JP2019172168A - 自動運転システムおよび自動運転プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動運転における乗員の違和感を低減する技術の提供。【解決手段】自動運転システムは、注意地点における障害物の有無を検知する環境検知部と、前記障害物が存在することを前記環境検知部が検知した場合に第1目標速度で運転制御を行い、前記障害物が存在しないことを前記環境検知部が検知した場合に前記第1目標速度よりも大きい第2目標速度で運転制御を行う運転制御部と、を備える自動運転システムであって、前記運転制御部は、前記障害物が存在しないことを前記環境検知部が検知し、かつ、前記障害物が存在しないことを乗員が認知できない緩衝区間における目標速度である緩衝目標速度を、前記第2目標速度から前記第1目標速度に近づくように修正した目標速度に設定する。【選択図】図2

Description

本発明は、自動運転システムおよび自動運転プログラムに関する。
歩行者の車道への進入を防止するバリアと、ドライバーの死角とに基づいて、歩行者との衝突確率を推定し、当該衝突確率に基づいて適正車速を設定する技術が知られている(特許文献1、参照。)。特許文献1において、バリアと死角とがセンサによって検知される。
特開2007−257338号公報
しかしながら、特許文献1において、乗員がバリアの存在を認知していないタイミングで、バリアが存在していない場合の適正車速で車両が走行すると、乗員が違和感を覚えるという問題があった。すなわち、バリアが存在していないことを乗員が認知していないのに、バリアが存在していないことを前提とした大きい適正速度が設定されると、乗員が不安を覚えるという問題があった。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、自動運転における乗員の違和感を低減する技術を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の自動運転システムは、注意地点における障害物の有無を検知する環境検知部と、障害物が存在することを環境検知部が検知した場合に第1目標速度で運転制御を行い、障害物が存在しないことを環境検知部が検知した場合に第1目標速度よりも大きい第2目標速度で運転制御を行う運転制御部と、を備える自動運転システムであって、運転制御部は、障害物が存在しないことを環境検知部が検知し、かつ、障害物が存在しないことを乗員が認知できない緩衝区間における目標速度である緩衝目標速度を、第2目標速度から第1目標速度に近づくように修正した目標速度に設定する。
前記の目的を達成するため、本発明の自動運転プログラムは、コンピュータを、注意地点における障害物の有無を検知する環境検知部、障害物が存在することを環境検知部が検知した場合に第1目標速度で運転制御を行い、障害物が存在しないことを環境検知部が検知した場合に第1目標速度よりも大きい第2目標速度で運転制御を行う運転制御部、として機能させる自動運転プログラムであって、運転制御部は、障害物が存在しないことを環境検知部が検知し、かつ、障害物が存在しないことを乗員が認知できない緩衝区間における目標速度である緩衝目標速度を、第2目標速度から第1目標速度に近づくように修正した目標速度に設定する。
前記のように構成した本発明において、環境検知部が注意地点に障害物が存在しないことを検知していても、障害物が存在しないことを乗員が認知できない緩衝区間Wにおいて、第2目標速度そのもので運転制御を行わない。その代わりに、第2目標速度から第1目標速度に近づくように修正した目標速度で運転制御を行う。これにより、注意地点に障害物が存在しないことを認知できない乗員が、第2目標速度で運転制御が行われることに違和感を覚える可能性を低減できる。すなわち、第2目標速度から第1目標速度に近づくように修正した目標速度で運転制御を行うことにより、注意地点に障害物が存在するかも知れないと考えている乗員が大きい速度に違和感を覚える可能性を低減できる。
自動運転システムのブロック図である。 道路の平面図である。 図3A,図3Bは目標速度のグラフである。 自動運転処理のフローチャートである。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)第1実施形態の自動運転システムの構成:
(2)第1実施形態の自動運転処理:
