JP2019154852A - ソール構造およびそれを用いたシューズ - Google Patents

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Abstract

【課題】ソール構造において、ソール本体に異物が浸入することを未然に防ぎ、調整機構によるソール本体の足幅方向の長さ調整をスムーズに行うようにする。【解決手段】ソール本体2は、下部ミッドソール6の上側に積層配置されかつ上面に足裏支持面5aが形成された弾性材からなる上部ミッドソール5を有している。上部ミッドソール5は、足裏支持面5aから下方に向かって凹陥形成された有底状の第1凹部21,21,…と、上部ミッドソールの下面から足裏支持面に向かって凹陥形成された有底状の第2凹部22,22,…と、を含む。第1および第2凹部21,22は、足幅方向において交互に連続して形成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、ソール構造およびそれを用いたシューズに関するものである。
従来、調整機構によるソール本体の足幅方向の長さ調整を行うことが可能なシューズ用のソール構造として、例えば特許文献1のようなソール構造が提案されている。
この特許文献1には、上部および下部ミッドソールを含むソール本体と、上部および下部ミッドソールの間に設けられ、ソール本体の足幅方向の長さを調整可能な調整機構と、を備えたシューズ用のソール構造が開示されている。上部ミッドソールには、前後方向に延びかつ上部ミッドソールの厚み方向に貫通形成された複数の長孔が設けられている。複数の長孔は、ソール本体の足幅方向に間隔をあけて配置されている。
米国特許出願公開第2017/0188655号明細書
特許文献1のソール構造では、上部ミッドソールの厚み方向に貫通形成された長孔から上部ミッドソールの足裏支持面に向かって異物が入り込みやすくなっていた。
また、調整機構によりソール本体の足幅方向の長さを調整したときに、各長孔における足幅方向の間隔が変化するに過ぎず、長孔が設けられていない上部ミッドソールのソリッド部分では足幅方向の変形が生じにくいものとなっていた。その結果、上記調整を行うときに少なくとも上部ミッドソールにおいて足幅方向に対する可動抵抗が生じるようになっていた。このように、特許文献1のソール構造では、調整機構によるソール本体の足幅方向の長さ調整をスムーズに行いにくいという問題があった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ソール本体に異物が浸入することを未然に防ぐとともに、調整機構によるソール本体の足幅方向の長さ調整をスムーズに行うことができるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の形態はシューズ用のソール構造に係るものであり、このソール構造は、ソール本体と、ソール本体の厚さ方向中間部に設けられ、ソール本体における足幅方向の長さを調整可能な調整機構と、を備えている。ソール本体は、アウトソールと、アウトソールの上側に積層配置された弾性材からなる下部ミッドソールと、下部ミッドソールの上側に積層配置されかつ上面に着用者の足裏を支持する足裏支持面が形成された弾性材からなる上部ミッドソールと、を有している。上部ミッドソールは、足裏支持面から下方に向かって凹陥形成された有底状の第1凹部と、上部ミッドソールの下面から足裏支持面に向かって凹陥形成された有底状の第2凹部とを含んでいる。そして、第1および第2凹部は、足幅方向において交互に連続して形成されていることを特徴とする。
第1の形態では、上部ミッドソールにおいて第1および第2凹部の各々が有底状に形成されている。これにより、アウトソールから上部ミッドソールの足裏支持面に向かって異物が入り込まないようにすることが可能となる。また、第1および第2凹部の各々が足幅方向において交互に連続して形成されていることから、第1および第2凹部が足幅方向に沿って伸縮変形しやすくなっている。このため、調整機構によりソール本体の足幅方向の長さを調整するときに少なくとも上部ミッドソールに可動抵抗が生じにくくなる。したがって、第1の形態では、ソール本体に異物が浸入することを未然に防ぐことができるとともに、調整機構によるソール本体の足幅方向の長さ調整をスムーズに行うことができる。
第2の形態は、第1の形態において、第1凹部は、足裏支持面の側に現れる開口が微小な形状となるように構成されていることを特徴とする。
ここで、特許文献1のソール構造では、前後方向に延びる長孔の開口が上部ミッドソールの足裏支持面に現れている。このため、長孔における開口の縁部が着用者の足裏に当接すると、局所的な刺激が着用者の足裏に生じやすくなる。その結果、特許文献1のソール構造では、着用者の足裏に対し不快感を与えてしまうおそれがあった。これに対し、第2の形態では、足裏支持面の側に現れる第1凹部の開口が微小な形状となっている。このため、第1凹部が着用者の足裏に当接しても、微小な第1凹部の存在を着用者に感じさせず、足裏に対する局所的な刺激が軽減される。したがって、第2の形態では、着用者の足裏に対する不快感を抑制することができる。
