JP2019155378A - ダイカストマシンおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なタイミングでプランジャの動作を切り替えることができるダイカストマシンおよびダイカストマシンの制御方法を提供する。【解決手段】ダイカストマシン1は、プランジャ15を前進するよう動作させる。プランジャ15の前進によりスリーブ33から押し出された金属溶湯MがキャビティCに到達したことを検出する。キャビティCに金属溶湯Mが到達したことを検出したときのプランジャ15の位置Lを基準(基準位置Ls)として、プランジャ15の動作を切り替えるための減速開始位置L2および増圧開始位置L3を決定する。そして、プランジャ15が減速開始位置L2および増圧開始位置L3に進むとプランジャ15の動作を各位置に応じたものに切り替える。【選択図】図8

Description

本発明は、ダイカストマシンおよびダイカストマシンの制御方法に関する。
特許文献1に従来のダイカストマシンが開示されている。このダイカストマシンは、射出動作を行う低速射出工程および高速射出工程、ならびに、増圧動作を行う増圧工程を有している。このダイカストマシンは、射出プランジャの前進位置が低速射出工程に設定された距離だけ前進したタイミングで、高速射出工程に切り替える。そして、射出プランジャが所定の前進位置に進んだことを検知すると、位置軸に沿った速度フィードバック制御から、時間軸に沿った圧力フィードバック制御に切り替える。
特開2008−126294号公報
ダイカストマシンは、スリーブに注入された金属溶湯をプランジャによって射出して、金型のキャビティに充填する。スリーブに金属溶湯を注入する際に、何らかの原因によって湯こぼれが発生したり、金属溶湯がラドル内で固着したりすると、スリーブ内の金属溶湯の量にバラつきが生じてしまう。そのため、プランジャの絶対的な位置を基準として動作を切り替えるダイカストマシンでは、金属溶湯の量のバラつきがあると、動作切替時にキャビティに充填されている金属溶湯の量もバラついてしまう。これにより、適切でないタイミングでプランジャの動作が切り替えられ、成形品の品質が安定しないおそれがあった。
そこで、本発明は、適切なタイミングでプランジャの動作を切り替えることができるダイカストマシンおよびダイカストマシンの制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るダイカストマシンは、金型のキャビティに射出される金属溶湯が注入されるスリーブと、前記スリーブに収容されたプランジャと、前記プランジャの前進により前記スリーブから押し出された金属溶湯が前記キャビティに到達したことを検出する到達検出部と、前記到達検出部によって前記キャビティに金属溶湯が到達したことが検出されたときの前記プランジャの位置を基準として、前記プランジャの動作を切り替えるための動作切替位置を決定する動作切替位置決定部と、前記プランジャを前進するよう動作させるとともに、前記プランジャが前記動作切替位置に進むと前記プランジャの動作を切り替える動作制御部と、を有していることを特徴とする。
本発明において、前記プランジャと接続された、油圧で動作するピストンと、前記ピストンを収容するシリンダと、を有し、前記動作制御部が、前記シリンダの後方油室への作動油の供給および前記シリンダの前方油室からの作動油の排出を制御することにより前記プランジャを動作させ、前記到達検出部が、前記前方油室の油圧変化に基づいて前記キャビティに金属溶湯が到達したことを検出することが好ましい。
本発明において、前記到達検出部が、前記プランジャの速度変化に基づいて前記キャビティに金属溶湯が到達したことを検出することが好ましい。
本発明において、前記到達検出部が、前記プランジャの位置または前記プランジャの動作中の時間について設定された所定の監視範囲内において、前記キャビティに金属溶湯が到達したことを検出することが好ましい。
本発明において、前記動作切替位置が、減速開始位置であり、前記動作制御部が、前記プランジャが前記減速開始位置に進むと前記プランジャを減速させることが好ましい。
本発明において、前記動作切替位置が、増圧開始位置であり、前記動作制御部が、前記プランジャが前記増圧開始位置に進むと増圧動作に切り替えることが好ましい。
