JP2019158692A - 精測進入レーダ及び表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 航空機と降下路との相対位置関係を1種類の画面で表示でき、メンテナンス時以外でも、降下路近傍における測角機能の状態を監視する。【解決手段】 実施形態の精測進入レーダは、各手段を有する。割り当て手段は、方位角度に関する第2のずれ量をx座標に割り当て、高低角度に関する第1のずれ量をy座標に割り当てる。X軸とY軸とを表すXY直交軸と、x座標とy座標とに基づく位置を表す第3シンボルとを含む第1画像を作成する。撮像手段は、航空機の降下路を含む空間を撮像し、撮像データを出力する。第2画像作成手段は、航空機の距離に応じた降下路の近傍の空間を表す第2画像を撮像データから作成する。重畳画像作成手段は、第2画像における降下路の位置と、第1画像におけるXY直交軸の原点とを重ねるように、第2画像に第1画像を重畳させた重畳画像を作成する。表示手段は重畳画像を表示する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、精測進入レーダ及び表示システムに関する。
従来より、航空機の着陸誘導に用いられる精測進入レーダ(Precision Approach Rader;PAR)が広く知られている。精測進入レーダは、図14及び図15に示すように、滑走路rwの近傍に設置されたPARサイトps内の電子走査式空中線1を有している。この種の精測進入レーダにおいて、レーダ送受信機2で発生した送信波は、電子走査式空中線1を経由して空間に放射される。航空機ac及びリフレクタrf等の目標からの反射波は、電子走査式空中線1を経由してレーダ送受信機2で受信される。なお、リフレクタrfは、電子走査式空中線1から放射された電波を反射させる構造物であり、滑走路rwの着陸点周辺の所定位置に設置される。
レーダ送受信機2で受信した信号は、目標処理部3のレーダ信号処理部31でグランドクラッタ等、不要な信号を抑圧する処理が施される。抑圧処理後の信号は、ビデオ作成機能32及び目標検出機能33に供給される。ビデオ作成機能32は、抑圧処理後の信号からビデオデータを生成してPAR表示装置5に出力する。目標検出機能33は、抑圧処理後の信号に基づいて目標検出処理を行い、PARターゲットデータを生成して情報処理部4に出力する。また、目標処理部3のビーム制御機能34では、目標検出機能33からの追尾指示コマンドに従って、覆域内を一定期間内で捜索しながら目標を追尾するように、電子走査式空中線1のビーム走査制御を行う。追尾指示コマンドは、運用者がPAR表示装置5で手動操作により指定した目標、又はPARの覆域内で自動的に指定された目標、に対する追尾を指示する。
情報処理部4には、ASR(Airport Surveilance Radar)及びSIF(Selective Identification Feature)等の二次監視レーダ(SSR:Secondary Surveilance Radar)で捜索されたターゲットデータが入力される。情報処理部4は、目標検出機能33からのPARターゲットデータを、ASR/SIF(SSR)ターゲットデータと対応付ける相関処理を行い、管制対象の航空機acを特定する。
PAR表示装置5は、ビデオデータに含まれる方位角度情報、高低角度情報、距離情報、及び振幅情報からPAR表示画面上にレーダビデオを表示する。また、PAR表示装置5は、表示されたレーダビデオ上に、相関処理後のPARターゲットデータに基づいて目標の位置や航跡等をシンボル表示及びA/N(Alpha Numeric)表示する。
PAR表示装置5の表示画面の一例を図16に示す。表示画面scは、上下に2種類の画面構成からなり、上部が高低象限を示す高低象限画面sc1、下部が方位象限を示す方位象限画面sc2となっている。高低象限画面sc1は、縦軸が高低角度(Elevation)に対応し、横軸が距離に対応する。方位象限画面sc2は、縦軸が方位角度(Azimuth)に対応し、横軸が距離に対応する。また、表示画面scは、リフレクタモニタsc3を含んでいてもよい。
高低象限画面sc1は、メモリ内のマップデータに基づいて、降下路の基準線を示すグライドパスカーサgp、安全な降下路の境界線を示すセーフティカーサsa、着陸誘導の高度限界を示すデシジョンアルティチュードカーサdaが表示される。
方位象限画面sc2は、メモリ内のマップデータに基づいて、進入路の基準線を示すコースラインカーサcslが表示される。
また、高低象限画面sc1は、PARターゲットデータに基づいて、航空機acの距離と高低角度とを表すターゲットシンボルtg1と、リフレクタrfの距離と高低角度とを表すリフレクタシンボルrfs1とが表示される。
方位象限画面sc2は、PARターゲットデータに基づいて、航空機acの距離と方位角度とを表すターゲットシンボルtg2と、リフレクタrfの距離と方位角度とを表すリフレクタシンボルrfs2とが表示される。このような高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2の表示は、数秒以下の間隔で更新される。
運用者は、このような高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2を見ながら管制対象とする航空機acと降下路(高低及び水平)の相対位置関係を認識し、着陸誘導を行う。例えば、高低象限画面sc1上でターゲットシンボル(航空機)tg1がグライドパスカーサgpに沿って降下するように、且つ方位象限画面sc2上でターゲットシンボル(航空機)tg2がコースラインカーサcslから外れないように、パイロットに無線で指示して滑走路近傍まで誘導する。
次に、リフレクタモニタsc3について説明する。
精測進入レーダにおける測角機能の状態を監視する手段としては、従来からリフレクタrfを用いる方式が採用されている。リフレクタrfは、前述した通り、滑走路rwの着陸点周辺の所定位置に設置されている。また、リフレクタシンボルrfs1,rfs2は、高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2上のリフレクタ設置位置に表示される。
