JP2019156105A - 鉄道車両の監視システム - Google Patents

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樹 ▲吉▼田
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Abstract

【課題】走行中の台車の寸法変化を監視できる鉄道車両の監視システムを提供する。【解決手段】本開示は、センサ部と、演算部と、を備える鉄道車両の監視システムである。センサ部は、鉄道車両の台車が備える複数の車輪の通過を検知するように構成される。演算部は、センサ部の検知結果から、台車における2つの車軸間の距離を算出するように構成される。センサ部は、互いに異なる位置から複数の車輪の通過を検知するように構成された2つの非接触式の変位センサを有する。【選択図】図1

Description

本開示は、鉄道車両の監視システムに関する。
鉄道車両の台車は、鉄道車両の走行安全性、走行安定性、乗り心地等に関わる重要部品である。そのため、台車の組み立て時には寸法管理が行われる。また、台車は定期的に目視検査、又は非破壊検査(例えば磁粉探傷検査等)によって欠陥の確認が行われる(特許文献1参照)。
特開2017−9298号公報
従来の定期検査を用いた管理方法では、走行中の台車に損傷等による寸法変化を伴う異常が発生しても、次の検査まで異常を発見することが難しい。そのため、検査と検査とのインターバル中に発生した台車の異常が進展し、重大事故に繋がる可能性がある。
本開示の一局面は、走行中の台車の寸法変化を監視できる鉄道車両の監視システムを提供することを目的としている。
本開示の一態様は、センサ部と、演算部と、を備える鉄道車両の監視システムである。センサ部は、鉄道車両の台車が備える複数の車輪の通過を検知するように構成される。演算部は、センサ部の検知結果から、台車における2つの車軸間の距離を算出するように構成される。センサ部は、互いに異なる位置から複数の車輪の通過を検知するように構成された2つの非接触式の変位センサを有する。
このような構成によれば、センサ部によって、走行中の台車における車軸間の距離を定期検査のインターバル中でも監視することができる。そのため、台車の寸法変化による走行安全性、走行安定性、乗り心地等の低下や亀裂等の異常の進展を発見できる。また、このように走行中の台車の寸法を監視することで、定期検査の省力化も図ることができる。
本開示の一態様では、2つの変位センサは、それぞれ、光軸が台車の走行方向に対して垂直な方向と交差するように配置された光学式センサであってもよい。このような構成によれば、1つの車軸の両端にそれぞれ取り付けられた2つの車輪の通過を分けて検知することができる。そのため、台車の寸法変化の算出精度を高めることができると共に、各車軸の傾斜方向を判断することができる。
本開示の一態様では、2つの変位センサは、複数の車輪のうち2つ以上の車輪が同時にそれぞれの光軸を通過しない向きに配置されてもよい。このような構成によれば、各車輪の通過タイミングを独立して検知できる。その結果、台車の寸法変化の算出精度をさらに高めることができる。
図1は、実施形態における鉄道車両の監視システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図2は、図1の監視システムにおけるセンサ部の構成を示す模式的な平面図である。 図3は、図2のセンサ部による出力波形の一例である。 図4は、図2とは異なる実施形態のセンサ部の構成を示す模式的な平面図である。 図5は、図2及び図4とは異なる実施形態のセンサ部の構成を示す模式的な平面図である。 図6は、図5のセンサ部による出力波形の一例である。
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す鉄道車両の監視システム(以下、単に「監視システム」ともいう。)1は、走行中の鉄道車両の台車10の寸法を監視するためのシステムである。監視システム1は、センサ部2と、演算部3とを備える。
<台車>
台車10は、図1及び図2に示すように、枠体11と、第1車軸12A及び第2車軸12Bと、第1車輪13A、第2車輪13B、第3車輪13C、及び第4車輪13Dとを備えている。
第1車軸12Aは、台車10の走行方向前方に配置され、枠体11によって支持されている。第1車軸12Aの端部には、第1車輪13Aと第2車輪13Bとが取り付けられている。
