JP2019165265A - フレキシブル基板 - Google Patents

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佳宏 冨田
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Abstract

【課題】伸縮自在なフレキシブル基板を供すること。【解決手段】フレキシブル基板1は、単位配線構造2を備え、単位配線構造2は、それぞれ、中心部3と、中心部3の外側に設けられたストリップ4とを備える。ストリップ4は、それぞれ、一端が中心部3と接続され、湾曲しており、且つ配線を備える。互いに隣接する第1の単位配線構造2および第2の単位配線構造2ストリップは互いに接続されている。フレキシブル基板1は、互いに接続されたストリップの側面と第1または第2の単位配線構造の中心部の側面との間、および/または互いに接続されたストリップの側面と他のストリップの側面との間に間隙を有し、互いに接続されたストリップの湾曲の曲率が変化することで、フレキシブル基板1の平面方向および鉛直方向に伸縮自在となっている。【選択図】図1

Description

本開示は、フレキシブル基板に関する。
近年、電子デバイスの小型化・薄型化に伴い、可とう性を有したフレキシブル基板が多く用いられている。フレキシブル基板は、典型的なエレクトロニクス機器の分野以外にも種々の分野で利用が図られている。例えば、フレキシブル基板は、スマートフォン等のモバイル機器以外にも、ウェアラブル機器等で利用が図られている。
ウェアラブル機器は、人体に密着したセンシングや、手首以外の関節や可動部に無理なく装着することが求められる。そのため、ユーザーの動きにフィットした装着感やデザイン等が重視される。従って、フレキシブル基板には、可とう性に加えて、十分な伸縮性を備えていることが要求されている。従来技術として、可とう性を有し、かつ、全体として蛇行状の形態を成すように構成されたフレキシブル基板が知られている(特許文献1〜4参照)。
実開平1−135758号公報 特開2000−294886号公報 特開2004−71562号公報 特開2004−349002号公報
本開示は、伸縮自在なフレキシブル基板を供する。
本開示の一実施形態に係るフレキシブル基板は、複数の単位配線構造を備えたフレキシブル基板である。前記複数の単位配線構造は、それぞれ、中心部と、該中心部の外側に設けられた一つ又は複数のストリップとを備えている。前記一つ又は複数のストリップは、それぞれ、一端が該中心部と接続され、湾曲しており、且つ配線を備えている。前記複数の単位配線構造は、互いに隣接する第1の単位配線構造および第2の単位配線構造を含む。前記第1の単位配線構造の前記一つ又は複数のストリップのうちの少なくとも一つの他端と第2の単位配線構造の前記一つ又は複数のストリップのうちの少なくとも一つの他端とが互いに接続されている。前記フレキシブル基板は、前記互いに接続されたストリップの側面と前記第1または第2の単位配線構造の前記中心部の側面との間、および/または前記互いに接続されたストリップの側面と他のストリップの側面との間に間隙を有し、前記互いに接続されたストリップの湾曲の曲率が変化することで、当該フレキシブル基板の平面方向および鉛直方向に伸縮自在となる。
本開示のフレキシブル基板は、十分な伸縮性を有する。
図1は、本開示の第1実施形態に係るフレキシブル基板を示した概略斜視図である。 図2は、本開示の第1実施形態に係るフレキシブル基板を構成する単位配線構造を示した概略平面図である。 図3は、本開示の第1実施形態に係るフレキシブル基板を伸張した際の状態を示した概略斜視図である。 図4は、本開示の第1実施形態に係るフレキシブル基板を人の指に適合させた際の状態を示した概略斜視図である。 図5は、本開示の第2実施形態に係るフレキシブル基板と電子回路とが電気的に接続されている状態を示した概略平面図である。 図6は、本開示の第3実施形態に係る、単位配線構造の湾曲配線部が1つから構成されているフレキシブル基板の概略平面図である。 図7は、本開示の第4実施形態に係るフレキシブル基板を接続配線として用いた例を示した概略平面図である。 図8は、本開示の第1実施形態のフレキシブル基板の製造方法を示した概略フロー図である。 図9は、本開示の第2実施形態のフレキシブル基板の製造方法を示した概略フロー図である。 図10は、本開示のフレキシブル基板を考えるに至る前段階での思想について説明した概略図である。 図11は、本開示の第5実施形態に係るフレキシブル基板を示した概略平面図である。 図12は、電子素子が設けられた単位配線構造を構成する縦方向の湾曲配線部を示した概略平面図である。 図13は、電子素子が設けられた単位配線構造を構成する絶縁性シートを示した概略平面図である。 図14は、電子素子が設けられた単位配線構造を構成する横方向の湾曲配線部を示した概略平面図である。 図15は、電子素子が設けられた単位配線構造を構成する電子素子を示した概略平面図である。 図16は、本開示の第6実施形態に係るフレキシブル基板を示した概略平面図である。 図17は、本開示の第7実施形態に係るフレキシブル基板を示した概略平面図である。