(3)第2実施形態:
(4)他の実施形態:
(1)第1実施形態の自動運転システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかる自動運転システム10のブロック図である。自動運転システム10は車両50に搭載されている。自動運転システム10は、無線通信を介して障害物監視サーバ100と通信可能となっている。図示しないが、多数の車両50のそれぞれに自動運転システム10が搭載されており、自動運転システム10のそれぞれが障害物監視サーバ100と通信可能となっている。
車両50は、障害物感知部51と運転I/F部52と外部通信部53と車両ECU(Electronic Control Unit)54と加減速部55aと操舵部55bと位置センサ56とを備える。運転I/F部52は、運転に関する操作を入力したり運転に関する情報を出力したりする装置であり、ステアリングホイールやペダルやシフトレバー等の各種操作部やディスプレイやスピーカ等の各種出力部を含む。
障害物感知部51は、車両の前方(正面前方からの角度が障害物感知角内)に存在する障害物を感知するためのセンサを含み、当該センサはレーダーであってもよいし、車両の前方風景を撮像するカメラであってもよい。障害物感知部51は、レーダーの反射波の信号処理や前方風景の画像認識処理を行うことにより、障害物を感知する。また、障害物感知部51は、障害物の位置を計測可能である。
障害物感知部51は、障害物を感知すると、障害物が存在することを示すプローブ情報Pを生成し、障害物監視サーバ100に送信する。障害物が存在することを示すプローブ情報Pは、少なくとも障害物の感知時刻と、当該感知時刻における車両50の現在地と、障害物の位置と、を示す。
車両50から障害物が存在することを示すプローブ情報Pを受信した障害物監視サーバ100は、プローブ情報Pに基づいて障害物情報Oを生成し、障害物情報Oを各車両50に送信する。障害物情報Oは、少なくとも障害物が存在する位置と、障害物の感知時刻とを示す。
外部通信部53は、自動運転システム10と無線通信を行うための通信回路である。車両ECU54は、加減速部55aと操舵部55bとを制御するためのコンピュータである。なお、手動運転中において、車両ECU54は、運転I/F部52に対する操作に応じて加減速部55aと操舵部55bとを制御する。一方、自動運転中において、車両ECU54は、自動運転システム10からの指令に基づいて加減速部55aと操舵部55bとを制御する。加減速部55aは、車両50を加速または減速させる各種アクチュエータであり、エンジンのスロットルバルブやモータや摩擦ブレーキやトランスミッション等である。操舵部55bは、車両50を操舵させる各種アクチュエータであり、ステアリングギアボックスや操舵輪等である。
位置センサ56は、車両50の位置を検出するためのセンサであり、GNSS受信部や車速センサやジャイロセンサや外部カメラ等である。GNSS受信部や車速センサやジャイロセンサの出力信号に基づいて車両50の現在地を特定できる。さらに、自動運転システム10は、外部カメラによって撮像された車両50の前方風景や後方風景を画像認識処理することによって、車両50の高精度の現在地を得る。以下、現在地とは、高精度の現在地を意味することとする。自動運転システム10は、現在地に基づいて自動運転を行う。むろん、制御部20は、現在地に基づいて、車両50が現在位置しているレーンである走行レーンを特定可能である。
自動運転システム10は、制御部20と記録媒体30と通信部40とを備えている。制御部20は、CPUとRAMとROM等を備え、記録媒体30やROMに記憶された自動運転プログラム21を実行する。通信部40は、車両50の各部52〜56と通信をするための有線通信回路である。通信部40は、無線通信回路であってもよい。
記録媒体30は、地図情報30aと自動運転計画30bとを記録している。地図情報30aは、ノードデータとリンクデータと案内データとを含む。ノードデータは、おもに交差点についての情報を示す。具体的に、ノードデータは、交差点に対応するノードの座標や交差点の形状や交差点における交通整理(信号機,交通誘導員等)の有無を示す。また、交差点には、駐車場等の施設の出口が道路区間に接続する施設接続点が含まれる。リンクデータは、道路区間に対応するリンクについて区間長や旅行時間や制限速度等の各種情報を示す。道路区間は、長さ方向に連続する交差点で区切った道路の単位であり、リンクの両端にはノードが存在する。なお、3個以上のリンクが接続しているノードが交差点に対応する。
