JP2019153695A - 真空処理装置、搬出入室 - Google Patents

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淳介 松崎
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傑之 鈴木
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Abstract

【課題】 気体の導入速度や排気速度を速くしても基板が浮き上がらない真空処理装置を提供する。【解決手段】 搬出入室2の蓋部材11に弾性を有する押圧部20a、20bを設け、蓋部材11と処理対象物4とが接近する際に押圧部材20a、20bが処理対象物4のトレイ27上に配置された基板10a、10bをトレイ27に押圧する。その状態で搬出入室2の内部に気体を導入し、又は搬出入室2の内部の気体を排気する際に、気体の流れや圧力差によって基板10a、10bに上向きに力が印加されても基板10a、10bが浮き上がることはない。【選択図】 図1

Description

本発明は大気圧力と真空雰囲気の間で圧力変化させて基板を移動させる技術に関し、特に、圧力変化を高速にしても基板を損傷させない技術に関する。
真空処理装置に基板を搬出入する際には、大気雰囲気と真空雰囲気との間で基板を移動させるための搬出入室が用いられており、基板が配置された大気圧の搬出入室が真空雰囲気にされて搬出入室と真空処理装置とが接続され、また、基板が配置された真空雰囲気の搬出入室が大気圧にされて搬出入室と大気雰囲気とが接続される。
このように、基板の搬出入の度に搬出入室は大気圧と真空雰囲気の間を繰り返し圧力変化するが、搬出入室の圧力変化に要する時間を短縮するために、搬出入室の容積を小さくすると共に、大きな排気速度で搬出入室の内部を真空排気し、また、大きな供給速度で搬出入室の内部に気体を供給することが求められている。
しかしながら基板がトレイ上に配置された処理対象物を搬出入室の内部に配置した場合に排気速度や供給速度を大きくすると、基板がトレイから浮き上がり、その結果、基板の欠け、割れ等の損傷が発生するおそれがある。
また、半導体の基板がトレイに対して摺動すると、半導体の基板の裏面の擦れによってダストが発生する。
WO2017/146204
本発明は上記従来技術の課題を解決するために創作されたものであり、基板を損傷させずに気体の供給速度や排気速度を大きくすることができる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、トレイと、前記トレイ上に配置された基板とを有する処理対象物が内部に配置され、真空排気装置によって内部が真空排気される搬出入室と、前記処理対象物が有する前記基板の真空処理を行う処理室と、を有し、前記処理対象物は、前記搬出入室と前記処理室との間を移動される真空処理装置であって、前記搬出入室には、前記処理対象物に対して接近する方向に移動可能な押圧部が設けられ、前記基板は前記押圧部によって押圧されて前記トレイに固定される真空処理装置である。
本発明は、前記押圧部には、前記基板に接触する柔軟性を有する弾性体から成る接触部材が設けられ、前記押圧部が前記処理対象物に接近して接触し、前記押圧部が変形すると、前記押圧部の復元力によって前記基板は前記トレイに押圧される真空処理装置である。
本発明は、前記接触部材はフッ素樹脂が成形された真空処理装置である。
本発明は、前記接触部材はシリコン樹脂が成形された真空処理装置である。
本発明は、前記処理対象物が配置される台と、前記台との間に真空雰囲気が形成される蓋部材と、前記蓋部材を上下移動させる移動装置と、を有し、前記押圧部は前記蓋部材に設けられた真空処理装置である。
本発明は、トレイと、前記トレイ上に配置された基板とを有する処理対象物が内部に配置され、真空排気装置によって内部が真空排気される搬出入室であって、前記搬出入室には、前記処理対象物に対して接近する方向に移動可能な押圧部が設けられ、前記基板は前記押圧部によって押圧されて前記トレイに固定される搬出入室である。
