JP2019156304A - 組付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウィンドウの近傍において、自動車部品のウィンドウに対する位置精度を向上できる組付方法を提供する。【解決手段】ボディ50にフロントウィンドウ30を組み付ける前に、成形天井40のボディに対する組み付け位置基準を、フロントウィンドウのボディに対する組み付け位置基準に一致させて、成形天井をボディに組み付ける。【選択図】図10

Description

本発明は、自動車部品の組付方法に関する。
従来から、自動車を組み立てる際に、ボディにウィンドウを取り付ける前の開口部を介して、成形天井のような自動車部品をキャビン内へと搬入し、自動車部品をボディに組み付けることが行われている。
これに関連して、例えば下記の特許文献1には、成形天井をボディに押し当て、アシストグリップ取付ねじを用いて、アシストグリップおよび成形天井をボディに一体固着させる組付方法が開示されている。
特開平3−292276号公報
ここで、特許文献1に記載の組付方法では、助手席側の車幅方向(右ハンドル車では左側)に位置するアシストグリップを基準に自動車部品を位置合わせして、自動車部品をボディに組み付けている。この組付方法では、自動車部品のボディに対する組み付け位置基準が、ウィンドウのボディに対する組み付け位置基準と異なっている。このため、ウィンドウに対する自動車部品の位置が、設計上の所望の位置に対して、ずれてしまう虞がある。ウインドウに対して位置がずれてしまうと、見栄えや、他の部品との干渉などに伴う低級音の発生など品質上の問題があるため、その組み付けには最善の注意を要する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、自動車部品のウィンドウに対する位置精度を向上できる組付方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る組付方法は、自動車のボディに自動車部品を組み付ける組付方法である。また、前記ボディにウィンドウを組み付ける前に、前記自動車部品の前記ボディに対する組み付け位置基準を、前記ウィンドウの前記ボディに対する組み付け位置基準に一致させて、前記自動車部品を前記ボディに組み付ける。
本発明の自動車部品の組付方法によれば、自動車部品のウィンドウに対する位置精度を向上できる。
自動車の車体の概略構成を示す斜視図である。 自動車の車体の一部を示す分解斜視図である。 自動車の車体の概略構成を示す上面図である。 図3で示す構成から、ルーフパネルおよび成形天井を省略したときの構成を示す上面図である。 ルーフフロントレールを示す上面図である。 フロントウィンドウ近傍の構成を示す斜視図である。 図6の7−7線に沿う断面図である。 図6の8−8線に沿う断面図である。 成形天井を示す上面図である。 本実施形態に係る成形天井の組付方法を示すフローチャートである。 本実施形態に係る成形天井の組付装置を説明するための図である。 成形天井を支持する支持部材を示す斜視図である。 支持部材によって、成形天井を所望の位置に搬入したときのリア側から視た斜視図である。 支持部材によって、成形天井を所望の位置に搬入したときの下面図であって、4つの支持部が支持する位置を説明するための図である。 支持部材のクランプ部が成形天井の下端を支持する様子を示す図である。 第2ハンドロボットの構成を説明するための斜視図である。 搬入ステップを示す斜視図である。 搬入ステップを示す斜視図であって、図17Aに続く図である。 搬入ステップを示す斜視図であって、図17Bに続く図である。 搬入ステップを示す斜視図であって、図17Cに続く図である。 組付ステップを示す斜視図であって、図17Dに続く図である。 サンバイザーホルダーをルーフフロントレールの第1貫通孔に固定する前の様子を示す図である。 サンバイザーホルダーをルーフフロントレールの第1貫通孔に固定した後の様子を示す図である。 サンバイザーホルダーが確実に固定されているかを確認する工程を示す図である。 オートスイッチ機構がオンの状態を示す図である。 オートスイッチ機構がオフの状態を示す図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明に係る実施形態について説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面における部材の大きさや比率は、説明の都合上誇張され実際の大きさや比率とは異なる場合がある。
以下、図1〜図9を参照して、自動車の車体1の構成について説明する。図1は、自動車の車体1の概略構成を示す斜視図である。図2は、自動車の車体1の一部を示す分解斜視図である。図3は、自動車の車体1の概略構成を示す上面図である。図4は、図3で示す構成から、ルーフパネル20および成形天井40を省略したときの構成を示す上面図である。図5は、ルーフフロントレール14を示す上面図である。図6は、フロントウィンドウ30近傍の構成を示す斜視図である。図7は、図6の7−7線に沿う断面図である。図8は、図6の8−8線に沿う断面図である。図9は、成形天井40を示す上面図である。