第2車軸12Bは、台車10の走行方向後方の第1車軸12Aと離間した位置に配置され、枠体11によって支持されている。第2車軸12Bの端部には、第3車輪13Cと第4車輪13Dとが取り付けられている。第2車軸12Bの長さは、第1車軸12Aの長さと等しい。
台車10が正常な状態(つまり、寸法の異常がない状態)において、第1車軸12A及び第2車軸12Bは、それぞれ、台車10の走行方向(つまり、レールの延伸方向)Dと垂直である。
<センサ部>
センサ部2は、台車10が備える複数の車輪13A,13B,13C,13Dの通過を検知する。
図2に示すように、センサ部2は、2つの非接触式の変位センサ21,22を有する。第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、互いに異なる位置から複数の車輪13A,13B,13C,13Dの通過を検知する。
本実施形態では、第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、それぞれ、受光器と発光器とを有する光学式センサである。第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、直線状の光軸P1,P2に沿って発光器から受光器に赤外線等の光線を照射している。光軸P1,P2上を物体(つまり、車輪13A,13B,13C,13D)が通過すると、第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、物体の通過を演算部3に出力するように構成されている。
第1変位センサ21は、光軸P1が台車10の走行方向Dに対して垂直な方向(以下、「幅方向」ともいう。)と交差するように配置されている。同様に、第2変位センサ22は、光軸P2が台車10の幅方向と交差するように配置されている。なお、台車10の幅方向は、レールの枕木方向と一致し、また、正常な状態における第1車軸12A及び第2車軸12Bと平行な方向である。
第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、複数の車輪13A,13B,13C,13Dのうち2つ以上の車輪が同時にそれぞれの光軸P1,P2を通過しない向きに配置されている。
つまり、第1変位センサ21の光軸P1と台車10の幅方向とが成す傾斜角θ1は、正常な状態における第1車輪13Aの前端と第2車輪13Bの後端とを結んだ仮想直線S1と台車10の幅方向とが成す傾斜角φ1より大きい。
また、上記傾斜角θ1は、第1車輪13Aの後端と第4車輪13Dの前端とを結んだ仮想直線S3と台車10の幅方向とが成す傾斜角φ3未満である。
同様に、第2変位センサ22の光軸P2と台車10の幅方向とが成す傾斜角θ2は、正常な状態における第2車輪13Bの前端と第1車輪13Aの後端とを結んだ仮想直線S2と台車10の幅方向とが成す傾斜角φ2より大きい。
また、上記傾斜角θ2は、第2車輪13Bの後端と第3車輪13Cの前端とを結んだ仮想直線S4と台車10の幅方向とが成す傾斜角φ4未満である。
したがって、第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、複数の車輪13A,13B,13C,13Dに対し、1つずつ車輪の通過(つまり、各車輪の前端及び後端)を検知することができるように配置されている。
第2変位センサ22の発光器及び受光器は、第1変位センサ21の発光器又は受光器と台車10が走行するレールを挟んで対向する位置に配置されている。また、第1変位センサ21の光軸P1と第2変位センサ22の光軸P2とは、交差している。
ただし、第2変位センサ22の発光器及び受光器は、必ずしも第1変位センサ21の発光器又は受光器と対向する位置に配置されなくてもよい。また、第1変位センサ21の光軸P1と第2変位センサ22の光軸P2とは、必ずしも交差しなくてもよい。さらに、第2変位センサ22の光軸P2は、第1変位センサ21の光軸P1と平行であってもよい。
なお、第1変位センサ21及び第2変位センサ22の光軸P1,P2は、水平であることが好ましいが、光軸P1,P2は、必ずしも水平でなくてもよい。また、光軸P1,P2の鉛直方向の高さは、車輪13A,13B,13C,13Dが通過する位置であれば、特に限定されず、必ずしも車軸12A,12Bが通過する高さでなくてもよい。
図3に、車輪13A,13B,13C,13Dの通過時に第1変位センサ21及び第2変位センサ22が出力する波形の一例を示す。W1は、第1変位センサ21の出力を示し、W2は、第2変位センサ22の出力を示す。
図3では、左から右に向かって時間が進行している。また、各波形中のA1,A2,A3,A4の凹部は、それぞれ、車輪13A,13B,13C,13Dの通過に対応している。
