JP2019163727A - 遠心圧縮機のパイプディフューザ - Google Patents

遠心圧縮機のパイプディフューザ Download PDF

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Abstract

【課題】通路閉塞率を低下し、パイプディフューザの高性能化を図ること。【解決手段】パイプディフューザ50のディフューザ流路70が、インペラ44の外周に対向するディフューザ入口72を含む入口通路部分74と、インペラ44の軸線方向に向けて開口し、インペラ44の略円周方向に長い長円断面形状のディフューザ出口76を含む出口通路部分78と、漸増する流路断面積をもって入口通路部分74と出口通路部分78とを接続する湾曲通路部分80とを有し、ディフューザ出口76及びその近傍のインペラ44の径方向内方側に、ディフューザ流路70に向けて膨出した膨出部82を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、遠心圧縮機のパイプディフューザに関し、更に詳細には、ガスタービンエンジン等に用いられるパイプディフューザに関する。
ガスタービンエンジン等に用いられる遠心型圧縮機のディフューザとして、遠心型圧縮機のインペラの周方向外方に、インペラの周方向に所定間隔をおいて設けられた複数のパイプディフューザにより構成されたものが知られている(例えば、特許文献1〜3)。
各パイプディフューザは、インペラの外周に対向する入口部と、インペラの軸線方向に向けて開口した出口部と、インペラからの作動流体(空気)のラジアルフローをインペラの中心軸線と実質的に平行なアキシャルフローに転向すべく湾曲し、且つインペラからの作動流体の運動エネルギを圧力エネルギに変換すべく入口部から出口部に向かうに従って流路断面積が漸増し、全長に亘ってインペラの略円周方向に長い単純な長円による断面形状のディフューザ流路とを画定する。
特表2003−512569号公報 特開2009−41561号公報 特開2010−7676号公報
パイプディフューザの性能を向上させるには、ディフューザ流路の入口部と出口部との開口比(開口面積比)を大きくする必要があるが、従来のパイプディフューザでは開口比の増大に対して通路閉塞率(Blockage)が著しく増大し、出口部の開口面積を大きくしても実質的な開口比を稼ぐことができない。この現象は、作動流体の流速がディフューザ流路の湾曲部分の外周側で速く、内周側で遅く、この流速差が湾曲部分から出口部に向かうに従って増大し、出口部の内周側に、通路閉塞率を大きくする原因になり、開口比の増大に寄与しない低流速領域が存在するからであると考えられる。
本発明が解決しようとする課題は、上述の考察に鑑みた対処によって通路閉塞率を低下し、パイプディフューザの性能を向上させることである。
本発明の一つの実施形態による遠心型圧縮機のパイプディフューザは、遠心型圧縮(42)のインペラ(44)の周方向外方に周方向に所定間隔をおいて設けられ、前記インペラ(44)からの作動流体のラジアルフローを前記インペラ(44)の中心軸線と実質的に平行なアキシャルフローに転向するディフューザ流路(70)を画定する遠心型圧縮機のパイプディフューザ(50)であって、前記ディフューザ流路(70)は、前記インペラ(44)の外周に対向するディフューザ入口(72)を含む入口通路部分(74)と、前記インペラ(44)の軸線方向に向けて開口し、前記インペラ(44)の略円周方向に長い長円断面形状のディフューザ出口(76)を含む出口通路部分(78)と、漸増する流路断面積をもって前記入口通路部分(74)と前記出口通路部分(78)とを接続する湾曲通路部分(80)とを有し、前記ディフューザ出口(76)及びその近傍の前記インペラ(44)の径方向内方側に、前記ディフューザ流路(70)に向けて膨出した膨出部(82)を含む。
この構成によれば、膨出部(82)によってディフューザ流路(70)における作動流体の低流速領域が低減し、これに応じて通路閉塞率が低下し、パイプディフューザ(50)の性能が向上する。
上記パイプディフューザにおいて、好ましくは、前記膨出部(82)は前記ディフューザ出口(76)の長円断面形状の長軸方向の中央部を含む。
この構成によれば、膨出部(82)による作動流体の低流速領域の低減が効果的に行われる。
上記パイプディフューザにおいて、好ましくは、前記膨出部(82)は、前記湾曲通路部分(80)の開始点から前記ディフューザ出口(76)に亘って設けられ、前記湾曲通路部分(80)から前記ディフューザ出口(76)に向かうに従って膨出容積を漸増する。
この構成によれば、膨出部(82)による作動流体の低流速領域の低減が効果的に行われる。
上記パイプディフューザにおいて、好ましくは、前記膨出部(82)の前記ディフューザ出口(76)における、当該ディフューザ出口(76)の長円断面形状の長軸方向と同方向の長さが、前記ディフューザ出口(76)の長円断面形状の長軸方向の長さの1/2〜7/10である。
