JP2019159651A - データ記憶装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報を適切に記憶可能なデータ記憶装置を提供する。【解決手段】データ記憶装置は、車両における複数の情報の記憶に用いられる。データ記憶装置は、複数の情報を取得する情報取得部と、情報取得部が取得した複数の情報について、電子データとして記憶対象となるファイルを生成するファイル生成部と、を備える。ファイル生成部は、複数の情報を纏めたコンテナファイルを生成するコンテナファイル生成部と、複数の情報を分割した個別ファイルを生成する個別ファイル生成部と、複数の情報が正常に取得される状態においてコンテナファイル生成部がコンテナファイルを生成し、複数の情報のうち特定情報の取得に異常が発生すると、個別ファイル生成部が個別ファイルを生成するように切替える切替部と、を有する。【選択図】図5

Description

この明細書による開示は、データ記憶装置及びプログラムに関する。
従来、車両における複数の情報の記憶に用いられるデータ記憶装置が知られている。特許文献1に開示の装置は、例えばドライブレコーダに適用できる。この装置は、複数の情報を取得し、2つの記憶媒体のいずれか一方に書き込みするようになっている。そして、一方の記憶媒体に対するデータ書き込みの異常を検出した場合には、複数の情報を他方の記憶媒体に書き込むように切替えるようになっている。
特開2013−140485号公報
さて、車両用途のデータ記憶装置においては、例えば車両に衝突事故等が発生した場合に、一部の情報の取得元との通信が切断されてしまう事態や、一部の情報の取得元自体が破壊されて機能しなくなる事態等が想定される。しかしながら、特許文献1の装置は、このような不測の事態への対応手段がない。したがって、情報の取得が正常なときはもちろん、不測の事態においても取得可能な情報については適切に記憶可能とすることが望まれている。
開示されるひとつの目的は、情報を適切に記憶可能なデータ記憶装置及びプログラムを提供することにある。
ここに開示されたひとつの態様は、車両における複数の情報の記憶に用いられるデータ記憶装置であって、
複数の情報を取得する情報取得部(26)と、
情報取得部が取得した複数の情報について、電子データとして記憶対象となるファイルを生成するファイル生成部(29)と、を備え、
ファイル生成部は、
複数の情報を纏めたコンテナファイルを生成するコンテナファイル生成部(30)と、
複数の情報を分割した個別ファイルを生成する個別ファイル生成部(31)と、
複数の情報が正常に取得される状態においてコンテナファイル生成部がコンテナファイルを生成し、複数の情報のうち特定情報の取得に異常が発生すると、個別ファイル生成部が個別ファイルを生成するように切替える切替部(32)と、を有する。
このようなデータ記憶装置によると、複数の情報が正常に取得される状態において、複数の情報を纏めたコンテナファイルが生成され、複数の情報のうち特定情報の取得に異常が発生すると、複数の情報が分割された個別ファイルが生成されるように切り替わる。すなわち、正常時では、複数の情報がコンテナファイルに纏められていることで、生成するファイル数が抑制され、データの記憶先への負担が低減されると共に、事後における情報の解析も容易となる。一方、異常時では、複数の情報が個別ファイルに分割されていることで、異常が発生した特定情報以外の取得可能な情報は極力記憶可能となる。以上により、情報を適切に記憶可能なデータ記憶装置を提供することができる。
ここに開示されたひとつの態様は、車両における複数の情報の記憶に用いられるプログラムであって、
少なくとも1つの演算部(20)を、
複数の情報を取得する情報取得部(26)と、
情報取得部が取得した複数の情報について、電子データとして記憶対象となるファイルを生成するファイル生成部(29)、として機能させ、
ファイル生成部は、
複数の情報を纏めたコンテナファイルを生成するコンテナファイル生成部(30)と、
複数の情報を分割した個別ファイルを生成する個別ファイル生成部(31)と、
複数の情報が正常に取得される状態においてコンテナファイル生成部がコンテナファイルを生成し、複数の情報のうち特定情報の取得に異常が発生すると、個別ファイル生成部が個別ファイルを生成するように切替える切替部(32)と、を含んでいる。
このようなプログラムによると、演算部を、上述したデータ記憶装置として機能させることができる。
なお、括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。
