JP2019154821A - ゲームシステム - Google Patents

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健太 羽柴
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【課題】複数のユーザで遊ぶゲームシステムにおいて、協力プレイ時の興趣性を高める。【解決手段】ゲームシステム100は、互いにデータ通信可能な複数の携帯型ゲーム機10を備えて構成される。複数の携帯型ゲーム機10は、ゲーム情報が記憶された装着型ゲーム機20との間で通信を行う近距離通信部14をそれぞれ有し、互いに所定のデータ通信を行っているときに、互いに異なる複数の装着型ゲーム機20との間でそれぞれが所定のタイミングで通信を行った場合、一の携帯型ゲーム機10が一の装着型ゲーム機20との間で通信を行った場合とは異なる所定の処理を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、互いにデータ通信可能な複数のゲーム機を備えるゲームシステムに関する。
従来、例えばオンラインゲームなど、データ通信可能な複数のゲーム機によって複数のユーザが共通のゲームをプレイ可能なゲームシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種のゲームシステムでは、ゲーム内で他のユーザと協力してプレイすることができ、シングルプレイでは得られない協力感・協調感を楽しむことができる。
特許第6189905号公報
しかしながら、上記従来のゲームシステムでは、他のユーザとの協力プレイがあくまでゲーム内のものに限定されており、その点で興趣性に乏しかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数のユーザで遊ぶゲームシステムにおいて、協力プレイ時の興趣性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、互いにデータ通信可能な複数のゲーム機を備えて構成されるゲームシステムであって、
前記複数のゲーム機は、
ゲーム情報が記憶された情報記憶媒体との間で通信を行う通信手段をそれぞれ有し、
互いに所定のデータ通信を行っているときに、互いに異なる複数の情報記憶媒体との間でそれぞれが所定のタイミングで通信を行った場合、一のゲーム機が一の情報記憶媒体との間で通信を行った場合とは異なる所定の処理を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のゲームシステムにおいて、
前記複数のゲーム機は、前記複数の情報記憶媒体との間で互いに同時に通信を行った場合に、前記所定の処理を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のゲームシステムにおいて、
前記複数のゲーム機は、前記複数の情報記憶媒体との間で互いに所定の時間内に通信を行った場合に、前記所定の処理を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のゲームシステムにおいて、
前記情報記憶媒体は固有のIDを有しており、
前記複数のゲーム機は、前記複数の情報記憶媒体との間でそれぞれが所定のタイミングで通信を行い、且つ、前記複数の情報記憶媒体のIDが互いに異なる場合に、前記所定の処理を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のゲームシステムにおいて、
前記通信手段は近距離無線通信を行うものであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のゲームシステムにおいて、
前記複数のゲーム機と前記複数の情報記憶媒体とが互いに同数であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のゲームシステムにおいて、
前記情報記憶媒体は、ユーザが身体に装着して遊ぶ装着型ゲーム機、カード又はフィギュアであることを特徴とする。
本発明によれば、複数のゲーム機が、互いに所定のデータ通信を行っているときに、互いに異なる複数の情報記憶媒体との間でそれぞれが所定のタイミングで通信を行った場合、一のゲーム機が一の情報記憶媒体との間で通信を行った場合とは異なる処理が行われる。
これにより、ゲーム機と情報記憶媒体とをそれぞれ持った複数のユーザが、現実に息を合わせて各々のゲーム機と情報記憶媒体とを通信させることで、この通信を一人で行う場合とは異なるゲーム効果を得ることができ、協力プレイ時の臨場感が増す。
したがって、複数のユーザで遊ぶゲームシステムにおいて、協力プレイ時の興趣性を高めることができる。
実施形態におけるゲームシステムの概略構成を示す図である。 実施形態におけるゲームユニットの概略の機能構成を示すブロック図である。 実施形態におけるゲームシステムでの協力プレイ時のデータ通信処理の流れを示すシーケンスフロー図である。 実施形態における装着型ゲーム機の変形例を説明するための図であって、(a)がカード、(b)がフィギュアを示す図である。
