JP2019168771A - 現金自動支払機 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を高くすることが可能な現金自動支払機を提供する。【解決手段】出金口202は、現金を出力する。読取部207は、金融機関の口座を識別する識別情報を示す2次元コードを読み取る。制御部209は、読取部207が読み取った2次元コードが示す識別情報に基づいて、口座管理装置300に対して現金の出金を許可するか否かを問い合わせる。制御部209は、出金を許可する場合、現金を出金口から出金させる出金処理を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、現金の出金を行う現金自動支払機に関する。
近年、金融機関の窓口業務の自動化などにより、顧客が現金自動支払機を使用する機会が増えており、それに伴い、現金自動支払機の操作性の向上が求められている。
特許文献1には、固定金額を入力する複数の金額キーを有し、各金額キーから入力された金額の合計額を出金金額として算出する現金自動支払機が記載されている。この現金自動支払機では、必要な金額をその場で考えながら増やしていくなど、顧客の行動に応じた操作が可能になるため、操作性の向上が可能となる。
特開平09−035123号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、顧客は現金自動支払機の前で複雑な操作を行わなければならず、一人の顧客が現金自動支払機を使う時間が長くなってしまう。このため、他の顧客が現金自動支払機を使用するために長い時間待つ必要が生じるなど、利便性が低いという問題がある。特に規制緩和によって、預金の払い出しの外部委託が可能となっており、一人の顧客が現金自動支払機を使う時間が長くなると、委託先の業務にも支障が生じる恐れがある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、利便性を高くすることが可能な現金自動支払機を提供することを目的とする。
本発明による現金自動支払機は、現金を出力する出金口と、金融機関の口座を識別する識別情報を示す2次元コードを読み取る読取部と、前記読取部が読み取った2次元コードが示す識別情報に基づいて、前記口座を管理する管理装置に対して現金の出金を許可するか否かを問い合わせ、前記出金を許可する場合、現金を前記出金口から出金させる出金処理を行う制御部と、を有する。
本発明によれば、利便性を高くすることが可能になる。
本発明の第1の実施形態の現金管理システムを示す図である。 携帯端末の構成の一例を示すブロック図である。 発券機の構成の一例を示すブロック図である。 口座管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 現金管理システムの動作の一例を説明するためのシーケンス図である。 携帯端末の構成の他の例を示すブロック図である。 現金管理システムの動作の他の例を説明するためのシーケンス図である。 現金管理システムの動作の他の例を説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の現金管理システムを示す図である。図1に示す現金管理システム1は、携帯端末100と、発券機200と、口座管理装置300とを有する。また、発券機200及び口座管理装置300は、通信ネットワーク400を介して互いに接続されている。通信ネットワーク400は、インターネットのような汎用回線でもよいし、特定の専用回線でもよい。
携帯端末100は、現金管理システムを利用する利用者(顧客)が使用する端末である。携帯端末100は、スマートフォン、タブレット型PC(Personal Computer)及び携帯電話機などである。
発券機200は、券類の発券(発行)を行う装置であり、現金の出金(引き出し)を行う現金自動支払機としても使用される。券類としては、乗車券、特別急行券、乗船券、航空券、入場券及び食券などが挙げられるが、これらに限らない。本実施形態では、発券機200は、特定の交通機関の駅などに設けられ、その交通機関の乗車券や特別急行券などを発券するものとする。
口座管理装置300は、金融機関の口座を管理する管理装置であり、金融機関によって管理及び運営される。
図2は、携帯端末100の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように携帯端末100は、端末入力部101と、端末表示部102と、端末記憶部103と、端末制御部104とを有する。
