JP2019172320A - 粉体供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで、かつ均一性の高い混合粉体を供給することができる粉体供給装置を提供することを目的とする。【解決手段】混合粉体を供給する粉体供給装置であって、内部に前記混合粉体を貯蔵することができ、底部に粉体排出口を有するホッパーと、円錐形状を有し、前記ホッパーの内部に、底面が前記粉体排出口と対向するように配置された分散部材と、上面と垂直方向上方から見た場合に中央に円形の開口部を備えた円板形状を有し、前記粉体排出口と、前記分散部材との間に、前記上面と反対側の面である底面と前記粉体排出口とが対向するように配置された排出部材と、を有する粉体供給装置を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、粉体供給装置に関する。
従来から、ホッパー内に粉体を貯蔵しておき、該ホッパーから粉体を排出させ、製造工程等に供することがなされていた。
しかし、比重、粒子形状、粒径等が異なる2種類以上の粉体を混合した混合粉体をホッパー内に貯蔵した場合、ホッパーの内部で偏析が生じ、混合粉体を排出する際に2種類以上の粉体が均一に混合された状態で取り出すことができない場合があった。
上記問題を解決するため、従来から各種検討がなされてきた。
例えば特許文献1には、貯槽の上部から内部において昇降自在に吊設され、内壁面にほぼ内接する板状の投入部材に、適宜間隔を置いて複数個の投入用貫通孔を設け、槽上部から連通する導管によって粉体を供給し、槽内の底面近くから満槽状態まで、常に堆積面に近接して粉体を投入することを特徴とする粉体貯槽内の偏析防止投入方法が開示されている。
また、特許文献2にはホッパー内部に円筒及び/又は中空の角柱を組み合わせた偏析防止用の仕切り構造を有してなる偏析防止ホッパーが開示されている。
特開昭49−135363号公報 特開2009−29431号公報
しかしながら、特許文献1の偏析防止投入方法によれば、貯槽内を昇降自在な投入部材を設ける必要があり、コストが高かった。
また、特許文献2に開示された偏析防止ホッパーによれば、仕切り構造の形状や、サイズ等によっては偏析を十分に抑制できなかった。
そこで上記従来技術が有する問題に鑑み、本発明の一側面では、低コストで、かつ均一性の高い混合粉体を供給することができる粉体供給装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の一態様によれば、
混合粉体を供給する粉体供給装置であって、
内部に前記混合粉体を貯蔵することができ、底部に粉体排出口を有するホッパーと、
円錐形状を有し、前記ホッパーの内部に、底面が前記粉体排出口と対向するように配置された分散部材と、
上面と垂直方向上方から見た場合に中央に円形の開口部を備えた円板形状を有し、前記粉体排出口と、前記分散部材との間に、前記上面と反対側の面である底面と前記粉体排出口とが対向するように配置された排出部材と、を有する粉体供給装置を提供する。
本発明の一態様によれば、低コストで、かつ均一性の高い混合粉体を供給することができる粉体供給装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る粉体供給装置の模式図。 分散部材の模式図。 排出部材の模式図。 実施例、比較例において排出された混合粉体中の粉体の混合比の経時変化の説明図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いながら説明するが、本発明は、下記の実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、下記の実施形態に種々の変形および置換を加えることができる。
なお、以下の説明では、同一または対応する要素には同一の符号を付し、それらについて同じ説明を繰り返さない。
[粉体供給装置]
ここで、図1に本実施形態の粉体供給装置のホッパー11の中心軸CL11を通る面での断面図を模式的に示す。
本実施形態の粉体供給装置10は、混合粉体を供給する粉体供給装置に関し、ホッパー11と、分散部材12と、排出部材13とを有することができる。