以下、本発明に係るゲームシステムの実施形態について、図面を参照して説明する。
[ゲームシステム100の構成]
まず、本実施形態におけるゲームシステム100の構成について説明する。
図1は、ゲームシステム100の概略構成を示す図である。
この図に示すように、ゲームシステム100は、互いにデータ通信が可能な複数(図1の例では3つ)の携帯型ゲーム機10を備えて構成されており、これら複数の携帯型ゲーム機10間で互いのゲームデータをやり取りするなどして遊ぶことができるようになっている。携帯型ゲーム機10は、ユーザが身体に装着する装着型ゲーム機20と連携して遊ぶことができるようになっており、当該携帯型ゲーム機10と装着型ゲーム機20とでゲームユニット30を構成している。一組のゲームユニット30は通常は同一のユーザが使用する。
つまり、ゲームシステム100では、それぞれゲームユニット30を持った複数のユーザが、各自の装着型ゲーム機20のデータを利用したり互いにデータ通信したりしながら、みんなで携帯型ゲーム機10での共通のゲームを楽しむことができる。
[携帯型ゲーム機10の構成]
続いて、携帯型ゲーム機10の構成について説明する。
図2は、ゲームユニット30の概略の機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、携帯型ゲーム機10は、ユーザがビデオゲーム(本実施形態ではサッカーゲーム)をプレイできるものである。この携帯型ゲーム機10は、表面にディスプレイ110と複数のボタン120とを有している。
より詳しくは、図2に示すように、携帯型ゲーム機10は、表示部11と、操作部12と、音声出力部13と、近距離通信部14と、通信部15と、記憶部16と、制御部17とを備えている。
表示部11は、ディスプレイ110を備えており、制御部17から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ110に表示する。
操作部12は、複数のボタン120を備えており、このボタン120へのユーザの入力操作を受け付けて、これに対応する信号を制御部17に出力する。
音声出力部13は、例えば図示しないスピーカや圧電ブザー等を備えており、制御部17から入力される音声出力信号に基づいて効果音やBGM等のゲーム音を出力させる。
近距離通信部14は、所定の近距離無線通信規格(本実施形態ではNFC(Near Field Communication:登録商標))に従って、装着型ゲーム機20との間で近距離無線通信を行うものである。この近距離通信部14は、データを読み込むリーダとしての機能と、データを書き込むライタとしての機能を両方有している。
なお、近距離通信部14は、装着型ゲーム機20との間でデータ通信可能なものであれば、その通信方式はNFCに限定されず、例えば赤外線方式や、QRコード(登録商標)を利用したものなどであってもよい。
通信部15は、無線又は有線の通信回線を介して、ゲームサーバ等との間でデータを送受信したり、他の携帯型ゲーム機10との間で直接またはネットワーク経由で間接にデータを送受信したりするためのものである。この通信部15は、例えば、無線信号の送受信を行うアンテナやRF変換器等によって実現される。
記憶部16は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等により構成されるメモリであり、各種のプログラム及びデータを記憶するとともに、制御部17の作業領域としても機能する。
制御部17は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、携帯型ゲーム機10の各機能部を統括的に制御するものである。具体的に、制御部17は、操作部12からの操作信号等に応じて記憶部16に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行し、その処理結果を記憶部16に一時保存するとともに表示部11に適宜出力させる。
[装着型ゲーム機20の構成]
続いて、装着型ゲーム機20の構成について説明する。
図1に示すように、装着型ゲーム機20は、バンド型(腕時計型)に形成され、ユーザが自身の手首に装着した状態で遊ぶものである。この装着型ゲーム機20は、本発明に係る情報記憶媒体であり、携帯型ゲーム機10でのゲームに利用することのできるゲーム情報が記憶される。その他、装着型ゲーム機20では、時刻表示、アラーム、ストップウォッチ及びタイマーといった一般の電子時計と同様の機能に加え、ユーザの活動量(本実施形態では歩数)を計測したり、ユーザの身体動作が必要な各種ミニゲームを遊んだりできるようになっている。
具体的に、装着型ゲーム機20は、ユーザの手首に装着される長さ調節可能なバンド部20aと、バンド部20aの中間部表面に設けられた本体部20bとを有している。本体部20bには、ドットマトリクスLEDやLCD、ELディスプレイ等のディスプレイ210と、複数(本実施形態では2個)のボタン220とが設けられている。
