充填ガス量を算出すための吸気弁モデル等が開示されている。
ところで、EGR弁の開度を変化させる過渡期には、目標とするEGR弁の開度と実際のEGR弁の開度とが相違する。このため、定常状態を前提として筒内吸入EGRガスを算出すると、その算出値は、実際の値と乖離することがある。特許文献1では、EGR弁が過渡的に動作した場合に筒内吸入EGRガスを正確に算出するために、EGR弁を通過したEGRガスがシリンダに到達するのにかかる時間に相当する無駄時間と、追従遅れとを考慮して筒内吸入EGRガス量を算出している。
特許文献2においても、EGR弁を通過したEGRガスが各気筒に到達するまでにかかる無駄時間と、EGR弁通過ガス量の変化に対する筒内吸入EGRガス量の追従遅れを考慮することで、EGR弁が過渡的に動作した場合の筒内吸入EGRガス量の推定精度を高めようとしている。
特開2007−64230号公報 特開2010−209832号公報
ところで、シリンダ内に戻されるEGRガスは、その流路環境に応じて、無駄時間や追従遅れも影響を受けると考えられる。特許文献1や特許文献2は、これらの観点から改善の余地を有していると考えられる。
そこで、本明細書開示の内燃機関の制御装置は、EGR弁が過渡的に動作した場合の筒内吸入EGRガス量の算出精度を向上させることを課題とする。
本明細書に開示された内燃機関の制御装置は、排気の一部を吸気系に還流するEGR通路を備えた内燃機関の筒内吸入EGRガス量を算出する内燃機関の制御装置であって、機関回転数取得手段によって取得された前記内燃機関の機関回転数と、筒内吸入新気量取得手段によって取得された前記内燃機関の筒内に流れ込む筒内吸入新気量と、前後圧力比取得手段によって取得された前記EGR通路に設置されたEGR弁の前後圧力比と、新気吹き返し量取得手段によって取得された前記内燃機関が備える吸気弁からの新気吹き返し量と、に基づいて、筒内吸入EGRガス量を算出する演算部を備える。
本明細書開示の内燃機関の制御装置によれば、EGR弁が過渡的に動作した場合の筒内吸入EGRガス量の算出精度を向上させることができる。
図1は実施形態の内燃機関を模式的に示す説明図である。 図2は実施形態の内燃機関における筒内吸入EGRガス量の算出処理の流れを示すフローチャートである。 図3は実施形態の内燃機関の無駄時間を算出する際に参照するマップの一例である。 図4は実施形態の内燃機関の時定数を算出する際に参照するマップの一例である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されて描かれている場合もある。
(実施形態)
以下、本明細書開示の内燃機関の制御装置を、内燃機関を統括的に制御する電子制御装置として具体化した一実施形態について図1〜4を参照して説明する。図1は本実施形態にかかる内燃機関の吸気系及び排気系の構成と、同内燃機関を統括的に制御する電子制御装置の概略構成を示している。
図1を参照すると、内燃機関10は、シリンダ11を備える。シリンダ11内にはピストン12が摺動可能に配置されている。また、シリンダヘッド11aには、点火プラグ13が設置されている。本実施形態の内燃機関10は、直列4気筒のガソリンエンジンであるが、シリンダの数、配列は、これに限定されない。
内燃機関10には、吸気通路20と排気通路30とが接続されている。吸気通路20にはスロットル弁21が設けられている。スロットル弁21は、モータによって開閉駆動され、開度が制御されることで吸入空気量が調量される。
吸気通路20におけるスロットル弁21よりも下流側の部位には、サージタンク23が設けられている。サージタンク23には、吸気枝管24が接続されている。吸気枝管24は、シリンダ毎に設けられている。吸気通路20を通過した吸気は、シリンダヘッド11aに設けられた吸気弁32を介してシリンダ11内へ導入される。吸気弁32は、吸気カム33によって開閉駆動される。本実施形態の吸気カム33は、カム位相可変部33aによって、その位相が変更可能とされている。吸気通路20やサージタンク23は、吸気系に含まれる。
