JP2019152433A - 空調装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内を効率良く温度管理でき、省エネルギーの点で優れた空調装置を提供する。【解決手段】一般的な構造物の室内に配設される空調用の室内機1と、室内機1に接続され室外に配設される空調用の室外機2と、室外機2の空気吸込み口側に配設される気化フィルタ3と、室内機1から排出されるドレン水を気化フィルタ3へ供給するためのドレン水供給手段6と、を備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、空調装置に関する。
従来、簡易的なクリーンブース(ルーム)やサニタリーブース(ルーム)等の空調管理室を形成するための空調管理組立構造体(例えば、特許文献1参照)は、空調管理室内に空調用の室内機(例えば、特許文献2参照)を設置すると共に、空調管理室外に空調用の室外機を設置していた。
しかし、夏季(期)等において温度が高いと、室外機にて空調用冷媒を十分に冷やすことができず、熱効率が低下して省エネルギーの点で問題があった。
そこで、本発明は、室内を効率良く温度管理でき、省エネルギーの点で優れた空調装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、室内を効率良く温度管理でき、省エネルギーの点で優れた空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の空調装置は、空調用の室内機と、該室内機に接続された空調用の室外機と、該室外機の空気吸込み口側に配設される気化フィルタと、上記室内機から排出されるドレン水を上記気化フィルタへ供給するためのドレン水供給手段と、を備えている。
また、上記室内機は一般的な構造物の室内に配設され、上記室外機は一般的な構造物の外部に配設されている。
また、上記室内機は一般的な構造物の室内に配設され、上記室外機は一般的な構造物の外部に配設されている。
本発明によれば、空調用の室外機が、本来捨てられるドレン水を気化フィルタに流下させて冷やされた空気を吸込むため、空調用冷媒を効率良く冷やすことができ、省エネルギーの点で大きく貢献できる。また、室内機からのドレン水を屋外へ排出するための排水管や、気化フィルタへ水道水を供給するための上水供給管が不要となる。本来捨てられるドレン水を有効利用して、水道水を使用する場合に比べて節水できる。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係る空調装置の主要構成は、図1乃至図4に示す。但し、参考例としてのクリーンブース(ルーム)やサニタリーブース(ルーム)等の空調管理室21を形成する空調管理用組立構造体20に適用した場合から、説明すれば、空調管理室21内に配設される空調用の室内機1と、空調管理室21外に配設される空調用の室外機2と、を備えている。
本発明に係る空調装置の主要構成は、図1乃至図4に示す。但し、参考例としてのクリーンブース(ルーム)やサニタリーブース(ルーム)等の空調管理室21を形成する空調管理用組立構造体20に適用した場合から、説明すれば、空調管理室21内に配設される空調用の室内機1と、空調管理室21外に配設される空調用の室外機2と、を備えている。
参考例としての組立構造体20は、工場や倉庫等の屋内で組立てられて設置され、複数本の柱状のフレームと、複数枚の板型のパネルと、フレーム同士を連結するためのフレーム連結具と、フレームとパネルを連結するためのパネル連結具等によって、屋内の雰囲気から閉塞された(屋内空気から区切られた)空間となる空調管理室21を形成するものである。パネルは、外壁や床、屋根(天井)、間仕切壁等を形成可能である。
本願発明は、このような参考例としての、空調管理室21を形成する空調管理組立構造体20に、適用されるものではなく、一般的な構造物に適用される。即ち、本発明に係る空調装置は、室内機1・室外機2が、一般的な構造物の室内・室外に、夫々、配設される。
本願発明は、このような参考例としての、空調管理室21を形成する空調管理組立構造体20に、適用されるものではなく、一般的な構造物に適用される。即ち、本発明に係る空調装置は、室内機1・室外機2が、一般的な構造物の室内・室外に、夫々、配設される。
