JP2019164550A - 情報提供制御装置、情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報提供元であるデジタルサイネージ設置位置から所定の範囲内に存在する情報提供先に対して、情報をデジタルサイネージに表示して提供すると共に、情報提供先を特定した結果に応じて、表示形態を選択する。【解決手段】(1)ビーコン出力部22から常にビーコンを出力する。(2)ビーコンの到達領域内で携帯端末32がビーコンを受信すると、携帯端末32での設定言語、携帯端末32の現在位置を特定する。(3)店舗ID情報と、言語情報と、位置情報とを情報提供制御装置34へ通知する。(4)情報提供制御装置34では、表示情報を選択し、携帯端末32に設定されている特定言語に変換する。(5)特定言語に変換された表示情報を、デジタルサイネージ12へ送信する。(6)デジタルサイネージ12は、情報提供先30が認識し得る言語で、情報を表示する。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、店舗向けに設置されたデジタルサイネージを利用した、集客のための情報提供制御装置、情報提供システムに関するものである。
近年、店頭、店内、交通機関、公共機関、及びオフィス等において、看板、POP及びショーウィンドウに代わり、所謂、次世代の電子広告表示機能として、デジタルサイネージが利用される機会が増加している。
デジタルサイネージでは、例えば、ネット環境が整っていれば、PC(パーソナルコンピュータ)等からコンテンツを配信し、表示することができる。
特許文献1には、携帯情報端末とデジタルサイネージとが双方向通信可能であり、デジタルサイネージがビーコン(ビーコン波ともいう)を送信し、携帯情報端末がビーコンを受信して応答信号を返信し、デジタルサイネージは応答信号の受信によって、例えば、表示態様を変化させることが記載されている。
この特許文献1によれば、利用者が所定の距離にあると、表示態様が変化したり、タッチパネル操作が可能になったり、ポイント等の特定が付与されたりするので、デジタルサイネージの新たな操作方法を提供することができる。
また、特許文献2には、デジタルサイネージ装置と通信端末を備えたシステムにおいて、デジタルサイネージは、当該デジタルサイネージの表示部に表示される第1のコンテンツのIDを取得し、IDを含んだビーコンを送信し、通信端末は受信したビーコンに含まれるIDに基づきデータベースから第2のコンテンツを取得して、通信端末の表示部に表示させることが記載されている。
この特許文献2によれば、利用者が特別な操作をすることなく、デジタルサイネージに表示された広告や案内等に関連する情報を利用者に提供することができる。
特開2017−125901号公報 特開2015−222880号公報
しかしながら、従来技術では、利用者(携帯情報端末又は通信端末の所有者)に関する情報と、デジタルサイネージに表示する内容とに特別な関連はなく、一方的に送信側(例えば、店舗側)の情報を報知するにすぎない。
このため、利用者に役立つ情報であるか否かの判断ができず、適切な情報提供とならない場合がある。例えば、日本語がわからない外国人に対して、デジタルサイネージに日本語を表示しても全く意味がない。
本発明は、情報提供元であるデジタルサイネージ設置位置から所定の範囲内に存在する情報提供先に対して、情報をデジタルサイネージに表示して提供することができ、かつ、情報提供先を特定した結果に応じて、表示形態を選択することができる情報提供制御装置、情報提供システムを得ることにある。
本発明に係る情報提供制御装置は、情報提供元のデジタルサイネージに表示する表示情報を格納する格納手段と、前記情報提供元から発信され、当該情報提供元を特定可能なビーコンの受信に応答して出力される、情報提供先からの応答信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した応答信号に基づいて、前記格納手段に格納された表示情報から、前記デジタルサイネージに表示する表示情報を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された表示情報を、前記情報提供元のデジタルサイネージへ送信する送信手段と、を有している。
本発明の情報提供制御装置において、前記応答信号が、前記情報提供先の種類を特定する特定情報を含み、前記特定情報によって表示形態を変更する、ことを特徴としている。