第1実施形態のデータ記憶装置を含むシステムの構成図である。 第1実施形態の演算記憶部による機能ブロックを示すブロック図である。 第1実施形態のコンテナファイルの概略構成を示す図である。 第1実施形態の個別ファイルの概略構成を示す図である。 第1実施形態の生成されるファイルの切り替えを説明するためのタイムチャートである。 第1実施形態のファイル生成部によるフローチャートである。 第2実施形態のファイル生成部によるフローチャートである。
以下、複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第1実施形態)
図1に示すように、本開示の第1実施形態によるデータ記憶装置100は、車両における複数の種類の情報の記憶に用いられるドライブレコーダ(シナリオレコーダ、イベントレコーダとも称される)である。データ記憶装置100は、車両に搭載され、当該車両等の各種情報取得元から複数の情報を取得して、電子データとして記憶する。より詳細に、データ記憶装置100は、車両において衝突事故、ヒヤリハット等の記憶すべきシナリオが発生した場合に、当該シナリオに関連する情報を記憶媒体23に保存する。
このようなデータ記憶装置100は、複数のインターフェース10a,10b,10c,10d、GPS受信部12、検出部14、及び演算記憶部20を有している。
複数のインターフェース10a,10b,10c,10dは、車両の各種情報取得元と電気的に接続されることで、当該取得元からの信号を演算記憶部20に対して入力可能となるように形成されている。
例えばインターフェース10aは、カメラ2と、複数の電線を含むワイヤハーネスによって電気的に接続されている。カメラ2は、車両に搭載されて、外界ないしは車内を撮影するように構成されている。カメラ2は、外界ないしは車内からの光を、レンズ系を用いて例えばCCDセンサないしはCMOSセンサ等の撮像素子に結像させることで、当該外界を撮影する。カメラ2は、撮影した映像を映像信号としてデータ記憶装置100の演算記憶部20へ出力可能となっている。
インターフェース10bは、マイクロフォン3と、複数の電線を含むワイヤハーネスによって電気的に接続されている。マイクロフォン3は、車両に搭載されて、周囲の環境音を集音するように構成されている。マイクロフォン3は、集音した環境音を音声信号としてデータ記憶装置100の演算記憶部20へ出力可能となっている。
インターフェース10cは、生体情報センサ4と、複数の電線を含むワイヤハーネスによって電気的に接続されている。生体情報センサ4は、車両に搭載されて、生体の情報を検出するように構成されている。本実施形態の生体情報センサ4は、例えば車両の運転者の顔向き、開眼状態等を検出する。生体情報センサ4は、検出された運転者の情報を生体情報信号としてデータ記憶装置100の演算記憶部20へ出力可能となっている。
インターフェース10dは、車両側のマイクロコンピュータと、複数の電線を含むワイヤハーネスによって電気的に接続されている。このインターフェース10dを介して、例えば車速信号、エンジン回転信号、ブレーキ信号、ウインカー信号等の車両の挙動を表す各種車両信号がデータ記憶装置100の演算記憶部20へ入力されるようになっている。
さらに、データ記憶装置100は、バス配線と接続されることで、例えばCAN(登録商標)等の車載LAN(Local Area Network)を通じた通信を可能としている。当該車載LANを通じて、安全装備が作動したことを示す安全装備作動信号が、データ記憶装置100の演算記憶部20へ入力されるようになっている。安全装備作動信号としては、例えばエアバッグが展開されたか否かを示すエアバッグ展開信号が挙げられる。
なお、データ記憶装置100と車両の各種情報取得元との接続方式は、上述の接続方式に限定されず、無線接続等を含む任意の方式を採用することができる。
GPS受信部12は、人口衛星からの電波を受信することで、車両の現在位置及び現在時刻を検出することが可能となっている。GPS受信部12は、受信した電波に基づいたGPS信号を、演算記憶部20へ出力可能となっている。
検出部14は、ジャイロセンサ15及び加速度センサ16を有している。ジャイロセンサ15は、車両の角速度ないしは角加速度を検出する。加速度センサ16は、車両の加速度を検出する。検出部14は、ジャイロセンサ15及び加速度センサ16により検出された情報を、検出信号として演算記憶部20へ出力可能となっている。
演算記憶部20は、基板上に実装された電子回路を用いて実現されており、CPU(Central Processing Unit;中央処理装置)21及び複数の記憶媒体22,23,24を有している演算部及び記憶部となっている。CPU21は、複数の記憶媒体22,23,24のうち例えば記憶媒体24に記憶されているコンピュータプログラム(以下、単にプログラムという)を実行することで、各種処理を実施可能となっている。
記憶媒体22は、一時的な記憶に用いられる揮発性メモリであって、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)となっている。
