JP2019157500A - ドア制御システムおよびドア制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、かかる事情を鑑みて考案されたものであり、使用者が意図しない解錠および/または開扉がされることを抑制するドア制御システムおよびドア制御方法を提供する。
これによれば、応答要求信号の送信を開始する前に確認要求信号を送信することで、使用者が意図しない解錠および/または開扉がされることを抑制するドア制御システムを提供することができる。
これによれば、車両側が送信する信号の到達距離は、携帯機が送信する信号の到達距離より短いことで、使用者が車両の近くで予約をした場合には、使用者が意図しない解錠等を確実に抑制するドア制御システムを提供することができる。
これによれば、確認要求信号に対応した確認信号を受信した場合は応答要求信号の送信を開始しないことで、車両の近傍で予約した場合には意図しない解錠等を確実に抑制することができる。
これによれば、携帯機が予約信号を送信した時には車両の近傍にあったが、その後車両から離れた位置に行き、確認要求信号に対応した確認信号を受信しなくなった場合に応答要求信号の送信を開始することで、予約状態を維持することができる。
これによれば、確認要求信号に対応した確認信号を所定時間以上受信し続けた場合には応答要求信号の送信を開始しないことで、長い時間車両の近傍に居続ける場合は予約をキャンセルすることができる。
これによれば、車両と携帯機間の距離が所定距離以下である場合は応答要求信号の送信を開始しないことで、車両の近傍内で、使用者が意図しない解錠等を抑制する携帯機までの距離を調整することができる。
これによれば、予約信号を受信した方向と同じ方向から確認信号を受信した場合は応答要求信号の送信を開始しないことで、近傍であって同じ方向に居る場合に限定して使用者が意図しない解錠等を抑制することができる。
これによれば、携帯機を機能に応じた別体とすることで、柔軟な構成を取ることができる。
これによれば、応答要求信号の送信を開始する前に確認要求信号を送信することで、使用者が意図しない解錠および/または開扉がされることを抑制するドア制御方法を提供することができる。
<第一実施例>
図1および図2を参照し、本実施例におけるドア制御システム100を説明する。ドア制御システム100は、車両Cに設けられた制御装置10と、車両Cの使用者が所持し、制御装置10と通信を行う携帯機20とを備える。制御装置10は、携帯機20に対して応答を要求する旨の応答要求信号を間欠的に送信し、携帯機20は、その応答要求信号に対して応答信号を返信する。そして、ドア制御システム100では、制御装置10は、携帯機20が返信した応答信号により、車両CのドアDの解錠のみまたは解錠と開扉の両方を制御する。なお、ドアDは、本明細書では、パワースライドドア(以下、PSDと言う)として説明する。PSDとは、主に車両Cの側方に設けられ、電動でスライドすることにより開扉および閉扉を行うドアである。PSDを開扉するとは、閉状態のPSDを横にスライドさせて開状態にすることを言う。もちろん、ドアDは、これに限定されるものではなく、たとえば、車両の後方に設けられたリアドア(テールゲート)であってもよい。
図4を参照し、ドア制御システム100の制御装置10と携帯機20における予約処理などの制御方法の変形例を説明する。なお、重複記載を避けるため、上記実施例と異なる点を中心に述べる。携帯機20の制御方法については、S200〜S202、S208〜S210は、上記実施例のS100〜S102、S108〜110と同じであるが、S202において予約信号を送信した後、S204において、制御装置10が送信する確認要求信号を受信するか否かを検査し確認要求信号を受信すると、S206において、その確認要求信号に対応する確認信号を送信することを繰り返す点で異なっている。
図5を参照し、ドア制御システム100の制御装置10と携帯機20における予約処理などの制御方法の変形例を説明する。なお、重複記載を避けるため、上記実施例と異なる点を中心に述べる。携帯機20の制御方法については、S400〜S410は、上記実施例のS100〜S110と同じである。また、制御装置10の制御方法については、S454を除いてS450〜S464は、上記実施例のS150〜S164と同じである。S454は、S154が携帯機20からの確認信号を受信したか否かを検査するところ、それに加えて、受信した確認信号に含まれるRSSIの値が一定以上である場合には、後続の応答要求信号の送信などの処理を行わず終了する。なお、RSSI(RSSI:Receive Signal Strength Indication)とは、LF帯の信号の強度のことであり、携帯機20と制御装置LF送信部122(122A/122B/122C)間の距離に応じて値が変化するので、RSSIの値は距離の代用値として使用される。
図6を参照し、ドア制御システム100の制御装置10と携帯機20における予約処理などの制御方法の変形例を説明する。なお、重複記載を避けるため、上記実施例と異なる点を中心に述べる。携帯機20の制御方法については、S500〜S510は、上記実施例のS100〜S110と同じである。ただし、S500においては、ドアDの中でその位置を指定して、たとえばリアドアを解錠等するものと指定して予約するものとする。また、制御装置10の制御方法については、S554を除いたS550〜S564は、上記実施例のS150〜S164と同じである。S554は、S154が携帯機20からの確認信号を受信したか否かを検査するところ、それに加えて、受信した確認信号に含まれる複数のRSSIの値に基づいて携帯機20が存在する方向を計算し、その方向が予約したドアの方向とほぼ一致する場合には、後続の応答要求信号の送信などの処理を行わず終了する。たとえば、リアドアを解錠等すると指定して予約し、予約した位置がリアドアの方向ならば応答要求信号を送信しないが、予約した位置が運転席のドアであるならば応答要求信号を送信し始める。
図7を参照し、本実施例におけるドア制御システム100Aを説明する。なお、同じ構成要素には同じ符号を付し、重複記載を避けるため上記実施例と異なる点を中心に説明する。上記実施例においては、携帯機20は1つであったが、予約操作端末20A1(第一携帯機)と通常の携帯機20A2(FOBとも言う。第二携帯機)の2つから構成されてもよい。なお、制御装置10は、上記実施例と同じである。
10 制御装置
11 制御装置UHF受信部(制御装置受信部)
121 制御装置UHF送信部
122 制御装置LF送信部(制御装置送信部)
