JP2019170204A - 匍匐害虫捕獲器 - Google Patents

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Abstract

【課題】匍匐害虫捕獲器の載置面が平坦でない場合であっても匍匐害虫捕獲器を安定した状態で載置できるようにして狙いとする捕獲能力が得られるようにする。【解決手段】容器2には、匍匐害虫を導入空間R1、R2に導入するための導入口14a、15aが形成されている。容器2の底壁部12、13は、載置面200との間に隙間Sを有するように形成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、例えばゴキブリ等の匍匐害虫を捕獲する匍匐害虫捕獲器に関する。
従来より、一般家庭等ではゴキブリを捕獲するゴキブリ捕獲器が使用されている。ゴキブリ捕獲器は例えば床面等に設置しておき、床面を歩行するゴキブリを、ゴキブリ捕獲器に形成されている導入口から内部に導入し、内部に設けられている粘着剤により捕獲することができるように構成されている(例えば、特許文献1〜5参照)。
特許文献1のゴキブリ捕獲器は、小箱状の容器を複数段積み重ねて構成されており、各容器の内部の底面は水平方向に延びており、その底面に粘着剤が設けられている。
特許文献2のゴキブリ捕獲器は、底板部が水平方向に延びる一方、上板部は容器の奥側へ行くほど下に位置するように傾斜している。上板部の内面に粘着剤が設けられている。
特許文献3のゴキブリ捕獲器は、底板部が水平方向に延びる一方、上板部はその長手方向一方側の端部から中央部に近づくほど下に位置するように傾斜し、また長手方向他方側の端部から中央部に近づくほど下に位置するように傾斜している。上板部の内面における長手方向一方側と他方側にそれぞれ粘着剤が設けられており、容器の一方側から侵入可能な空間と、他方側から侵入可能な空間とが並設されている。
特許文献4のゴキブリ捕獲器は、底板部が水平方向に延びる一方、上板部は底板部と略平行に延びる部分と、底板部に対して傾斜する部分とを有している。上板部の内面に粘着剤が設けられている。
特許文献5のゴキブリ捕獲器は、底板部が水平方向に延びており、この底板部と上板部との間に山型に形成された中間板を設けている。底板部の上面と、中間板の上面に粘着剤が設けられている。
特許第4392698号公報 特開2006−136296号公報 実開昭49−112768号公報 特許第2694338号公報 特開平6−327389号公報
ところで、市販されているゴキブリ捕獲器の多くは、特許文献1〜5のように容器の内面に、ゴキブリを捕獲するための粘着剤を設けた構造となっているとともに、容器の底面が平坦に形成されており、その全面が床面に沿って延びるように形成されている。
しかしながら、ゴキブリ捕獲器を載置する床面は、全てが平坦であるとは限らず、突出物があったり、電源コードが配設してあったりすることがある。一方、ゴキブリ捕獲器は、ゴキブリの通り道となりそうな所やゴキブリが歩行していそうな所等、捕獲に適した所に置く必要があるが、そのような所に突出物や電源コードがあると、特許文献1〜5のように底面が平坦なゴキブリ捕獲器を置こうとしたとき、ゴキブリ捕獲器が突出物や電源コードに乗った状態になって不安定な姿勢になり、ひいてはゴキブリを容器の内部に導入しにくくなるおそれがある。また、突出物や電源コードにゴキブリ捕獲器が乗った状態では、ゴキブリ捕獲器の一部の導入口が床面から浮いてしまい、有効に機能しなくなることも考えられる。これらのことは匍匐害虫捕獲器の捕獲能力を低下させることに繋がる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、匍匐害虫捕獲器の載置面が平坦でない場合であっても匍匐害虫捕獲器を安定した状態で載置できるようにして狙いとする捕獲能力が得られるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、匍匐害虫の導入空間を形成する容器の底壁部の一部を載置面から離れるように形成して、底壁部の一部と載置面との間に隙間を設けることができるようにした。
