JP2019166455A - 乾燥製剤及び廃液処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
消化液循環方式では、まず、原水(廃水)中のアンモニア態窒素を硝化細菌によって好気的条件下で亜硝酸態窒素又は硝酸態窒素に変換する。その後、脱窒細菌によって有機物を還元力として無酸素条件下で亜硝酸態窒素又は硝酸態窒素を窒素ガスに還元する。
近年、畜産、食品等の高濃度のアンモニアを含有する廃水を処理する方法として、アンモニア態窒素を好気的に窒素ガスに変えて脱窒することが可能なアルカリゲネス・フェカリスNo.4株(FERM P−21814)を用いる処理方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、消化液循環方式では処理槽として好気槽(硝化槽)と無酸素槽(脱窒槽)の2槽が必要であるのに対し、アルカリゲネス・フェカリスNo.4株(FERM P−21814)を用いた処理では好気処理のみで窒素除去が可能であるため、1槽で処理できる利点がある。
(1)液状であるため、生菌の搬送及び現場での生菌の接種作業に不便である。
(2)生菌が増殖培地の中に存在しているため、生菌以外の雑菌が混入して繁殖しやすく、不安定である。
(3)増殖培地中の栄養塩がなくなると細胞の生理状態が悪化し、生菌が死滅しやすくなる。
これらの問題は、生菌の取扱性が低下するという単なる問題ではなく、生菌が本来有する好気的直接窒素ガス化能が低減し、充分に発揮されない可能性を含んでいる。
[1] 好気的直接窒素ガス化能を有する微生物を含む、乾燥製剤。
[2] 保護剤をさらに含む、[1]の乾燥製剤。
[3] 前記保護剤が、塩化ナトリウム、グルタミン酸ナトリウム及びスキムミルクからなる群より選ばれる少なくとも1種以上である、[2]の乾燥製剤。
[4] 前記保護剤の含有量が、乾燥製剤100質量%に対し50〜90質量%である、[2]又は[3]の乾燥製剤。
[5] 粉末状である、[1]〜[4]のいずれかの乾燥製剤。
[6] 前記微生物が、アルカリゲネス・フェカリス(Alcaligenes faecalis)属に属する細菌である、[1]〜[5]のいずれかの乾燥製剤。
[7] 前記微生物が、アルカリゲネス・フェカリス(Alcaligenes faecalis)No.4株(FERM P−21814)である、[1]〜[6]のいずれかの乾燥製剤。
[8] 有機態窒素及びアンモニア態窒素のいずれか一方又は両方を含む廃水を含む廃液に、[1]〜[7]のいずれかの乾燥製剤を添加し、前記廃液を処理する、廃液処理方法。
本明細書において「有機体窒素」は、有機成分に含まれる窒素であり、一般的にはタンパク質、アミノ酸等が含む窒素である。
本明細書において「硝化細菌」とは、アンモニア態窒素を亜硝酸に酸化するアンモニア酸化細菌と、亜硝酸態窒素を硝酸態窒素に酸化する亜硝酸酸化細菌との総称である。
本明細書において「好気的直接窒素ガス化能」とは、好気条件下で従属栄養的にアンモニア態窒素を窒素ガスに変換する能力を意味する。
本明細書において「好気的直接窒素ガス化能を有する微生物」は、好気条件下で従属栄養的にアンモニア態窒素を窒素ガスに変換する微生物であり、有機体窒素をアンモニア態窒素に変換(酸化)する微生物を含む。
本発明の乾燥製剤(以下、「本乾燥製剤」と記す。)は、好気的直接窒素ガス化能を有する微生物を含む。本乾燥製剤は保護剤を含むことが好ましい。本乾燥製剤は、本発明の効果を損なわない範囲で、微生物及び保護剤以外の他の成分を含んでもよい。
微生物は好気的直接窒素ガス化能を有する。微生物は通常の方法により培養及び乾燥が可能であれば、特に限定されない。微生物としては、細菌、酵母等が挙げられる。
細菌のその他の具体例としては、エシェリヒア・コリ(Escherichia coli)等のエシェリヒア属に属する細菌、コリネバクチリウム・グルタミカム(Corynebacterium glutamicum)等のコリネバクチリウム属に属する細菌等が挙げられる。
微生物としては、好気的直接窒素ガス化能を有する細菌が好ましい。好気的直接窒素ガス化能を有する細菌のなかでもアルカリゲネス・フェカリス(Alcaligenes faecalis)属に属する細菌が好ましく、アルカリゲネス・フェカリス(Alcaligenes faecalis)No.4株(FERM P−21814)が特に好ましい。
本乾燥製剤が保護剤を含むと、本乾燥製剤の生残率及び保存安定性がさらに優れる。
