JP2019152950A - 駐車支援装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザにとってより適切な駐車場への駐車を支援することを可能とした駐車支援装置及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】ユーザが過去に駐車を行った駐車場の特性と駐車時の車両状況とをユーザの駐車履歴として収集する一方で、ユーザが新たに駐車を行う場合には、駐車が行われる際の車両状況を取得し、収集されたユーザの駐車履歴に基づいて、今回の車両状況に対応する駐車場の特性を特定し、特定された駐車場の特性に応じて駐車場への駐車を支援するように構成する。【選択図】図4
Description
本発明は、駐車の支援を行う駐車支援装置及びコンピュータプログラムに関する。
従来、車両において乗員に提供する情報は、車速やエンジン回転数等のごく限られた情報であった。しかしながら、近年、車載器の機能の向上に伴い車両において乗員に提供する情報が増加してり、例えば、目的地までの案内経路、渋滞情報、店舗等の施設情報等の提供が行われる。また、車両を駐車する為に必要な情報として、目的地や現在位置の周辺にある駐車場に関する情報を案内することについても行われていた。
ここで、駐車場にはユーザの嗜好が存在する。例えば、目的地や現在位置から遠くても料金の安い駐車場を好むユーザもいれば、料金が高くても近い駐車場を好むユーザもいる。或いは機械式よりも平面式の駐車場を好むユーザもいる。従って、ユーザに対する駐車支援を行う為には、駐車場に対するユーザの嗜好を把握する必要があった。例えば特開2006−107147号公報には、駐車場に対するユーザの嗜好を予め入力しておくことによって、ユーザの嗜好に一致する駐車場を選別して案内する技術について提案されている。
ここで、上記特許文献1では予め入力された駐車場に対するユーザの嗜好に基づいて駐車支援が行われるが、入力されたユーザの嗜好は駐車時の車両状況(駐車場の利用シーン)におけるユーザの嗜好と必ずしも一致するとは限らない。例えば、天候が晴れの時と雨の時とでは駐車場に対するユーザの嗜好は変化する。或いは、同乗者の有無や走行目的(プライベートかビジネスか)によっても駐車場に対するユーザの嗜好は変化する。したがって、予めユーザの嗜好を入力させる態様では、駐車が行われる際のユーザの駐車場に対する嗜好を正確に特定することは難しい。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、駐車が行われる際のユーザの駐車場に対する嗜好を正確に把握可能であり、ユーザにとってより適切な駐車場への駐車を支援することを可能とした駐車支援装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る駐車支援装置は、ユーザが過去に駐車を行った駐車場の特性と駐車時の車両状況とをユーザの駐車履歴として収集する駐車履歴収集手段と、ユーザが新たに駐車を行う場合において、駐車が行われる際の車両状況を取得する状況取得手段と、収集された前記ユーザの駐車履歴に基づいて、前記状況取得手段によって取得された車両状況に対応する駐車場の特性を特定する駐車場特性特定手段と、前記駐車場特性特定手段によって特定された駐車場の特性に応じて駐車場への駐車を支援する駐車支援手段と、を有する。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、駐車場への駐車を支援するプログラムである。具体的には、コンピュータを、ユーザが過去に駐車を行った駐車場の特性と駐車時の車両状況とをユーザの駐車履歴として収集する駐車履歴収集手段と、ユーザが新たに駐車を行う場合において、駐車が行われる際の車両状況を取得する状況取得手段と、収集された前記ユーザの駐車履歴に基づいて、前記状況取得手段によって取得された車両状況に対応する駐車場の特性を特定する駐車場特性特定手段と、前記駐車場特性特定手段によって特定された駐車場の特性に応じて駐車場への駐車を支援する駐車支援手段と、して機能させる。
尚、「駐車履歴収集手段」は一のユーザのみから駐車履歴を収集しても良いし、複数のユーザから駐車履歴を収集しても良い。
尚、「駐車履歴収集手段」は一のユーザのみから駐車履歴を収集しても良いし、複数のユーザから駐車履歴を収集しても良い。
前記構成を有する本発明に係る駐車支援装置及びコンピュータプログラムによれば、ユーザの過去の駐車履歴に基づいて、駐車が行われる際の車両状況に対応する駐車場の特性を特定することができ、駐車が行われる際のユーザの駐車場に対する嗜好を正確に把握可能となる。その結果、ユーザにとってより適切な駐車場への駐車を支援することが可能となる。
以下、本発明に係る駐車支援装置について、サーバ装置1に具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るサーバ装置1を含む駐車支援システム2の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る駐車支援システム2を示した概略構成図である。図2は本実施形態に係る駐車支援システム2の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る駐車支援システム2は、駐車支援センタ3が備えるサーバ装置1と、車両4に搭載された車載器であるナビゲーション装置5とを基本的に有する。また、サーバ装置1とナビゲーション装置5は通信ネットワーク網6を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。尚、ナビゲーション装置5は、ナビ機能を有する他の車載器や、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等に代えても良い。
ここで、駐車支援センタ3が備えるサーバ装置1は、車両4に対して提供可能な各種情報が記憶されたDBを有し、各車両4からの要求に応じて該当する情報を抽出し、配信(提供)する情報配信サーバである。本実施形態では特に、全国にある駐車場に関する情報を配信対象とする。
一方でサーバ装置1は、ナビゲーション装置5から車両4の乗員(ユーザ)の駐車場に対する嗜好を特定する為の各種情報を収集し、収集した各情報に基づいて車両4の乗員の駐車場に対する嗜好を判定することについても行う。ここで、車両4の乗員の駐車場に対する嗜好とは、車両の乗員が利用する傾向のある駐車場に相当する。尚、車両4の駐車場に対する嗜好は、例えば駐車料金、目的地又は現在位置からの距離、駐車場の大きさ、予約の必要有無、駐車場の構造等によって特定される。一例として、ある車両の乗員は駐車料金ができる限り安い駐車場を利用する傾向がある一方で、駐車場の大きさや構造についてはこだわらないと判定する。そして、特定された車両4の乗員の駐車場に対する嗜好については、後述のように駐車場への案内を行う際に、乗員にとって案内対象とすべき駐車場の選別に用いられる。
更に、サーバ装置1は、全国各地の駐車場を管理する駐車場管理サーバ7とも通信可能に接続されている。駐車場管理サーバ7は管理対象となる駐車場の位置、駐車料金、形式、構造などに関する各種情報をサーバ装置1へと送信する。
一方、ナビゲーション装置5は、車両4に搭載され、格納する地図データに基づいて自車位置周辺の地図を表示したり、現在位置周辺の施設に関する情報を表示したり、地図画像上において車両の現在位置を表示したり、設定された案内経路に沿った移動案内を行う車載機である。また、ナビゲーション装置5は目的地を設定した際、或いは現在地周辺の駐車場の検索を実行した際に、目的地や現在位置周辺にある駐車場に関する情報を車両4の乗員に対して案内することについても行う。尚、ナビゲーション装置5の詳細については後述する。