さらに、地図情報30aは、レーン構造データやレーン形状データや路面ペイントデータ等を含む。レーン構造データは、道路区間ごとにレーン数や交差点付近におけるレーンの増設状況などを規定したデータである。レーン形状データは、レーンの幅やレーンの長さなどを規定したデータである。路面ペイントデータは、路面上に形成されたペイントの位置と内容とを示すデータである。レーン構造データや路面ペイントデータは、画像認識処理によって現在地を得る際に利用される。自動運転計画30bは、道路上に設定された時系列の目標位置と、各目標位置における目標速度と目標加減速度と目標操舵角とを示す。
自動運転プログラム21は、環境検知モジュール21aと運転制御モジュール21bとを含む。環境検知モジュール21aと運転制御モジュール21bとは、それぞれコンピュータとしての制御部20を環境検知部と運転制御部として機能させるプログラムモジュールである。
環境検知モジュール21aの機能により制御部20は、注意地点における障害物の有無を検知する。ここで、注意地点とは、車両50の進路上に障害物としての他車両等が進入する可能性がある地点である。具体的に、注意地点とは、交通整理がされていない交差点であり、施設接続点が含まれる。交通整理がされていないとは、信号機や交通誘導員が存在しないことを意味する。なお、注意地点は、歩行者が進入する可能性がある横断歩道の周辺地点であってもよい。
図2は、注意地点Cを説明する道路の模式図である。同図に示すように、注意地点Cは、車両50が走行している道路区間である走行区間B1に対して、別の道路区間である接続区間B2が接続している交差点に設定されている。注意地点Cは、地図情報30aのノードデータに基づいて取得できる。具体的に、走行区間B1の幅方向の境界線Qからの距離が0〜基準距離Hとなる接続区間B2内の領域を注意地点Cとする。基準距離Hは、予め決められた距離であり、例えば2mであってもよい。
本環境検知モジュール21aの機能により制御部20は、障害物監視サーバ100から受信した障害物情報Oに基づいて注意地点Cにおける障害物の有無を検知する。障害物情報Oは、注意地点C付近を走行する車両50(他車両)や路側感知器Yから送信されたプローブ情報Pに基づいて生成される。路側感知器Yは、レーダーやカメラによって障害物としての他車両等を感知する装置であり、障害物の感知時刻と位置とを示すプローブ情報Pを障害物監視サーバ100に送信する。以下の説明において、車両50と表記した場合、特に示さない限り自車両を意味することとする。
制御部20は、車両50が注意地点Cのすぐ手前の接近区間Mの始点を通過する際に、現在、注意地点Cに障害物が存在するか否かを検知する。すなわち、制御部20は、注意地点Cのすぐ手前の接近区間Mの始点において、注意地点Cにおける障害物の有無を障害物監視サーバ100に問い合わせ、その応答として障害物情報Oを受信する。制御部20は、注意地点Cにおいて感知時刻が現在時刻から一定期間(例えば5秒)以内となっている障害物が存在することを示す障害物情報Oを受信した場合に、障害物が存在することを検知する。
一方、制御部20は、注意地点Cにおいて感知時刻が現在時刻から一定期間以内となっている障害物が存在することを示す障害物情報Oを受信しなかった場合に、障害物が存在しないことを検知する。従って、障害物情報Oを受信する検知地点Dは、接近区間Mの始点と一致すると見なすことができる。なお、車両50の制御部20が障害物の有無を特定することを検知と表記し、車両50の乗員が障害物の有無を知ることを認知と表記し、車両50(他車両)の障害物感知部51が障害物の有無を特定することを感知と表記する。
接近区間Mとは、走行区間B1に対して接続区間B2が接続している地点を車両50が通過する直前(例えば5秒間)に走行する区間であり、車両50が注意地点Cを通過(最接近)する直前に走行する区間である。なお、接近区間Mは、走行区間B1に対して接続区間B2が接続している地点までの残距離が予め決められた距離以下となる区間であってもよい。
