JP2019154482A - 疲労度推定方法、疲労度推定装置およびプログラム - Google Patents

疲労度推定方法、疲労度推定装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人の心拍変動から明確な疲労度推定結果を簡便な方法で得る。【解決手段】疲労度推定装置は、対象者の心電図波形からR波を検出するR波検出部3と、R波検出部3によって検出されたR波と1つ前のR波の時間間隔であるR−R間隔を算出するR−R間隔算出部4と、一定拍数離れたR−R間隔の差を算出する差分算出部5と、疲労度推定の対象期間においてR−R間隔の差の絶対値が一定値を超えた割合を算出する割合算出部6と、算出された割合に基づいて対象者の疲労度を推定する疲労度推定部7とを備える。【選択図】 図6

Description

本発明は、心拍変動から人の疲労度を推定する疲労度推定方法、疲労度推定装置およびプログラムに関するものである。
昨今、ウェアラブルな心拍計測デバイスが開発され、さまざまなシーンでの心拍モニタリングが手軽に行われるようになってきている。
心拍間隔は、自律神経の影響を受けて変動する。心拍変動の分析により、自律神経機能の評価が行われる。
また、非特許文献1によれば、運動時の疲労は、脳、具体的には自律神経の中枢の疲労であることが分かっている。自律神経の中枢が疲労すれば、心拍変動にもその影響が現れると考えられる。
心拍変動の分析には、LF(Low Frequency)/HF(Hi Frequency)などの周波数領域の指標や、CVRR(心電位のR波と1つ前のR波の間隔であるR−R間隔の変動係数、Coefficient of variation of R-R interval)、RR50などの時間領域の指標が用いられる。
心拍変動をモニタリングすることにより人の疲労度を推定することができれば、個人やチームでのスポーツなどのシーンで、それらの情報を活用することができる。
しかし、周波数領域での分析は、一般に確度が安定しておらず、相当程度にコントロールされた環境下でのデータでなければ、はっきりとした傾向を掴み難いのが実情である。また、時間領域の分析においても、CVRRなどは、例えば体動等によるアーチファクトの混入の影響を受け易いという欠点がある。
図11、図12は、同一人物が別々の日に、登山の途中に休憩を取っているときのR−R間隔の時系列データを示す図である。図11、図12はそれぞれ5分間のデータを示している。図11の例では、登山者の自律神経機能を反映した呼吸性の心拍変動が現れていることが見て取れる。一方、図12の例では、心拍変動は僅かな量しか現れていない。
つまり、図11のR−R間隔の時系列データが示す状態は登山者の疲労度が小さい状態で、図12のデータが示す状態は登山者の疲労度が大きい状態と考えられる。これらのデータについて、例えばRR50(隣り合ったR−R間隔の差が50msを超える割合)を求めてみると、図11の例では0.9%、図12の例では0%となり、顕著な違いにならない。運動中の人の疲労度推定に心拍変動を活用するには、明確な傾向を示す指標が望ましいが、従来の分析方法では、このような明確な傾向を示す指標が知られていなかった。
梶本修身,"すべての疲労は脳が原因",集英社新書,p.19−23,2016年
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、人の心拍変動から明確な疲労度推定結果を簡便な方法で得ることができる疲労度推定方法、疲労度推定装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の疲労度推定方法は、対象者の心電図波形からR波を検出する第1のステップと、この第1のステップで検出したR波と1つ前のR波の時間間隔であるR−R間隔を算出する第2のステップと、一定拍数離れた前記R−R間隔の差を算出する第3のステップと、前記R−R間隔の差に基づいて前記対象者の疲労度を推定する第4のステップとを含むことを特徴とするものである。
また、本発明の疲労度推定方法の1構成例において、前記一定拍数は、6乃至9のいずれかである。
また、本発明の疲労度推定方法の1構成例は、さらに、前記第3のステップと前記第4のステップとの間に、疲労度推定の対象期間において前記R−R間隔の差の絶対値が一定値を超えた割合を算出する第5のステップを含み、前記第4のステップは、前記割合に基づいて前記対象者の疲労度を推定するステップを含むことを特徴とするものである。
