JP2019170055A - 電線張替方法、および、電線張替作業用ローラユニット - Google Patents
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Description
第1非電線線材を既設第2電線に連結する工程と、
前記既設第1電線および前記既設第2電線を第1方向に牽引することにより、電線支持部上に配置されていた前記既設第1電線および前記既設第2電線を回収するとともに、前記新設第1電線を前記電線支持部上に配置する第1配線工程と、
前記第1非電線線材と前記既設第2電線とを互いに分離する分離工程と、
新設第2電線を前記第1非電線線材に連結する工程と、
前記第1非電線線材を第2方向に牽引することにより、前記電線支持部上に配置されていた前記第1非電線線材を回収するとともに、前記新設第2電線を前記電線支持部上に配置する第2配線工程と
を具備する
電線張替方法。
(2)前記既設第1電線および前記既設第2電線を回収するとき、前記既設第1電線と前記既設第2電線とを連結する電線連結部材も回収される
上記(1)に記載の電線張替方法。
(3)前記既設第1電線および前記既設第2電線を、同一のローラユニットに挿通する挿通工程を更に具備し、
前記挿通工程は、前記第1配線工程よりも前に実行される
上記(1)または(2)に記載の電線張替方法。
(4)電柱からみて前記ローラユニットが配置されている側とは反対側に配置された既設電線を切断する既設電線切断工程と、
前記既設電線切断工程によって形成された第1切断端部および第2切断端部を、前記電柱からみて前記ローラユニットが配置されている側で再接続する既設電線再接続工程と
を更に具備する上記(3)に記載の電線張替方法。
(5)前記第1配線工程は、前記既設第1電線および前記既設第2電線を巻き取る電線回収装置を用いて実行され、
前記第2配線工程は、前記第1非電線線材を巻き取る非電線回収装置を用いて実行される
上記(1)乃至(4)のいずれか一つに記載の電線張替方法。
(6)新設第3電線を前記電線支持部上に配置する第3配線工程を更に具備し、
前記第3配線工程は、
前記新設第3電線が連結された既設第3電線を、前記既設第1電線および前記既設第2電線とともに前記第1方向に牽引することにより実行されるか、あるいは、
前記新設第3電線が連結された第2非電線線材を、前記第2方向に牽引することにより実行される
上記(1)乃至(5)のいずれか一つに記載の電線張替方法。
(7)上記(3)に記載の電線張替方法において使用される電線張替作業用のローラユニットであって、
ローラユニット本体と、
電線支持部受容空間を有する取付部と
を具備し、
前記ローラユニット本体は、前記既設第1電線および前記既設第2電線を囲むように配置可能な複数のローラを含み、
前記複数のローラのうちの少なくとも1つは、前記既設第1電線および前記既設第2電線の下側に配置可能な底部ローラであり、
前記底部ローラの直径は、前記電線支持部受容空間の前後方向の長さと等しいか、あるいは、前記電線支持部受容空間の前後方向の長さよりも長い
電線張替作業用ローラユニット。
(8)ローラユニット本体と、
電線支持部受容空間を有する取付部と
を具備し、
前記ローラユニット本体は、既設第1電線および既設第2電線を囲むように配置可能な複数のローラを含み、
前記複数のローラのうちの少なくとも1つは、前記既設第1電線および前記既設第2電線の下側に配置可能な底部ローラであり、
前記底部ローラの直径は、前記電線支持部受容空間の前後方向の長さと等しいか、あるいは、前記電線支持部受容空間の前後方向の長さよりも長い
電線張替作業用ローラユニット。
(9)前記取付部の前方を覆う前側スカート部と、
前記取付部の後方を覆う後側スカート部と
を更に具備する
上記(8)に記載の電線張替作業用ローラユニット。
図1乃至図4を参照して、第1の実施形態における電線張替方法について説明する。図1は、第1の実施形態における電線張替方法を実行する前の状態と、第1の実施形態における電線張替方法を実行した後の状態とを模式的に示す概略平面図である。図1の上側には、電線張替方法を実行前の状態が示され、図1の下側には、電線張替方法を実行後の状態が示されている。図2Aおよび図2Bは、第1の実施形態における電線張替方法の一例を示すフローチャートである。図3および図4は、第1の実施形態における電線張替方法の各工程を模式的に示す概略平面図である。
図1に記載の例では、電線張替方法が実行される場所に、電線回収装置3、電線繰出装置5、非電線線材繰出装置7が配置されている。
続いて、第1の実施形態における電線張替方法について説明する。第1ステップST1において、電線張替方法が実行される場所に、電線張替方法を実行するための装置が配置される。図3(a)に記載の例では、電線張替方法を実行するための装置に、電線回収装置3、電線繰出装置5、非電線線材繰出装置7が含まれている。電線張替方法を実行するための装置には、複数本の線材を案内可能な第1ローラユニットR1、1本または複数本の線材を案内可能な第2ローラユニットR2、および、案内される線材にブレーキ力を付与する抵抗付与ローラユニットR3のうちの少なくとも1つが含まれていてもよい。図3(a)に記載の例では、第1電線支持部92−1に、第2ローラユニットR2、および、抵抗付与ローラユニットR3が配置されている。また、第2電線支持部92−2乃至第4電線支持部92−4の各々に、第1ローラユニットR1が配置されている。
図5および図6を参照して、第2の実施形態における電線張替方法について説明する。図5は、電柱Cに、上段の既設電線Wp−U、および、下段の既設電線Wp−Lが配設された様子を模式的に示す図である。図6は、第2の実施形態における電線張替方法の一工程を模式的に示す概略平面図である。
続いて、実施形態における電線張替方法において使用可能な第1ローラユニットR1、換言すれば、電線張替作業用ローラユニットの一例について説明する。
Claims (9)