このように、本実施形態では、第1変位センサ21が1つの車軸(例えば第1車軸12A)に取り付けられた2つの車輪のうち一方の車輪(例えば第2車輪13B)を検知すると同時に、第2変位センサ22が2つの車輪のうち他方の車輪(例えば第1車輪13A)を検知する。
そのため、対となる車輪の第1変位センサ21と第2変位センサ22とによる検知(例えば図3のW1におけるA2とW2におけるA1)のタイミングが一致すれば、車軸が幅方向に対し傾斜していない正常状態と判断できる。
一方で、対となる車輪の検知タイミングが第1変位センサ21と第2変位センサ22との間でずれた場合は、車軸が幅方向に対し傾斜していると判断できる。また、第1変位センサ21の検知タイミングと第2変位センサ22の検知タイミングとの前後判定によって、車軸の傾斜方向(つまり、対となる車輪のうち前に出ている車輪)も判断できる。
上述の判断は、1つの車軸ごとに行うことができる。そのため、第1車軸12A及び第2車軸12Bのどちらか一方のみが傾斜している場合、第1車軸12Aと第2車軸12Bとが同じ向きに傾斜している場合、第1車軸12Aと第2車軸12Bとが異なる向きに傾斜している場合等を判断することができる。
<演算部>
演算部3は、センサ部2の検知結果から、台車10における2つの車軸間の距離を算出する。演算部3は、例えば入出力部を備えるコンピュータにより構成される。
演算部3は、図2に示す、第1車輪13A及び第3車輪13C側における進行方向の車軸間距離L1、第2車輪13B及び第4車輪13D側における進行方向の車軸間距離L2、第1車輪13Aの中心と第4車輪13Dの中心との対角における車軸間距離L3、及び第2車輪13Bの中心と第3車輪13Cの中心との対角における車軸間距離L4を算出する。
車軸間距離L1,L2,L3,L4は、例えば、以下の手順によって算出できる。まず、台車10の速度Vを下記式(1)により求める。
V=H/T1 ・・・(1)
上記式(1)中、Hは第1変位センサ21の検知位置と第2変位センサ22の検知位置との台車10の走行方向Dに沿った距離である。T1は、図3に示すように、第1変位センサ21が1つの車輪の通過を検知してから、第2変位センサ22が同じ車輪の通過を検知するまでの時間である。T1は、1つの車輪における検知結果を使用してもよいし、2つ以上の車輪における検知結果の平均値としてもよい。
上記車軸間距離L2は、例えば下記式(2)により求められる。
L2=V×(T2−(T3+T4)/2) ・・・(2)
上記式(2)中、T2は、図3に示すように、第1変位センサ21が第1車軸12Aに取り付けられた第2車輪13Bの通過を検知開始してから、第2車軸12Bに取り付けられた第4車輪13Dの通過を検知終了するまでの時間である。また、T3は、第2車輪13Bの通過時間であり、T4は、第4車輪13Dの通過時間である。
上記車軸間距離L4は、例えば下記式(3)により求められる。
L4=((V×(T5−(T3+T6)/2)−H)+L0.5・・(3)
上記式(3)中、T5は、図3に示すように、第1変位センサ21が第1車軸12Aに取り付けられた第2車輪13Bの通過を検知開始してから、第2車軸12Bに取り付けられた第3車輪13Cの通過を検知終了するまでの時間である。また、T6は、第3車輪13Cの通過時間であり、Lは、第1車輪13Aとレールとの接触点と、第2車輪13Bとレールとの接触点との距離である。
他の車軸間距離L1,L3は、上述の車軸間距離L2,L4と同様の手順で求めることができる。
また、演算部3は、各車輪の車輪径Rを算出する。車輪径Rは、車輪の通過時間と台車10の速度Vとから求めた車輪の検知幅に対し、第1変位センサ21及び第2変位センサ22の取り付け高さ(つまり車輪が取り付けられた車軸からの上下方向の距離)を考慮した幾何学的計算を行うことで算出される。
演算部3は、車軸間距離が閾値を超えた場合に、通知する機能を有する。通知の方法としては、演算部3が接続された鉄道車両の運転システムを介して、鉄道車両内及び/又は車両外部の管理システムに警告等を表示させる方法が挙げられる。これにより、台車10の不具合を早期に発見することができると共に、迅速な対応が可能となる。
[1−2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)センサ部2によって、走行中の台車10における車軸間の距離を定期検査のインターバル中でも監視することができる。そのため、台車10の寸法変化による走行安全性、走行安定性、乗り心地等の低下や、亀裂等の異常の進展を発見できる。また、監視システム1によって走行中の台車10の寸法を監視することで、定期検査の省力化も図ることができる。