また、通信ネットワーク網6は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。ここで、基地局はナビゲーション装置5との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網6の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にあるナビゲーション装置5の通信をサーバ装置1との間で中継する役割を持つ。
続いて、駐車支援システム2におけるサーバ装置1の構成について図2を用いてより詳細に説明する。サーバ装置1は、図2に示すようにサーバ制御ECU11と、サーバ制御ECU11に接続された情報記録手段としての収集情報DB12と、ユーザ嗜好DB13と、駐車場DB14と、サーバ側通信装置15とを備える。
サーバ制御ECU11(エレクトロニック・コントロール・ユニット)は、サーバ装置1の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU21、並びにCPU21が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるRAM22、制御用のプログラムのほか、後述の情報収集処理プログラム(図6)、ユーザ嗜好特定処理プログラム(図7)、駐車支援処理プログラム(図12参照)等が記録されたROM23、ROM23から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ24等の内部記憶装置を備えている。尚、サーバ制御ECU11は、後述のナビゲーション装置5のECUとともに処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、駐車履歴収集手段は、ユーザが過去に駐車を行った駐車場の特性と駐車時の車両状況とをユーザの駐車履歴として収集する。状況取得手段は、ユーザが新たに駐車を行う場合において、駐車が行われる際の車両状況を取得する。駐車場特性特定手段は、収集されたユーザの駐車履歴に基づいて、状況取得手段によって取得された車両状況に対応する駐車場の特性を特定する。駐車支援手段は、駐車場特性特定手段によって特定された駐車場の特性に応じて駐車場への駐車を支援する。
また、収集情報DB12は、全国を走行する各車両4のナビゲーション装置5から収集した車両の乗員の駐車場に対する嗜好を特定する為の各種情報を格納する記憶手段である。具体的に、各車両4から収集される情報は車両4の乗員の駐車履歴であり、(a)駐車時の車両状況(駐車場の利用シーン)と(b)駐車を行った駐車場の特性とが含まれる。尚、「車両状況」とは、走行目的、同乗者の有無並びに種類、天候、の少なくとも一以上を含む。また、「駐車場の特性」とは、駐車料金、目的地又は車両の乗員が駐車場の検索を行った地点からの距離、駐車場の大きさ、予約の必要有無、駐車場の構造、の少なくとも一以上を含む。
図3は収集情報DB12に記憶される情報の一例を示した図である。図3に示すように、収集情報DB12は、車両の乗員毎に区分して上記(a)、(b)に関する情報が含まれる。例えば、(a)駐車時の車両状況(駐車場の利用シーン)として収集される「目的」は、どのような目的で走行した際に駐車されたかが収集される。具体的にはビジネスかプライベートかで特定される。また、「同乗者」は、同乗者があるか否か、同乗者がある場合には同乗者の種類(家族、友人、恋人等)が収集される。また、「天候」は、駐車時の天候(晴、雨、雪等)が収集される。一方、(b)駐車を行った駐車場の特性として収集される「料金」は、駐車に必要な料金が閾値との比較に基づいて例えば4段階(高い、やや高い、やや安い、安い)で区分されて収集される。また、「距離」は、ナビゲーション装置5において目的地が設定されていた場合には目的地からの距離、周辺施設検索を行っていた場合は検索を行った地点からの距離が収集される。例えば閾値との比較に基づいて4段階(近い、やや近い、やや遠い、遠い)で区分されて収集される。また、「駐車形式」は、コインパーキング(事前予約の不要な駐車場)か、予約式パーキング(事前予約が必要な駐車場)かが収集される。また、「規模」は、駐車場の大きさが駐車可能台数と閾値との比較に基づいて例えば3段階(大規模、中規模、小規模)で区分されて収集される。また、「タイプ」は、平置きの駐車場か、機械式の駐車場かが収集される。また、「屋根」は、屋根がある駐車場(屋内駐車場も含む)か、屋根の無い駐車場かが収集される。尚、料金、距離、大きさなどの駐車場間で比較可能な特性については、絶対値ではなく相対値で特性を特定しても良い。
また、収集情報DB12は、ナビゲーション装置5から取得した情報に基づいて随時更新される。更に、収集情報DB12には必ずしも上述した全ての情報を収集する必要は無く、例えば「目的」、「天候」、「料金」、「距離」のみを収集対象としても良い。
一方、ユーザ嗜好DB13は、収集情報DB12に格納された情報から判定された車両の乗員毎の駐車場に対する嗜好(利用する傾向のある駐車場)を記憶する記憶手段である。尚、本実施形態においては、特に駐車時の車両状況(駐車場の利用シーン)毎に区分して、駐車場に対する嗜好が判定される。また、駐車場に対する嗜好は、駐車場の特性で特定される。従って、ユーザ嗜好DB13は、車両の乗員毎且つ駐車時の車両状況(駐車場の利用シーン)毎に区分して、車両の乗員が利用する傾向のある駐車場の特性が紐付けられたDBとなる。
図4はユーザ嗜好DB13に記憶される情報の一例を示した図である。図4に示すように、ユーザ嗜好DB13は、車両4の乗員毎且つ駐車時の車両状況毎に区分して、車両の乗員が利用する傾向のある駐車場の特性が駐車場に対する嗜好として紐付けられている。例えば図4に示す例では、車両の乗員“A”がプライベートで同乗者がいない状態で駐車場を利用する場合においては、天気に関わらず、料金が安く、コインパーキングで、規模ができるだけ大きく、機械式以外の駐車場を利用する傾向にあることが分かる。一方で、駐車場までの距離や、屋根の有無にはこだわりが無いことが分かる。
尚、同一の車両の乗員且つ同一の車両状況に対して、車両の乗員が利用する傾向のある駐車場の特性が複数種類特定される場合もある。その場合には、当該車両状況に対して複数種類の駐車場の特性が紐付けられる。例えば図4に示す例では、車両の乗員“A”がプライベートで家族を同乗した状態で雨の中で駐車場を利用する場合においては、2パターンの嗜好が存在する。第1の嗜好は屋根が無い駐車場であれば距離が近めの駐車場を利用する傾向にあることを示し、第2の嗜好は屋根がある駐車場であれば距離にこだわらない傾向にあることを示す。
また、ユーザ嗜好DB13は、収集情報DB12に格納された情報に基づいて定期的(例えば24時間毎)に更新される。
また、ユーザ嗜好DB13は、収集情報DB12に格納された情報に基づいて定期的(例えば24時間毎)に更新される。
一方、駐車場DB14は、全国各地にある駐車場について駐車場の位置、駐車料金、形式、構造などに関する各種情報を記憶する記憶手段である。尚、具体的には、駐車場のある位置座標、駐車料金、駐車場の大きさ、利用に際して予約の必要有無、駐車場の構造(平置きの駐車場、機械式の駐車場、屋根がある駐車場(屋内駐車場も含む))について記憶される。尚、駐車場DB14に格納する情報については駐車場管理サーバ7から送信され、内容に変更があった場合には送信された情報に基づいて更新される。