まず、本発明者が本開示の一実施形態に係るフレキシブル基板を考えるに至る前段階での思想について説明する。本発明者は、従来のフレキシブル基板では、フレキシブル基板の延在方向には伸縮可能である一方、当該延在方向とは異なる方向には伸縮しにくく、可とう性を有するものの、市場のニーズに応える程度の十分な伸縮性を有しているとは言い難いという課題を発見した。また、本発明者は、屈曲した形態の配線部を用いた場合、伸縮時に応力が屈曲部に集中し易いという課題を発見した。本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した。
本発明者は、中心部と、中心部の外側に設けられ、一端が中心部と接続された1又は複数の湾曲配線部とを有し、伸縮時に各湾曲配線部の曲率が変化することで伸縮自在となっていることにより、十分な伸縮性を有するフレキシブル基板を開発した。また、本発明者は、応力が配線部の一部に集中して破断しやすくなるという問題を解決するために、比較的狭い領域(例えば配線部全体の50%未満の領域)で「屈曲した」配線部に代えて、応力が分散されるように比較的広い領域(例えば配線部全体の50%以上の領域)で「湾曲した」配線部を用いることを考えた。すなわち、本発明者は、図10に示すように、中心部の周りに、例えば時計周り方向(または反時計周り方向)に湾曲している湾曲配線部を用いることにより、応力を一箇所に集中させることなく分散できると考えた。これにより、フレキシブル基板が伸縮を繰り返しても、当該フレキシブル基板の破断を低減することができる。本発明者は、この思想に基づき、本開示の一実施形態に係るフレキシブル基板を考えるに至った。
次に、本開示の実施形態に係るフレキシブル基板について説明する。図面に示す各種の要素は、本開示の理解のために模式的に示したにすぎず、寸法比や外観などは実物と異なり得る。
本開示の実施形態に係るフレキシブル基板は、2以上の単位配線構造を備える。各単位配線構造は、中心部と、その中心部の外側に設けられた一つ又は複数のストリップ形状の湾曲配線部(即ち、ストリップ)を備える。各湾曲配線部は、一端が同じ単位配線構造に属する中心部の外周に接続されて外周に沿って延在するように設けられており、他端が、例えば、隣接する単位配線構造の湾曲配線部に接続されている。本実施形態において、湾曲配線部は、少なくとも湾曲した配線部を有していればよく、例えば、図1等に示す第1実施形態のフレキシブル基板は、中心部3の外周に沿って約180度湾曲した湾曲配線部を備えており、図5等に示す第2実施形態のフレキシブル基板は、中心部の外周に沿って一周するように設けられた湾曲配線部を備えている。
本明細書では、中心部の中心を基点として、湾曲配線部が中心部の外周に沿って湾曲して設けられている部分の角度を湾曲中心角と言う。しかしながら、これらは例示であり、本開示では、湾曲配線部は、例えば、中心部の外周に沿って約30度湾曲して設けられていてもよく、中心部の外周に沿って約90度湾曲して設けられていてもよい。望ましくは、隣接する単位配線構造の間に配置される湾曲配線部のストリップの長さを増やすため、湾曲配線部は、中心部の外周に沿って約60度以上湾曲していることがよい。更には、湾曲配線部は、中心部の外周に沿って約360度以上湾曲して設けられていてもよい。湾曲配線部が、中心部3の外周に沿って約360度以上湾曲している場合、本明細書では、湾曲配線部が中心部の外周に沿って巻回して設けられているという。湾曲配線部が中心部の外周に沿って巻回した形態を成している場合、湾曲配線部は、中心部の外周に沿って1〜3周程巻回していることが望ましい。なお、中心部3の形状は特に限定されるものではないが、上記の円形以外に、四角形や六角形等の多角形の形状を採ることができ、多角形の形状の場合、その頂点が湾曲配線部の湾曲に合わせてR面取りされていることが望ましい。