端末入力部101は、利用者から種々の情報を受け付ける。例えば、端末入力部101は、利用者から、出金を行う出金処理を発券機200に実行させるための2次元コードの表示を要求する表示要求を受け付ける。表示要求は、出金金額を含む。
端末表示部102は、種々の情報を表示する。端末記憶部103は、種々の情報を記憶する。例えば、端末記憶部103は、利用者が金融機関に保有する口座を識別する識別情報、及び、利用者を認証するための認証情報を記憶する。識別情報は、例えば、金融機関コードや口座番号などである。認証情報は、例えば、パスワードである。
端末制御部104は、携帯端末100全体を制御する。例えば、端末制御部104は、端末入力部101が表示要求を受け付けた場合、表示要求に含まれる出金金額と、端末記憶部103に記憶された識別番号及び認証情報とを示す2次元コードを生成し、その2次元コードを端末表示部102に表示する。
なお、上記の構成では、識別情報及び認証情報は、端末表示部102に記憶されていたが、端末入力部101が受け付ける表示要求に含まれてもよい。
図3は、発券機200の構成の一例を示すブロック図である。図3に示す発券機200は、収納部201と、出金口202と、発券口203と、駆動部204と、表示部205と、入力部206と、読取部207と、通信部208と、制御部209とを有する。
収納部201は、現金や用紙を収納する。出金口202は、現金を出力(出金)する。発券口203は、乗車券や特別急行券などの券類や、出金を行う出金処理に関する取引証明書などを発券する。駆動部204は、制御部209によって制御され、収納部201に収納された現金を出金口202から出金したり、収納部201に収納された用紙に印字を行うことで券類や取引証明書を作成して発券口203から発券したりする。
表示部205は、種々の情報を表示する。入力部206は、利用者から種々の情報を受け付ける。例えば、入力部206は、出金処理を要求する出金要求を受け付ける。なお、表示部205及び入力部206は、タッチパネルなどを用いて一体化されてもよい。
読取部207は、携帯端末100の端末表示部102に表示された2次元コードを読み取る。通信部208は、通信ネットワーク400を介して口座管理装置300と通信可能に接続する。通信部208は、例えば、口座管理装置300から、後述する確認結果通知及び処理完了通知を受信する。
制御部209は、発券機200全体を制御する。例えば、入力部206が出金要求を受け付けた場合、制御部209は、読取部207を2次元コードの読み取りが可能な状態にする。
また、読取部207が2次元コードの読み取った場合、制御部209は、読み取った2次元コードが示す識別情報に基づいて、その識別情報にて識別される口座を管理する口座管理装置300に対して、読み取った2次元コードが示す出金金額分の現金の出金を許可するか否かを問い合わせる。
具体的には、先ず、制御部209は、出金を許可するか否かの確認を要求する出金確認要求を口座管理装置300に送信する。出金確認要求は、2次元コードが示す識別情報、認証情報及び出金金額を含む。また、出金確認要求は、発券機200を識別するための発券機情報などを含んでもよい。出金確認要求の送信後に通信部208が出金確認要求の応答として確認結果通知を受信した場合、制御部209は、その確認結果通知を確認する。確認結果通知は、具体的には、出金金額分の現金の出金を許可する旨の出金許可と、出金金額分の現金の出金を許可しない旨の出金不許可とのいずれかを示す。なお、確認結果通知は、出金不許可を示す場合、出金が許可されなかった理由である不許可理由(認証の失敗または残高不足など)をさらに示してもよい。
出金を許可する場合、つまり、確認結果通知が出金許可を示す場合、制御部209は、出金金額分の現金を出金口202から出金させる出金処理を行う。具体的には、駆動部204を制御して、収納部201に収納されている現金から出金金額分の現金を出金口202まで搬送して、出金口202から出金させる。このとき、制御部209は、出金を行うか否かの確認を要求する確認画面を表示部205に表示し、その後、入力部206が出金の実行を要求する実行要求を受け付けた場合に、出金金額分の現金を出金口202から出金させてもよい。確認画面は、出金金額や、識別情報にて識別される金融機関を示す情報(名称や金融機関コード)などを含んでもよい。