第3の形態は、第1または第2の形態のいずれか1つのソール構造を備えるシューズである。
この第3の形態では、上記第1または第2の形態と同様の作用効果を奏するシューズを得ることができる。
以上説明したように、本発明によると、ソール本体に異物が浸入することを未然に防ぐとともに、調整機構によるソール本体の足幅方向の長さ調整をスムーズに行うことができる。
図1は、本発明の実施形態に係るソール構造およびこれを備えたシューズの全体構成を示す斜視図である。 図2は、ソール構造の平面図である。 図3は、ソール構造を内甲側から見て示す側面図である。 図4は、ソール構造の底面図である。 図5は、調整機構の全体構成を示す斜視図である。 図6は、図4のVI−VI線断面図である。 図7は、図6のA部を拡大して示す部分拡大図である。 図8は、調整機構によりソール本体の足幅方向の長さが拡張したときの溝部および変形部の状態を示す図7相当図である。 図9は、変形例1の第1および第2凹部の構成を示す平面図である。 図10は、変形例2の第1および第2凹部の構成を示す図9相当図である。 図11は、変形例3の第1および第2凹部の構成を示す図9相当図である。 図12は、変形例4の第1および第2凹部の構成を示す図9相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るソール構造1の全体を示し、このソール構造1を備えたシューズSは、例えばランニング用や各種競技用のスポーツシューズ、日常使用のスニーカーおよびリハビリ用シューズとして使用される。
ここで、ソール構造1は、右足用シューズのソール構造のみを例示している。左足用シューズのソール構造は、右足用シューズのものと左右対称となるように構成されているので、以下の説明では右足用シューズのソール構造のみについて説明し、左足用シューズのソール構造の説明は省略する。
また、以下の説明において、上方(上側)および下方(下側)とは、ソール構造1の上下方向の位置関係を表すものとする。また、前方(前側)および後方(後側)とは、ソール構造1の前後方向の位置関係を表すものとする。さらに、内甲側および外甲側とは、ソール構造1の足幅方向の位置関係を表すものとする。
(ソール本体)
図1〜図4に示すように、ソール構造1は、弾性材からなるソール本体2を備えている。ソール本体2は、アウトソール3およびミッドソール4を有している。
図3および図4に示すように、アウトソール3は、着用者の足の前足部から後足部に亘る範囲に対応して設けられている。アウトソール3は、ミッドソール4よりも高硬度の硬質弾性部材で構成されており、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の熱可塑性樹脂、ポリウレタン(PU)等の熱硬化性樹脂、またはブタジエンラバーやクロロプレンラバー等のラバー素材が適している。
アウトソール3は、着用者の足の前足部から中足部の前部までの範囲を支持する前部アウトソール3a,3a,…と、中足部の後部から後足部までの範囲を支持する後部アウトソール3b,3b,…とにより構成されている。各前部アウトソール3aは、後述する変形部32の位置を避けた位置に配置されている。
図1〜図4に示すように、ミッドソール4は、着用者の足裏全体を支持するように構成されている。ミッドソール4は、軟質の弾性材からなり、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の熱可塑性合成樹脂やその発泡体、ポリウレタン(PU)等の熱硬化性樹脂やその発泡体、ブタジエンラバーやクロロプレンラバー等のラバー素材やその発泡体などが適している。
ミッドソール4は、アウトソール3の上側に積層配置されている。ミッドソール4の周縁部には、着用者の足を覆うアッパー7(図1の仮想線を参照)が設けられている。
ミッドソール4は、上下に分離されている。具体的に、ミッドソール4は、上部ミッドソール5と、上部ミッドソール5の下側に積層配置された下部ミッドソール6とを有している。上部ミッドソール5の上面には、着用者の足裏全体を支持する足裏支持面5aが形成されている。なお、下部ミッドソール6は、例えば、いわゆるスプレーPU法によりアウトソール3の上側に積層配置されている。スプレーPU法とは、図示しない金型にポリウレタン(PU)をスプレーにより吹き付けることにより、金型の隅部やソールの薄肉部分に欠陥が生じないようにソールを積層する製法である。