この構成によれば、膨出部(82)による作動流体の低流速領域の低減が効果的に行われる。
上記パイプディフューザにおいて、好ましくは、前記膨出部(82)の前記ディフューザ出口(76)における、当該ディフューザ出口(76)の長円断面形状の短軸方向と同方向の長さが、前記ディフューザ出口(76)の長円断面形状の短軸方向の長さの1/2〜4/5である。
この構成によれば、膨出部(82)による作動流体の低流速領域の低減が効果的に行われる。
本発明によるパイプディフューザによれば、膨出部が設けられたことにより通路閉塞率が低下し、パイプディフューザの性能が向上する。
本発明によるパイプディフューザが用いられる航空機用のガスタービンエンジンの概要を示す断面図 本実施形態のパイプディフューザを示す全体図 本実施形態のパイプディフューザを示す斜視図 本実施形態のパイプディフューザの作動流体の流速分布を示す斜視図 (A)は本実施形態のパイプディフューザの出口部における作動流体の流速分布を示す説明図、(B)は従来のパイプディフューザの出口部における作動流体の流速分布を示す説明図。 パイプディフューザの開口比−通路閉塞率特性を示すグラフ
以下に、本発明による軸流圧縮機の実施形態を、図1〜図4を参照して説明する。
先ず、本実施形態の軸流圧縮機が用いられる航空機用のガスタービンエンジン(ターボファンエンジン)の概要を、図1を参照して説明する。
ガスタービンエンジン10は、互いに同心に配置された略円筒状のアウタケーシング12およびインナケーシング14を有する。インナケーシング14は内部に前部第1ベアリング16および後部第1ベアリング18によって低圧系回転軸20を回転自在に支持している。低圧系回転軸20は外周に前部第2ベアリング22および後部第2ベアリング24によって中空軸による高圧系回転軸26を回転自在に支持している。
低圧系回転軸20はインナケーシング14より前方に突出した略円錐形状の先端部20Aを含む。先端部20Aの外周には周方向に複数のフロントファン28が設けられている。フロントファン28の下流側にはアウタケーシング12に接合された外端およびインナケーシング14に接合された外端を含む複数のステータベーン30が周方向に所定の間隔をおいて設けられている。ステータベーン30の下流側には、アウタケーシング12とインナケーシング14との間に形成された円環状断面のバイパスダクト32と、インナケーシング14に同心に形成された円環状断面の空気圧縮用ダクト34とが並列に設けられている。
空気圧縮用ダクト34の入口部には軸流圧縮機36が設けられている。軸流圧縮機36は、低圧系回転軸20の外周に設けられた前後2列の動翼列38と、インナケーシング14に設けられた前後2列の静翼列40とを軸線方向に互いに隣接して交互に有する。
空気圧縮用ダクト34の出口部には遠心圧縮機42が設けられている。遠心圧縮機42は高圧系回転軸26の外周に設けられたインペラ44を有する。空気圧縮用ダクト34の出口部にはインペラ44の上流側に位置する静翼列46が設けられている。
遠心圧縮機42の出口側には、インペラ44の周方向外方に周方向に所定間隔をおいて設けられた複数のパイプディフューザ50が設けられている。
パイプディフューザ50の下流側にはパイプディフューザ50から圧縮空気を供給される逆流燃焼室52を画定する燃焼室部材54が設けられている。インナケーシング14には逆流燃焼室52に燃料を噴射する複数の燃料噴射ノズル56が設けられている。逆流燃焼室52は燃料と空気との混合気の燃焼によって高圧の燃焼ガスを生成する。逆流燃焼室52の出口部にはノズルガイドベーン列58が設けられている。
逆流燃焼室52の下流側には逆流燃焼室52にて生成された燃焼ガスを噴付けられる高圧タービン60および低圧タービン62が設けられている。高圧タービン60は高圧系回転軸26の外周に固定された高圧タービンホイール64を含む。低圧タービン62は、高圧タービン60の下流側にあり、インナケーシング14に固定された複数のノズルガイドベーン列66と、低圧系回転軸20の外周に設けられた複数の低圧タービンホイール68とを軸線方向に交互に有する。
ガスタービンエンジン10の始動に際しては、スタータモータ(不図示)によって高圧系回転軸26を回転駆動することが行われる。高圧系回転軸26が回転駆動されると、遠心圧縮機42によって圧縮された空気が逆流燃焼室52に供給され、逆流燃焼室29における空気と燃料との混合気の燃焼によって燃料ガスが発生する。燃料ガスは高圧タービンホイール64および低圧タービンホイール68に噴付けられ、これらタービンホイール64、68を回転させる。
これにより、低圧系回転軸20および高圧系回転軸26が回転し、フロントファン19が回転すると共に軸流圧縮機36および遠心圧縮機42が運転され、圧縮空気が逆流燃焼室52に供給される。これにより、ガスタービンエンジン10はスタータモータの停止後も運転を継続する。