一方、排気通路30は排気マニホルド31を介して各シリンダ11に接続されている。これにより、各シリンダ11から排出された排気が排気マニホルド31でまとめられ、排気通路30を通じて排出される。シリンダヘッド11aには、排気カム35によって駆動される排気弁34が設けられている。
排気通路30からは、EGR装置40に含まれるEGR通路40aが分岐している。EGR通路40aの他端は、図1中、参照番号A1で示す合流部位、すなわち、吸気通路20におけるスロットル弁21よりも下流で、かつ、サージタンク23よりも上流側の部位に接続されている。これにより、排気通路30を流れる排気の一部が吸気系に含まれる吸気通路20に還流される。EGR通路40aにはステップモータ42によってその開度が変更されるEGR弁41が設けられており、このEGR弁41の開度が変更されることにより排気通路30から吸気通路20に還流される排気の量が調量される。
本実施形態のEGR弁41にあっては、ステップモータ42のステップ数stpが増大するほどEGR弁41の開度が大きくなる。
スロットル弁21の開度制御や、EGR弁41の開度制御は、内燃機関10を統括的に制御する電子制御装置(ECU:Engine Control Unit)100によって実行される。電子制御装置100は、機関制御にかかる各種演算処理を実行する中央演算処理装置(CPU)、機関制御用の演算プログラムや演算マップ、各種データが記憶された読み出し専用メモリ(ROM)、演算の結果等を一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)等を備えている。電子制御装置100は、演算部として機能する。
電子制御装置100には、各種センサが接続されている。アクセルポジションセンサ50は運転者によるアクセルペダルの操作量を検出する。エアフロメータ51は内燃機関10に導入される筒内吸入新気量klair及び吸気温度を検出する。回転速度センサ52は内燃機関10の出力軸の回転速度に基づいて機関回転数NEを検出する。車速センサ53は車速信号を出力する。スロットルポジションセンサ54はスロットル弁21の開度であるスロットル開度信号を出力する。空燃比センサ55は排気通路30に設けられ、排気の酸素濃度を検出する。吸気管圧力センサ56は、吸気管における吸気の圧力(吸気管圧力Pm)を検出する。吸気カム位相センサ57は、吸気カム33の位相、すなわち、吸気カム位相Phcamを検出する。
電子制御装置100は、これらの各種センサ50〜57からの出力信号に基づいて、車両を統括的に制御する。具体的には、アクセルポジションセンサ50によって検出されるアクセルペダルの操作量に基づいて、スロットル弁21の開度を調整する。これにより、アクセルペダルの操作量に応じて内燃機関10の吸入空気量が制御される。
ここで、回転速度センサ52は、機関回転数取得手段として機能する。エアフロメータ51は、筒内吸入新気量取得手段として機能する。吸気管圧力センサ56は、EGR弁41の下流側の圧力を検出するため、前後圧力比取得手段の一部として機能する。EGR弁41の上流側の圧力を大気圧とみなし、吸気管圧力センサ56の検出値である吸気管圧力Pmとの比を算出することで、EGR弁41の前後圧力比を算出することができる。吸気カム位相センサ57は、新気吹き返し量取得手段として機能する。吸気カム33は、カム位相可変部33aによって、駆動状態を変更することでアトキンソンサイクルを実現することができる。アトキンソン領域では、吸気カム33の位相によって、吸気弁32を介してシリンダ11内からの新気の吹き戻しが発生する。このため、吸気カム33の位相を把握することで、新気の吹き戻し量を検出することができる。なお、EGR弁41の前後にそれぞれ圧力センサを設け、これらの圧力センサの検出値の比を算出し、前後圧力比としてもよい。
本実施形態では、機関回転数NE、EGR弁41を駆動するステップモータ42のステップ数stp及び吸気管圧力Pmに基づいてEGR弁41を通過するEGRガスの量であるEGR弁通過ガス量klegrを算出する。そして、このEGR弁通過ガス量klegrに基づいて筒内吸入EGRガス量klegrsmを算出する。