本発明の情報提供制御装置において、前記情報提供先が携帯端末であり、前記特定情報が、前記携帯端末に設定されている言語の種類を特定するものであり、前記表示形態の変更が、前記デジタルサイネージに表示される表示情報の言語の変更であることを特徴としている。
本発明によれば、受信手段で情報提供元から発信されているビーコンの受信に応答して出力される、情報提供先からの応答信号を受信すると、選択手段が、格納手段に格納された表示情報から、前記デジタルサイネージに表示する表示情報を選択する。
送信手段では、選択手段で選択された表示情報を、前記情報提供元のデジタルサイネージへ送信する。このため、デジタルサイネージでは、ビーコンの受信を基点とした特定信号に応じて表示する情報を選択するため、例えば、デジタルサイネージに表示される表示情報を、情報提供先に有用な表示情報を厳選して表示することができる。
なお、応答信号が、前記情報提供先の種類を特定する特定情報を含む場合がある。この特定情報により、表示形態を変更する。
特定情報は、例えば、携帯端末に設定されている言語の種類を特定可能である、すなわち、携帯端末を利用している利用者が日常使用している言語である。表示情報を当該言語に変換することで、携帯端末を利用する利用者は、デジタルサイネージの表示情報を容易に理解することができる。
本発明に係る情報提供システムは、情報提供元を基点として所定領域を到達範囲として、当該情報提供元を特定可能なビーコンを発信する発信手段、及び、前記情報提供元に設置されたデジタルサイネージを備え、前記情報提供元で動作が管理される情報提供元管理デバイス群と、前記ビーコンの受信に応答して応答信号を出力する機能を備えた携帯端末と、前記デジタルサイネージに表示する情報を格納する格納手段、前記携帯端末から出力される応答信号を受信する受信手段、前記受信手段で受信した応答信号に基づいて前記格納手段に格納された表示情報から前記デジタルサイネージに表示する表示情報を選択する選択手段、及び、前記選択手段で選択された表示情報を前記情報提供元のデジタルサイネージへ送信する送信手段、を備えた管理サーバーと、を有している。
本発明の情報提供システムにおいて、前記応答信号が、前記携帯端末に設定されている言語情報を含み、前記管理サーバーは、前記デジタルサイネージの表示形態を前記携帯端末に設定されている言語情報に基づいて変更する、ことを特徴としている。
本発明の情報提供システムによれば、例えば、発信手段で常にビーコンを発信しておき、ビーコンの到達領域内で携帯端末がビーコンを受信すると、携帯端末での設定言語を特定し、管理サーバーへ通知する。
管理サーバーでは、表示情報を選択し、携帯端末に設定されている特定言語に変換し、デジタルサイネージへ送信することで、デジタルサイネージは、情報提供先が認識し得る言語で、情報を表示することができる。
以上説明した如く本発明では、情報提供元であるデジタルサイネージ設置位置から所定の範囲内に存在する情報提供先に対して、情報をデジタルサイネージに表示して提供することができ、かつ、情報提供先を特定した結果に応じて、表示形態を選択することができる。
情報提供システムが適用可能な、例えば、観光地の概略図である。 本実施の形態に係る情報提供システムがネットワークを介して構築された制御ブロック図である。 本実施の形態に係る情報提供システムの概略図である。 情報提供元管理デバイス群の制御装置における、デジタルサイネージ及びビーコン出力部の制御の流れを示すフローチャートである。 予め携帯端末にインストールされた情報配信アプリが実行制御ルーチンを示すフローチャートである。 情報提供制御装置における情報提供制御ルーチンを示すフローチャートである。
図1は、情報提供システムが適用可能な、例えば、観光地10の概略図である。
図1(A)に示される如く、観光地10には、観光客(後述する情報提供先30となり得る者)が訪れる観光スポット10A(歴史的建造物、娯楽施設等)が点在している。観光客は、当該観光スポット10Aを目当てに、町並みを散策することが予測される。
このため、観光地10には、観光客が散策する町並みに沿って、商業施設としての複数の店舗10Bが立ち並んでいる。図1(B)には、店舗10Bの一例として、「○△▽□ SHOP」を拡大して図示した。
ここで、本実施の形態の店舗10Bでは、店舗10Bの商品を案内し、集客するための広告の1つとして、デジタルサイネージ12を利用している。
図2に示される如く、デジタルサイネージ12は、複数の店舗10Bのそれぞれに設けられた情報提供元管理デバイス群14の一部として機能するものである。