ホッパー11は、内部に混合粉体を貯蔵することができ、底部に粉体排出口111を有することができる。
分散部材12は、円錐形状を有し、ホッパー11の内部に、底面121が粉体排出口111と対向するように配置できる。
排出部材13は、上面131と垂直方向上方から見た場合に中央に円形の開口部131Aを備えた円板形状を有し、粉体排出口111と、分散部材12との間に、上面131と反対側の面である底面132と粉体排出口111とが対向するように配置することができる。
各部材について以下に説明する。
(ホッパー)
ホッパー11は、上述のように内部に混合粉体を貯蔵することができるように中空の構造を有している。そして、底部(下部)には混合粉体を排出する粉体排出口111を有している。また、上部にはホッパー11内部に混合粉体を供給するための粉体供給口112を有することができる。
ホッパー11の形状は特に限定されないが、円筒形状を有する円筒部11A、及び円筒部11Aと粉体排出口111との間に配置され、円筒部11A側から粉体排出口111に向かってその直径が減少するテーパー形状を有するテーパー部11Bを有することができる。すなわち、ホッパー11は、円筒形状を有する円筒部11Aと、テーパー形状、例えば図1に示すように内部が空洞となった円錐台形状を有するテーパー部11Bとが連続して配置された構造を有することができる。なお、テーパー部11Bの下端部が粉体排出口111となる。
そして、ホッパー11内に以下に説明する分散部材12、及び排出部材13を配置することで、低コストで、かつ均一性の高い混合粉体を供給することができる粉体供給装置とすることができる。
(分散部材)
分散部材12の構成例について図1、図2を用いて説明する。図2は分散部材12の斜視図となる。
分散部材12は、円錐形状を有し、ホッパー11の内部に、底面121が粉体排出口111と対向するように配置できる。
本発明の発明者らの検討によれば、分散部材12や、排出部材13を設けていないホッパーに、比重の異なる2種類以上の粉体を含有する混合粉体を供給すると、比重の違いにより、ホッパーの上部に比重の小さい粉体が多く分布し易くなる。このため、該ホッパーから混合粉体を排出させると、排出初期は比重の大きい粉体の割合が高くなり、徐々に比重の小さい粉体の割合が高くなっていた。
本実施形態の粉体供給装置10では上述のように円錐形状を有する分散部材12を設けることで、ホッパー11に供給した混合粉体は、該分散部材12の側面122に衝突して、滑り落ちた後、ホッパー11の内壁に衝突することができる。そして、ホッパー11の内壁に衝突し、落下した混合粉体がホッパー11の分散部材12の下部で、表面が傾斜面であるすり鉢状の粉体面を形成し、該傾斜面を比重の小さい粒子が滑り落ちることで、ホッパー11の径方向(幅方向)の中央部側に比重の小さい粉体が分布する。また、比重の大きい粉体がホッパー11の内壁面に沿って分布する。このため、分散部材12を設けていない場合と異なり、比重の小さな粉体を、ホッパー11の径方向(幅方向)の中央部に、ホッパー11の高さ方向に渡って分布させることができる。また、比重の大きい粉体をホッパー11の内壁面側に、ホッパー11の高さ方向に渡って分布させることができる。
分散部材12は、図1、図2に示すように円錐形状を有することができる。分散部材12のサイズ等は特に限定されないが、ホッパー11に供給した混合粉体を、ホッパー11内に導入できるように、ホッパー11の内壁と、分散部材12の底面121の外周との間には混合粉体が通過できる程度の隙間が形成されている必要がある。
このため、分散部材12の底面121の直径D121(図2を参照)は、ホッパー11内で、該底面121が位置する場所におけるホッパー11の内径よりも短くなる。
そして、ホッパー11に供給した混合粉体が、分散部材12の側面122に衝突できるように、分散部材12は、ホッパー11の上部中央に配置することが好ましい。特に、分散部材12はホッパー11の円筒部11A内に配置されることがより好ましい。そこで、ホッパー11の円筒部11Aの内径D11A(図1を参照)よりも、分散部材12の底面121の直径D121(図2を参照)の方が短くなる。特にホッパー11の円筒部11Aの内径D11Aと、分散部材12の底面121の直径D121とは、0.2×D11A≦D121≦0.7×D11Aであることが好ましく、0.3×D11A≦D121≦0.5×D11Aであることがより好ましい。