また、出金を許可しない場合、つまり、確認結果通知が出金不許可を示す場合、制御部209は、出金が許可されない旨の不許可情報を含むエラー画面を表示部205に表示することが望ましい。なお、エラー画面は、確認結果通知が示す不許可理由をさらに含んでもよい。
また、出金処理を実行した場合、制御部209は、その出金処理の処理結果を示す処理結果通知を口座管理装置300に送信する。処理結果通知は、処理結果として、出金処理が正常に完了した正常完了と、出金処理の実行中に異常が発生して出金に失敗した異常完了とのいずれかを示す。異常は、例えば、現金の詰まりなどである。
処理結果通知の送信後に通信部208が処理結果通知の応答として処理完了通知を受信した場合、制御部209は、結果通知処理を行う。処理完了通知は、正常完了に応じた処理を完了した旨の正常確認と異常完了に応じた処理を完了した旨の異常確認のいずれかと、2次元コードが示す識別情報にて識別される口座の残高とを示す。
結果通知処理では、処理完了通知が正常確認を示す場合、制御部209は、出金処理に関する取引証明書を発券口203から発行することが望ましい。例えば、駆動部204を制御して、収納部201に収納されている用紙に対して所定の印字を行い、その印字を行った用紙を発券口203まで搬送して、発券口203から発券させる。印字内容は、例えば、口座の残高を示す残高情報、出金金額及び識別情報などである。
また、処理完了通知が異常確認を示す場合、制御部209は、異常が発生した旨の異常発生情報を含むエラー画面を表示部205に表示することが望ましい。なお、エラー画面は、異常の種類を特定することができれば、その異常の種類を含んでもよい。また、制御部209は、異常が発生した旨を発券機200の管理者(例えば、駅員など)に通知してもよい。通知方法は、特に限定されないが、例えば、管理者が使用する端末(不図示)に通知したり、スピーカやランプなどの出力装置を駆動したりすることなどが挙げられる。
また、制御部209は、出金を許可しない場合や出金処理の実行中に異常が発生した場合、処理完了通に含まれる口座の残高を示す残高情報を利用者に通知してもよい。通知方法は、特に限定されないが、例えば、残高情報を表示部205に表示したり、用紙に残高情報を印字して発券口203から発行したりすることなどが挙げられる。また、発券機200と携帯端末100とが通信可能であれば、残高情報を携帯端末100に送信してもよい。
図4は、口座管理装置300の構成の一例を示すブロック図である。図4に示す口座管理装置300は、接続部301と、格納部302と、管理部303とを有する。
接続部301は、通信ネットワーク400を介して発券機200と通信可能に接続する。例えば、接続部301は、発券機200から出金確認要求及び処理結果通知を受信する。
格納部302は、口座を識別する識別情報ごとに、口座の残高を示す残高情報と、口座を所有する利用者を認証するための認証情報とを対応づけたデータベースを格納する。
管理部303は、口座管理装置300全体を管理する。
例えば、接続部301が出金確認要求を受け付けた場合、管理部303は、出金確認要求と、格納部302に格納したデータベースとに基づいて、出金を許可するか否かを判断する許可判断処理を実行し、その処理結果を示す確認結果通知を発券機200に送信する。
具体的には、管理部303は、先ず、出金確認要求に含まれる識別情報及び認証情報に基づいて、利用者の認証を行う。例えば、管理部303は、出金確認要求に含まれる識別情報及び認証情報が格納部302に記憶されたデータベースで対応づけられているか否かを判断する。管理部303は、識別情報及び認証情報が対応づけられている場合、利用者の認証に成功したと判断し、識別情報及び認証情報が対応づけられていない場合、利用者の認証に失敗したと判断する。
認証に成功した場合、管理部303は、出金確認要求に含まれる出金金額と、データベースにおいて出金確認要求に含まれる識別情報に対応する残高情報が示す残高とを比較して、出金金額が残高以下か否かを判断する。
出金金額が残高以下の場合、管理部303は、出金を許可すると判断し、処理結果として出金許可を示す確認結果通知を生成して発券機200に送信する。また、認証に失敗した場合、及び、出金金額が残高よりも大きい場合、管理部303は、出金を許可しないと判断し、処理結果として出金不許可を示す確認結果通知を生成して発券機200に送信する。
