JP2019155515A - 工作機械 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係る工作機械1について説明する。図1の上側、下側、左側、右側、手前側、奥側を、夫々、工作機械1の上側、下側、左側、右側、正面側、背面側と定義する。図1に示すように、工作機械1は、工具を高速回転して被切削物に切削加工を施す機械である。工作機械1はコイルコンベア17(図3参照)とチップコンベア23(図3参照)を備える。コイルコンベア17は、工作機械1の機内における下端部の両側に1つずつ設けられる。コイルコンベア17は、切削加工により生じた被切削物の加工屑を工作機械1の機外に搬送する。チップコンベア23は、工作機械1の機外の背面側に設けられる。チップコンベア23は、コイルコンベア17における一端と接続する。チップコンベア23の一端は、チップボックス(図示略)と対向する。チップコンベア23は、コイルコンベア17により機外へ搬送された加工屑をチップボックスへ搬送する。
工作機械1は、自動モード、手動モード、通常モード、特殊モード、保守モードで動作する。自動モードとは、後述の第一プログラムに従ってコイルコンベア17とチップコンベア23を動作するモードである。工作機械1への電源投入後の初期状態においてコイルコンベア17及びチップコンベア23の動作は自動モードである。ユーザが切替ボタン13A(図3参照)をオフした時、コイルコンベア17の動作は自動モードに設定される。ユーザが切替ボタン19A(図3参照)をオフした時、チップコンベア23の動作は自動モードに設定される。操作部11の開始ボタン11A(図3参照)が押下されると、自動モードにおいて、コイルコンベア17とチップコンベア23は、第一プログラムで定められた順序に従い自動で動作する。
図3を参照し、工作機械1の構成を詳細に説明する。工作機械1は、操作部11、13、19、操作パネル15、制御盤21、コイルコンベア17、リレー20、及びチップコンベア23を備える。尚、制御盤21は、後述するNC基板31、IO基板32、リレー33、動力電源34、ILリレー35、ブレーカ36、及びIL基板37を備える。
図4〜図7を参照して、第一メイン処理と第二メイン処理について説明する。工作機械1に電源が投入されると、CPU311は、ROM313に記憶された第一プログラムを読み出して、第一メイン処理を実行する(図4、図5参照)。CPU311は、コイルコンベア17の動作モードが自動モードであるか否か判断する(S403)。尚、CPU311は、切替ボタン13Aが押下されたことに応じて操作部13から出力される切替信号のオン・オフ状態に基づき自動モードであるか否か判断する。CPU311は、切替信号がオンの時、手動モードであると判断する(S403:NO)。該時、CPU311は保守モードで動作する(S417)。S417以降の処理(即ち、保守モード)については、図5を参照して後述する。
以上、説明したように、工作機械1は、通常モードで被切削物を加工する時、コイルコンベア17とチップコンベア23を連動して正転駆動する。故に、工作機械1は、通常モードにおいては、加工屑を搬送しつつ切削加工を行うことで作業効率が向上する。又、工作機械1は、特殊モードで被切削物を加工する時、コイルコンベア17とチップコンベア23を連動して停止する。故に、工作機械1は、特殊モードにおいてコイルコンベア17に起因する振動を抑制できるので、被切削物を精度よく加工できる。
本発明は、上記実施形態に限らない。上記実施形態では、コイルコンベア17と、チップコンベア23の連動正転を、ソフトウェアにより制御を行ったがこれに限らない。例えば、IO基板32とリレー33を接続する正転信号線111と、配線125とをジャンパー配線141を介して接続してもよい(図2参照)。該時、IL基板37と配線125は、電気的に接続しなくてもよい。正転信号線111は、NC基板31がコイルコンベア17を正転駆動させる時、IO基板32から出力される正転信号をリレー33へ送信する。これにより、リレー33は、コイルコンベア17の駆動を正転駆動に切り替える。該時、操作部19は、ジャンパー配線141を介して正転信号線111と接続するので、コイルコンベア17の正転信号を受信する。故に、操作部19は、ジャンパー配線141の正転信号のオン・オフの状態に応じて、チップコンベア23の動作を制御できる。具体的には、工作機械1は、ジャンパー配線141により、正転信号線111のオン・オフ状態に応じてチップコンベア23をコイルコンベア17の駆動と連動して正転駆動又は停止できる。
NC基板31、操作基板231は、本発明の「制御部」の一例である。通常モードは、本発明の「第一加工モード」の一例である。特殊モードは、本発明の「第二加工モード」の一例である。NC基板31は、本発明の「第一制御部」の一例である。操作基板231は、本発明の「第二制御部」の一例である。リレー33は、本発明の「開閉器」の一例である。正転信号線111、反転信号線113は、本発明の「第一信号線」の一例である。ジャンパー配線141は、本発明の「第二信号線」の一例である。操作部13は、本発明の「第一操作部」の一例である。操作部19は、本発明の「第二操作部」の一例である。正転ボタン13B、反転ボタン13Cは、本発明の「切替部」の一例である。
13、19 :操作部
13B :正転ボタン
13C :反転ボタン
17 :コイルコンベア
23 :チップコンベア
31 :NC基板
33 :リレー
111 :正転信号線
113 :反転信号線
141 :ジャンパー配線
231 :操作基板
Claims (6)