尚、駐車場DB14は省略しても良い。その場合には、必要に応じて駐車場管理サーバ7と通信を行うことによって駐車場に関する各種情報を取得するようにする。
尚、駐車場DB14は省略しても良い。その場合には、必要に応じて駐車場管理サーバ7と通信を行うことによって駐車場に関する各種情報を取得するようにする。
また、サーバ側通信装置15は情報の送受信対象となる各車両4のナビゲーション装置5と通信ネットワーク網6を介して通信を行う為の通信装置である。また、ナビゲーション装置5以外にインターネット網や、交通情報センタ、例えば、VICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等から送信された渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の各情報から成る交通情報の受信についても可能である。
次に、ナビゲーション装置5の概略構成について図5を用いて説明する図5は本実施形態に係るナビゲーション装置5であるナビゲーション装置の制御系を模式的に示すブロック図である。
図5に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置5は、ナビゲーション装置5が搭載された車両4の現在位置を検出する現在位置検出部31と、各種のデータが記録されたデータ記録部32と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU33と、ユーザからの操作を受け付ける操作部34と、ユーザに対して地図や目的地までの案内経路を表示する液晶ディスプレイ35と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ36と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ37と、サーバ装置1やVICSセンタ等との間で通信を行う通信モジュール38と、車内の乗員の発話音声を解析する音声認識部39とを有する。また、ナビゲーション装置5はCAN等の車載ネットワークを介して、車内の乗員の発話音声を録取するマイク40等が接続されている。
以下に、ナビゲーション装置5を構成する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部31は、GPS41、車速センサ42、ステアリングセンサ43、ジャイロセンサ44等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ42は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU33に出力する。そして、ナビゲーションECU33は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置5が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置5が備える構成としても良い。
現在位置検出部31は、GPS41、車速センサ42、ステアリングセンサ43、ジャイロセンサ44等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ42は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU33に出力する。そして、ナビゲーションECU33は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置5が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置5が備える構成としても良い。
また、データ記録部32は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB45、車両情報DB46及び所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部32をハードディスクの代わりに不揮発性メモリ、メモリーカード、CDやDVD等の光ディスクにより構成しても良い。
ここで、地図情報DB45は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、経路の探索や変更に係る処理に用いられる探索データ、施設に関する施設データ、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、地点を検索するための検索データ等が記憶された記憶手段である。尚、地図情報を外部のサーバから取得する場合については地図情報DB45は必ずしも必要でない。
また、車両情報DB46は、車両に関する各種情報が記憶された記憶手段である。具体的には、周辺地点の検索履歴、目的地の検索履歴、走行履歴、駐車履歴等が記憶される。車両情報DB46に記憶された情報は、車両の乗員毎の駐車場に対する嗜好(利用する傾向のある駐車場)を特定する為の情報としてサーバ装置1へと定期的に送信される。
一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)33は、ナビゲーション装置5の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU51、並びにCPU51が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM52、制御用のプログラムのほか、後述の駐車支援処理プログラム(図12参照)等が記録されたROM53、ROM53から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ54等の内部記憶装置を備えている。
操作部34は、走行開始地点としての出発地及び走行終了地点としての目的地を入力する際等に操作され、各種のキー、ボタン等の複数の操作スイッチ(図示せず)を有する。そして、ナビゲーションECU33は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、操作部34は液晶ディスプレイ35の前面に設けたタッチパネルを有しても良い。また、マイクと音声認識装置があれば操作部34は省略しても良い。
また、液晶ディスプレイ35には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。特に本実施形態では、目的地を設定した際、或いは現在地周辺の駐車場の検索を実行した際に、目的地や現在位置周辺にある駐車場であって、車両の乗員の嗜好に合う駐車場に関する情報を案内するのにも用いられる。尚、液晶ディスプレイ35の代わりに、HUDやHMDを用いても良い。
また、スピーカ36は、ナビゲーションECU33からの指示に基づいて案内経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。特に本実施形態では、目的地を設定した際、或いは現在地周辺の駐車場の検索を実行した際に、目的地や現在位置周辺にある駐車場であって、車両の乗員の嗜好に合う駐車場に関する情報を出力するのにも用いられる。
また、DVDドライブ37は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、地図情報DB45の更新等が行われる。尚、DVDドライブ37に替えてメモリーカードを読み書きする為のカードスロットを設けても良い。