保護剤の具体例としては、塩化ナトリウム、スキムミルク、グルタミン酸ナトリウム、トレハロース、ウシ血清アルブミン、L−アスコルビン酸、ホエー、グルコース、アスパラギン酸、メチオニン、多糖類、デキストラン、ショ糖、乳糖等が挙げられる。
保護剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらのなかでも、塩化ナトリウム、スキムミルク、グルタミン酸ナトリウムが好ましい。
他の成分としては、pH調整剤、賦形剤、栄養剤、着色料等が挙げられる。
pH調整剤の具体例としては、硫酸、塩酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられる。ただし、pH調整剤はこれらの例示に限定されない。
賦形剤とは、取扱性又は成形性の向上のために加えられる添加剤である。賦形剤の具体例としては、乳糖、デンプン、デキストリン、ショ糖等が挙げられる。ただし、賦形剤はこれらの例示に限定されない。
栄養剤とは、微生物の生育を促進するために加えられる添加剤である。栄養剤の具体例としては、リン酸塩、有機酸、糖類、金属塩等が挙げられる。ただし、栄養剤はこれらの例示に限定されない。
本乾燥製剤の他の成分の含有量は、特に限定されないが、例えば、10〜40質量%とすることができる。
本乾燥製剤は、有機態窒素及びアンモニア態窒素のいずれか一方又は両方を含む廃液を含む廃水の処理に適用可能である。
本乾燥製剤は、そのまま排水処理等に使用してもよく、本乾燥製剤を加工して排水処理等に使用してもよい。加工の形態としては、錠剤、水剤、ハードカプセル剤、ソフトカプセル剤への加工が挙げられる。本乾燥製剤は培養等のスターターとして用いることができる。
本乾燥製剤は、好気的直接窒素ガス化能を有する微生物を乾燥することで得られる。
本乾燥製剤は、保護剤の存在下で前記微生物を乾燥することで得てもよい。保護剤の存在下で前記微生物を乾燥すると、本乾燥製剤の生残率及び保存安定性がさらに優れる。
保護剤を使用する場合、保護剤の量は、微生物100質量%に対し、10〜600質量%とすることが好ましく、100〜600質量%とすることがより好ましい。保護剤の量が10〜600質量%以上であると、乾燥製剤の生残率及び保存安定性がさらに優れる。
微生物の培養に際しては、培養可能な培地中で微生物を培養することで、培養物中に微生物を得ることができる。微生物の培養に用いられる培地は、微生物が増殖可能な、少なくとも一種類の炭素源を含む充分な栄養素を含む固形培地又は液体培地とされる。ある実施形態において、培地は、細胞の生存及び増殖に最適なpH及び塩濃度に有利に処方される。培地は通常の培地成分を含んでもよい。
培養方法としては、所望する微生物が培養可能であれば、特に限定されない。培養方法は、液体培養でも固体培養でもよい。ただし、微生物を培養し、微生物を回収する必要性の点から、固体培養より液体培養が好ましい。
以下、培養方法が液体培養であり、微生物が細菌である場合を一実施形態例として、本乾燥製剤の製造方法について説明する。
菌体分散液のpHが酸性又は塩基性である場合には、乾燥製剤の保存安定性がさらに向上することから、pH調整剤により、pH6〜8、望ましくはほぼ中性にpHを調整することが好ましい。
これらの乾燥方法は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらのなかでも、凍結乾燥、噴霧乾燥が好ましい。乾燥時の菌体の死滅を極力抑える点から、通常は60℃以下で乾燥を行うことが好ましく、凍結乾燥が特に好ましい。
また、予備凍結の時間は、3〜48時間が好ましい。予備凍結の時間が3時間以上であると、菌体の死滅を抑えやすく、本乾燥製剤の生残率及び保存安定性がさらに優れる。予備凍結の時間が48時間以下であると、現場での取扱性及び実用性に優れる乾燥製剤を得やすくなる。
本乾燥製剤の製造方法では、菌体乾燥物はそのまま本乾燥製剤としてもよく、菌体乾燥物と賦形剤等の他の成分等を加えたものを成形してもよい。また、菌体乾燥物に賦形剤等の他の成分を添加して本乾燥製剤としてもよい。
以上説明した本乾燥製剤にあっては、好気的直接窒素ガス化能を有する微生物を含むため、微生物が本来有する好気的直接窒素ガス化能が充分に発揮される。
本乾燥製剤は、保存安定性に優れ、4℃で長期保存が可能である。そのため、例えば−80℃で保存可能な設備等を備えない廃液処理施設であっても、廃液処理施設で乾燥製剤を通常の設備で大量に保管できる点でも実用的である。
本発明の廃液処理方法では、有機態窒素及びアンモニア態窒素のいずれか一方又は両方を含む廃水を含む廃液に、前述の乾燥製剤を添加し、前記廃液を処理する。