第1の発明は、匍匐害虫を導入する導入空間を形成する容器を備え、該容器に導入した匍匐害虫を捕獲する匍匐害虫捕獲器において、上記容器には、匍匐害虫を上記導入空間に導入するための導入口が形成され、上記容器の底壁部は、該底壁部の一部と上記匍匐害虫捕獲器の載置面との間に隙間を有するように、該底壁部の一部が該載置面から離れるように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、匍匐害虫捕獲器を載置面に載置すると、容器の底壁部の一部と載置面との間に隙間ができるので、載置面に突出部や電源コード(以下、突出部等という。)があった場合に、突出部等を上記隙間内に配置するか、突出部等が上記隙間内に位置するように匍匐害虫捕獲器を配置することで、匍匐害虫捕獲器が突出物等に乗った状態とはならず、姿勢が安定する。また、匍匐害虫捕獲器の導入口が載置面から浮いてしまうのを抑制することをも可能になる。
尚、突出部等が無い載置面に、本発明の匍匐害虫捕獲器を載置することもできる。
第2の発明は、上記導入口は、上記容器の端壁部に形成され、上記容器の上記底壁部は、上記端壁部の下端部に連なり、該端壁部と連なる部分が最も低く、該端壁部から離れるに従って上に位置するように傾斜していることを特徴とする。
この構成によれば、導入口が形成された端壁部が低くなるので、匍匐害虫が導入口に入り易くなる。また、底壁部を傾斜させることで、底壁部と載置面との間に次第に広がるような隙間が形成されることになり、突出部等の突出高さに対応した隙間が容易に得られる。
第3の発明は、平面視で上記容器の中央部を挟むように位置する第1端壁部及び第2端壁部に、第1導入口及び第2導入口がそれぞれ形成され、上記容器の上記底壁部は、上記第1端壁部の下端部に連なり、該第1端壁部と連なる部分が最も低く、該第2端壁部側へ行くに従って上に位置するように傾斜した第1底壁部と、上記第2端壁部の下端部に連なり、該第2端壁部と連なる部分が最も低く、該第1端壁部側へ行くに従って上に位置するように傾斜した第2底壁部とを有していることを特徴とする。
この構成によれば、第1導入口が形成された第1端壁部及び第2導入口が形成された第2端壁部が低くなるので、匍匐害虫が導入口に入り易くなる。また、第1底壁部及び第2底壁部と載置面との間に次第に広がるような隙間が形成されることになり、突出部等の突出高さに対応した隙間が容易に得られる。
第4の発明は、上記容器の上記第1底壁部における上記第2端壁部側の部分と、上記容器の上壁部との間に、匍匐害虫を誘引する誘引剤を含む誘引部材が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、第1導入口の奥の方に誘引部材が配置されることになるので、第1導入口から入った匍匐害虫を容器の奥側まで誘き寄せることができる。
第5の発明は、上記誘引部材は、上記容器の上記第2底壁部における上記第1端壁部側の部分と、上記容器の上壁部との間に位置するように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、共通の誘引部材を、第1底壁部における第2端壁部側の部分と、第2底壁部における第1端壁部側の部分とに配置することができる。
第6の発明は、上記容器の上壁部には、匍匐害虫を付着させて捕獲する粘着剤が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、容器の上壁部の内面に粘着剤が配置されることになるので、容器に導入された匍匐害虫が例えばゴキブリである場合には、羽根または背部が粘着剤に付着することになる。従って、脚を付着させる場合に比べて粘着剤との接触面積が広くなり、一旦捕獲した後に逃げ出してしまうゴキブリの数を減らすことが可能になる。
第7の発明は、上記容器には、上記導入口の下縁部から該容器の外方へ延出して上記載置面に載置される延出板部が設けられていることを特徴とする。
すなわち、底壁部の一部と載置面との間に隙間があると匍匐害虫捕獲器と載置面との接触面積が小さくなり、場合によっては、匍匐害虫捕獲器の安定性が低下するおそれがあるが、延出板部を載置面に載置することで載置面との接触面積が増え、匍匐害虫捕獲器が安定する。また、匍匐害虫が延出板部から導入口に入り易くなる効果も期待できる。
第8の発明は、上記容器は、上記導入口から該容器の奥へ行くほど上下方向の寸法が短くなるように形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、導入口から容器の奥へ行くほど上下方向の寸法が短くなるので、粘着剤と匍匐害虫との距離が短くなり、匍匐害虫を粘着剤に確実に付着させることができる。
第1の発明によれば、匍匐害虫の導入空間を形成する容器の底壁部の一部と載置面との間に隙間を設けたので、載置面が平坦でない場合であっても匍匐害虫捕獲器を安定した状態で載置することができ、狙いとする捕獲能力を得ることができる。
第2の発明によれば、導入口が形成された端壁部を低くすることができるので、匍匐害虫が導入口に入り易くなる。また、底壁部を傾斜させることで、底壁部と載置面との間に、突出部等の突出高さに対応した隙間を容易に得ることができる。