<自動車の車体1>
自動車の車体1は、図1〜図3に示すように、ボディ50と、フロントウィンドウ30と、成形天井(自動車部品に相当)40と、を有する。ボディ50は、本体部10と、ルーフパネル20と、を有する。
まず、図2を参照して、ボディ50、フロントウィンドウ30、および成形天井40の位置関係について説明する。フロントウィンドウ30は、図2に示すように、フロントウィンドウ30に取り付けられるクリップ31によって、ボディ50のルーフパネル20に固定される(図2の矢印V1参照)。また、成形天井40は、図2に示すように、サンバイザーホルダー80によって、サンバイザー(不図示)とともに、ボディ50の本体部10に固定される(図2の矢印V2参照)。以下、本体部10、ルーフパネル20、フロントウィンドウ30、成形天井40の順に説明する。
本体部10は、自動車の骨組みを構成する。本体部10は、図1〜図4に示すように、フロントピラー11と、センタピラー12と、ルーフサイドレール13と、ルーフフロントレール14と、ルーフボウ15と、ルーフリヤレール16と、を有する。
フロントピラー11は、自動車の前後方向の前方に設けられ、フロントウィンドウ30の車幅方向(ドライバーから視て左右方向)の両側に一対設けられる。センタピラー12は、自動車の前後方向の中央近傍に設けられ、上下方向に延在して構成する。センタピラー12は、車幅方向の両側に一対設けられる。ルーフサイドレール13は、自動車の前後方向に延在して固定する。ルーフサイドレール13は、ルーフパネル20の車幅方向の両側に一対設けられる。
ルーフフロントレール14は、図4に示すように、一対のルーフサイドレール13を連結するように車幅方向に延在して設けられる。ルーフフロントレール14は、自動車の前方に設けられる。ルーフフロントレール14は、図2、図4、図5に示すように、サンバイザーホルダー80が挿入される第1貫通孔141(ボディ50に設けられるサンバイザーホルダー80の組み付け穴に相当)を有する。サンバイザーホルダー80は、サンバイザーとともに成形天井40をルーフフロントレール14に組み付ける。第1貫通孔141は、図5に示すように、鍵穴形状を備えている。このため、後述するように、サンバイザーホルダー80を第1貫通孔141に挿入した状態で回転することによって、サンバイザーホルダー80は第1貫通孔141に係合する。これによって、サンバイザーホルダー80は、ルーフフロントレール14に固定される。また、第1貫通孔141は、車幅方向に沿って2つ設けられる。
ルーフボウ15は、ルーフフロントレール14と同様に、一対のルーフサイドレール13を連結するように車幅方向に延在して設けられる。ルーフボウ15は、ルーフフロントレール14に対して、車両後方側に設けられる。
ルーフリヤレール16は、ルーフフロントレール14およびルーフボウ15と同様に、一対のルーフサイドレール13を連結するように車幅方向に延在して設けられる。ルーフリヤレール16は、ルーフボウ15に対して、車両後方側に設けられる。ルーフリヤレール16は、図4に示すように、キャップ(不図示)が挿入される第2貫通孔161(ボディ50に設けられるキャップの組み付け穴に相当)を有する。キャップは、成形天井40をルーフリヤレール16に組み付ける。
ルーフパネル20は、図1、図3に示すように、ルーフサイドレール13、ルーフフロントレール14、ルーフボウ15、およびルーフリヤレール16の上方に配置される。ルーフパネル20は、ルーフサイドレール13、ルーフフロントレール14、ルーフボウ15、およびルーフリヤレール16に対して固定される。また、ルーフパネル20は、図6に示すように、フロントウィンドウ30の車両後方側に設けられる。
ルーフパネル20は、図7、図8に示すように、車室側(図7の下側)に位置するインナパネル21と、車外側(図7の上側)に位置するアウタパネル22と、を有する。インナパネル21およびアウタパネル22は、車両前方の端部20Aにおいて互いに接合されている。また、ルーフパネル20には、成形天井40の端部を覆う樹脂製のピラーガーニッシュ(不図示)が取り付けられている。
ルーフパネル20は、図8に示すように、フロントウィンドウ30のクリップ31が係合する第3貫通孔23(ルーフパネル20に設けられるフロントウィンドウ30の組み付け穴に相当)を有する。
フロントウィンドウ30は、図1に示すように、一対のフロントピラー11の間に配置される。フロントウィンドウ30には、図7、図8に示すように、クリップ31および黒色プリント部32が取り付けられている。
クリップ31は、フロントウィンドウ30に対して固定されている。クリップ31のフロントウィンドウ30に対する固定方法は、特に限定されないが、例えば接着剤による接着である。
クリップ31は、フロントウィンドウ30をルーフパネル20に対して固定するために設けられる。クリップ31は、図8に示すように、黒色プリント部32に対して固定される平面部31Aと、平面部31Aに対して垂直方向に延在するとともに車両前方に屈曲する屈曲部31Bと、を有する。