本発明は、前記押圧部には、前記基板に接触する柔軟性を有する弾性体から成る接触部材が設けられ、前記押圧部が前記処理対象物に接近して接触し、前記押圧部が変形すると、前記押圧部の復元力によって前記基板は前記トレイに押圧される搬出入室である。
本発明は、前記接触部材はフッ素樹脂が成形された搬出入室である。
本発明は、前記接触部材はシリコン樹脂が成形された搬出入室である。
本発明は、前記処理対象物が配置される台と、前記台との間に真空雰囲気が形成される蓋部材と、前記蓋部材を上下移動させる移動装置と、を有し、前記押圧部は前記蓋部材に設けられた搬出入室である。
本発明の真空処理装置又は搬出入室では供給速度や排気速度を大きくしても基板のトレイからの脱落は防止され、また、擦れによるダストの発生も防止される。
また、本発明では、基板と接触して押圧する押圧部材が搬出入室に設けられているので、トレイに押圧部材を設けずに済む。
特に、昇降移動する蓋部材に押圧部材が設けられると蓋部材を昇降移動させる移動装置とは別に、押圧部材を移動させる装置を設けなくてもよい。
本発明の搬出入室を説明するための図(1) 本発明の搬出入室を説明するための図(2) 本発明の搬出入室を説明するための図(3) 本発明の搬出入室を説明するための図(4) (a):トレイを説明するための図 (b):基板が配置されたトレイを説明するための図
図1の符号1は、本発明の真空処理装置であり、搬出入室2と処理室6とを有している。
搬出入室2と処理室6とはそれぞれ真空排気装置31、36に接続されており搬出入室2と処理室6とが大気雰囲気と分離された状態で真空排気装置31、36を動作させると搬出入室2の内部と処理室6の内部とがそれぞれ真空排気されたときには、真空雰囲気が形成される。
搬出入室2は、台13と蓋部材11とを有しており、蓋部材11は移動装置38に接続されている。
移動装置38と、真空排気装置31、36と、後述する昇降装置33等の装置とは制御装置30に接続され、制御装置30によって動作が制御されている。
制御装置30によって移動装置38が制御された状態で、移動装置38が動作すると蓋部材11は静止した台13に対して、近接する方向又は離間する方向に移動することができる。この例では蓋部材11は台13よりも鉛直上方に位置しており、蓋部材11が台13に対して離間する方向に移動する際には蓋部材11は上方に移動し、蓋部材11が台13に対して接近する際には蓋部材11は下方に移動する。
処理室6は、図4に示すように処理槽12を有している。処理槽12の天井に槽開口16が形成されている。処理槽12の下方の大気雰囲気の中には昇降装置33が配置されており、処理槽12の底面には、昇降軸37が気密に挿通されている。昇降軸37の下端は昇降装置33に接続され、上端は台13に取り付けられており、昇降装置33によって昇降軸37が上方又は下方に移動すると、台13は、処理槽12の内部で上方又は下方のいずれの方向にも移動することができる。
槽開口16は台13が処理槽12の内部で上昇するときの移動先に位置しており、台13が上昇すると、台13は槽開口16に挿入される。台13の下端周囲には外方に張り出したフランジ部22が設けられており、挿入された台13が上昇すると、フランジ部22は処理槽12のうちの槽開口16の周囲の部分と接触して密着し、図1に示されたように槽開口16は台13によって塞がれる。
蓋部材11は容器形形状であり、容器形形状の開口が下方に向けて、槽開口16の上方に配置されている。蓋部材11のうち、容器形形状の底面の部分は槽開口16よりも大きくされており、容器形形状の開口である蓋開口17の縁14は処理槽12のうちの槽開口16の周囲の部分の真上に位置している。
蓋部材11が上方に移動した状態では、蓋部材11の縁14と処理槽12との間は離間しており、蓋部材11の縁14と処理槽12との間には隙間24が形成されている。隙間24が形成されているときは、蓋部材11と台13との間は大気圧になっている。
この隙間24から処理対象物を乗せたロボットハンド等を蓋部材11と台13との間に挿入し、ロボットハンド上の処理対象物を槽開口16を塞ぐ台13の上に乗せる。図2の符号4は台13上に乗せられた処理対象物を示している。