運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、障害物が存在することを環境検知部(制御部20)が検知した場合に第1目標速度で運転制御を行い、障害物が存在しないことを環境検知部が検知した場合に第1目標速度よりも大きい第2目標速度で運転制御を行う。具体的に、制御部20は、接近区間Mの始点において、注意地点Cに障害物が存在することが検知された場合に、接近区間Mの終点(注意地点C)の速度が徐行速度VL(例えば4km/時)となる速度を第1目標速度として設定する。これにより、車両50が注意地点Cにおいて障害物と衝突する可能性を低減できる。第1目標速度を設定した場合、徐行速度以下で接近区間Mに進入した場合を除いて、接近区間Mで減速が行われることとなる。
図3Aは、接近区間における目標速度を説明するグラフである。例えば、図3Aのように、制御部20は、接近区間Mにおける加速度が一定値となるように、接近区間M内の各目標位置について第1目標速度(一点鎖線)を設定してもよい。接近区間Mにおける加速度は一定であってもよいし、変化してもよい。
なお、自動運転計画30bは、注意地点Cに障害物が存在しないことを前提に作成されており、もともと接近区間Mにおける目標速度として第2目標速度(破線)が設定されている。そのため、制御部20は、接近区間Mの始点において、注意地点Cに障害物が存在することが検知された場合に、自動運転計画30bに規定されている第2目標速度ではなく、第1目標速度で運転制御を行う。
一方、制御部20は、接近区間Mの始点において、注意地点Cに障害物が存在しないことが検知された場合に、制限速度VHで走行するための速度を第2目標速度として設定する。制限速度VHで走行するための速度とは、接近区間Mの始点における初速VDが制限速度VHよりも小さければ制限速度VHに向けて加速する速度を意味し、接近区間Mの始点における初速VDが制限速度VHであれば初速VDを維持することを意味する。自動運転計画30bにおいては、もともと接近区間Mにおける目標速度として第2目標速度が設定されている。そのため、障害物が存在しないことを環境検知部が検知した場合、制御部20は、自動運転計画30bに規定されている第2目標速度で運転制御を行う。なお、加速の目標は制限速度VHに限らず、乗員が設定した巡航速度であってもよい。
注意地点Cの直前の接近区間Mにおいては、原則として、以上のような目標速度が設定される。ただし、運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、障害物が存在しないことを環境検知部(制御部20)が検知し、かつ、障害物が存在しないことを乗員が認知できない緩衝区間Wにおける目標速度である緩衝目標速度を、第2制御目標から第1制御目標に近づくように修正した目標速度に設定する。そのために、制御部20は、緩衝区間Wを取得する。
運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、乗員の死角に注意地点Cが存在する区間を緩衝区間Wとして取得する。具体的に、運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、車両50が注意地点Cに接近する際に、乗員の死角に注意地点Cが存在するか否かを判定する。より具体的に、制御部20は、接近区間Mの始点において、乗員の死角に注意地点Cが存在するか否かを判定する処理を行う。
制御部20は、接近区間Mの始点において、乗員の死角に注意地点Cが存在すると判定した場合、接近区間Mの始点を緩衝区間Wの始点として取得する。接近区間Mの走行中において、制御部20は、乗員の死角に注意地点Cが存在するか否かを判定する処理を繰り返して行い、乗員の死角に注意地点Cが存在しなくなった地点を認知地点Aとして取得する。この認知地点Aは、緩衝区間Wの終点を意味する。従って、接近区間Mのうち、接近区間Mの始点から認知地点Aまでの区間が緩衝区間Wとなる。
本実施形態において、障害物感知部51は車両50の前方風景を撮像した画像を画像認識処理することにより障害物を感知する。障害物感知部51は、前方風景を撮像した画像において判定地点Fが建物Zによって遮蔽されていない場合に、乗員の死角に注意地点Cが存在しないと判定する。
具体的に、制御部20は、判定地点Fと車両50の現在地と障害物感知部51の光学系の仕様に基づいて、判定地点Fに対応する画像上の対応位置を特定し、当該対応位置に建物Zの像が存在しない場合に、乗員の死角に注意地点Cが存在しないと判定する。判定地点Fは、接続区間B2の幅方向の中央線上において、走行区間B1の幅方向の境界線Qからの距離が基準距離Hとなる地点である。
