JP2019155808A - 液体吐出ヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】吐出される液体の位置ごとの温度差を低減可能な液体吐出ヘッドを提供する。【解決手段】実施形態に係る液体吐出ヘッドは、第2方向に並ぶ複数のヘッドモジュールを備える。複数のヘッドモジュールのそれぞれは、吐出部と、流入管と、流出管と、を含む。吐出部は、第1流路と、第2流路と、第1流路と第2流路との間に第1方向に並ぶ複数のアクチュエータと、を含む。流入管は第1流路に液体を流入する。流出管は第2流路から液体を流出する。流入管から流入した液体の一部は、第1流路を通って、複数のアクチュエータの間に設けられた吐出口から吐出される。流入管から流入した液体の別の一部は、第1流路を通り、複数のアクチュエータの間を通って、第2流路に流入し、流出管から流出される。第1流路の液体が流れる第1向きは、第2流路の液体が流れる第2向きと逆である。複数のヘッドモジュールのうち、隣り合う2つにおいて、第1向きは逆である。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、液体吐出ヘッドに関する。
インクジェット印刷装置などの液体吐出装置に用いられる液体吐出ヘッドがある。この液体吐出ヘッドにおいて、吐出される液体の温度は吐出される位置ごとに異なる。そこで、吐出される液体の位置ごとの温度差の低減が求められている。
本発明が解決しようとする課題は、吐出される液体の位置ごとの温度差を低減可能な液体吐出ヘッドを提供することである。
実施形態に係る液体吐出ヘッドは、複数のヘッドモジュールを備える。前記複数のヘッドモジュールのそれぞれは、吐出部と、流入管と、流出管と、を含む。前記吐出部は、第1流路と、第2流路と、前記第1流路と前記第2流路との間に第1方向に沿って配列された複数のアクチュエータと、を含む。前記流入管は、前記第1流路に液体を流入する。前記流出管は、前記第2流路から液体を流出する。前記流入管から流入した液体の一部は、前記第1流路を通って、前記複数のアクチュエータの間に設けられた吐出口から吐出される。前記流入管から流入した前記液体の別の一部は、前記第1流路を通り、前記複数のアクチュエータの間を通って、前記第2流路に流入し、前記流出管から流出される。前記第1流路の液体が流れる第1向きは、前記第2流路の液体が流れる第2向きと逆である。前記複数のヘッドモジュールは、前記第1方向に交差する第2方向に沿って配列される。前記複数のヘッドモジュールのうち、隣り合う2つにおいて、前記第1向きは逆である。
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的正面図である。
図2及び図3は、第1実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的断面図である。図2は、図1に示すA−A’線による断面図である。図3は、図1に示すB−B’線による断面図である。
図4は、第1実施形態に係る液体吐出ヘッドの一部を表す模式的正面図である。
図1〜図4に表すように、第1実施形態に係る液体吐出ヘッド10は、ハウジング15と、ハウジング15内に収容される複数のヘッドモジュールの積層体11と、を備える。
図1は、第1実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的正面図である。
図2及び図3は、第1実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的断面図である。図2は、図1に示すA−A’線による断面図である。図3は、図1に示すB−B’線による断面図である。
図4は、第1実施形態に係る液体吐出ヘッドの一部を表す模式的正面図である。
図1〜図4に表すように、第1実施形態に係る液体吐出ヘッド10は、ハウジング15と、ハウジング15内に収容される複数のヘッドモジュールの積層体11と、を備える。
ハウジング15は、積層体11を収容する筐体である。ハウジング15は、積層体11を収容できる任意の形状でよい。この例では、ハウジング15は、直方体状である。なお、図1は、ハウジング15の正面側のパネルを取り外した状態を表している。
積層体11は、2以上の任意の数のヘッドモジュールを有する。この例では、積層体11は、ヘッドモジュール11a、11b、11c、及び11dの4つのヘッドモジュールを有する。ヘッドモジュール11aと、ヘッドモジュール11cと、は実質的に同じ構造である。ヘッドモジュール11bと、ヘッドモジュール11dと、は実質的に同じ構造である。なお、図4は、ハウジング15の正面側のパネル及びヘッドモジュール11dを取り外した状態を表している。
ヘッドモジュール11a〜11dのそれぞれは、第1方向D1に延びる部分及び第3方向D3に延びる部分を有する。ヘッドモジュール11a〜11dのそれぞれは、第2方向D2に沿って、正面側からヘッドモジュール11d、11c、11b、11aの順で積層されている。なお、第1方向D1、第2方向D2、及び第3方向D3は、互いに直交する。以下、第3方向D3の正方向を上方向、第3方向D3の負方向を下方向とも称する。
ヘッドモジュール11a〜11dのそれぞれは、吐出部20と、流入管30と、流出管40と、回路基板50と、保持板60と、を含む。吐出部20は、ヘッドモジュールの下方向の端に位置する。吐出部20の下端には、ノズルプレート25が設けられている。流入管30及び流出管40は、吐出部20の第1方向D1の端部から上方向に延びる。流入管30及び流出管40は、第1方向D1において並ぶ。吐出部20は、流入管30から流入した液体の一部を吐出し、液体の残部を流出管40に流出する管状の構造体である。保持板60は、第1方向D1及び第3方向D3を含む平面(以下、「D1−D3平面」という)に沿って拡がり、第1方向D1において流出管40と並ぶ。回路基板50は、D1−D3平面に沿って拡がり、第1方向D1において流出管40と並び、第2方向D2において保持板60と並ぶ。
吐出部20は、第1流路21と、複数のアクチュエータ26と、第2流路22と、ノズルプレート25と、を含む。第1流路21、複数のアクチュエータ26からなる列、第2流路22は、第2方向D2に沿って配置されている。第1流路21は、第1方向D1に沿って延びる。第2流路22は、第1方向D1に沿って延びる。複数のアクチュエータ26は、第1流路21と第2流路22との間に第1方向D1に沿って配列される。
アクチュエータ26は、例えば、圧電素子である。アクチュエータ26は、回路基板50上の配線パターンに接続されており、回路基板50に設けられたドライバIC51により駆動する。複数のアクチュエータ26の間には、吐出口28が設けられている。例えば、この例では、隣り合う2つのアクチュエータ26の間に、1つの吐出口28が設けられている。吐出口28の両側に位置する2つのアクチュエータ26が駆動することで、液体が吐出される。アクチュエータ26の材料は、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)である。吐出口28は、例えば、ノズルプレート25に設けられた孔である。
流入管30は、第3方向D3に沿って延びる。流入管30の一端は、第1流路21に接続される。流入管30の一端は、例えば、第1流路21の第1方向D1における両端部のうち、一方の端部に接続される。流入管30の他端は、例えば、液体吐出ヘッド10の外部に設けられたタンク(不図示)に接続される。流入管30は、第1流路21に液体を流入する。流入管30には、例えば、上記のタンクから液体が供給される。