次に、伸張させた際の本開示のフレキシブル基板1について説明する。ここでは、第1実施形態のフレキシブル基板1を伸張した際の状態を示す図3を参照しながら説明する。図3に示すように、フレキシブル基板1の伸張に伴い、中心部3の外周に沿って設けられた湾曲配線部4の曲率は、伸張前と比べて小さくなるように変化する。本明細書で言う「曲率」とは、曲率半径の逆数を指す。すなわち、湾曲配線部4は、中心部3と接続されている湾曲配線部4の一端から湾曲配線部4の他端に向かうに連れて、中心部3の外周から離れるように変形して曲率が小さくなり、伸張する。これに伴い、例えば、第1実施形態のフレキシブル基板1では、単位配線構造2の中心部3の中心と、単位配線構造2の湾曲配線部4の中心とが伸張前の実質的に「一致」していた状態から「ずれる」ようになり、伸張させるほど中心間のずれは大きくなる。その一方で、単位配線構造2の中心部3では、図3に示すように伸張時にその形状が変形しない。このように、本開示のフレキシブル基板1は、中心部3の外周に沿って設けられた湾曲配線部4の曲率を変化させて伸縮させているので、湾曲配線部全体が変形して伸縮することになり、応力を湾曲配線部全体に分散させることができる。従って、本開示のフレキシブル基板1は、応力の集中が生じにくく、破断の発生を抑制することができる。
また、本実施形態のフレキシブル基板では、例えば、中心部に沿って湾曲させる中心角を大きくしたり、捲回回数を増やしたりすることで湾曲配線部の長さを大きくすることが可能であることから、より大きな伸縮性を持たせることができる。言い換えれば、伸縮前の初期状態の基板寸法を小さくすることが可能である。
<第1実施形態>
次に、本開示の第1実施形態のフレキシブル基板1について説明する。
本開示の第1実施形態のフレキシブル基板1は、図1に示すようにマトリックス状に配置された複数の単位配線構造2を備えている。本開示の第1実施形態のフレキシブル基板1では、単位配線構造2は、図2に示すように円形状の中心部3の外周に等間隔に配置された4つの湾曲配線部4を備えている。これらの湾曲配線部4は、中心部3の中心に対して対称に配置されている。具体的には、4つの湾曲配線部4は、中心部3の外周に等間隔に配置されている。つまり、4つの湾曲配線部4が中心部3の外周に等間隔に配置されている場合、中心部3の直径に相当する、相互に対向する湾曲配線部4の一端同士を結ぶ線が2つ存在し、当該2つの線が直交している。
この様な単位配線構造2が複数設けられている場合、一方向に沿って並んで単位配線構造2を設けることができると共に、一方向に直交する方向にも単位配線構造2を設けることができる。すなわち、隣接する単位配線構造2を縦横方向に設けることが可能となる。従って、図1に示すように単位配線構造2をマトリックス状に配置することが可能となる。それ故、一方向のみならず、一方向とは異なる直交する方向にも本開示の第1実施形態のフレキシブル基板1を伸縮させることができる。従って、本開示の第1実施形態のフレキシブル基板1は、従来のフレキシブル基板の延在方向には伸縮可能である一方、延在方向とは異なる方向には伸縮しにくいという問題を解消している。従って、本開示の第1実施形態のフレキシブル基板1は、図4に示すように人の指等の複雑な形状を有したものにも適合することができる。具体的には、人体に密着したセンシングや、手首以外の関節や可動部に無理なく装着することが求められるウェアラブル機器にも適用することが可能である。
<第2実施形態>
次に、本開示の第2実施形態のフレキシブル基板10について説明する。
本開示の第2実施形態のフレキシブル基板10は、図5に示すように一方向に並んで設けられた第1単位配線構造21、第2単位配線構造22、および第3単位配線構造23を備える。本開示の第2実施形態のフレキシブル基板10では、第1単位配線構造21、第2単位配線構造22、および第3単位配線構造23の各々は、中心部30と2つの湾曲配線部40とを備える。2つの湾曲配線部40の各々は、その一端が中心部30と接続されており、中心部30の外周に沿って設けられている。本開示の第2実施形態のフレキシブル基板10の伸張に伴い、中心部30の外周に沿って設けられた湾曲配線部40の曲率は、伸張前と比べて小さくなるように変化する。これに伴い、湾曲配線部40は、中心部30と接続されている湾曲配線部40の一端から湾曲配線部40の他端に向かうに連れて、中心部30の外周から離れるように伸張する。その一方で、単位配線構造21、22および23の中心部30では、伸張時にその形状が変形しない。従って、本開示の第2実施形態のフレキシブル基板10は、中心部30の外周に沿って設けられた湾曲配線部40の曲率が変化するのみで、伸縮させることを可能とする。