第3の発明によれば、第1導入口が形成された第1端壁部及び第2導入口が形成された第2端壁部を低くすることができるので、匍匐害虫が第1導入口及び第2導入口に入り易くなる。また、第1底壁部及び第2底壁部を傾斜させることで、突出部等の突出高さに対応した隙間を容易に得ることができる。
第4の発明によれば、第1導入口の奥の方に誘引部材を配置できるので、匍匐害虫を容器の奥側まで誘き寄せることができ、捕獲能力をより一層高めることができる。
第5の発明によれば、共通の誘引部材を、第1底壁部における第2端壁部側の部分と、第2底壁部における第1端壁部側の部分とに配置することができるので、誘引部材の数が少なくて済む。
第6の発明によれば、容器の上壁部に粘着剤を設けることにより、匍匐害虫がゴキブリである場合に捕獲後に逃げ出してしまう個体を減少させることができる。
第7の発明によれば、導入口の下縁部から延出する延出板部を載置面に載置するようにしたので、匍匐害虫捕獲器をより一層安定させることができる。
第8の発明によれば、匍匐害虫の捕獲能力をより一層高めることができる。
本発明の実施形態に係る匍匐害虫捕獲器を上方から見た斜視図である。 匍匐害虫捕獲器の平面図である。 匍匐害虫捕獲器の側面図である。 匍匐害虫捕獲器の端面図である。 匍匐害虫捕獲器を下方から見た斜視図である。 図2におけるVI−VI線断面図である。 使用状態にある図6相当図である。 匍匐害虫捕獲器の容器となる板材を展開した状態の斜視図である。 匍匐害虫捕獲器の容器となる板材を折り曲げる途中を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る匍匐害虫捕獲器1を上方から見た斜視図であり、図2は、匍匐害虫捕獲器1の平面図である。この匍匐害虫捕獲器1は、匍匐害虫を捕獲するための器具である。匍匐害虫捕獲器1で捕獲する対象となる匍匐害虫としては、例えばゴキブリを挙げることができるが、ゴキブリに限られるものではなく、床や地面を歩行する様々な害虫であってもよい。ゴキブリには、クロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリ等が含まれるとともに、各々、オス、メス、卵鞘を持ったメス、幼虫等が含まれる。匍匐害虫捕獲器1は、匍匐害虫を導入する容器2と、図6に示す粘着剤3と、誘引部材4とを少なくとも備えており、該容器2に導入した匍匐害虫を粘着剤3によって捕獲することができるように構成されている。粘着剤3は、容器2の内部に設けられている。また、誘引部材4は容器2の内部に収容されている。誘引部材4によって容器2の内部に誘引された匍匐害虫を粘着剤3によって捕獲することができる他、誘引されなくても容器2の内部に導入された匍匐害虫を粘着剤3によって捕獲することができる。
尚、この実施形態の説明では、各図に示すように匍匐害虫捕獲器1の前側及び後側を定義し、前側から見たときに右となる側を右側、左となる側を左側と定義するが、これは説明の便宜を図るためだけであり、実際の使用時の姿勢や運搬時の姿勢、製造時の姿勢を限定するものではない。例えば、匍匐害虫捕獲器1の前側が、使用者から向かって右や左、後に位置するように匍匐害虫捕獲器1を設置したり、匍匐害虫捕獲器1の前側が上や下に位置するように匍匐害虫捕獲器1を設置することもできる。
また、図6に示すように、匍匐害虫捕獲器1は、一般家庭や事務所、各種工場等の床面(設置面)200に載置して使用することができる他、図示しないが地面に直接載置して使用することもできる。また、例えば、家具と壁の隙間や電化製品と壁の隙間等、匍匐害虫が歩行しそうな場所に設置することもできる。また、壁に沿わせて設置することや、家具や電化製品の上に設置して使用することもできる。
(容器2の構成)
容器2は、例えばボール紙等の厚紙からなる1枚の板材100(図8、9に示す)が折り曲げられて構成されている。図6に示すように、容器2の内部には、匍匐害虫を導入する前側導入空間R1と後側導入空間R2とが形成されている。図8、9に示す板材100は、厚紙や、厚紙に印刷層が設けられた部材以外にも例えば樹脂材等で構成されていてもよいが、組み立てた状態で長期間(短くても数週間から数ヶ月)に亘って形状を維持することができる形状維持性を備えた部材で構成するのが好ましい。