流出管40は、第3方向D3に沿って延びる。流出管40の一端は、第2流路22に接続される。流出管40の一端は、例えば、第2流路22の第1方向D1における両端部のうち、流入管30の一端と第1流路21とが接続されたのと同じ側の端部に接続される。流出管40の他端は、例えば、上記のタンクに接続される。流出管40は、第2流路22から液体を流出する。流出管40は、例えば、上記のタンクに液体を回収する。
流入管30及び流出管40の位置は、例えば、第1方向D1において、相互に異なる。流入管30及び流出管40の位置は、第1方向D1において、相互に同じであってもよい。
流入管30及び流出管40は、例えば、金属製である。流入管30と流出管40との間には、断熱部80が設けられている。断熱部80は、例えば、空気層の介在、あるいは樹脂レベルの熱伝導率(一般的に熱伝導率1.0W/m・K未満)を有する断熱材の介在により、流入管30と流出管40との間の伝熱を抑制する構造である。断熱部80は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
回路基板50は、ドライバIC51を有する。この例では、回路基板50に2つのドライバIC51が設けられている。2つのドライバIC51のそれぞれは、第1方向D1において並ぶ。2つのドライバIC51のそれぞれは、第2方向D2において、回路基板50と保持板60との間に位置する。2つのドライバIC51のそれぞれは、回路基板50上の配線パターンを介して、アクチュエータ26に駆動電圧を印加する。駆動電圧を印加されたアクチュエータ26は、例えば、屈曲変形する。この屈曲変形により、2つのアクチュエータ26の間に設けられた吐出口28から液体(液滴)が吐出される。なお、ドライバIC51の数は、2つに限定されず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
保持板60は、流入管30及び流出管40と接続されており、流入管30及び流出管40を保持する。保持板60は、流入管30及び流出管40と一体に設けられてもよい。保持板60は、回路基板50及び回路基板50に設けられたドライバIC51を保持する。保持板60は、例えば、アルミ合金やステンレスなどの10W/m・Kよりも熱伝導率の高い材料で構成されており、放熱板として機能してもよい。
以下、液体吐出ヘッド10の各ヘッドモジュール(例えば、ヘッドモジュール11a)における液体の流れについて説明する。液体は、例えば、インクである。以下、第1方向D1の正方向を+D1方向、第1方向D1の負方向を−D1方向と称する。
上記のタンクから流入管30に供給された液体は、流入管30を通って、吐出部20に流入する。流入管30から流入した液体の一部は、第1流路21を通って、複数のアクチュエータ26の間に設けられた複数の吐出口28から吐出される。流入管30から流入した液体の別の一部は、第1流路21を通り、複数のアクチュエータ26の間を通って、第2流路22に流入し、流出管40に流入し、流出管40を通って上記のタンクに戻る。そして、再びタンクから流入管30に供給される。このように、液体吐出ヘッド10の各ヘッドモジュールは、各ヘッドモジュールとタンクとの間で液体を循環させることができる。
第1流路21において、液体は、第1向きOR1で流れる。第2流路22において、液体は、第2向きOR2で流れる。第1向きOR1と第2向きOR2とは、逆である。例えば、ヘッドモジュール11aの第1流路において、液体は、+D1方向に向かって流れる。ヘッドモジュール11aにおける第1向きOR1は、+D1方向である。ヘッドモジュール11aの第2流路において、液体は、−D1方向に向かって流れる。ヘッドモジュール11aにおける第2向きOR2は、−D1方向である。このように、1つのヘッドモジュールにおいて、第1向きOR1と第2向きOR2とは、逆である。
積層体11のうち、隣り合う2つのヘッドモジュールにおいて、第1向きOR1は逆である。この例では、ヘッドモジュール11aにおける第1向きOR1とヘッドモジュール11bにおける第1向きOR1とは、逆である。ヘッドモジュール11bにおける第1向きOR1とヘッドモジュール11cにおける第1向きOR1とは、逆である。ヘッドモジュール11cにおける第1向きOR1とヘッドモジュール11dにおける第1向きOR1とは、逆である。
次に、第1実施形態の効果について説明する。
インク等の液体は、一般に温度が高いほど粘度が低くなる。液体吐出ヘッド10の使用中、複数のアクチュエータ26は発熱しており、第1流路21を流れる液体よりも高温になる。従って、液体は、第1流路21を通る際に、複数のアクチュエータ26からの熱を受けて、第1流路21の下流にいくほど高温になる。液体吐出ヘッド10が複数のヘッドモジュールの積層体11を備える場合、積層体11のうち、隣り合う2つのヘッドモジュールにおいて、第1向きOR1(第1流路21の上流から下流への向き)が同じだと、液体が高温になりやすい第1流路21の下流が片側に集まり、第1流路21の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差がさらに大きくなる。すると、第1流路21の上流側と下流側とで吐出される液体の粘度の差が大きくなり、印刷の精細性が低下する。
インク等の液体は、一般に温度が高いほど粘度が低くなる。液体吐出ヘッド10の使用中、複数のアクチュエータ26は発熱しており、第1流路21を流れる液体よりも高温になる。従って、液体は、第1流路21を通る際に、複数のアクチュエータ26からの熱を受けて、第1流路21の下流にいくほど高温になる。液体吐出ヘッド10が複数のヘッドモジュールの積層体11を備える場合、積層体11のうち、隣り合う2つのヘッドモジュールにおいて、第1向きOR1(第1流路21の上流から下流への向き)が同じだと、液体が高温になりやすい第1流路21の下流が片側に集まり、第1流路21の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差がさらに大きくなる。すると、第1流路21の上流側と下流側とで吐出される液体の粘度の差が大きくなり、印刷の精細性が低下する。
これに対し、第1実施形態に係る液体吐出ヘッド10では、積層体11のうち、隣り合う2つのヘッドモジュールにおいて、第1向きOR1が逆である。このように、第1向きOR1を、隣り合う2つのヘッドモジュールにおいて逆にすることで、液体が高温になりやすい第1流路21の下流が片側に集まることを抑制し、第1流路21の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差が大きくなることを抑制できる。従って、吐出される液体の位置ごとの温度差を低減可能な液体吐出ヘッドを提供することができる。この結果、印刷の精細性が向上する。
図15は、第1実施形態の変形例に係る液体吐出ヘッドを表す模式的断面図である。
図15に表すように、吐出口28は、隣り合う2つのアクチュエータ26の間に、一つ置きに設けられてもよい。換言すれば、複数のアクチュエータ26のそれぞれの間において、吐出口28が設けられる箇所と吐出口28が設けられない箇所が交互に配置されてもよい。この変形例においても、吐出口28の両側に位置する2つのアクチュエータ26が駆動することで、液体が吐出される。
図15に表すように、吐出口28は、隣り合う2つのアクチュエータ26の間に、一つ置きに設けられてもよい。換言すれば、複数のアクチュエータ26のそれぞれの間において、吐出口28が設けられる箇所と吐出口28が設けられない箇所が交互に配置されてもよい。この変形例においても、吐出口28の両側に位置する2つのアクチュエータ26が駆動することで、液体が吐出される。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的正面図である。