本実施形態の電子制御装置100は、EGR弁41の過渡状態における筒内吸入EGRガス量klegrsmを算出するときに、EGRガスの輸送遅れと、追従遅れの影響を考慮する。
以下、図2〜4を参照して本実施形態にかかる筒内吸入EGRガス量klegrsmの算出処理について説明する。尚、図2は本実施形態にかかる筒内吸入EGRガス量klegrsmの算出処理の流れを示すフローチャートである。この処理は機関運転中に電子制御装置100によって制御周期Δt(例えば8ミリ秒)毎に繰り返し実行される。
図2に示すように、この処理が開始されると、電子制御装置100は、まずステップS1において、EGR弁41の開度を示すステップモータ42のステップ数stp、筒内吸入新気量klair、機関回転数NE、吸気管圧力Pm及び吸気カム位相Phcamを読み込む。
そして、ステップS2において、EGR弁通過ガス量klegrを算出する。このステップS2にあっては、予め行う実験等の結果に基づいて作成された演算マップを参照してステップモータ42のステップ数stp、機関回転数NE及び吸気管圧力Pmに基づいてEGR弁通過ガス量klegrを算出する。この演算マップにあっては、基本的に機関回転数NEが高いときほど、吸気管圧力Pmが低いときほど、またステップ数stpが大きいときほど、EGR弁通過ガス量klegrとして大きな値が算出されるようになっている。
こうしてEGR弁通過ガス量klegrを算出すると、ステップS3へと進み、無駄時間ndly及び時定数τを算出する。無駄時間ndly及び時定数τの算出は、具体的には以下のように行う。
電子制御装置100は、図3に示される演算マップを参照してEGRガスがEGR弁41から吸気通路20の合流部位A1を通過し、シリンダ11(吸気弁32)に到達するまでの輸送遅れに相当する無駄時間ndlyを算出する。
EGR弁前後圧力比、本実施形態にあっては、吸気管圧力Pm(インマニ負圧)と大気圧との比が“1”に近づくほど、無駄時間ndlyが長くなる。無駄時間ndlyは、EGRガスの流速によって変化し、また、EGRガスの流速は、EGR弁前後圧力比に応じて変化する。すなわち、EGR弁41の前後の圧力差が小さくなり、EGR弁前後圧力比が“1”に近づくとEGRガスの流速が遅くなり、この結果、無駄時間ndlyが長くなる。
また、無駄時間ndlyは、機関回転数NEが高いほど無駄時間ndlyが短い。これは、EGRガスがポートに到達してから吸気工程が開始されるまでの時間が短くなるためであると考えられる。
電子制御装置100は、また、図4に示される演算マップを参照して追従遅れの時定数τを算出する。
図1に示された合流部位A1から導入されたEGRガスは、シリンダ11内へ流れ込む新気によって運ばれる。このため、時定数τは、筒内吸入新気量が多くなるほど、短くなる。
また、カム位相可変部33aによって吸気カム33の位相が、アトキンソン領域へ入る状態となっていると、吸気弁32を介してシリンダ11内からの新気の吹き戻しが発生する。新気の吹き戻しが発生すると、EGRガスはシリンダ11内へ入りにくくなり、追従遅れが生じやすくなる。このため、時定数τは、吸気カム位相Phcamが大きくなり、新気の吹き返し量が多くなるほど、長くなる。
なお、ステップS3において、無駄時間ndlyと時定数τの算出の順序は問わない。いずれか一方を先に算出してもよいし、双方を同時に算出してもよい。
ステップS3に引き続いて行われるステップS4では、ステップS2で算出したEGR弁通過ガス量klegrと、ステップS3で算出した無駄時間ndly及び時定数τとに基づいて、式(1)〜式(3)を利用して筒内吸入EGRガス量klegrsmを算出する。
Figure 2019173664
・・・式(1)
Figure 2019173664
・・・式(2)
Figure 2019173664
・・・式(3)
具体的には、まず数式(1)に示される一次遅れの式を利用して、ステップS2において算出されたEGR弁通過ガス量klegrと、ステップS3において算出された時定数τに基づいて追従遅れを反映させた筒内吸入EGRガス量klegrsmを算出する。