図6に示すように、ソール本体2には、着用者の足の前足部に対応する位置に後述する調整機構10を収容するための収容部2aが設けられている。収容部2aは、上部ミッドソール5と下部ミッドソール6との間の空間として構成されている。なお、図6には収容部2aの一部のみを示しており、この部分に調整機構10の構成要素である後述のパドル11、本体部13、および第1アンカー14が収容されるようになっている。
(調整機構)
次に、図2に示すように、ソール本体2の厚さ方向中間部には、ソール本体2の足幅方向の長さを調整するための調整機構10が設けられている。調整機構10は、ソール本体2の収容部2aに収容されている。すなわち、調整機構10は、ソール本体2において着用者の足の中足趾節関節(以下、MP関節という)を含めた前足部に対応する位置に配置されている。
図5に示すように、調整機構10は、主にパドル11、パドル収納部12、本体部13、第1アンカー14、第2アンカー15、および作動ストラップ16により構成されている。
パドル11は、ソール本体2の外甲側寄りの位置に配置されている。パドル11は、本体部13に対して回転操作可能に連結されている。図2に示すように、パドル11は、パドル収納部12に収納されている。この収納状態では、パドル11が本体部13に対して回転操作不能となっている。すなわち、図2に示した収納状態では、ソール本体2の足幅方向の長さが所定の長さに維持された状態となっている。これに対し、図5に示した状態では、パドル11がパドル収納部12からソール本体2の外甲側に現れた状態となっている。この状態では、パドル11が本体部13に対して回転操作可能となっている。
第1アンカー14は、本体部13の下側に取り付けられていて、ソール本体2に対し移動不能となっている。一方、第2アンカー15は、ソール本体2の内甲側寄りの位置に配置されていて、ソール本体2の足幅方向に移動可能となっている。
作動ストラップ16は、略長板状に形成されていて、足幅方向に沿って延びている。作動ストラップ16は、外甲側に位置する端部が本体部13に内蔵されたリードスクリュー(図示せず)と連結されかつ内甲側に位置する端部が第2アンカー15と連結されるように構成されている。
調整機構10の動作は以下のとおりである。すなわち、パドル11を回転操作すると、本体部13の上記リードスクリューが回動する。このリードスクリューが回動することにより、作動ストラップ16が足幅方向に沿って伸縮動作する。そして、作動ストラップ16の伸縮動作により、第2アンカー15が足幅方向に沿って移動するようになる。このような調整機構10における一連の動作により、ソール本体2の足幅方向の長さを調整することが可能となる。
(溝部および変形部)
図6に示すように、下部ミッドソール6には、溝部31,31および変形部32,32が設けられている。各溝部31および各変形部32は、下部ミッドソール6において着用者の足のMP関節を含めた前足部に対応する位置に配置されている(図4参照)。
図7および図8にも示すように、溝部31は、下部ミッドソール6の上面から下方に向かって凹陥形成されている。そして、溝部31は、調整機構10により内壁面31a,31aが足幅方向に接離するように構成されている。
変形部32は、溝部31に配設されている。変形部32は、溝部31の内壁面31a,31a同士の間に架け渡された状態で下部ミッドソール6と一体形成されている。変形部32は、溝部31の内壁面31a,31a同士が互いに接近したときに弛んだ状態となっている(図6および図7参照)。具体的に、変形部32は、断面視で逆U字状に形成されている。また、変形部32は、弾性変形可能となっていて、その変形量が調整機構10によりソール本体2が足幅方向に伸長するときの伸長量よりも大きくなるように構成されている。
変形部32は、立ち上がり部33,33を有している。各立ち上がり部33は、アウトソール3側に位置する一端部が溝部31の底部31bを介して溝部31の内壁面31aと連続するように溝部31と一体形成されている。なお、立ち上がり部33は、厚みが1〜2mmとなるように形成されているのが好ましい。
立ち上がり部33は、溝部31の内壁面31a,31a同士が接近した状態で上下方向に沿って延びている(図6および図7参照)。具体的に、立ち上がり部33は、溝部31の底部31bから上下方向に沿って真っ直ぐに延びている。
また、変形部32は、立ち上がり部33,33の他端部同士を連結するための連結部34を有している。連結部34は、各立ち上がり部33の他端部から上方に向かって湾曲形成されている。具体的に、連結部34は、溝部31の内壁面31a,31a同士が互いに接近した状態(図6および図7参照)において、連結部34の上面が下部ミッドソール6の上面と面一となるように形成されている。なお、連結部34は、厚みが1〜2mmとなるように形成されているのが好ましい。
溝部31の内壁面31aと各立ち上がり部33との間には、第1空隙部41が設けられている。一方、立ち上がり部33,33同士の間には第2空隙部42が設けられている。