また、通信モジュール38は、例えば、サーバ装置1やVICSセンタ等から送信された支援情報、交通情報等の各情報を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。
また、音声認識部39は、車内に設置されたマイク40によって録取された音声を解析する装置である。そして、本実施形態に係るナビゲーション装置5では、音声認識部39によって車両の乗員の発声した音声が認識され、認識された音声内容がサーバ装置1へと送信される。但し、音声の認識はサーバ装置1側で行っても良い。その場合には、録取された音声データを、サーバ装置1へと送信する。
また、マイク40は、音を電気信号に変換する機器であり、電気信号に変換された音は音声認識部39へと送信される。ここで、マイク40はインストルメントパネルの上面に取り付けられ、集音方向が座席方向となるように設置される。
続いて、前記構成を有する本実施形態に係る駐車支援システム2を構成するサーバ装置1においてCPU21が実行する情報収集処理プログラムについて図6に基づき説明する。図6は本実施形態に係る情報収集処理プログラムのフローチャートである。ここで、情報収集処理プログラムは全国各地を走行する車両からの情報の送信に応じて実行され、車両の駐車履歴として、駐車を行った駐車場の特性と駐車時の車両状況とを収集するプログラムである。尚、以下の図6、図7及び図12にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーションECU33が備えているRAM52やROM53又はサーバ装置1が備えているRAM22やROM23等に記憶されており、CPU51又はCPU21により実行される。
先ず、情報収集処理プログラムではステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU21は、車両4から情報の送信があったか否かを判定する。尚、車両4はACC電源(accessory power supply)がONされてからOFFされるまでの間の任意のタイミング(ON時、OFF時も含む)で、車両の過去の駐車履歴に関する情報をサーバ装置1へと送信することが可能である。本実施形態では後述のように駐車場への駐車が行われた時点で送信するようにする(S28)。
次に、S2においてCPU21は、車両4から送信された車両の過去の駐車履歴に関する情報を受信する。更に、S3においてCPU21は、受信した車両の過去の駐車履歴に関する情報を、図3に示すように車両の乗員毎に区分して収集情報DB12に格納する。同一の乗員の駐車履歴が既に存在する場合については基本的に累積して格納することとするが、最新の情報へと更新(上書き)しても良い。
尚、前記S2で各車両4から受信し、前記S3で収集情報DB12に格納される「車両の過去の駐車履歴に関する情報」としては、(a)駐車時の車両状況(駐車場の利用シーン)と(b)駐車を行った駐車場の特性とが含まれる。更に、(a)駐車時の車両状況は、どのような目的で走行したか、同乗者があるか否か、同乗者がある場合には同乗者の種類(家族、友人、恋人等)、駐車時の天候等を含む。一方、(b)駐車を行った駐車場の特性は、駐車に必要な料金、ナビゲーション装置5において目的地が設定されていた場合には目的地からの距離、周辺施設検索を行っていた場合は検索を行った地点からの距離、コインパーキング(事前予約の不要な駐車場)か予約式パーキング(事前予約が必要な駐車場)か、駐車場の大きさ、平置きの駐車場か機械式の駐車場か、屋根がある駐車場(屋内駐車場も含む)か屋根の無い駐車場か等を含む。
尚、前記S3で収集情報DB12に格納された車両の過去の駐車履歴に関する情報は、後述のユーザ嗜好特定処理プログラム(図7)において車両の乗員の駐車場に対する嗜好(利用する傾向のある駐車場)を特定するのに用いられる。
次に、本実施形態に係る駐車支援システム2を構成するサーバ装置1においてCPU21が実行するユーザ嗜好特定処理プログラムについて図7に基づき説明する。図7は本実施形態に係るユーザ嗜好特定処理プログラムのフローチャートである。ここで、ユーザ嗜好特定処理プログラムは所定時間間隔(例えば24時間間隔)で実行され、収集情報DB12に収集された各種情報に基づいて車両の乗員の駐車場に対する嗜好(利用する傾向のある駐車場)を特定するプログラムである。
先ず、ユーザ嗜好特定処理プログラムではS11において、CPU21は、収集情報DB12に格納された各種情報の内、駐車場に対する嗜好を特定する対象となる車両の乗員に関する情報を抽出する。尚、抽出される情報は、前述したように車両の乗員の過去の駐車履歴であり、駐車時の車両状況(駐車場の利用シーン)と駐車を行った駐車場の特性とを含む。
そして、CPU21は抽出した情報を更に同一の車両状況毎に区分し、統計することによって、車両の乗員毎且つ駐車時の車両状況毎に、当該車両の乗員が利用する傾向のある駐車場を特定する。駐車場に対する嗜好は、駐車場の特性で特定される。「駐車場の特性」とは、駐車料金、目的地又は車両の乗員が駐車場の検索を行った地点からの距離、駐車場の大きさ、予約の必要有無、駐車場の構造、の少なくとも一以上を含む。そして対象となる全ての車両の乗員及び駐車時の車両状況に対して特性を特定した後にS12へと移行する。
例えば、図8はある特定の乗員及び駐車時の車両状況の組み合わせにおける「駐車料金」の分布を示した図である。図8に示す例では「駐車料金」は“やや安い”に偏っている。従って、該当する乗員は該当する駐車時の車両状況では、駐車料金が安い駐車場を利用する傾向にあることが分かる。
また、図9は別の乗員及び駐車時の車両状況の組み合わせにおける「駐車料金」の分布を示した図である。図9に示す例では「駐車料金」はどの価格帯にも偏っていない。従って、該当する乗員は該当する駐車時の車両状況では、駐車料金にはこだわり無く駐車場を利用すること(駐車料金には特徴が無いこと)が分かる。
同様にして「駐車料金」以外の駐車場の特性(例えば距離や大きさなど)についても車両の乗員毎且つ駐車時の車両状況毎に車両の乗員の嗜好を特定する。
また、図9は別の乗員及び駐車時の車両状況の組み合わせにおける「駐車料金」の分布を示した図である。図9に示す例では「駐車料金」はどの価格帯にも偏っていない。従って、該当する乗員は該当する駐車時の車両状況では、駐車料金にはこだわり無く駐車場を利用すること(駐車料金には特徴が無いこと)が分かる。
同様にして「駐車料金」以外の駐車場の特性(例えば距離や大きさなど)についても車両の乗員毎且つ駐車時の車両状況毎に車両の乗員の嗜好を特定する。
一方で、同一の車両の乗員且つ同一の車両状況に対して、車両の乗員が利用する傾向のある駐車場の特性が複数種類特定される場合もある。例えば、図10はある特定の乗員及び駐車時の車両状況の組み合わせにおける駐車履歴を収集情報DB12から抽出した場合に、更に屋根有りの駐車を行った駐車履歴のみを抽出した場合における「駐車料金」と「距離」の分布を示した図である。また、図11は同じ条件で屋根無しの駐車を行った駐車履歴のみを抽出した場合における「駐車料金」と「距離」の分布を示した図である。
例えば、図10に示す分布では「距離」は“やや近い”に偏っている。「駐車料金」はどの価格帯にも偏っていない。従って、該当する乗員は該当する駐車時の車両状況において特に屋根のある駐車場に止める際には、目的地や検索地点からの距離が近い駐車場を利用する傾向にある一方で、駐車料金にはこだわり無く駐車場を利用すること(駐車料金には特徴が無いこと)が分かる。