記憶媒体23は、上述のプログラムを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体として機能すると共に、複数の情報を電子データとして記憶する不揮発性メモリである。記憶媒体23は、例えばフラッシュメモリを用いたeMMC(embedded Multi Media Card)となっており、容易に着脱不能な形態にて、基板に対して実装されている。記憶媒体23は、改竄を防ぐため、外部からデータを容易に書き換えできないようになっている。
記憶媒体24は、複数の情報を電子データとして記憶する不揮発性メモリであって、例えばフラッシュメモリを用いたSDカードとなっている。記憶媒体24は、データ記憶装置100に対して着脱可能かつ交換可能となっている。
このようにして演算記憶部20は、CPU21及び複数の記憶媒体22,23,24によってリンクされた1組のコンピュータ資源によって提供される。プログラムは、演算記憶部20によって実行されることによって、データ記憶装置100をこの明細書に記載される装置として機能させ、この明細書に記載される方法を実行するようにデータ記憶装置100を機能させる。
データ記憶装置100が提供する手段及び/又は機能は、実体的な記憶媒体23に記憶されたソフトウエア及びそれを実行するコンピュータ、ソフトウエアのみ、ハードウエアのみ、あるいはそれらの組合せによって提供することができる。例えば、演算記憶部20がハードウエアである電子回路によって提供される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路によって提供することができる。
図2に示すように、演算記憶部20は、プログラムを実行することにより発現される機能ブロックとして、情報取得部26、バッファリング部27、シナリオ検知部28、ファイル生成部29、及びデータ書込部34を有している。
情報取得部26は、複数の情報を取得する。具体的に情報取得部26は、情報として、映像信号によりカメラ2の映像情報を取得し、音声信号によりマイクロフォン3の音声情報を取得する。また情報取得部26は、生体情報信号により運転者の情報を取得し、各種車両信号により車両の挙動に関する情報を取得する。これらの情報は、随時取得され、例えば100ms毎に取得される。
バッファリング部27は、情報取得部26が取得した複数の情報を記憶媒体22に一時的に記憶させるバッファリングを実施する。バッファリング部27は、例えば過去数分程度の期間に取得された情報をバッファリングする。この期間を経過したより過去の情報は、記憶媒体22の容量に限界もあるため、消去される。
なお、記憶媒体22にバッファリングされる電子データは、各種デジタル信号をオリジナルの状態又はオリジナルに近い状態でデータ化して記憶される。例えば、カメラ2からの映像は、RAWデータの形式で記憶される。
シナリオ検知部28は、記憶すべきシナリオが発生したかどうかを検知する。具体的に、シナリオ検知部28は、安全装備動作信号により安全装備の作動状態の情報を取得し、検出部14により検出された車両の加速度及び角速度ないしは角加速度を取得し、これら情報を所定の条件式に当てはめて、又はこれら情報を総合的に判断して、記憶すべきシナリオが発生したかどうかを検知する。
ファイル生成部29は、情報取得部26が取得した複数の情報について、電子データとして記憶対象となる電子ファイルを生成する。本実施形態では、ファイル生成部29は、シナリオ検知部28が記憶すべきシナリオの発生を検知した場合に、ファイルを生成し、そうでない場合にはファイルが生成されない。具体的に、記憶すべきシナリオの発生が検知されると、ファイル生成部29は、記憶媒体22にバッファリングされているデータを、持続的に記憶する形式に変換してファイルを生成する。この形式の変換と共に、データの圧縮が実施されてもよい。
データ書込部34は、ファイル生成部29が生成したファイルのデータを、不揮発メモリとしての記憶媒体23又は記憶媒体24に書き込む。本実施形態では、データ書込部34は、ファイルのデータを基本的に記憶媒体23に書き込む。すなわち、書き込まれたデータは、例えば衝突事故の解析及び検証等に使用されることがあるため、着脱可能な記憶媒体24にデータが記憶されると、容易に改竄が可能となってしまう。故に、改竄がより困難な記憶媒体23への書き込みが好適である。
なお、ファイル生成部29及びデータ書込部34は、ファイルを永続的に生成し、書き込み続けるのではなく、例えば衝突事故後数分経過したら、ファイル生成及び記憶媒体23への書き込みの作動を中止する。
またなお、記憶媒体23の空き容量が不足している場合には、データ書込部34は、ファイルのデータを記憶媒体24に書き込むことがある。