クリップ31は、屈曲部31Bの屈曲点である係合点31Pを有する。係合点31Pからフロントウィンドウ30の上面30Aまでの距離がL1、かつ係合点31Pから黒色プリント部32の車両前方側の端部32aまでの距離がL2となるように、クリップ31は、フロントウィンドウ30に取り付けられている。
黒色プリント部32は、フロントウィンドウ30の全周を取り巻くように、フロントウィンドウ30の外側形状に沿って環状に設けられている。
フロントウィンドウ30およびルーフパネル20の間には、図8に示すように、キャビン内に雨水が侵入しないようにシール材90が配置されている。シール材90は、例えば、弾性を備える樹脂材料からなる。
成形天井40は、キャビン内において、ルーフフロントレール14、ルーフボウ15、およびルーフリヤレール16の下方に配置される。成形天井40は、図2に示すように、車両前方側においてサンバイザーホルダー80がルーフフロントレール14の第1貫通孔141に固定されることによって、サンバイザーとともに、ボディ50に組み付けられる。また、成形天井40は、車両後方側においてキャップがルーフリヤレール16の第2貫通孔161に固定されることによって、ボディ50に組み付けられる。
成形天井40は、図9に示すように、サンバイザーホルダー80が挿入される第4貫通孔41(自動車部品に設けられるサンバイザーホルダー80の組み付け穴に相当)および第5貫通孔42を有する。また成形天井40は、キャップが挿入される第6貫通孔43(自動車部品に設けられるキャップの組み付け穴に相当)および第7貫通孔44を有する。また、成形天井40は、車両の前方側(図9の左側)におけるサンバイザーが組み付けられる位置の近傍に、断面二次モーメントが大きくなるように構成された縦壁部45を有する。
次に、図10〜図21を参照して、本実施形態に係る成形天井40の組付装置500および組付方法について説明する。図10は、本実施形態に係る成形天井40の組付方法を示すフローチャートである。図11は、本実施形態に係る成形天井40の組付装置500を説明するための図である。図12は、成形天井40を支持する支持部材520を示す斜視図である。図13は、支持部材520によって、成形天井40を所望の位置に搬入したときのリア側から視た斜視図である。図14は、支持部材520によって、成形天井40を所望の位置に搬入したときの下面図であって、4つの支持部524が支持する位置を説明するための図である。図15は、支持部材520のクランプ部525が成形天井40の下端40aを支持する様子を示す図である。図16は、第2ハンドロボット530の構成を説明するための斜視図である。図17Aは、搬入ステップS05を示す斜視図である。図17Bは、搬入ステップS05を示す斜視図であって、図17Aに続く図である。図17Cは、搬入ステップS05を示す斜視図であって、図17Bに続く図である。図17Dは、搬入ステップS05を示す斜視図であって、図17Cに続く図である。図17Eは、組付ステップS06を示す斜視図であって、図17Dに続く図である。図18は、サンバイザーホルダー80をルーフフロントレール14の第1貫通孔141に固定する前の様子を示す図である。図19は、サンバイザーホルダー80をルーフフロントレール14の第1貫通孔141に固定した後の様子を示す図である。図20は、サンバイザーホルダー80が確実に固定されているかを確認する工程を示す図である。図21Aは、オートスイッチ機構536がオンの状態を示す図であって、図21Bは、オートスイッチ機構536がオフの状態を示す図である。
<成形天井40の組付装置500>
まず、図11〜図16を参照して、成形天井40の組付装置500の構成について説明する。組付装置500は、図11〜図14に示すように、第1ハンドロボット510と、第2ハンドロボット530と、第3ハンドロボット540と、固定カメラ550と、制御部560と、を有する。
第1ハンドロボット510は、収容部600に収納されている成形天井40を支持しつつ、成形天井40をキャビン内の所望の位置に搬入する。第1ハンドロボット510は、図11、図12に示すように、第1ロボット本体部511と、第1ロボット本体部511の先端部に設けられた第1ロボットハンド512と、第1ロボットハンド512の先端に固定された支持部材520と、を有する。
第1ロボット本体部511は、制御部560によって制御され、第1ロボットハンド512および支持部材520の動きを調整する。なお、本実施形態に係る第1ロボット本体部511は、一般的な多関節型の構成であるため、詳細な説明は省略する。
支持部材520は、図13、図14に示すように、成形天井40が撓むことを防止して成形天井40を支持する。支持部材520は、図12に示すように、第1ロボットハンド512に固定された固定部521と、固定部521に対して長手方向(図12の右下方向)に沿ってスライド自在に構成された第1スライド部522と、を有する。また、支持部材520は、第1スライド部522に対して長手方向に沿ってスライド自在に構成された一対の第2スライド部523と、第2スライド部523の短手方向(図12の右上方向)の両端に設けられた支持部524と、を有する。また、支持部材520は、成形天井40をクランプ可能なクランプ部525を有する。