調整機構10により溝部31の内壁面31a,31a同士が離れている状態(図8参照)から内壁面31a,31a同士が互いに接近していくと、変形部32が第1空隙部41に向かって変位するようになる(図7参照)。これに対し、調整機構10により内壁面31a,31a同士が接近している状態(図8参照)から内壁面31a,31a同士が互いに離間していくと、変形部32が第2空隙部42に向かって変位するようになる(図7参照)。これにより、調整機構10によりソール本体2の足幅方向の長さを調整するときに、溝部31と変形部32との付け根部分に過度な応力が集中しにくくなる。その結果、ソール本体2の足幅方向の長さを調整するときにソール本体2に生じる可動抵抗が抑えられ、上記調整をスムーズに行うことが可能となる。
(第1および第2凹部)
次に、本発明の特徴として、図1に示すように、ソール本体2の上部ミッドソール5には、第1凹部21,21,…および第2凹部22,22,…が設けられている。第1および第2凹部21,22は、上部ミッドソール5において着用者の足のMP関節を含めた前足部に対応する位置に配置されている。なお、図2については、図示の便宜上、第2凹部22,22,…の図示を省略している。
第1凹部21,21,…は、各々が互いに間隔をあけて配置されている。各第1凹部21は、平面視において開口が微小な形状となるように構成されている。この実施形態では、各第1凹部21が微小な三角形状または四角形状に形成されている。ここで、各第1凹部21の開口は、その開口面積が例えば100mm以下となるように形成されているのが好ましい。このような微小な形状を有する開口であれば、後述する作用効果を十分に奏し得る。
図6に示すように、各第1凹部21は、上部ミッドソール5の足裏支持面5aから下方に向かって凹陥形成されている。すなわち、各第1凹部21には、その下部に底部21aが形成されている。一方、各第2凹部22は、上部ミッドソール5の下面から上方に向かって凹陥形成されている。すなわち、各第2凹部22には、その上部に底部22aが形成されている。
ソール本体2において、上部および下部ミッドソール5,6の間に調整機構10が介在していない位置では、各第1凹部21の底部21aが下部ミッドソール6の上面と接するように形成されている。また、各第2凹部22は、底部22aの反対側に位置する頂面22bが上部ミッドソール5の足裏支持面5aと面一となるように形成されている。
そして、第1および第2凹部21,22は、足幅方向において交互に連続して形成されている。すなわち、第1および第2凹部21,22は、足幅方向に沿って伸縮可能な蛇腹状となるように形成されている。なお、第1および第2凹部21,22は、各々の厚みが1〜2mmとなるように形成されているのが好ましい。
(実施形態の作用効果)
以上のように、調整機構10よりも上側に位置する上部ミッドソール5において第1および第2凹部21,22の各々が有底状に形成されている。これにより、アウトソール3から上部ミッドソール5の足裏支持面5aに向かって異物が入り込まないようにすることが可能となる。また、第1および第2凹部21,22の各々が足幅方向において交互に連続して形成されていることから、第1および第2凹部21,22が足幅方向に沿って伸縮変形しやすくなっている。このため、調整機構10によりソール本体2の足幅方向の長さを調整するときに少なくとも上部ミッドソール5に可動抵抗が生じにくくなる。したがって、ソール構造1では、ソール本体2に異物が浸入することを未然に防ぐことができるとともに、調整機構10によるソール本体2の足幅方向の長さ調整をスムーズに行うことができる。
また、各第1凹部21は、足裏支持面5aの側に現れる開口が微小な形状となるように構成されている。このため、第1凹部21,21,…が着用者の足裏に当接しても、微小な第1凹部21,21,…の存在を着用者に感じさせず、足裏に対する局所的な刺激が軽減される。したがって、ソール構造1では、着用者の足裏に対する不快感を抑制することができる。
[実施形態の変形例1〜3]
上記実施形態では、各第1凹部21の開口が微小な三角形状または四角形状に形成された形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図9に示した変形例1のように、各第1凹部21の開口形状を正方形状にしてもよい。また、図10に示した変形例2のように、各第1凹部21の開口形状を六角形状にしてもよい。また、図11に示した変形例3のように、各第1凹部21の開口形状を円形状にしてもよい。なお、各第2凹部22における下側の開口についても、各第1凹部21の開口形状と同様の形状に形成されている。