また、本発明の疲労度推定方法の1構成例において、前記第4のステップは、前記割合が閾値以下の場合、前記対象者の疲労度が大きいと推定し、前記割合が前記閾値を超える場合、前記対象者の疲労度が小さいと推定するステップを含むことを特徴とするものである。
また、本発明の疲労度推定装置は、対象者の心電図波形からR波を検出するR波検出部と、このR波検出部によって検出されたR波と1つ前のR波の時間間隔であるR−R間隔を算出するR−R間隔算出部と、一定拍数離れた前記R−R間隔の差を算出する差分算出部と、前記R−R間隔の差に基づいて前記対象者の疲労度を推定する疲労度推定部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の疲労度推定プログラムは、対象者の心電図波形からR波を検出する第1のステップと、この第1のステップで検出したR波と1つ前のR波の時間間隔であるR−R間隔を算出する第2のステップと、一定拍数離れた前記R−R間隔の差を算出する第3のステップと、前記R−R間隔の差に基づいて前記対象者の疲労度を推定する第4のステップとを、コンピュータに実行させることを特徴とするものである。
本発明によれば、対象者の心電図波形からR波を検出し、検出したR波と1つ前のR波の時間間隔であるR−R間隔を算出し、一定拍数離れたR−R間隔の差を算出することにより、呼吸性の心拍変動を指標化することができ、明確な疲労度推定結果を簡便な方法で得ることができる。
図1は、隣り合うR−R間隔の差のデータの1例を示す図である。 図2は、隣り合うR−R間隔の差のデータの別の例を示す図である。 図3は、6拍分離れたR−R間隔のデータの1例を示す図である。 図4は、6拍分離れたR−R間隔のデータの別の例を示す図である。 図5は、差を計算するR−R間隔同士の時間軸上の隔たりである拍数と、計算したR−R間隔の差の絶対値が50msを超える割合との関係を示す図である。 図6は、本発明の実施例に係る疲労度推定装置の構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の実施例に係る疲労度推定装置の動作を説明するフローチャートである。 図8は、本発明の実施例に係る疲労度推定装置のR波検出部の構成を示すブロック図である。 図9は、本発明の実施例に係る疲労度推定装置のR波検出部の動作を説明するフローチャートである。 図10は、本発明の実施例に係る疲労度推定装置を実現するコンピュータの構成例を示すブロック図である。 図11は、R−R間隔の時系列データの1例を示す図である。 図12は、R−R間隔の時系列データの別の例を示す図である。
[発明の原理]
図1、図2は、それぞれ図11、図12のR−R間隔の時系列データの、隣り合ったR−R間隔の差をプロットしたものである。図1の例では、呼吸性心拍変動の影響がみられる一方、図2の例では、ほぼ平滑な特性となっている。図1では、心拍変動による値のばらつきはあるものの、R−R間隔の差の絶対値が50msを超えるものはほとんどない。この図1の元となった図11のR−R間隔の時系列データは、休憩中の登山者のデータで、心拍数が90bpm前後であり、一呼吸の間の拍数が多いため、隣り合ったR−R間隔の差の絶対値が50msを超えることはほぼない。したがって、図1(図11)、図2(図12)のいずれの例でもRR50の値は極めて小さいものとなり、差が出ない。
図3、図4は、それぞれ図11、図12のR−R間隔の時系列データの、6拍分離れたR−R間隔の差をプロットしたものである。なお、図11、図12上のある点でのR−R間隔の値は、その点でのR波の時刻(心拍時刻)と1つ前(1拍前)のR波の時刻(心拍時刻)との時間間隔であり、図3、図4上のある点での値は、その点でのR−R間隔と6つ前(6拍前)のR−R間隔との差をとったものとなる。
図3の例ではR−R間隔の差のばらつきの幅が広がっているが、図4の例では依然としてばらつきが少ない。すなわち、図3の例では、6拍分離れたR−R間隔の差をとることで、呼吸によるR−R間隔の増減の周期と合うため、R−R間隔の差の変化が浮かび上がるようになっている。一方、図4の例では、元となった図12のデータに呼吸性心拍変動の影響が現れていないため、6拍分離れたR−R間隔の差をとっても変化量が少ない。
図5は、差を計算するR−R間隔同士の時間軸上の隔たりである拍数Nと、計算したR−R間隔の差の絶対値が50msを超える割合との関係を示す図である。図5の50は図11のR−R間隔の時系列データから計算した値を示し、51は図12のR−R間隔の時系列データから計算した値を示している。