室内機1と室外機2とは、空調用の冷媒配管71や制御用の電気配線等を介して接続されている。室内機1は、室内機側冷媒配管、室内機側制御部、室内用熱交換器、室内用ファン等を有している。室外機2は、室外機側冷媒配管、室外機側制御部、室外用熱交換器、室外用ファン、圧縮機(機構)、膨張機(機構)、アキュムレータ、切換弁等を有している。室内機1と冷媒配管71と室外機2とで冷凍サイクルを行うための冷媒循環回路を形成し、室外機2で冷やした冷媒を、室内機1にて室内空気と熱交換することで、室内を冷房可能に構成している。
そして、室外機2の空気吸込み口側に配設される気化フィルタ3と、室内機1から排出されるドレン水Wを気化フィルタ3へ供給するためのドレン水供給手段6と、を備えている。
ドレン水供給手段6は、室内機1のドレン排出口に一端部が接続され他端部が室外へ配設されるドレン配管11と、ドレン配管11の他端部が接続されドレン水Wを貯えるためのドレンタンク5と、該ドレンタンク5内のドレン水Wを気化フィルタ3へ供給するためのドレンポンプPaと、気化フィルタ3の上方位置に配設され気化フィルタ3へドレン水Wを滴下させる(付与する)ための滴下用配管81と、ドレンポンプPaと滴下用配管81とを接続する送水配管80と、を備えている。
ドレン配管11及びドレンタンク5は、ドレン水Wが室内機1のドレン排出口からドレンタンク5へ自然に(ポンプ無しで自由落下にて)流れるように配設している。室内機1のドレン排出口よりも下方位置にドレンタンク5を配設している。
また、気化フィルタ3の下方位置に、気化フィルタ3を上方から下方へ流れた(通過した)ドレン水Wを受けるための受水パン4(図3に於て図示省略)を設けている。さらに、ドレン水Wを、受水パン4からドレンタンク5へ、戻し用ポンプを介して、又は、自然に(戻しポンプ無しで自由落下にて)送るための戻し配管7(図3に於て図示省略)を設けている。
また、気化フィルタ3の下方位置に、気化フィルタ3を上方から下方へ流れた(通過した)ドレン水Wを受けるための受水パン4(図3に於て図示省略)を設けている。さらに、ドレン水Wを、受水パン4からドレンタンク5へ、戻し用ポンプを介して、又は、自然に(戻しポンプ無しで自由落下にて)送るための戻し配管7(図3に於て図示省略)を設けている。
室外機2の室外用ファンによって、吸い込んだ空気が流下するドレン水Wの気化熱により冷却され、吸い込んだ空気よりも温度の低い空気(冷風)が、室外機2の吸込み口側へ流れるように構成したものである。
気化フィルタ3は、例えば、図5と図6に示すように、前後方向(室外機2の吸込み方向)に空気が流れる(貫通状の)通気路37を有している。
また、図5に示すように通気路37が正面視波溝形状のものや、図6に示すように通気路37が正面視円形状や矩形状のもの等自由である。
室内機1から排出されたドレン水Wは、ドレン配管11を介して、ドレンタンク5に貯えられる。貯えられたドレン水Wは、ドレンポンプPaにて、送水配管80を介して滴下用配管81へ送られる。ドレン水Wは、滴下用配管81に設けたノズル部や孔部等の滴下部から気化フィルタ3の上部へ噴霧や散水等の滴下によって供給される。ドレン水Wは、気化フィルタ3に付着して、吸い込んだ(通気路37を通過する)空気を、気化熱にて冷却する。気化しなかったドレン水Wは、受水パン4と戻し配管7を介してドレンタンク5へ戻り、再び、気化フィルタ3へ供給される。
また、図1乃至図3に示すように、気化フィルタ3と滴下用配管81とを内有すると共に通気入口部と通気出口部とを有するフィルタケーシング30を備えている。
そして、フィルタケーシング30の通気出口部(気化フィルタ3の裏面側)と、室外機2の空気吸込み口と、を連通させるためのダクト部材91を備えている。
つまり、室外機2の室外用ファンが駆動すると、室内機1は、気化フィルタ3を介して空気を吸込むことなる。ダクト部材91によって、気化フィルタ3を通過した空気(冷気)が、気化フィルタ3を通過していない空気と混合せずに(直接的に)室外機2へ導入(案内)される。
そして、フィルタケーシング30の通気出口部(気化フィルタ3の裏面側)と、室外機2の空気吸込み口と、を連通させるためのダクト部材91を備えている。
つまり、室外機2の室外用ファンが駆動すると、室内機1は、気化フィルタ3を介して空気を吸込むことなる。ダクト部材91によって、気化フィルタ3を通過した空気(冷気)が、気化フィルタ3を通過していない空気と混合せずに(直接的に)室外機2へ導入(案内)される。
さらに、室外機2と、ダクト部材91と、気化フィルタ3と、滴下用配管81と、受水パン4と、フィルタケーシング30とを、1つの室外機側ユニットとして(一体状に)設置している。
また、室内機1は、側壁部の上部の内面に固着するのが望ましい(壁掛け式が望ましい)。ドレン水Wをドレンタンク5へ自然に(自由落下で)流すのが容易となる。