情報提供元管理デバイス群14は、通信インターフェイス(通信I/F)16を介して、ネットワーク18に接続されている。また、情報提供元管理デバイス群14は、制御装置20を備えており、デジタルサイネージ12及びビーコン出力部22を制御する。ビーコン出力部22については後述する。なお、ビーコンの一般的な定義としては、地上にある無線局などから発射される電波(或いは、赤外線のような高周波の電磁波)であり、移動体に搭載された機器で受信することにより、位置をはじめとした各種情報を取得することが可能である。
デジタルサイネージ12は、表示部24と、表示部24に画像(静止画像及び動画像)を表示するための表示制御部26と、表示情報を記憶する記憶部27とを備える。
ここで、情報提供元管理デバイス群14の制御装置20には、ユーザーインターフェイス(UI)28が接続されており、情報提供元管理デバイス群14の管理者(店舗10Bの関係者)は、UI28を操作することで、表示情報を特定し、かつ、表示時間帯等を指定することで、指定された時間帯に、デジタルサイネージ12の表示部24に表示情報を表示させることができる。表示情報は、画像、文字、記号、及びこれらの2以上の組み合わせを含み、静止画像であってもよいし、動画像であってもよい。また、静止画像と動画像とを組み合わせてもよい。
図1(B)に示される如く、本実施の形態では、デジタルサイネージ12は、架台12Aに支持されて、店舗10Bの店先に置かれている形態を示している。なお、デジタルサイネージ12は、架台12Aに支持される形態以外に、直接、店舗10B等の壁面、屋根又は屋上に取り付ける等、様々な形態で設置可能である。また、デジタルサイネージ12の設置場所は、店舗内の各フロア等であってもよい。
デジタルサイネージ12の表示部24には、予め設定した店舗10Bに関する広告等の表示情報を表示でき、表示部24の表示形態として、静止画像のみならず動画像が表示可能である点から、例えば、紙媒体の広告に比べて宣伝効果が高いことが期待できる。
また、デジタルサイネージ12の他の利用形態として、図1(B)に示される如く、情報提供先30(観光客等の利用者)が所持する携帯端末32(例えば、スマートフォン等)との通信を行い、情報提供先からの指示に基づき、当該利用者が欲する情報を提供することも可能となっている(情報提供先主導の利用形態)。この情報提供先主導の利用形態では、情報提供先30が、携帯端末32を操作することが必須となる。
これに対して、本実施の形態では、図1(B)に示される如く、例えば、情報提供先30が店舗10Bの前を通過する際に、情報提供先30が意識することなく、当該店舗10Bの広告(表示情報)を、デジタルサイネージ12に表示し、集客することを第1の特徴としている(情報提供元主導の利用形態)。
ところで、観光地10(図1(A)参照)によっては、邦人に限らず、様々な国の外国人の観光客(情報提供先30)が多いことが予測される。
デジタルサイネージ12は、デフォルトの表示情報として、言語が定められていることが多く(例えば、邦人用言語)、外国人の観光客の場合、デジタルサイネージ12に表示される広告の意味がわからず、情報提供先30に対する宣伝効果が期待できない場合がある。
なお、複数の言語を、時系列で交互に表示させることも可能であるが、表示される言語が、タイミングよく、通りすがりの外国人観光客(情報提供先30)が通常利用する言語(例えば、母国語)とは限らない。また、言語の並列表示は、その分、広告量が減少する。
そこで、本実施の形態では、デジタルサイネージ12に表示する表示情報の言語を、当該デジタルサイネージ12が設置された店舗10Bを通過する情報提供先30が通常利用する言語に変換して(表示形態の変更)、情報を表示することを第2の特徴としている。
図2及び図3は、情報提供先30に意識させない広告の提供機能(本発明の第1の特徴)と、情報提供先30が通常利用する言語への変換機能(本発明の第2の特徴)を実行するための情報提供制御装置34を中心とした、情報提供システムの構成図が示されている。
図2に示される如く、ネットワーク18には、情報提供制御装置34、情報提供元管理デバイス群14、及び携帯端末32と無線通信するための無線通信装置36が接続されている。