又、第1単位配線構造21と第2単位配線構造22では、第1単位配線構造21の一方の湾曲配線部40と第2単位配線構造22の一方の湾曲配線部40とが接続されている。湾曲配線部40の一端と接続された中心部30上には、電子素子6が設けられている。又、第1単位配線構造21では、他方の湾曲配線部40の一端が電子回路5と電気的に接続されている。第2単位配線構造22と第3単位配線構造23では、第2単位配線構造22の他方の湾曲配線部40と第3単位配線構造23の一方の湾曲配線部40とが接続されている。又、第3単位配線構造23では、他方の湾曲配線部40の一端が電子回路と電気的に接続されている。これにより、図5に示すように、伸縮性の高い本開示のフレキシブル基板10を介して、電子回路5と電子素子6とを電気的に接続することができる。従って、人体の大きく伸縮する部位に装着可能なウェアラブル機器等を供することができる。
<第3実施形態>
次に、本開示の第3実施形態のフレキシブル基板100’について説明する。
図6は、本開示の第3実施形態のフレキシブル基板100’の概略平面図である。フレキシブル基板100’では、単位配線構造200’の湾曲配線部400’が1つから構成されている。単位配線構造200’は一方向に並んで2つ設けられている。一方の単位配線構造200’は、図6に示すように電子素子6が設けられた中心部300’と中心部300’の外周に設けられた1つの湾曲配線部400’とを備える。湾曲配線部400’は、その一端が中心部300’と接続されており、中心部300’の外周に沿って設けられている。又、他方の単位配線構造200’は、図6に示すように処理回路7が設けられた中心部300’と中心部300’の外周に設けられた1つの湾曲配線部400’とを備える。湾曲配線部400’は、その一端が中心部300’と接続されており、中心部300’の外周に沿って設けられている。又、隣り合う一方の単位配線構造200’の湾曲配線部400’の他端と、他方の単位配線構造200’の湾曲配線部400’の他端とが接続されている。
本開示の第3実施形態のフレキシブル基板100’において、例えば、一方の単位配線構造200’の中心部300’上に電子素子6としてセンサ素子が設けられ、他方の単位配線構造200’の中心部300’上に処理回路7が設けられている場合、全体として、人体の大きく伸縮する部位に装着可能なセンシングシステムを供することが可能となる。
なお、上記第1〜3実施形態では、中心部および湾曲配線部は共に、絶縁性シートと絶縁性シートの両主面に設けられた配線とを備えている。この場合、絶縁性シートの両主面に設けられた配線は、層間接続ビアを介して電気的に接続されている。これに対して、下記で述べる第4実施形態では、中心部および湾曲配線部は共に、配線から構成されて成る断面構造を有している。又、第3実施形態では、単位配線構造が、中心部の外周に3つの湾曲配線部を備え、これらの湾曲配線部が中心部の中心に対して対称に配置されていてもよい。すなわち、隣接する3つの単位配線構造を、三角形の頂点に位置するように配置することも可能である。この場合、隣接する2つの単位配線構造が並ぶ一方向に交差する他の方向にも単位配線構造が更に隣接して配列され、隣接する単位配線構造間において、湾曲配線部が互いに接続される。
<第4実施形態>
次に、本開示の第4実施形態のフレキシブル基板100について説明する。
図7は、本開示の第4実施形態のフレキシブル基板100を接続配線として用いた例を示した概略平面図である。図7に示すように、少なくとも2つの電子素子6、例えばセンサ素子が、本開示の第4実施形態のフレキシブル基板100を介して電気的に接続されている。本開示の第4実施形態のフレキシブル基板100は、絶縁性シートを用いることなく配線から構成されている。つまり、本開示の第4実施形態のフレキシブル基板100は、接続配線として機能する。本開示の第4実施形態のフレキシブル基板100は、中心部300と2つの湾曲配線部400とを備える。2つの湾曲配線部400の各々は、その一端が中心部300と接続されており、中心部300の外周に沿って設けられている。本開示の第4実施形態のフレキシブル基板100が接続配線として機能する場合、中心部300は電子素子を設けるためのスペースを必要としない。そのため、中心部300は円形である必要はなく、図7に示すように例えばS字状であってもよい。又、本開示の第4実施形態のフレキシブル基板100は接続配線として機能することができるため、中心部300および湾曲配線部400は共に、絶縁性シートを有することなく配線のみを備えた構造であってよい。
本開示の第4実施形態のフレキシブル基板100は、例えば、人体の状態をモニタリングするセンサ群の間や処理回路の間等に用いることが可能である。これにより、人体の大きく伸縮する部位に装着可能なセンシングシステムを供することができる。
<第5実施形態>