図12のR−R間隔の時系列データから計算した場合には、拍数Nを増やしても、R−R間隔の差の絶対値が50msを超える割合は0%のままで変わらない。
一方、図11のR−R間隔の時系列データから計算した場合、R−R間隔の差の絶対値が50msを超える割合は、拍数Nの増加と共に著しく上昇し、拍数Nが6乃至9のときに20%程度となって概ねピークの値に達し、それ以降は下降している。さらに、R−R間隔の差の絶対値が50msを超える割合は、下降後に再び上昇に転じている。この上昇は、次の呼吸に伴うR−R間隔の変動を反映しているものの、時間がより経過している分、呼吸以外の変動要素も含まれる可能性がある。
以上のように、拍数Nを6乃至9とすることで、呼吸以外の変動要素を極力除外することができ、図11の場合と図12の場合の違いを明確に示す指標が得られることが分かる。R−R間隔の差の絶対値が50msを超える割合に違いが現れる理由は、そのときの心拍数と呼吸リズムの関係にもよるが、拍数Nが6乃至9程度のときに、一回の呼吸での呼吸性の心拍変動が強調されるためと考えられる。その場合に、R−R間隔の差の絶対値が50msを超える割合が、0%に近い場合は人の疲労度が大きく、10数%以上であれば疲労度が小さいと推定することができる。
[実施例]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図6は本発明の実施例に係る疲労度推定装置の構成を示すブロック図である。疲労度推定装置は、ECG(Electrocardiogram、心電図)波形のサンプリングデータ列を出力する心電計1と、ECG波形のサンプリングデータ列とサンプリング時刻の情報とを記憶する記憶部2と、ECG波形のサンプリングデータ列の中からR波を検出するR波検出部3と、R波の時刻の時系列データからR−R間隔を算出するR−R間隔算出部4と、一定拍数離れたR−R間隔の差をR−R間隔毎に算出する差分算出部5と、疲労度推定の対象期間においてR−R間隔の差の絶対値が一定値を超えた割合を算出する割合算出部6と、算出された割合に基づいて対象者の疲労度を推定する疲労度推定部7と、推定結果を出力する推定結果出力部8とを備えている。
以下、本実施例の疲労度推定装置の動作を図7を用いて説明する。本実施例では、ECG波形をサンプリングしたデータ列をD(i)とする。i(i=1,2,…)は1サンプリングのデータに付与される番号である。番号iが大きくなる程、サンプリング時刻が後になることは言うまでもない。
心電計1は、疲労度推定の対象者のECG波形を測定し、ECG波形のサンプリングデータ列D(i)を出力する(図7ステップS100)。このとき、心電計1は、各サンプリングデータにサンプリング時刻の情報を付加して出力する。なお、ECG波形の具体的な測定方法は周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。記憶部2は、心電計1から出力されたECG波形のサンプリングデータ列D(i)とサンプリング時刻の情報とを記憶する。
周知のとおり、ECG波形は、連続した心拍波形からなり、1つの心拍波形は、心房や心室の活動を反映したP波、Q波、R波、S波、T波等の成分からなっている。
R波検出部3は、記憶部2に格納されたECG波形のサンプリングデータ列D(i)の中から、R波を検出する(図7ステップS101)。
ECG波形を計測する際、ウエアラブルな心電計1を用いてECG波形を取得すると、体動等に伴うノイズが混入し易い。このようなノイズの混入により、R波検出の誤りが誘発されることがある。特に、ECG波形の基線の急激な搖動を、R波と誤って検出してしまうことがある。そこで、発明者らは、基線搖動のあるECG波形データからでも、R波(心拍)を的確に検出することができる方法を提案した(特願2017−076622)。以下、提案した方法を基にR波検出部3について説明する。
図8はR波検出部3の構成を示すブロック図である。R波検出部3は、ECG波形のサンプリングデータ列からサンプリングデータの時間差分の正負反転値をサンプリング時刻毎に算出する時間差分正負反転値算出部30と、処理対象のサンプリング時刻よりも前の一定の時間範囲の正負反転値と処理対象のサンプリング時刻よりも後の一定の時間範囲の正負反転値のうちの最大値をサンプリング時刻毎に検出する最大値検出部31と、処理対象のサンプリング時刻の正負反転値から最大値を引いた減算値をサンプリング時刻毎に算出する減算値算出部32と、処理対象のサンプリング時刻について算出された最新の減算値から所定時間前の減算値までの範囲における減算値の変化量をサンプリング時刻毎に算出し、これらの変化量を積算する積算値算出部33と、積算値が所定の閾値を超えたときに、処理対象のサンプリング時刻をR波の時刻(心拍時刻)とする時刻決定部34とを備えている。