第1スライド部522および固定部521は、それぞれに設けられた凹部または凸部が互いに係合した状態を維持して、互いにスライド自在に構成されている。また、第2スライド部523および第1スライド部522は、それぞれに設けられた凹部または凸部が互いに係合した状態を維持して、互いにスライド自在に構成されている。
支持部524は、図12に示すように、伸縮自在に構成された蛇腹状の吸着パッド524aと、吸着パッド524aを伸縮方向に沿って付勢する付勢部524bと、を有する。このように構成された支持部524によれば、車両の前後方向および車幅方向において4つの支持部524が支持する成形天井40の高さ位置が異なっていても、4つの支持部524の高さが等しくなるように、吸着パッド524aおよび付勢部524bが収縮する。したがって、支持部材520は、成形天井40が水平となるように、成形天井40を支持することができる。よって、成形天井40を搬送中に、支持部材520から落下することを好適に防止することができる。
支持部材520は、図13、図14に示すように、4つの支持部524によって4つの支持点で成形天井40を支持する。このとき、成形天井40の重心が支持部材520の支持点同士を直線状で結んだ領域の内部となるように、成形天井40を支持する。さらに、4つの支持点から成形天井40の重心までの距離が互いに等しくなるように、成形天井40を支持することが好ましい。このように成形天井40を支持することによって、成形天井40をバランスよく支持することができ、成形天井40を搬送中に、支持部材520から落下することを好適に防止することができる。
また、車両前方側の支持部524は、図14に示すように、成形天井40の縦壁部45の近傍を支持することが好ましい。このように断面二次モーメントが大きい縦壁部45の近傍を支持部524が支持することによって、成形天井40が撓むことを好適に防止または抑制することができる。
クランプ部525は、図15に示すように、立て掛けられている状態の成形天井40の下端40aを支持する。クランプ部525は、図12に示すように、シリンダ526と、開閉部527と、を有する。シリンダ526を図12の右下方向に移動させることによって、開閉部527は開いた状態となる。また、シリンダ526を図12の左上方向に移動させることによって、開閉部527は閉じた状態となる。シリンダ526の制御は、制御部560によって行われる。なお、クランプ部525の機構は、上述した構成に限定されず、成形天井40をクランプできる構成であれば特に限定されない。
第2ハンドロボット530は、サンバイザーホルダー80をルーフフロントレール14の第1貫通孔141に固定する。また、第2ハンドロボット530は、キャップをルーフリヤレール16の第2貫通孔161に固定する。第2ハンドロボット530は、図11、図16に示すように、第2ロボット本体部531と、第2ロボット本体部531の先端部に設けられた第2ロボットハンド532と、を有する。また、第2ハンドロボット530は、3次元カメラ(不図示)と、第2ロボットハンド532に固定された挿入ハンド533と、を有する。第2ハンドロボット530は、第1ハンドロボット510の上流側に配置されている。
第2ロボット本体部531は、制御部560によって制御され、第2ロボットハンド532および挿入ハンド533の動きを調整する。なお、本実施形態に係る第2ロボット本体部531は、一般的な多関節型の構成であるため、詳細な説明は省略する。
第2ハンドロボット530に取り付けられる3次元カメラは、組付装置500に流れてきたボディ50の3次元形状を測定する。より具体的には、ルーフパネル20の第3貫通孔23、ルーフフロントレール14の第1貫通孔141、およびルーフリヤレール16の第2貫通孔161の位置を測定する。なお、第2ハンドロボット530は、3次元カメラの代わりに、2次元カメラおよび測距センサを用いてもよい。
挿入ハンド533は、図16に示すように、サンバイザーホルダー80をルーフフロントレール14の第1貫通孔141に組み付ける。挿入ハンド533は、図16に示すように、軸方向(図16のX1方向)周りに回転する回転クランプシリンダ534と、軸方向に沿って移動可能な移動シリンダ535と、移動シリンダ535の位置を検出するオートスイッチ機構536と、を有する。
回転クランプシリンダ534は、軸方向周りに回転する。回転クランプシリンダ534の先端には、サンバイザーホルダー80の突起部81(図18〜図20参照)を把持する把持部534aが設けられている。把持部534aは、幅方向にスライド自在に構成されており、把持部534a間の隙間が小さくなるようにスライドすることによって、サンバイザーホルダー80を把持することができる。
移動シリンダ535は、回転クランプシリンダ534を軸方向に沿って移動させることができる。移動シリンダ535およびオートスイッチ機構536の詳細な構成は、後述する成形天井40の組付方法において説明する。