13 制御部
20 携帯機
211 携帯機UHF受信部
212 携帯機LF受信部(携帯機受信部)
22 携帯機UHF送信部(携帯機送信部)
23 携帯機制御部
25 指示受付部
26 通知部
C 車両
D ドア
OC ドア開閉装置
WL ウェルカムライト
E エンジンスイッチ
P 電源装置
A1、A2、A3 応答要求信号の到達範囲
Claims (9)
- 車両に設けられ、応答を要求する旨の応答要求信号を間欠的に送信する制御装置と、
前記制御装置に対して前記車両のドアを解錠および/または開扉の予約を行う旨の予約信号を送信すると共に、応答要求信号に対して応答信号を返信する携帯機と、
を備え、前記制御装置が応答信号を受信することにより前記車両のドアの解錠および/または開扉を制御するドア制御システムにおいて、
前記制御装置は、前記携帯機から予約信号を受信すると、応答要求信号の送信を開始する前に前記携帯機の存在を確認するための確認要求信号を送信し、前記携帯機から該確認要求信号に対応した確認信号を受信した場合、前記車両のドアの解錠および/または開扉を行わない、
ドア制御システム。 - 前記携帯機は、
前記車両のドアを解錠および/または開扉する予約の指示を受け付ける指示受付部と、
応答信号および前記指示受付部が指示を受け付けると予約信号を送信する携帯機送信部と、
前記制御装置からの応答要求信号および確認要求信号を受信する携帯機受信部と、
を備え、
前記制御装置は、
前記携帯機から予約信号と応答信号を受信する制御装置受信部と、
応答要求信号および確認要求信号を送信する制御装置送信部と、
前記ドアの解錠および/または開扉を制御する制御部と、
を備え、
前記制御装置送信部が送信する信号の到達距離は、前記携帯機送信部が送信する信号の到達距離より短いことを特徴とする請求項1に記載のドア制御システム。 - 前記制御装置受信部が前記携帯機から予約信号を受信すると、前記制御装置送信部は応答要求信号の送信を開始する前に確認要求信号を送信し、
前記制御装置受信部が確認信号を受信した場合、前記制御装置送信部は、応答要求信号の送信を開始しないことを特徴とする請求項2に記載のドア制御システム。 - 前記制御装置受信部が前記携帯機から予約信号を受信すると、前記制御装置送信部は応答要求信号の送信を開始する前に確認要求信号の間欠的な送信を開始し、
前記制御装置受信部が確認信号を受信した場合、前記制御装置送信部は、応答要求信号の送信を開始せず、
前記制御装置受信部が確認信号を受信しなくなった場合、前記制御装置送信部は、応答要求信号の送信を開始することを特徴とする請求項2に記載のドア制御システム。 - 前記制御装置受信部が確認信号を所定時間以上受信し続けた場合、前記制御装置送信部は、応答要求信号の送信を開始しないことを特徴とする請求項4に記載のドア制御システム。
- 前記制御装置受信部が前記携帯機から予約信号を受信すると、前記制御装置送信部は応答要求信号の送信を開始する前に確認要求信号を送信し、
前記制御装置受信部が確認信号を受信した場合であって、該確認信号に含まれる前記車両と前記携帯機間の距離が所定距離以下である場合、前記制御装置送信部は、応答要求信号の送信を開始しないことを特徴とする請求項2に記載のドア制御システム。 - 前記制御装置受信部が前記携帯機から予約信号を受信すると、前記制御装置送信部は応答要求信号の送信を開始する前に確認要求信号を送信し、
前記制御装置受信部は、確認信号を受信した場合であって、その予約信号を受信した方向と略同じ方向から確認信号を受信した場合、前記制御装置送信部は、応答要求信号の送信を開始しないことを特徴とする請求項2に記載のドア制御システム。 - 前記携帯機は、第一携帯機と第二携帯機から構成され、
前記第一携帯機は、前記指示受付部と、前記指示受付部が指示を受け付けると予約信号を送信する携帯機送信部とを備え、
前記第二携帯機は、応答信号を送信する携帯機送信部と、前記制御装置からの応答要求信号および確認要求信号を受信する携帯機受信部とを備えることを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載のドア制御システム。 - 車両が応答を要求する旨の応答要求信号を間欠的に送信し、
携帯機が車両のドアを解錠および/または開扉の予約を行う旨の予約信号を送信すると共に、応答要求信号に対して応答信号を返信し、
車両が応答信号を受信することにより前記車両のドアの解錠および/または開扉を制御するドア制御方法において、
前記車両は、前記携帯機から予約信号を受信すると、応答要求信号の送信を開始する前に前記携帯機の存在を確認するための確認要求信号を送信し、前記携帯機から確認信号を受信した場合、前記車両のドアの解錠および/または開扉を行わない、
ドア制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2018045593A JP2019157500A (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | ドア制御システムおよびドア制御方法 |
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JP2018045593A Pending JP2019157500A (ja) | 2018-03-13 | 2018-03-13 | ドア制御システムおよびドア制御方法 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012172436A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Denso Corp | 車両用制御装置 |
US20150161834A1 (en) * | 2013-12-10 | 2015-06-11 | Ford Global Technologies, Llc | User proximity detection for activating vehicle convenience functions |
JP2016160669A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 株式会社デンソー | シェア車両用キー照合システム |
JP2018003271A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 車両ドア制御システム及び車載機 |
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