したがって、複数の記憶媒体22,23,24の情報の記憶に関する使い分けとしては、以下のようになる。記憶媒体22は、主にデータ記憶装置100により取得された複数の情報のバッファリングに用いられる。記憶媒体23は、記憶すべきシナリオの持続的な記憶に用いられる。記憶媒体24は、装置100全体の記憶容量を拡張するために予備的に用いられると共に、記憶媒体23に記憶されたデータを装置100の外部に取り出すために用いられる。
さて、ファイル生成部29が生成するファイルの形式について、より詳細に説明する。ファイル生成部29は、複数の情報が正常に取得される状態において、ファイルとしてコンテナファイルを生成し、複数の情報のうち特定情報の取得に異常が発生すると、ファイルとして個別ファイルを生成するようになっている。
こうしたファイル生成を実現するために、ファイル生成部29は、機能ブロックとして、コンテナファイル生成部30、個別ファイル生成部31、切替部32、及びダミーデータ生成部33を有している。
コンテナファイル生成部30は、コンテナファイルを生成する。生成されるコンテナファイルは、図3に示すように、情報取得部26が取得した複数の情報を纏めたファイルであって、異なる種類のデータを複数含むことができる。特に本実施形態では、コンテナファイルのファイル形式として、デジタルマルチメディアコンテナファイルフォーマットとしてのMP4形式(拡張子は例えば.mp4)が採用されている。
本実施形態のコンテナファイルは、映像情報データ、音声情報データ、I/Oデータ、及びメタデータを含んでいる。映像情報データは、情報取得部26が取得する複数の情報のうち、カメラ2の映像情報がデータ化されたものである。音声情報データは、情報取得部26が取得する複数の情報のうち、マイクロフォン3の音声情報がデータ化されたものである。I/Oデータは、情報取得部26が取得する情報のうち、映像情報及び音声情報を除いた情報であって、運転者の情報及び車両の挙動に関する情報がデータ化されたものである。I/Oデータは、物理量を表す数値ないしは状態を表すためのフラグの値など、映像情報データ及び音声情報データと比較して単純なデータ構造及びデータ特性となっている。メタデータは、コンテナファイルに格納される各種データを同期するためのデータである。メタデータは、各データの定義及び時刻情報等を含んでいる。
こうしたコンテナファイルは、例えば、バッファリングの期間よりも短い例えば1分間の情報を纏めることによって、1つのファイルとして生成される。このように、複数の情報を1つのコンテナファイルに纏めることで、生成されるファイル数を抑制することができる。データ書込部34による記憶媒体23への書き込み回数が低減されることで、当該記憶媒体23の劣化が抑制され、データ記憶装置100の長寿命化が期待できる。
個別ファイル生成部31は、個別ファイルを生成する。生成される個別ファイルは、図4に示すように、情報取得部26が取得した複数の情報をコンテナファイルに対して分割したファイルである。すなわち、個別ファイルは、情報取得部26が取得した複数の情報を、1つのファイルに纏めずに分別した状態で、個別生成されるファイルである。個別ファイルは、複数の情報の取得段階からさらに分割されている必要はない。分別は、複数の情報を情報取得元毎の分別でもよく、情報の種類又はデータ特性毎の分別でもよい。個別ファイル生成部31は、可能であれば、複数の個別ファイルを生成する。当該複数の個別ファイルは、互いにファイルの形式を異ならせている。
特に本実施形態では、映像情報データに対応した個別ファイルの形式は、M4V形式(拡張子は例えば.m4v)となっている。音声情報データに対応した個別ファイルの形式は、AAC形式(拡張子は.aac)となっている。I/Oデータに対応した個別ファイルの形式は、汎用的な形式(DATファイル、拡張子は.dat)となっている。情報取得部26が取得する情報のデータのうち、I/Oデータは1つの個別ファイルに纏められている。
切替部32は、コンテナファイル生成部30がコンテナファイルを生成する状態と、個別ファイル生成部31が個別ファイルを生成する状態とを、切り替える。
詳細に、切替部32は、複数の情報のうち特定情報の取得に異常が発生しているかどうかを判定する。本実施形態において特定情報には、複数の情報のうち映像情報及び音声情報が該当し、運転者の情報及び車両の挙動に関する情報は該当しない。特定情報の該当基準としては、その情報の取得に異常が発生した場合に、コンテナファイルの生成が困難となるかどうかが問題となる。
異常の発生が認定される事態としては、車両に衝突事故が発生した際に、例えばインターフェース10a,10bと情報取得元とを接続するワイヤハーネスの接触不良又は切断により、信号が演算記憶部20に入力されなくなってしまう事態、また例えば情報の取得元自体が破壊されて信号が演算記憶部20に入力されなくなってしまう事態等が挙げられる。