運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、接近区間Mの始点を通過する際に、注意地点Cに障害物が存在しないことが検知された場合であっても、乗員の死角に注意地点Cが存在すると判定した場合には、第2目標速度ではなく、緩衝目標速度で運転制御を行う。例えば、制御部20は、接近区間Mの終点における速度が徐行速度VLの2倍(例えば8km/時)の速度VL2となる目標速度を緩衝目標速度として設定する。徐行速度VLの2倍は、制限速度VHよりも小さいため、緩衝目標速度は、第2目標速度から第1目標速度に近づくように修正した速度となる。
そして、制御部20は、接近区間M(緩衝区間W)の走行中において、乗員の死角に注意地点Cが存在するか否かを判定し、乗員の死角に注意地点Cが存在しなくなった場合に、緩衝区間Wの走行が終了したとして、緩衝目標速度での運転制御を終了する。例えば、制御部20は、制限速度VHとなるように一定の加速度で加速する目標速度(二点鎖線)で運転制御を行う。乗員の死角に注意地点Cが存在しなくなった地点とは、乗員が注意地点Cに障害物が存在しないことを認知可能となる認知地点Aとなる。そして、この緩衝区間Wにおいて、第2目標速度から第1目標速度に近づくように修正した緩衝目標速度で運転制御が行われることとなる。その結果、乗員が注意地点Cに障害物が存在しないことを認知可能となる認知地点Aに到達するまで、制限速度VHに向けて加速することを保留することができる。
運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、自動運転計画30bが示す時系列の目標位置における目標速度と目標加減速度と目標操舵角を実現するように、加減速部55aと操舵部55bをフィードバック制御する。
前記のように構成した本実施形態においては、環境検知部(制御部20)が注意地点Cに障害物が存在しないことを検知していても、障害物が存在しないことを乗員が認知できない緩衝区間Wにおいて、第2目標速度そのもので運転制御を行わない。その代わりに、第2目標速度から第1目標速度に近づくように修正した目標速度で運転制御を行う。これにより、注意地点に障害物が存在しないことを認知できない乗員が、第2目標速度で運転制御が行われることに違和感を覚える可能性を低減できる。すなわち、第2目標速度から第1目標速度に近づくように修正した緩衝目標速度で運転制御を行うことにより、注意地点Cに障害物が存在するかも知れないと考えている乗員が違和感を覚える可能性を低減できる。
制御部20は、乗員の死角に注意地点Cが存在する区間を緩衝区間Wとして取得する。これにより、乗員の死角に注意地点Cが存在することが原因で、注意地点に障害物が存在しないことを認知できない乗員が、第2目標速度で運転制御が行われることに違和感を覚える可能性を低減できる。
さらに、制御部20は、車両50が注意地点Cに接近する際に、乗員の死角に注意地点が存在するか否かを判定する。このように、リアルタイムで死角を検知して緩衝目標速度を設定することにより、駐車車両等による突発的な死角の発生にも対応できる。
ただし、運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、乗員の死角に注意地点が存在するか否を地図情報に基づいて取得してもよい。制御部20は、前方風景を撮像した画像において判定地点Fが建物Zによって遮蔽されている状態から、判定地点Fが建物Zによって遮蔽されていない状態に転じた地点(認知地点A)を示すプローブ情報Pを注意地点Cごとに障害物監視サーバ100に送信してもよい。これにより、障害物監視サーバ100は、注意地点Cごとに認知地点Aを取得することが可能となり、地図情報において認知地点Aをデータベース化することができる。例えば、障害物監視サーバ100は、注意地点Cの直前の接近区間Mの始点を通過する車両50に対して、認知地点Aを示す情報を添付した障害物情報Oを送信してもよい。これにより、走行時の処理負荷を軽減することができる。
(2)第1実施形態の自動運転処理:
図4は、自動運転処理のフローチャートである。自動運転システム10は予め作成された自動運転計画30bに基づいて自動運転の運転制御を行っている期間において、注意地点Cに接近するごとに実行される処理である。まず、環境検知モジュール21aの機能により制御部20は、接近区間Mの始点に到達したか否かを判定する(ステップS200)。すなわち、制御部20は、車両50が注意地点Cを通過(最接近)する直前(例えば5秒間)となっているか否かを判定する。
