JP2019158269A - 多孔質弾性体及びその製造方法 - Google Patents

多孔質弾性体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ウィックの構造を簡素化することができる多孔質弾性体及びその製造方法を提供する。【解決手段】多孔質弾性体60は、外部から熱を吸収して作動流体を液相から気相へと蒸発させる蒸発部と、蒸発部から導かれた気相の作動流体を液相へと凝縮させる凝縮部と、を備え、凝縮した液相の作動流体を蒸発部に還流させるループ型ヒートパイプのウィックに用いられる連泡構造を備えた多孔質弾性体であって、液相に接触する第1の多孔質弾性体層61と、第1の多孔質弾性体層61に連なる第2の多孔質弾性体層62と、を有し、第1の多孔質弾性体層61に含まれる第1の内部セル71と第2の多孔質弾性体層62に含まれる第2の内部セル72とが互いに連なり、第1の内部セル71の平均径は第2の内部セル72の平均径よりも大きく、第2の多孔質弾性体層62は第1の多孔質弾性体層61よりも厚い。【選択図】図2

Description

本発明は、多孔質弾性体及びその製造方法に関する。
近年、電子機器等において、発熱部からの熱による昇温を抑制する冷却手段として、小型で高効率のループ型ヒートパイプが用いられるようになってきている。一般的に、ループ型ヒートパイプは、外部から受熱して作動流体を液相から気相に蒸発させる蒸発部と、外部に放熱して作動流体を気相から液相に凝縮させる凝縮部と、蒸発部から凝縮部へ気相の作動流体を流通させる蒸気管と、凝縮部から蒸発部へ液相の作動流体を流通させる液管とを備える。蒸発部の内部には、多孔質材で構成されたウィックが収容されており、液管から送られた液相の作動流体がウィックの微細な孔を毛細管現象によって浸透してウィックの外表面に染み出す。
これまで、ウィックに関して種々の提案がされている。例えば、熱輸送能力や始動性の向上を目的とし、2種類のウィックを備えたループ型ヒートパイプが提案されている。
しかしながら、従来のウィックは複雑な構造を備えており、その製造プロセスが煩雑である。
本発明は、ウィックの構造を簡素化することができる多孔質弾性体及びその製造方法を提供することを目的とする。
多孔質弾性体の一態様は、外部から熱を吸収して作動流体を液相から気相へと蒸発させる蒸発部と、前記蒸発部から導かれた気相の作動流体を液相へと凝縮させる凝縮部と、を備え、凝縮した液相の作動流体を前記蒸発部に還流させるループ型ヒートパイプのウィックに用いられる連泡構造を備えた多孔質弾性体であって、前記液相に接触する第1の多孔質弾性体層と、前記第1の多孔質弾性体層に連なる第2の多孔質弾性体層と、を有し、前記第1の多孔質弾性体層に含まれる第1の内部セルと前記第2の多孔質弾性体層に含まれる第2の内部セルとが互いに連なり、前記第1の内部セルの平均径は前記第2の内部セルの平均径よりも大きく、前記第2の多孔質弾性体層は前記第1の多孔質弾性体層よりも厚いことを特徴とする。
開示の技術によれば、ウィックの構造を簡素化することができる。
ループ型ヒートパイプの一例を示す図である。 実施形態に係る多孔質弾性体の構成を示す断面図である。 実施形態に係る多孔質弾性体を用いて構成されるウィックの一例を示す図である。 参考例に係る多孔質弾性体を示す断面図である。 実施形態に係る多孔質弾性体の製造に好適な加熱装置を示す図である。
以下、本開示の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省くことがある。
本実施形態に係る多孔質弾性体は、ループ型ヒートパイプのウィックに用いられる。そこで、先ず、ループ型ヒートパイプについて説明する。図1は、ループ型ヒートパイプの一例を示す図である。
ループ型ヒートパイプ1は、内部に作動流体が封入されており、発熱部から熱を吸収して作動流体を液相から気相へと蒸発させる蒸発部2と、蒸発部2から導かれた気相の作動流体を液相へと凝縮させる凝縮部3と、蒸発部2から凝縮部3へ気相の作動流体を流通させる蒸気管4と、凝縮部3から蒸発部2へ液相の作動流体を流通させる液管5とを備える。