図6及び図7は、第2実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的断面図である。図6は、図5に示すC−C’線による断面図である。図7は、図5に示すD−D’線による断面図である。
図8は、第2実施形態に係る液体吐出ヘッドの一部を表す模式的正面図である。
図5〜図8に表すように、第2実施形態に係る液体吐出ヘッド110は、ハウジング115と、ハウジング115内に収容され、交互に配列された第1ヘッドモジュール111及び第2ヘッドモジュール112と、を備える。
図5は、第2実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的正面図である。
図6及び図7は、第2実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的断面図である。図6は、図5に示すC−C’線による断面図である。図7は、図5に示すD−D’線による断面図である。
図8は、第2実施形態に係る液体吐出ヘッドの一部を表す模式的正面図である。
図5〜図8に表すように、第2実施形態に係る液体吐出ヘッド110は、ハウジング115と、ハウジング115内に収容され、交互に配列された第1ヘッドモジュール111及び第2ヘッドモジュール112と、を備える。
ハウジング115は、交互に配列された第1ヘッドモジュール111及び第2ヘッドモジュール112を収容する筐体である。ハウジング115は、交互に配列された第1ヘッドモジュール111及び第2ヘッドモジュール112を収容できる任意の形状でよい。この例では、ハウジング115は、直方体状である。なお、図5は、ハウジング115の正面側のパネルを取り外した状態を表している。
第1ヘッドモジュール111及び第2ヘッドモジュール112は、D1−D3平面に沿って拡がっている。第1ヘッドモジュール111及び第2ヘッドモジュール112は、第2方向D2に沿って交互に配列される。この例では、第2方向D2に沿って、正面側から第2ヘッドモジュール112、第1ヘッドモジュール111、第2ヘッドモジュール112、第1ヘッドモジュール111の順で積層されている。なお、図8は、ハウジング115の正面側のパネル及び正面側の第2ヘッドモジュール112を取り外し、第1ヘッドモジュール111が正面側に露出した状態を表している。
まず、第1ヘッドモジュール111について説明する。第1ヘッドモジュール111は、第1吐出部120aと、2つの第1流入管131a及び131bと、2つの第1流出管141a及び141bと、2つの回路基板150a及び150bと、保持板160と、を含む。第1吐出部120aは、第1ヘッドモジュール111の下方向の端に位置する。第1吐出部120aの下端には、ノズルプレート125aが設けられている。第1流入管131a及び第1流出管141aは、第1吐出部120aの第1方向D1の一端から上方向に延びる。第1流入管131a及び第1流出管141aは、第1方向D1において並ぶ。第1流入管131b及び第1流出管141bは、第1吐出部120aの第1方向D1の他端から上方向に延びる。第1流入管131b及び第1流出管141bは、第1方向D1において並ぶ。保持板160は、D1−D3平面に沿って拡がっている。保持板160は、第1方向D1において第1流出管141aと第1流出管141bとの間に位置する。回路基板150a及び150bのそれぞれは、D1−D3平面に沿って拡がっている。回路基板150a及び150bは、第1方向D1において第1流出管141aと第1流出管141bとの間に位置する。回路基板150a及び150bのそれぞれは、第2方向D2において保持板160と並ぶ。
第1吐出部120aは、第1流路121と、複数の第1アクチュエータ126と、第2流路122と、ノズルプレート125aと、を含む。第1流路121、複数の第1アクチュエータ126からなる列、第2流路122は、第2方向D2に沿って配置されている、第1流路121は、第1方向D1に沿って延びる。第2流路122は、第1方向D1に沿って延びる。複数の第1アクチュエータ126は、第1流路121と第2流路122との間に第1方向D1に沿って配列される。
複数の第1アクチュエータ126の構成は、第1実施形態の複数のアクチュエータ26の構成と同じでよい。複数の第1アクチュエータ126の間には、第1吐出口128が設けられている。例えば、この例では、隣り合う2つの第1アクチュエータ126の間に、1つの第1吐出口128が設けられている。複数の第1アクチュエータ126が駆動することで、液体が吐出される。吐出口28についてすでに説明したように、第1吐出口128は、隣り合う2つの第1アクチュエータ126の間に、一つ置きに設けられてもよい。第1吐出口128は、例えば、ノズルプレート125aに設けられた孔である。
第1流入管131a及び131bは、第3方向D3に沿って延びる。第1流入管131a及び131bのそれぞれの一端は、第1方向D1における第1流路121の異なる端部121a及び121bに接続される。第1流入管131a及び131bのそれぞれの他端は、例えば、液体吐出ヘッド110の外部に設けられたタンク(不図示)に接続される。第1流入管131a及び131bは、第1流路121に液体を流入する。第1流入管131a及び131bには、例えば、上記のタンクから液体が供給される。
第1流出管141a及び141bは、第3方向D3に沿って延びる。第1流出管141a及び141bのそれぞれの一端は、第1方向D1における第2流路122の異なる端部122a及び122bに接続される。第1流出管141a及び141bのそれぞれの他端は、例えば、上記のタンクに接続される。第1流出管141a及び141bは、第2流路122から液体を流出する。第1流出管141a及び141bは、例えば、上記のタンクに液体を回収する。
第1流入管131a及び第1流出管141aの位置は、第1方向D1において、相互に異なる。第1流入管131b及び第1流出管141bの位置は、第1方向D1において、相互に異なる。
第1流入管131a及び131b、並びに第1流出管141a及び141bは、例えば、金属製である。第1流入管131aと第1流出管141aとの間には、断熱部180が設けられている。第1流入管131bと第1流出管141bとの間には、断熱部180が設けられている。断熱部180の構成は、第1実施形態の断熱部80の構成と同じでよい。断熱部180は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
回路基板150a及び150bのそれぞれは、ドライバIC151を有する。この例では、回路基板150a及び150bのそれぞれに、2つのドライバIC151が設けられている。回路基板150aに設けられた2つのドライバIC151のそれぞれは、第1方向D1において並ぶ。回路基板150bに設けられた2つのドライバIC151のそれぞれは、第1方向D1において並ぶ。回路基板150aに設けられた2つのドライバIC151は、第2方向D2において、回路基板150aと保持板160との間に位置する。回路基板150bに設けられた2つのドライバIC151は、第2方向D2において、回路基板150bと保持板160との間に位置する。回路基板150a及び150b、並びにドライバIC151の構成は、第1実施形態の回路基板50及びドライバIC51の構成と同じでよい。なお、ドライバIC151の数は、1つの回路基板につき2つに限定されず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