上記目的を達成するために、本発明の他の一態様に係るダイカストマシンの制御方法は、金型のキャビティに射出される金属溶湯が注入されるスリーブと、前記スリーブに収容されたプランジャと、を有するダイカストマシンの制御方法であって、前記プランジャを前進するよう動作させ、前記プランジャの前進により前記スリーブから押し出された金属溶湯が前記キャビティに到達したことを検出し、前記キャビティに金属溶湯が到達したことを検出したときの前記プランジャの位置を基準として、前記プランジャの動作を切り替えるための動作切替位置を決定し、前記プランジャが前記動作切替位置に進むと前記プランジャの動作を切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、プランジャを前進するよう動作させる。プランジャの前進によりスリーブから押し出された金属溶湯が金型のキャビティに到達したことを検出する。キャビティに金属溶湯が到達したことを検出したときのプランジャの位置を基準として、プランジャの動作を切り替えるための動作切替位置を決定する。そして、プランジャが動作切替位置に進むとプランジャの動作を切り替える。ここで、キャビティの容積は一定であることから、金属溶湯がキャビティに到達した時点以降に押し出すべき金属溶湯の量もあらかじめ決まっている。そのため、金属溶湯がキャビティに到達したときのプランジャの位置を基準位置として、この基準位置からキャビティの容積に応じて動作切替位置を相対的に決定することで、スリーブ内の金属溶湯の量のバラツキにかかわらず、適切なタイミングでプランジャの動作を切り替えることができる。したがって、製品の品質を効果的に安定させることができる。
本発明の一実施形態に係るダイカストマシンの概略構成を示す図である。 図1のダイカストマシンが有するダイプレート近傍の断面図である。 図1のダイカストマシンが有する制御装置の機能ブロックを示す図である。 図3の制御装置が実行する本発明に係る処理の一例を示すフローチャートである。 金型のキャビティ近傍の拡大断面図であって、スリーブに金属溶湯を注入した状態を示す図である。 金型のキャビティ近傍の拡大断面図であって、プランジャが高速前進開始位置に進んだ状態を示す図である。 金型のキャビティ近傍の拡大断面図であって、金属溶湯がキャビティに到達した状態を示す図である。 金型のキャビティ近傍の拡大断面図であって、プランジャが減速開始位置に進んだ状態を示す図である。 金型のキャビティ近傍の拡大断面図であって、プランジャが増圧開始位置に進んだ状態を示す図である。 射出工程および増圧工程におけるシリンダの前方油室の油圧および後方油室の油圧ならびにプランジャの速度の変化の一例を示すグラフである(前方油室の油圧変化に基づいて金属溶湯がキャビティに到達したことを検出する構成)。 射出工程および増圧工程におけるシリンダの前方油室の油圧および後方油室の油圧ならびにプランジャの速度の変化の一例を示すグラフである(プランジャの速度変化に基づいて金属溶湯がキャビティに到達したことを検出する構成)。
以下、本発明の一実施形態に係るダイカストマシンについて、図1〜図10を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るダイカストマシンの概略構成を示す図である。図2は、図1のダイカストマシンが有するダイプレート近傍の断面図である。図3は、図1のダイカストマシンが有する制御装置の機能ブロックを示す図である。図4は、図3の制御装置が実行する本発明に係る処理の一例を示すフローチャートである。図5〜図9は、金型のキャビティ近傍の拡大断面図であって、順に、(1)スリーブに金属溶湯を注入した状態、(2)プランジャが高速前進開始位置に進んだ状態、(3)金属溶湯がキャビティに到達した状態、(4)プランジャが減速開始位置に進んだ状態、および、(5)プランジャが増圧開始位置に進んだ状態、を示す図である。図10は、射出工程および増圧工程におけるシリンダの前方油室の油圧および後方油室の油圧ならびにプランジャの速度の変化の一例を模式的に示すグラフである(前方油室の油圧変化に基づいて金属溶湯がキャビティに到達したことを検出する構成)。本明細書において、図1、図2、図5〜図9の左側を前方とし、右側を後方としている。
図1に示すように、本実施形態に係るダイカストマシン1は、油圧で動作するピストン11と、ピストン11を前後方向に移動可能に収容するシリンダ12とを有する。シリンダ12は、ピストン11により区画された後方油室13および前方油室14を有している。ピストン11には、プランジャ15が接続されている。プランジャ15は、ピストン11の前面11aから前方に延びるロッド16と、ロッド16の先端に設けられたプランジャチップ17と、を有している。プランジャ15は、固定ダイプレート31のスリーブ33(図2)に前後進可能に収容される。