接近区間Mの始点であると判定しなかった場合(ステップS200:N)、制御部20は、ステップS200に戻り、接近区間Mの始点に到達するまで待機する。一方、接近区間Mの始点であると判定した場合(ステップS200:Y)、環境検知モジュール21aの機能により制御部20は、障害物情報Oを受信する(ステップS210)。すなわち、制御部20は、注意地点Cにおける障害物の有無を示す障害物情報Oを受信する。
次に、環境検知モジュール21aの機能により制御部20は、注意地点Cに障害物が存在するか否かを判定する(ステップS220)。すなわち、制御部20は、注意地点Cに障害物が存在することを示す障害物情報Oが受信されたか否かを判定する。
注意地点Cに障害物が存在すると判定した場合(ステップS220:Y)、運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、第1目標速度を設定する(ステップS230)。すなわち、制御部20は、接近区間Mにおいて徐行速度VLまで減速するために、第1目標速度で運転制御を行う。
注意地点Cに障害物が存在すると判定しなかった場合(ステップS220:N)、運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、乗員の死角に注意地点Cが存在するか否かを判定する(ステップS240)。すなわち、制御部20は、接近区間Mの始点において、乗員が注意地点Cにおける障害物の有無を認知できるか否かを判定する。
乗員の死角に注意地点Cが存在すると判定しなかった場合(ステップS240:N)、運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、第2目標速度を設定する(ステップS250)。すなわち、制御部20は、すでに乗員が注意地点Cに障害物が存在しないことを認知できる場合には、制限速度VHで走行するための第2目標速度を設定する。
一方、乗員の死角に注意地点Cが存在すると判定した場合(ステップS240:Y)、運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、緩衝目標速度を設定する(ステップS250)。すなわち、制御部20は、乗員が注意地点Cに障害物が存在しないことを認知できない緩衝区間Wを走行しているとして、第2目標速度から第1目標速度に近づくように修正した緩衝目標速度を設定する。
(3)第2実施形態:
表1は、第1実施形態〜第2実施形態における制御目標を示す表である。
第2実施形態は、第1実施形態とほぼ同様であるが、緩衝目標速度の設定手法が第1実施形態と異なる。図1において破線で示すように、第2実施形態においては、車両50に乗員監視部57が備えられる。乗員監視部57は、運転席に着座する乗員を撮像するカメラと、撮像した運転者の画像を画像認識処理することにより運転者の環境状態(注意地点Cにおける障害物の有無)に対する集中度を算出する画像認識部(コンピュータ)とを含む。
具体的に、画像認識部は、乗員の顔と眼球の方向とを認識することにより、乗員の視線方向を導出する。そして、画像認識部は、評価期間のうち、乗員の視線方向が車両50の正面前方に留まっている期間の割合である前方注視率に基づいて集中度を判定する。車両50の正面前方とは、車両50の正面前方に向かうベクトルの方向に対する誤差角が一定値(例えば45度)以下となる方向であってもよい。画像認識部は、前方注視率が第1閾値(例えば90%)以上であれば集中度が高であると判定する。画像認識部は、前方注視率が第1閾値未満かつ第2閾値(例えば50%)以上であれば集中度が中であると判定する。さらに、画像認識部は、前方注視率が第2閾値未満であれば集中度が低であると判定する。
運転制御モジュール21bの機能により制御部20は、緩衝制御目標を、乗員の環境状態に対する集中度が高いほど、第2制御目標から第1制御目標に大きく近づくように修正した制御目標に設定する。すなわち、制御部20は、緩衝制御目標を、注意地点Cにおける障害物の有無に対する集中度が高いほど、接近区間Mの終点にて徐行速度VLに近い速度となる目標速度を設定する。この集中度は、接近区間Mを走行する直前(例えば直前20秒間)の評価期間について判定された集中度である。
