JP2012117755A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬入路や取り付け場所の制限を受けにくく、製造及び取り付けにかかる工数を削減することができる空気調和機を提供する。
【解決手段】室内側送風機3と、室内側熱交換器4と、室内側送風機3と室内側熱交換器4とが内装された室内側本体ケース11とを有する室内ユニット1と、室外側送風機5と、室外側熱交換器6と、室外側送風機5と室外側熱交換器6とが内装され、室内側本体ケース11と独立した室外側本体ケース21とを有する室外ユニット2とを備え、室内ユニット1と室外ユニット2とが接続/分離可能である空気調和機A。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内ユニットと室外ユニットとを分離可能とした空気調和機に関するものである。
スポットエアコンや壁面埋め込み式エアコン等の用途で用いられる一体型空気調和機の構成について図面を参照して説明する。図5は従来の一体型空気調和機の一例の概略構成を示す側断面図である。一体型空気調和機Bは、居室Rmの内部に調和空気(冷風や温風)を吹出す空調装置である。図5に示すように、一体型空気調和機Bは、室内側の空気と熱交換を行う室内ユニット91と、室外側の空気と熱交換を行う室外ユニット92とを備えている。
図5に示すように、室内ユニット91は、室内側送風機93と、室内側熱交換器94と、室内側吸込口912と、室内側吹出口913と、室内側通風路914とを備えている。また、室外ユニット92は、室外側送風機95と、室外側熱交換器96と、室外側吸込口922と、室外側吹出口923と、室外側通風路924とを備えている。
室内側熱交換器94と室外側熱交換器96とは、内部を冷媒が循環する構成を有しており、室内側熱交換器94と室外側熱交換器96との間で、冷媒が循環できるように配管(不図示)で接続されている。また、配管には、冷媒を圧縮する圧縮機(不図示)、膨張させる膨張機(不図示)が接続されており、一般的によく知られた冷凍機を構成している。なお、一体型空気調和機Bは、冷媒の流れる方向で室内側熱交換器94と室外側熱交換器96の一方を蒸発器(低温側)、他方を凝縮器(高温側)とすることができるが、ここでは、室内側熱交換器94が蒸発器であり室内を冷却する冷房装置として説明する。
室内ユニット91において、室内側送風機93を駆動することで、室内の空気が室内側吸込口912から吸込まれる。室内ユニット91では、室内側吸込口912に近接して室内側熱交換器94が配置されており、室内側吸込口912から吸込まれた室内の空気は、室内側熱交換器94を通過する。室内側熱交換器94の内部には低温の冷媒が流れており、室内側熱交換器94を通過する空気は、冷媒と熱交換し冷却される。冷却された空気は、室内側通風路914を通過し、室内側吹出口913より室内に吹出される。冷却された空気が室内にいきわたることで、室内全体の空気の温度が下がる。
また、室外ユニット92において、室外側送風機95を駆動することで、室外の空気が室外側吸込口922から吸込まれる。吸込まれた空気は室外側通風路924を通過し、室外側吹出口923の近傍に配置された室外側熱交換器96を通過して、室外側吹出口923より室外に吹出される。室外側熱交換器96には高温の冷媒が流れており、空気が室外側熱交換器96を通過するとき、高温の冷媒と熱交換され、暖められる。暖められた空気は室外側吹出口923から外部に吹出される。このとき、空気が冷媒から熱を奪い、冷媒は冷却される。
図5に示すように、室内側通風路914と室外側通風路924とを分離するように仕切りがなされている。この仕切りによって室内側通風路914を流れる空気と室外側通風路924とが混じりあうのを抑制し、居室Rmの冷房効果が低下するのを抑制している。
このように、室内ユニット91と室外ユニット92とを1つの筐体に内蔵する空気調和機の場合、室内ユニット91を部屋内に室外ユニット92を部屋外に配置するだけで取り付けが完了する。つまり、配管作業、冷媒の充填作業等の現場での作業が不要であり、取り付けが容易である。
特開2003−240261号公報 特開平2−164417号公報
図6に示すように、一体型空気調和機BをクローゼットCzのような狭い空間に取り付ける場合もある。一体型空気調和機Bは室内ユニット91及び室外ユニット92が1つの筐体に備えられているので、外形が大きく、組み立てられている状態ではクローゼットCzの入口を通過できない場合がある。この場合、一体型空気調和機Bを一端ばらし、クローゼットCz内に搬入した後、組み立てることで取り付ける方法もあるが、一体型空気調和機BのクローゼットCz内のような狭い場所での組み立ては困難な場合も多い。また、筐体等のように、分解できない部材もあり搬入不可となる場合もある。