保持板160は、第1流入管131a及び131b、並びに第1流出管141a及び141bと接続されており、第1流入管131a及び131b、並びに第1流出管141a及び141bを保持する。保持板160は、第1流入管131a及び131b、並びに第1流出管141a及び141bと一体に設けられてもよい。保持板160の構成は、第1実施形態の保持板60の構成と同じでよい。
以下、液体吐出ヘッド110の第1ヘッドモジュール111における液体の流れについて説明する。液体は、例えば、インクである。
上記のタンクから第1流入管131a及び131bに供給された液体は、第1流入管131a及び131bを通って、第1吐出部120aに流入する。第1流入管131a及び131bから流入した液体の一部は、第1流路121を通って、複数の第1アクチュエータ126の間に設けられた第1吐出口128から吐出される。第1流入管131a及び131bから流入した液体の別の一部は、第1流路121を通り、複数の第1アクチュエータ126の間を通って、第2流路122に流入し、第1流出管141a及び141bから流出する。第1流出管141a及び141bから流出された液体は、例えば、上記のタンクに回収され、再びタンクから第1流入管131a及び131bに供給される。このように、液体吐出ヘッド110の第1ヘッドモジュール111は、第1ヘッドモジュール111とタンクとの間で液体を循環させることができる。
上記のように、第1流入管131a及び131bは、それぞれ第1方向D1における第1流路121の異なる端部121a及び121bに接続されている。従って、液体は、第1流入管131a及び131bから第1流路121の両端部(端部121a及び121b)に流入し、第1流路121の両端部から第1流路121の中央部に向かって第1流路121を流れる。一方、第1流出管141a及び141bは、それぞれ第1方向D1における第2流路122の異なる端部122a及び122bに接続されている。従って、第2流路122に流入した液体は、第2流路122の中央部から第2流路122の両端部(端部122a及び122b)に向かって第2流路122を流れ、第2流路122の両端部から第1流出管141a及び141bに流出する。
次に、第2ヘッドモジュール112について説明する。第2ヘッドモジュール112は、第2吐出部120bと、2つの第2流入管132a及び132bと、2つの第2流出管142a及び142bと、2つの回路基板150a及び150bと、2つの保持板160a及び160bと、を含む。第2吐出部120bは、第2ヘッドモジュール112の下方向の端に位置する。第2吐出部120bの下端には、ノズルプレート125bが設けられている。第2流入管132a及び132b、並びに第2流出管142a及び142bは、第2吐出部120bの第1方向D1の中央部から上方向に延びる。第2流出管142a、第2流入管132a、第2流入管132b、及び第2流出管142bは、第1方向D1においてこの順番で並ぶ。保持板160a及び160bのそれぞれは、D1−D3平面に沿って拡がっている。保持板160aは、第1方向D1において第2流出管142aと並ぶ。保持板160bは、第1方向D1において第2流出管142bと並ぶ。回路基板150a及び150bのそれぞれは、D1−D3平面に沿って拡がっている。回路基板150aは、第1方向D1において第2流出管142aと並ぶ。回路基板150bは、第1方向D1において第2流出管142bと並ぶ。回路基板150aは、第2方向D2において保持板160aと並ぶ。回路基板150bは、第2方向D2において保持板160bと並ぶ。
第2吐出部120bは、第2方向D2に沿って配置される、第3流路123と、複数の第2アクチュエータ127と、第4流路124と、ノズルプレート125bと、を含む。第3流路123は、第1方向D1に沿って延びる。第4流路124は、第1方向D1に沿って延びる。複数の第2アクチュエータ127は、第3流路123と第4流路124との間に第1方向D1に沿って配列される。
複数の第2アクチュエータ127の構成は、第1実施形態の複数のアクチュエータ26の構成と同じでよい。複数の第2アクチュエータ127の間には、第2吐出口129が設けられている。例えば、この例では、隣り合う2つの第2アクチュエータ127の間に、1つの第2吐出口129が設けられている。複数の第2アクチュエータ127が駆動することで、液体が吐出される。吐出口28ですでに説明したように、第2吐出口129は、隣り合う2つの第2アクチュエータ127の間に、一つ置きに設けられてもよい。第2吐出口129は、例えば、ノズルプレート125bに設けられた孔である。
第2流入管132a及び132bは、第3方向D3に沿って延びる。第2流入管132a及び132bのそれぞれの一端は、第1方向D1における第3流路123の両端部の間に位置する第1中央部123aに接続される。第2流入管132a及び132bのそれぞれの他端は、例えば、液体吐出ヘッド110の外部に設けられたタンク(不図示)に接続される。第2流入管132a及び132bの一方は、必要に応じて設けられ、省略可能である。第2流入管132a及び132bは、第3流路123に液体を流入する。第2流入管132a及び132bには、例えば、上記のタンクから液体が供給される。
第2流出管142a及び142bは、第3方向D3に沿って延びる。第2流出管142a及び142bのそれぞれの一端は、第1方向D1における第4流路124の両端部の間に位置する第2中央部124aに接続される。なお、第2中央部124aは、第1方向D1における第4流路124全体の中央部である。第2流出管142a及び142bのそれぞれの他端は、例えば、上記のタンクに接続される。第2流出管142a及び142bは、第4流路124から液体を流出する。第2流出管142a及び142bは、例えば、上記のタンクに液体を回収する。
第2流入管132a及び第2流出管142aの位置は、例えば、第1方向D1において、相互に異なる。第2流入管132b及び第2流出管142bの位置は、例えば、第1方向D1において、相互に異なる。第2流入管132a及び第2流出管142aの位置は、第1方向D1において、相互に同じであってもよい。第2流入管132b及び第2流出管142bの位置は、第1方向D1において、相互に同じであってもよい。
第2流入管132a及び132b、並びに第2流出管142a及び142bは、例えば、金属製である。第2流入管132aと第2流出管142aとの間には、断熱部180が設けられている。第2流入管132bと第2流出管142bとの間には、断熱部180が設けられている。断熱部180の構成は、第1実施形態の断熱部80の構成と同じでよい。断熱部180は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
回路基板150a及び150bのそれぞれは、ドライバIC151を有する。この例では、回路基板150a及び150bのそれぞれに、2つのドライバIC151が設けられている。回路基板150aに設けられた2つのドライバIC151のそれぞれは、第1方向D1において並ぶ。回路基板150bに設けられた2つのドライバIC151のそれぞれは、第1方向D1において並ぶ。回路基板150aに設けられた2つのドライバIC151は、第2方向D2において、回路基板150aと保持板160aとの間に位置する。回路基板150bに設けられた2つのドライバIC151は、第2方向D2において、回路基板150bと保持板160bとの間に位置する。回路基板150a及び150b、並びにドライバIC151の構成は、第1実施形態の回路基板50及びドライバIC51の構成と同じでよい。なお、ドライバIC151の数は、1つの回路基板につき2つに限定されず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