次に、本開示の第5実施形態のフレキシブル基板1’について説明する。
図11は、本開示の第5実施形態に係るフレキシブル基板1’を示した概略平面図である。本開示の第5実施形態のフレキシブル基板1’は、本開示の第1実施形態のフレキシブル基板1と同様に、マトリックス状に配置された複数の単位配線構造を備えている。単位配線構造は、円形状の中心部の外周に等間隔に配置された複数の湾曲配線部4’を備えている。複数の湾曲配線部4’は、中心部の中心に対して対称に配置されている。第5実施形態では、図11に示すように、マトリックス状に配置された複数の単位配線構造上には、電子素子6(例えば、LED素子)と、行方向に配置された電子素子6を駆動するための行ドライバ素子24と、列方向に配置された電子素子6を駆動するための列ドライバ素子25と、行ドライバ素子24および列ドライバ素子25と電気的に接続された制御素子26とが設けられている。
具体的には、第5実施形態では、図11に示すように、単位配線構造上に設けられた電子素子6はマトリックス状に配置されている。この電子素子6が設けられた単位配線構造は、下から順に縦方向の湾曲配線部4’(図12参照)、絶縁性シート27(図13参照)、横方向の湾曲配線部4’(図14参照)、および電子素子6(図15参照)が設けられた構造を成している。縦方向の湾曲配線部4’および横方向の湾曲配線部4’は、絶縁性シート27を貫通する層間接続ビア12を介して電気的に接続されている。第5実施形態では、電子素子6が設けられた単位配線構造のうち、最も外側の列に沿って並んで設けられた電子素子6を備えた単位配線構造の各々は、行ドライバ素子24を備えた単位配線構造と湾曲配線部4’を介して各々電気的に接続されている。すなわち、行ドライバ素子24を備えた単位配線構造の各々は、最も外側の列に沿って並んで設けられた電子素子6を備えた単位配線構造の各々と対向配置するように設けられている。単位配線構造上に設けられた行ドライバ素子24同士は、湾曲配線部4’を介して電気的に接続されている。
ここで、単位配線構造上に設けられた行ドライバ素子24同士を電気的に接続する部分の湾曲配線部4’は、外部からの衝撃および電気的に導通させる頻度が他の部分の湾曲配線部4’よりも多いことから、他の部分の湾曲配線部4’(即ち、電子素子6同士を電気的に接続させるための湾曲配線部4’)よりも太くすることが望ましい。又、電子素子6が設けられた単位配線構造のうち、最も外側の行方向に沿って並んで設けられた電子素子6を備えた単位配線構造の各々は、列ドライバ素子25を備えた単位配線構造と湾曲配線部4’を介して各々電気的に接続されている。すなわち、列ドライバ素子25を備えた単位配線構造の各々は、最も外側の行方向に沿って並んで設けられた電子素子6を備えた単位配線構造2’の各々と対向配置するように設けられている。単位配線構造上に設けられた列ドライバ素子25同士は、湾曲配線部4’を介して電気的に接続されている。ここで、単位配線構造上に設けられた列ドライバ素子25同士を接続する部分の湾曲配線部4’は、外部からの衝撃および電気的に導通させる頻度が他の部分の湾曲配線部4’よりも多いことから、他の部分の湾曲配線部4’(即ち、電子素子6同士を電気的に接続させるための湾曲配線部4’)よりも太くすることが望ましい。
電子素子6の駆動方法は、以下のとおりである。まず、制御素子26から(具体的には、制御素子26を経由してマイコンから)湾曲配線部4’を介して各列ドライバ素子25へ制御データを送り、当該制御データに従って各列方向に流れる電流を制御する。又、湾曲配線部4’を介して制御素子26から各行ドライバ素子24へ制御データを送り、当該制御データに従って各行方向に流れる電流を制御する。なお、各列ドライバ素子25にシフトレジスタ等の逐次データ転送手段を搭載した上で、オンにする制御信号を制御素子26から列ドライバ素子25へ逐次転送することで、各列を順にオンにすることができる。又、各行ドライバ素子24にシフトレジスタ等の逐次データ転送手段を搭載した上で、オンにする制御信号を制御素子26から行ドライバ素子24に逐次転送することで、各行を順にオンにすることができる。これにより、行ドライバ素子24と列ドライバ素子25とを組み合わせて、所定箇所の電子素子6(例えば、LED素子)の輝度を制御表示することができる。従って、第5実施形態では、例えば、RGB三色の素子を搭載したLED素子を用いて、フルカラーディスプレイの制御をすることができる。
以上の事から、第5実施形態では、上述のように、電子素子6、行ドライバ素子24、列ドライバ素子25、および制御素子26を設けた単位配線構造が、円形状の中心部の外周に等間隔に配置された複数の湾曲配線部4’を備えた構造を成しているので、応力の集中と破断の発生を抑制して、フレキシブル基板1’の伸縮性を確保することができる。併せて、所望の電子素子6を駆動させることもできる。