情報提供制御装置34は、メインコントロール部38を備えている。メインコントロール部38は、CPU38A、RAM38B、ROM38C、入出力ポート(I/O)38D、及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス38Eを有している。I/O38Dには、格納手段としての情報提供元管理サーバー40が接続されている。情報提供元管理サーバー40には、予め、情報提供サービスに契約した情報提供元の識別情報(店舗ID情報)と、情報提供元に設置されたデジタルサイネージ12に表示するための表示情報(例えば、異なる言語の表示情報)とが関連付けられて記憶されている。
なお、デジタルサイネージ12の記憶部27にも表示情報が記憶されているが、当該記憶部27に記憶された表示情報は、店舗10B側が独自で配信する広告等(デフォルトの表示情報)であり、例えば、デジタルサイネージ12を単独で動作させる場合の必要最小限の表示情報である。
また、I/O38Dには、通信I/F42が接続されており、情報提供制御装置34は、この通信I/F42を介して、ネットワーク18と接続される。
情報提供元管理デバイス群14は、前述したように、デジタルサイネージ12とビーコン出力部22を備えている。デジタルサイネージ12及びビーコン出力部22は、制御装置20による制御で動作する。
ビーコン出力部22からは、例えば、店舗10Bの開店中(営業時間帯)に、店舗10Bを特定する識別情報(店舗ID)が付加されたビーコンを、常に出力している。
ビーコンは、近距離無線通信(一例として、「Bluetooth(登録商標)」)の環境下で受信させる電波である。
例えば、ビーコンを出力している店舗10Bの周囲の所定の範囲に、受信デバイス(本実施の形態では、情報提供先30(図1(B)参照)が所持する携帯端末32)が入ったときに、当該携帯端末32で受信可能となる。所定の範囲とは、特に、限定するものではないが、一例としては、店舗10Bの外壁のそれぞれから、半径5m〜10m前後の範囲が適当である。
携帯端末32には、本実施の形態のデジタルサイネージ12から情報提供を受けるための情報配信アプリケーションプログラム(以下、情報配信アプリという)が、予めインストールされている。この情報配信アプリでは、ビーコンを受信すると、ビーコンを解析して、店舗IDを取得すると共に、当該携帯端末で設定されている言語情報を特定する。設定されている言語であれば、デジタルサイネージ12で表示した場合に、認識可能である確率が高い。言語情報は、本発明の特定情報に相当する。
また、情報配信アプリでは、店舗ID及び言語情報、さらに、必要に応じて携帯端末32の現在位置情報(総称して、アプリ情報という)を、本来の移動通信システムを用いて情報提供制御装置34へ送信する。アプリ情報は、本発明の特定信号に相当する。
この一連の情報配信アプリの処理は、携帯端末32が、情報提供先30(図1(B)参照)の衣服のポケットや所持している鞄等に収容されている状態でも実行される。言い換えれば、情報配信アプリは、情報提供先30自身が何ら認識しなくても実行されることになる。
情報提供制御装置34では、携帯端末32からのアプリ情報の受信に対応して、特定された店舗10Bのデジタルサイネージ12に表示するコンテンツ及びその言語を決定して、情報提供元管理デバイス群14の制御装置20へ送信する。
制御装置20では、情報提供制御装置34から受けたコンテンツを指定された言語で、デジタルサイネージ12への表示を実行する。
以下、本実施の形態の作用を図4〜図6のフローチャートに従い説明する。
図4は、情報提供元管理デバイス群14の制御装置20における、デジタルサイネージ12及びビーコン出力部22の制御の流れを示すフローチャートである。
ステップ100では、例えば、UI28の操作により、情報提供を開始する指示があったか否かを判断し、肯定判定されると、ステップ102へ移行する。
ステップ102では、ビーコン出力部22からのビーコンの出力を開始する(図3の(1)参照)。
次のステップ104では、デジタルサイネージ12に表示するためのデフォルトの表示情報を、記憶部27から読み出す。
次のステップ106では、読み出した表示情報に基づき、デジタルサイネージ12の表示部24への表示を開始する。
次のステップ108では、情報提供制御装置34から表示情報を受信があったか否かを判断する。
このステップ108で否定判定、すなわち、情報提供制御装置34から表示情報の受信がない場合は、ステップ110へ移行して、情報提供終了指示があったか否かを判断する。このステップ110で否定判定された場合は、情報提供を継続するべく、ステップ108へ戻る。また、ステップ110で肯定判定された場合は、情報提供を終了するべく、ステップ112へ移行して、ビーコンの出力を中止し、かつデジタルサイネージ12による表示を終了し、このルーチンは終了する。