また、接続部301が処理結果通知を受信した場合、管理部303は、処理結果通知に基づいて、格納部302に格納されたデータベースを更新する口座管理処理を実行する。
具体的には、処理結果通知が正常完了を示す場合、管理部303は、データベースにおいて出金確認要求に含まれる識別情報に対応する残高情報が示す残高から出金確認要求に含まれる出金金額を差し引いて、残高情報を更新する。管理部303は、更新した残高情報と正常確認とを示す処理完了通知を生成して発券機200に送信する。また、処理結果通知が異常完了を示す場合、管理部303は、残高情報の更新を行わずに、データベースにおいて出金確認要求に含まれる識別情報に対して、出金処理で異常が発生したことを示す情報を対応づける。そして、管理部303は、出金確認要求に含まれる識別情報に対応する残高情報と異常確認とを示す処理完了通知を生成して発券機200に送信する。
次に動作を説明する。
図5は、現金管理システム1の動作の一例を説明するためのシーケンス図である。なお、利用者は出金処理を発券機200に実行させ2次元コードを表示させるためのアプリケーションプログラムを携帯端末100に予めインストールしておき、さらに識別情報及び認証情報を端末記憶部103に登録しているものとする。なお、以下で説明する携帯端末100の処理は、上記のアプリケーションプログラムに従って実行される。
先ず、利用者は出金金額を含む表示要求を携帯端末100の端末入力部101に入力する。端末入力部101が表示要求を受け付けると、端末制御部104は、表示要求に含まれる出金金額と、端末記憶部103に記憶された識別番号及び認証情報とを示す2次元コードを生成し、その2次元コードを端末表示部102に表示する(ステップS501)。なお、利用者が発券機200の前で出金金額を入力して2次元コードを表示させると、利用者が発券機200を使用する時間が長くなる恐れがあるため、2次元コードを事前に表示する旨の案内を行うことが望ましい。
2次元コードを表示すると、利用者は発券機200の入力部206に対して現金の出金を要求する出金要求を入力する。入力部206が出金要求を受け付けると、制御部209は、読取部207を2次元コードの読み取りが可能な状態にする。そして、制御部209は、利用者に対して2次元コードを表示した端末表示部102を読取部207にかざすように案内する案内画面を表示部205に表示する(ステップS502)。出金要求の入力方法としては、表示部205及び入力部206を構成するタッチパネル上に表示した所定のボタン(例えば、「キャッシュアウト」ボタンなど)を押下することなどが挙げられる。なお、読取部207を常に2次元コードの読み取りが可能な状態にすることができれば、ステップS502の処理を省略することができる。
利用者が端末表示部102を読取部207にかざすと、読取部207は、端末表示部102に表示された2次元コードを読み取る。そして、制御部209は、読取部207が読み取った2次元コードをデコードして、2次元コードが示す識別情報、認証情報および出金金額を取得する(ステップS503)。制御部209は、取得した識別情報、認証情報および出金金額を含む出金確認要求を生成して、通信部208及び通信ネットワーク400を介して口座管理装置300に送信する(ステップS504)。
口座管理装置300の接続部301が出金確認要求を受信すると、管理部303は、出金確認要求と、格納部302に格納したデータベースとに基づいて、出金を許可するか否かを判断する許可判断処理を行う(ステップS505)。管理部303は、その判断結果を示す確認結果通知を、接続部301および通信ネットワーク400を介して発券機200に送信する(ステップS506)。
発券機200の通信部208が確認結果通知を受信すると、制御部209は、その確認結果通知を確認する。ここでは、確認結果通知は出金許可を示すものとする。この場合、制御部209は、出金金額分の現金を出金口202から出金させる出金処理を行う(ステップS507)。なお、確認結果通知が出金不許可を示す場合、処理を終了する。このとき、制御部209は、出金が許可されない旨の不許可情報を含むエラー画面を表示部205に表示してから、処理を終了することが望ましい。
制御部209は、出金処理が正常に完了したか否かを判断し、出金処理が正常に完了したか否かを処理結果として示す処理結果通知を生成して、通信部208及び通信ネットワーク400を介して口座管理装置300に送信する(ステップS508)。口座管理装置300の接続部301が処理結果通知を受信すると、管理部303は、処理結果通知に応じた口座管理処理を行う(ステップS509)。管理部303は、口座管理処理の処理結果を示す処理完了通知を生成して、接続部301および通信ネットワーク400を介して発券機200に送信する(ステップS510)。
