JP2019152499A - 計測装置および移動計測装置 - Google Patents

計測装置および移動計測装置 Download PDF

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Abstract

【課題】計測機器を外環境因子から保護する計測装置および移動計測装置を提供する。【解決手段】計測機器130を有する計測装置100であって、開口部211,212を有し、計測機器130を保護する保護部材本体210と、開口部211,212を保護する第1の保護部材230および第2の保護部材220と、を備え、第2の保護部材220は、第1の保護部材230で開口部を閉口する際に第1の保護部材230を担持することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、計測装置および計測装置を備える移動計測装置に関する。
カメラ、レーザーを用いた距離計測機器などの計測機器を移動体(車両、ドローンなど)に取り付けて、外環境の状態(周りの車両、道路の状態、トンネルの状態など)を計測する移動計測装置が知られている。なお、外環境の状態を計測する計測機器としては、広角のレンズを有するカメラ、複数のカメラ(ステレオカメラ)、レーザー装置を用いた計測構成などが既に知られている。
このような移動体に取り付けられる計測機器は、外環境因子(例えば、雨、砂埃)によって、計測機器が汚れてしまい計測精度が低下するという課題がある。これに関し、特許文献1には、カメラ非動作時にはフードの開口をカメラ本体の広角レンズから離間する位置に保持し、カメラ動作時にはフードの開口をカメラ本体の広角レンズに近接する位置に保持することにより、車載カメラの視界を遮らない様にした車載カメラが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、カメラ非動作時においてもフードの開口は開いたままであり、カメラ本体(計測機器)が雨や砂埃等の外環境因子で汚れてしまうという課題は解決できていない。
よって、本発明は、計測機器を外環境因子から保護する計測装置および移動計測装置を提供することを目的とする。
本実施の形態の一観点によれば、計測機器を有する計測装置であって、開口部を有し、前記計測機器を保護する保護部材本体と、前記開口部を保護する第1の保護部材および第2の保護部材と、を備え、前記第2の保護部材は、前記第1の保護部材で前記開口部を閉口する際に前記第1の保護部材を担持することを特徴とする。
本発明によれば、計測機器を外環境因子から保護する計測装置および移動計測装置を提供することができる。
第1実施形態に係る計測装置を備える移動計測装置を説明する図であり、(a)は側面図であり、(b)は後方側から見た斜視図である。 移動計測装置の計測状態を説明する図である。 第1実施形態に係る計測装置の断面図である。 第1実施形態に係る計測装置を下方側から見た斜視図であり、(a)は開口状態を示し、(b)は閉口状態を示す。 図3のC部付近の部分拡大斜視図である。 第1実施形態に係る計測装置の可動式保護部材の移動を説明する切断斜視図であり、(a)は開口状態を示し、(b)は移行状態を示す。 第1実施形態に係る計測装置の開口保護部材の移動を説明する切断図であり、(a)は移行状態を示し、(b)は閉口状態を示す。 第1参考例に係る計測装置を説明する模式図である。 第2参考例に係る計測装置を説明する模式図である。 第3参考例に係る計測装置を説明する模式図である。 第1実施形態に係る計測装置を説明する模式図である。 第2実施形態に係る計測装置を備える移動計測装置を後方側から見た斜視図である。 第2実施形態に係る計測装置を下方側から見た斜視図であり、開口状態を示す。 第2実施形態に係る計測装置を下方側から見た斜視図であり、閉口状態を示す。 第2実施形態に係る計測装置を下方側から見た斜視図であり、一部開口状態を示す。 変形例に係る計測装置を下方側から見た斜視図であり、一部開口状態を示す。 計測装置を備える移動計測装置の他の例を説明する模式図である。 他の例の移動計測装置の計測状態を説明する図である。
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
≪第1実施形態≫
第1実施形態に係る計測装置100を備える移動計測装置800について、図1および図2を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る計測装置100を備える移動計測装置800を説明する図であり、(a)は側面図であり、(b)は後方側から見た斜視図である。図2は、移動計測装置800の計測状態を説明する図である。なお、図1,2および以下の説明において、車両700の進行方向を前方向(前進方向)、その逆方向を後方向(後進方向)、重力方向を下方向、その逆方向を上方向、進行方向にみて水平右方向を右方向、その逆方向を左方向、と称するものとする。
移動計測装置800は、車両(移動体)700と、車両700に取り付けられたマウント750と、マウント750を介して車両700に取り付けられた計測装置100と、を備えている。