リフレクタモニタsc3は、図17に示すように、リフレクタ設置位置を原点としたXY直交軸と、検出されたリフレクタrfの方位角度及び高低角に対する許容範囲ar1、また、距離に対する許容範囲ar2が表示されている。ここで、X軸(AZ)は原点からの方位角度のずれを示し、Y軸(EL)は原点からの高低角度のずれを示している。また、リフレクタモニタsc3は、検出されたリフレクタrfの方位角度、高低角、及び距離に対応するモニタ用のリフレクタシンボルrfs3が表示される。運用者は、リフレクタモニタsc3により、リフレクタシンボルrfs3(に対応する方位角度、高低角、及び距離)が許容範囲ar1及びar2内にあることを視覚的に監視できる。PAR表示装置5としては、モニタ用のリフレクタシンボルrfs3が許容範囲ar1又はar2から外れた場合に警報表示やブザー鳴動により運用者に通知する機能を有するものもある。
特開2012−58173号公報
以上のような精測進入レーダは、通常は特に問題ないが、本発明者の検討によれば、以下の点で改良の余地がある。
運用者は、航空機と降下路との相対位置関係を認識する際に、高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2といった2種類の画面を見る必要がある。すなわち、PAR表示装置5は、航空機と降下路との相対位置関係を1種類の画面で表示できない点で改良の余地がある。
また、精測進入レーダの測角機能の状態を監視する手段は、航空機の降下路から離れた位置に設置されたリフレクタrfを用いている。このようなリフレクタrfを用いる方式は、リフレクタrf近傍における測角機能の状態を監視できるものの、航空機の降下路近傍における測角機能の状態を監視できない点で改良の余地がある。
補足すると、昔の機械走査式PARアンテナでは、機械的な摩耗により、ある角度だけ送信波の輻射方向がずれる場合があった。近年の電子走査式空中線は、このような機械的な摩耗の問題は無いものの、何らかの原因により、ある角度だけ精度が著しく低下する場合が無いとはいえない。また、精度が低下する場合が無いとしても、ゴーストやマルチパス等により、本来の位置とは異なる位置に航空機を検出してしまう場合も考えられる。そこで、近年の電子走査式空中線についても、航空機の降下路近傍における測角機能の状態を監視できる方が好ましい。
なお、精測進入レーダのメンテナンス時には、リフレクタrfを用いる方式とは別の方式で測角機能の状態が確認されることがある。すなわち、精測進入レーダのメンテナンス時には、PAR表示装置5に表示される航空機の高低角及び方位角が正しいか否かが、滑走路rwの着陸点付近に設置されたトランシット(測量器)により確認される。但し、トランシットを用いる方式は、メンテナンス時以外では測角機能の状態を監視できない点で改良の余地がある。
本発明が解決しようとする課題は、航空機と降下路との相対位置関係を1種類の画面で表示でき、メンテナンス時以外でも、降下路近傍における測角機能の状態を監視し得る精測進入レーダ及び表示システムを提供することである。
実施形態の精測進入レーダは、航空機の距離と高低角度とを表す第1シンボル及びグライドパスカーサを含む高低象限画面と、前記航空機の距離と方位角度とを表す第2シンボル及びコースラインカーサを含む方位象限画面とを表示可能である。
前記精測進入レーダは、算出手段、割り当て手段、第1画像作成手段、撮像手段、第2画像作成手段、重畳画像作成手段及び表示手段を具備する。
前記算出手段は、前記第1シンボルが表す高低角度と前記グライドパスカーサとの差を表す第1のずれ量と、前記第2シンボルが表す方位角度と前記コースラインカーサとの差を表す第2のずれ量とを算出する。
前記割り当て手段は、前記コースラインカーサを原点とした方位角度のずれ量を表すX軸と、前記グライドパスカーサを原点とした高低角度のずれ量を表すY軸とからなるXY座標系において、前記第2のずれ量をx座標に割り当てると共に、前記第1のずれ量をy座標に割り当てる。
前記第1画像作成手段は、前記X軸と前記Y軸とを表すXY直交軸と、前記割り当てたx座標と前記割り当てたy座標とに基づく位置を表す第3シンボルとを含む第1画像を作成する。
前記撮像手段は、航空機の降下路であって、前記グライドパスカーサと前記コースラインカーサとにより特定される前記降下路を含む空間を撮像し、撮像データを出力する。
前記第2画像作成手段は、前記航空機の距離に応じた前記降下路の近傍の空間を表す第2画像を前記撮像データから作成する。
前記重畳画像作成手段は、前記第2画像における前記降下路の位置と、前記第1画像における前記XY直交軸の原点とを重ねるように、前記第2画像に前記第1画像を重畳させた重畳画像を作成する。
前記表示手段は、前記高低象限画面及び前記方位象限画面と共に、前記重畳画像を表示する。
第1の実施形態に係る精測進入レーダ及びその周辺構成を説明するための模式図である。 同実施形態における精測進入レーダの構成を示す模式図である。 同実施形態における撮像データの一例を示す模式図である。 同実施形態における表示画面の一例を説明するための模式図である。 同実施形態におけるターゲットモニタの一例を示す模式図である。 同実施形態における降下路近傍画像の作成例を示す模式図である。 同実施形態における重畳画像の作成過程を示す模式図である。 同実施形態における重畳画像を説明するための模式図である。 同実施形態における距離情報表示画面を説明するための模式図である。 同実施形態における距離情報表示画面の例を示す模式図である。 同実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係る表示システム及びその周辺構成を示す模式図である。 第2の実施形態に係る表示システム及びその周辺構成を示す模式図である。 従来の精測進入レーダ及びその周辺構成を説明するための模式図である。 従来の精測進入レーダの構成を示す模式図である。 従来の表示画面の一例を示す模式図である。 一般的なリフレクタモニタの一例を示す模式図である。
以下、各実施形態に係る精測進入レーダ又は表示システムについて図面を用いて説明する。
<第1の実施形態>
図1は第1の実施形態に係る精測進入レーダ及びその周辺構成を説明するための模式図であり、図2は精測進入レーダの構成を示す模式図であって、図14及び図15と同一部分には同一符号を付して詳しい説明を省略し、ここでは異なる部分について主に述べる。なお、以下の各実施形態も同様にして重複した説明を省略する。