数式(1)において筒内吸入EGRガス量klegrsm及びEGR弁通過ガス量klegrに付された添え字「k」及び「k−1」は、これらの値が算出された時期の違いを示すものである。すなわち添え字「k」及び「k−1」は、添え字「k」が付された値が今回の制御周期において算出された値であり、添え字「k−1」が付された値が前回の制御周期において算出された値であることを示している。
また、数式(1)に示される「e」はネイピア数である。こうしてEGRガスの追従遅れを反映させた筒内吸入EGRガス量klegrsmを算出すると、数式(2)を利用して、ステップS3において算出した無駄時間ndlyに基づいて無駄周期数Xを算出する。
電子制御装置100は、無駄周期数Xを算出すると、数式(3)に示されるように今回算出した筒内吸入EGRガス量klegrsmを、無駄周期数X後の制御周期において参照する筒内吸入EGRガス量klegrsmとして記憶する。すなわち、これにより無駄時間ndly経過後に参照する筒内吸入EGRガス量klegrsmの値が予め電子制御装置100に記憶される。
こうして無駄時間ndly経過後に参照する筒内吸入EGRガス量klegrsmを予め記憶しておき、記憶されている筒内吸入EGRガス量klegrsmを無駄時間ndly経過後に参照することにより、追従遅れに加えて、輸送遅れを考慮した筒内吸入EGRガス量klegrsmを算出することができるようになる。
電子制御装置100は、筒内吸入EGRガス量klegrsmを算出すると、一連の処理を一旦終了する。無駄時間ndly及び時定数τとに基づいて算出された筒内吸入EGRガス量klegrsmは、EGR弁が過渡的に動作した場合においても、実際に筒内に吸入されてたガス量を精度よく表したものとなっている。
算出された筒内吸入EGRガス量klegrsmは、筒内吸入新気量klairの算出に用いられる。筒内吸入新気量klairは、筒内充填ガス量klcylから筒内吸入EGRガス量klegrsmを減算することにより、算出される。筒内吸入新気量klairは、内燃機関10の燃料噴射量や点火時期の制御、EGR弁41の開度制御等に用いられる。
本実実施形態では、輸送遅れに相当する無駄時間ndlyと追従遅れに相当する時定数τに基づいて算出された筒内吸入EGRガス量klegrsmを用いて筒内吸入新気量klairを算出するため、その精度を向上させることができる。筒内吸入新気量klairの算出精度が向上することで、空燃比制御性やドラビリの悪化を抑制することができる。
なお、筒内充填ガス量klcylは、従来公知の方法を用いて取得することができる。例えば、特許文献1に開示されたスロットル弁モデルの式、吸気管モデルの式、吸気弁モデルの式を利用して、筒内充填ガス量klcylを算出することができる。スロットル弁モデルの式は吸気通路20におけるスロットル弁21よりも下流側の部位の圧力である吸気管圧力Pmと、吸気温度と、スロットル開度とに基づいてスロットル通過吸気量を算出する式である。吸気管モデルの式は吸気通路20のスロットル弁21よりも下流側の部位に流入する吸気のエネルギと吸気通路20のスロットル弁21よりも下流側の部位から流出する吸気のエネルギとの差が吸気通路20内の総エネルギの変化量と等しいという関係に基づいて流入する吸気の質量及び温度と、流出する吸気の質量及び温度とから吸気管圧力Pmと吸気通路20におけるスロットル弁21よりも下流側の部位の吸気の温度である吸気管温度とを算出する式である。吸気弁モデルの式は吸気管圧力Pm及び吸気管温度の値から筒内充填ガス量klcylを算出する式である。
上記実施形態は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
10 内燃機関
11 シリンダ
20 吸気通路
21 スロットル弁
23 サージタンク
30 排気通路
40 EGR装置
40a EGR通路
41 EGR弁
42 ステップモータ
51 エアフロメータ
52 回転速度センサ
56 吸気管圧力センサ
57 吸気カム位相センサ
100 電子制御装置