なお、図1,2に示す移動計測装置800では、車両700の後方にマウント750が取り付けられ、図2に示すように計測装置100が備えるステレオカメラ(計測機器)130の撮影範囲Sが下向きとなるように取り付けられている。このような構成により、移動計測装置800は、前進方向Fに移動しながら計測装置100内のステレオカメラ130で路面900を撮影することにより、計測対象である路面900の凹凸や道路の状態(白線が消えていないか等)を計測することができるようになっている。より具体的には、道路の平坦性(進行方向の凹凸)、わだち掘れ量、ひび割れ率を計測することができる。その後、これら3つの路面性状値に基づいてMCI(Maintenance Control Index)を求めることができる。MCIは、計測後に計測データを外部機器であるPC、タブレット端末などに送信して求めてもよく、車両700にPCを備えつけて計測移動しながら求めてもよい。
なお、車両700の後方に限らず、車両700の前方や側面(車両700のドアが備えてある面)にマウント750を取り付けてもよい。
次に、第1実施形態に係る計測装置100について、図3から図5を用いてさらに説明する。図3は、第1実施形態に係る計測装置100の断面図である。図4は、第1実施形態に係る計測装置100を下方側から見た斜視図であり、(a)は開口状態を示し、(b)は閉口状態を示す。図5は、図3のC部付近の部分拡大斜視図である。なお、図3は、開口状態における計測装置100の断面図を図示している。
計測装置100は、ベースフレーム110と、カメラマウント120と、ステレオカメラ130と、保護カバーユニット200と、を備えている。ベースフレーム110は、一端がマウント750(図1参照)に固定され、他端にカメラマウント120が取り付けられている。カメラマウント120は、計測機器であるステレオカメラ130を固定する。なお、カメラマウント120には、ステレオカメラ130の撮像角度を調整する角度調整機構を備えていてもよい。
ステレオカメラ130は、2つのレンズ131a,131bを有するカメラであり、得られた画像データを処理することにより計測対象までの距離を計測することができる。なお、計測装置100が備える計測機器は、ステレオカメラ130であるものとして説明するが、これに限定されるものではない。例えば、計測機器としてレーザーを用いた距離計測機器を備え、計測機器−測定対象間の距離を計測する構成であってもよい。また、計測装置100が備える計測機器の数は、1つに限られるものではなく複数備えていてもよい。複数備える構成とすることにより、より広範囲の計測データを取得することができる。また、ステレオカメラ130のレンズ131a,131bを広角のレンズとすることにより、より広範囲の計測データを取得することができるようにしてもよい。
保護カバーユニット200は、開口部211,212a,212bを有する保護部材本体210と、開口部211の方向に可動する可動式保護部材220a,220bと、開口部211を保護する開口保護部材230と、を備えている。
保護部材本体210は、例えば樹脂プレートと樹脂プレートを支持するアルミフレームで構成されており、下面側に(即ち、計測機器の撮影方向側に)開口部211を有する箱体を形成している。なお、ステレオカメラ130は、保護部材本体210の内部空間に配置されている。また、保護部材本体210は、右側面の下端側から側面開口部212aが形成され、左側面の下端側から側面開口部212bが形成されている。なお、開口部211と側面開口部212aが連通し、開口部211と側面開口部212bが連通するように形成されている。このように、保護部材本体210に形成される開口部は、右側面から下面を通り左側面にわたって開口する開口部211,212a,212bの全体として形成されている。また、保護部材本体210には、開口状態の際に開口保護部材230を担持する第二開口保護部材担持部215a,215bを有している。
可動式保護部材220aは、例えば樹脂プレートと樹脂プレートを支持するアルミフレームで構成されており、リニアスライダ等の直動部品221aを介して、保護部材本体210に取り付けられている。可動式保護部材220aは、上下方向に可動可能な保護部材であり、保護部材本体210の右側面に形成された側面開口部212aを開閉することができるようになっている。即ち、可動式保護部材220aは、保護部材本体210の右側面の下端側に形成された側面開口部212aを閉じて、保護カバーユニット200の右側面の下端部を保護することができるようになっている。また、可動式保護部材220aの下側には、閉口状態の際に開口保護部材230を担持する第一開口保護部材担持部225aを有している。なお、可動式保護部材220aは、所定の上位置(後述する図6(a)で図示する位置)で固定可能な図示しない固定機構を有しており、自重で落下しないように構成されている。また、可動式保護部材220aは、所定の下位置(後述する図6(b)で図示する位置)よりも下がらないように構成されている。
