JP2019161138A5 - - Google Patents

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ステージ部の加熱により断熱部材の上面側の温度が下面側の温度よりも高くなると、断熱部材はその上面側が下面側よりも大きく熱膨張することになる。つまり、上面の長さが下面の長さよりも長くなる。その結果、断熱部材は、図4()に示すように、上に凸形状に湾曲を生じる。
装装置の実装ツールは、半導体チップの実装にあたって水平移動と上下移動を行う。そのため、実装ツールは、水平移動装置上に搭載された上下移動装置に支持されている。そして、これらの移動装置は、その移動の際に、加工精度や組み付け精度に起因するヨーイング、ローリング、ピッチングと称される蛇行や搖動を生じる。したがって、実装ツールの上下方向の移動に着目した場合、垂直に移動しているように見えても、厳密には前述のヨーイング等により、実装ツールは斜めに下降している。そして、その傾斜方向は水平方向の停止位置毎に異なる。ただし、ヨーイング等による蛇行や搖動は、移動位置毎に方向や大きさが異なるものの、再現性を有する。したがって、各移動予定位置と実際の移動位置とのずれを予め測定して補正値を設定しておく、所謂、キャリブレーションを行うことで、実装ツールの移動位置精度の再現性を確保することが可能である。
本実施形態の実装装置は、電子部品が実装される基板を載置する基板載置ステージと、前記電子部品を保持する実装ツールとを備え、前記基板ステージに載置した前記基板を加熱した状態で、前記実装ツールに保持された前記電子部品を、加熱された前記基板に対して実装する実装装置であって、
前記基板載置ステージは、前記本実施形態の基板載置ステージであることを特徴とする。
図3に示すように、第1、第2の断熱部材24a、24bは、ボルト25aを用いてステージ部21と複数個所で連結されている。また、第1、第2の断熱部材24a、24bは、別のボルト25bを用いて動作機構部22と複数個所で連結されている。そして、第1、第2の断熱部材24a、24bは、それぞれのボルト25a、25bを貫通させる不図示の通し穴を備える。この通し孔は、第1、第2の断熱部材24a、24b間での熱膨張量の差、第1、第2の断熱部材24a、24bとステージ部21との間での熱膨張量の差、および、第1、第2の断熱部材24a、24bと動作機構部22との間での熱膨張量の差を考慮して、ボルト25a、25bの直径よりも大きな直径に形成されている。すなわち、ステージ部21、第1の断熱部材24a、第2の断熱部材24b、動作機構部22はそれぞれ、ステージ部21における動作機構部22と対向する対向面である下面21a(図3)に沿う方向、つまり、水平方向(XY方向)への相対移動を許容する状態で、かつ、下面21aとは直交する方向、つまり、上下方向(Z方向)には拘束された状態で連結される。これにより、ステージ部21と断熱部24および断熱部24と動作機構部22との間の熱膨張量の差に起因して、ステージ部21や動作機構部22に歪みが生じることを防止する。ここで、ボルト25a、25bは、スプリングワッシャ等の弾性部材を挟んで締め付けるようにすると良い。なお、断熱部24とステージ部21および断熱部24と動作機構部22との連結はボルトに限られるものではなく、部材間の熱膨張量の差を吸収可能な状態で上下に連結可能な手段であれば良い。
第2の実施形態の断熱部90は、第1の断熱部材90aと第2の断熱部材90bを備えるが、第1の断熱部材90aと第2の断熱部材90bの形状と大きさが異なる。すなわち、図6()に示すように、第2の断熱部材90bが矩形の枡形状、言い換えれば、凹形状を成し、第1の断熱部材90aが第2の断熱部材90b内に収容される構成となっている。
第3の実施形態の断熱部95は、第2の実施形態の断熱部90と同様に、矩形の枡形状の第2の断熱部材95bと、第2の断熱部材95b内に収容される第1の断熱部材95aとを備えるが、第1の断熱部材95aを、4つの矩形の分割断熱部材95a1、95a2、95a3、95a4で構成している。すなわち、4つの分割断熱部材95a1、95a2、95a3、95a4を組み合わせることで、第2の実施形態の第の断熱部材90と同等の大きさの断熱部材を構成する。個々の分割断熱部材95a1、95a2、95a3、95a4は、平面視において、これらを組み合わせることで形成される第1の断熱部材95aと相似形状である。第1の断熱部材95aは第2の断熱部材95bとも平面視において相似形状である。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、断熱部24における第1の断熱部材24aの厚みと第2の断熱部材24bの厚み、または、断熱部90、95における第1の断熱部材90a、95の厚みと第2の断熱部材90b、95bの基部90b1、95b1の厚みを、同じ厚みに設定したが、これに限定されるものではなく、両者の厚みを異ならせても良い。
また、断熱部24、90、95を第1の断熱部材24a、90a、95と第2の断熱部材24b、90b、95bとの2枚の断熱部材を重ねて構成したが、断熱部材の数は3つ以上であっても良い。つまり、断熱部の高さ方向における分割数を3分割以上としても良い。

Claims (7)

  1. 処理が行われる基板を載置する載置面を備えたステージ部と、
    前記ステージ部を動作させる動作機構部と、
    前記ステージ部を加熱する加熱部と、
    前記ステージ部と前記動作機構部との間に設けられた断熱部と、
    を有する基板載置ステージであって、
    前記断熱部は、複数の断熱部材を、前記ステージ部における前記動作機構部と対向する対向面に沿う方向への相対移動を許容する状態で、前記対向面とは直交する方向に重ね合せて成る
    ことを特徴とする基板載置ステージ。
  2. 前記断熱部は、
    平板状の基部とこの基部の外周縁に沿って形成された周壁部とを備えた枡形状の第1の断熱部材と、
    前記第1の断熱部の前記外周壁内に収容される平板状の第2の断熱部と、を有し、
    前記ステージ部と前記動作機構部とは、前記第1の断熱部材を介して連結されて成る
    ことを特徴とする請求項1記載の基板載置ステージ。
  3. 前記第2の断熱部は、前記第1の断熱部の前記周壁部の高さ寸法と同じ厚み寸法を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の基板載置ステージ。
  4. 前記第2の断熱部は、その外周縁と前記第1の断熱部の前記周壁部との間に隙間が生じる大きさに形成されて成る
    ことを特徴とする請求項2または3記載の基板載置ステージ。
  5. 前記第2の断熱部は、前記加熱部による加熱によって前記第2の断熱部が最も熱膨張したときでも前記第1の断熱部の前記周壁部との間に隙間が生じ得る大きさに形成されて成る、
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の基板載置ステージ。
  6. 前記第2の断熱部は、複数に分割されて成る
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の基板載置ステージ。
  7. 電子部品が実装される基板を載置する基板載置ステージと、前記電子部品を保持する実装ツールとを備え、前記基板ステージに載置した前記基板を加熱した状態で、前記実装ツールに保持された前記電子部品を、加熱された前記基板に対して実装する実装装置であって、
    前記基板載置ステージは、請求項1〜6のいずれかに記載の基板載置ステージである
    ことを特徴とする記載の実装装置。
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