Claims (1)

  1. 排気の一部を吸気系に還流するEGR通路を備えた内燃機関の筒内吸入EGRガス量を算出する内燃機関の制御装置であって、
    機関回転数取得手段によって取得された前記内燃機関の機関回転数と、筒内吸入新気量取得手段によって取得された前記内燃機関の筒内に流れ込む筒内吸入新気量と、前後圧力比取得手段によって取得された前記EGR通路に設置されたEGR弁の前後圧力比と、新気吹き返し量取得手段によって取得された前記内燃機関が備える吸気弁からの新気吹き返し量と、に基づいて、筒内吸入EGRガス量を算出する演算部を備える内燃機関の制御装置。
JP2018063214A 2018-03-28 2018-03-28 内燃機関の制御装置 Active JP7073843B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018063214A JP7073843B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 内燃機関の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018063214A JP7073843B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 内燃機関の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019173664A true JP2019173664A (ja) 2019-10-10
JP7073843B2 JP7073843B2 (ja) 2022-05-24

Family

ID=68166613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018063214A Active JP7073843B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 内燃機関の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7073843B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007064230A (ja) * 2006-11-13 2007-03-15 Toyota Motor Corp 内燃機関の筒内流入排気ガス量算出装置、および、吸気通路内流入排気ガス量算出装置
WO2010092698A1 (ja) * 2009-02-12 2010-08-19 トヨタ自動車株式会社 火花点火式内燃機関
JP2010209832A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
WO2014095234A1 (de) * 2012-12-19 2014-06-26 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zum betreiben einer brennkraftmaschine mit variabler ventilsteuerung und abgasrückführung

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007064230A (ja) * 2006-11-13 2007-03-15 Toyota Motor Corp 内燃機関の筒内流入排気ガス量算出装置、および、吸気通路内流入排気ガス量算出装置
WO2010092698A1 (ja) * 2009-02-12 2010-08-19 トヨタ自動車株式会社 火花点火式内燃機関
JP2010209832A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
WO2014095234A1 (de) * 2012-12-19 2014-06-26 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zum betreiben einer brennkraftmaschine mit variabler ventilsteuerung und abgasrückführung

Also Published As

Publication number Publication date
JP7073843B2 (ja) 2022-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102797571B (zh) 用于估计废气再循环量的装置
US9243553B2 (en) Electric waste gate control system sensor calibration with end-stop detection
CN103967636B (zh) 外部egr速率反馈
JP6375912B2 (ja) 内燃機関の制御装置
CN105863897A (zh) 用于诊断排气再循环阀上的烟粒积聚的系统和方法
JP2005307847A (ja) 内燃機関の空気量算出装置
US9726531B2 (en) Estimation apparatus and method for cylinder intake air amount of internal combustion engine
US9068519B2 (en) Control apparatus for internal combustion engine
JP5844225B2 (ja) 内燃機関の内部egr量算出装置
JP5218166B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP6004077B2 (ja) 吸入空気量推定装置及び吸入空気量推定方法
JP2018155167A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2009293382A (ja) アイドルストップ車両の制御装置
JP7073843B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2013024121A (ja) 吸気コレクターの内部状態推定装置
JP2006291871A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2012225333A (ja) 流量推定装置
JP2018123815A (ja) 内燃機関の制御装置
JP5476359B2 (ja) 内燃機関の圧力推定装置
JP2016194291A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2019090330A (ja) エンジンの吸気圧力推定装置
JP2019183694A (ja) セタン価推定装置
JP2006063802A (ja) 内燃機関の空気量推定装置
JP5146367B2 (ja) 内燃機関の操作対象パラメータの適合装置、及び適合方法
JP6979315B2 (ja) エンジン制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220425

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7073843

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151