すなわち、異常の発生が認定される事態にて、映像情報に係る映像信号又は音声情報に係る音声信号の入力が途絶えると、その性質上、例えばコンテナファイルのメタデータの生成自体が正常に行えなくなる結果、コンテナファイルを生成すること自体が不可能となる。このため、本実施形態では、映像情報及び音声情報が特定情報に該当するように制御がなされる。一方、運転者の情報及び車両の挙動に関する情報は、データの性質上、コンテナファイルの生成自体に支障をきたさないので、特定情報に該当しないように制御がなされる。
而して、情報取得部26が取得予定の複数の情報が正常に取得される状態においては、コンテナファイル生成部30がコンテナファイルを生成するように、制御がなされる。そして、上述の判定において、特定情報の取得における異常の発生が認められると、切替部32は、個別ファイル生成部31が個別ファイルを生成するように、制御の切り替えを実施する。これにより、コンテナファイルを生成不可能な状態において、ファイルが全く生成されず、情報が何も記憶されないという事態が極力回避される。
ここで、異常の発生が認められた特定情報に対応する個別ファイルは生成されず、それ以外の情報の個別ファイルが生成されることとなる。例えば図5に示すように、カメラ2からの映像情報の取得に異常が発生した場合には、音声情報に対応した個別ファイルと、I/Oデータに対応する個別ファイルとが生成される。
また、本実施形態の切替部32は、特定情報の取得に異常が発生した後、特定情報が正常に取得される状態に復帰した場合に、個別ファイル生成部31に個別ファイルの生成を継続させるようになっている。
ダミーデータ生成部33は、複数の情報のうち、特定情報以外の情報の取得に異常が発生した場合に、コンテナファイル又は個別ファイルのうち切替部32が選択中のファイルを生成するための、ダミーデータを生成する。例えば、演算記憶部20への各種車両信号の入力が途絶えた場合に、ダミーデータ生成部33が、その取得できなかった情報についてのダミーデータ(例えば実際には有り得ない数値)を生成し、当該ダミーデータを選択中のファイルに対応するデータの該当箇所に格納する。これにより、あたかも異常が無かったかのように、ファイル生成部29がファイルの生成を継続する。
以下、第1実施形態のデータ記憶装置100により実行される処理において、特にファイル生成部29が実施する処理を、図6のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS11では、情報取得部26が取得予定の複数の情報が正常に取得される状態において、コンテナファイルが生成される。ステップS11の処理後、ステップS12へ移る。
ステップS12では、次に生成予定のファイルに格納される予定の情報について、特定情報の取得に異常が発生しているかを判定する。ステップS12にて否定判定が下された場合、ステップS13へ移る。ステップS12にて肯定判定が下された場合、ステップS15へ移る。
ステップS13では、特定情報の取得に異常が発生していないので、コンテナファイルの生成が継続される。ステップS13の処理後、ステップS14へ移る。
ステップS14では、ファイル生成の作動を終了するか判定する。例えば衝突事故後所定時間経過したら、ファイル生成及びデータの書き込みを中止する。ステップS14にて否定判定が下された場合には、再度ステップS12へ戻り、特定情報の取得に異常が発生しているかを判定する。ステップS14にて肯定判定が下された場合には、ステップS14を以って一連の処理を終了する。
一方、特定情報の取得に異常が発生した場合のステップS15では、コンテナファイルの生成から、個別ファイルへの生成へと切り替える。ステップS14を以って一連の処理を終了する。本実施形態では、一度切り替えが行なわれると、データ記憶装置100が再起動されるまで、コンテナファイルの代わりに個別ファイルが生成されるようになっている。
また、シナリオについて記録されたファイルは、記憶媒体24へのコピーにより外部に取り出され、例えば解析者によるコンピュータ作業により解析される。切替部32による切り替えが行なわれた場合においては、解析者はコンテナファイルと個別ファイルとの切り替え部分を手動で繋ぎ合わせて、解析する。
(作用効果)
以上説明した第1実施形態の作用効果を以下に改めて説明する。
第1実施形態のデータ記憶装置100によると、複数の情報が正常に取得される状態において、複数の情報を纏めたコンテナファイルが生成され、複数の情報のうち特定情報の取得に異常が発生すると、複数の情報が分割された個別ファイルが生成されるように切り替わる。すなわち、正常時では、複数の情報がコンテナファイルに纏められていることで、生成するファイル数が抑制され、データの記憶先への負担が低減されると共に、事後における情報の解析も容易となる。一方、異常時では、複数の情報が個別ファイルに分割されていることで、異常が発生した特定情報以外の取得可能な情報は極力記憶可能となる。以上により、情報を適切に記憶可能なデータ記憶装置100を提供することができる。