処理対象物4を説明すると、処理対象物4は、トレイ27を有している。
トレイ27は、図5に示すように、1乃至複数個(ここでは2個)の貫通孔25a、25bが設けられており、貫通孔25a、25bの内側には水平方向に突き出された突条33a、33bが設けられている。
図5(b)に示すように、各貫通孔25a、25bには、突条33a、33bに乗せられた基板10a、10bが一枚ずつ配置されており、基板10a、10bの裏面は貫通孔25a、25bの底面に露出されている。基板10a、10bはトレイ27上に固定されておらず自重によって突条33a、33b上で静止するようにされている。
この基板10a、10bは、ここではシリコン基板であり、太陽電池を形成するための真空処理が行われる。
蓋部材11の底面の台13上の処理対象物4と対面する場所には押圧装置3が設けられている。
押圧装置3は支持板18a、18bを有しており、支持板18a、18b中の、台13上の基板10a、10bと対面する場所には、押圧部20a、20bが設けられている。一枚のトレイ27に複数の基板10a、10bが配置されている場合には、各基板10a、10bと対面する場所にそれぞれ押圧部20a、20bが設けられている。
蓋部材11のうちの押圧装置3と対面する底面の部分には吸排気口19が設けられており、吸排気口19と押圧装置3との間には整流板34が設けられている。ここでは、整流板34は整流板取付軸41によって蓋部材11の底面に取り付けられ、また、押圧装置3は押圧装置取付軸42によって整流板34に取り付けられている。従って、押圧装置3は整流板34を介して蓋部材11に取り付けられている。整流板34と蓋部材11との間は離間し、また、押圧装置3と蓋部材11との間も離間しており、整流板34は、排気・ベント時に基板10a、10bにガスが直進的に当たるのを防ぐ役目、又は処理対象物4の全体にガスが直進的に当たるのを防ぐ役目を有している。つまり、整流板34は、基板10a、10bの表面、又は、処理対象物4全体の表面に対してガスが平行に流れる経路を作り出している。
仮に、給排気口19が、蓋部材11の内部表面のうち、押圧装置3の横方向に位置する壁面に設けられている場合は、押圧装置3と蓋部材11の壁面との間に整流板を配置して、壁面に位置する給排気口19から導入される直進的なガスが整流板に当たるようにすればよい。
押圧部20a、20bは、押圧されると変形する柔軟性を有し、また、押圧が解除されると変形が元の形状に戻る弾性を有するゴムから成り、U字形形状に成形された複数個(ここでは基板1枚あたり3個)の接触部材15a、15bで構成されており、各接触部材15a、15bのU字形形状の底面が下方に向けられて上端が支持板18a、18bに固定されている。接触部材15a、15bを構成するゴムは、シリコンゴム又はフッ素樹脂ゴムである。
また、本発明の接触部材15a、15bは、ゴムに限定されず、例えば金属バネ等であっても、押圧されると変形する柔軟性を有し、また、押圧が解除されると変形が元の形状に戻る弾性を有する材料であればよく、金属、硬質樹脂等の硬質材料であっても、渦巻バネや板バネに成形して用いることができる。板バネの表面を樹脂で覆ってもよい。
但し、接触部材15a、15bに用いることができる材料には、真空雰囲気中でガス等を放出せず、蓋部材11等を汚染させない性質を有することが望ましい。
処理対象物4が台13上に配置された状態で、蓋部材11を下方に移動させ、蓋部材11の蓋開口17の縁14を処理槽12の表面に接触させる。本発明では、蓋部材11の蓋開口17の縁14や処理槽12の表面には、縁14や処理槽12に取り付けられた金属部材やオーリング等、接触して気密にすることができる部材も含まれる。
蓋開口17の縁14と処理槽12の表面との間よりも、押圧部20a、20bの下端と基板10a、10bの表面との間の方が短距離になっており、蓋部材11の蓋開口17の周囲の縁14が処理槽12に接触する前に、押圧部20a、20bの下端が基板10a、10bの表面に接触し、更に、蓋部材11と共に押圧部20a、20bが更に降下すると、押圧部20a、20bは変形し、基板10a、10bは押圧部20a、20bによってトレイ27に押圧される。