最大値検出部31は、時間差分正負反転値算出部30によって算出された時間差分正負反転値を入力とするFIFOバッファ(First In,First Out)40と、FIFOバッファ40の出力値を入力とするFIFOバッファ41と、FIFOバッファ41の出力値を入力とするFIFOバッファ42と、FIFOバッファ40に格納された時間差分正負反転値およびFIFOバッファ42に格納された時間差分正負反転値のうちの最大値をサンプリング時刻毎に検出する検出処理部43とから構成される。
減算値算出部32は、時間差分正負反転値算出部30によって算出された時間差分正負反転値を入力とするFIFOバッファ50と、FIFOバッファ50の出力値から、最大値検出部31によって検出された最大値を引いた減算値をサンプリング時刻毎に算出する減算処理部51とから構成される。
積算値算出部33は、減算処理部51によって算出された減算値を記憶する記憶部60と、最新の減算値から所定時間前の減算値までの範囲における減算値の変化量をサンプリング時刻毎に算出する変化量算出部61と、最新の減算値から所定時間前の減算値までの範囲における減算値の変化量を積算する積算処理部62とから構成される。
以下、本実施例のR波検出方法を図9を用いて説明する。ここでは、1つのR波(心拍)を検出し、そのR波の時刻を得るまでの手順を説明する。このような時刻の算出をECG波形データの期間にわたって繰り返すことによって、R波の時刻の時系列データが得られる。
時間差分正負反転値算出部30は、サンプリングデータD(i)の時間差分正負反転値Y(i)を算出するため、サンプリングデータD(i)の1サンプリング後のデータD(i+1)と1サンプリング前のデータD(i−1)とを記憶部2から取得する(図9ステップS1)。そして、時間差分正負反転値算出部30は、サンプリングデータD(i)の時間差分正負反転値Y(i)を次式のようにサンプリング時刻毎に算出する(図9ステップS2)。
Y(i)=−{D(i+1)−D(i−1)} ・・・(1)
時間差分正負反転値算出部30は、算出した時間差分正負反転値Y(i)をサンプリング時刻毎にFIFOバッファ50に入力する(図9ステップS3)。入力された値は、FIFOバッファ50内に保持され、FIFOバッファ50の大きさに相当する時間(時間差分正負反転値がFIFOバッファ50に入力されてから出力されるまでの遅延時間)の後、減算処理に用いられることになる。
また、時間差分正負反転値算出部30は、算出した時間差分正負反転値Y(i)をサンプリング時刻毎にFIFOバッファ40に入力する(図9ステップS4)。FIFOバッファ40の出力はFIFOバッファ41に入力され(図9ステップS5)、FIFOバッファ41の出力はFIFOバッファ42に入力される(図9ステップS6)。FIFOバッファ40〜42は、一定の時間範囲での時間差分正負反転値の最大値を求めるためのものである。
FIFOバッファ41の大きさに相当する時間間隔L3(時間差分正負反転値がFIFOバッファ41に入力されてから出力されるまでの遅延時間)は、R波由来のピークの幅(概ね10ms程度である)に対して十分広くしておく必要があり、50ms程度が好ましい。また、FIFOバッファ40の大きさに相当する時間間隔L2(時間差分正負反転値がFIFOバッファ40に入力されてから出力されるまでの遅延時間)、およびFIFOバッファ42の大きさに相当する時間間隔L4(時間差分正負反転値がFIFOバッファ42に入力されてから出力されるまでの遅延時間で、L2=L4)は、100ms程度が適当である。また、FIFOバッファ50の大きさに相当する時間間隔L1は、L1=L2+L3/2とすればよい。したがって、上記の数値例で言えば、L1は125msとなる。L1=L2+L3/2かつL2=L4とすることにより、FIFOバッファ50の出力値aの時刻(処理対象のサンプリング時刻)に対して、−(L2+L3/2)〜−(L3/2)の範囲と(L3/2)〜(L2+L3/2)の範囲について最大値Mを求めることができ、出力値aから最大値Mを減算することが可能となる。