シリンダ12の後方には、駆動伝達プレート18が配設されている。駆動伝達プレート18は、電動サーボモータ19、ならびに、駆動伝達歯車およびボールネジ機構等からなる駆動伝達機構20により前後方向に移動される。駆動伝達プレート18が前方に移動されることにより、シリンダ12が押されて前進する。駆動伝達プレート18、電動サーボモータ19および駆動伝達機構20は、電動増圧機構を構成する。なお、このような電動増圧機構に代えて、油圧によってシリンダ12を押して前進させる油圧増圧機構を有していてもよい。
ダイカストマシン1は、シリンダ12の後方油室13に作動油を供給する油圧供給部としてのアキュムレータ21を有する。アキュムレータ21とシリンダ12の後方油室13とは、油路aにより接続されている。油路a上には、供給バルブ22が配設されている。供給バルブ22は、アキュムレータ21と後方油室13とを連通および遮断する。本実施形態において、供給バルブ22は、ソレノイドにより弁体を駆動する電磁弁で構成される。供給バルブ22として、電磁弁以外にも、例えば、モータにより弁体を駆動するものなど、他の種類のバルブを採用してもよい。
シリンダ12の前方油室14と作動油を蓄えるタンク23とは、油路bにより接続されている。油路b上には、サーボバルブ24が配設されている。サーボバルブ24は、開度により前方油室14からタンク23に流れる作動油の流出量を調整する。本実施形態では、サーボバルブ24によって、前方油室14から排出される作動油の量を調整することにより、プランジャ15が前進する速度などを制御(メータアウト制御)する。なお、上述した供給バルブ22をサーボバルブで構成し、アキュムレータ21から後方油室13に供給される作動油の量を調整することにより、プランジャ15が前進する速度などを制御(メータイン制御)する構成でもよい。
ダイカストマシン1は、シリンダ12の前方油室14の油圧Pfに応じた信号を出力する油圧センサ25と、プランジャ15の位置Lに応じた信号を出力する位置センサ26と、を有している。位置センサ26は、光学式、磁気式、磁歪式など公知の位置センサを用いることができる。
また、図2に示すように、ダイカストマシン1は、固定金型K1が取り付けられる固定ダイプレート31と、移動金型K2が取り付けられる可動ダイプレート32と、を有している。固定ダイプレート31は、固定金型K1のランナRに連通された円筒状のスリーブ33を有している。スリーブ33は、給湯口34が上部に形成されており、図示しないラドルによって金属溶湯Mが注ぎ入れられる。ダイカストマシン1は、図示しない型締駆動部によって固定ダイプレート31に対して可動ダイプレート32を進退させて、固定金型K1と移動金型K2とを型閉および型開する。
型閉された固定金型K1および移動金型K2の内部には、スリーブ33と連通されたランナRと、ランナRと連通されたキャビティCと、キャビティCと連通されたオーバーフロー部Oと、が形成される。ランナRは、キャビティC側の端部においてキャビティCに向かうにしたがって徐々に縮径され、キャビティCに開口されたゲートGに通じている。そのため、金属溶湯Mは、ランナRからキャビティCに流れ込むときにゲートGを通過することで流動抵抗が高まる。
ダイカストマシン1は、全体の動作を司る制御装置40を有している。制御装置40は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、各種I/Oインタフェースなどを有する組み込み機器用のマイクロコンピュータを有して構成されている。制御装置40は、アキュムレータ21、供給バルブ22およびサーボバルブ24の動作を制御する。制御装置40は、油圧センサ25が出力した信号に基づいて前方油室14の油圧Pfを検出する。制御装置40は、位置センサ26が出力した信号に基づいてプランジャ15の位置Lおよび速度Vを検出する。制御装置40は、型閉工程、注湯工程、射出工程(低速射出工程および高速射出工程)、増圧工程、型開工程および製品押出工程などの各種工程において、各種駆動部の動作を制御する。
制御装置40のCPUは、ROMに格納された制御プログラムを実行することにより、油圧検出部41、位置・速度検出部42、到達検出部43、動作切替位置決定部44および動作制御部45として機能する。
油圧検出部41は、油圧センサ25が出力した信号に基づいて前方油室14の油圧Pfを検出する。位置・速度検出部42は、位置センサ26が出力した信号に基づいてプランジャ15の位置Lおよび速度Vを検出する。
到達検出部43は、プランジャ15の前進によりキャビティCに金属溶湯Mが到達したこと(すなわち、金属溶湯Mの先頭がゲートGを通過したこと)を検出する。