このとき、図3に示すように、蓋部材11の縁14と処理槽12の表面とが接触し、搬出入室2が閉じられ、蓋部材11と台13とで大気雰囲気から分離された内部空間39が形成される。押圧部20a、20bが変形しても、接触部材15a、15bの元の形状に戻ろうとする復元力によって、基板10a、10bはトレイ27に押圧された状態が維持される。
基板10a、10bの表面と支持板18a、18bとの間には変形した接触部材15a、15bが位置しており、基板10a、10bと支持板18a、18bとの間は離間している。
処理対象物4は台13に設けられた突起28の上に乗せられており、基板10a、10bの裏面と台13との間も離間している。
真空排気装置31と吸排気口19との間は配管35によって接続されている。
蓋部材11が閉じたときの搬出入室2の内部空間39は大気圧であり、真空排気装置31が動作し、内部空間39に充満する気体は吸排気口19から排気される。
このとき、内部空間39の気体の一部は、基板10a、10bと支持板18a、18bとの間や基板10a、10bと台13との間を通過して、吸排気口19から配管35に流入し、真空排気装置31によって排気され、基板10a、10bの表面の圧力と裏面の圧力の差が生じ、また、流れる気体が基板10a、10bと衝突する。その結果、基板10a、10bにトレイ27に対して動かす力が印加される場合がある。ここでは基板10a、10bは押圧部20a、20bの復元力によってトレイ27に押圧されており、基板10a、10bがトレイ27に対して動くようなことは無い。
処理槽12の内部は真空排気装置36によって予め真空排気され、真空雰囲気にされており、搬出入室2の内部空間39が真空雰囲気にされると、台13は処理対象物4が配置された状態で下方に移動し、台13のフランジ部22は処理槽13から離間する。このとき、処理対象物4が台13と一緒に下降し、基板10a、10bが押圧部20a、20bから離間すると、押圧部20a、20bは元の形状に復元する。
下降によって台13が槽開口16から抜去されると搬出入室2と処理室6とが槽開口16と蓋開口17とを介して連通される。その状態では、槽開口16と蓋開口17とは蓋部材11によって塞がれて気体が通過しないようになっており、搬出入室2と処理室6とに大気が侵入することはない。
台13が所定位置まで下降すると台13は静止し、処理対象物4は基板移動装置などによって処理槽12の内部の処理領域へ移動される。
処理領域に移動された処理対象物4に配置された基板10a、10bは処理装置等によって真空処理がされる。
処理装置としては、例えばスパッタリング装置であり、トレイ27の貫通孔25a、25bの底面に露出する基板10a、10bの裏面に薄膜が形成される。処理装置には、蒸着装置、CVD装置、イオン注入装置、エッチング装置や表面改質装置等も含まれる。
真空処理が終了すると処理対象物4は移動され、台13上に戻された後、台13は上昇され、台13が槽開口16に挿入される
図3に示すように、フランジ部22が処理槽12のうちの槽開口16の周囲の部分と接触して密着されると、槽開口16が台13によって塞がれ、搬出入室2と処理室6とは分離される。この場合の図3に示された基板10a、10bは、真空処理が終了している。
このとき、押圧部20a、20bは支持板18a、18bと基板10a、10bとによって押圧されて変形しており、基板10a、10bは押圧部20a、20bの復元力によってトレイ27に押圧されている。
真空処理された基板10a、10bを大気雰囲気中に取り出すために、供給装置32から内部空間39に気体が供給されるときには、供給された気体と基板10a、10bとの衝突や、基板10a、10bの表面の圧力と裏面の圧力との圧力差が生じる場合がある。その結果、基板10a、10bには、トレイ27に対して動かそうとする力が印加される場合があるが、基板10a、10bが動くようなことは無い。
内部空間39が圧力上昇し大気圧になったところで蓋部材11が上方に移動され、隙間24から処理対象物4が搬出される。
なお、搬出入室2に導入する気体には窒素ガスや大気を用いることができる。