発券機200の通信部208が確認結果通知を受信すると、制御部209は、その確認結果通知に応じた結果通知処理を行う(ステップS511)。
以上説明したように本実施形態によれば、出金口202は、現金を出力する。読取部207は、金融機関の口座を識別する識別情報と出金金額とを示す2次元コードを読み取る。制御部209は、読取部207が読み取った2次元コードが示す識別情報に基づいて、口座管理装置300に対して出金金額分の現金の出金を許可するか否かを問い合わせる。制御部209は、出金を許可する場合、出金金額分の現金を出金口から出金させる出金処理を行う。このため、利用者は、2次元コードを表示した携帯端末100を読取部207にかざすだけで、現金を受け取ることが可能になる。さらには、利用者は発券機200の前で2次元コードを表示させる必要もない。したがって、一人の利用者が発券機200を使う時間を短くすることが可能になるため、利便性を高くすることが可能になる。
また、本実施形態では、発券機200が自動支払機と兼用される。発券機200には、通常、お釣りとして現金を出力する機能が設けられているため、機械的な構成を変更しなくても自動支払機としての機能を設けることが可能になる。したがって、自動支払機の設置コストなどを低減することが可能になる。また、発券機200は駅の構内などに既に設けられており、利用者が使用し易い。さらに、上述したように一人の利用者が発券機200を使う時間が短いため、発券業務に支障が生じる恐れを低くすることができる。したがって、利便性を高くすることが可能になる。
また、本実施形態では、制御部209は、出金処理に関する取引証明書を、発券を行う発券口から発行する。このため、機械的な構成を変更しなくても、取引証明書を発行するためにコストの低減化を図ることが可能になる。
また、本実施形態では、制御部209は、出金を許可しない場合、出金が許可されない旨の不許可情報を表示部205に表示する。また、制御部209は、出金処理の実行中に異常が発生した場合、異常が発生した旨の異常発生情報を表示部205に表示する。このため、出金ができない場合に、その旨を利用者に通知することが可能になるため、利便性を高くすることが可能になる。
また、本実施形態では、制御部209は、出金処理の実行中に異常が発生した場合、口座の残高を示す残高情報を利用者に通知する。したがって、異常により出金ができなかった場合でも、利用者は残高を知ることができるため、利用者に安心感を与えることが可能になる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、出金を行う出金処理を発券機200に実行させるための2次元コードが金融機関の口座を識別する識別情報のみを含む例を説明する。2次元コードに含まれる識別情報は、第1の実施形態と同様に金融機関コードや口座番号でもよいが、本実施形態では、融機関コードや口座番号に対応づけられた所定文字列を使用する。
図6は、本発明の第2の実施形態の携帯端末100の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように携帯端末100は、図2に示した構成に加えて、端末通信部105をさらに有する。端末通信部105は、通信ネットワーク400を介して口座管理装置300と通信可能に接続する。
図7および図8は、第2の実施形態における現金管理システム1の動作の一例を説明するためのシーケンス図である。なお、本実施形態では、利用者は出金処理を発券機200に実行させる前に、出金金額を口座管理装置300に登録する登録処理を口座管理装置300に実行させ、その後、出金処理を発券機200に実行させる。図7は、登録処理を実行させるための動作の一例を説明するためのシーケンス図であり、図8は、出金処理を実行させるための動作の一例を説明するためのシーケンス図である。
登録処理では、利用者は出金金額を指定する指定要求を携帯端末100の端末入力部101に入力する。指定要求は、出金金額を含む。
端末入力部101が指定要求を受け付けると、端末制御部104は、端末記憶部103に記憶された識別番号及び認証情報を指定要求に加えて、端末通信部105および通信ネットワークを介して口座管理装置300に送信する(ステップS701)。