具体的には、到達検出部43は、プランジャ15の位置Lが所定の監視範囲Lw内にあるときに油圧検出部41が検出した前方油室14の油圧Pfを監視する。この監視範囲Lwは、例えば、低速射出工程においてプランジャ15が前進を開始する位置L0(図示なし)を基準として、その位置L0からAmm進んだ位置(開始位置La)からその先にBmm進んだ位置(終了位置Lb)までの範囲とするなど、システムや金型に応じて設定される。監視範囲Lwを設定しない構成を採用してもよい。そして、到達検出部43は、前方油室14の油圧Pfが前方油室14の無負荷時油圧P0に対して所定の割合α以上低い値になったこと検出したとき(Pf≦P0×(1−α)、0<α<100%、例えばα=20%)、キャビティCに金属溶湯Mが到達したものとする。これは、金属溶湯Mの先頭がゲートGを通過する際に流動抵抗が増加してプランジャ15に負荷(圧力)が生じ、この負荷が生じた状態で後方油室13の油圧Pbとの平衡を保つために前方油室14の油圧Pfが低下することによる。
なお、到達検出部43は、プランジャ15の位置について監視範囲Lwを設定することに代えて、プランジャ15の動作中の時間Tについて監視範囲Twを設定してもよい。この監視範囲Twは、例えば、低速射出工程においてプランジャ15が前進を開始した時間T0を基準として、その時間T0からC秒進んだ時間Taからその先のD秒間(時間Tbまで)とするなど、システムや金型に応じて設定される。このように、プランジャ15の位置Lまたはプランジャ15の動作中の時間Tについて、前方油室14の油圧Pfを監視する監視範囲Lwまたは監視範囲Twを設定することで、前方油室14の油圧Pfが低下する確度の高い位置または時間に範囲を限定して当該油圧Pfを監視することができる。そのため、キャビティCに金属溶湯Mが到達したことを誤って検出してしまうことを抑制できる。
前方油室14の無負荷時油圧P0は、アキュムレータ21に設定した油圧に基づいて算出される。アキュムレータ21と連通される後方油室13の油圧Pbはアキュムレータ21に設定した油圧と同じになる。そして、プランジャ15に負荷がかかっていない無負荷時において、前方油室14の無負荷時油圧P0は、後方油室13の油圧Pbにピストン11の後面11bと前面11aとの面積比を掛けることで算出できる(前方油室14の無負荷時油圧P0=後方油室13の油圧Pb×(ピストン11の後面11bの面積Sb/前面11aの面積Sa))。
動作切替位置決定部44は、到達検出部43によってキャビティCに金属溶湯Mが到達したことが検出されたときのプランジャ15の位置Lを基準として、プランジャ15の動作を切り替えるための減速開始位置L2および増圧開始位置L3を決定する。減速開始位置L2および増圧開始位置L3は、動作切替位置である。
具体的には、動作切替位置決定部44は、到達検出部43によってキャビティCに金属溶湯Mが到達したことが検出されると、そのとき(時間Ts)に位置・速度検出部42が検出したプランジャ15の位置L(すなわち基準位置Ls)を取得する。そして、スリーブ33の内径およびキャビティCの容積などに基づいて、基準位置Lsから相対的に、高速射出工程においてプランジャ15を減速する減速開始位置L2、および、プランジャ15の動作について速度制御から圧力制御に切り替えて増圧動作を開始する増圧開始位置L3を決定する。
減速開始位置L2は、一例として、キャビティCの全体に金属溶湯Mが充填される位置である。プランジャ15が基準位置Lsから距離D2進んだときにスリーブ33から押し出される金属溶湯Mの量がキャビティCの容積と等しくなる場合、基準位置Lsから距離D2進んだ地点に減速開始位置L2が設定される。
増圧開始位置L3は、一例として、キャビティCおよびオーバーフロー部Oの全体に金属溶湯Mが充填される位置である。プランジャ15が基準位置Lsから距離D3進んだときにスリーブ33から押し出される金属溶湯Mの量がキャビティCとオーバーフロー部Oの合計容積と等しくなる場合、基準位置Lsから距離D3進んだ地点に増圧開始位置L3が設定される。
動作制御部45は、プランジャ15を前進するよう動作させるとともに、プランジャ15が高速前進開始位置L1、減速開始位置L2、増圧開始位置L3に進むとプランジャ15の動作を各位置に応じた動作に切り替える。高速前進開始位置L1は、あらかじめ設定されている。
具体的には、動作制御部45は、アキュムレータ21の油圧を設定し、供給バルブ22を開くとともにサーボバルブ24の開度を調整して、シリンダ12の後方油室13への作動油の供給およびシリンダ12の前方油室14からの作動油の排出を制御することによりプランジャ15を動作させる。