また、ステップ108で肯定判定、すなわち、情報提供制御装置34から表示情報を受信した場合は、ステップ114へ移行して、受信した表示情報に表示情報を切り替える。この受信した表示情報は、情報提供先30(図1(B)参照)に関連し、かつ情報提供先30が利用している携帯端末32の言語に合わせた形態となったものであり、情報提供先30にとって、有用かつ理解可能な情報ということができる。
次のステップ116では、所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間の経過前(否定判定状態)までは、受信した表示情報の表示を継続する。この所定時間は、特に限定されるものではないが、情報提供先30が、店舗10Bを通過する時間(例えば、1分〜2分程度)とすればよい。
ステップ116で肯定判定されると、ステップ118へ移行して、デジタルサイネージ12の表示を、デフォルトの表示情報に戻し、表示を継続してステップ108へ移行する。
上記ステップ108、ステップ114、ステップ116、及びステップ118の処理が、図3の(6)に相当する。
図5は、予め携帯端末32にインストールされた情報配信アプリ実行制御ルーチンを示すフローチャートである。
携帯端末32は、情報提供先30(観光客等の利用者)が所持し、電源が投入されている状態とする。また、一例として、観光客が観光地10を散策している状況である(図1(A)及び(B)参照)。
ステップ130では、情報提供元管理デバイス群14のビーコン出力部22から出力されているビーコンを受信したか否かを判断する。
ステップ130で肯定判定されると、ステップ132へ移行してビーコンに付加された店舗IDを解析し、次いで、ステップ134へ移行して自機(所持している携帯端末32)に設定されている言語を検索し、ステップ136へ移行する。ステップ136では、自機のGPS機能に基づき、位置情報を検索し、ステップ138へ移行する。なお、自機の位置情報は、店舗IDから位置が特定可能であれば不要であるが、例えば、1軒の店舗10Bの中に複数のデジタルサイネージ12が点在しているような場合、或いは、系列店で同一の店舗IDが付加されている場合等には、携帯端末32の位置を検索して特定することが好ましい。
上記ステップ132、ステップ134、及びステップ136の処理が、図3の(2)に相当する。
次のステップ138では、ステップ132、ステップ134、及びステップ136で得た、店舗ID情報、言語情報、及び位置情報をアプリ情報として情報提供制御装置34へ送信し、ステップ130へ戻り、上記工程を繰り返す。なお、ステップ138の処理が、図3の(3)に相当する。
図6は、情報提供制御装置34における情報提供制御ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ150では、携帯端末32からアプリ情報の受信があったか否かを判断する。ステップ150で否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ150で肯定判定された場合は、ステップ152へ移行して、アプリ情報に基づいて、携帯端末32が受信したビーコンの発信元(店舗10B)を検索し、次いで、ステップ154へ移行して、ビーコンを受信した携帯端末32に設定されている言語情報を特定し、ステップ156へ移行する。
ステップ156では、情報提供元管理サーバー40に記憶された店舗−表示情報テーブルに基づいて、デジタルサイネージ12に表示するための、店舗IDから検索された店舗10Bに適した広告や案内に関する表示情報を選択し、ステップ158へ移行する。
ステップ158では、選択した表示情報を、ステップ156で特定した言語情報に変換し、ステップ160へ移行する。
上記ステップ152、ステップ154、ステップ156、及びステップ158が、図3の(4)の処理に相当する。
ステップ160では、携帯端末32に設定されている言語に変換された表示情報を、ビーコンの発信元である店舗10Bの情報提供管理元デバイス群14の制御装置20へ送信し、このルーチンは終了する。
このステップ160が、図3の(5)に相当する。
以下に、図4〜図6のフローチャートのそれぞれの動作によって実行される、図3の(1)〜(6)の流れを時系列で説明する。
(1) 店舗10B(○△▽□SHOP)に設置された情報提供元管理デバイス群14のビーコン出力部22からは、常にビーコン(店舗ID付加)が出力されている。