より詳しくは、図2に示すように、装着型ゲーム機20は、表示部21と、操作部22と、音声出力部23と、加速度センサ24と、近距離通信部25と、記憶部26と、制御部27とを備えている。
表示部21は、ディスプレイ210を備えており、制御部27から入力される表示信号に基づいて各種情報をディスプレイ210に表示する。
操作部22は、複数のボタン220を備えており、このボタン220へのユーザの入力操作を受け付けて、これに対応する信号を制御部27に出力する。
音声出力部23は、例えば図示しないスピーカや圧電ブザー等を備えており、制御部27から入力される音声出力信号に基づいて効果音やBGM等のゲーム音を出力させる。
加速度センサ24は、3軸のセンサが用いられ、上下、左右、前後の3軸方向に対する速度を計測することで、装着型ゲーム機20の傾きや方向・重力を感知でき、その結果を制御部27に出力する。
この加速度センサ24は、装着型ゲーム機20本体の振動状態を検知するほか、本実施形態においては、ユーザの歩数を活動量として計測(計数)する活動量計測手段として機能する。加速度センサ24は、装着型ゲーム機20の電源がONとなっている限り、モード等の状態によらず、自動でユーザの歩数を計数して記憶部26に記録する。但し、計数した歩数の値は、制御部27により毎日所定の時刻(例えば24時)にリセットされる。
なお、加速度センサ24は、活動量計測手段としては、歩数を計数できるものであればよく、当該加速度センサ24に代えて(又は、振動センサとしての加速度センサ24とは別に)、例えば振り子式の歩数計等を設けることとしてもよい。
近距離通信部25は、携帯型ゲーム機10の近距離通信部14との間で近距離無線通信を行うものであり、本実施形態では、NFCによる無線通信を行うNFCタグである。この近距離通信部25は、図示しないNFCIC(Integrated Circuit)とアンテナとを備えており、本実施形態では、NFCICから直接にデータの書き換えが可能なNTAG I2Cを利用している。
記憶部26は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等により構成されるメモリであり、各種のプログラム及びデータを記憶するとともに、制御部27の作業領域としても機能する。本実施形態では、記憶部26は、携帯型ゲーム機10でのゲームに利用可能なゲーム情報として、ユーザの歩数によって蓄積されるパラメータ『活動データ』を記憶する。また、装着型ゲーム機20は識別用の符号である固有のIDを有しており、記憶部26にはこのIDが記憶されている。
制御部27は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、装着型ゲーム機20の各機能部を統括的に制御するものである。具体的に、制御部27は、操作部22からの操作信号等に応じて記憶部26に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行し、その処理結果を記憶部26に一時保存するとともに表示部21に適宜出力させる。
[協力プレイ時のゲームシステム100の動作]
続いて、複数のユーザ(プレイヤー)がデータ通信により互いに協力しながら各々のゲームユニット30で遊ぶ協力プレイ時のゲームシステム100の動作について説明する。
ここでは、二人のユーザA、Bがゲームユニット30A、30Bを個別に所持しているものとし、ゲームユニット30A、30Bの各構成要素は、それを所持するユーザに対応する添字「A」又は「B」を符号の末尾に付して表すこととする。
図3は、この協力プレイ時のデータ通信処理の流れを示すシーケンスフロー図である。
この図に示すように、協力プレイを行う際には、まず2台の携帯型ゲーム機10A、10Bでは、互いに所定のデータ通信を行っているときに、各ユーザの操作によりそれぞれ近距離通信モード(協力プレイモード)が選択されると、制御部17A、17Bが各携帯型ゲーム機10を通信待機状態にする。
このとき、各携帯型ゲーム機10では、装着型ゲーム機20との近距離通信(装着型ゲーム機20のタッチ)を促す表示(例えば「今だ!タッチしろ!」など)がディスプレイ110に表示される。
一方、2個の装着型ゲーム機20A、20Bでは、各ユーザの操作により、携帯型ゲーム機10との近距離通信が可能な通信モードに移行すると、各制御部27は、パラメータ『活動データ』のデータを記憶部26から読み出して、近距離通信部25(NFCタグ)に書き込む。
そして、ユーザA、Bにより、装着型ゲーム機20A、20Bがそれぞれ対応する携帯型ゲーム機10に翳されてその近距離通信範囲内に配置される(タッチされる)と、各携帯型ゲーム機10の制御部27が、装着型ゲーム機20の近距離通信部25(NFCタグ)からパラメータ『活動データ』のデータを読み込んで受信する。