ここで、上記第1〜5実施形態では、単位配線構造の湾曲配線部の一端は中心部と接続されている一方、単位配線構造の湾曲配線部の他端は、隣接する単位配線構造の湾曲配線部と接続されている。一方の単位配線構造の湾曲配線部の他端と他方の単位配線構造の湾曲配線部の他端とが接続される接続点は、「変曲点」となっている。ここで、変曲点とは、曲線上で凹凸が変化する点、つまり、下に凸から上に凸に切り替わる点、又は、上に凸から下に凸に切り替わる点を指す。しかしながら、本開示のフレキシブル基板において、一方の単位配線構造の湾曲配線部の他端と他方の単位配線構造の湾曲配線部の他端とが接続される接続点は、必ずしも「変曲点」となっている必要はない。例えば、以下の態様も採ることが可能である。
<第6実施形態>
次に、本開示の第6実施形態のフレキシブル基板10’について説明する。
図16は、本開示の第6実施形態のフレキシブル基板10’を示した概略平面図である。本開示の第6実施形態のフレキシブル基板10’は、図16に示すようにマトリックス状に配置された複数の単位配線構造20’を備えている。本開示の第6実施形態のフレキシブル基板10’は、第1〜5実施形態と異なり、一方の単位配線構造20’の湾曲配線部40’の他端と他方の単位配線構造20’の湾曲配線部40’の他端とが接続される接続点には、変曲点は存在していない。本開示の第6実施形態のフレキシブル基板10’では、単位配線構造20’は、図16に示すように円形状の中心部30’の外周に等間隔に配置された4つの湾曲配線部40’を備えている。これらの湾曲配線部40’は、中心部30’の中心に対して対称に配置されている。
<第7実施形態>
次に、本開示の第7実施形態のフレキシブル基板10’’について説明する。
図17は、本開示の第7実施形態のフレキシブル基板10’’を示した概略平面図である。本開示の第7実施形態のフレキシブル基板10’’は、上記第6実施形態と同様に第1〜5実施形態と異なり、一方の単位配線構造20’’の湾曲配線部40’’の他端と他方の単位配線構造20’’の湾曲配線部40’’の他端とが接続される接続点には、変曲点は存在していない。本開示の第7実施形態のフレキシブル基板10’’は、複数の単位配線構造20’’を備えている。単位配線構造20’’は、図17に示すように円形状の中心部30’’の外周に等間隔に配置された4つの湾曲配線部40’’を備えている。これらの湾曲配線部40’’は、中心部30’’の中心に対して対称に配置されている。
上記第6、7実施形態では、上記第1〜5実施形態と同様に、フレキシブル基板を伸張させると、中心部の外周に沿って設けられた湾曲配線部の曲率は、伸張前と比べて小さくなるように変化する。その一方で、単位配線構造の中心部では、伸張時にその形状が変形しない。このように、本開示の第6、7実施形態のフレキシブル基板は、中心部の外周に沿って設けられた湾曲配線部の曲率を変化させて伸縮させているので、湾曲配線部全体が変形して伸縮することになり、応力を湾曲配線部全体に分散させることができる。従って、本開示の第6、7実施形態のフレキシブル基板においても、応力の集中が生じにくく、破断の発生を抑制することができる。
ここで、上記実施形態で用いる絶縁性シートおよび配線の材料について触れておく。絶縁性シートは、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)および液晶ポリマーなどから成る群から選択される少なくとも1種の材質から成ることが望ましい。配線は、導電性を呈するものであれば特に限定されるものではない。上記実施形態で用いる導体層の材質として、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、白金(Pt)、モリブデン(Mo)、鉄(Fe)および/または亜鉛(Zn)等の金属材料、あるいは、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、酸化インジウムスズ(ITO)、フッ素含有酸化スズ(FTO)、酸化ルテニウム(RuO)、酸化イリジウム(IrO)および/または酸化白金(PtO)などの導電性酸化物材料、更には、ポリチオフェン系および/またはポリアニリン系などの導電性高分子材料を挙げることができる。なお、配線が、絶縁性シート上に設けられる場合、絶縁性材料によって被覆処理または封止処理が施されていてよい。