- 工具による被切削物の加工により生じた加工屑を機外に搬送するコイルコンベアを機内に備え、前記コイルコンベアが前記機外に搬送した前記加工屑を搬送するチップコンベアを前記機外に備える工作機械において、
前記コイルコンベアと前記チップコンベアの動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記工具により第一加工モードで前記被切削物を加工する時、前記チップコンベアと前記コイルコンベアを連動して駆動し、
前記工具により前記第一加工モードと異なる第二加工モードで前記被切削物を加工する時、前記チップコンベアと前記コイルコンベアを連動して停止することを特徴とする工作機械。 - 前記制御部は、
前記コイルコンベアの動作を制御する第一制御部と、
前記チップコンベアの動作を制御する第二制御部と
を備え、
前記第一制御部は、
前記コイルコンベアとの間に介在する開閉器と第一信号線を介して接続し、前記第一信号線の電気状態を切り替えることにより前記コイルコンベアの動作を制御し、
前記第二制御部は、
第二信号線を介して前記第一信号線と接続し、前記第二信号線の電気状態に応じて、前記チップコンベアの動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の工作機械。 - 前記第一信号線は、
前記加工屑が前記チップコンベア側に移動するように前記コイルコンベアを駆動する正転信号線と、
前記加工屑が前記チップコンベアと反対側に移動するように前記コイルコンベアを駆動する反転信号線と
を備え、
前記第二信号線は、前記正転信号線と接続することを特徴とする請求項2に記載の工作機械。 - 前記コイルコンベアの動作モードを、自動モード又は手動モードに設定する第一操作部と、
前記チップコンベアの動作モードを、自動モード又は手動モードに設定する第二操作部と
を備え、
前記制御部は、
前記第一操作部が前記コイルコンベアの動作モードを前記自動モードに設定し、且つ、前記第二操作部が前記チップコンベアの動作モードを前記自動モードに設定した時、前記コイルコンベアと前記チップコンベアを連動して駆動又は停止し、
前記第一操作部が前記コイルコンベアの動作モードを前記手動モードに設定した時、前記第一操作部に対する操作に応じて前記コイルコンベアを駆動又は停止し、
前記第二操作部が前記チップコンベアの動作モードを前記手動モードに設定した時、前記第二操作部に対する操作に応じて前記チップコンベアを駆動又は停止することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の工作機械。 - 前記第一操作部は、
前記コイルコンベアの動作モードを前記手動モードに設定した時、前記加工屑が前記チップコンベア側に移動するように前記コイルコンベアを正転駆動する正転モードと、前記加工屑が前記チップコンベア側と反対側に移動するように前記コイルコンベアを反転駆動する反転モードとを切り替える切替部
を備え、
前記制御部は、
前記第二操作部が前記チップコンベアの動作モードを前記自動モードに設定し、且つ前記切替部が前記コイルコンベアの動作を前記正転モードに設定した時、前記チップコンベアを前記コイルコンベアと連動して正転駆動し、
前記第二操作部が前記チップコンベアの動作モードを前記自動モードに設定し、且つ前記切替部が前記コイルコンベアの動作を前記反転モードに設定した時、前記チップコンベアを停止することを特徴とする請求項4に記載の工作機械。 - 前記第二加工モードは、前記被切削物の仕上げ加工を行うモードであり、
前記第一加工モードは、前記第二加工モード以外の加工を行うモードであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の工作機械。
Priority Applications (1)
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JP2018043734A JP7047484B2 (ja) | 2018-03-12 | 2018-03-12 | 工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018043734A JP7047484B2 (ja) | 2018-03-12 | 2018-03-12 | 工作機械 |
Publications (2)
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JP2019155515A true JP2019155515A (ja) | 2019-09-19 |
JP7047484B2 JP7047484B2 (ja) | 2022-04-05 |
Family
ID=67994308
Family Applications (1)
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JP2018043734A Active JP7047484B2 (ja) | 2018-03-12 | 2018-03-12 | 工作機械 |
Country Status (1)
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2018
- 2018-03-12 JP JP2018043734A patent/JP7047484B2/ja active Active
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