この精測進入レーダは、電子走査式空中線1、レーダ送受信機2、目標処理部3及び情報処理部4、カメラ6、撮像データ伝送部7、撮像データ分岐部8及びPAR表示装置9を備えている。
ここで、電子走査式空中線1、レーダ送受信機2、目標処理部3及び情報処理部4は、図15に示した電子走査式空中線1、レーダ送受信機2、目標処理部3及び情報処理部4と同様の機能をもっている。
レーダ送受信機2に対応する機能は、電子走査式空中線1からレーダ波を送信し、その反射波を受信する送受信機能と表現してもよい。
目標処理部3は、例えば、反射波の受信信号から不要な信号を抑圧するレーダ信号処理部31をもっている。また、目標処理部3は、当該抑圧処理後の受信信号をもとに目標を検出し、PARターゲットデータを情報処理部4に出力する目標検出機能33と、当該抑圧処理後の受信信号からビデオデータを作成するビデオ作成機能32とをもっている。また、目標処理部3は、入力された追尾指示コマンドに従って、電子走査式空中線1のビーム走査制御を行うビーム制御機能34をもっている。
情報処理部4は、目標検出機能33からのPARターゲットデータを、ASR/SIF(SSR)ターゲットデータと対応付ける相関処理を行い、相関処理後のPARターゲットデータをPAR表示装置9に送出する機能をもっている。
ここで、レーダ信号処理部31、目標検出機能33及び情報処理部4に対応する機能は、反射波の受信信号をもとに目標(管制対象機)を検出し、ターゲットデータを出力する目標検出機能として表現してもよい。同様に、レーダ信号処理部31及びビデオ作成機能32に対応する機能は、反射波の受信信号からビデオデータを作成するビデオ作成機能と表現してもよい。PAR表示装置9のうち、従来のPAR表示装置5に対応する機能は、当該ビデオ作成機能により作成されたビデオデータに基づいてレーダビデオを表示し、目標検出機能から出力されたターゲットデータに基づくシンボルを表示する表示機能と表現してもよい。
一方、カメラ6は、例えば、電子走査式空中線1の近傍位置、または遠方から滑走路rwに向かって所定の降下路に沿って降下する航空機acを撮像可能な位置に設置される。カメラ6は、図3に示す如き、管制対象機としての航空機acの降下路であって、グライドパスカーサgpとコースラインカーサcslとにより特定される当該降下路を含む空間を撮像し、撮像データdを撮像データ伝送部7に出力する。なお、管制対象機としては、航空機acに限らず、滑走路に向かって所定の降下路に沿って降下する任意の飛行物体に適用可能となっている。
撮像データ伝送部7は、カメラ6から出力された撮像データdを撮像データ分岐部8に伝送する。ここで、撮像データ伝送部7としては、例えば、カメラ6から出力された撮像データdを光信号に変換して送信する送信部と、送信部から送信された光信号を伝送する光ケーブルと、光ケーブルから光信号を受信する受信部とを備えてもよい。受信部は、光信号を電気的な撮像データdに変換し、当該撮像データdをLANケーブル等を介して撮像データ分岐部8に伝送する。なお、撮像データ伝送部7による伝送方法は、光信号を伝送する光ケーブルを用いる方式に限らず、電気信号を伝送する通信ケーブルを用いる方式としてもよく、あるいは、ケーブルを用いない無線伝送方式としてもよい。すなわち、撮像データ伝送部7による伝送方法としては、任意の方式が使用可能である。
撮像データ分岐部8は、撮像データ伝送部7から伝送された撮像データdを分岐し、当該分岐した撮像データdをPAR表示装置9に出力する。ここで、カメラ6、撮像データ伝送部7及び撮像データ分岐部8に対応する機能は、航空機の所定の降下路を含む空間を撮像し、撮像データを出力する撮像機能と表現してもよい。また、カメラ6と、撮像データ伝送部7の送信部とは、1台の装置で実現してもよく、個別の装置で実現してもよい。同様に、撮像データ伝送部7の受信部と、撮像データ分岐部8とは、1台の装置で実現してもよく、個別の装置で実現してもよい。
PAR表示装置9は、図15に示したPAR表示装置5と同様の機能に加え、重畳画像を表示する機能を有するものであり、PAR表示装置5に代えて設けられている。なお、図2に示す例では、3台のPAR表示装置9を設けているが、これに限らず、1台以上の任意台数のPAR表示装置9を設けることが可能である。これは、以下の各実施形態でも同様である。
PAR表示装置9は、前述同様に、ビデオ作成機能32から受けたビデオデータに含まれる方位角度情報、高低角度情報、距離情報、及び振幅情報からPAR表示画面上にレーダビデオを表示する。また同様に、PAR表示装置9は、情報処理部4から受けた相関処理後のPARターゲットデータに基づいて、目標の位置や航跡等をレーダビデオ上にシンボル表示及びA/N(Alpha Numeric)表示する。すなわち、PAR表示装置9は、前述同様に、図4に示す如き、高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2を表示可能となっている。高低象限画面sc1は、管制対象機(航空機ac)の距離と高低角度とを表すターゲットシンボル(第1シンボル)tg1及びグライドパスカーサgpを含む画面である。方位象限画面sc2は、管制対象機(航空機ac)の距離と方位角度とを表すターゲットシンボル(第2シンボル)tg2及びコースラインカーサcslを含む画面である。また同様に、表示画面scは、リフレクタモニタsc3を含んでも含まなくてよい。
これに加え、PAR表示装置9は、重畳画像sc4を表示するため、以下の各機能(f9-1)〜(f9-6)をもっている。なお、各機能は、適宜、処理前後及び処理中のデータを保存するためのメモリ(図示せず)を用いて処理を実行する。
(f9-1) ターゲットシンボル(第1シンボル)tg1が表す高低角度とグライドパスカーサgpとの差を表す第1のずれ量と、ターゲットシンボル(第2シンボル)tg2が表す方位角度とコースラインカーサcslとの差を表す第2のずれ量とを算出する算出機能。
例えば、算出機能(f9-1)は、次のように角度のずれ量を算出してもよい。