図3Bは、本実施形態における緩衝目標速度を示すグラフである。図3B,表1に示すように、乗員の集中度が高である場合、制御部20は、接近区間Mの終点にて徐行速度VLの2倍の速度VL2となる目標速度を緩衝目標速度として設定する。集中度が中である場合、制御部20は、接近区間Mの終点にて徐行速度の3倍の速度VL3となる目標速度を緩衝目標速度として設定する。さらに、集中度が中である場合、制御部20は、接近区間Mの終点にて徐行速度の4倍の速度VL4となる目標速度を緩衝目標速度として設定する。
ここで、乗員が環境状態に集中しているほど、緩衝区間Wにおいて第2目標速度で運転制御を行うことに起因する違和感が強く感じられると言える。そのため、乗員の環境状態に対する集中度が高いほど、緩衝目標速度を第1制御目標に近づけることにより、効果的に乗員の違和感を低減できる。
なお、制御部20は、乗員の環境状態に対する集中度が一定の基準よりも高い場合に、乗員に集中を促す警告を行ってもよい。さらに、制御部20は、ステアリングホイールに対する乗員の手の接触状態に基づいて乗員の環境状態に対する集中度を判定してもよい。
(4)他の実施形態:
本発明において、第1目標速度と緩衝目標速度とは、第2目標速度よりも小さければよく、第1目標速度と第2目標速度と緩衝目標速度は上述した例に限られない。例えば、制御部20は、目標速度そのものを設定するのではなく、目標加速度を設定することにより間接的に目標速度を設定してもよい。制御部20は、注意地点Cに障害物が存在することを検知した場合に第1目標加速度で運転制御を行い、障害物が存在しないことを検知した場合に第1目標加速度よりも大きい第2目標加速度で運転制御を行ってもよい。そして、制御部20は、緩衝目標加速度を、第2目標加速度から第1目標加速度に近づくように修正した目標速度に設定してもよい。
例えば、第2目標速度が緩衝区間Wの始点における初速に対して加速を行うことを示す場合、緩衝目標速度は減速をしないまでも、初速を維持する目標速度であってもよい。また、第2目標速度が緩衝区間Wの始点における初速に対して加速度A1で加速を行うことを示す場合、緩衝目標速度は加速度A1(<A2)で加速を行う目標速度であってもよい。むろん、第2目標速度が緩衝区間Wの始点における初速に対して減速度A3で減速を行うことを示す場合、緩衝目標速度は減速度A4(>A3)で減速を行う目標速度であってもよい。
自動運転システムは、車両に備えられてもよいし、車両と通信可能なサーバ等であってもよい。環境検知部は、車両が備えるセンサによるセンシングの結果や、センシングを行う他の車両や装置から受信した情報に基づいて注意地点における障害物の有無を検知してもよい。乗員とは、車両の乗員であればよく、運転席に着座する乗員であってもよいし、運転席以外の座席に着座する乗員であってもよい。
注意地点とは、車両の通行の障害となる障害物が出現する可能性が高い地点であればよく、実際に障害物との衝突事故が発生した頻度が基準よりも高い地点であってもよい。また、障害物が出現する可能性が高い地点とは、障害物としての移動体が合流または横断する地点であってもよい。例えば、注意地点は、他の道路区間から移動体が合流する交差点であってもよいし、施設の出口から移動体が合流する施設接続点であってもよい。さらに、注意地点は、障害物としての歩行者が横断する横断歩道の周辺地点であってもよい。
緩衝区間は、障害物が存在しないことを乗員が認知する認知地点と、障害物が存在しないことを環境検知部が検知する検知地点との間にずれが生じる場合に、当該認知地点と検知地点との間に形成される区間である。認知地点と検知地点との間にずれが生じる要因として、人間の感覚の感度よりも、環境検知部の感度が良いことが挙げられる。この場合、車両が環境状態の発生地点に接近している場合において、環境検知部が環境状態を検知する方が、乗員が環境状態を認知するよりも早くなる。認知地点と検知地点との間にずれが生じる要因として、環境検知部の設置位置と、乗員の位置との差が挙げられる。
運転制御部は、障害物の有無に応じて既存の自動運転計画を修正してもよいし、障害物の有無に応じて新たに自動運転計画を生成してもよい。緩衝区間は、予め地図情報を参照することにより取得されていてもよいし、車両におけるセンシングによって取得されてもよい。緩衝区間が変化し得る場合、後者の手法で緩衝区間を取得するのが望ましい。緩衝目標速度は、第1目標速度そのものであってもよいし、第1目標速度と第2目標速度との間の目標速度であってもよい。また、緩衝目標速度は、第1目標速度よりも第2目標速度に近い目標速度であってもよいし、第2目標速度よりも第1目標速度に近い目標速度であってもよい。