(1b)第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、それぞれ、光軸P1,P2が台車10の走行方向Dに対して垂直な方向と交差するように配置されるので、1つの車軸の両端にそれぞれ取り付けられた2つの車輪の通過を分けて検知することができる。そのため、台車10の寸法変化の算出精度を高めることができると共に、各車軸の傾斜方向を判断することができる。
(1c)第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、複数の車輪13A,13B,13C,13Dのうち2つ以上の車輪が同時にそれぞれの光軸P1,P2を通過しない向きに配置されるので、各車輪の通過タイミングを独立して検知できる。その結果、台車10の寸法変化の算出精度をさらに高めることができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の監視システム1において、第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、必ずしも複数の車輪13A,13B,13C,13Dのうち2つ以上の車輪が同時にそれぞれの光軸P1,P2を通過しない向きに配置されなくてもよい。
つまり、図4に示すように、第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、光軸P1,P2を、第1車軸12Aに取り付けられた2つの車輪13A,13Bが同時に通過するように配置されてもよい。このような配置でも、各車軸の傾きの有無の判定、及び車軸間
の距離の算出が可能である。
(2b)上記実施形態の監視システム1において、第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、必ずしも光軸P1,P2が台車10の走行方向Dに対して垂直な方向と交差するように配置されなくてもよい。
例えば、図5に示すように、第1変位センサ21及び第2変位センサ22は、光軸P1,P2が台車10の走行方向Dと垂直となるように配置されてもよい。このような配置でも、車軸間の距離を算出することができる。
この配置では、図6に示すように、第1変位センサ21における出力W1及び第2変位センサ22における出力W2それぞれにおいて、第1車輪13Aと第2車輪13Bとは同時に通過が検知される。つまり、出力W1,W2における凹部A1,A2は、第1車輪13Aと第2車輪13Bとの通過をまとめて表している。第3車輪13C及び第4車輪13Dについても同様に、同時に通過が検知される。
さらに、第1変位センサ21及び第2変位センサ22として、光学式センサ以外の非接触式の変位センサを使用することができる。この非接触式の変位センサとしては、例えば超音波式センサが挙げられる。
第1変位センサ21及び第2変位センサ22として用いられる超音波式センサは、台車10の走行方向Dと垂直な方向に超音波を発信し、車輪で反射された超音波を受信することで通過を検知するように構成される。
(2c)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…鉄道車両の監視システム、2…センサ部、3…演算部、10…台車、11…枠体、
12A…第1車軸、12B…第2車軸、13A…第1車輪、13B…第2車輪、
13C…第3車輪、13D…第4車輪、21…第1変位センサ、
22…第2変位センサ。

Claims (3)

  1. 鉄道車両の台車が備える複数の車輪の通過を検知するように構成されたセンサ部と、
    前記センサ部の検知結果から、前記台車における2つの車軸間の距離を算出するように構成された演算部と、
    を備え、
    前記センサ部は、互いに異なる位置から前記複数の車輪の通過を検知するように構成された2つの非接触式の変位センサを有する、鉄道車両の監視システム。
  2. 請求項1に記載の鉄道車両の監視システムであって、
    前記2つの変位センサは、それぞれ、光軸が前記台車の走行方向に対して垂直な方向と交差するように配置された光学式センサである、鉄道車両の監視システム。
  3. 請求項2に記載の鉄道車両の監視システムであって、
    前記2つの変位センサは、前記複数の車輪のうち2つ以上の車輪が同時にそれぞれの光軸を通過しない向きに配置される、鉄道車両の監視システム。
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