また、室内機1は、側壁部の上部の内面に固着するのが望ましい(壁掛け式が望ましい)。ドレン水Wをドレンタンク5へ自然に(自由落下で)流すのが容易となる。
また、ドレンタンク5とドレンポンプPaとを、ドレン側ユニットとして、一体状に、側壁部の外面側に配設している。
そして、ドレンユニット(ドレンタンク5及びドレンポンプPa)は、ベース部材92に垂下状に固着された吊下支持部材93に取着されている(設けられている)。
そして、ドレンユニット(ドレンタンク5及びドレンポンプPa)は、ベース部材92に垂下状に固着された吊下支持部材93に取着されている(設けられている)。
なお、本発明は、設計変更可能であって、室内機1は、HEPAフィルタを設けたものであっても良い。
また、上述の参考例は、クリーンブース(ルーム)やサニタリーブース(ルーム)等のような組立構造体に適用すれば、著大な効果が発揮されるのであるが、さらに、この組立構造体以外の一般的な場所(構造物)に適用した本願発明は、省エネルギーの点から大きな効果が得られる。
また、上述の参考例は、クリーンブース(ルーム)やサニタリーブース(ルーム)等のような組立構造体に適用すれば、著大な効果が発揮されるのであるが、さらに、この組立構造体以外の一般的な場所(構造物)に適用した本願発明は、省エネルギーの点から大きな効果が得られる。
以上のように、本発明の空調装置は、空調用の室内機1と、該室内機1に接続された空調用の室外機2と、該室外機2の空気吸込み口側に配設される気化フィルタ3と、上記室内機1から排出されるドレン水Wを上記気化フィルタ3へ供給するためのドレン水供給手段6と、を備えた構成であるので、空調用の室外機2が、ドレン水の流下する気化フィルタ3を通過して冷やされた空気(冷気)を吸込むため、空調用冷媒を迅速かつ効率良く冷やすことができ、省エネルギーの点から大きく貢献する発明であるといえる。このように、本来、屋外へ排水される(捨てられる)ドレン水Wを有効利用できる。
1 室内機
2 室外機
3 気化フィルタ
6 ドレン水供給手段
W ドレン水
2 室外機
3 気化フィルタ
6 ドレン水供給手段
W ドレン水
Claims (2)
- 空調用の室内機(1)と、該室内機(1)に接続された空調用の室外機(2)と、該室外機(2)の空気吸込み口側に配設される気化フィルタ(3)と、上記室内機(1)から排出されるドレン水(W)を上記気化フィルタ(3)へ供給するためのドレン水供給手段(6)と、を備えたことを特徴とする空調装置。
- 上記室内機(1)は一般的な構造物の室内に配設され、上記室外機(2)は一般的な構造物の外部に配設されている請求項1記載の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019114731A JP2019152433A (ja) | 2019-06-20 | 2019-06-20 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019114731A JP2019152433A (ja) | 2019-06-20 | 2019-06-20 | 空調装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017179338A Division JP6618517B2 (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 空調構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019152433A true JP2019152433A (ja) | 2019-09-12 |
Family
ID=67948759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019114731A Pending JP2019152433A (ja) | 2019-06-20 | 2019-06-20 | 空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019152433A (ja) |
-
2019
- 2019-06-20 JP JP2019114731A patent/JP2019152433A/ja active Pending
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