すると、2台の携帯型ゲーム機10A、10Bでは、各制御部17が、近距離通信が行われた(装着型ゲーム機20がタッチされた)互いのタイミングをデータ通信により取得し、相互のタイミングの同時性を判定する。つまり、携帯型ゲーム機10Aに装着型ゲーム機20Aがタッチされたタイミングと、携帯型ゲーム機10Bに装着型ゲーム機20Bがタッチされたタイミングとが同時か否かが、各々で判定される。
ここで、2台の携帯型ゲーム機10A、10Bそれぞれに装着型ゲーム機20がタッチされるタイミングは、所定の時間内であれば同時と判定される。つまり、一方の携帯型ゲーム機10で装着型ゲーム機20がタッチされ、その後の所定時間内に他方の携帯型ゲーム機10でも装着型ゲーム機20がタッチされた場合に、2台の携帯型ゲーム機10A、10Bで同時に装着型ゲーム機20がタッチされたと判定される。
またこのとき、2台の携帯型ゲーム機10A、10Bの各制御部17は、互いにタッチされた装着型ゲーム機20のIDをデータ通信により取得し、それぞれにタッチされた2個の装着型ゲーム機20A、20BのIDを比較する。そして、これら2個の装着型ゲーム機20A、20BのIDが一致するか否か、つまり、2個の装着型ゲーム機20A、20Bが同一のものであるか否かが、各携帯型ゲーム機10で判定される。
そして、2台の携帯型ゲーム機10A、10Bの各制御部17は、それぞれに装着型ゲーム機20A、20Bがタッチされたタイミングが同時であり、かつ、タッチされた2個の装着型ゲーム機20A、20Bが異なるものであると判定した場合、二人のユーザA、Bの協力プレイが成功したとして、プレイ中のゲーム内で必殺技を出すなどの特殊な効果を発動させる。
一方、携帯型ゲーム機10A、10Bに装着型ゲーム機20A、20Bがタッチされたタイミングが同時でないか、あるいは、タッチされた2個の装着型ゲーム機20A、20Bが同一のものであると判定された場合、各制御部17は、協力プレイが失敗したものとして、その旨を各携帯型ゲーム機10のディスプレイ110に表示させる。
なお、協力プレイが成功したときに発動するゲーム中の効果は、携帯型ゲーム機10と装着型ゲーム機20とを一対一で近距離通信させた場合(つまり協力プレイでない場合)の効果と異なるものであればよい。具体的には、例えば、特殊なアイテム・キャラ・ステージ等を出現させたり、互いのデータを合成(キャラの合体や、合体技を繰り出すなど)させたり、互いのデータを交換させたりすることなどが挙げられる。
また、協力プレイ成否の判定基準であるタイミング判定では、2台の携帯型ゲーム機10A、10Bが、互いに異なる2個の装着型ゲーム機20A、20Bとの間でそれぞれが所定のタイミングで近距離通信を行った場合に、協力プレイが成功したと判定されればよい。つまり、2台の携帯型ゲーム機10A、10Bに2個の装着型ゲーム機20A、20Bをタッチさせるタイミングは同時でなくともよく、例えばこれらのタイミングが所定の時間間隔を空けたものであったりしてもよい。
次に、2台の携帯型ゲーム機10A、10Bの各制御部17は、パラメータ『活動データ』を受け取ったか否かの情報や、携帯型ゲーム機10側の時刻情報を含む「通信終了」データを、タッチされた装着型ゲーム機20の近距離通信部25(NFCタグ)に書き込む。
その後、各制御部17は、通信を行った装着型ゲーム機20のIDを記憶部26に記憶させ、協力プレイの成否等の通信結果をディスプレイ110に表示し、処理を終了する。
一方、2個の装着型ゲーム機20の各制御部27は、近距離通信部25(NFCタグ)から「通信終了」データを読み込んで受信する。
そして、各制御部27は、「通信終了」データからパラメータ『活動データ』の使用状態(『活動データ』が携帯型ゲーム機10に受け取られたか否か)を読み出して記憶部26に保存する。つまり、パラメータ『活動データ』が携帯型ゲーム機10に受け取られた場合に、記憶部26に記憶されているパラメータをリセットする。
その後、制御部27は、「通信終了」データから時刻情報を読み出して装着型ゲーム機20の時刻合わせを行うとともに、近距離通信部25(NFCタグ)に、この通信で書き込んだメモリ領域をクリアする「クリア」データを書き込む。そして、その通信結果(例えば「活動データ送信完了!」など)をディスプレイ210に表示し、処理を終了する。
[効果]
以上のように、本実施形態のゲームシステム100によれば、2台の携帯型ゲーム機10A、10Bが、互いに所定のデータ通信を行っているときに、互いに異なる2個の装着型ゲーム機20A、20Bとの間でそれぞれが所定のタイミングで近距離通信を行った場合、一の携帯型ゲーム機10が一の装着型ゲーム機20との間で通信を行った場合とは異なる処理が行われる。
これにより、携帯型ゲーム機10と装着型ゲーム機20とをそれぞれ持った二人のユーザA、Bが、現実に息を合わせて各々の携帯型ゲーム機10と装着型ゲーム機20とを近距離通信(タッチ)させることで、この通信を一人で行う場合とは異なるゲーム効果を得ることができ、協力プレイ時の臨場感が増す。