図1〜図6に示すように、容器2は、上壁部11と、前側底壁部(第1底壁部)12と、後側底壁部(第2底壁部)13と、前端壁部(第1端壁部)14と、後端壁部(第2端壁部)15と、左側壁部16と、右側壁部17とを備えている。図2に示すように、前端壁部14は容器2の前端部に位置する一方、後端壁部15は容器2の後端部に位置している。容器2の平面視では、当該容器2の前後方向中央部を挟むように前端壁部14と後端壁部15とが位置することになる。前端壁部14及び後端壁部15の左右方向の寸法は略等しく設定されているが、異なる寸法にすることもできる。
上壁部11は、載置面200と略平行に延びている。図4に示すように、前端壁部14は、上壁部11の前縁部に連なり、下側へ行くほど左右方向の寸法が長くなるように形成されており、正面視で台形に近い形状となっている。また、図3や図6に示すように、前端壁部14は上側へ行くほど後に位置するように傾斜している。図1に示すように、この前端壁部14には、匍匐害虫を該容器2の内部に導入するための前側導入口(第1導入口)14aが形成されている。前端壁部14の上端部が下端部よりも後に位置しているので、前側導入口14aは、斜め上方に向いて開口することになる。前側導入口14aの上縁部は、前端壁部14の上下方向中央部近傍に位置しており、左右方向に直線状に延びている。また、前側導入口14aの下縁部は、容器2の底壁部10の前端部近傍に位置しており、左右方向に直線状に延びている。また、前側導入口14aの右縁部及び左縁部は、それぞれ前端壁部14の右縁部近傍及び前端壁部14の左縁部近傍に位置しており、上下方向に直線状に延びている。
後端壁部15は上壁部11の後縁部に連なっている。後端壁部15も前端壁部14と同様に下側へ行くほど左右方向の寸法が長くなるように形成されており、正面視で台形に近い形状となっている。また、図3や図6に示すように、後端壁部15は上側へ行くほど前に位置するように傾斜している。この後端壁部15には、匍匐害虫を該容器2の内部に導入するための後側導入口(第2導入口)15aが形成されている。後端壁部15の上端部が下端部よりも前に位置しているので、後側導入口15aは、斜め上方に向いて開口することになる。後側導入口15aの上縁部は、後端壁部15の上下方向中央部近傍に位置しており、左右方向に直線状に延びている。また、後側導入口15aの下縁部は、容器2の底壁部10の前端部近傍に位置しており、左右方向に直線状に延びている。また、後側導入口15aの右縁部及び左縁部は、それぞれ後端壁部15の右縁部近傍及び後端壁部15の左縁部近傍に位置しており、上下方向に直線状に延びている。
尚、前側導入口14a及び後側導入口15aの形状は長方形に限られるものではなく、例えば、長円形、台形等であってもよい。また、図示しないが、前側壁部14に複数の前側導入口を形成してもよいし、後端壁部15に複数の後側導入口を形成してもよい。この場合、複数の前側導入口が前側壁部14の上下に並ぶように形成することや、左右に並ぶように形成することができ、また複数の後側導入口が後側壁部15の上下に並ぶように形成することや、左右に並ぶように形成することができる。前側導入口14a及び後側導入口15aの形状は互いに異なっていてもよい。また、前側壁部14の全体に前側導入口14aが開口する形態や、後側壁部15の全体に後側導入口15aが開口する形態であってもよい。
図示しないが、容器2の前端部には返し部を設けることができる。前端部の返し部は、前側導入口14aの上縁部に連なるとともに、該上縁部から容器2の内部(後側)へ向かって延びるように形成することができる。また、容器2の後端部にも返し部を設けることができる。後端部の返し部は、後側導入口15aの上縁部に連なるとともに、該上縁部から容器2の内部(前側)へ向かって延びるように形成することができる。返し部は必須のものではないが、容器2の上に登った匍匐害虫が、前側導入口14aや後側導入口15aに対して上方から侵入しようとした際に脚が粘着剤3に触れることを阻止できるので、警戒心を抱かせることを抑制する効果を期待できる。また、導入空間R1、R2内に異物が侵入することを抑制する効果や、ユーザーの指が誤って粘着剤3に触れてしまうことを抑制する効果も期待できる。また、図示しないが、返し部の代わり、または返し部と共に容器2の前端部及び後端部に該容器2の外方へ突出する庇部を設けてもよい。
左側壁部16は上壁部11の左縁部に連なり、容器2の左端部に位置している。また右側壁部17は上壁部11の右縁部に連なり、容器2の右端部に位置している。容器2の平面視では、当該容器2の左右方向中央部を挟むように左端壁部16と右端壁部17とが位置することになる。左側壁部16及び右側壁部17の前後方向の寸法は略等しく設定されているが、異なる寸法にすることもできる。左側壁部16及び右側壁部17の前後方向の各寸法は、前端壁部14及び後端壁部15の左右方向の各寸法よりも長く設定されている。これにより、前端壁部14及び後端壁部15は、容器2の長手方向両端壁部となる。