蒸発部2は、銅や銅合金等の熱伝導性の良好な金属で形成された円筒状部材であり、内部にウィック6が収容された受熱部7と、液相の作動流体を貯留するリザーバ部8とで構成されている。受熱部7には蒸気管4の一端部が連結され、リザーバ部8には液管5の一端部が連結されている。また、蒸気管4と液管5のぞれぞれの他端部は凝縮部3に連結されている。凝縮部3は、外周面にアルミニウム製の薄板状のフィンが多数設けられたステンレス製のパイプで構成されている。
ウィック6は中空形状を有し、蒸気管4側が閉塞され、リザーバ部8側は開放されている。ウィック6の外径は、蒸発部2の筐体2aの内径よりも若干大きい寸法に設定されている。このため、蒸発部2内にウィック6が収容された状態では、ウィック6が蒸発部2の筐体2aの内周面に対して密着する。ウィック6が蒸発部2の筐体2aに密着していることで、発熱部の熱が蒸発部2の筐体2aを通してウィック6に効率良く伝達される。また、ウィック6は、液相と気相とを分離して気相の作動流体がリザーバ部8に逆流するのを防止する機能も果たす。
このような構成のループ型ヒートパイプ1においては、発熱部からの熱が蒸発部2の筐体を通してウィック6内の液相の作動流体に伝達されると、その熱で作動流体が蒸発して気相に変化する。蒸発して気相に変化した作動流体は蒸気管4へと送られる。そして、気相の作動流体は蒸気管4を通って凝縮部3へと送られる。凝縮部3においては、内部を通過する作動流体の熱がフィンを介して外部に放出されることで、作動流体の温度が低下して凝縮し、気相から液相へと変化する。液相に変化した作動流体は液管5を通って蒸発部2へ移動し、毛細管現象によってリザーバ部8から再びウィック6内に浸透する。このような作動流体の循環が行われることで、発熱部の熱が連続して外部に放出され、冷却対象が冷却される。
次に、実施形態に係る多孔質弾性体について説明する。図2は、実施形態に係る多孔質弾性体の構成を示す断面図である。
図2に示すように、実施形態に係る多孔質弾性体60は連泡構造を備え、液相に接触する取り込み層(第1の多孔質弾性体層)61と、取り込み層61に連なる輸送層(第2の多孔質弾性体層)62と、輸送層62に取り込み層61とは逆側で連なる加熱部接触層(第3の多孔質弾性体層)63とを有する。取り込み層61に含まれる内部セル71と輸送層62に含まれる内部セル72とが互いに連なり、内部セル72と加熱部接触層63に含まれる内部セル73とが互いに連なる。内部セル71の平均径は内部セル72の平均径よりも大きく、内部セル73の平均径は内部セル71の平均径よりも大きい。加熱部接触層63は取り込み層61よりも厚く、輸送層62よりも薄い。つまり、輸送層62は取り込み層61よりも厚い。
取り込み層61、輸送層62及び加熱部接触層63は、水発泡シリコーンゴム等の多孔質ゴムから構成されている。例えば、内部セル71の平均径は数十μmであり、内部セル72の平均径は1μm以上10μm以下であり、内部セル73の平均径は数百μmである。これら内部セル71〜73は、直径が数μm程度の空孔70を介して互いに連なっている。
図3は、多孔質弾性体60を用いて構成されるウィック6の一例を示す図である。図3に示すように、多孔質弾性体60は、加熱部接触層63が筐体2aに接するようにしてウィック6に用いられる。このような構成のウィック6では、取り込み層61が毛細管力を発揮することで、液戻りした作動流体の液相を取り込み、輸送層62が取り込み層61よりも強い毛細管力で液相を輸送する。そして、加熱部接触層63にて液相が気相に変化し、気相に変化した作動流体が蒸気管4へと送られる。図2に示す断面図は図3中のI−I線に沿った断面図に相当する。
このように、本実施形態に係る多孔質弾性体60によれば、ウィック6の構造を簡素化することができる。従って、後述するように、一体成形により容易に製造することができ、製造コストを低減することができる。
また、多孔質弾性体60は高い弾性を示すため、これを用いたウィック6の筐体2aに対する密着性を向上することができる。従って、蒸発部2の筐体2aからウィック6への熱伝達効率が良好に得られるようになり、ループ型ヒートパイプ1の冷却性能が向上する。
図4は、参考例に係る多孔質弾性体を示す断面図である。この参考例に係る多孔質弾性体80は、内部セル72と同様の平均径を備えた内部セル82を備えた多孔質ゴムから構成されている。多孔質弾性体60と多孔質弾性体80とを比較すると、液相と接する面の表面積が多孔質弾性体60において広い。このため、多孔質弾性体60は多孔質弾性体80よりも高効率で液相の作動流体を取り込むことができる。