保持板160aは、第2流入管132a及び第2流出管142aと接続されており、第2流入管132a及び第2流出管142aを保持する。保持板160aは、第2流入管132a及び第2流出管142aと一体に設けられてもよい。保持板160bは、第2流入管132b及び第2流出管142bと接続されており、第2流入管132b及び第2流出管142bを保持する。保持板160bは、第2流入管132b及び第2流出管142bと一体に設けられてもよい。保持板160a及び160bの構成は、第1実施形態の保持板60の構成と同じでよい。
以下、液体吐出ヘッド110の第2ヘッドモジュール112における液体の流れについて説明する。液体は、例えば、インクである。
上記のタンクから第2流入管132a及び132bに供給された液体は、第2流入管132a及び132bを通って、第2吐出部120bに流入する。第2流入管132a及び132bから流入した液体の一部は、第3流路123を通って、複数の第2アクチュエータ127の間に設けられた第2吐出口129から吐出される。第2流入管132a及び132bから流入した液体の別の一部は、第3流路123を通り、複数の第2アクチュエータ127の間を通って、第4流路124に流入し、第2流出管142a及び142bから流出される。第2流出管142a及び142bから流出された液体は、例えば、上記のタンクに回収され、再びタンクから第2流入管132a及び132bに供給される。このように、液体吐出ヘッド110の第2ヘッドモジュール112は、第2ヘッドモジュール112とタンクとの間で液体を循環させることができる。
上記のように、第2流入管132a及び132bは、第1方向D1における第3流路123の両端部の間に位置する第1中央部123aに接続されている。従って、液体は、第2流入管132a及び132bから第3流路123の中央部123aに流入し、第3流路123の中央部123aから第3流路123の両端部に向かって第3流路123を流れる。一方、第2流出管142a及び142bは、第1方向D1における第4流路124の両端部の間に位置する第2中央部124aに接続されている。従って、第4流路124に流入した液体は、第4流路124の両端部から第4流路124の中央部124aに向かって第4流路124を流れ、第4流路124の中央部124aから第2流出管142及び他の第2流出管142Aに流出する。この例では、第3流路123を−D1方向に流れた液体は、第4流路124を+D1方向に流れ、第2流出管142aから流出される。一方、第3流路123を+D1方向に流れた液体は、第4流路124を−D1方向に流れ、第2流出管142bから流出される。
以上、説明したように、第2実施形態に係る液体吐出ヘッド110は、交互に配列された第1ヘッドモジュール111及び第2ヘッドモジュール112を有している。第1ヘッドモジュール111において、液体は、第1流路121の両端部から中央部に向かって流れ、その後、第2流路122の中央部から両端部に向かって流れる。一方、第2ヘッドモジュール112において、液体は、第3流路123の中央部から両端部に向かって流れ、その後、第4流路124の両端部から中央部に向かって流れる。つまり、第1ヘッドモジュール111の第1流路121と第2ヘッドモジュール112の第3流路123とで、液体の流れる向きは、逆である。また、第1ヘッドモジュール111の第2流路122と第2ヘッドモジュール112の第4流路124とで、液体の流れる向きは、逆である。
次に、第2実施形態の効果について説明する。
液体吐出ヘッド110の使用中、複数の第1アクチュエータ126及び複数の第2アクチュエータ127は発熱しており、第1流路121及び第3流路123を流れる液体よりも高温になる。従って、液体は、第1流路121を通る際に、複数の第1アクチュエータ126からの熱を受けて、第1流路121の下流(中央部)にいくほど高温になる。また、液体は、第3流路123を通る際に、複数の第2アクチュエータ127からの熱を受けて、第3流路123の下流(両端部)にいくほど高温になる。液体吐出ヘッド110が複数のヘッドモジュールの積層体を備える場合、例えば、第1ヘッドモジュール111のみを連続して配列すると、液体が高温になりやすい第1流路121の下流が中央部に集まり、第1流路121の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差がさらに大きくなる。すると、第1流路121の上流側と下流側とで吐出される液体の粘度の差が大きくなり、印刷の精細性に影響が出る。一方、例えば、第2ヘッドモジュール112のみを連続して配列すると、液体が高温になりやすい第3流路123の下流が両端部に集まり、第3流路123の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差がさらに大きくなる。すると、第3流路123の上流側と下流側とで吐出される液体の粘度の差が大きくなり、印刷の精細性に影響が出る。
液体吐出ヘッド110の使用中、複数の第1アクチュエータ126及び複数の第2アクチュエータ127は発熱しており、第1流路121及び第3流路123を流れる液体よりも高温になる。従って、液体は、第1流路121を通る際に、複数の第1アクチュエータ126からの熱を受けて、第1流路121の下流(中央部)にいくほど高温になる。また、液体は、第3流路123を通る際に、複数の第2アクチュエータ127からの熱を受けて、第3流路123の下流(両端部)にいくほど高温になる。液体吐出ヘッド110が複数のヘッドモジュールの積層体を備える場合、例えば、第1ヘッドモジュール111のみを連続して配列すると、液体が高温になりやすい第1流路121の下流が中央部に集まり、第1流路121の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差がさらに大きくなる。すると、第1流路121の上流側と下流側とで吐出される液体の粘度の差が大きくなり、印刷の精細性に影響が出る。一方、例えば、第2ヘッドモジュール112のみを連続して配列すると、液体が高温になりやすい第3流路123の下流が両端部に集まり、第3流路123の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差がさらに大きくなる。すると、第3流路123の上流側と下流側とで吐出される液体の粘度の差が大きくなり、印刷の精細性に影響が出る。
これに対し、第2実施形態に係る液体吐出ヘッド110では、第1ヘッドモジュール111と第2ヘッドモジュール112とを交互に配列する。このように、第1ヘッドモジュール111と第2ヘッドモジュール112とを交互に配列することで、液体が高温になりやすい箇所が両端部又は中央部に集まることを抑制し、第1流路121及び第3流路123の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差が大きくなることを抑制できる。従って、吐出される液体の位置ごとの温度差を低減可能な液体吐出ヘッドを提供することができる。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的正面図である。
図10及び図11は、第3実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的断面図である。図10は、図9に示すE−E’線による断面図である。図11は、図9に示すF−F’線による断面図である。