容器2の底壁部は、該底壁部の前側を構成する前側底壁部12と、該底壁部の後側を構成する後側底壁部13とで構成されており、前側底壁部12と後側底壁部13とは分離している。前側底壁部12と、上壁部11の前側部分と、左側壁部16の前側部分と、右側壁部17の前側部分とにより、前側導入空間R1が区画形成される。後側底壁部13と、上壁部11の後側部分と、左側壁部16の後側部分と、右側壁部17の後側部分とにより、後側導入空間R2が区画形成される。前側導入空間R1の前端部は前側導入口14aと連通しており、この前側導入口14aを介して容器2の外部に開放される。後側導入空間R2の後端部は後側導入口15aと連通しており、この後側導入口15aを介して容器2の外部に開放される。
前側導入空間R1と後側導入空間R2とは一部が連通していてもよいし、前側導入空間R1と後側導入空間R2との間を完全に遮断するようにしてもよい。図示しないが、前側導入空間R1と後側導入空間R2との一部を連通させる場合には、前側底壁部12及び後側底壁部13と、上壁部11との間に隙間を設け、この隙間を介して前側導入空間R1と後側導入空間R2とを連通させることができる。
図6に示すように、前側底壁部12及び後側底壁部13は、該前側底壁部12及び後側底壁部13の一部と匍匐害虫捕獲器1の載置面200との間に隙間Sを有するように、該前側底壁部12及び後側底壁部13の一部が該載置面200から離れるように形成されている。
すなわち、容器2の前側底壁部12は、前側端壁部14の下端部に連なり、該前側端壁部14と連なる部分が最も低く、該前側端壁部14から離れるに従って上に位置するように傾斜している。前側端壁部14から離れる方向は、後側端壁部15に近づく方向であり、言い換えると、前側底壁部12は、後側端壁部15側へ行くに従って上に位置するように傾斜した壁部である。前側底壁部12の後端部は、容器2の前後方向中央部よりも前に位置している。
また、容器2の後側底壁部13は、後側端壁部15の下端部に連なり、該後側端壁部15と連なる部分が最も低く、該後側端壁部15から離れるに従って上に位置するように傾斜している。後側端壁部15から離れる方向は、前側端壁部14に近づく方向であり、言い換えると、後側底壁部13は、前側端壁部14側へ行くに従って上に位置するように傾斜した壁部である。後側底壁部13の前端部は、容器2の前後方向中央部よりも後に位置している。よって、前側底壁部12の後端部と、後側底壁部13の前端部とは、前後方向に所定の寸法だけ離れている。尚、前側底壁部12と後側底壁部13とは容器2の前後方向に連続させてもよい。この場合、容器2は1つの底壁部を備えることになり、底壁部の前後方向一端部が最も下に位置し、他端部に向かって徐々に高くなるように、該底壁部を傾斜させることができる。
上壁部11が載置面200と略平行である一方、前側底壁部12及び後側底壁部13が上述したように傾斜しているので、容器2は、前側導入口14aから該容器2の奥へ行くほど上下方向の寸法が短くなるとともに、後側導入口15aから該容器2の奥へ行くほど上下方向の寸法が短くなるように形成される。すなわち、前側導入空間R1の前端部及び後側導入空間R2の後端部の上下方向の寸法が最も長く、前側導入空間R1の後端部及び後側導入空間R2の前端部の上下方向の寸法が最も短くなる。前側導入空間R1の前端部及び後側導入空間R2の後端部の上下方向の寸法を長くすることで、前側導入口14a及び後側導入口15aの上下方向の開口寸法を長くすることができる。
容器2の前側底壁部12と後側底壁部13との傾斜角度は同じにすることもできるし、一方を他方よりも緩やかにすることもできる。また、前側底壁部12及び後側底壁部13は湾曲させてもよく、この場合も、載置面200との間に隙間Sを形成することができる。また、前側底壁部12及び後側底壁部13は一部のみ傾斜または湾曲させてもよく、この場合も、載置面200との間に隙間Sを形成することができる。さらに、前側底壁部12及び後側底壁部13の一方のみ傾斜または湾曲させ、他方は載置面200に沿って延びるように形成してもよい。
図6に示すように、匍匐害虫捕獲器1を載置面200に載置すると、容器2の前側底壁部12の前端部とその近傍が載置面200に接触することになる。前側底壁部12の載置面200との接触部分よりも後側は、載置面200から上方に離れることになる。前側底壁部12が上述のように傾斜しているので、前側底壁部12と載置面200との上下方向の離間寸法H1は、前側底壁部12の後端部に近づくほど長くなる。離間寸法H1の最大寸法は、例えば5mm以上20mm以下に設定することができるが、これに限られるものではない。