検出処理部43は、FIFOバッファ40に格納された時間差分正負反転値およびFIFOバッファ42に格納された時間差分正負反転値のうちの最大値Mをサンプリング時刻毎に検出する(図9ステップS7)。
減算処理部51は、FIFOバッファ50の出力値aから最大値Mを引いた減算値b=a−Mをサンプリング時刻毎に算出する(図9ステップS8)。この減算処理部51によって算出された減算値bは記憶部60に格納される。
変化量算出部61は、減算処理部51によって算出された減算値b(i)の1サンプリング前の減算値b(i−1)に対する変化量c(i)を次式のように算出する(図9ステップS9)。
c(i)=b(i)−b(i−1) ・・・(2)
変化量算出部61は、記憶部60に記憶されている値を用いて、式(2)のような変化量cを、減算処理部51によって算出された最新の減算値b(i)から所定時間(本実施例では20ms)前の減算値b(i−N−1)までの範囲(Nは最新から所定時間前までの時間範囲に含まれる減算値bの個数)についてサンプリング時刻毎に算出する。
積算処理部62は、最新の減算値b(i)から所定時間前の減算値b(i−N−1)までの範囲について変化量算出部61がサンプリング時刻毎に算出した変化量c(i),c(i−1),c(i−2),・・・・,c(i−N−1)を次式のように積算する(図9ステップS10)。
d(i)=c(i)+c(i−1)+c(i−2)+・・・・+c(i−N−1)
・・・(3)
ただし、積算処理部62は、積算対象の変化量c(i),c(i−1),c(i−2),・・・・,c(i−N−1)に、符号が負の減少量が含まれる場合、この減少量を積算から除外し、符号が正の増加量である変化量cのみを積算した値d(i)を算出する。
時刻決定部34は、積算値d(i)が所定の閾値TH1を超えたときに(図9ステップS11においてyes)、この積算値d(i)のサンプリング時刻をR波(心拍)の時刻とする(図9ステップS12)。
なお、積算値d(i)は、時間差分正負反転値算出部30が算出した時間差分正負反転値よりも時間間隔L1だけ過去の時間差分正負反転値(出力値a)のサンプリング時刻を処理対象のサンプリング時刻として求めたものである。出力値aのサンプリング時刻の情報は記憶部2から取得することが可能である。
こうして、ステップS1〜S12の処理をサンプリング周期毎に繰り返し実行することで、R波の時刻の時系列データが得られる。検出されたR波の時刻の時系列データは、記憶部2に格納される。
なお、以上のR波検出方法は1例であって、他の方法でR波を検出してもよい。
次に、R−R間隔算出部4は、記憶部2に格納されたR波の時刻の時系列データから、R波と1つ前のR波の時間間隔であるR−R間隔を、R波毎(心拍毎)に算出する(図7ステップS102)。算出されたR−R間隔の時系列データは、記憶部2に格納される。
差分算出部5は、一定拍数(一定個数)だけ離れたR−R間隔の差Difを、R−R間隔毎に算出する(図7ステップS103)。具体的には、差分算出部5は、時系列データ中のある点のR−R間隔Inewと、その一定拍数CN(CNは規定値で、本実施例では6乃至9のいずれか)前のR−R間隔Ioldとの差Difを次式のように算出する。
Dif=Inew−Iold ・・・(4)
差分算出部5は、このような差Difの算出を、疲労度推定の対象期間(図11、図12の例では5分間)の全てのR−R間隔のデータについて行う。ただし、対象期間の初めのCN個のR−R間隔のデータについては、その一定拍数CN前のR−R間隔のデータが存在しない場合、Ioldが0となることは言うまでもない。算出されたR−R間隔の差の時系列データは、記憶部2に格納される。
次に、割合算出部6は、疲労度推定の対象期間においてR−R間隔の差Difの絶対値が一定値(本実施例では50ms)を超えた割合rを算出する(図7ステップS104)。疲労度推定の対象期間におけるR−R間隔の差Difの全データ数をnall、疲労度推定の対象期間におけるR−R間隔の差Difの絶対値|Dif|が一定値を超えた回数をnとすると、割合rは次式のようになる。
r=n/nall×100[%] ・・・(5)
疲労度推定部7は、割合算出部6によって算出された割合rと所定の閾値TH2とを比較して、対象者の疲労度を推定する(図7ステップS105)。具体的には、疲労度推定部7は、割合rが閾値TH2(例えば10%)以下の場合、対象者の疲労度が大きいと推定し、割合rが閾値TH2を超える場合、対象者の疲労度が小さいと推定する。閾値TH2については、図5の結果から、0%と10数%の間の値を閾値TH2として予め規定しておけばよい。