また、上記例では、一つの給排気口19によって給気と排気とを行っていたが、蓋部材11の側面に給排気口が設けられる場合は側面に設けられた給排気口と処理対象物4との間に整流板を設け、給排気口から導入される気体が整流板に衝突するようにしてもよい。
また、給気口と排気口を別々に設け、真空排気装置31と排気口を接続し、供給装置32と給気口とを接続するようにしてもよい。
その場合、給気口と処理対象物4の間と、排気口と処理対象物4の間とに、整流板をそれぞれ配置するとよい。
なお、上記貫通孔25a、25b一個の面積と、各貫通孔25a、25b上に配置される基板10a、10b一枚の面積の比(貫通孔面積:基板面積)が、30%以上98%の範囲で本願発明が有効であることが確認されている。
また、上記接触部材15a、15bが当接する基板10a、10bの部分の真裏位置には、トレイ27に固定された支持部材が配置されていることが望ましく、例えば支持部材は突条33a、33bであってもよい。
1……真空処理装置
2……搬出入室
4……処理対象物
10a、10b……基板
11……蓋部材
12……処理槽
13……台
15a、15b……接触部材
20a、20b……押圧部

Claims (10)

  1. トレイと、前記トレイ上に配置された基板とを有する処理対象物が内部に配置され、真空排気装置によって内部が真空排気される搬出入室と、
    前記処理対象物が有する前記基板の真空処理を行う処理室と、
    を有し、
    前記処理対象物は、前記搬出入室と前記処理室との間を移動される真空処理装置であって、
    前記搬出入室には、前記処理対象物に対して接近する方向に移動可能な押圧部が設けられ、
    前記基板は前記押圧部によって押圧されて前記トレイに固定される真空処理装置。
  2. 前記押圧部には、前記基板に接触する柔軟性を有する弾性体から成る接触部材が設けられ、
    前記押圧部が前記処理対象物に接近して接触し、前記押圧部が変形すると、前記押圧部の復元力によって前記基板は前記トレイに押圧される請求項1記載の真空処理装置。
  3. 前記接触部材はフッ素樹脂が成形された請求項2記載の真空処理装置。
  4. 前記接触部材はシリコン樹脂が成形された請求項2記載の真空処理装置。
  5. 前記処理対象物が配置される台と、
    前記台との間に真空雰囲気が形成される蓋部材と、
    前記蓋部材を上下移動させる移動装置と、を有し、
    前記押圧部は前記蓋部材に設けられた請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の真空処理装置。
  6. トレイと、前記トレイ上に配置された基板とを有する処理対象物が内部に配置され、真空排気装置によって内部が真空排気される搬出入室であって、
    前記搬出入室には、前記処理対象物に対して接近する方向に移動可能な押圧部が設けられ、
    前記基板は前記押圧部によって押圧されて前記トレイに固定される搬出入室。
  7. 前記押圧部には、前記基板に接触する柔軟性を有する弾性体から成る接触部材が設けられ、
    前記押圧部が前記処理対象物に接近して接触し、前記押圧部が変形すると、前記押圧部の復元力によって前記基板は前記トレイに押圧される請求項6記載の搬出入室。
  8. 前記接触部材はフッ素樹脂が成形された請求項7記載の搬出入室。
  9. 前記接触部材はシリコン樹脂が成形された請求項7記載の搬出入室。
  10. 前記処理対象物が配置される台と、
    前記台との間に真空雰囲気が形成される蓋部材と、
    前記蓋部材を上下移動させる移動装置と、を有し、
    前記押圧部は前記蓋部材に設けられた請求項6乃至請求項9のいずれか1項記載の搬出入室。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE112020004048T5 (de) 2019-08-26 2022-09-01 Denso Corporation Schaltbereich-Steuervorrichtung

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