ダイカストマシン1は、製品成形における一連の動作として、まず、可動ダイプレート32を駆動して固定金型K1および移動金型K2を型締する(型閉工程)。次いで、固定ダイプレート31のスリーブ33に金属溶湯Mを注入する(注湯工程)。そして、アキュムレータ21内の作動油の油圧を高め、供給バルブ22を開状態としてシリンダ12の後方油室13に作動油を供給し、サーボバルブ24により前方油室14から作動油を流出させてピストン11を前進させる。このときサーボバルブ24の開度によって作動油の流出量を調整し、ピストン11を低速前進させたのち高速前進させて、プランジャ15によりスリーブ33内の金属溶湯MをキャビティCに射出充填する(低速射出工程、高速射出工程)。さらに、電動サーボモータ19を動作させ、駆動伝達プレート18を前進させてシリンダ12(すなわちピストン11)を押圧する(増圧工程)。その後、可動ダイプレート32を駆動して固定金型K1および移動金型K2を開いて(型開工程)、キャビティCから製品を押し出す(製品押出工程)。
次に、上述した本実施形態のダイカストマシン1の制御方法として、制御装置40における本発明に係る処理の一例について、図4のフローチャートおよび図5〜図10を参照して説明する。この処理は、低速射出工程および高速射出工程において実行される。
図5に示すように、制御装置40は、注湯工程において固定ダイプレート31のスリーブ33に金属溶湯Mを注入したのち、低速射出工程を開始し、プランジャを低速で前進するよう動作させる(S110)。具体的には、制御装置40は、アキュムレータ21の油圧を設定してアキュムレータ21内の作動油の油圧を高める。制御装置40は、供給バルブ22を開状態として、シリンダ12の後方油室13に作動油を供給する。そして、制御装置40は、サーボバルブ24の開度を調整して前方油室14から作動油を流出させる。これにより、ピストン11に接続されたプランジャ15が位置L0を起点として低速(例えば0.5m/秒)で前進する。
制御装置40は、プランジャ15が高速前進開始位置L1に進むまで待つ(S120でN)。そして、図6に示すように高速前進開始位置L1まで進むと(S120でY)、高速射出工程を開始し、プランジャを高速で前進するよう動作させる(S130)。具体的には、制御装置40は、サーボバルブ24の開度を大きくして作動油の排出量を増加させる。これにより、ピストン11に接続されたプランジャ15が高速(例えば2m/秒)で前進する。
制御装置40は、プランジャ15の位置があらかじめ定められた監視範囲Lwに進むまで待つ(S140でN)。そして、制御装置40は、プランジャ15が監視範囲Lwの開始位置Laまで進むと(S140でY)、そこから終了位置Lbに進むまでの監視範囲Lw内で油圧センサ25が出力する信号に基づいて前方油室14の油圧Pfの監視を開始する(S150)。
制御装置40は、プランジャ15の前進によりスリーブ33から押し出された金属溶湯MがキャビティCに到達したことを検出する(S160)。具体的には、制御装置40は、前方油室14の油圧Pfが無負荷時油圧P0に対して所定の割合α以上低い値になるまで待つ(S160でN)。そして、図10のグラフに示すように、前方油室14の油圧Pfが無負荷時油圧P0に対して所定の割合α以上低い値になると(Pf≦P0×(1−α)、S160でY)、図7に示すように、そのとき(時間Ts)のプランジャ15の位置Lを基準位置Lsとする。そして、制御装置40は、基準位置Lsから減速開始距離D2進んだ位置を減速開始位置L2とし、基準位置Lsから増圧開始距離D3進んだ位置を増圧開始位置L3として決定する(S170)。
制御装置40は、プランジャ15が減速開始位置L2に進むまで待つ(S180でN)。そして、図8に示すように減速開始位置L2まで進むと(S180でY)、プランジャ15を減速させる(S190)。具体的には、制御装置40は、サーボバルブ24の開度を小さくして作動油の排出量を減少させる。これにより、制御装置40は、ピストン11に接続されたプランジャ15を減速させる。
制御装置40は、プランジャ15が増圧開始位置L3に進むまで待つ(S200でN)。そして、図9に示すように増圧開始位置L3まで進むと(S200でY)、プランジャの動作を射出動作から増圧動作に切り替える(S210)。具体的には、制御装置40は、電動増圧機構(駆動伝達プレート18、電動サーボモータ19および駆動伝達機構20)によりシリンダ12を前進するよう動作させ、位置軸に沿った速度フィードバック制御(速度制御)から、時間軸に沿った圧力フィードバック制御(圧力制御)に切り替える。これにより、制御装置40は、プランジャ15の動作を射出動作から増圧動作に切り替えて増圧工程を開始し、本フローチャートの処理を終了する。これ以降は、増圧工程、型開工程および製品押出工程における動作を実行する。