また、図11に示す分布では「距離」はどの距離帯にも偏っていない。「駐車料金」についてもどの価格帯にも偏っていない。従って、該当する乗員は同一の駐車時の車両状況において特に屋根のない駐車場に止める際には、目的地や検索地点からの距離、及び駐車料金にはこだわり無く駐車場を利用すること(距離や駐車料金には特徴が無いこと)が分かる。
また、図11に示す分布では「距離」はどの距離帯にも偏っていない。「駐車料金」についてもどの価格帯にも偏っていない。従って、該当する乗員は同一の駐車時の車両状況において特に屋根のない駐車場に止める際には、目的地や検索地点からの距離、及び駐車料金にはこだわり無く駐車場を利用すること(距離や駐車料金には特徴が無いこと)が分かる。
また、車両の乗員の現在の嗜好を判定する為に、上記S11の判定処理では、収集情報DB12に格納された情報の内、現時点から過去所定期間以内(例えば過去1年以内)に収集した直近の情報を用いるのが望ましい。
その後、S12においてCPU21は、前記S11の判定結果に基づいてユーザ嗜好DB13を更新する。ユーザ嗜好DB13は、図4に示すように車両4の乗員毎且つ駐車時の車両状況毎に区分して、車両の乗員が利用する傾向のある駐車場の特性が駐車場に対する嗜好として紐付けられて格納される。
次に、本実施形態に係る駐車支援システム2を構成するサーバ装置1及びナビゲーション装置5において実行する駐車支援処理プログラムについて図12に基づき説明する。図12は本実施形態に係る駐車支援処理プログラムのフローチャートである。ここで、駐車支援処理プログラムは車両4のACC電源(accessory power supply)がONされた後に実行され、車両の乗員の嗜好に適した駐車場を案内するプログラムである。
先ず、ナビゲーション装置5において実行される駐車支援処理プログラムについて説明する。
S21においてCPU51は、操作部34で受け付けた車両の乗員の操作に基づいて、目的地の設定操作又は現在位置周辺の駐車場を検索する操作を受け付けたか否かを判定する。尚、目的地の設定操作及び現在位置周辺の駐車場を検索する操作以外についても、駐車場に関する情報を車両の乗員に提供する為の操作についてはS21に含めても良い。
S21においてCPU51は、操作部34で受け付けた車両の乗員の操作に基づいて、目的地の設定操作又は現在位置周辺の駐車場を検索する操作を受け付けたか否かを判定する。尚、目的地の設定操作及び現在位置周辺の駐車場を検索する操作以外についても、駐車場に関する情報を車両の乗員に提供する為の操作についてはS21に含めても良い。
そして、目的地の設定操作又は現在位置周辺の駐車場を検索する操作を受け付けたと判定された場合(S21:YES)には、S22へと移行する。それに対して、目的地の設定操作及び現在位置周辺の駐車場を検索する操作を受け付けていないと判定された場合(S21:NO)には、当該駐車支援処理プログラムを終了する。
S22においてCPU51は、駐車が行われる際の車両状況を取得する。尚、車両状況は、どのような目的で走行するか、同乗者があるか否か、同乗者がある場合には同乗者の種類(家族、友人、恋人等)、駐車時の天候等を含む。尚、現時点の車両状況を駐車が行われる際の車両状況とみなしても良いし、現時点の車両状況から駐車が行われる際の車両状況を推定しても良い。
ここで、“走行の目的”は、例えば目的地に設定された地点や周辺検索を行った現在位置等から判定し、例えばオフィスビルや企業の周辺で駐車場を検索した場合には、走行の目的は『ビジネス』であると判定し、ショッピングモールやレジャー施設を目的地に設定している場合には、走行の目的は『プライベート』であると判定する。
また、“同乗者の有無や種類”は、例えばシートに設置された重量センサ、車両内で乗員により発話された音声、車載器で出力されている音声又は映像、車内カメラで車内を撮像した画像等から判定する。
また、“駐車時の天候”は、例えば外部のサーバから現在位置又は目的地付近の天候情報を取得して判定しても良いし、車両に設置された降雨センサや照度センサにより判定しても良い。
また、上記駐車時の車両状況を特定する為の各判定は、送信側であるナビゲーション装置5で行っても良いし、ナビゲーション装置5は判定に必要な情報のみを送信し、判定はサーバ装置1で行っても良い。
また、“同乗者の有無や種類”は、例えばシートに設置された重量センサ、車両内で乗員により発話された音声、車載器で出力されている音声又は映像、車内カメラで車内を撮像した画像等から判定する。
また、“駐車時の天候”は、例えば外部のサーバから現在位置又は目的地付近の天候情報を取得して判定しても良いし、車両に設置された降雨センサや照度センサにより判定しても良い。
また、上記駐車時の車両状況を特定する為の各判定は、送信側であるナビゲーション装置5で行っても良いし、ナビゲーション装置5は判定に必要な情報のみを送信し、判定はサーバ装置1で行っても良い。
続いて、S23においてCPU51は、サーバ装置1に対して駐車場に関する情報の要求を指示する情報要求指示を送信する。情報要求指示には、当該ナビゲーション装置5の設置された車両の乗員を識別するIDと、前記S21で受け付けた操作内容(目的地や検索条件等)、前記S22で取得した駐車が行われる際の車両状況とを含む。その後、後述のようにナビゲーション装置5から情報要求指示を受信したサーバ装置1において車両の乗員の嗜好に適した駐車場の選別及び配信が行われる(S32〜S36)。
次に、S24においてCPU51は、情報要求指示信号の送信に応じてサーバ装置1から配信された情報を受信する。前記S24で受信する情報は、車両の乗員に対して駐車を推奨する駐車場に関する情報であり、具体的には検索対象範囲内(例えば目的地から1km、検索を行った地点から3km)にあって、車両の乗員が前記S22で取得した車両状況において利用する傾向にある駐車特性を有する駐車場に関する情報である。尚、提供される駐車場の数は1のみであっても良いし、2以上あっても良い。該当する駐車場は後述のS32〜S35の処理でサーバ装置1により特定される。
その後、S25においてCPU51は、前記S24で受信した駐車場に関する情報を液晶ディスプレイ35やスピーカ36を用いて出力する。例えば、図13は前記S25においてナビゲーション装置5で出力される駐車場の案内画面61を示した図である。
図13に示す例では、特に目的地の設定操作を受け付けた場合に液晶ディスプレイ35に表示される駐車場の案内画面61を示す。図13に示すように駐車場の案内画面61には、地図画像を表示する左画面62と、検索された駐車場の名称をリスト状に表示する右画面63の2つの表示領域から構成される。
ここで、右画面63には、設定された目的地周辺にある駐車場の内、サーバ装置1によって検索された駐車場(即ち車両の乗員が前記S22で取得した車両状況において利用する傾向にある駐車特性を有する駐車場)の名称をリスト状に表示する情報表示スペース64が設けられている。また、名称がユーザによって選択されると、選択された名称に対応する駐車場の詳細な情報(自車位置からの距離、営業時間、住所等)を表示したり、駐車場を目的地に設定する処理を実行する。
一方、左画面62は、地図画像66が表示される。更に、地図画像66には、情報表示スペース64に名称が表示された駐車場の位置を特定するPOIマーク71〜76が重畳して表示される。
その結果、車両の乗員は駐車場の案内画面61を視認することによって車両が駐車すべき駐車場を容易に把握することが可能となる。尚、駐車場の案内は音声案内で行っても良い。