PARターゲットデータに含まれる高低角度情報をθEL、方位角度情報をθAZ、距離情報をRとする。算出機能(f9-1)は、マップデータに基づき、距離情報Rにおけるグライドパスカーサgpの角度θgp(R)を算出する。同様に、算出機能(f9-1)は、マップデータに基づき、距離情報Rにおけるコースラインカーサcslの角度θcsl(R)を算出する。次に、算出機能(f9-1)は、高低角度に関する第1のずれ量をΔθEL=θEL−θgpとして算出する。同様に、算出機能(f9-1)は、方位角度に関する第2のずれ量をΔθAZ=θAZ−θcslとして算出する。
(f9-2) コースラインカーサcslを原点とした方位角度のずれ量を表すX軸と、グライドパスカーサgpを原点とした高低角度のずれ量を表すY軸とからなるXY座標系において、当該第2のずれ量をx座標に割り当てると共に、当該第1のずれ量をy座標に割り当てる割り当て機能。
例えば、割り当て機能(f9-2)は、前述のように第2のずれ量ΔθAZをXY座標系のx座標に割り当てると共に、第1のずれ量ΔθELをXY座標系のy座標に割り当てる。割り当て方法は、第2のずれ量ΔθAZをx座標に設定してもよく、第2のずれ量ΔθAZをx軸上の単位ずれ量(1目盛分のずれ量)で除算して得られた値をx座標に設定してもよい。高低角度の割り当て方法も同様に、第1のずれ量ΔθELをy座標に設定してもよく、第1のずれ量ΔθELをy軸上の単位ずれ量(1目盛分のずれ量)で除算して得られた値をy座標に設定してもよい。このx座標とy座標とに基づく位置は、着陸点から見たXY座標上の位置ずれに相当する。
(f9-3) 図5に示すように、当該X軸と当該Y軸とを表すXY直交軸と、当該割り当てたx座標と当該割り当てたy座標とに基づく位置を表す第3シンボルtg3とを含むターゲットモニタ(第1画像)tmを作成する第1画像作成機能。図5中、X軸は方位角度のずれ量を表すことから「AZ」と表記し、Y軸は高低角度のずれ量を表すことから「EL」と表記している。また、ターゲットモニタtmは、検出された航空機acの方位角度、高低角、及び距離に対応するモニタ用の第3シンボルtg3を含んでいる。この第3シンボルtg3が示す位置は、降下路(高低及び水平)に対する航空機acの相対位置関係(位置ずれの様子)を表している。
(f9-4) 当該航空機acの距離に応じた降下路の近傍の空間を表す降下路近傍画像(第2画像)を撮像データdから作成する第2画像作成機能。
ここで、第2画像作成機能(f9-4)は、例えば図6に示すように、降下路GPに沿った航空機acの距離に応じて計算した領域f1,f2,f3,f4,…を示す領域データFを用いてもよい。領域データFは、例えば、距離R1のときに撮像データdから領域f1を抽出し、距離R2のときに撮像データdから領域f2を抽出し、…というように、距離に応じて領域を抽出する処理に使用可能となっている。図6は、第2画像作成機能(f9-4)が、距離に応じて計算した領域f3を撮像データdから抽出することにより、降下路近傍画像cpを作成する例を示している。なお、撮像データdから抽出した領域f3の画像データを、距離に応じて計算した倍率で拡大することにより、ターゲットモニタtmの大きさに合った降下路近傍画像cpを作成してもよい。
但し、第2画像作成機能(f9-4)は、距離毎に定めた領域を用いる処理に限らず、例えばカメラ6の方位及び高低角、カメラ設置位置情報に基づく、撮像データdの補正処理により、撮像データdから第2画像データを作成するようにしてもよい。この補正処理は、例えばカメラ6が倍率及び方向を変えながら撮像を行う場合にも適用可能である。
(f9-5) 図7に示すように、当該降下路近傍画像(第2画像)cpにおける降下路GPの位置と、ターゲットモニタ(第1画像)tmにおけるXY直交軸の原点とを重ねるように、当該降下路近傍画像(第2画像)cpにターゲットモニタ(第1画像)tmを重畳させた重畳画像sc4を作成する重畳画像作成機能。なお、この重畳画像sc4は、目標処理部3によって高低角度と方位角度とを検出する測角機能が正常な場合には、図8に示すように、撮像された航空機(管制対象機)acと、第3シンボルtg3とが重なる。
(f9-6) 図4に示したように、高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2と共に、重畳画像sc4を表示する表示機能。
ここで、覆域内に複数の追尾目標が存在する場合には、ターゲットモニタtmの重畳画像sc4を複数表示させるのではなく、表示画面上で運用者が選択した管制対象機を1つの重畳画像sc4に表示する。また、管制対象機が選択されなかった場合には、複数の追尾目標の中で着陸点に最も近い追尾目標を1つの重畳画像sc4に表示する。
なお、PAR表示装置9は、図9に示すように、航空機acの距離情報Rに基づく距離情報表示画面sc5を重畳画像sc4に並べて表示する距離情報表示機能(f9-7)を更に備えていてもよい。これは以下の各実施形態でも同様である。また、距離情報表示画面sc5は、距離情報Rを任意の形態で表示するものであり、例えば図10(a)に示すように対数目盛の数直線を用いてもよく、図10(b)に示すように数値を用いてもよい。図10(a)に示す例では、数直線上のシンボルtg4の位置が距離情報Rの大きさを表す。また、距離情報表示画面sc5は、図10(c)及び図10(d)に示すように、距離情報Rに応じて変形する図形を表示してもよい。図10(c)及び図10(d)に示す例では、距離情報Rが小さくなるに従って直径又は半径を縮めた円を表示している。すなわち、図10(c)及び図10(d)に示す例では、図形(例、円)の大きさが距離情報Rの大きさを表す。航空機acの距離情報Rは、目標検出機能33から受けたPARターゲットデータに含まれている。
このようなPAR表示装置9は、ハードウェア構成、又はハードウェア資源とソフトウェアとの組合せ構成のいずれでも実施可能となっている。組合せ構成のソフトウェアとしては、予めネットワーク又は記憶媒体からコンピュータにインストールされ、PAR表示装置9の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが用いられる。これは以下の各実施形態でも同様である。
次に、以上のように構成された精測進入レーダの動作を図3乃至図8の模式図及び図11のフローチャートを用いて説明する。
いま、精測進入レーダは、前述同様に、レーダ送受信機2で発生した送信波が、電子走査式空中線1を経由して空間に放射される。航空機ac及びリフレクタrf等の目標からの反射波は、電子走査式空中線1を経由してレーダ送受信機2で受信される。
