JP2019157762A - 内燃機関 - Google Patents
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Abstract
Description
この構成によれば、小ピストンが上死点に到達したときに発生する衝撃、及び下死点に到達したときに発生する衝撃を緩和することができる。
この構成によれば、構成の複雑化を抑制しつつ小ピストン及び小コンロッドを組み込むことが可能となる。
図1及び2は本発明の一実施形態にかかる内燃機関の要部の構成を示す部分断面図であり、図2は図1に示す構成を右側からみた側面を示す。内燃機関1は、シリンダブロック2内に形成された気筒3を備えており、気筒3内には円筒状の空洞11aが穿設された大ピストン11と、空洞11a内に摺動可能に設けられた小ピストン12とを備えている。内燃機関1は、さらに大ピストン11とクランクアーム15とを回転自在に連結する大コンロッド13と、小端部14aにおいて小ピストン12と回転自在に連結される小コンロッド14と、小コンロッド14の動きをクランクアーム15に伝達するための伝達部材16と、伝達部材16の動きを規制する第1及び第2規制部材21,22とを備えている。なお、図1及び2には、大ピストン11が上死点に位置する状態が示されている。
伝達部材16は第1及び第2構成部材16a,16bを結合させて構成されており、第1構成部材16aは、小コンロッド14の大端部14bと回転自在に連結される小コンロッド連結部41と、クランクアーム15に回転自在に連結されるクランクアーム連結部42と、第1規制部材21に転動接触する規制軸51を回転自在に保持する規制軸支持部43と、後述するロック機構の一部を構成するロック孔44とを備え、第2構成部材16bも同様に構成されている。ただし、第2構成部材16bには、ロック孔44が設けられておらず、緩衝部材に相当する第1及び第2スプリング45,46及びこれらのスプリング45,46を保持する保持部材45a,46aが装着されている。第1及び第2構成部材16a,16bは、駆動力伝達機構20を構成する駆動力伝達部16cの部分で結合されて伝達部材16が構成され、第1及び第2構成部材16a,16bの規制軸支持部43に規制軸51が回転自在に支持されている。
2 シリンダブロック
3 気筒
11 大ピストン
12 小ピストン
13 大コンロッド
14 小コンロッド
15 クランクアーム
16 伝達部材
16c 駆動力伝達部
17 カウンタウエイト部
18 駆動力被伝達部
20 駆動力伝達機構
21 第1規制部材(第1部材)
22 第2規制部材(第2部材)
30 規制部材駆動機構
Claims (6)
- 気筒内に配置され、円筒状の空洞が穿設された大ピストンと、前記空洞に摺動可能に設けられた小ピストンと、前記気筒を構成するシリンダブロック及びシリンダヘッドと、クランク軸とを備え、前記シリンダブロック及びシリンダヘッドの内壁、前記大ピストンの頂面、及び小ピストンの頂面によって燃焼室が画成される内燃機関であって、
前記大ピストンと、前記クランク軸に固定されたクランクアームとを回転自在に連結する大コンロッドと、
小端部において前記小ピストンと回転自在に連結される小コンロッドと、
前記小コンロッドの動きを前記クランクアームに伝達するための伝達部材と、
該伝達部材の動きを規制する規制部材と、
前記規制部材の、前記伝達部材に対する相対位置を移動させる規制部材駆動機構とを備え、
前記伝達部材は、前記小コンロッドの大端部と回転自在に連結される小コンロッド連結部と、前記大コンロッドの大端部と前記クランクアームとの連結部に回転自在に連結されるクランクアーム連結部と、前記燃焼室内で発生する燃焼によって前記小ピストンに加わる駆動力を前記クランクアームと一体に設けられたカウンタウエイト部に伝達する駆動力伝達部とを備え、
前記規制部材の前記相対位置を調整することによって、前記伝達部材の動きを規制し、前記大コンロッドの動きに対応した前記伝達部材の動きを変化させ、前記小ピストンの上死点位置を変更可能に構成されていることを特徴とする内燃機関。 - 前記カウンタウエイト部は、前記駆動力伝達部とスプラグを介して係合する駆動力被伝達部を備え、
前記燃焼室内における燃焼によって前記小ピストンに駆動力が印加されたときに、前記伝達部材を介して前記カウンタウエイト部へ前記駆動力が伝達されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。 - 前記規制部材は、前記伝達部材と接触する第1部材と、前記規制部材駆動機構に連結された第2部材とによって構成され、前記第1部材と第2部材と間にスプリングが介装されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関。
- 前記伝達部材を前記クランクアーム連結部において前記大コンロッドの大端部と回転不能とし、前記小ピストンを下死点に保持するロック機構を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の内燃機関。
- 前記小ピストンが上死点に到達したときに発生する衝撃、及び前記小ピストンが下死点に到達したときに発生する衝撃を緩和するための緩衝部材を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の内燃機関。
- 前記大コンロッドは、大端部から小端部に向かって第1及び第2枝部に分岐し、前記第1及び第2枝部のそれぞれの小端部において前記大ピストンと回転自在に連結され、前記小コンロッドは、前記第1及び第2枝部の間を通って前記小ピストンと連結されることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の内燃機関。
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JP2018045300A JP6970041B2 (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | 内燃機関 |
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JP2018045300A JP6970041B2 (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | 内燃機関 |
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JP2019157762A true JP2019157762A (ja) | 2019-09-19 |
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JP2018045300A Active JP6970041B2 (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | 内燃機関 |
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JP (1) | JP6970041B2 (ja) |
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- 2018-03-13 JP JP2018045300A patent/JP6970041B2/ja active Active
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JP6970041B2 (ja) | 2021-11-24 |
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