以上より、本実施形態のダイカストマシン1によれば、プランジャ15を前進するよう動作させる。プランジャ15の前進によりスリーブ33から押し出された金属溶湯MがキャビティCに到達したことを検出する。キャビティCに金属溶湯Mが到達したことを検出したときのプランジャ15の位置Lを基準(基準位置Ls)として、プランジャ15の動作を切り替えるための減速開始位置L2および増圧開始位置L3を決定する。そして、プランジャ15がこれら減速開始位置L2および増圧開始位置L3に進むとプランジャ15の動作を各位置に応じたものに切り替える。ここで、キャビティCの容積は一定であることから、金属溶湯MがキャビティCに到達した時点以降に押し出すべき金属溶湯Mの量もあらかじめ決まっている。そのため、金属溶湯MがキャビティCに到達したときのプランジャ15の位置Lを基準位置Lsとして、この基準位置LsからキャビティCの容積に応じて減速開始位置L2および増圧開始位置L3を相対的に決定することで、スリーブ33内の金属溶湯Mの量のバラツキにかかわらず、適切なタイミングでプランジャ15の動作を切り替えることができる。したがって、製品の品質を効果的に安定させることができる。
また、ダイカストマシン1は、プランジャ15と接続された、油圧で動作するピストン11と、ピストン11を収容するシリンダ12と、を有している。制御装置40の動作制御部45が、シリンダ12の後方油室13への作動油の供給およびシリンダ12の前方油室14からの作動油の排出を制御することによりプランジャ15を動作させる。そして、制御装置40の到達検出部43が、前方油室14の油圧変化に基づいてキャビティCに金属溶湯Mが到達したことを検出する。このようにすることで、比較的簡易な構成により精度よくキャビティCに金属溶湯Mが到達したことを検出できる。
また、到達検出部43が、プランジャ15の位置Lについて設定された所定の監視範囲Lw内において、キャビティCに金属溶湯Mが到達したことを検出する。このようにすることで、スリーブ33内の金属溶湯Mの量のバラツキをふまえて、キャビティCに金属溶湯Mが到達すると予測されるプランジャ15の位置範囲を監視範囲Lwとして設定することで、キャビティCに金属溶湯Mが到達したことを検出する精度を高めることができる。
また、動作制御部45が、プランジャ15が減速開始位置L2に進むとプランジャ15を減速させる。動作制御部45が、プランジャ15が増圧開始位置L3に進むと増圧動作に切り替える。このようにすることで、プランジャ15の減速および増圧動作への切り替えを適切なタイミングで行うことができる。
上述した実施形態では、到達検出部43が、前方油室14の油圧Pfが前方油室14の無負荷時油圧P0に対して所定の割合α以上低い値になったこと検出したとき、キャビティCに金属溶湯Mが到達したものとする構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、到達検出部43は、プランジャ15の速度変化に基づいてキャビティCに金属溶湯Mが到達したことを検出する構成を採用してもよい。具体的には、図11に模式的に示すように、到達検出部43は、プランジャ15の速度Vが目標速度V0に対して所定の割合β以上低い値になったことを検出したとき(V≦V0×(1−β)、0<β<100%)、キャビティCに金属溶湯Mが到達したものとする。これは、金属溶湯Mの先頭がゲートGを通過する際に流動抵抗が増加してプランジャ15に負荷(圧力)が生じ、この負荷が生じた状態で後方油室13の油圧Pbとの平衡を保つために前方油室14の油圧Pfが低下して、これに伴いプランジャ15の速度も低下することによる。このような構成においても、上記実施形態のダイカストマシン1と同様の効果を奏する。到達検出部43がキャビティCに金属溶湯Mが到達したことを検出する構成については、本発明の目的に反しない限り任意である。
また、上述した実施形態では、射出動作を油圧で行い、増圧動作を電動で行う構成であったが、これ以外にも、射出動作及び増圧動作を油圧で行う構成、または、射出動作および増圧動作を電動で行う構成に対して本発明を適用してもよい。