又、「電子素子」としては、特に限定されるものではないが、半導体素子、温度センサ、圧力センサ、アクチュエーター等が挙げられる。ここでいう半導体素子とは、発光素子、受光素子、ダイオードおよびトランジスタなどを実質的に指している。その他の電子素子の具体例としては、IC(例えばコントロールIC)、インダクタ、コンデンサ、パワー素子、チップ抵抗、チップコンデンサ、チップバリスタ、チップサーミスタ、その他チップ状の積層フィルター、接続端子などを挙げることができる。
[本開示のフレキシブル基板の製造方法]
次に、本開示の一実施形態に係るフレキシブル基板の製造方法について説明する。
<第1実施形態(絶縁性シートの両主面に配線を設ける態様)>
(絶縁性シートの準備+絶縁性シートに金属箔を形成する工程)
まず、図8(a)に示すように、絶縁性シート8を用意し、当該絶縁性シート8の両主面に金属箔13(厚さ5〜50μm)を形成する。絶縁性シート8としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)および液晶ポリマーなどから成る群から少なくとも1つ選択できる。望ましくは、本実施形態では、可とう性・屈曲性を有したポリイミドから成る絶縁性シート8を用いる。金属箔13としては、特に限定されるものではないが、例えば銅箔を用いることができる。
なお、本実施形態では、金属箔13を絶縁性シート8の両主面に形成しているが、これに限定されることなく、金属箔13を絶縁性シート8の一方の主面に形成してもよい。
(パターン形成工程)
次に、図8(b)に示すように、絶縁性シート8の両主面に形成した金属箔13のうち、所望の箇所をエッチングして、所定の配線パターン11を形成する。具体的には、中心部前駆体19と、一端が中心部前駆体19と接続されており、又中心部前駆体19の外周に沿って設けられている湾曲配線部前駆体18とから成る配線パターン11を形成する。
(層間接続ビアの形成工程)
次に、後述の電子素子6等を載置する領域において、絶縁性シート8の一方の主面上に形成した配線パターン11から、絶縁性シート8を介して絶縁性シート8の他方の主面上に形成した配線パターン11まで貫通する貫通孔を形成する。次いで、図8(c)に示すように、当該貫通孔に例えばめっき処理を施して層間接続ビア12を形成する。
(配線保護シートの形成工程)
次に、図8(d)に示すように、後述の電子素子6等を載置する領域を除き、配線保護シート15を、配線パターン11を覆うように設ける。
(電子素子の載置工程)
次に、図8(e)に示すように、露出した配線パターン11上に電子素子6を設ける。
(レーザーカット工程)
次に、図8(f)に示すように、配線パターン11間に形成された配線保護シート15と、配線保護シート15の下方に位置する絶縁性シート8の所定箇所をレーザーカットにより切り抜く。これにより、中心部3と、一端が中心部3と接続されており、又、中心部3の外周に沿って設けられている湾曲配線部4とを形成する。以上により、本開示のフレキシブル基板1を形成することができる。図8(f)に示すように、各湾曲配線部(即ちストリップ)4は、その側面と中心部3の側面との間、およびその側面と他の湾曲配線部4の側面との間に間隙を有する。この間隙があることにより、各湾曲配線部の曲率変化の自由度が大きくなり、フレキシブル基板1は、その平面方向および鉛直方向に伸縮自在となる。
(可とう性部材の被覆工程)
更に、図8(g)に示すように、本開示のフレキシブル基板全体をエラストマーなどの可とう性部材16で覆ってもよい。
なお、望ましくは、本開示のフレキシブル基板1の伸縮性を確保するために、湾曲配線部4間の間隙部分に設けられるエラストマーなどの可とう性部材16の厚さを、湾曲配線部4に設けられるエラストマーなどの可とう性部材16の厚さよりも薄くする。なお、可とう性部材16の前駆体溶液を、本開示のフレキシブル基板1にスプレーコートしてもよい。又は、湾曲配線部4間の間隙部分に塗布する可とう性部材16の前駆体溶液と、湾曲配線部4に塗布する可とう性部材16の前駆体溶液の濃度とを予め調整した上で、間隙部分および湾曲配線部4の各々に塗布してもよい。
<第2実施形態(絶縁性シートの一方の主面に配線を設ける態様)>
(金属箔の形成工程)
まず、図9(a)に示すように、仮固定シート14(厚さ5〜50μm)の一方の主面に金属箔130を貼り付ける。金属箔130としては、特に限定されるものではないが、銅箔を用いてよい。
(パターン形成工程)
次に、図9(b)に示すように、仮固定シート14の一方の主面に貼り付けた金属箔130のうち、所望の箇所をエッチングして、所定の配線パターン110を形成する。具体的には、中心部前駆体190と、一端が中心部前駆体190と接続されており、又中心部前駆体190の外周に沿って設けられている湾曲配線部前駆体180とから成る配線パターン110を形成する。