廃水としては、有機態窒素及びアンモニア態窒素のいずれか一方又は両方を含む形態であれば特に限定されない。処理対象となる廃水の具体例としては、工場、事業所等から排出される廃水が挙げられる。ただし、処理対象の廃水はこれらの具体例に限定されない。
本乾燥製剤の添加の態様は、特に限定されない。廃液に本乾燥製剤を添加することで、微生物が廃液中で有機態窒素及びアンモニア態窒素のいずれか一方又は両方を窒素ガスに還元し、廃液中の有機態窒素及びアンモニア態窒素のいずれか一方又は両方が処理される。
以上説明した本発明の廃液処理方法にあっては、廃液に本乾燥製剤を添加するため、微生物が本来有する好気的直接窒素ガス化能力が充分に発揮される。その結果、本発明の廃液処理方法によれば、有機態窒素及びアンモニア態窒素のいずれか一方又は両方を含む廃水中の有機態窒素及びアンモニア態窒素を高い処理効率で処理できる。
菌体:アルカリゲネス・フェカリス(Alcaligenes faecalis)No.4株(FERM P−21814)。
微量元素溶液:EDTA・2Naを5.71質量%、ZnSO4・7H2Oを0.39質量%、CaCl2・2H2Oを0.7質量%、MnCl2・4H2Oを0.51質量%、FeSO4・7H2Oを0.5質量%、(NH4)6Mo7O24・4H2Oを0.11質量%、CuSO4・5H2Oを0.16質量%、CoCl2・6H2Oを0.16質量%含有する水溶液。
液体培地:リン酸水素二カリウムを1.4質量%、リン酸二水素カリウムを0.6質量%、硫酸アンモニウムを0.2質量%、クエン酸三ナトリウム二水和物を1.7質量%、硫酸マグネシウム七水和物を0.02質量%、微量元素溶液を2mL/L含有する液状の培地。
菌体を滅菌済みの液体培地350mLに植菌し、30℃、48時間、120rpmにて振盪培養を行った。
振盪培養後、培養液を8000rpm、10分、4℃で遠心分離し、菌体を回収した。回収した菌体を200mLの0.8質量%塩化ナトリウム水溶液で2回洗浄し、菌体濃度が1.0質量%となるように0.8質量%塩化ナトリウム水溶液に分散させ、その後、表1に記載の濃度となるように、グルタミン酸ナトリウム、スキムミルクを分散液に添加し、実施例1〜4の菌体分散液を調製した。菌体分散液の乾燥菌体濃度は、9594mg/Lであった。
実施例1〜4の菌体分散液を−40℃で凍結乾燥した。次いで、実施例1〜4の菌体分散液の凍結乾燥物に対し、真空乾燥機(FD―5、東京理化器械株式会社製)を用い、35℃、5Paの環境下にて40時間真空乾燥し、得られた乾燥物を乳鉢で粉砕し、真空乾燥機にてさらに3時間仕上げ乾燥し、実施例1〜4の乾燥製剤を得た。
液体培地に寒天末を1.3%の濃度で添加し、オートクレーブを行った後、プラスティックシャーレに溶解した培地を流し込み、平板培地を作製した。実施例1〜4の乾燥製剤0.1gをマイクロチューブ(Greiner Bio―One社製、商品名「ミクロスピッツ」)に量りとり、液体培地1mLを加えた。マイクロチューブを超音波洗浄機にかけ、菌体をよく分散させた。この希釈液を第1次希釈液とした。希釈液を新たなマイクロチューブ(液体培地900μL入り)に分注し、よく撹拌した。この希釈を繰り返し、第9次希釈液まで作製した。第1〜9次希釈液をそれぞれ100μL平板培地上に滴下した。コンラージ棒で各希釈液を各平板培地上に塗り広げ、平板培地を25℃で72時間静置した。その後、出現したコロニーの計数値に希釈率を積算し、試料中の生菌数(CFU/g)を算出した。生菌数の測定結果を表2に示す。なお、表2中、「E」は10のべき乗を表す。例えば「2.7E+12」は「2.7×1012」を表す。
第1〜9次希釈液の100μLのそれぞれをろ過滅菌水5mLに懸濁した。次いで、得られた懸濁液を、ポリカーボネート製メンブランフィルターを装着したファンネルでろ過した。メンブランフィルター上に、1mg/mLのアクリジンオレンジ溶液の適量を滴下し、メンブランフィルター上の菌体を15分間染色した。ろ過滅菌水5mLをファンネルに流し込んだ後、ろ過することによりメンブランフィルターに付着した余分なアクリジンオレンジ溶液を洗浄した。メンブランフィルターをスライドグラスに載せ、スライドグラスを蛍光顕微鏡に設置した。メンブランフィルターに青色光を照射し、黄緑色の蛍光を放つ粒子を計数した。このとき1視野に30〜数百個の粒子を認める希釈率の希釈液を計数対象とした。1試料につき10視野計数して平均値を算出した。これに希釈率等を積算し、全菌数(cells/g)を算出した。全菌数の測定結果を表2に示す。