第3ハンドロボット540は、フロントウィンドウ30を支持しつつ、フロントウィンドウ30をルーフパネル20に組み付ける。第3ハンドロボット540は、図11に示すように、第3ロボット本体部541と、第3ロボット本体部541の先端部に設けられた第3ロボットハンド542と、3次元カメラ(不図示)と、を有する。第3ハンドロボット540は、第1ハンドロボット510の下流側に配置されている、なお、第3ハンドロボット540は、第1ハンドロボット510とは別の工程に配置されていてもよい。
第3ロボット本体部541は、制御部560によって制御され、第3ロボットハンド542の動きを調整する。なお、本実施形態に係る第3ロボット本体部541は、一般的な多関節型の構成であるため、詳細な説明は省略する。
第3ハンドロボット540に設けられる3次元カメラは、フロントウィンドウ30の3次元形状を測定する。具体的には、図8に示す、係合点31Pからフロントウィンドウ30の上面30Aまでの距離L1および係合点31Pから黒色プリント部32の車両前方側の端部32aまでの距離L2を測定する。なお、第3ハンドロボット540は、3次元カメラの代わりに、2次元カメラおよび測距センサを用いてもよい。
固定カメラ550は、図11に示すように、第1ハンドロボット510を基準にして、ボディ50の反対側に位置する。固定カメラ550は、第1ハンドロボット510によって支持された成形天井40の形状を測定する。成形天井40の具体的な測定個所については、後述する成形天井40の組付方法において説明する。
制御部560は、第1ハンドロボット510、第2ハンドロボット530、および第3ハンドロボット540等の動きを制御する。制御部560は、例えばCPUである。
<成形天井の組付方法>
次に、本実施形態に係る成形天井40の組付方法について説明する。
成形天井40の組付方法は、概説すると、ボディ50のルーフパネル20にフロントウィンドウ30を組み付ける前に、成形天井40をキャビン内に搬入してボディ50のルーフフロントレール14およびルーフリヤレール16に組み付ける。また、成形天井40のルーフフロントレール14に対する組み付け位置基準を、フロントウィンドウ30のルーフパネル20に対する組み付け位置基準に一致させて、成形天井40をルーフフロントレール14に組み付ける。以下、成形天井40の組付方法について詳述する。
成形天井40の組付方法は、図10に示すように、成形天井40の形状を測定する第1測定ステップS01と、ボディ50の形状を測定する第2測定ステップS02と、フロントウィンドウ30の形状を測定する第3測定ステップS03と、を有する。また、成形天井40の組付方法は、キャビン内において成形天井40を配置する座標位置を演算する演算ステップS04と、演算ステップS04において演算された座標位置に成形天井40を搬入する搬入ステップS05と、を有する。また、成形天井40の組付方法は、サンバイザーホルダー80およびキャップを用いて成形天井40をルーフフロントレール14およびルーフリヤレール16に組み付ける組付ステップS06を有する。また、成形天井40の組付方法は、フロントウィンドウ30をルーフパネル20に固定する固定ステップS07を有する。
第1測定ステップS01では、成形天井40の形状を測定する。具体的には、固定カメラ550によって、第1ハンドロボット510が支持する成形天井40のドライバー側に設けられる第4貫通孔41および第6貫通孔43(図9参照)の位置を測定する。なお、第4貫通孔41および第6貫通孔43に加えて、第5貫通孔42および第7貫通孔44の位置を測定してもよい。このように、第5貫通孔42および第7貫通孔44の位置も加えて測定することによって、成形天井40のルーフフロントレール14およびルーフリヤレール16に対する組み付け位置精度が向上する。そして、第1測定ステップS01で測定して得られた第1測定データを、制御部560に送信する。
第2測定ステップS02では、自動車のボディ50の形状を測定する。具体的には、第2ハンドロボット530に取り付けられた3次元カメラによって、ルーフパネル20の第3貫通孔23の位置を基準にして、ルーフフロントレール14のドライバー側の第1貫通孔141、およびルーフリヤレール16のドライバー側の第2貫通孔161(図4参照)の位置を測定する。なお、ドライバー側の第1貫通孔141および第2貫通孔161に加えて、助手席側の第1貫通孔141および第2貫通孔161の位置を測定してもよい。このように、助手席側の第1貫通孔141および第2貫通孔161の位置も加えて測定することによって、成形天井40のルーフフロントレール14およびルーフリヤレール16に対する組み付け位置精度が向上する。そして、第2測定ステップS02で測定して得られた第2測定データを、制御部560に送信する。
第3測定ステップS03では、フロントウィンドウ30の形状を測定する。具体的には、第3ハンドロボット540に取り付けられた3次元カメラによって、係合点31Pからフロントウィンドウ30の上面30Aまでの距離L1、および係合点31Pから黒色プリント部32の車両前方側の端部32aまでの距離L2を測定する。そして、第3測定ステップS03で測定して得られた第3測定データを、制御部560に送信する。