ガスタービンエンジン10の運転中に、フロントファン28が吸い込んだ空気の一部は、バイパスダクト32を通過して後方に噴出し、特に低速飛行時に主たる推力を発生する。フロントファン28が吸い込んだ空気の残部は、逆流燃焼室52に供給されて燃料との混合気として燃焼し、燃焼ガスは低圧系回転軸20および高圧系回転軸26の回転駆動に寄与した後に後方に噴出し、推力を発生する。
次に、図2〜図4を参照してパイプディフューザ50の詳細を説明する。
パイプディフューザ50は、インペラ44からの作動流体のラジアルフローをインペラ44の中心軸線(軸線方向)と実質的に平行なアキシャルフローに転向するディフューザ流路70を画定する。ディフューザ流路70は、インペラ44の外周に対向し、インペラ44の略円周方向に長い長円の断面形状のディフューザ入口72を含む入口通路部分74と、インペラ44の軸線方向に向けて開口し、インペラ44の略円周方向に長い長円の断面形状のディフューザ出口76を含む出口通路部分78と、漸増する流路断面積をもって入口通路部分74と出口通路部分78とを接続する長円の断面形状の湾曲通路部分80とを有する。ここで云う断面形状は、ディフューザ流路70の延在軸線に直交する断面の形状であり、いわゆる通路断面形状である。
各パイプディフューザ50は、湾曲通路部分80の開始部からディフューザ出口76に亘る、インペラ44の径方向内方側においてディフューザ流路70に膨出した膨出部82を含む。膨出部82は、三角山形(富士山状)の横断面形状を有し、湾曲通路部分80からディフューザ出口76に向かうに従って横断面が漸増、つまり膨出容積を漸増する。膨出部82はディフューザ出口76の長円断面形状の長軸方向の中央部を含む。
パイプディフューザ50は、膨出部82が設けられていない場合に比して膨出部82が設けられたことによってディフューザ流路70の流路断面積が減少した分を補うべく太くなっており、膨出部82が設けられていない場合に比してディフューザ流路70の流路断面積の減少がない。これにより、パイプディフューザ50の所要の開口比が確保される。
尚、膨出部82は、パイプディフューザ50の外側から見れば、ディフューザ流路70に向けて窪んだ窪み部と云える。
図3は符号a〜nによってディフューザ流路70の各部位における通路断面形状を示している。図3により、膨出部82が湾曲通路部分80の開始部からディフューザ出口76に亘る、インペラ44の径方向内方側に形成され、膨出部82の膨出容積が湾曲通路部分80からディフューザ出口76に向かうに従って漸増していることが分かる。
図4はディフューザ流路70の各部位の通路断面における作動流体の流速分布を示している。図4において、白抜き部分が最大流速領域を示しており、網点表示の密度が高くなるほど、流速が低い領域を示している。そして、図4において、黒塗り部分が最低流速領域を示している。最低流速領域は、通路閉塞率を大きくすることに大きく寄与するものであり、ディフューザ流路70のインペラ44の径方向内方側に、またディフューザ出口76の長円断面形状の長軸方向の中央部に多く生じ、湾曲通路部分80からディフューザ出口76に向かうほど大きくなる。膨出部82は最低流速領域の低減のために、最低流速領域に対応する部分に設けられている。
図5(A)は膨出部82が設けられた本実施形態によるパイプディフューザ50のディフューザ出口76の作動流体の流速分布を、図5(B)は膨出部82が設けられていない従来のパイプディフューザのディフューザ出口の作動流体の流速分布を示されている。
膨出部82が最低流速領域の部分に設けられていることにより、最低流速領域が減少し、膨出部82が設けられていない場合に比してパイプディフューザ50の通路閉塞率が低下する。これにより、パイプディフューザ50のディフューザ性能が向上し、ガスタービンエンジン10の高性能化が図られる。
膨出部82は最低流速領域になるディフューザ出口76の長円断面形状の長軸方向の中央部を含んでいるから、膨出部82による作動流体の低流速領域の低減が効果的に行われ、膨出部82の設置によるパイプディフューザ50の大型化が最小限に止められる。
膨出部82の寸法は作動流体の流速分布に応じて定められればよい。通路閉塞率を効果的に低下するためには、図3に示されているように、膨出部82のディフューザ出口76における、ディフューザ出口76の長円断面形状の長軸方向(長手方向)と同方向の長さ(幅寸法)W2が、ディフューザ出口76の長円断面形状の長軸方向の長さW1の1/2〜7/10であればよい。また、膨出部82のディフューザ出口76における、ディフューザ出口76の長円断面形状の短軸方向(同断面で見て長軸方向に直交する方向)と同方向の長さ(高さ)H2が、ディフューザ出口76の長円断面形状の短軸方向の長さH1の1/2〜4/5であればよく、特に1/2〜2/5がより好ましい。