ここで、右画面63には、設定された目的地周辺にある駐車場の内、サーバ装置1によって検索された駐車場(即ち車両の乗員が前記S22で取得した車両状況において利用する傾向にある駐車特性を有する駐車場)の名称をリスト状に表示する情報表示スペース64が設けられている。また、名称がユーザによって選択されると、選択された名称に対応する駐車場の詳細な情報(自車位置からの距離、営業時間、住所等)を表示したり、駐車場を目的地に設定する処理を実行する。
一方、左画面62は、地図画像66が表示される。更に、地図画像66には、情報表示スペース64に名称が表示された駐車場の位置を特定するPOIマーク71〜76が重畳して表示される。
その結果、車両の乗員は駐車場の案内画面61を視認することによって車両が駐車すべき駐車場を容易に把握することが可能となる。尚、駐車場の案内は音声案内で行っても良い。
更に、駐車支援の手段としては上述した駐車場の案内以外に車両制御を行っても良い。例えば車両の走行制御の一部または全部を車両側で行う自動運転走行を行う車両に対して適用する場合には、自動運転により該当する駐車場までの走行を自動で行う支援を行っても良い。また、前記S24で受信した駐車場に関する情報を乗員に案内せずに、該当する駐車場を直接ナビゲーション装置5の目的地に設定しても良い。
続いて、S26においてCPU51は、前記S25で情報の案内された駐車場の内、車両の乗員によって駐車する対象として最終的に選択された駐車場(例えば駐車場を識別するID等)を記憶する。
その後、S27においてCPU51は、車両において駐車が実行されたか否かを判定する。例えば、シフト位置がPに変更された場合や、サイドブレーキが作動した場合に駐車が実行されたと判定する。尚、駐車がされた駐車場が前記S26で記憶された駐車場と異なる場合には、実際に駐車された駐車場を識別するIDを新たに取得する。
そして、車両において駐車が実行されたと判定された場合(S27:YES)には、S28へと移行する。それに対して、車両において駐車が実行されていないと判定された場合(S27:NO)には、駐車が行われるまで待機する。
S28においてCPU51は、今回の駐車に関する駐車履歴に関する情報をサーバ装置1へと送信する。「駐車履歴に関する情報」としては、(a)駐車時の車両状況(駐車場の利用シーン)と(b)駐車を行った駐車場の特性とが含まれる。(a)駐車時の車両状況については、前記S22で取得された情報となる。一方、(b)駐車を行った駐車場の特性は、ナビゲーション装置5からは基本的に駐車した駐車場を識別するID、駐車場名称、或いは駐車場の位置座標のみを送信し、サーバ装置1において駐車場DB14に格納された情報又は駐車場管理サーバ7から受信した情報を用いて、上記駐車場の特性(駐車料金など)を判定する。但し、ナビゲーション装置5側で判定を行っても良い。尚、駐車履歴に関する情報を受信したサーバ装置1では前述した情報収集処理プログラム(図6)が行われる。
次に、サーバ装置1において実行される駐車支援処理プログラムについて説明する。
先ず、S31においてCPU21は、全国を走行する各車両4から駐車場に関する情報の要求を指示する情報要求指示の送信があるか否か判定する。
先ず、S31においてCPU21は、全国を走行する各車両4から駐車場に関する情報の要求を指示する情報要求指示の送信があるか否か判定する。
そして、情報要求指示の送信があると判定された場合(S31:YES)には、送信される情報要求指示を受信する(S32)。尚、情報要求指示信号には、当該ナビゲーション装置5の設置された車両の乗員を識別するIDと、前記S21で受け付けた操作内容(目的地や検索条件等)、前記S22で取得した駐車が行われる際の車両状況とを含む。
一方、情報要求指示の送信がないと判定された場合(S31:NO)には、当該駐車支援処理プログラムを終了する。
S33においてCPU21は、ユーザ嗜好DB13を参照し、情報要求指示に含まれる乗員IDと車両状況とから、送信元の車両の乗員について特に今回の駐車時の車両状況における駐車場に対する嗜好を特定する。駐車場に対する嗜好は、駐車場の特性で特定される。尚、今回の駐車時の車両状況に紐付けられた駐車場の特性が複数種類ある場合には、複数の駐車場の特性が特定される。
次に、S34においてCPU21は、駐車場DB14を参照し、検索対象範囲内(例えば目的地から1km、検索を行った地点から3km)にあって、且つ前記S33で特定された駐車場の特性に該当する駐車場を検索する。尚、駐車場DB14は、全国各地にある駐車場について駐車場の位置、駐車料金、形式、構造などに関する各種情報が格納されており、前記S33で特定された駐車場の特性を満たす駐車場が駐車場DB14から抽出される。前記S33で複数の駐車場の特性が特定された場合には、複数の駐車場の特性毎に該当する駐車場を検索する。
また、前記S33で特定された駐車場の特性を完全に満たす駐車場が存在しない場合には、情報要求指示の送信元の車両に対して車両の乗員の嗜好に該当する駐車場が存在しないことを回答しても良いし、駐車場の特性を満たした割合が所定割合以上の駐車場を検索対象に含めても良い。
その後、S35においてCPU21は、情報要求指示の送信元の車両に対して前記S34で検索された駐車場に関する情報を配信する。その後、ナビゲーション装置5において配信された駐車場に関する案内の出力が行われる(S25)。
尚、サーバ装置1ではなくナビゲーション装置5において、上記S32〜S35の処理を実行させる構成としても良い。その場合には、収集情報DB12、ユーザ嗜好DB13及び駐車場DB14をナビゲーション装置5が有するように構成する。また、ユーザ嗜好特定処理プログラム(図7)についてもナビゲーション装置5で実行させる構成としても良い。その場合には、ナビゲーション装置5が本発明の駐車支援装置に相当することとなる。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るサーバ装置1及びサーバ装置1で実行されるコンピュータプログラムでは、ユーザが過去に駐車を行った駐車場の特性と駐車時の車両状況とをユーザの駐車履歴として収集する(S3)一方で、ユーザが新たに駐車を行う場合には、駐車が行われる際の車両状況を取得し(S32)、収集されたユーザの駐車履歴に基づいて、今回の車両状況に対応する駐車場の特性を特定し(S33)、特定された駐車場の特性に応じて駐車場への駐車を支援する(S34、S35)ので、ユーザの過去の駐車履歴に基づいて、駐車が行われる際の車両状況に対応する駐車場の特性を特定することができ、駐車が行われる際のユーザの駐車場に対する嗜好を正確に把握可能となる。その結果、ユーザにとってより適切な駐車場への駐車を支援することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、一のサーバ装置1が車両の乗員の駐車場に対する嗜好を判定する処理と駐車場の情報提供に係る処理をそれぞれ行っているが、乗員の駐車場に対する嗜好を判定する処理と駐車場の情報提供に係る処理は別々のサーバ装置が行うようにしても良い。例えば、サーバ装置1が他のサーバ装置で特定された車両の乗員の駐車場に対する嗜好を受信して、駐車場の情報提供を行うようにしても良い。
例えば、本実施形態では、一のサーバ装置1が車両の乗員の駐車場に対する嗜好を判定する処理と駐車場の情報提供に係る処理をそれぞれ行っているが、乗員の駐車場に対する嗜好を判定する処理と駐車場の情報提供に係る処理は別々のサーバ装置が行うようにしても良い。例えば、サーバ装置1が他のサーバ装置で特定された車両の乗員の駐車場に対する嗜好を受信して、駐車場の情報提供を行うようにしても良い。
また、本実施形態では駐車支援を行う対象となるユーザの駐車履歴から、駐車時の車両状況における駐車場に対する嗜好を特定しているが、不特定多数のユーザの駐車履歴から特定しても良い。