ここで、運転制御部は、乗員の死角に注意地点が存在する区間を緩衝区間として取得してもよい。これにより、乗員の死角に注意地点が存在することが原因で、注意地点に障害物が存在しないことを認知できない乗員が、第2目標速度で運転制御が行われることに違和感を覚える可能性を低減できる。
さらに、運転制御部は、車両が注意地点に接近する際に、乗員の死角に注意地点が存在するか否かを判定してもよい。このように、リアルタイムで死角を検知して緩衝目標速度を設定することにより、駐車車両等による突発的な死角の発生にも対応できる。
さらに、運転制御部は、乗員の死角に注意地点が存在するか否を地図情報に基づいて取得してもよい。これにより、走行時の処理負荷を軽減することができる。
さらに、本発明のように、運転者の認知を考慮した制御目標で自動運転を行う手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような装置を備えたナビゲーションシステム、自動運転システムや方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…自動運転システム、20…制御部、21…自動運転プログラム、21a…環境検知モジュール、21b…運転制御モジュール、30…記録媒体、30a…地図情報、30b…自動運転計画、40…通信部、50…車両、51…障害物検知部、52…運転I/F部、53…外部通信部、54…車両ECU、55a…加減速部、55b…操舵部、56…位置センサ、57…乗員監視部、100…障害物監視サーバ、A…認知地点、B1…走行区間、B2…接続区間、C…注意地点、CE…終了地点、CI…開始地点、CS…開始地点、D…検知地点、E…推奨終了地点、F…判定地点、H…基準距離、I…推奨開始地点、IE…基準地点、L1…安全距離、L3…レーン変更距離、L4…予備距離、M…接近区間、O…障害物情報、P…プローブ情報、Q…境界線、U…回避地点、W…緩衝区間、Y…路側感知器、Z…建物

Claims (5)

  1. 注意地点における障害物の有無を検知する環境検知部と、前記障害物が存在することを前記環境検知部が検知した場合に第1目標速度で運転制御を行い、前記障害物が存在しないことを前記環境検知部が検知した場合に前記第1目標速度よりも大きい第2目標速度で運転制御を行う運転制御部と、を備える自動運転システムであって、
    前記運転制御部は、
    前記障害物が存在しないことを前記環境検知部が検知し、かつ、前記障害物が存在しないことを乗員が認知できない緩衝区間における目標速度である緩衝目標速度を、前記第2目標速度から前記第1目標速度に近づくように修正した目標速度に設定する、
    自動運転システム。
  2. 前記運転制御部は、前記乗員の死角に前記注意地点が存在する区間を前記緩衝区間として取得する、
    請求項1に記載の自動運転システム。
  3. 前記運転制御部は、車両が前記注意地点に接近する際に、前記乗員の死角に前記注意地点が存在するか否かを判定する、
    請求項2に記載の自動運転システム。
  4. 前記運転制御部は、前記乗員の死角に前記注意地点が存在するか否を地図情報に基づいて取得する、
    請求項2に記載の自動運転システム。
  5. コンピュータを、
    注意地点における障害物の有無を検知する環境検知部、前記障害物が存在することを前記環境検知部が検知した場合に第1目標速度で運転制御を行い、前記障害物が存在しないことを前記環境検知部が検知した場合に前記第1目標速度よりも大きい第2目標速度で運転制御を行う運転制御部、として機能させる自動運転プログラムであって、
    前記運転制御部は、
    前記障害物が存在しないことを前記環境検知部が検知し、かつ、前記障害物が存在しないことを乗員が認知できない緩衝区間における目標速度である緩衝目標速度を、前記第2目標速度から前記第1目標速度に近づくように修正した目標速度に設定する、
    自動運転プログラム。
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