口座管理装置300の接続部301が指定要求を受信すると、管理部303は、指定要求と、格納部302に格納したデータベースとに基づいて、出金金額の登録を行うか否かを判断する登録判断処理を実行する(ステップS702)。登録判断処理は、第1の実施形態の許可判断処理と同様な処理であり、具体的には、指定要求に含まれる識別情報及び認証情報に基づく利用者の認証と、指定要求に含まれる出金金額とデータベースに含まれる残高情報が示す残高との比較とを含む。また、管理部303は、認証に成功し、かつ、出金金額が残高以下の場合、登録を許可し、認証に失敗した場合、及び、出金金額が残高よりも大きい場合、登録を許可しないと判断する。
その後、管理部303は、その判断結果を示す登録結果通知を、接続部301および通信ネットワーク400を介して携帯端末100に送信する(ステップS704)。このとき、登録を許可する場合、管理部303は、データベースにおける指定要求に含まれる識別情報に対して、指定要求に含まれる出金金額を対応付ける金額登録処理を行い(ステップS703)、その後、登録結果通知を送信する。さらに管理部303は、識別情報として新たに所定文字列を生成し、その所定文字列を確認結果通知に加えて送信してもよい。
携帯端末100の端末通信部105が登録結果通知を受信すると、端末制御部104は、その登録結果通知を端末表示部102に表示する。このとき、登録結果通知が登録許可を示し、かつ、確認結果通知に文字列が含まれている場合、管理部303は、登録結果通知に含まれる所定文字列を端末記憶部103に記憶する(ステップS705)。
以上の動作において、利用者が発券機200の前で指定要求を入力すると、利用者が発券機200を使用する時間が長くなる恐れがあるため、指定要求を事前に入力して出金金額を予め登録する旨の案内を行うことが望ましい。
その後、利用者は出金金額を含まない表示要求を携帯端末100の端末入力部101に入力する。端末入力部101が表示要求を受け付けると、端末制御部104は、端末記憶部103に記憶された識別情報を示す2次元コードを生成し、その2次元コードを端末表示部102に表示する(ステップS801)。このとき、端末制御部104は、識別情報として、端末記憶部103に予め記憶された口座番号などを示す2次元コードを生成してもよいが、ステップS705で記憶した所定文字列を示す2次元コードを生成することが望ましい。
2次元コードを表示すると、利用者は発券機200の入力部206に対して現金の出金を要求する出金要求を入力する。入力部206が出金要求を受け付けると、制御部209は、読取部207を2次元コードの読み取りが可能な状態にする。そして、制御部209は、利用者に対して2次元コードを表示した端末表示部102を読取部207にかざすように案内する案内画面を表示部205に表示する(ステップS802)。
利用者が端末表示部102を読取部207にかざすと、読取部207は、端末表示部102に表示された2次元コードを読み取る。そして、制御部209は、読取部207が読み取った2次元コードをデコードして、2次元コードが示す識別情報を取得する(ステップS803)。制御部209は、取得した識別情報を含む出金確認要求を生成して、通信部208及び通信ネットワーク400を介して口座管理装置300に送信する(ステップS804)。
口座管理装置300の接続部301が出金確認要求を受信すると、管理部303は、出金確認要求と、格納部302に格納したデータベースに基づいて、出金を許可するか否かを判断する許可判断処理を行う(ステップS805)。本実施形態では、管理部303は、許可判断処理として、出金確認要求に含まれる識別情報(所定文字列)に出金金額が対応づけられているか否かを判断し、出金金額が対応づけられていると、出金を許可すると判断し、出金金額が対応付けられていないと、出金を許可しないと判断する。
そして、管理部303は、その判断結果を示す確認結果通知を、接続部301および通信ネットワーク400を介して発券機200に送信する(ステップS806)。このとき、出金を許可する場合、管理部303は、金確認要求に含まれる識別情報に対応する出金金額をさらに示す確認結果通知を送信する。
発券機200の通信部208が確認結果通知を受信すると、制御部209は、その確認結果通知を確認する。ここでは、確認結果通知は出金許可を示すものとする。この場合、制御部209は、確認結果通知に含まれる出金金額分の現金を出金口202から出金させる出金処理を行う(ステップS807)。その後、図5で説明したステップS508〜S511と同様な処理が実行される。