また、本実施形態では、ナビゲーション装置5において目的地の設定操作又は現在位置周辺の駐車場を検索する操作を受け付けた際に、駐車場の情報提供を行うこととしているが、駐車場の情報提供は上記タイミング以外で行っても良い。例えば、目的地から所定距離(例えば50m)以内に接近した場合に、接近した目的地の周辺を駐車場の検索対象としてS32以降の処理を行い、駐車場の情報提供を行うようにしても良い。
また、本実施形態では図7に示すユーザ嗜好特定処理プログラムの実行主体は、サーバ装置1であったが、ナビゲーション装置5が一部又は全部を実行する構成としても良い。例えば車両情報DB46に格納された自車の駐車履歴に基づいて車両の乗員の駐車場に対する嗜好を特定することが可能である。また、ナビゲーション装置5の代わりに、情報提供機能を有する他の装置で駐車支援システム2を構成することも可能である。例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等が可能である。
また、本発明に係る駐車支援装置を具体化した実施例について上記に説明したが、駐車支援装置は以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
ユーザが過去に駐車を行った駐車場の特性と駐車時の車両状況とをユーザの駐車履歴として収集する駐車履歴収集手段(21)と、ユーザが新たに駐車を行う場合において、駐車が行われる際の車両状況を取得する状況取得手段(21)と、収集された前記ユーザの駐車履歴に基づいて、前記状況取得手段によって取得された車両状況に対応する駐車場の特性を特定する駐車場特性特定手段(21)と、前記駐車場特性特定手段によって特定された駐車場の特性に応じて駐車場への駐車を支援する駐車支援手段(21)と、を有する。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、ユーザの過去の駐車履歴に基づいて、駐車が行われる際の車両状況に対応する駐車場の特性を特定することができ、駐車が行われる際のユーザの駐車場に対する嗜好を正確に把握可能となる。その結果、ユーザにとってより適切な駐車場への駐車を支援することが可能となる。
ユーザが過去に駐車を行った駐車場の特性と駐車時の車両状況とをユーザの駐車履歴として収集する駐車履歴収集手段(21)と、ユーザが新たに駐車を行う場合において、駐車が行われる際の車両状況を取得する状況取得手段(21)と、収集された前記ユーザの駐車履歴に基づいて、前記状況取得手段によって取得された車両状況に対応する駐車場の特性を特定する駐車場特性特定手段(21)と、前記駐車場特性特定手段によって特定された駐車場の特性に応じて駐車場への駐車を支援する駐車支援手段(21)と、を有する。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、ユーザの過去の駐車履歴に基づいて、駐車が行われる際の車両状況に対応する駐車場の特性を特定することができ、駐車が行われる際のユーザの駐車場に対する嗜好を正確に把握可能となる。その結果、ユーザにとってより適切な駐車場への駐車を支援することが可能となる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
収集された前記ユーザの駐車履歴を駐車時の車両状況毎に区分して統計することによって、車両状況毎にユーザが利用する傾向のある駐車場の特性を推定して紐付ける駐車履歴統計手段(21)を有し、前記駐車場特性特定手段(21)は、前記駐車履歴統計手段による統計の結果、前記状況取得手段によって取得された車両状況に紐付けられた駐車場の特性を、前記状況取得手段によって取得された車両状況に対応する駐車場の特性として特定する。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、ユーザの過去の駐車履歴を統計することによって、ユーザの駐車場に対する嗜好を、駐車が行われる際の車両の状況毎に区分して予めデータベース化することが可能となる。その結果、ユーザにとってより適切な駐車場への駐車を支援することが可能となる。
収集された前記ユーザの駐車履歴を駐車時の車両状況毎に区分して統計することによって、車両状況毎にユーザが利用する傾向のある駐車場の特性を推定して紐付ける駐車履歴統計手段(21)を有し、前記駐車場特性特定手段(21)は、前記駐車履歴統計手段による統計の結果、前記状況取得手段によって取得された車両状況に紐付けられた駐車場の特性を、前記状況取得手段によって取得された車両状況に対応する駐車場の特性として特定する。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、ユーザの過去の駐車履歴を統計することによって、ユーザの駐車場に対する嗜好を、駐車が行われる際の車両の状況毎に区分して予めデータベース化することが可能となる。その結果、ユーザにとってより適切な駐車場への駐車を支援することが可能となる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
前記駐車履歴統計手段(21)は、一の車両状況に対してユーザが利用する傾向のある駐車場の特性が複数種類ある場合には、当該車両状況に対して複数種類の駐車場の特性を紐付ける。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、一の車両状況に対してユーザの嗜好を一に絞ることができないより複雑なユーザの駐車場に対する嗜好についても特定することが可能となる。その結果、ユーザにとってより適切な駐車場への駐車を支援することが可能となる。
前記駐車履歴統計手段(21)は、一の車両状況に対してユーザが利用する傾向のある駐車場の特性が複数種類ある場合には、当該車両状況に対して複数種類の駐車場の特性を紐付ける。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、一の車両状況に対してユーザの嗜好を一に絞ることができないより複雑なユーザの駐車場に対する嗜好についても特定することが可能となる。その結果、ユーザにとってより適切な駐車場への駐車を支援することが可能となる。
また、第4の構成は以下のとおりである。
前記駐車場の特性は、駐車料金、目的地又はユーザが駐車場の検索を行った地点からの距離、駐車場の大きさ、予約の必要有無、駐車場の構造、の少なくとも一以上を含む。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、駐車場の特性として駐車料金、目的地又はユーザが駐車場の検索を行った地点からの距離、駐車場の大きさ、予約の必要有無、駐車場の構造等を用いることによって、ユーザの駐車場に対する嗜好を正確に把握することが可能となる。
前記駐車場の特性は、駐車料金、目的地又はユーザが駐車場の検索を行った地点からの距離、駐車場の大きさ、予約の必要有無、駐車場の構造、の少なくとも一以上を含む。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、駐車場の特性として駐車料金、目的地又はユーザが駐車場の検索を行った地点からの距離、駐車場の大きさ、予約の必要有無、駐車場の構造等を用いることによって、ユーザの駐車場に対する嗜好を正確に把握することが可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