各例の乾燥製剤における生菌数及び全菌数の測定結果から、各例の乾燥製剤の生残率及び対数生残率を下式(i)及び(ii)により求めた。各例の乾燥製剤の生残率及び対数生残率を表2に示し、対数生残率をグラフ化した図を図1に示す。
生残率=生菌数/全菌数 ・・・(i)
対数生残率=log(生残率) ・・・(ii)
各例の乾燥製剤を4℃にて19か月間保存し、各例の保存乾燥製剤とした。
「菌体分散液の調製」の項で前述した方法と同様にして、各例の菌体分散液を新たに調製した。4℃にて19か月間保存した各例の保存乾燥製剤150mgと新たに調製した各例の菌体分散液150μLとをそれぞれ、滅菌済み液体培地350mLに植菌し、30℃、72時間、120rpmにて振盪培養を行った。培養前後の培養液を適量サンプリングし、0.45μmナイロンフィルターで濾過後、アンモニア態窒素及び全窒素の濃度をそれぞれ測定した。
ここで、アンモニア態窒素の濃度は、試料を適宜希釈し、HACH社の多項目水質分析計DR/2700を用いて(測定項目は「アンモニア性窒素」)、ネスラー法により測定した。また、全窒素の濃度は、試料を適宜希釈し、三菱ケミカルアナリテック社の全窒素分析装置TN−2100を用いて、紫外線吸光光度法により測定した。
各例の保存乾燥製剤について、アンモニア態窒素及び全窒素の処理率を下式(iii)及び(iv)により求めた。各例のアンモニア態窒素及び全窒素の処理率を表3に示し、これらの処理率をグラフ化した図を図2に示す。
アンモニア態窒素の処理率(%)=(a0−a1)/a0×100 ・・・(iii)
式(iii)中、a0は各例の保存乾燥製剤を添加した後0時間の培養液中のアンモニア態窒素の濃度であり、a1は各例の保存乾燥製剤を添加した後72時間の培養液中のアンモニア態窒素の濃度である。
全窒素の処理率(%)=(b0−b1)/b0×100 ・・・(iv)
式(iv)中、b0は各例の保存乾燥製剤を添加した後0時間の培養液中の全窒素の濃度であり、b1は各例の保存乾燥製剤を添加した後72時間の培養液中の全窒素の濃度である。
図2及び表3に示すように、実施例1〜4の保存乾燥製剤と実施例1〜4の菌体分散液とを液体培地中でそれぞれともに培養した場合、全窒素の処理率は45%以上であり、アンモニア態窒素の処理率は49%以上であった。このことから実施例1〜4の乾燥製剤は、4℃にて19か月間保存した後でも、液体培地中の有機態窒素及びアンモニア態窒素を処理できることが判った。
特に実施例2〜4では、アンモニア態窒素の処理率が99%以上であり、非常に優れた窒素ガス化能が確認された。また、実施例2〜4では、全窒素の処理率が67%以上であり、優れた全窒素の処理能力が確認された。
図2及び表3に示す結果から、実施例1〜4の乾燥製剤は、保存安定性に優れ、生菌が有する好気的直接窒素ガス化能が充分に発揮されていることが確認できた。
以上の特性を具備する実施例1〜4の乾燥製剤は、長期保存が可能である点及び廃液の処理槽に直接投入することで、廃液中の有機態窒素及びアンモニア態窒素を効果的に処理できると考えられる点で実用的である。
Claims (8)
- 好気的直接窒素ガス化能を有する微生物を含む、乾燥製剤。
- 保護剤をさらに含む、請求項1に記載の乾燥製剤。
- 前記保護剤が、塩化ナトリウム、グルタミン酸ナトリウム及びスキムミルクからなる群より選ばれる少なくとも1種以上である、請求項2に記載の乾燥製剤。
- 前記保護剤の含有量が、乾燥製剤100質量%に対し50〜90質量%である、請求項2又は3に記載の乾燥製剤。
- 粉末状である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の乾燥製剤。
- 前記微生物が、アルカリゲネス・フェカリス(Alcaligenes faecalis)属に属する細菌である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の乾燥製剤。
- 前記微生物が、アルカリゲネス・フェカリス(Alcaligenes faecalis)No.4株(FERM P−21814)である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の乾燥製剤。
- 有機態窒素及びアンモニア態窒素のいずれか一方又は両方を含む廃水を含む廃液に、請求項1〜7のいずれか一項に記載の乾燥製剤を添加し、前記廃液を処理する、廃液処理方法。
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