図9〜図11に表すように、第3実施形態に係る液体吐出ヘッド210は、ハウジング215と、ハウジング215内に収容されるヘッドモジュール211と、を備える。
図9は、第3実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的正面図である。
図10及び図11は、第3実施形態に係る液体吐出ヘッドを表す模式的断面図である。図10は、図9に示すE−E’線による断面図である。図11は、図9に示すF−F’線による断面図である。
図9〜図11に表すように、第3実施形態に係る液体吐出ヘッド210は、ハウジング215と、ハウジング215内に収容されるヘッドモジュール211と、を備える。
ハウジング215は、ヘッドモジュール211を収容する筐体である。ハウジング215は、ヘッドモジュール211を収容できる任意の形状でよい。この例では、ハウジング215は、直方体状である。ハウジング215には、複数のヘッドモジュール211の積層体が収容されてもよい。なお、図9は、ハウジング215の正面側のパネルを取り外した状態を表している。
液体吐出ヘッド210が複数のヘッドモジュール211の積層体を備える場合、複数のヘッドモジュール211は、第2方向D2に沿って積層される。
ヘッドモジュール211は、吐出部220と、2つの流入管230a及び230bと、2つの流出管240a及び240bと、2つの回路基板250a及び250bと、2つの保持板260a及び260bと、2つの放熱部品270a及び270bと、を含む。吐出部220は、ヘッドモジュール211の下方向の端に位置する。吐出部220の下端には、ノズルプレート225が設けられている。流入管230a及び230bは、吐出部220の第1方向D1の中央部から上方向に延びる。流入管230a及び230bは、第1方向D1において並ぶ。流出管240a及び240bのそれぞれは、吐出部220の第1方向D1の両端部から上方向に延びる。保持板260a及び260bのそれぞれは、D1−D3平面に沿って拡がっている。保持板260aは、第1方向D1において、流入管230aと流出管240aとの間に位置する。保持板260bは、第1方向D1において、流入管230bと流出管240bとの間に位置する。回路基板250a及び250bのそれぞれは、D1−D3平面に沿って拡がっている。回路基板250aは、第1方向D1において、流入管230aと流出管240aとの間に位置する。回路基板250bは、第1方向D1において、流入管230bと流出管240bとの間に位置する。回路基板250aは、第2方向D2において保持板260aと並ぶ。回路基板250bは、第2方向D2において保持板260bと並ぶ。放熱部品270a及び270bは、吐出部220の第1方向D1の両端に接触する位置から上方向に延びる。
吐出部220は、第2方向D2に沿って配置される、第1流路221と、複数のアクチュエータ226と、第2流路222と、ノズルプレート225と、を含む。第1流路221は、第1方向D1に沿って延びる。第2流路222は、第1方向D1に沿って延びる。複数のアクチュエータ226は、第1流路221と第2流路222との間に第1方向D1に沿って配列される。
複数のアクチュエータ226の構成は、第1実施形態の複数のアクチュエータ26の構成と同じでよい。複数のアクチュエータ226の間には、吐出口228が設けられている。例えば、この例では、隣り合う2つのアクチュエータ226の間に、1つの吐出口228が設けられている。複数のアクチュエータ226が駆動することで、液体が吐出される。吐出口28ですでに説明したように、吐出口228は、隣り合う2つのアクチュエータ226の間に、一つ置きに設けられてもよい。吐出口228は、例えば、ノズルプレート225に設けられた孔である。
流入管230a及び230bは、第3方向D3に沿って延びる。流入管230a及び230bのそれぞれの一端は、第1流路221に接続される。流入管230a及び230bのそれぞれの一端は、例えば、第1方向D1における第1流路221の両端部の間に位置する第1中央部221aに接続される。流入管230a及び230bのそれぞれの他端は、例えば、液体吐出ヘッド210の外部に設けられたタンク(不図示)に接続される。流入管230a及び230bの一方は、必要に応じて設けられ、省略可能である。流入管230a及び230bは、第1流路221に液体を流入する。流入管230a及び230bには、例えば、上記のタンクから液体が供給される。
流出管240a及び240bは、例えば、第3方向D3に沿って延びる。流出管240a及び240bのそれぞれの一端は、第2流路222に接続される。流出管240a及び240bのそれぞれの一端は、例えば、第1方向D1における第2流路222の異なる端部222b及び222cに接続される。流出管240a及び240bのそれぞれの他端は、例えば、上記のタンクに接続される。流出管240a及び240bは、第2流路222から液体を流出する。流出管240a及び240bは、例えば、上記のタンクに液体を回収する。
流入管230a及び流出管240aの位置は、例えば、第1方向D1において、相互に異なる。流入管230b及び流出管240bの位置は、例えば、第1方向D1において、相互に異なる。流入管230a及び流出管240aの位置は、第1方向D1において、相互に同じであってもよい。流入管230b及び流出管240bの位置は、第1方向D1において、相互に同じであってもよい。
流入管230a及び230b、並びに流出管240a及び240bは、例えば、金属製である。
回路基板250a及び250bのそれぞれは、ドライバIC251を有する。この例では、回路基板250a及び250bのそれぞれに、2つのドライバIC251が設けられている。回路基板250aに設けられた2つのドライバIC251のそれぞれは、第1方向D1において並ぶ。回路基板250bに設けられた2つのドライバIC251のそれぞれは、第1方向D1において並ぶ。回路基板250aに設けられた2つのドライバIC251は、第2方向D2において、回路基板250aと保持板260aとの間に位置する。回路基板250bに設けられた2つのドライバIC251は、第2方向D2において、回路基板250bと保持板260bとの間に位置する。回路基板250a及び250b、並びにドライバIC251の構成は、第1実施形態の回路基板50及びドライバIC51の構成と同じでよい。なお、ドライバIC251の数は、1つの回路基板につき2つに限定されず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
保持板260aは、流入管230a及び流出管240aと接続されており、流入管230a及び流出管240aを保持する。保持板260aは、流入管230a及び流出管240aと一体に設けられてもよい。保持板260bは、流入管230b及び流出管240bと接続されており、流入管230b及び流出管240bを保持する。保持板260bは、流入管230b及び流出管240bと一体に設けられてもよい。保持板260a及び260bの構成は、第1実施形態の保持板60の構成と同じでよい。
放熱部品270a及び270bは、第1方向D1において、吐出部220の両端に接触するように設けられている。放熱部品270a及び270bは、第1方向D1において、第1流路221の下流側に位置する。放熱部品270は、例えば、放熱フィン又はヒートパイプを含む。
以下、液体吐出ヘッド210のヘッドモジュール211における液体の流れについて説明する。液体は、例えば、インクである。