演算ステップS04では、第1測定ステップS01で得られた第1測定データ、第2測定ステップS02で得られた第2測定データ、および第3測定ステップS03で得られた第3測定データを用いて、成形天井40の配置位置を演算する。以下、演算ステップS04について詳述する。
まず、ボディ50の形状を測定した第2測定データおよびフロントウィンドウ30の形状を測定した第3測定データに基づいて、フロントウィンドウ30がボディ50のルーフパネル20に組み付けられたときの、フロントウィンドウ30のボディ50に対する組み付け位置を仮想的に把握する。
次に、成形天井40の形状を測定した第1測定データおよびフロントウィンドウ30のボディ50に対する組み付け位置に基づいて、成形天井40の配置位置を演算する。具体的には、図7に示す成形天井40および黒色プリント部32間の隙間Gおよび成形天井40の端部40bから黒色プリント部32の端部32aまでの距離L3が、設計上の所望の値となるように、成形天井40の配置位置を演算する。
このように演算された配置位置に成形天井40を配置することによって、成形天井40のボディ50に対する組み付け位置基準を、フロントウィンドウ30のボディ50に対する組み付け位置基準に一致させることができる。このため、フロントウィンドウ30の近傍において、フロントウィンドウ30に対する成形天井40の組み付け位置精度を向上させることができる。したがって、成形天井40がフロントウィンドウ30と干渉して低級音が発生したり、フロントウィンドウ30における黒色プリント部32の出代が左右で不均一となるといった不具合が生じたりすることを防止または抑制できる。
搬入ステップS05では、演算ステップS04において演算された配置位置に成形天井40を搬入する。このとき、成形天井40の第4貫通孔41を用いて、成形天井40の面方向の位置を調整し、成形天井40の第6貫通孔43を用いて、成形天井40の面方向に直交する軸回りの回転方向の位置を調整する。以下、図17A〜図17Eを参照して、搬入ステップS05について詳述する。
まず、図17Aに示すように、第1ハンドロボット510に設けられた支持部材520のクランプ部525によって、成形天井40をクランプする(図15参照)。
次に、図17Bに示すように、第1ロボット本体部511によって成形天井40を水平になるように持ち上げて、4つの支持部524が成形天井40を支持する(図13、図14参照)。このとき、成形天井40の重心が支持部材520の支持点同士を直線状で結んだ領域の内部となるように、成形天井40を支持するため、成形天井40が撓むことなく、成形天井40を確実に所望の位置まで搬入することができる。
次に、図17C、図17D、図17Eに示すように、第1ハンドロボット510の第1ロボット本体部511のアームの動きを制御して、成形天井40をキャビン内の所望の位置に搬入する。
組付ステップS06では、第2ハンドロボット530によって、成形天井40をルーフフロントレール14およびルーフリヤレール16に組み付ける。以下、図18〜図21を参照して、組付ステップS06について詳述する。
まず、図18に示すように、挿入ハンド533の回転クランプシリンダ534に設けられた把持部534aによってサンバイザーホルダー80を把持する。そして、挿入ハンド533の位置を調整して、ルーフフロントレール14の第1貫通孔141の下方にサンバイザーホルダー80を配置させる。
次に、図19に示すように、移動シリンダ535によって、サンバイザーホルダー80をルーフフロントレール14の第1貫通孔141に挿入し、反時計回りに90度だけ回転する。これによって、サンバイザーホルダー80が第1貫通孔141に係合して、サンバイザーホルダー80がルーフフロントレール14に固定される。
次に、図20に示すように、移動シリンダ535によって回転クランプシリンダ534を下向きに引っ張って、サンバイザーホルダー80がルーフフロントレール14に固定されているかを確認する。
ここで、サンバイザーホルダー80がルーフフロントレール14に固定されており、サンバイザーホルダー80を手前に引くことができない場合は、図21Aに示すように、移動シリンダ535の根元部535aはオートスイッチ機構536と近接する。このとき、オートスイッチ機構536はオンの状態となってランプが点灯する。作業者はランプの点灯を確認し、サンバイザーホルダー80がルーフフロントレール14に確実に固定されていると判断する。
一方、サンバイザーホルダー80がルーフフロントレール14に固定されておらず、サンバイザーホルダー80を手前に引くことができる場合は、図21Bに示すように、移動シリンダ535の根元部535aはオートスイッチ機構536と離間する。このとき、オートスイッチ機構536はオフの状態となってランプが消灯する。作業者はランプの消灯を確認し、サンバイザーホルダー80がルーフフロントレール14に固定されていないと判断する。