分散部材12の底面121の直径D121を、ホッパー11の円筒部11Aの内径D11Aの0.2倍以上とすることで、分散部材12をホッパー11の円筒部11Aに配置し、混合粉体を供給した際に、より確実に混合粉体を円筒部11Aの内壁まで飛ばすことができるからである。
また、分散部材12の底面121の直径D121を、ホッパー11の円筒部11Aの内径D11Aの0.7倍以下とすることで、分散部材12をホッパー11の円筒部11Aに配置した際に、円筒部11Aの内壁と、分散部材12の底面121の外周との間に十分な隙間を形成できる。このため、ホッパー11内に混合粉体を導入することが分散部材12により阻害されることを抑制できるためである。
分散部材12の高さH12(図2を参照)は特に限定されないが、分散部材12の側面122に供給した混合粉体をホッパー11の内壁面に衝突させるために分散部材12の側面122に適度な傾斜をもたせることが好ましい。そこで、例えば、分散部材12の高さH12と、底面の直径D121とは、0.4×D121≦H12≦0.8×D121を満たすことが好ましい。特に0.5×D121≦H12≦0.7×D121を満たすことがより好ましい。
(排出部材)
排出部材13の構成例について、図1、図3(A)、図3(B)を用いて説明する。図3(A)は、排出部材13の上面131と垂直方向上方から見た図を示している。また、図3(B)は、図3(A)のA−A´面での断面図を示している。
排出部材13は、上面131と垂直方向上方から見た場合に中央に円形の開口部131Aを備えた円板形状を有することができる。そして、ホッパー11の粉体排出口111と、分散部材12との間に、排出部材13の上面131と反対側の面である底面132と、粉体排出口111とが対向するように配置することができる。
上述のように、分散部材12を配置することで、供給した混合粉体内の比重の大きい粉体と、比重の小さい粉体とを分離することができる。そして、例えばホッパー11の径方向(幅方向)と平行な面の断面において、内壁面側に比重の大きい粉体が、中央部側に比重の小さい粉体がそれぞれ分布することになる。
ただし、比重の大きい粉体の方が、粉体排出口111から排出され易いため、排出部材13を設け、比重の小さい粉体を優先的に排出させることが好ましい。これにより、ホッパー11の粉体排出口111から、均一性の高い混合粉体を供給することが可能になる。
排出部材13は、ホッパー11の径方向(幅方向)の中央部側に分布する比重の小さい粉体を優先的に排出させるように、上面131と垂直方向の上方から見た場合に、中央部に開口部131Aを有することができる。また、排出部材13を上方から見た場合の外形はホッパー11の内壁との間を、ホッパーの高さ方向と垂直な面内で略一定にできるように円形形状とすることができる。
このため、排出部材13は、上方から見た場合に中央に円形の開口部131Aを備えた円板形状とすることができる。
ホッパー11は、円筒部11A側から粉体排出口111に向かってその直径が減少するテーパー形状を有するテーパー部11Bを備えている。係るテーパー部11Bではホッパー11の内壁面側に位置していた比重の大きい粉体は、ホッパー11の径方向に沿って、中央部側へ移動し易くなっている。このため、係る比重の大きい粉体の移動を抑制するため、排出部材13は、テーパー部11B内に配置されていることが好ましい。また、排出部材13は、図3(B)に示すように上面131と、底面132との間をつなぐ貫通孔133を有する円錐台形状を有することが好ましい。
なお、貫通孔133の形状は特に限定されず、例えば図3(B)に示すように排出部材13の外側面に沿った形状とすることもできる。また、貫通孔133は円柱形状とすることもできる。
排出部材13のサイズは特に限定されないが、比重の大きい粉体の移動を完全に阻害しないように、排出部材13の最外周部と、ホッパー11の内壁との間には隙間を有することが好ましい。