上記のタンクから流入管230a及び230bに供給された液体は、流入管230a及び230bを通って、吐出部220に流入する。流入管230a及び230bから流入した液体の一部は、第1流路221を通って、複数のアクチュエータ226の間に設けられた吐出口228から吐出される。流入管230a及び230bから流入した液体の別の一部は、第1流路221を通り、複数のアクチュエータ226の間を通って、第2流路222に流入し、流出管240a及び240bから流出される。流出管240a及び240bから流出された液体は、例えば、上記のタンクに回収され、再びタンクから流入管230a及び230bに供給される。このように、液体吐出ヘッド210のヘッドモジュール211は、ヘッドモジュール211とタンクとの間で液体を循環させることができる。
上記のように、この例では、流入管230a及び230bは、第1方向D1における第1流路221の両端部の間に位置する第1中央部221aに接続されている。従って、液体は、流入管230a及び230bから第1流路221の中央部221aに流入し、第1流路221の中央部221aから第1流路221の両端部に向かって第1流路221を流れる。一方、流出管240a及び240bは、それぞれ第1方向D1における第2流路222の異なる端部222b及び222cに接続されている。従って、第2流路222に流入した液体は、第2流路22の中央部から第2流路222の両端部(端部222b及び222c)に向かって第2流路222を流れ、第2流路222の両端部から流出管240a及び240bに流出する。この例では、第1流路221を−D1方向に流れた液体は、第2流路222を−D1方向に流れ、流出管240aから流出される。一方、第1流路221を+D1方向に流れた液体は、第2流路222を+D1方向に流れ、流出管240bから流出される。
ここで、第3実施形態の効果について説明する。
液体吐出ヘッド210の使用中、複数のアクチュエータ226は発熱しており、第1流路221を流れる液体よりも高温になる。従って、液体は、第1流路221を通る際に、複数のアクチュエータ226からの熱を受けて、第1流路221の下流にいくほど高温になる。第1流路221の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差が大きくなると、第1流路221の上流側と下流側とで吐出される液体の粘度の差が大きくなり、印刷の高精細性に影響が出る。
液体吐出ヘッド210の使用中、複数のアクチュエータ226は発熱しており、第1流路221を流れる液体よりも高温になる。従って、液体は、第1流路221を通る際に、複数のアクチュエータ226からの熱を受けて、第1流路221の下流にいくほど高温になる。第1流路221の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差が大きくなると、第1流路221の上流側と下流側とで吐出される液体の粘度の差が大きくなり、印刷の高精細性に影響が出る。
これに対し、第3実施形態に係る液体吐出ヘッド210では、第1流路221の下流側に放熱部品270a及び270bを設ける。このように、第1流路221の下流側に放熱部品270a及び270bを設けることで、高温になりやすい第1流路221の下流側の液体を放熱部品270a及び270bで放熱(冷却)し、第1流路221の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差が大きくなることを抑制できる。従って、吐出される液体の位置ごとの温度差を低減可能な液体吐出ヘッドを提供することができる。
(第3実施形態の変形例)
図12は、第3実施形態の変形例に係る液体吐出ヘッドを表す模式的正面図である。
図13及び図14は、第3実施形態の変形例に係る液体吐出ヘッドを表す模式的断面図である。図13は、図12に示すG−G’線による断面図である。図14は、図12に示すH−H’線による断面図である。
図12〜図14に表すように、第3実施形態の変形例に係る液体吐出ヘッド210Aは、ハウジング215と、ハウジング215内に収容されるヘッドモジュール211Aと、を備える。
図12は、第3実施形態の変形例に係る液体吐出ヘッドを表す模式的正面図である。
図13及び図14は、第3実施形態の変形例に係る液体吐出ヘッドを表す模式的断面図である。図13は、図12に示すG−G’線による断面図である。図14は、図12に示すH−H’線による断面図である。
図12〜図14に表すように、第3実施形態の変形例に係る液体吐出ヘッド210Aは、ハウジング215と、ハウジング215内に収容されるヘッドモジュール211Aと、を備える。
ハウジング215の構成は、上記の液体吐出ヘッド210のハウジング215の構成と同じでよい。なお、図12は、ハウジング215の正面側のパネルを取り外した状態を表している。
ヘッドモジュール211Aは、吐出部220と、2つの流入管230a及び230bと、2つの流出管240a及び240bと、2つの回路基板250a及び250bと、2つの保持板260a及び260bと、2つの放熱部品270a及び270bと、を含む。ヘッドモジュール211Aの構成は、放熱部品270a及び270bを含むこと以外は、第2実施形態の第2ヘッドモジュール112の構成と同じである。従って、吐出部220、流入管230a及び230b、流出管240a及び240b、回路基板250a及び250b、並びに保持板260a及び260bの説明は省略する。
放熱部品270a及び270bは、第1方向D1において、第1流路221の下流側に位置する。放熱部品270a及び270bの構成は、上記の液体吐出ヘッド210の放熱部品270a及び270bの構成と同じでよい。
液体吐出ヘッド210Aのヘッドモジュール211Aにおける液体の流れは、第2実施形態の第2ヘッドモジュール112の液体の流れと同じである。従って、ヘッドモジュール211Aにおける液体の流れの説明は省略する。
第3実施形態の変形例に係る液体吐出ヘッド210Aにおいても、上記の液体吐出ヘッド210と同様に、第1流路221の下流側に放熱部品270a及び270bを設けることで、高温になりやすい第1流路221の下流側の液体を放熱部品270a及び270bで放熱(冷却)し、第1流路221の上流側と下流側とで吐出される液体の温度差が大きくなることを抑制できる。従って、吐出される液体の位置ごとの温度差を低減可能な液体吐出ヘッドを提供することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
10…液体吐出ヘッド、 11…積層体、 11a、11b、11c、11d…ヘッドモジュール、 15…ハウジング、 20…吐出部、 21、22…第1、第2流路、 25…ノズルプレート、 26…アクチュエータ、 28…吐出口、 30…流入管、 40…流出管、 50…回路基板、 51…ドライバIC、 60…保持板、 80…断熱部、 110…液体吐出ヘッド、 111、112…第1、第2ヘッドモジュール、 115…ハウジング、 120a、120b…第1、第2吐出部、 121、122、123、124…第1、第2、第3、第4流路、 121a、121b、122a、122b…端部、 123a、124a…第1、第2中央部、 125a、125b…ノズルプレート、 126、127…第1、第2アクチュエータ、 128、129…第1、第2吐出口、 131a、131b…第1流入管、 132a、132b…第2流入管、 141a、141b…第1流出管、 142a、142b…第2流出管、 150a、150b…回路基板、 151…ドライバIC、 160a、160b…保持板、 180…断熱部、 210、210A…液体吐出ヘッド、 211、211A…ヘッドモジュール、 215…ハウジング、 220…吐出部、 221、222…第1、第2流路、 221a、222a…第1、第2中央部、 222b、222c…端部、 225…ノズルプレート、 226…アクチュエータ、 228…吐出口、 230a、230b…流入管、 240a、240b…流出管、 250、250b…回路基板、 251…ドライバIC、 260a、260b…保持板、 270a、270b…放熱部品、 280…断熱部、 D1、D2、D3…第1、第2、第3方向、 OR1、OR2…第1、第2向き