可動式保護部材220bは、可動式保護部材220aと同様の構成を有している。即ち、可動式保護部材220bは、上下方向に可動可能な保護部材であり、保護部材本体210の左側面に形成された側面開口部212bを開閉することができるようになっている。また、可動式保護部材220bの下側には、閉口状態の際に開口保護部材230を担持する第一開口保護部材担持部225bを有している。
開口保護部材230は、例えば可撓性を有する樹脂プレートで構成されている。開口保護部材230は、前後方向に移動可能に開口保護部材230の左右の端部が担持されており、前後方向に移動することで保護部材本体210の下面側に形成された開口部211を開閉することができるようになっている。なお、開口保護部材230は白色であることが好ましい。計測器130方向に向かう太陽光が白色の開口保護部材230によって反射されるため、内部の温度上昇を抑制することができる。また、材質は閉口時の計測器130の保護のため、耐衝撃性、耐熱性に優れるポリカーボネート製であることが好ましい。
開口保護部材230の右側は、保護部材本体210の第二開口保護部材担持部215a、可動式保護部材220aの第一開口保護部材担持部225a、または、その両方で担持されている。また、開口保護部材230の左側は、保護部材本体210の第二開口保護部材担持部215b、可動式保護部材220bの第一開口保護部材担持部225b、または、その両方で担持されている。
なお、図3および図4に示す計測装置100において、第二開口保護部材担持部215a,215bは、図5に示すように、保護部材本体210のフレームに設けられた左右方向の内側にむけて開口する溝として構成されている。また、第一開口保護部材担持部225a,225bは、図5に示すように、可動式保護部材220の下側のフレームに設けられた左右方向の内側にむけて開口する溝として構成されている。開口保護部材230は、左右の端部がこれらの溝に挿入されることにより、担持されている。なお、開口保護部材230の担持方法はこれに限定するものではない。
<開閉動作の説明>
次に、第1実施形態に係る計測装置100における開口部211,212a,212bの開閉動作について、図6および図7を用いてさらに説明する。図6は、第1実施形態に係る計測装置100の可動式保護部材220の移動を説明する切断斜視図であり、(a)は開口状態を示し、(b)は移行状態を示す。図7は、第1実施形態に係る計測装置100の開口保護部材230の移動を説明する切断図であり、(a)は移行状態を示し、(b)は閉口状態を示す。なお、図6および図7においては、カメラマウント120およびステレオカメラ130を省略して図示している。なお、計測装置100の右側と左側とでは同様の動作を行うため、右側の動作についてのみ説明し、重複する左側の動作の説明は省略する。
以下、計測装置100について、図4(a)および図6(a)に示す開口状態から、図6(b)および図7(a)に示す移行状態を介して、図4(b)および図7(b)に示す閉口状態とする動作の流れに沿って説明する。
開口状態においては、図6(a)に示すように、可動式保護部材220aは所定の上位置まで上げられており、側面開口部212aが開口した状態となっている。また、開口保護部材230は、第二開口保護部材担持部215aに担持されており、開口部211が開口した状態となっている。
開口状態から閉口状態とするためには、まず、図6(b)に示すように、可動式保護部材220aを所定の下位置まで下げて、可動式保護部材220aで側面開口部212aを閉塞することにより、移行状態とする。ここで、図7(a)に示すように、可動式保護部材220aを下位置まで下げると、第二開口保護部材担持部215と第一開口保護部材担持部225aの溝が連通して、開口保護部材230を第一開口保護部材担持部225で担持可能な状態となる。
そして、図7(b)に示すように、開口保護部材230を第二開口保護部材担持部215と第一開口保護部材担持部225に沿って、後方向に移動させ、開口保護部材230で開口部211を閉塞することにより、閉口状態とする。
なお、閉口状態から開口状態とするためには、この手順を逆に行えばよく、重複する説明を省略する。
ここで、参考例に係る計測装置と対比しつつ、第1実施形態に係る計測装置について説明する。図8は、第1参考例に係る計測装置を説明する模式図である。図9は、第2参考例に係る計測装置を説明する模式図である。図10は、第3参考例に係る計測装置を説明する模式図である。図11は、第1実施形態に係る計測装置100を説明する模式図である。なお、図8においては1基の計測機器130を備える構成で図示しており、図9から図11においては3基の計測機器130を備える構成を例に説明する。
図8に示す第1参考例に係る計測装置は、計測機器130の保護カバーを備えていない構成である。なお、計測機器130の撮影範囲Sを一点鎖線で示す。このような構成においては、外環境では雨や空中を舞っている埃、砂などによって計測機器130のレンズ131などの光学部品が汚れるという課題がある。また、光学部品に付着した付着物によって計測機器130の光路が遮られてしまうため、計測機器130の測定精度が低下するおそれがある。