以上の動作では、識別情報として用いる所定文字列は、口座管理装置300が指定要求を受信した際に生成してデータベースに紐付けていたが、出金処理を行う前にデータベースに紐付けられていればよい。例えば、2次元コードを表示させるためのアプリケーションプログラムを携帯端末100にインストールする際に、所定文字列がデータベースに紐付けられてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、読取部207は、金融機関の口座を識別する識別情報を示す2次元コードを読み取る。制御部209は、読取部207が読み取った2次元コードが示す識別情報に基づいて、口座管理装置300に対して出金金額分の現金の出金を許可するか否かを問い合わせる。制御部209は、出金を許可する場合、出金金額分の現金を出金口から出金させる出金処理を行う。このため、本実施形態でも、一人の利用者が発券機200を使う時間を短くすることが可能になるため、利便性を高くすることが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、携帯端末100、発券機200及び口座管理装置300の機能は、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ実行させることで、実現されてもよい。
また、上記の実施形態では、現金自動支払機として発券機200を用いて説明したが、現金自動支払機は、発券機200に限らず、他の装置でもよい。また、1つの発券機200が複数の口座管理装置300と接続されてもよい。
また、出金金額には上限額が設けられてもよい。この場合、携帯端末100にて上限額より高い出金金額を示す2次元コードの生成が制限されてもよいし、口座管理装置300の管理部303が許可判断処理にて出金金額が上限値以下か否かを判断し、出金金額が上限値以下の場合にだけ出金を許可してもよい。
また、口座管理装置300の機能の少なくとも一部が発券機200に備わっていてもよい。
1 現金管理システム
100 携帯端末
101 端末入力部
102 端末表示部
103 端末記憶部
104 端末制御部
105 端末通信部
200 発券機
201 収納部
202 出金口
203 発券口
204 駆動部
205 表示部
206 入力部
207 読取部
208 通信部
209 制御部
300 口座管理装置
301 接続部
302 格納部
303 管理部
400 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 現金を出力する出金口と、
    金融機関の口座を識別する識別情報を示す2次元コードを読み取る読取部と、
    前記読取部が読み取った2次元コードが示す識別情報に基づいて、前記口座を管理する管理装置に対して現金の出金を許可するか否かを問い合わせ、前記出金を許可する場合、現金を前記出金口から出金させる出金処理を行う制御部と、を有する現金自動支払機。
  2. 当該現金自動支払機は、発券を行う発券機である、請求項1に記載の現金自動支払機。
  3. 発券を行う発券口をさらに有し、
    前記制御部は、前記出金処理に関する取引証明書を前記発券口から発行する、請求項2に記載の現金自動支払機。
  4. 表示部を有し、
    前記制御部は、前記出金を許可しない場合、出金が許可されない旨の不許可情報を前記表示部に表示する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の現金自動支払機。
  5. 表示部を有し、
    前記制御部は、前記出金処理の実行中に異常が発生した場合、異常が発生した旨の異常発生情報を前記表示部に表示する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の現金自動支払機。
  6. 前記管理装置から前記口座の残高を示す残高情報を受信する通信部と、を有し、
    前記制御部は、前記出金処理の実行中に異常が発生した場合、前記残高情報を利用者に通知する、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の現金自動支払機。
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