レーダ送受信機2で受信した信号は、目標処理部3のレーダ信号処理部31で不要な信号を抑圧する処理が施される。抑圧処理後の信号は、ビデオ作成機能32及び目標検出機能33に供給される。ビデオ作成機能32は、抑圧処理後の信号からビデオデータを生成してPAR表示装置9に出力する。目標検出機能33は、抑圧処理後の信号に基づいて目標検出処理を行い、PARターゲットデータを情報処理部4に出力する。また、目標処理部3のビーム制御機能34では、目標検出機能33からの追尾指示コマンドに従って、覆域内を一定期間内で捜索しながら目標を追尾するように、電子走査式空中線1のビーム走査制御を行う。
情報処理部4には、前述同様に、ASR及びSIF等の二次監視レーダで捜索されたASR/SIF(SSR)ターゲットデータが入力される。情報処理部4は、目標検出機能33からのPARターゲットデータを、ASR/SIF(SSR)ターゲットデータと対応付ける相関処理を行い、管制対象の航空機acを特定する。
PAR表示装置9は、前述同様に、ビデオデータに含まれる方位角度情報、高低角度情報、距離情報、及び振幅情報からPAR表示画面上にレーダビデオを表示する。また同様に、PAR表示装置9は、表示されたレーダビデオ上に重畳させるように、相関処理後のPARターゲットデータに基づいて目標の位置や航跡等をシンボル表示及びA/N表示する。すなわち、PAR表示装置9は、前述同様に、図4に示す如き、高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2を表示する。ここで、高低象限画面sc1は、管制対象機である航空機acの距離と高低角度とを表すターゲットシンボルtg1及びグライドパスカーサgpを含んでいる。方位象限画面sc2は、当該航空機acの距離と方位角度とを表すターゲットシンボルtg2及びコースラインカーサcslを含んでいる。
続いて、精測進入レーダは、重畳画像sc4を表示するため、図11に示すように、従来とは異なる動作を実行する(ST1〜ST6)。なお、PAR表示装置9は、適宜、各ステップの前後及び各ステップで処理中のデータをメモリに書込/読出処理しながら動作を実行する。
PAR表示装置9は、ターゲットシンボル(第1シンボル)tg1が表す高低角度とグライドパスカーサgpとの差を表す第1のずれ量と、ターゲットシンボル(第2シンボル)tg2が表す方位角度とコースラインカーサcslとの差を表す第2のずれ量とを算出する(ST1)。
PAR表示装置9は、コースラインカーサcslを原点とした方位角度のずれ量を表すX軸と、グライドパスカーサgpを原点とした高低角度のずれ量を表すY軸とからなるXY座標系において、当該第2のずれ量をx座標に割り当てると共に、当該第1のずれ量をy座標に割り当てる(ST2)。
PAR表示装置9は、図5に示すように、当該X軸と当該Y軸とを表すXY直交軸と、当該割り当てたx座標と当該割り当てたy座標とに基づく位置を表す第3シンボルtg3とを含むターゲットモニタtmを作成する(ST3)。
カメラ6は、図3に示す如き、管制対象機としての航空機acの降下路であって、グライドパスカーサgpとコースラインカーサcslとにより特定される当該降下路を含む空間を撮像し、撮像データdを撮像データ伝送部7に出力する(ST4)。この例のカメラ6は、所定の倍率及び所定の方向において撮像を行っている。
撮像データ伝送部7は、当該出力された撮像データdを撮像データ分岐部8に伝送する。撮像データ分岐部8は、当該伝送された撮像データdを分岐し、当該分岐した撮像データdをPAR表示装置9に出力する。
PAR表示装置9は、例えば図6に示すように、当該航空機acの距離に応じた降下路GPの近傍の空間を表す降下路近傍画像cpを撮像データdから作成する(ST5)。
ここで、ステップST5では、例えば、降下路GPに沿った航空機acの距離に応じて計算した領域f1,f2,f3,f4,…を示す領域データFを用いてもよい。この例では、PAR表示装置9は、距離に応じて計算した領域f3を撮像データdから抽出することにより、降下路近傍画像cpを作成している。
PAR表示装置9は、図7に示すように、当該降下路近傍画像cpにおける降下路GPの位置と、ターゲットモニタtmにおけるXY直交軸の原点とを重ねるように、当該降下路近傍画像cpにターゲットモニタtmを重畳させた重畳画像sc4を作成する(ST6)。なお、この重畳画像sc4は、高低角度と方位角度とを検出する測角機能が正常な場合には、図8に示すように、撮像された航空機acと、第3シンボルtg3とが重なる。
PAR表示装置9は、図4に示したように、高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2と共に、重畳画像sc4を表示する(ST7)。
上述したように本実施形態によれば、コースラインカーサcslを原点とした方位角度のずれ量を表すX軸と、グライドパスカーサgpを原点とした高低角度のずれ量を表すY軸とからなるXY座標系を用いる。このXY座標系において、当該第2のずれ量をx座標に割り当てると共に、当該第1のずれ量をy座標に割り当てる。また、XY直交軸と、当該割り当てたx座標と当該割り当てたy座標とに基づく位置を表す第3シンボルtg3とを含むターゲットモニタ(第1画像)tmを作成する。また、航空機acの降下路であって、グライドパスカーサgpとコースラインカーサcslとにより特定される当該降下路を含む空間を撮像し、撮像データdを出力する。また、航空機acの距離に応じた降下路GPの近傍の空間を表す降下路近傍画像cpを撮像データdから作成する。
当該降下路近傍画像cpにおける降下路GPの位置と、ターゲットモニタ(第1画像)tmにおけるXY直交軸の原点とを重ねるように、当該降下路近傍画像cpにターゲットモニタ(第1画像)tmを重畳させた重畳画像sc4を作成する。また、高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2と共に、重畳画像sc4を表示する。
従って、本実施形態によれば、航空機acと降下路との相対位置関係を1種類の画面(重畳画像sc4)で表示でき、メンテナンス時以外でも、降下路近傍における測角機能の状態を監視することができる。