なお、必ずしも本開示の多孔質弾性体に加熱部接触層63は必要ではなく、加熱部接触層63が設けられていない場合でも、ウィックの構造を簡素化することができる。
次に、多孔質弾性体60の製造方法について説明する。図5は、多孔質弾性体60の製造に好適な加熱装置を示す図である。多孔質弾性体60の原料には液状の油中水滴型エマルジョン(W/O(Water in Oil)エマルジョン)を用い、その加熱硬化及び脱水による水発泡ゴム成形を行う。エマルジョンを過昇温すると、エマルジョンが破壊され、保持温度及び保持時間に依存した平均径を有する内部セルが形成される。この製造方法では、このような現象を利用して内部セルの径を制御する。
図5に示すように、多孔質弾性体60の製造に好適な加熱装置20には、多孔質弾性体60の形状に倣った金型24、金型24の取り込み層61側の面を加熱する面ヒータ21、加熱部接触層63側の面を加熱する面ヒータ22、及び側面を加熱する面ヒータ23を備える。
まず、金型24内に多孔質弾性体60の原料25を充填し、面ヒータ21を動作させ、金型24の取り込み層61側の面を内部セル71が形成される温度まで加熱し、保持する。次いで、面ヒータ21の動作を停止し、面ヒータ22を動作させ、金型24の加熱部接触層63側の面を内部セル73が形成される温度まで加熱し、保持する。その後、面ヒータ22の動作を停止し、面ヒータ21〜23を内部セル72が形成される温度まで加熱し、保持する。このようにして、取り込み層61、輸送層62及び加熱部接触層63を一体的に成形し、多孔質弾性体60を製造することができる。
加熱部接触層63を形成した後に取り込み層61を形成してもよいが、輸送層62は取り込み層61及び加熱部接触層63の後に形成する。過昇温によるエマルジョン破壊を利用して内部セルの径を制御するためである。
なお、加熱部接触層63の形成を省略してもよい。また、金型24の形状は直方体に限定されず、製造しようとするウィック6の形状に倣うように種々の形状を持たせることができる。
次に、局所加熱の時間と多孔質弾性体層の構成との関係について説明する。ここでは、多孔質弾性体が120mm×60mm×5mmの直方体形状を有する。面ヒータ21を動作させて金型24の一面を150℃に局所加熱した後、面ヒータ21の動作を停止し、面ヒータ21〜23を動作させて金型24の全面を110℃に5分間、全体加熱する。このような処理を行った後、多孔質弾性体のうち、内部セルの平均径が数十μm以上の層(大径セル層)の厚さを測定する。この結果を表1に示す。
Figure 2019158269
表1に示すように、局所加熱の時間が長いほど、大径セル層が厚く形成される。
次に、局所加熱の温度と多孔質弾性体層の構成との関係について説明する。ここでも、多孔質弾性体が120mm×60mm×5mmの直方体形状を有する。面ヒータ21を動作させて金型24の一面を5分間、局所加熱した後、面ヒータ21の動作を停止し、面ヒータ21〜23を動作させて金型24の全面を110℃に5分間、全体加熱する。このような処理を行った後、多孔質弾性体のうち、大径セル層に含まれる内部セルの平均径を測定する。この結果を表2に示す。なお、表2には、局所加熱の温度を110℃とした例の結果も示しており、この例では大径セル層が形成されないため、その平均径は多孔質弾性体全体の平均径である。
Figure 2019158269
表2に示すように、局所加熱の温度が高いほど、大径セル層の内部セルの平均径が大きい。
次に、多孔質弾性体の製造条件と多孔質弾性体層の厚さとの関係について説明する。ここでは、下記の4条件で120mm×60mm×5mmの直方体形状を有する多孔質弾性体を製造する。
(条件A)
面ヒータ21〜23を用いて金型24の全面を110℃で5分間加熱する。
(条件B)
面ヒータ21を用いて金型24の一面を150℃で1分間加熱し、面ヒータ21の動作を停止し、面ヒータ21〜23を用いて金型24の全面を110℃で5分間加熱する。
(条件C)
面ヒータ21を用いて金型24の一面を150℃で3分間加熱し、面ヒータ21の動作を停止し、面ヒータ21〜23を用いて金型24の全面を110℃で5分間加熱する。
(条件D)
面ヒータ21を用いて金型24の一面を150℃で3分間加熱し、面ヒータ21の動作を停止し、面ヒータ22を用いて金型24の一面を200℃で1分間加熱し、面ヒータ22の動作を停止し、面ヒータ21〜23を用いて金型24の全面を110℃で5分間加熱する。