このため、例えば排出部材13の底面132が位置する部分におけるホッパー11の内径D11B(図1を参照)よりも、排出部材13の底面132の直径D132(図2を参照)の方が短いことが好ましい。特に、特に排出部材13の底面132が位置する部分におけるホッパー11の内径D11Bと、排出部材13の底面132の直径D132とは、0.6×D11B≦D132≦0.95×D11Bを満たすことが好ましく、0.75×D11B≦D132≦0.85×D11Bを満たすことがより好ましい。
また、排出部材13の上面131における貫通孔133の開口部131Aの直径D131(図2を参照)は、設置する位置でのホッパー径の0.5倍以上であることが好ましい。
排出部材13の高さH13(図2を参照)は特に限定されないが、比重の大きい粉体の移動を制限するため、排出部材13の側面を適度な傾斜面とすることが好ましい。このため、排出部材13の高さH13と、上面における貫通孔133の開口部131Aの直径D131と、底面の直径D132とは、0.1×(D132−D131)≦H13≦0.4×(D132−D131)を満たすことが好ましい。特に0.2×(D132−D131)≦H13≦0.3×(D132−D131)を満たすことがより好ましい。なお、排出部材13の上面の直径と、上面における貫通孔133の開口部131Aの直径D131とが大きく異なる場合には、上記好適な範囲の式中の貫通孔133の開口部131Aの直径D131に替えて、排出部材13の上面の直径を用いることもできる。
分散部材12と、排出部材13と、のホッパー11内でのホッパー11の幅方向の位置は特に限定されないが、中央部に配置されていることが好ましい。特に、分散部材12の中心軸CL12(図2を参照)と、排出部材13の中心軸CL13(図3を参照)とが、ホッパー11の中心軸CL11(図1を参照)上に位置するように各部材を配置することが好ましい。このように配置することで、ホッパー11の中心軸CL11に沿って混合粉体を供給した場合に、分散部材12の側面122に混合粉体を衝突させ易くなるからである。また、分散部材12によって比重により分離された粉体の粉体排出口111への移動を排出部材13により制御し易くなるからである。
本実施形態の粉体供給装置は、ここまで説明した部材以外にも任意の部材を有することができる。例えば粉体供給口112に混合粉体を供給するための混合粉体供給ホッパー14を有することもできる。混合粉体供給ホッパー14の構成は特に限定されないが、例えば、円筒形状の胴部14Aと、胴部14Aの下方に配置され、下方に向かって直径が減少するテーパー形状を有する縮径部14Bとを有することができる。そして、縮径部14Bの下端には供給口141を設けておくことができる。
混合粉体供給ホッパー14を設けておくことで、ホッパー11に混合粉体を供給する際、分散部材12の側面122に混合粉体を衝突させ易くなり、特に比重による混合粉体の分離を促進できるからである。
以上に説明した本実施形態の粉体供給装置によれば、ホッパー内に分散部材と、排出部材とを設けるのみで、均一性の高い混合粉体を供給することができる粉体供給装置とすることができる。また、上述のように分散部材と、排出部材とを設けるのみで足りるため、低コストな装置とすることができる。
以下、実施例を参照しながら本発明をより具体的に説明する。但し、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
図1に示した粉体供給装置10のモデルを用い、比重の異なる2種類の混合粉体を該粉体供給装置に供給し、粉体排出口から排出させた場合に、粉体排出口から得られる混合粉体に含まれる粉体比の変化をシミュレーションした。
シミュレーションの条件として、粉体供給装置10に適用する混合粉体の条件を以下のように規定した。混合粉体に含まれる2種類の粒子は、ともに粒子径が3cm、ばね定数が3000N/m、ホッパー等との摩擦係数を1、反発係数を0.1とした。重力加速度は9.801m/sとした。また、混合粉体中に各粉体の粒子が25000個ずつ含まれていることにした。また、一方の粉体の密度を1600kg/m、他方の粉体の密度を6600kg/mとした。