補足すると、本実施形態によれば、ターゲットモニタtmを表示することにより、運用者が、航空機と降下路(高低及び水平)との相対位置関係を容易に監視(視認)することができる。
また、ターゲットモニタtmに降下路近傍画像cpを重畳表示する構成により、運用者は、着陸誘導時におけるPAR測角機能の状態を監視できることに加え、航空機の姿勢、気象、視程等を視認することができる。すなわち、ターゲットモニタtmに降下路近傍画像cpを重畳表示する場合には、ターゲットモニタtmのみを表示する場合に比べ、精測進入レーダは、より安全な着陸誘導を行うように運用者を支援することができる。
また、本実施形態によれば、高低角度と方位角度とを検出する測角機能が正常な場合には、撮像された航空機(管制対象機)acと、ターゲットモニタtm内の第3シンボルtg3とが重なるので、ゴーストやマルチパス等による検出の誤りを検知できる。
<第2の実施形態>
図12は第2の実施形態に係る表示システム及びその周辺構成を示す模式図である。
第2の実施形態は、図2に示した構成をもつ第1の実施形態の変形例であり、図15に示した構成をもつ既存の精測進入レーダに付加される表示システム10に関する。
ここで、既存の精測進入レーダは、高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2を表示可能なレーダである。なお、高低象限画面sc1は、前述した通り、管制対象機(航空機ac)の距離と高低角度とを表すターゲットシンボル(第1シンボル)tg1及びグライドパスカーサgpを含む画面である。方位象限画面sc2は、前述した通り、管制対象機(航空機ac)の距離と方位角度とを表すターゲットシンボル(第2シンボル)tg2及びコースラインカーサcslを含む画面である。
表示システム10は、具体的には例えば、カメラ6、撮像データ伝送部7、撮像データ分岐部8及びPAR表示装置9を備えている。ここで、PAR表示装置9は、図15に示したPAR表示装置5に代えて、設けてもよい。また、PAR表示装置9は、既存のPAR表示装置5に対し、前述した算出機能(f9-1)、割り当て機能(f9-2)、第1画像作成機能(f9-3)、第2画像作成機能(f9-4)、重畳画像作成機能(f9-5)及び表示機能(f9-6)を付加することにより、設けてもよい。
表示システム10におけるカメラ6、撮像データ伝送部7、撮像データ分岐部8及びPAR表示装置9は、第1の実施形態におけるカメラ6、撮像データ伝送部7、撮像データ分岐部8及びPAR表示装置9と同様のものであって同様に動作する。
すなわち、第1の実施形態は、電子走査式空中線1、レーダ送受信機2、目標処理部3、情報処理部4、カメラ6、撮像データ伝送部7、撮像データ分岐部8及びPAR表示装置9を新規に設けることにより、図2に示す精測進入レーダを構成している。
これに対し、第2の実施形態は、既存の精測進入レーダ(電子走査式空中線1、レーダ送受信機2、目標処理部3、情報処理部4及びPAR表示装置5)に対し、表示システム10を付加することにより、図2及び図12に示す精測進入レーダを構成している。
まとめると、第1及び第2の実施形態における精測進入レーダは、互いに同一の構成であり、互いに同様に動作する。但し、第2の実施形態では、既存の精測進入レーダに対し、表示システム10を付加することにより、精測進入レーダを構成している。
以上のような構成によれば、既存の精測進入レーダに付加された表示システム10が、前述したステップST1〜ST7を実行するので、第1の実施形態と同様の効果が得られることに加え、既存の設備の有効利用を図ることができる。
<第3の実施形態>
図13は第3の実施形態に係る表示システム及びその周辺構成を示す模式図である。
第3の実施形態は、第1又は第2の実施形態の変形例であり、図15に示した構成をもつ既存の精測進入レーダに付加される表示システム11に関する。
ここで、既存の精測進入レーダは、前述同様に、高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2を表示可能なレーダである。
表示システム11は、具体的には例えば、カメラ6、撮像データ伝送部7、撮像データ分岐部8及び重畳画像表示装置12を備えている。なお、図13に示す例では、3台の重畳画像表示装置12を設けているが、これに限らず、1台以上の任意台数の重畳画像表示装置12を設けることが可能である。
表示システム11におけるカメラ6及び撮像データ伝送部7は、第1又は第2の実施形態におけるカメラ6及び撮像データ伝送部7と同様のものであって同様に動作する。
撮像データ分岐部8は、撮像データ伝送部7から伝送された撮像データdを分岐し、当該分岐した撮像データdを重畳画像表示装置12に出力する。すなわち、撮像データ分岐部8により分岐した撮像データdの出力先は、第1及び第2の実施形態における出力先のPAR表示装置9とは異なり、重畳画像表示装置12となっている。
重畳画像表示装置12は、例えば従来のPAR表示装置5の近傍に配置され、PAR表示装置5が保持するマップデータと同一のマップデータを有しており、目標処理部3からビデオデータを受けると共に、情報処理部4からPARターゲットコマンドを受ける。重畳画像表示装置12は、マップデータ、ビデオデータ及びPARターゲットコマンドに基づく、前述した各機能(f9-1)〜(f9-5)と同様の算出機能(f12-1)、割り当て機能(f12-2)、第1画像作成機能(f12-3)、第2画像作成機能(f12-4)及び重畳画像作成機能(f12-5)を備えている。また、重畳画像表示装置12は、前述した表示機能(f9-6)とは異なる表示機能(f12-6)を備えている。また、重畳画像表示装置12は、前述した距離情報表示機能(f9-7)と同様の距離情報表示機能(f12-7)を備えていてもよい。
このような重畳画像表示装置12は、ハードウェア構成、又はハードウェア資源とソフトウェアとの組合せ構成のいずれでも実施可能となっている。組合せ構成のソフトウェアとしては、予めネットワーク又は記憶媒体からコンピュータにインストールされ、重畳画像表示装置12の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが用いられる。
ここで、各機能(f12-1)〜(f12-7)は以下のような機能であり、適宜、処理前後及び処理中のデータを保存するためのメモリ(図示せず)を用いて処理を実行する。