これに対し、図9に示す第2参考例および図10に示す第3参考例は、計測機器130の上面および側面を保護カバー300A,300Bで覆う構成である。しかしながら、第2参考例のように計測機器130のレンズ131などの光学部品が保護カバー300Aの開口に近い場合、保護カバー300Aが雨や埃の付着を保護しきれず光学部品が汚れるという課題がある。また、第3参考例のように計測機器130のレンズ131などの光学部品が保護カバー300Bの開口から遠い場合、光学部品は保護されるものの、計測装置の大きさが大きくなるという課題がある。また、計測機器130の光路が保護カバー300Bと干渉して計測範囲W2が第2参考例の計測範囲W1よりも小さくなるという課題がある。
これに対し、第1実施形態に係る計測装置100によれば、計測時には図4(a)に示すように開口状態として、可動式保護部材220を上げて側面開口部212a,212bを開口させることにより、図11に示すように、計測範囲Wを左右方向に広くとることができる。また、非計測時には図4(b)に示すように閉口状態として、計測機器130のレンズ131などの光学部品が外環境により汚れてしまうことを防止することができる。
なお、保護カバーユニット200の外装の色は、白色であることが好ましい。外装に向かう太陽光が白色に外装によって反射することで、太陽光による保護カバーユニット200の内部に配置される計測機器130の温度上昇を抑制することができる。
また、保護部材本体210の第二開口保護部材担持部215a,215bは、図4等に示すように円弧状の曲げ部を有していることが好ましい。なお、図4に示す構成では、第二開口保護部材担持部215a,215bは、開口部211から前方向に伸びた後に曲げ部を経由して上方向に伸びるように形成されている。これにより、第二開口保護部材担持部215a,215bにおける前後方向の幅を短くすることができるので、計測装置100のサイズを小さくすることができる。
≪第2実施形態≫
次に、第2実施形態に係る計測装置100Aを備える移動計測装置800Aについて、図12および図13を用いて説明する。図12は、第2実施形態に係る計測装置100Aを備える移動計測装置800Aを後方側から見た斜視図である。図13は、第2実施形態に係る計測装置100Aを下方側から見た斜視図であり、開口状態を示す。図14は、第2実施形態に係る計測装置100Aを下方側から見た斜視図であり、閉口状態を示す。図15は、第2実施形態に係る計測装置100Aを下方側から見た斜視図であり、一部開口状態を示す。
第2実施形態に係る計測装置100Aは、3台の計測機器130a,130b,130cを備えている。また、下面側の開口部は、フレーム216a,216bで区画され、3つの開口部211a,211b,211cが形成されている。そして、この3つの開口部211a,211b,211cに、開閉可能に保護する開口保護部材230a,230b,230cがそれぞれ設けられている。
なお、保護部材本体210Aの右側面に側面開口部212aが設けられており、可動式保護部材220aで開閉可能に保護する構成は、第1実施形態に計測装置100と同様である。また、保護部材本体210Aの左側面に側面開口部212bが設けられており、可動式保護部材220bで開閉可能に保護する構成は第1実施形態に計測装置100と同様である。
開口保護部材230aの右側の担持構造は、第1実施形態の開口保護部材230における右側の担持構造と同様である。開口保護部材230aの左側の担持構造は、フレーム216aの右側面に設けられた溝である固定開口保護部材担持部217aで担持される。
開口保護部材230bの右側の担持構造は、フレーム216aの左側面に設けられた溝である固定開口保護部材担持部217bで担持される。開口保護部材230bの左側の担持構造は、フレーム216bの右側面に設けられた溝である固定開口保護部材担持部217cで担持される。
開口保護部材230cの右側の担持構造は、フレーム216bの左側面に設けられた溝である固定開口保護部材担持部217dで担持される。開口保護部材230cの左側の担持構造は、第1実施形態の開口保護部材230における左側の担持構造と同様である。
このような構成により、第2実施形態に係る計測装置100Aは、計測機器130a,130b,130cの使用状況に応じて保護部材を開閉することができる。例えば、計測機器130bのみを使用する場合、図15に示すように、開口保護部材230bのみを開口状態の位置に移動させて、可動式保護部材220a,220bおよび開口保護部材230a,230cは閉口状態の位置のままとすることにより、計測に使用していない計測機器130a,130cを保護することができる。
以上、計測装置の実施形態等について説明したが、本発明は上記実施形態等に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、改良が可能である。