上記変形例1〜3であっても、第1および第2凹部21,22の各々が足幅方向において交互に連続して形成されていれば、上記実施形態と同様に、上記可動抵抗が生じにくくなり、調整機構10によるソール本体2の足幅方向の長さ調整をスムーズに行うことができる。また、上記変形例1〜3であっても、各第1凹部21の開口が微小な形状に形成されていれば、上記実施形態と同様に、着用者の足裏に対する不快感を抑制することができる。
[実施形態の変形例4]
さらに、図12に示した変形例4のように、各第1凹部21の開口形状を、前後方向に延びかつ足幅方向の間隔が前後方向の長さよりも小さいスリット状にしてもよい。各第2凹部22における下側の開口についても、各第1凹部21の開口形状と同様の形状に形成されている。
上記変形例4であっても、第1および第2凹部21,22の各々が足幅方向において交互に連続して形成されていれば、上記実施形態と同様に、上記可動抵抗が生じにくくなり、調整機構10によるソール本体2の足幅方向の長さ調整をスムーズに行うことができる。また、変形例4であっても、各第1凹部21の開口における足幅方向の間隔が狭くなっていれば、上記実施形態と同様に、着用者の足裏に対する不快感を抑制することができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、調整機構10を、ソール本体2において着用者の足の前足部に対応する位置に配置した形態を示したが、この形態に限られない。例えば、調整機構10を、ソール本体2において着用者の足の中足部に対応する位置に配置してもよい。あるいは、調整機構10を、ソール本体2において着用者の足の前足部および中足部の双方に対応する位置に配置してもよい。このような形態では、第1凹部21、第2凹部22、溝部31、および変形部32を、調整機構10の位置に対応させて配設すればよい。
また、上記実施形態では、溝部31および変形部32を下部ミッドソール6に設けた形態を示したが、この形態に限られない。例えば、溝部31および変形部32と同様の構成をアウトソール3に設けてもよい。このような形態であっても、上記実施形態と同様の作用効果を奏し得る。
また、上記実施形態では、変形部32を下部ミッドソール6の溝部31と一体形成した形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、別部材としての変形部32を用いて、この変形部32を下部ミッドソール6の溝部31に固定した形態としてもよい。
また、上記実施形態では、変形部32を逆U字状に形成した形態を示したが、この形態に限らず、種々の形状にすることが可能である。例えば、変形部32を逆V字状に形成してもよい。あるいは、変形部32をU字状またはV字状に形成してもよい。
また、上記実施形態では、第1および第2凹部21,22を上部ミッドソール5のみに設けた形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、第1および第2凹部21,22を、上部ミッドソール5および下部ミッドソール6の双方に設けてもよい。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、例えばスポーツシューズなどに適用されるソール構造およびそれを用いたシューズとして産業上の利用が可能である。
S:シューズ
1:ソール構造
2:ソール本体
3:アウトソール
4:ミッドソール
5:上部ミッドソール
6:下部ミッドソール
5a:足裏支持面
10:調整機構
21:第1凹部
22:第2凹部
31:溝部
31a:内壁面
32:変形部
33:立ち上がり部
34:連結部
41:第1空隙部
42:第2空隙部

Claims (3)

  1. シューズ用のソール構造であって、
    ソール本体と、
    前記ソール本体の厚さ方向中間部に設けられ、前記ソール本体における足幅方向の長さを調整可能な調整機構と、を備え、
    前記ソール本体は、
    アウトソールと、
    前記アウトソールの上側に積層配置された弾性材からなる下部ミッドソールと、
    前記下部ミッドソールの上側に積層配置されかつ上面に着用者の足裏を支持する足裏支持面が形成された弾性材からなる上部ミッドソールと、を有し、
    前記上部ミッドソールは、
    前記足裏支持面から下方に向かって凹陥形成された有底状の第1凹部と、
    前記上部ミッドソールの下面から前記足裏支持面に向かって凹陥形成された有底状の第2凹部と、を含み、
    前記第1凹部および前記第2凹部は、足幅方向において交互に連続して形成されている、ソール構造。
  2. 請求項1に記載のソール構造において、
    前記第1凹部は、前記足裏支持面の側に現れる開口が微小な形状となるように構成されている、ソール構造。
  3. 請求項1または2に記載のソール構造を備えるシューズ。
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