(f12-1) ターゲットシンボル(第1シンボル)tg1が表す高低角度とグライドパスカーサgpとの差を表す第1のずれ量と、ターゲットシンボル(第2シンボル)tg2が表す方位角度とコースラインカーサcslとの差を表す第2のずれ量とを算出する算出機能。
例えば、算出機能(f12-1)は、前述した算出機能(f9-1)と同様に、PARターゲットデータに含まれる高低角度情報θEL及び方位角度情報θAZと、距離情報Rに応じた各カーサの角度θgp(R),θcsl(R)とに基づいて、各ずれ量ΔθEL,ΔθAZを算出してもよい。
(f12-2) コースラインカーサcslを原点とした方位角度のずれ量を表すX軸と、グライドパスカーサgpを原点とした高低角度のずれ量を表すY軸とからなるXY座標系において、当該第2のずれ量をx座標に割り当てると共に、当該第1のずれ量をy座標に割り当てる割り当て機能。
(f12-3) 図5に示したように、当該X軸と当該Y軸とを表すXY直交軸と、当該割り当てたx座標と当該割り当てたy座標とに基づく位置を表す第3シンボルtg3とを含むターゲットモニタ(第1画像)tmを作成する第1画像作成機能。
(f12-4) 当該航空機acの距離に応じた降下路の近傍の空間を表す降下路近傍画像(第2画像)を撮像データdから作成する第2画像作成機能。
ここで、第2画像作成機能(f12-4)は、前述した第2画像作成機能(f9-4)と同様に、距離に応じて計算された領域f3を撮像データdから抽出することにより、降下路近傍画像cpを作成してもよい。また同様に、撮像データdから抽出した領域f3の画像データを、距離に応じて計算された倍率で拡大することにより、ターゲットモニタtmの大きさに合った降下路近傍画像cpを作成してもよい。また同様に、第2画像作成機能(f12-4)は、距離に応じて計算された領域を用いる処理に代えて、例えばカメラ6の方位及び高低角、カメラ設置位置情報に基づく、撮像データdの補正処理により、撮像データdから第2画像データを作成するようにしてもよい。
(f12-5) 図7に示したように、当該降下路近傍画像(第2画像)cpにおける降下路GPの位置と、ターゲットモニタ(第1画像)tmにおけるXY直交軸の原点とを重ねるように、当該降下路近傍画像(第2画像)cpにターゲットモニタ(第1画像)tmを重畳させた重畳画像sc4を作成する重畳画像作成機能。この重畳画像sc4は、前述同様に、高低角度と方位角度とを検出する測角機能が正常な場合には、撮像された航空機(管制対象機)acと、第3シンボルtg3とが重なる。
(f12-6) 重畳画像作成機能(f12-5)により作成された重畳画像sc4を表示する表示機能。但し、表示機能(12-6)は、図4又は図16に示した如き、高低象限画面sc1及び方位象限画面sc2と共に、scを表示せず、図8に示した如き、重畳画像sc4を表示する。
(f12-7) 図9及び図10(a)〜図10(d)に示した如き、航空機acの距離情報Rに基づく距離情報表示画面sc5を重畳画像sc4に並べて表示する距離情報表示機能。
このような第3の実施形態は、既存の精測進入レーダ(電子走査式空中線1、レーダ送受信機2、目標処理部3、情報処理部4及びPAR表示装置5)に対し、表示システム11を付加することにより、図13に示す精測進入レーダを構成している。
まとめると、第1乃至第3の実施形態における各々の精測進入レーダは、互いに同様の構成であり、互いに同様に動作する。但し、第3の実施形態では、重畳画像sc4をPAR表示装置5に表示せず、重畳画像sc4を重畳画像表示装置12に表示することにより、精測進入レーダを構成している。
以上のような構成によれば、表示システム11が、前述したステップST1〜ST7を同様に実行するので、第1及び第2の各実施形態と同様の効果を得ることができる。これに加え、従来のPAR表示装置5をそのまま用いることから、より一層、既存の設備の有効利用を図ることができる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、ターゲットシンボル(第1シンボル)tg1が表す高低角度とグライドパスカーサgpとの差を表す第1のずれ量と、ターゲットシンボル(第2シンボル)tg2が表す方位角度とコースラインカーサcslとの差を表す第2のずれ量とを算出する。コースラインカーサcslを原点とした方位角度のずれ量を表すX軸と、グライドパスカーサgpを原点とした高低角度のずれ量を表すY軸とからなるXY座標系を用いる。このXY座標系において、当該第2のずれ量をx座標に割り当てると共に、当該第1のずれ量をy座標に割り当てる。また、XY直交軸と、当該割り当てたx座標と当該割り当てたy座標とに基づく位置を表す第3シンボルtg3とを含むターゲットモニタ(第1画像)tmを作成する。また、航空機acの降下路であって、グライドパスカーサgpとコースラインカーサcslとにより特定される当該降下路を含む空間を撮像し、撮像データdを出力する。また、航空機acの距離に応じた降下路GPの近傍の空間を表す降下路近傍画像cpを撮像データdから作成する。当該降下路近傍画像cpにおける降下路GPの位置と、ターゲットモニタ(第1画像)tmにおけるXY直交軸の原点とを重ねるように、当該降下路近傍画像cpにターゲットモニタ(第1画像)tmを重畳させた重畳画像sc4を作成する。また、重畳画像sc4を表示する。
従って、本実施形態によれば、航空機acと降下路との相対位置関係を1種類の画面(重畳画像sc4)で表示できるため、メンテナンス時以外の運用状態で、降下路近傍における測角機能の状態を監視することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…電子走査式空中線、2…レーダ送受信機、3…目標処理部、31…レーダ信号処理部、32…ビデオ作成機能、33…目標検出機能、34…ビーム制御機能、4…情報処理部、5,9…PAR表示装置、6…カメラ、7…撮像データ伝送部、8…撮像データ分岐部、10,11…表示システム、12…重畳画像表示装置、ac…航空機、ar1…方位及び高低角の許容範囲、ar2…距離の許容範囲、csl…コースラインカーサ、da…デシジョンアルティチュードカーサ、gp…グライドパスカーサ、ps…PARサイト、rf…リフレクタ、rfs1〜rfs3…リフレクタシンボル、rw…滑走路、sa…セーフティカーサ、sc…表示画面、sc1…高低象限画面、sc2…方位象限画面、sc3…リフレクタ画面、sc4…重畳画像、sc5…距離情報表示画面、tg1〜tg4…ターゲットシンボル。