なお、上述したように、第1測定ステップS01および第2測定ステップS02では、成形天井40、ルーフフロントレール14、およびルーフリヤレール16のドライバー側に位置する貫通孔を測定している。このため、組付ステップS06において組み付けられた成形天井40は、助手席側に比べてドライバー側の位置精度が向上するため、低級音がドライバーに聞こえにくくなり、ドライバーの快適性が向上する。
固定ステップS07では、フロントウィンドウ30をルーフパネル20に組み付ける。このように、演算ステップS04において演算した座標位置に成形天井40を配置したうえでフロントウィンドウ30を固定するため、黒色プリント部32が左右でばらついたり、低級音が発生したりすることを好適に防止または抑制することができる。
以上説明した組付方法によれば、フロントウィンドウ30をルーフパネル20に組み付ける前に、自動車部品の一例である成形天井40のルーフフロントレール14に対する組み付け位置基準を、フロントウィンドウ30のルーフパネル20に対する組み付け位置基準に一致させて、成形天井40をルーフフロントレール14に組み付ける。このため、フロントウィンドウ30をルーフパネル20ひいては車体に取り付ける前のオープンな作業上の自由度がある状況で、自動車部品を組み付けるため、容易に自動車部品を高い位置精度で組み付けることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る組付方法は、自動車のボディ50に成形天井40を組み付ける組付方法である。ボディ50にフロントウィンドウ30を組み付ける前に、成形天井40のボディ50に対する組み付け位置基準を、フロントウィンドウ30のボディ50に対する組み付け位置基準に一致させて、成形天井40をボディ50に組み付ける。この組付方法によれば、成形天井40のボディ50に対する組み付け位置基準を、フロントウィンドウ30のボディ50に対する組み付け位置基準に一致させている。このため、フロントウィンドウ30の近傍において、成形天井40のフロントウィンドウ30に対する位置精度を向上させることができる。
また、成形天井40のボディ50に対する組み付け位置基準を、フロントウィンドウ30のボディ50に対する組み付け位置基準に一致させて、成形天井40をボディ50に組み付ける。この組付方法によれば、フロントウィンドウ30の近傍において、成形天井40のフロントウィンドウ30に対する位置精度を向上させることができる。
また、サンバイザーを取り付けるためのサンバイザーホルダー80を用いて、成形天井40をボディ50に対して組み付ける。この組付方法によれば、成形天井40をボディ50に対して組み付けるための別部材を設ける必要がないため、車体の軽量化を図ることができる。さらに、サンバイザーを組み付ける際に同時に成形天井40を組み付けることができるため、組付作業が容易となる。
また、組付方法は、成形天井40に設けられる第4貫通孔41および第6貫通孔43の位置を測定する第1測定ステップS01を有する。また、組付方法は、ルーフパネル20の第3貫通孔23を基準にして、ルーフフロントレール14の第1貫通孔141およびルーフリヤレール16の第2貫通孔161の位置を測定する第2測定ステップS02を有する。また、組付方法は、フロントウィンドウ30に取り付けられたクリップ31の位置を基準にして、フロントウィンドウ30およびフロントウィンドウ30に取り付けられた黒色プリント部32の位置を測定する第3測定ステップS03を有する。また、第1測定ステップS01、第2測定ステップS02、および第3測定ステップS03において測定した測定データに基づいて、成形天井40のボディ50に対する組み付け位置基準を、フロントウィンドウ30のボディ50に対する組み付け位置基準に一致させて、成形天井40をボディ50に組み付ける。この組付方法によれば、より確実に、フロントウィンドウ30の近傍において、成形天井40のフロントウィンドウ30に対する位置精度を向上させることができる。
また、成形天井40の第4貫通孔41を用いて、成形天井40の面方向の位置を調整し、成形天井40の第6貫通孔43を用いて、成形天井40の面方向に直交する軸回りの回転方向の位置を調整して、成形天井40をボディ50に組み付ける。この組付方法によれば、演算ステップS04において演算された成形天井40が配置される座標位置に、成形天井40を好適に配置することができる。
また、挿入ハンド533を用いてサンバイザーホルダー80によって成形天井40をボディ50に組み付けた後に、挿入ハンド533を用いてサンバイザーホルダー80を引っ張ってサンバイザーホルダー80がボディ50に固定されているかを確認する。この組付方法によれば、サンバイザーホルダー80がボディ50に固定されているかを確認できるため、意図せずサンバイザーホルダー80が外れることを防止することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で種々改変することができる。