また、匍匐害虫捕獲器1を載置面200に載置すると、容器2の後側底壁部13の後端部とその近傍が載置面200に接触することになる。後側底壁部13の載置面200との接触部分よりも前側は、載置面200から上方に離れることになる。後側底壁部13が上述のように傾斜しているので、後側底壁部13と載置面200との上下方向の離間寸法H2は、後側底壁部13の前端部に近づくほど長くなる。離間寸法H2は離間寸法H1と同様に設定することができるが、離間寸法H2と離間寸法H1とは変えてもよい。
図2に示すように、前側底壁部12は、左側壁部16よりも左側へ延出するとともに、右側壁部17よりも右側へ延出している。よって、前側底壁部12の左右方向の寸法は、上壁部11の左右方向の寸法よりも長くなっている。図1に示すように、左側壁部16の前側縁部16aは、前側底壁部12から上方に離れるように形成されており、前側縁部16aと前側底壁部12の左側との間には、前後方向に長いスリット状の開口が形成されることになる。図3に示すように、右側壁部17の前側縁部17aも前側底壁部12から上方に離れるように形成されており、前側縁部17aと前側底壁部12の右側との間にも前後方向に長いスリット状の開口が形成されることになる。前側導入空間R1は、左右のスリット状の開口と連通しており、該左右のスリット状の開口を介して容器2の外部に開放される。
図2に示すように、後側底壁部13も左側壁部12よりも左側へ延出するとともに、右側壁部13よりも右側へ延出しており、従って、後側底壁部13の左右方向の寸法は、上壁部11の左右方向の寸法よりも長くなっている。図1に示すように、左側壁部16の後側縁部16bは、後側底壁部13から上方に離れるように形成されており、後側縁部16bと後側底壁部13の左側との間には、前後方向に長いスリット状の開口が形成されることになる。図3に示すように、右側壁部17の後側縁部17bも後側底壁部13から上方に離れるように形成されており、後側縁部17bと後側底壁部13の右側との間にも前後方向に長いスリット状の開口が形成されることになる。後側導入空間R2は、左右のスリット状の開口と連通しており、該左右のスリット状の開口を介して容器2の外部に開放される。
図1に示すように、前側底壁部12には、前側導入口14aの下縁部から容器2の外方へ延出して載置面200に載置される前側延出板部12aが設けられている。図3に示すように、後側底壁部13には、後側導入口15aの下縁部から容器2の外方へ延出して載置面200に載置される後側延出板部13aが設けられている。前側延出板部12a及び後側延出板部13aは、左右方向に延びており、左右方向の寸法が前後方向の寸法よりも長く設定されている。前側延出板部12a及び後側延出板部13aを設けることにより、匍匐害虫捕獲器1と載置面200との接触面積を広く確保することができる。
図1に示すように、左側壁部16の前後方向中央部には左側脚部16cが形成されている。左側脚部16cは下方へ延びるとともに、前後方向に延びる板状をなしている。左側脚部16cの下端部は、匍匐害虫捕獲器1を載置面200に載置した状態で該載置面200に接触するように配置されている。図3に示すように、右側壁部17の前後方向中央部にも左側脚部16cと同様な右側脚部17cが形成されている。左側脚部16c及び右側脚部17cは省略することもできる。
図5に示すように、前側底壁部12の後部における左右方向中央部には、中央切欠部12bが形成されている。中央切欠部12bは左右方向に長い形状となっている。前側底壁部12の後部における左側及び右側には、それぞれ側方切欠部12c(図8にも示す)が形成されている。側方切欠部12cの左右方向の寸法は、中央切欠部12bの左右方向の寸法よりも短くなっている。図5や図8に示すように、後側底壁部13の後部にも前側底壁部12と同様に、中央切欠部13b及び側方切欠部13cが形成されている。
図8に示すように、左側壁部16における左側脚部16cの上部近傍には、前後両側にそれぞれ切れ込み部16dが形成されている。右側壁部17における右側脚部17cの上部近傍にも前後両側にそれぞれ切れ込み部17dが形成されている。図5に示すように、左側壁部16の前側の切れ込み部16dが形成された部分は、前側底壁部12の左側の側方切欠部12cに差し込まれ、前側底壁部12の一部が左側壁部16の左側の切れ込み部16dに差し込まれた状態で保持されるようになっている。また、右側壁部17の前側の切れ込み部17dが形成された部分は、前側底壁部12の右側の側方切欠部12cに差し込まれ、前側底壁部12の一部が右側壁部17の前側の切れ込み部17dに差し込まれた状態で保持されるようになっている。