Claims (6)

  1. 航空機の距離と高低角度とを表す第1シンボル及びグライドパスカーサを含む高低象限画面と、前記航空機の距離と方位角度とを表す第2シンボル及びコースラインカーサを含む方位象限画面とを表示可能な精測進入レーダであって、
    前記第1シンボルが表す高低角度と前記グライドパスカーサとの差を表す第1のずれ量と、前記第2シンボルが表す方位角度と前記コースラインカーサとの差を表す第2のずれ量とを算出する算出手段と、
    前記コースラインカーサを原点とした方位角度のずれ量を表すX軸と、前記グライドパスカーサを原点とした高低角度のずれ量を表すY軸とからなるXY座標系において、前記第2のずれ量をx座標に割り当てると共に、前記第1のずれ量をy座標に割り当てる割り当て手段と、
    前記X軸と前記Y軸とを表すXY直交軸と、前記割り当てたx座標と前記割り当てたy座標とに基づく位置を表す第3シンボルとを含む第1画像を作成する第1画像作成手段と、
    航空機の降下路であって、前記グライドパスカーサと前記コースラインカーサとにより特定される前記降下路を含む空間を撮像し、撮像データを出力する撮像手段と、
    前記航空機の距離に応じた前記降下路の近傍の空間を表す第2画像を前記撮像データから作成する第2画像作成手段と、
    前記第2画像における前記降下路の位置と、前記第1画像における前記XY直交軸の原点とを重ねるように、前記第2画像に前記第1画像を重畳させた重畳画像を作成する重畳画像作成手段と、
    前記高低象限画面及び前記方位象限画面と共に、前記重畳画像を表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする精測進入レーダ。
  2. 請求項1に記載の精測進入レーダにおいて、
    前記撮像手段は、所定の倍率及び所定の方向において前記撮像を行うことを特徴とする精測進入レーダ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の精測進入レーダにおいて、
    前記第2画像作成手段は、前記距離に応じて計算した領域を前記撮像データから抽出することにより、前記第2画像を作成することを特徴とする精測進入レーダ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の精測進入レーダにおいて、
    前記重畳画像は、前記高低角度と前記方位角度とを検出する測角機能が正常な場合には、前記撮像された航空機と、前記第3シンボルとが重なることを特徴とする精測進入レーダ。
  5. 航空機の距離と高低角度とを表す第1シンボル及びグライドパスカーサを含む高低象限画面と、前記航空機の距離と方位角度とを表す第2シンボル及びコースラインカーサを含む方位象限画面とを表示可能な既存の精測進入レーダに付加される表示システムであって、
    前記第1シンボルが表す高低角度と前記グライドパスカーサとの差を表す第1のずれ量と、前記第2シンボルが表す方位角度と前記コースラインカーサとの差を表す第2のずれ量とを算出する算出手段と、
    前記コースラインカーサを原点とした方位角度のずれ量を表すX軸と、前記グライドパスカーサを原点とした高低角度のずれ量を表すY軸とからなるXY座標系において、前記第2のずれ量をx座標に割り当てると共に、前記第1のずれ量をy座標に割り当てる割り当て手段と、
    前記X軸と前記Y軸とを表すXY直交軸と、前記割り当てたx座標と前記割り当てたy座標とに基づく位置を表す第3シンボルとを含む第1画像を作成する第1画像作成手段と、
    航空機の降下路であって、前記グライドパスカーサと前記コースラインカーサとにより特定される前記降下路を含む空間を撮像し、撮像データを出力する撮像手段と、
    前記航空機の距離に応じた前記降下路の近傍の空間を表す第2画像を前記撮像データから作成する第2画像作成手段と、
    前記第2画像における前記降下路の位置と、前記第1画像における前記XY直交軸の原点とを重ねるように、前記第2画像に前記第1画像を重畳させた重畳画像を作成する重畳画像作成手段と、
    前記高低象限画面及び前記方位象限画面と共に、前記重畳画像を表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする表示システム。
  6. 航空機の距離と高低角度とを表す第1シンボル及びグライドパスカーサを含む高低象限画面と、前記航空機の距離と方位角度とを表す第2シンボル及びコースラインカーサを含む方位象限画面とを表示する既存の精測進入レーダに付加される表示システムであって、
    前記第1シンボルが表す高低角度と前記グライドパスカーサとの差を表す第1のずれ量と、前記第2シンボルが表す方位角度と前記コースラインカーサとの差を表す第2のずれ量とを算出する算出手段と、
    前記コースラインカーサを原点とした方位角度のずれ量を表すX軸と、前記グライドパスカーサを原点とした高低角度のずれ量を表すY軸とからなるXY座標系において、前記第2のずれ量をx座標に割り当てると共に、前記第1のずれ量をy座標に割り当てる割り当て手段と、
    前記X軸と前記Y軸とを表すXY直交軸と、前記割り当てたx座標と前記割り当てたy座標とに基づく位置を表す第3シンボルとを含む第1画像を作成する第1画像作成手段と、
    航空機の降下路であって、前記グライドパスカーサと前記コースラインカーサとにより特定される前記降下路を含む空間を撮像し、撮像データを出力する撮像手段と、
    前記航空機の距離に応じた前記降下路の近傍の空間を表す第2画像を前記撮像データから作成する第2画像作成手段と、
    前記第2画像における前記降下路の位置と、前記第1画像における前記XY直交軸の原点とを重ねるように、前記第2画像に前記第1画像を重畳させた重畳画像を作成する重畳画像作成手段と、
    前記重畳画像を表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする表示システム。
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