図16は、変形例に係る計測装置100Bを下方側から見た斜視図であり、一部開口状態を示す。なお、開口保護部材を取り外した状態で図示している。第1,2実施形態に係る計測装置100,100Aは、計測機器としてステレオカメラを備えるものとして説明したが、計測機器はこれに限られるものではない。例えば、図16に示すように、レーザーを用いて測定対象との距離を計測するレーザ距離計測機器135を用いてもよい。また、計測機器は距離を測定するものに限定されず、他の情報を計測するものであってもよい。
図17は、計測装置100Cを備える移動計測装置800Cの他の例を説明する模式図である。図18は、他の例の移動計測装置800Cの計測状態を説明する図である。第1,2実施形態に係る計測装置100,100Aは、移動体として、陸上を走行する車両700に搭載されるものとして説明したが、これに限られるものではない。例えば、図17に示すように、空中を移動する飛行体(ドローン)700Cに搭載されていてもよい。これにより、図18に示すように、人が接近しにくい場所(例えば、橋梁910など)での計測(検査)が可能となる。
また、移動体として、鉄道車両にも適用可能である。この場合、道路の状態ではなく、鉄道車両が走行するレールや地下鉄のトンネル壁面、駅のホームなどの状態を計測することができる。
100,100A,100C 計測装置
110 ベースフレーム
120 カメラマウント
130,130a,130b,130c ステレオカメラ(計測機器)
131,131a,131b レンズ
200,200A 保護カバーユニット
210,210A 保護部材本体
211,211a,211b,211c 開口部
212a,212b 側面開口部(開口部)
215a,215b 第二開口保護部材担持部(第2担持部)
216a,216b フレーム
217a〜217d 固定開口保護部材担持部
220a,220b 可動式保護部材(第2の保護部材)
221a 直動部品
225a,225b 第一開口保護部材担持部(第1担持部)
230,230a,230b,230c 開口保護部材(第1の保護部材)
700 車両(移動体)
700C 飛行体(移動体)
800,800C 移動計測装置
特許第5729164号公報

Claims (11)

  1. 計測機器を有する計測装置であって、
    開口部を有し、前記計測機器を保護する保護部材本体と、
    前記開口部を保護する第1の保護部材および第2の保護部材と、を備え、
    前記第2の保護部材は、
    前記第1の保護部材で前記開口部を閉口する際に前記第1の保護部材を担持する
    ことを特徴とする計測装置。
  2. 前記第2の保護部材は、
    前記第1の保護部材で前記開口部を閉口する際に前記第1の保護部材を担持する第1担持部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記保護部材本体は、
    前記開口部を開口する際に前記第1の保護部材を担持する第2担持部を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記第2担持部は、円弧状の曲げ部を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の計測装置。
  5. 前記保護部材本体、前記第1の保護部材、および、前記第2の保護部材の外装は白色である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の計測装置。
  6. 前記計測機器は、ステレオカメラである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の計測装置。
  7. 前記ステレオカメラは、広角のレンズを有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の計測装置。
  8. 前記計測機器を複数備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の計測装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の計測装置と、
    前記計測装置が取り付けられる移動体と、を備える
    ことを特徴とする移動計測装置。
  10. 前記移動体は、車両である
    ことを特徴とする請求項9に記載の移動計測装置。
  11. 前記移動体は、飛行体である
    ことを特徴とする請求項9に記載の移動計測装置。
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JP2013009211A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Fujitsu General Ltd 車載カメラ
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JP2015059768A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 株式会社Ntec 段差計測装置、段差計測方法及びプログラム

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