また、左側壁部16の後側の切れ込み部16dが形成された部分は、後側底壁部13の左側の側方切欠部13cに差し込まれ、後側底壁部13の一部が左側壁部16の後側の切れ込み部16dに差し込まれた状態で保持されるようになっている。また、右側壁部17の後側の切れ込み部17dが形成された部分は、後側底壁部13の右側の側方切欠部13cに差し込まれ、後側底壁部13の一部が右側壁部17の後側の切れ込み部17dに差し込まれた状態で保持されるようになっている。
(粘着剤3の構成)
図6に示す粘着剤3は、従来から匍匐害虫を捕獲する場合に使用されているものを用いることができる。この実施形態では、上壁部11の前端部近傍から後端部近傍まで連続し、かつ、上壁部11の左端部近傍から右端部近傍まで連続して粘着剤3が設けられているが、これに限らず、上壁部11の前後方向に不連続に設けてもよいし、上壁部11の左右方向に不連続に設けてもよい。粘着剤3は、上壁部11の前側部分と後側部分とで別々に設けてもよい。粘着剤3は、前側底壁部12の上面、後側底壁部13の上面に設けてもよい。
上記粘着剤3には、図示しないが剥離紙が設けられている。剥離紙は使用開始前に粘着剤3から剥離する。
(誘引部材4の構成)
図6に示すように、誘引部材4は、通気性を有する袋体4aと、袋体4aの内部に収容される誘引剤4cとを備えている。誘引剤4cは、従来から周知の匍匐害虫を誘引するための薬剤等を挙げることができ、例えば粉状または粒状の薬剤であってもよいし、餌等であってもよい。誘引剤4cの誘引成分は、袋体4aを通過して外部に放散されるようになっている。袋体4aは、上記粘着剤3によって上壁部11に接着することができる。
誘引部材4の前後方向の寸法は長く設定されており、これにより、誘引部材4は、前側底壁部12における後側部分(後端壁部15側の部分)と上壁部11との間に設けられるとともに、後側底壁部13における前側部分(前端壁部14側の部分)と上壁部11との間に設けられることになる。つまり、誘引部材4は、前側底壁部12と上壁部11との間から、後側底壁部12と上壁部11との間に達するように形成されている。これにより、1つの誘引部材4の誘引成分を前側導入空間R1と後側導入空間R2とに放散させることができる。
尚、図示しないが、誘引部材4は、誘引剤を収容する誘引剤容器を備えていてもよい。この場合、誘引剤を液体として誘引剤容器に収容しておくことができる。誘引剤容器は、前側底壁部12の中央切欠部12b及び後側底壁部13の中央切欠部13bに嵌めるようにして固定することができる。誘引剤容器も上記粘着剤3によって上壁部11に接着することができる。
また、誘引部材4は、前側導入空間R1と後側導入空間R2とにそれぞれ設けてもよい。
(板材100の構成)
図8及び図9に示すように、板材100は、上壁部11と、前側底壁部12と、後側底壁部13と、前端壁部14と、後端壁部15と、左側壁部16と、右側壁部17とが連なった形状とされている。板材100における上壁部11に上記粘着剤3が塗工機(図示せず)によって塗布されている。
(匍匐害虫捕獲器1の製造方法)
次に、上記のように構成された匍匐害虫捕獲器1の製造方法について説明する。まず、図8に示すような板材100を得る。その後、図9に示すように各部を折り曲げて図1に示すような形状にする。板材100を折り曲げる前に、誘引部材4を上壁部11に接着しておく。
製造時には、左側壁部16の前側の切れ込み部16d及び右側壁部17の前側の切れ込み部17dに前側底壁部12を差し込み、また左側壁部16の後側の切れ込み部16d及び右側壁部17の後側の切れ込み部17dに後側底壁部13を差し込む。これにより、前側底壁部12と後側底壁部13とが左側壁部16及び右側壁部17に保持され、図6に示すように、前側底壁部12及び後側底壁部13と匍匐害虫捕獲器1の載置面200との間に隙間Sを形成することが可能な匍匐害虫捕獲器1を得ることができる。
この実施形態では、板材100が1枚である場合について説明したが、これに限らず、図示しないが複数枚の板材を組み合わせることによって匍匐害虫捕獲器1を構成してもよい。
(実施形態の作用効果)
以上説明したように、この実施形態に係る匍匐害虫捕獲器1によれば、匍匐害虫捕獲器1を載置面200に載置した状態で、前側底壁部12及び後側底壁部13と載置面200との間に隙間Sを形成することができるので、載置面200に突出部等があった場合に、突出部等を上記隙間S内に配置するか、突出部等が上記隙間S内に位置するように匍匐害虫捕獲器1を配置することで、匍匐害虫捕獲器1が突出物等に乗った状態とはならず、匍匐害虫捕獲器1の姿勢が安定する。また、匍匐害虫捕獲器1の前側導入口14a及び後側導入口15aが載置面200から浮いてしまうのを抑制することをも可能になる。よって、狙いとする捕獲能力を得ることができる。