また、第1実施形態によると、特定情報の取得に異常が発生した後、当該特定情報が正常に取得される状態に復帰した場合に、個別ファイルの生成が継続される。このようにすると、コンテナファイルと個別ファイルとの切り替え回数を最小限に抑えることができるので、事後の情報の解析において、コンテナファイルと個別ファイルとを繋ぎ合わせる手間を少なくすることができる。故に、事後における情報の解析が容易となる。
また、第1実施形態によると、特定情報に映像情報を含むようにしたので、当該映像情報の取得に異常が発生した場合においても、映像情報以外の情報を個別ファイルに分割して生成することで、取得可能な情報を極力記憶することができる。
また、第1実施形態によると、特定情報に音声情報を含むようにしたので、当該音声情報の取得に異常が発生した場合においても、音声情報以外の情報を個別ファイルに分割して生成することで、取得可能な情報を極力記憶することができる。
また、第1実施形態によると、特定情報以外の情報の取得に異常が発生した場合、コンテナファイル又は個別ファイルのうち生成対象として選択されているファイルを生成するための、特定情報以外の情報についてのダミーデータが生成される。このようにすると、特定情報以外の情報の取得に異常が発生した場合に、当該情報をダミーデータに置き換えたファイルを生成することで、当該情報が正常に取得可能な状態に準じたファイル生成を行なうことが可能となる。故に、当該異常が発生した情報を格納するはずだったファイルを分割しなくても済むので、特定情報以外の情報の取得に異常が発生した状況下において、生成するファイル数を抑制することができる。
また、第1実施形態のプログラムによると、複数の情報が正常に取得される状態において、複数の情報を纏めたコンテナファイルが生成され、複数の情報のうち特定情報の取得に異常が発生すると、複数の情報が分割された個別ファイルが生成されるように切り替わる。すなわち、正常時では、複数の情報がコンテナファイルに纏められていることで、生成するファイル数が抑制され、データの記憶先への負担が低減されると共に、事後における情報の解析も容易となる。一方、異常時では、複数の情報が個別ファイルに分割されていることで、異常が発生した特定情報以外の取得可能な情報は極力記憶可能となる。以上により、情報を適切に記憶可能なプログラムを提供することができる。
(第2実施形態)
図7に示すように、第2実施形態は第1実施形態の変形例である。第2実施形態について、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。
第2実施形態の切替部32は、特定情報の取得に異常が発生した後、特定情報が正常に取得される状態に復帰した場合に、コンテナファイル生成部30がコンテナファイルを生成するように再び切り替えるようになっている。
以下、第1実施形態のデータ記憶装置100により実行される処理において、特にファイル生成部29が実施する処理を、図7のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS21では、情報取得部26が取得予定の複数の情報が正常に取得される状態において、コンテナファイルが生成される。ステップS21の処理後、ステップS22へ移る。
ステップS22では、次に生成予定のファイルに格納される予定の情報について、特定情報の取得に異常が発生しているかを判定する。ステップS22にて否定判定が下された場合、ステップS23へ移る。ステップS22にて肯定判定が下された場合、ステップS24へ移る。
ステップS23では、特定情報の取得に異常が発生していないので、コンテナファイルの生成が継続される。ステップS23の処理後、ステップS25へ移る。
ステップS24では、特定情報の取得に異常が発生しているので、個別ファイルの生成が継続される。ステップS24の処理後、ステップS25へ移る。
ステップS25では、ファイル生成の作動を終了するか判定する。例えば衝突事故後所定時間経過したら、ファイル生成及びデータの書き込みを中止する。ステップS25にて否定判定が下された場合には、再度ステップS22へ戻り、特定情報の取得に異常が発生しているかを判定する。ステップS25にて肯定判定が下された場合には、ステップS25を以って一連の処理を終了する。
以上説明した第2実施形態によると、特定情報の取得に異常が発生した後、特定情報が正常に取得される状態に復帰した場合に、コンテナファイルを生成するように再び切り替わる。このようにすると、復帰状態において、特定情報を含めたコンテナファイルに情報を纏めることができるので、取得可能な情報を最大限記憶することができる。