前記車両状況は、走行目的、同乗者の有無並びに種類、天候、の少なくとも一以上を含む。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、駐車時における車両状況として走行目的、同乗者の有無並びに種類、天候等を用いることによって、ユーザの駐車場に対する嗜好を正確に把握することが可能となる。
前記車両状況は、走行目的、同乗者の有無並びに種類、天候、の少なくとも一以上を含む。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、駐車時における車両状況として走行目的、同乗者の有無並びに種類、天候等を用いることによって、ユーザの駐車場に対する嗜好を正確に把握することが可能となる。
また、第6の構成は以下のとおりである。
前記状況取得手段(21)は、ユーザが目的地を設定した場合に、目的地周辺の駐車場に対して駐車が行われる際の車両状況を取得し、前記駐車支援手段は、前記目的地周辺にある駐車場の内、前記駐車場特性特定手段によって特定された駐車場の特性に該当する駐車場を抽出し、抽出された駐車場をユーザに案内する。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、目的地周辺の駐車場を案内する場合において、ユーザの駐車場に対する嗜好を用いることによって、目的地の周辺にある駐車場の内、ユーザの駐車場に対する嗜好に適した駐車場を案内することが可能となる。
前記状況取得手段(21)は、ユーザが目的地を設定した場合に、目的地周辺の駐車場に対して駐車が行われる際の車両状況を取得し、前記駐車支援手段は、前記目的地周辺にある駐車場の内、前記駐車場特性特定手段によって特定された駐車場の特性に該当する駐車場を抽出し、抽出された駐車場をユーザに案内する。
上記構成を有する駐車支援装置によれば、目的地周辺の駐車場を案内する場合において、ユーザの駐車場に対する嗜好を用いることによって、目的地の周辺にある駐車場の内、ユーザの駐車場に対する嗜好に適した駐車場を案内することが可能となる。
1 サーバ装置
2 駐車支援システム
3 駐車支援センタ
4 車両
5 ナビゲーション装置
11 サーバ制御ECU
12 収集情報DB
13 ユーザ嗜好DB
14 駐車場DB
21 CPU
22 RAM
23 ROM
2 駐車支援システム
3 駐車支援センタ
4 車両
5 ナビゲーション装置
11 サーバ制御ECU
12 収集情報DB
13 ユーザ嗜好DB
14 駐車場DB
21 CPU
22 RAM
23 ROM
Claims (7)
- ユーザが過去に駐車を行った駐車場の特性と駐車時の車両状況とをユーザの駐車履歴として収集する駐車履歴収集手段と、
ユーザが新たに駐車を行う場合において、駐車が行われる際の車両状況を取得する状況取得手段と、
収集された前記ユーザの駐車履歴に基づいて、前記状況取得手段によって取得された車両状況に対応する駐車場の特性を特定する駐車場特性特定手段と、
前記駐車場特性特定手段によって特定された駐車場の特性に応じて駐車場への駐車を支援する駐車支援手段と、を有する駐車支援装置。 - 収集された前記ユーザの駐車履歴を駐車時の車両状況毎に区分して統計することによって、車両状況毎にユーザが利用する傾向のある駐車場の特性を推定して紐付ける駐車履歴統計手段を有し、
前記駐車場特性特定手段は、前記駐車履歴統計手段による統計の結果、前記状況取得手段によって取得された車両状況に紐付けられた駐車場の特性を、前記状況取得手段によって取得された車両状況に対応する駐車場の特性として特定する請求項1に記載の駐車支援装置。 - 前記駐車履歴統計手段は、一の車両状況に対してユーザが利用する傾向のある駐車場の特性が複数種類ある場合には、当該車両状況に対して複数種類の駐車場の特性を紐付ける請求項2に記載の駐車支援装置。
- 前記駐車場の特性は、駐車料金、目的地又はユーザが駐車場の検索を行った地点からの距離、駐車場の大きさ、予約の必要有無、駐車場の構造、の少なくとも一以上を含む請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の駐車支援装置。
- 前記車両状況は、走行目的、同乗者の有無並びに種類、天候、の少なくとも一以上を含む請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の駐車支援装置。
- 前記状況取得手段は、ユーザが目的地を設定した場合に、目的地周辺の駐車場に対して駐車が行われる際の車両状況を取得し、
前記駐車支援手段は、
前記目的地周辺にある駐車場の内、前記駐車場特性特定手段によって特定された駐車場の特性に該当する駐車場を抽出し、
抽出された駐車場をユーザに案内する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の駐車支援装置。 - コンピュータを、
ユーザが過去に駐車を行った駐車場の特性と駐車時の車両状況とをユーザの駐車履歴として収集する駐車履歴収集手段と、
ユーザが新たに駐車を行う場合において、駐車が行われる際の車両状況を取得する状況取得手段と、
収集された前記ユーザの駐車履歴に基づいて、前記状況取得手段によって取得された車両状況に対応する駐車場の特性を特定する駐車場特性特定手段と、
前記駐車場特性特定手段によって特定された駐車場の特性に応じて駐車場への駐車を支援する駐車支援手段と、
して機能させる為のコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018036297A JP2019152950A (ja) | 2018-03-01 | 2018-03-01 | 駐車支援装置及びコンピュータプログラム |
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ID=67946452
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JP (1) | JP2019152950A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022070619A1 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-07 | 株式会社デンソー | 中継装置、データ中継方法、及びデータ中継プログラム |
WO2022203079A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 制御方法、プログラム、情報処理装置、および情報提供方法 |
-
2018
- 2018-03-01 JP JP2018036297A patent/JP2019152950A/ja active Pending
Cited By (3)
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WO2022070619A1 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-07 | 株式会社デンソー | 中継装置、データ中継方法、及びデータ中継プログラム |
JP7420279B2 (ja) | 2020-09-30 | 2024-01-23 | 株式会社デンソー | 中継装置、データ中継方法、及びデータ中継プログラム |
WO2022203079A1 (ja) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 制御方法、プログラム、情報処理装置、および情報提供方法 |
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