また、図7に示すように、容器2の上壁部11の内面に粘着剤3が配置されることになるので、容器2に導入された匍匐害虫が例えばゴキブリである場合には、羽根または背部が粘着剤3に付着することになる。従って、脚を付着させる場合に比べて粘着剤3との接触面積が広くなり、一旦捕獲した後に逃げ出してしまうゴキブリの数を減らすことが可能になる。
また、前側導入口14aから容器2の奥へ行くほど上下方向の寸法が短くなるので、粘着剤3と匍匐害虫との距離が短くなり、匍匐害虫を粘着剤3に確実に付着させることができる。後側導入口15aから導入した匍匐害虫も同様である。
また、誘引部材4から放散される誘引成分は前側導入口14a側及び後側導入口15a側に流れるようになる。これにより、誘引成分が前側導入口14a及び後側導入口15aから外部に放散されるので、誘引部材4の数を少なくしながら、両導入口14a、15aへの誘引効果が十分に得られる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る匍匐害虫捕獲器は、例えば、ゴキブリ等の匍匐害虫を捕獲する場合に使用することができる。
1 匍匐害虫捕獲器
2 容器
3 粘着剤
4 誘引部材
11 上壁部
12 前側底壁部(第1底壁部)
13 後側底壁部(第2底壁部)
14 前端壁部(第1端壁部)
14a 前側導入口(第1導入口)
15 後端壁部(第2端壁部)
15a 後側導入口(第2導入口)
100 板材
200 載置面

Claims (8)

  1. 匍匐害虫を導入する導入空間を形成する容器を備え、該容器に導入した匍匐害虫を捕獲する匍匐害虫捕獲器において、
    上記容器には、匍匐害虫を上記導入空間に導入するための導入口が形成され、
    上記容器の底壁部は、該底壁部の一部と上記匍匐害虫捕獲器の載置面との間に隙間を有するように、該底壁部の一部が該載置面から離れるように形成されていることを特徴とする匍匐害虫捕獲器。
  2. 請求項1に記載の匍匐害虫捕獲器において、
    上記導入口は、上記容器の端壁部に形成され、
    上記容器の上記底壁部は、上記端壁部の下端部に連なり、該端壁部と連なる部分が最も低く、該端壁部から離れるに従って上に位置するように傾斜していることを特徴とする匍匐害虫捕獲器。
  3. 請求項1に記載の匍匐害虫捕獲器において、
    平面視で上記容器の中央部を挟むように位置する第1端壁部及び第2端壁部に、第1導入口及び第2導入口がそれぞれ形成され、
    上記容器の上記底壁部は、上記第1端壁部の下端部に連なり、該第1端壁部と連なる部分が最も低く、該第2端壁部側へ行くに従って上に位置するように傾斜した第1底壁部と、上記第2端壁部の下端部に連なり、該第2端壁部と連なる部分が最も低く、該第1端壁部側へ行くに従って上に位置するように傾斜した第2底壁部とを有していることを特徴とする匍匐害虫捕獲器。
  4. 請求項3に記載の匍匐害虫捕獲器において、
    上記容器の上記第1底壁部における上記第2端壁部側の部分と、上記容器の上壁部との間に、匍匐害虫を誘引する誘引剤を含む誘引部材が設けられていることを特徴とする匍匐害虫捕獲器。
  5. 請求項4に記載の匍匐害虫捕獲器において、
    上記誘引部材は、上記容器の上記第2底壁部における上記第1端壁部側の部分と、上記容器の上壁部との間に位置するように形成されていることを特徴とする匍匐害虫捕獲器。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の匍匐害虫捕獲器において、
    上記容器の上壁部には、匍匐害虫を付着させて捕獲する粘着剤が設けられていることを特徴とする匍匐害虫捕獲器。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の匍匐害虫捕獲器において、
    上記容器には、上記導入口の下縁部から該容器の外方へ延出して上記載置面に載置される延出板部が設けられていることを特徴とする匍匐害虫捕獲器。
  8. 請求項6に記載の匍匐害虫捕獲器において、
    上記容器は、上記導入口から該容器の奥へ行くほど上下方向の寸法が短くなるように形成されていることを特徴とする匍匐害虫捕獲器。
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