これらのことにより、膨出部82による作動流体の低流速領域の低減が効果的に行われ、膨出部82の設置によるパイプディフューザ50の大型化が最小限に止められる。
図6において、実線は膨出部82が設けられた本実施形態によるパイプディフューザ50の開口率に対する通路閉塞率の特性を、破線は膨出部82が設けられていない従来のパイプディフューザの開口率に対する通路閉塞率の特性を各々示している。
図6から分かるように、本実施形態のパイプディフューザ50でも開口率の増大に応じて通路閉塞率が増大するが、本実施形態のパイプディフューザ50では同一の開口率における通路閉塞率が従来のパイプディフューザに比して小さく、しかも本実施形態のパイプディフューザ50における開口比の増大に対する通路閉塞率の増大率が従来のパイプディフューザに比して小さい。
以上、本発明を、その好適な実施形態について説明したが、本発明はこのような実施形態により限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、膨出部82の横断面形状は三角山形に限られることなく、円弧状山形或いはディフューザ出口76における作動流体の流速分布に対応した不定形等であってもよい。ディフューザ入口72の通路形状は長円に限られることなく、真円や楕円等であってもよい。膨出部82は、必ずしも湾曲通路部分80からディフューザ出口76に亘って設けられる必要はなく、ディフューザ流路70の通路形状や開口率等により決まる低流速域の発生領域に応じて設けられればよく、少なくともディフューザ出口76及びその近傍の、インペラ44の径方向内方側に設けられていればよい。
また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
10 :ガスタービンエンジン
12 :アウタケーシング
14 :インナケーシング
16 :前部第1ベアリング
18 :後部第1ベアリング
19 :フロントファン
20 :低圧系回転軸
20A :先端部
22 :前部第2ベアリング
24 :後部第2ベアリング
26 :高圧系回転軸
28 :フロントファン
29 :逆流燃焼室
30 :ステータベーン
32 :バイパスダクト
34 :空気圧縮用ダクト
36 :軸流圧縮機
38 :動翼列
40 :静翼列
42 :遠心圧縮機
44 :インペラ
46 :静翼列
50 :パイプディフューザ
52 :逆流燃焼室
54 :燃焼室部材
56 :燃料噴射ノズル
58 :ノズルガイドベーン列
60 :高圧タービン
62 :低圧タービン
64 :高圧タービンホイール
66 :ノズルガイドベーン列
68 :低圧タービンホイール
70 :ディフューザ流路
72 :ディフューザ入口
74 :入口通路部分
76 :ディフューザ出口
78 :出口通路部分
80 :湾曲通路部分
82 :膨出部

Claims (5)

  1. 遠心型圧縮機のインペラの周方向外方に周方向に所定間隔をおいて設けられ、前記インペラからの作動流体のラジアルフローを前記インペラの中心軸線と実質的に平行なアキシャルフローに転向するディフューザ流路を画定する遠心型圧縮機のパイプディフューザであって、
    前記ディフューザ流路は、
    前記インペラの外周に対向するディフューザ入口を含む入口通路部分と、
    前記インペラの軸線方向に向けて開口し、前記インペラの略円周方向に長い長円断面形状のディフューザ出口を含む出口通路部分と、
    漸増する流路断面積をもって前記入口通路部分と前記出口通路部分とを接続する湾曲通路部分とを有し、
    前記ディフューザ出口及びその近傍の前記インペラの径方向内方側に、前記ディフューザ流路に向けて膨出した膨出部を含む遠心型圧縮機のパイプディフューザ。
  2. 前記膨出部は前記ディフューザ出口の長円断面形状の長軸方向の中央部を含む請求項1に記載の遠心型圧縮機のパイプディフューザ。
  3. 前記膨出部は、前記湾曲通路部分の開始点から前記ディフューザ出口に亘って設けられ、前記湾曲通路部分から前記ディフューザ出口に向かうに従って膨出容積を漸増する請求項1又は2に記載の遠心型圧縮機のパイプディフューザ。
  4. 前記膨出部の前記ディフューザ出口における、当該ディフューザ出口の長円断面形状の長軸方向と同方向の長さが、前記ディフューザ出口の長円断面形状の長軸方向の長さの1/2〜7/10である請求項1から3の何れか一項に記載の遠心型圧縮機のパイプディフューザ。
  5. 前記膨出部の前記ディフューザ出口における、当該ディフューザ出口の長円断面形状の短軸方向と同方向の長さが、前記ディフューザ出口の長円断面形状の短軸方向の長さの1/2〜4/5である請求項1から4の何れか一項に記載の遠心型圧縮機のパイプディフューザ。
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