推定結果出力部8は、疲労度推定部7による推定結果を出力する(図7ステップS106)。このときの出力方法としては、例えば推定結果の表示、推定結果の音声出力、推定結果の外部機器への無線送信などがある。
こうして、本実施例では、対象者の心拍変動から明確な疲労度推定結果を簡便な方法で得ることができる。
本実施例で説明した疲労度推定装置の記憶部2とR波検出部3とR−R間隔算出部4と差分算出部5と割合算出部6と疲労度推定部7とは、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このコンピュータの構成例を図10に示す。コンピュータは、CPU100と、記憶装置101と、インターフェース装置(以下、I/Fと略する)102とを備えている。I/F102には、心電計1と、推定結果出力部8のハードウェアとが接続される。このようなコンピュータにおいて、本発明の疲労度推定方法を実現させるための疲労度推定プログラムは記憶装置101に格納される。CPU100は、記憶装置101に格納された疲労度推定プログラムに従って本実施例で説明した処理を実行する。
本発明は、人の疲労度を推定する技術に適用することができる。
1…心電計、2…記憶部、3…R波検出部、4…R−R間隔算出部、5…差分算出部、6…割合算出部、7…疲労度推定部、8…推定結果出力部、30…時間差分正負反転値算出部、31…最大値検出部、32…減算値算出部、33…積算値算出部、34…時刻決定部、40〜42,50…FIFOバッファ、43…検出処理部、51…減算処理部、61…変化量算出部、62…積算処理部。

Claims (8)

  1. 対象者の心電図波形からR波を検出する第1のステップと、
    この第1のステップで検出したR波と1つ前のR波の時間間隔であるR−R間隔を算出する第2のステップと、
    一定拍数離れた前記R−R間隔の差を算出する第3のステップと、
    前記R−R間隔の差に基づいて前記対象者の疲労度を推定する第4のステップとを含むことを特徴とする疲労度推定方法。
  2. 請求項1記載の疲労度推定方法において、
    前記一定拍数は、6乃至9のいずれかであることを特徴とする疲労度推定方法。
  3. 請求項1または2記載の疲労度推定方法において、
    さらに、前記第3のステップと前記第4のステップとの間に、疲労度推定の対象期間において前記R−R間隔の差の絶対値が一定値を超えた割合を算出する第5のステップを含み、
    前記第4のステップは、前記割合に基づいて前記対象者の疲労度を推定するステップを含むことを特徴とする疲労度推定方法。
  4. 請求項3記載の疲労度推定方法において、
    前記第4のステップは、前記割合が閾値以下の場合、前記対象者の疲労度が大きいと推定し、前記割合が前記閾値を超える場合、前記対象者の疲労度が小さいと推定するステップを含むことを特徴とする疲労度推定方法。
  5. 対象者の心電図波形からR波を検出するR波検出部と、
    このR波検出部によって検出されたR波と1つ前のR波の時間間隔であるR−R間隔を算出するR−R間隔算出部と、
    一定拍数離れた前記R−R間隔の差を算出する差分算出部と、
    前記R−R間隔の差に基づいて前記対象者の疲労度を推定する疲労度推定部とを備えることを特徴とする疲労度推定装置。
  6. 請求項5記載の疲労度推定装置において、
    前記一定拍数は、6乃至9のいずれかであることを特徴とする疲労度推定装置。
  7. 請求項5または6記載の疲労度推定装置において、
    さらに、疲労度推定の対象期間において前記R−R間隔の差の絶対値が一定値を超えた割合を算出する割合算出部を備え、
    前記疲労度推定部は、前記割合に基づいて前記対象者の疲労度を推定することを特徴とする疲労度推定装置。
  8. 対象者の心電図波形からR波を検出する第1のステップと、
    この第1のステップで検出したR波と1つ前のR波の時間間隔であるR−R間隔を算出する第2のステップと、
    一定拍数離れた前記R−R間隔の差を算出する第3のステップと、
    前記R−R間隔の差に基づいて前記対象者の疲労度を推定する第4のステップとを、コンピュータに実行させることを特徴とする疲労度推定プログラム。
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