- 新設第1電線を既設第1電線に連結する工程と、
第1非電線線材を既設第2電線に連結する工程と、
前記既設第1電線および前記既設第2電線を第1方向に牽引することにより、電線支持部上に配置されていた前記既設第1電線および前記既設第2電線を回収するとともに、前記新設第1電線を前記電線支持部上に配置する第1配線工程と、
前記第1非電線線材と前記既設第2電線とを互いに分離する分離工程と、
新設第2電線を前記第1非電線線材に連結する工程と、
前記第1非電線線材を第2方向に牽引することにより、前記電線支持部上に配置されていた前記第1非電線線材を回収するとともに、前記新設第2電線を前記電線支持部上に配置する第2配線工程と
を具備する
電線張替方法。 - 前記既設第1電線および前記既設第2電線を回収するとき、前記既設第1電線と前記既設第2電線とを連結する電線連結部材も回収される
請求項1に記載の電線張替方法。 - 前記既設第1電線および前記既設第2電線を、同一のローラユニットに挿通する挿通工程を更に具備し、
前記挿通工程は、前記第1配線工程よりも前に実行される
請求項1または2に記載の電線張替方法。 - 電柱からみて前記ローラユニットが配置されている側とは反対側に配置された既設電線を切断する既設電線切断工程と、
前記既設電線切断工程によって形成された第1切断端部および第2切断端部を、前記電柱からみて前記ローラユニットが配置されている側で再接続する既設電線再接続工程と
を更に具備する請求項3に記載の電線張替方法。 - 前記第1配線工程は、前記既設第1電線および前記既設第2電線を巻き取る電線回収装置を用いて実行され、
前記第2配線工程は、前記第1非電線線材を巻き取る非電線回収装置を用いて実行される
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電線張替方法。 - 新設第3電線を前記電線支持部上に配置する第3配線工程を更に具備し、
前記第3配線工程は、
前記新設第3電線が連結された既設第3電線を、前記既設第1電線および前記既設第2電線とともに前記第1方向に牽引することにより実行されるか、あるいは、
前記新設第3電線が連結された第2非電線線材を、前記第2方向に牽引することにより実行される
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電線張替方法。 - 請求項3に記載の電線張替方法において使用される電線張替作業用のローラユニットであって、
ローラユニット本体と、
電線支持部受容空間を有する取付部と
を具備し、
前記ローラユニット本体は、前記既設第1電線および前記既設第2電線を囲むように配置可能な複数のローラを含み、
前記複数のローラのうちの少なくとも1つは、前記既設第1電線および前記既設第2電線の下側に配置可能な底部ローラであり、
前記底部ローラの直径は、前記電線支持部受容空間の前後方向の長さと等しいか、あるいは、前記電線支持部受容空間の前後方向の長さよりも長い
電線張替作業用ローラユニット。 - ローラユニット本体と、
電線支持部受容空間を有する取付部と
を具備し、
前記ローラユニット本体は、既設第1電線および既設第2電線を囲むように配置可能な複数のローラを含み、
前記複数のローラのうちの少なくとも1つは、前記既設第1電線および前記既設第2電線の下側に配置可能な底部ローラであり、
前記底部ローラの直径は、前記電線支持部受容空間の前後方向の長さと等しいか、あるいは、前記電線支持部受容空間の前後方向の長さよりも長い
電線張替作業用ローラユニット。 - 前記取付部の前方を覆う前側スカート部と、
前記取付部の後方を覆う後側スカート部と
を更に具備する
請求項8に記載の電線張替作業用ローラユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018055663A JP6807085B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 電線張替方法、および、電線張替作業用ローラユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018055663A JP6807085B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 電線張替方法、および、電線張替作業用ローラユニット |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020170907A Division JP6813866B1 (ja) | 2020-10-09 | 2020-10-09 | 電線張替作業用ローラユニット |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019170055A true JP2019170055A (ja) | 2019-10-03 |
JP6807085B2 JP6807085B2 (ja) | 2021-01-06 |
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Family Applications (1)
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JP2018055663A Active JP6807085B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 電線張替方法、および、電線張替作業用ローラユニット |
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2018
- 2018-03-23 JP JP2018055663A patent/JP6807085B2/ja active Active
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