上記に本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。前述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の趣旨を逸脱しない限り、本発明の範囲に含まれる。
1…ダイカストマシン、11…ピストン、12…シリンダ、13…後方油室、14…前方油室、15…プランジャ、16…ロッド、17…プランジャチップ、18…駆動伝達プレート、19…電動サーボモータ、20…駆動伝達機構、21…アキュムレータ、22…供給バルブ、23…タンク、24…サーボバルブ、25…油圧センサ、26…位置センサ、31…固定ダイプレート、32…可動ダイプレート、33…スリーブ、34…給湯口、40…制御装置、a、b…油路、K1…固定金型、K2…移動金型、C…キャビティ、R…ランナ、G…ゲート、O…オーバーフロー部、L…プランジャの位置、M…金属溶湯、Sa…ピストンの前面の面積、Sb…ピストンの後面の面積、L0…プランジャが前進を開始する位置、L1…高速前進開始位置、L2…減速開始位置、L3…増圧開始位置、Ls…基準位置、Lw…監視範囲、La…監視範囲の開始位置、Lb…監視範囲の終了位置、Pb…後方油室の油圧、Pf…前方油室の油圧、P0…前方油室の無負荷時油圧、V…プランジャの速度、V0…プランジャの目標速度、α…前方油室の無負荷時油圧に対する低下の割合、β…プランジャの目標速度に対する低下の割合

Claims (7)

  1. 金型のキャビティに射出される金属溶湯が注入されるスリーブと、
    前記スリーブに収容されたプランジャと、
    前記プランジャの前進により前記スリーブから押し出された金属溶湯が前記キャビティに到達したことを検出する到達検出部と、
    前記到達検出部によって前記キャビティに金属溶湯が到達したことが検出されたときの前記プランジャの位置を基準として、前記プランジャの動作を切り替えるための動作切替位置を決定する動作切替位置決定部と、
    前記プランジャを前進するよう動作させるとともに、前記プランジャが前記動作切替位置に進むと前記プランジャの動作を切り替える動作制御部と、を有していることを特徴とするダイカストマシン。
  2. 前記プランジャと接続された、油圧で動作するピストンと、
    前記ピストンを収容するシリンダと、を有し、
    前記動作制御部が、前記シリンダの後方油室への作動油の供給および前記シリンダの前方油室からの作動油の排出を制御することにより前記プランジャを動作させ、
    前記到達検出部が、前記前方油室の油圧変化に基づいて前記キャビティに金属溶湯が到達したことを検出することを特徴とする請求項1に記載のダイカストマシン。
  3. 前記到達検出部が、前記プランジャの速度変化に基づいて前記キャビティに金属溶湯が到達したことを検出することを特徴とする請求項1に記載のダイカストマシン。
  4. 前記到達検出部が、前記プランジャの位置または前記プランジャの動作中の時間について設定された所定の監視範囲内において、前記キャビティに金属溶湯が到達したことを検出することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のダイカストマシン。
  5. 前記動作切替位置が、減速開始位置であり、
    前記動作制御部が、前記プランジャが前記減速開始位置に進むと前記プランジャを減速させることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のダイカストマシン。
  6. 前記動作切替位置が、増圧開始位置であり、
    前記動作制御部が、前記プランジャが前記増圧開始位置に進むと増圧動作に切り替えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のダイカストマシン。
  7. 金型のキャビティに射出される金属溶湯が注入されるスリーブと、前記スリーブに収容されたプランジャと、を有するダイカストマシンの制御方法であって、
    前記プランジャを前進するよう動作させ、
    前記プランジャの前進により前記スリーブから押し出された金属溶湯が前記キャビティに到達したことを検出し、
    前記キャビティに金属溶湯が到達したことを検出したときの前記プランジャの位置を基準として、前記プランジャの動作を切り替えるための動作切替位置を決定し、
    前記プランジャが前記動作切替位置に進むと前記プランジャの動作を切り替えることを特徴とするダイカストマシンの制御方法。
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