例えば、上述した実施形態では、支持部材520によって成形天井40は支持された。しかしながら、成形天井40を支持できる構成である限りにおいて、特に限定されない。
また、上述した実施形態では、自動車部品として、成形天井40を例に挙げて説明した。しかしながら、自動車部品としては、インストルメントパネルやピラーガーニッシュ等であってもよい。
また、上述した実施形態では、成形天井40のボディ50に対する組み付け位置基準を、フロントウィンドウ30のボディ50に対する組み付け位置基準に一致させて、成形天井40をボディ50に組み付けた。しかしながら、成形天井40のボディ50に対する組み付け位置基準を、リアウィンドウのボディ50に対する組み付け位置基準に一致させて、成形天井40をボディ50に組み付けてもよい。
また、上述した実施形態では、サンバイザーホルダー80を用いて、成形天井40をボディ50に対して組み付けた。しかしながら、別部材を用いて、成形天井40をボディ50に対して組み付けてもよい。
また、上述した実施形態では、4つの支持部524は長手方向に沿って移動自在に構成されていたが、4つの支持部524は長手方向に沿って移動自在でなくてもよい。また、4つの支持部524は長手方向に直交する短手方向に沿って移動自在に構成されていてもよい。
1 車体、
10 本体部、
14 ルーフフロントレール、
141 第1貫通孔(ボディに設けられるサンバイザーホルダーの組み付け穴)、
16 ルーフリヤレール、
161 第2貫通孔(ボディに設けられるキャップの組み付け穴)、
20 ルーフパネル、
23 第3貫通孔(ルーフパネルに設けられるフロントウィンドウの組み付け穴)、
30 フロントウィンドウ、
31 クリップ、
32 黒色プリント部、
40 成形天井(自動車部品)、
41 第4貫通孔(自動車部品に設けられるサンバイザーホルダーの組み付け穴)、
43 第6貫通孔(自動車部品に設けられるキャップの組み付け穴)、
50 ボディ、
80 サンバイザーホルダー、
500 組付装置、
510 第1ハンドロボット、
520 支持部材、
524 支持部、
525 クランプ部、
530 第2ハンドロボット、
533 挿入ハンド、
534 回転クランプシリンダ、
535 移動シリンダ、
536 オートスイッチ機構、
540 第3ハンドロボット、
550 固定カメラ、
560 制御部、
S01 第1測定ステップ、
S02 第2測定ステップ、
S03 第3測定ステップ、
S04 演算ステップ、
S05 搬入ステップ、
S06 組付ステップ、
S07 固定ステップ。

Claims (6)

  1. 自動車のボディに自動車部品を組み付ける組付方法であって、
    前記ボディにウィンドウを組み付ける前に、
    前記自動車部品の前記ボディに対する組み付け位置基準を、前記ウィンドウの前記ボディに対する組み付け位置基準に一致させて、前記自動車部品を前記ボディに組み付ける、組付方法。
  2. 前記自動車部品の前記ボディに対する組み付け位置基準を、フロントウィンドウの前記ボディに対する組み付け位置基準に一致させて、前記自動車部品を前記ボディに組み付ける、請求項1に記載の組付方法。
  3. サンバイザーを組み付けるためのサンバイザーホルダーを用いて、前記自動車部品を前記ボディに対して組み付ける、請求項2に記載の組付方法。
  4. 前記自動車部品に設けられる前記サンバイザーホルダーの組み付け穴およびキャップの組み付け穴の位置を測定する第1測定ステップと、
    前記ボディのルーフパネルに設けられる前記フロントウィンドウの組み付け穴を基準にして、前記ボディに設けられる前記サンバイザーホルダーの組み付け穴および前記キャップの組み付け穴の位置を測定する第2測定ステップと、
    前記フロントウィンドウに取り付けられたクリップの位置を基準にして、前記フロントウィンドウおよび前記フロントウィンドウに取り付けられた黒色プリント部の位置を測定する第3測定ステップと、
    前記第1測定ステップ、前記第2測定ステップ、および前記第3測定ステップにおいて測定した測定データに基づいて、前記自動車部品の前記ボディに対する組み付け位置基準を、前記フロントウィンドウの前記ボディに対する組み付け位置基準に一致させて、前記自動車部品を前記ボディに組み付ける、請求項3に記載の組付方法。
  5. 前記自動車部品に設けられる前記サンバイザーホルダーの前記組み付け穴を用いて、前記自動車部品の面方向の位置を調整し、
    前記自動車部品に設けられる前記キャップの前記組み付け穴を用いて、前記自動車部品の前記面方向に直交する軸回りの回転方向の位置を調整して、
    前記自動車部品を前記ボディに組み付ける請求項4に記載の組付方法。
  6. 挿入ハンドを用いて前記サンバイザーホルダーによって前記自動車部品を前記ボディに組み付けた後に、前記挿入ハンドを用いて前記サンバイザーホルダーを引っ張って前記サンバイザーホルダーが前記ボディに固定されているかを確認する、請求項3〜5のいずれか1項に記載の組付方法。
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