したがって、複数のユーザで遊ぶゲームシステムにおいて、協力プレイ時の興趣性を高めることができる。
[変形例]
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、携帯型ゲーム機10のゲームで利用可能なゲーム情報が装着型ゲーム機20に記憶されていることとしたが、このようなゲーム情報が記憶された情報記憶媒体は装着型ゲーム機に限定されない。当該情報記憶媒体は、例えば、図4(a)に示すようなカード40や、図4(b)に示すようなフィギュア50などであってもよい。この場合、情報記憶媒体はゲーム情報を読み書き可能なものであってもよいし、読み取りのみが可能なものであってもよい。
また、装着型ゲーム機20は、ユーザの身体に装着可能であれば、手首に装着されるもの限定されず、足首その他の身体部位に装着されるものであってもよいし、ピンなどを介して身体に装着されるものであってもよい。
また、上記実施形態では、2台の携帯型ゲーム機10に対して所定の時間内に2個の装着型ゲーム機20がタッチされた場合に、これが同時になされたものと判定されることとした。
しかし、この同時性の判定は、2台の携帯型ゲーム機10と2個の装着型ゲーム機20との各組での通信状態が重複しているとき(つまり、一方の携帯型ゲーム機10と装着型ゲーム機20が通信している状態で、他方の携帯型ゲーム機10と装着型ゲーム機20も通信されたとき)、すなわちこれら2組の携帯型ゲーム機10及び装着型ゲーム機20が文字通り同時に通信しているときに、同時になされたものと判定されることとしてもよい。
また、上記実施形態では、2台の携帯型ゲーム機10に対して2個の装着型ゲーム機20を近距離通信させることとしたが、これらの数量は複数であれば特に限定されない。
また、携帯型ゲーム機10と装着型ゲーム機20とは、互いに対応する数量であれば、必ずしも同数でなくともよい。例えば、一方の携帯型ゲーム機10に1つの装着型ゲーム機20をタッチする間に、他方の携帯型ゲーム機10には連続して複数の装着型ゲーム機20をタッチすることとしてもよい。
また、2台の携帯型ゲーム機10は互いにデータ通信可能な状態であればよく、例えばネットワークを通じてオンラインで繋がっている状態であってもよい。
また、ゲームシステム100を構成するゲーム機は、携帯型ゲーム機に限定されず、スマートフォンや据置型テレビゲーム機、業務用ゲーム機等であってもよい。
10(10A、10B) 携帯型ゲーム機
14 近距離通信部
15 通信部
16 記憶部
17 制御部
20(20A、20B) 装着型ゲーム機
25 近距離通信部
26 記憶部
27 制御部
30(30A、30B) ゲームユニット
40 カード
50 フィギュア
100 ゲームシステム

Claims (7)

  1. 互いにデータ通信可能な複数のゲーム機を備えて構成されるゲームシステムであって、
    前記複数のゲーム機は、
    ゲーム情報が記憶された情報記憶媒体との間で通信を行う通信手段をそれぞれ有し、
    互いに所定のデータ通信を行っているときに、互いに異なる複数の情報記憶媒体との間でそれぞれが所定のタイミングで通信を行った場合、一のゲーム機が一の情報記憶媒体との間で通信を行った場合とは異なる所定の処理を行うことを特徴とするゲームシステム。
  2. 前記複数のゲーム機は、前記複数の情報記憶媒体との間で互いに同時に通信を行った場合に、前記所定の処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のゲームシステム。
  3. 前記複数のゲーム機は、前記複数の情報記憶媒体との間で互いに所定の時間内に通信を行った場合に、前記所定の処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のゲームシステム。
  4. 前記情報記憶媒体は固有のIDを有しており、
    前記複数のゲーム機は、前記複数の情報記憶媒体との間でそれぞれが所定のタイミングで通信を行い、且つ、前記複数の情報記憶媒体のIDが互いに異なる場合に、前記所定の処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のゲームシステム。
  5. 前記通信手段は近距離無線通信を行うものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のゲームシステム。
  6. 前記複数のゲーム機と前記複数の情報記憶媒体とが互いに同数であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のゲームシステム。
  7. 前記情報記憶媒体は、ユーザが身体に装着して遊ぶ装着型ゲーム機、カード又はフィギュアであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のゲームシステム。
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