(他の実施形態)
以上、複数の実施形態について説明したが、本開示は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
具体的に、変形例1としては、記憶対象となる複数の情報の構成は、搭載される車両の用途又は情報を記憶する目的等に合わせて適宜変更することができる。例えば、情報の取得元であるカメラ2又はマイクロフォン3は、複数設けられていてもよいし、生体情報センサ4からの情報を取得しないように構成されていてもよい。
変形例2としては、特定情報の取得に異常には、上述の実施形態のように当該情報に係る信号の入力がされないという異常に限られず、データ記憶装置100側の異常を含むようにしてもよい。例えば、CPU21の動作が不安定になり、特定情報の取得が正常に行えなかった場合に、特定情報の取得に異常が発生していると判断されるようにしてもよい。
変形例3としては、個別ファイル生成部31は、複数の情報のうち、特定情報以外の情報の個別ファイルを、1つの個別ファイルに纏めずに、複数の個別ファイルに分割して生成するようにしてもよい。
変形例4としては、シナリオ検知部28が設けられずに、情報取得部26が取得した複数の情報が、常時記録されるようにしてもよい。
100 データ記憶装置、20 演算記憶部(演算部)、26 情報取得部、29 ファイル生成部、30 コンテナファイル生成部、31 個別ファイル生成部、32 切替部

Claims (7)

  1. 車両における複数の情報の記憶に用いられるデータ記憶装置であって、
    前記複数の情報を取得する情報取得部(26)と、
    前記情報取得部が取得した前記複数の情報について、電子データとして記憶対象となるファイルを生成するファイル生成部(29)と、を備え、
    前記ファイル生成部は、
    前記複数の情報を纏めたコンテナファイルを生成するコンテナファイル生成部(30)と、
    前記複数の情報を分割した個別ファイルを生成する個別ファイル生成部(31)と、
    前記複数の情報が正常に取得される状態において前記コンテナファイル生成部が前記コンテナファイルを生成し、前記複数の情報のうち特定情報の取得に異常が発生すると、前記個別ファイル生成部が前記個別ファイルを生成するように切替える切替部(32)と、を有するデータ記憶装置。
  2. 前記切替部は、前記特定情報の取得に異常が発生した後、前記特定情報が正常に取得される状態に復帰した場合に、前記個別ファイル生成部に前記個別ファイルの生成を継続させる請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 前記切替部は、前記特定情報の取得に異常が発生した後、前記特定情報が正常に取得される状態に復帰した場合に、前記コンテナファイル生成部が前記コンテナファイルを生成するように再び切り替える請求項1に記載のデータ記憶装置。
  4. 前記特定情報は、映像情報を含む請求項1から3のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。
  5. 前記特定情報は、音声情報を含む請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。
  6. 前記ファイル生成部は、前記複数の情報のうち、前記特定情報以外の情報の取得に異常が発生した場合に、前記コンテナファイル又は前記個別ファイルのうち前記切替部が選択中のファイルを生成するための、前記特定情報以外の情報についてのダミーデータを生成するダミーデータ生成部(33)を、さらに有する請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。
  7. 車両における複数の情報の記憶に用いられるプログラムであって、
    少なくとも1つの演算部(20)を、
    前記複数の情報を取得する情報取得部(26)と、
    前記情報取得部が取得した前記複数の情報について、電子データとして記憶対象となるファイルを生成するファイル生成部(29)、として機能させ、
    前記ファイル生成部は、
    前記複数の情報を纏めたコンテナファイルを生成するコンテナファイル生成部(30)と、
    前記複数の情報を分割した個別ファイルを生成する個別ファイル生成部(31)と、
    前記複数の情報が正常に取得される状態において前記コンテナファイル生成部が前記コンテナファイルを生成し、前記複数の情報のうち特定情報の取得に異常が発生すると、前記個別ファイル生成部が前記個別ファイルを生成するように切替える切替部(32)と、を含んでいるプログラム。
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