(電子素子の載置工程)
次に、図9(c)に示すように、配線パターン110上に電子素子6を設ける。この場合、電子素子6は、最終的に得られる本開示のフレキシブル基板の中心部に相当する部分に設けられる。
(可とう性部材の被覆工程)
次に、図9(d)に示すように、配線パターン110および配線パターン110上に設けられた電子素子6をエラストマーなどの可とう性部材160で覆う。
(仮固定シート剥離工程)
次に、図9(e)に示すように、仮固定シート14を剥離する。この時、仮固定シート14の剥離に起因して、配線パターン110が露出する。
(可とう性部材の被覆工程)
次に、図9(f)に示すように、露出した配線パターン110をエラストマーなどの可とう性部材160’で覆う。この可とう性部材160’は、絶縁性シートとして機能する。
以上により、本開示のフレキシブル基板を形成することができる。
以上、本開示のフレキシブル基板について説明してきたが、本開示はこれに限定されることなく、下記の特許請求の範囲に規定される発明の範囲から逸脱することなく種々の変更が当業者によってなされると理解されよう。
本開示のフレキシブル基板は、典型的なエレクトロニクス機器の分野の範疇に留まらず、ウェアラブル機器の分野、ヘルスケア分野、医療分野および介護分野などにおいても利用可能である。例えば、ウェアラブル機器など人体などの動きに追随した伸縮や柔軟な変形が求められる電子デバイスにおいては、回路モジュール間を接続する高い伸縮性を呈する配線基板として本開示のフレキシブル基板を用いることができる。
1 フレキシブル基板
1’ フレキシブル基板
10 フレキシブル基板
10’ フレキシブル基板
10’’ フレキシブル基板
100 フレキシブル基板
100’ フレキシブル基板
2 単位配線構造
20 単位配線構造
20’ 単位配線構造
20’’ 単位配線構造
200’ 単位配線構造
21 第1単位配線構造
22 第2単位配線構造
23 第3単位配線構造
24 行ドライバ素子
25 列ドライバ素子
26 制御素子
27 絶縁性シート
3 中心部
30 中心部
30’ 中心部
30’’ 中心部
300 中心部
300’ 中心部
4 配線部(湾曲配線部)
4’ 配線部(湾曲配線部)
40 配線部(湾曲配線部)
40’ 配線部(湾曲配線部)
40’’ 配線部(湾曲配線部)
400 配線部(湾曲配線部)
400’ 配線部(湾曲配線部)
5 電気回路
6 電子素子
7 処理回路
8 絶縁性シート
9 絶縁性シートの主面
11 配線パターン
110 配線パターン
12 層間接続ビア
13 金属箔
130 金属箔
14 仮固定シート
15 配線保護シート
16 可とう性部材
160 可とう性部材
160’ 可とう性部材
17 接続点
18 湾曲配線部前駆体
19 中心部前駆体
180 湾曲配線部前駆体
190 中心部前駆体

Claims (2)

  1. 複数の単位配線構造を備えたフレキシブル基板であって、
    前記複数の単位配線構造は、それぞれ、中心部と、該中心部の外側に設けられた4つのストリップとを備え、
    前記4つのストリップは、それぞれ、一端が該中心部と接続され、湾曲しており、
    前記複数の単位配線構造は、第1の単位配線構造と、前記第1の単位配線構造に第1方向に沿って隣接する第2、第3の単位配線構造と、前記第1の単位配線構造に前記第1方向に交差する第2方向に沿って隣接する第4及び第5の単位配線構造とを含み、
    前記第1の単位配線構造の4つのストリップの各々の他端と前記第2、第3、第4及び第5の単位配線構造の各々の一つのストリップの他端とが互いに接続されており、
    一方の単位配線構造の湾曲した配線の他端と、他方の単位配線構造の湾曲した配線の他端とが接続される接続点には変曲点が存在せず、
    前記複数の単位配線構造の少なくとも1つの前記中心部上に電子素子が設けられており、
    前記フレキシブル基板は、前記互いに接続されたストリップの側面と前記第1から第5の単位配線構造の前記中心部の側面との間、および/または前記互いに接続されたストリップの側面と他のストリップの側面との間に間隙を有し、前記互いに接続されたストリップは前記中心部の外周に沿って60度以上湾曲しており、前記湾曲の曲率が変化することで、前記フレキシブル基板の平面方向および鉛直方向に伸縮自在となる、フレキシブル基板。
  2. 前記電子素子は発光ダイオードである、請求項1に記載のフレキシブル基板。
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