このような処理を行った後、内部セルの平均径が数十μmの取り込み層、内部セルの平均径が1μm〜10μmの輸送層、及び内部セルの平均径が数百μmの加熱部接触層の厚さを測定する。この結果を表3に示す。
Figure 2019158269
表3に示すように、局所加熱の時間及び温度を調整することで、取り込み層及び輸送層を含み、条件によっては加熱部接触層をも含む多孔質弾性体を1回の成形で製造することが可能である。
輸送層62に含まれる内部セル72の平均径は1μm以上10μm以下であることが好ましい。適度の毛細管力を得るためである。
輸送層62の厚さは多孔質弾性体60の厚さの50%以上であることが好ましい。輸送層62の、駆動時の液輸送の機能及び非駆動時の液の保持の機能をより確実に発揮させるためである。
輸送層62の空隙率は20%以上80%以下であり、連泡率は25%以上100%以下であることが好ましい。より優れた毛細管力を得るためである。
1 ループ型ヒートパイプ
6 ウィック
20 加熱装置
21〜23 面ヒータ
24 金型
25 原料
60 多孔質弾性体
61 取り込み層
62 輸送層
63 加熱部接触層
71〜73 内部セル
特許第4288224号公報

Claims (9)

  1. 外部から熱を吸収して作動流体を液相から気相へと蒸発させる蒸発部と、前記蒸発部から導かれた気相の作動流体を液相へと凝縮させる凝縮部と、を備え、凝縮した液相の作動流体を前記蒸発部に還流させるループ型ヒートパイプのウィックに用いられる連泡構造を備えた多孔質弾性体であって、
    前記液相に接触する第1の多孔質弾性体層と、
    前記第1の多孔質弾性体層に連なる第2の多孔質弾性体層と、
    を有し、
    前記第1の多孔質弾性体層に含まれる第1の内部セルと前記第2の多孔質弾性体層に含まれる第2の内部セルとが互いに連なり、
    前記第1の内部セルの平均径は前記第2の内部セルの平均径よりも大きく、
    前記第2の多孔質弾性体層は前記第1の多孔質弾性体層よりも厚いことを特徴とする多孔質弾性体。
  2. 前記第2の多孔質弾性体層に前記第1の多孔質弾性体層とは逆側で連なる第3の多孔質弾性体層を有し、
    前記第3の多孔質弾性体層に含まれる第3の内部セルと前記第2の多孔質弾性体層に含まれる第2の内部セルとが互いに連なり、
    前記第3の内部セルの平均径は前記第1の内部セルの平均径よりも大きく、
    前記第3の多孔質弾性体層は前記第1の多孔質弾性体層よりも厚く、前記第2の多孔質弾性体層よりも薄いことを特徴とする請求項1に記載の多孔質弾性体。
  3. 前記第2の内部セルの平均径が1μm以上10μm以下であり、
    前記第2の内部セル同士が連なることを特徴とする請求項1又は2に記載の多孔質弾性体。
  4. 前記第2の多孔質弾性体層の厚さが前記多孔質弾性体の厚さの50%以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の多孔質弾性体。
  5. 前記第2の多孔質弾性体層の空隙率が20%以上80%以下であり、連泡率が25%以上100%以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の多孔質弾性体。
  6. 多孔質ゴムより構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の多孔質弾性体。
  7. 水発泡シリコーンゴムより構成されていることを特徴とする請求項6に記載の多孔質弾性体。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の多孔質弾性体の製造方法であって、
    前記多孔質弾性体の原料を金型に充填する工程と、
    前記金型を加熱する工程と、
    を有することを特徴とする多孔質弾性体の製造方法。
  9. 前記金型を加熱する工程は、
    前記金型の前記第1の多孔質弾性体層と接する面を第1の温度で加熱する工程と、
    その後に、前記金型の全面を前記第1の温度よりも低い第2の温度で加熱する工程と、
    を有することを特徴とする請求項8に記載の多孔質弾性体の製造方法。
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