そして、分散部材12は図2に示すように円錐形状とし、底面121の直径D121を600mm、高さH12を400mmとした。
また、排出部材13は、図3(A)、図3(B)に示したように上面131と垂直方向上方から見た場合に中央に円形の開口部131Aを備えた円板形状を有する形状とした。具体的には、上面131と底面132との間をつなぐ貫通孔133を有する円錐台形状とした。そして、上面131における貫通孔133の開口部131Aの直径D131を400mmとし、底面132の直径D132を900mm、高さH13を110mmとした。
そして、ホッパー11は、円筒部11Aの高さを1500mm、内径を1600mm、テーパー部11Bの高さを1050mm、粉体排出口111の直径D111を500mmとした。
また、ホッパー11の粉体供給口112には、混合粉体を供給するための混合粉体供給ホッパー14を配置した。混合粉体供給ホッパー14は、円筒形状の胴部14Aと、胴部14Aの下方に配置され、下方に向かって直径が徐々に小さくなるテーパー形状を有する縮径部14Bとを備えている。そして、縮径部14Bの下端には供給口141が設けられている。なお、胴部14Aの直径を1600mm、縮径部14Bの高さを500mm、供給口141の直径を400mmとした。
そして、分散部材12を、その底面121が、混合粉体供給ホッパー14の縮径部14Bの供給口141から600mm離れた位置となるように配置した。
また、排出部材13の底面が粉体排出口111から500mm離れた位置となるように排出部材13を配置した。
さらに、分散部材12の中心軸CL12(図2を参照)と、排出部材13の中心軸CL13(図3を参照)とが、ホッパー11の中心軸CL11(図1を参照)上に位置するように各部材を配置した。
以上の条件により、粉体・混相粒シミュレーションソフトウェアであるiGrafを用いてシミュレーションを行った結果を図4に示す。
図4中、横軸が時間ステップ、すなわち、粉体排出口から排出を開始してからのステップ数を示しており、時間に相当する。また、図4中縦軸が粉体排出口から排出された混合粉体中の2種の粉体の粒子の割合を示している。
[比較例1]
分散部材12、及び排出部材13を設けていない点以外は実施例1と同様にしてシミュレーションを行った。結果を図4に示す。
図4に示したように、実施例1において分散部材12、及び排出部材13を設けることで、粉体排出口から排出される混合粉体内の2種の粉体の混合割合の変化を抑制できていることを確認できた。特に時間ステップが0.8以上の範囲で係る傾向は顕著に確認できた。従って、実施例1で用いた粉体供給装置によれば、均一性の高い混合粉体を供給することができることを確認できた。
また、実施例1に示した粉体供給装置によれば、分散部材12、及び排出部材13を設けるだけであり、低コストな装置であることも確認できた。
11 ホッパー
11A 円筒部
11B テーパー部
111 粉体排出口
12 分散部材
121 底面
13 排出部材
131 上面
132 底面
133 貫通孔

Claims (3)

  1. 混合粉体を供給する粉体供給装置であって、
    内部に前記混合粉体を貯蔵することができ、底部に粉体排出口を有するホッパーと、
    円錐形状を有し、前記ホッパーの内部に、底面が前記粉体排出口と対向するように配置された分散部材と、
    上面と垂直方向上方から見た場合に中央に円形の開口部を備えた円板形状を有し、前記粉体排出口と、前記分散部材との間に、前記上面と反対側の面である底面と前記粉体排出口とが対向するように配置された排出部材と、を有する粉体供給装置。
  2. 前記ホッパーは、円筒形状を有する円筒部、及び前記円筒部と前記粉体排出口との間に配置され前記円筒部側から前記粉体排出口に向かってその直径が減少するテーパー形状を有するテーパー部を有し、
    前記分散部材は前記円筒部内に配置され、
    前記排出部材は前記テーパー部内に配置されている請求項1に記載の粉体供給装置。
  3. 前記排出部材は、前記上面と、底面との間をつなぐ貫通孔を有する円錐台形状を有する請求項1または請求項2に記載の粉体供給装置。
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