(2) ビーコンの到達領域内に、携帯端末32(スマートフォン等)を所持する情報提供先30(観光客等の利用者)が入り、ビーコンを受信すると、携帯端末32で設定されている言語を特定する共に、携帯端末32の現在位置を特定する。
(3) ビーコンに含まれる店舗ID情報と、言語を特定する言語情報と、位置を特定する位置情報とを情報提供制御装置34へ通知する。
(4) 情報提供制御装置34では、店舗ID情報に関係する広告や案内等の表示情報を選択し、かつ、当該表示情報を、携帯端末32に設定されている言語(特定言語)に変換する。
(5) 特定言語に変換された表示情報を、店舗10Bに設置されているデジタルサイネージ12へ送信する。
(6) デジタルサイネージ12は、店舗10Bに接近する情報提供先30(観光客等の利用者)が認識し得る言語で、情報を表示する。
以上説明したように本実施の形態では、店舗に近づく情報提供先(観光客等の利用者)に対して、広告や案内等の情報を提供する場合に、情報提供先が認識し得る言語で表示できるため、例えば、観光地や特別なイベントによって外国人が多数集まる場所において、情報提供先に確実に情報を提供することができる。
なお、本実施の携帯では、デジタタルサイネージ12の記憶部27に記憶するようにしたが、全ての表示情報を情報提供制御装置34で管理するようにしてもよい。
10 観光地
10A 観光スポット
10B 店舗
12 デジタルサイネージ
12A 架台
14 情報提供元管理デバイス群
16 通信インターフェイス(通信I/F)
18 ネットワーク
20 制御装置
22 ビーコン出力部(発信手段)
24 表示部
26 表示制御部
27 記憶部
28 ユーザーインターフェイス(UI)
30 情報提供先
32 携帯端末
34 情報提供制御装置(管理サーバー)
36 無線通信装置
38 メインコントロール部(選択手段)
38A CPU
38B RAM
38C ROM
38D 入出力ポート(I/O)
38E バス
40 情報提供元管理サーバー(格納手段)
42 通信I/F(受信手段、送信手段)

Claims (5)

  1. 情報提供元のデジタルサイネージに表示する表示情報を格納する格納手段と、
    前記情報提供元から発信され、当該情報提供元を特定可能なビーコンの受信に応答して出力される、情報提供先からの応答信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した応答信号に基づいて、前記格納手段に格納された表示情報から、前記デジタルサイネージに表示する表示情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された表示情報を、前記情報提供元のデジタルサイネージへ送信する送信手段と、
    を有する情報提供制御装置。
  2. 前記応答信号が、前記情報提供先の種類を特定する特定情報を含み、
    前記特定情報によって表示形態を変更する、ことを特徴とする請求項1記載の情報提供制御装置。
  3. 前記情報提供先が携帯端末であり、
    前記特定情報が、前記携帯端末に設定されている言語の種類を特定するものであり、
    前記表示形態の変更が、前記デジタルサイネージに表示される表示情報の言語の変更であることを特徴とする請求項2記載の情報提供制御装置。
  4. 情報提供元を基点として所定領域を到達範囲として、当該情報提供元を特定可能なビーコンを発信する発信手段、及び、前記情報提供元に設置されたデジタルサイネージを備え、前記情報提供元で動作が管理される情報提供元管理デバイス群と、
    前記ビーコンの受信に応答して応答信号を出力する機能を備えた携帯端末と、
    前記デジタルサイネージに表示する情報を格納する格納手段、前記携帯端末から出力される応答信号を受信する受信手段、前記受信手段で受信した応答信号に基づいて前記格納手段に格納された表示情報から前記デジタルサイネージに表示する表示情報を選択する選択手段、及び、前記選択手段で選択された表示情報を前記情報提供元のデジタルサイネージへ送信する送信手段、を備えた管理サーバーと、
    を有する情報提供システム。
  5. 前記応答信号が、前記携帯端末に設定されている言語情報を含み、
    前記管理サーバーは、前記デジタルサイネージの表示形態を前記携帯端末に設定されている言語情報に基づいて変更する、ことを特徴とする請求項4記載の情報提供システム。
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