Claims (8)
- 複数のヘッドモジュールを備え、
前記複数のヘッドモジュールのそれぞれは、
第1流路と、第2流路と、前記第1流路と前記第2流路との間に第1方向に沿って配列された複数のアクチュエータと、を含む、吐出部と、
前記第1流路に液体を流入する流入管と、
前記第2流路から液体を流出する流出管と、
を含み、
前記流入管から流入した液体の一部は、前記第1流路を通って、前記複数のアクチュエータの間に設けられた吐出口から吐出され、
前記流入管から流入した前記液体の別の一部は、前記第1流路を通り、前記複数のアクチュエータの間を通って、前記第2流路に流入し、前記流出管から流出され、
前記第1流路の液体が流れる第1向きは、前記第2流路の液体が流れる第2向きと逆であり、
前記複数のヘッドモジュールは、前記第1方向に交差する第2方向に沿って配列され、
前記複数のヘッドモジュールのうち、隣り合う2つにおいて、前記第1向きは逆である、液体吐出ヘッド。 - 前記第1方向において、前記流入管及び前記流出管の位置は、相互に異なる、請求項1記載の液体吐出ヘッド。
- 交互に配列された第1ヘッドモジュール及び第2ヘッドモジュールを備え、
前記第1ヘッドモジュールは、
第1流路と、第2流路と、前記第1流路と前記第2流路との間に第1方向に沿って配列された複数の第1アクチュエータと、を含む、第1吐出部と、
前記第1流路に液体を流入する2つの第1流入管と、
前記第2流路から液体を流出する2つの第1流出管と、
を含み、
前記2つの第1流入管は、それぞれ前記第1方向における前記第1流路の異なる端部に接続され、
前記2つの第1流出管は、それぞれ前記第1方向における前記第2流路の異なる端部に接続され、
前記第1方向において、前記2つの第1流入管及び前記2つの第1流出管の位置は、相互に異なり、
前記2つの第1流入管から流入した液体の一部は、前記第1流路を通って、前記複数の第1アクチュエータの間に設けられた第1吐出口から吐出され、
前記2つの第1流入管から流入した前記液体の別の一部は、前記第1流路を通り、前記複数の第1アクチュエータの間を通って、前記第2流路に流入し、前記2つの第1流出管から流出され、
前記第2ヘッドモジュールは、
第3流路と、第4流路と、前記第3流路と前記第4流路との間に前記第1方向に沿って配列された複数の第2アクチュエータと、を含む、第2吐出部と、
前記第3流路に液体を流入する第2流入管と、
前記第4流路から液体を流出する第2流出管と、
を含み、
前記第2流入管は、前記第1方向における前記第3流路の両端部の間に位置する第1中央部に接続され、
前記第2流出管は、前記第1方向における前記第4流路の両端部の間に位置する第2中央部に接続され、
前記第2流入管から流入した液体の一部は、前記第3流路を通って、前記複数の第2アクチュエータの間に設けられた第2吐出口から吐出され、
前記第2流入管から流入した前記液体の別の一部は、前記第3流路を通り、前記複数の第2アクチュエータの間を通って、前記第4流路に流入し、前記第2流出管から流出され、
前記第1ヘッドモジュール及び前記第2ヘッドモジュールは、前記第1方向に交差する第2方向に沿って交互に配列される、液体吐出ヘッド。 - 前記第2ヘッドモジュールは、他の第2流入管及び他の第2流出管をさらに含み、
前記他の第2流入管は、前記第1中央部に接続され、
前記他の第2流出管は、前記第2中央部に接続される、請求項3記載の液体吐出ヘッド。 - 第1流路と、第2流路と、前記第1流路と前記第2流路との間に第1方向に沿って配列された複数のアクチュエータと、を含む、吐出部と、
前記第1流路に液体を流入する流入管と、
前記第2流路から液体を流出する流出管と、
放熱部品と、
を備え、
前記流入管から流入した液体の一部は、前記第1流路を通って、前記複数のアクチュエータの間に設けられた吐出口から吐出され、
前記流入管から流入した前記液体の別の一部は、前記第1流路を通り、前記複数のアクチュエータの間を通って、前記第2流路に流入し、前記流出管から流出され、
前記第1方向において、前記第1流路の下流側に前記放熱部品が設けられる、液体吐出ヘッド。 - 前記流入管は、前記第1方向における前記第1流路の両端部の間に位置する第1中央部に接続され、
前記流出管は、前記第1方向における前記第2流路の両端部の間に位置する第2中央部に接続される、請求項5記載の液体吐出ヘッド。 - 他の流出管をさらに備え、
前記流入管は、前記第1方向における前記第1流路の両端部の間に位置する第1中央部に接続され、
前記流出管及び前記他の流出管は、それぞれ前記第1方向における前記第2流路の異なる端部に接続される、請求項5記載の液体吐出ヘッド。 - 前記放熱部品は、放熱フィン又はヒートパイプを含む、請求項5〜7のいずれか1つに記載の液体吐出ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018048144A JP2019155808A (ja) | 2018-03-15 | 2018-03-15 | 液体吐出ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019155808A true JP2019155808A (ja) | 2019-09-19 |
Family
ID=67995518
Family Applications (1)
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JP2018048144A Pending JP2019155808A (ja) | 2018-03-15 | 2018-03-15 | 液体吐出ヘッド |
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JP (1) | JP2019155808A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021053885A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 株式会社リコー | ヘッドアレイ、ヘッドモジュール、吐出ユニット、液体を吐出する装置 |
-
2018
- 2018-03-15 JP JP2018048144A patent/JP2019155808A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021053885A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 株式会社リコー | ヘッドアレイ、ヘッドモジュール、吐出ユニット、液体を吐出する装置 |
JP7318459B2 (ja) | 2019-09-30 | 2023-08-01 | 株式会社リコー | ヘッドアレイ、ヘッドモジュール、吐出ユニット、液体を吐出する装置 |
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