そこで本発明は、搬入路や取り付け場所の制限を受けにくい空気調和機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、室内空気を吸込むとともに吹出す室内側送風機と、前記室内側送風機で吸込まれた空気と内部を流れる冷媒との間で熱交換する室内側熱交換器と、前記室内側送風機と前記室内側熱交換器とが内装された室内側本体ケースとを有する室内ユニットと、室外空気を吸込むとともに吹出す室外側送風機と、前記室外側送風機で吸込まれた空気と内部を流れる冷媒との間で熱交換する室外側熱交換器と、前記室外側送風機と前記室外側熱交換器とが内装され、前記室内側本体ケースと独立した室外側本体ケースとを有する室外ユニットとを備え、前記室内側熱交換器と前記室外側熱交換器とは冷媒が循環できるように配管で接続されるものであり、前記室内ユニットと前記室外ユニットとが接続/分離可能であることを特徴とする。
この構成によると、前記室内ユニットと前記室外ユニットとを接続/分離可能としているので、本発明の空気調和機は、搬入路や取り付け場所が小さくても、搬入又は取り付けが可能である。すなわち、本発明の空気調和機は、搬入路や取り付け場所の制限を受けにくい。
上記構成において、前記室内側本体ケースは、室内側の側面に形成され室内の空気を吸込む室内側吸込口と、上部に形成され熱交換された空気を室内に吹出す室内側吹出口とを備えており、前記室外側本体ケースは、室外側の側面に形成され室外の空気を吸込む室外側吸込口と、前記室外側吸込口と並んで形成され熱交換された空気を室外に吹出す室外側吹出口を備えており、前記室内ユニットと前記室外ユニットとは、それぞれの背面同士を接触させて接続した第1形態と、前記室内ユニットを前記室外ユニットの上部に接続する第2形態のいずれかの形態で接続可能としてもよい。
上記構成において、前記第1形態において、前記室内側熱交換器を蒸発器として用いる場合、前記室内側本体ケースと前記室外側本体ケースとを貫通し、前記室内側本体ケースで発生した凝縮水を前記室外側本体ケースに導く導水路が形成されていてもよい。
このとき、前記導水路が、前記室内側本体ケースがスペーサで持ち上げられた状態で構成されていてもよい。
上記構成において、前記室外側本体ケースの上面には、外部からの水が流入する取水口と、前記取水口から流入した冷却水を前記室外側熱交換器の上部に流入させる配水管とを備えていてもよい。
この構成において、前記室外側本体ケースの外部より給水し、前記室外側熱交換器を冷却するようにしてもよい。このように前記室外側熱交換器を水冷することで、前記室外側熱交換器での熱交換効率を高めることができ、それだけ、空気調和機の性能及び効率を高めることができる。
上記構成において、前記第2形態において、前記室内側熱交換器を蒸発器として用いる場合、前記室内側本体ケースの下面には、前記取水口と上下方向に重なる貫通孔である凝縮水出口が形成されていてもよい。このように構成することで、前記室内側熱交換器で凝縮された水で前記室外側熱交換器を冷却している。これにより、従来、廃棄されていた凝縮水を冷却に用いているので、空気調和機の効率を高めることができる。また、前記室内側熱交換器で凝縮した凝縮水は、低温であり、前記室外側熱交換器を効果的に冷却することが可能である。
上記構成において、前記室内側熱交換器及び前記室外側熱交換器とを接続する配管が、前記室内ユニットと前記室外ユニットとが接続された状態の時の長さよりも長く備えられており、前記室内ユニットと前記室外ユニットとが接続状態のとき、前記配管のあまり部分が、前記室内側本体ケース又は前記室外側本体ケースの少なくとも一方に収納され、前記室内ユニットと前記室外ユニットが分離状態のとき、前記配管が外部に引き出されるようにしてもよい。
本発明によると、室内ユニットと室外ユニットを接続/分離可能とすることで、搬入路や取り付け場所の制限を受けにくい空気調和機を提供することができる。
本発明にかかる空気調和機の概略構成を示す断面図である。 図1に示す空気調和機を分離した状態の概略断面図である。 空気調和機の他の接続状態の概略配置を示す断面図である。 本発明にかかる空気調和機の設置状態を示す概略配置図である。 従来の一体型空気調和機の一例の概略構成を示す側断面図である。 図4に示す一体型空気調和機をクローゼットに設置するときの配置図である。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、便宜上、部材符号及び(又は)ハッチングを省略する場合もあるが、かかる場合、他の図面を参照するものとする。図1は本発明にかかる空気調和機の概略構成を示す断面図であり、図2は図1に示す空気調和機を分離した状態の概略断面図である。図1に示すように、空気調和機Aは、室内ユニット1と、室外ユニット2とを備えている。空気調和機Aは図5に示す従来の一体型空気調和機Bと同様、居室Rmの内部に調和空気(室内ユニット1内で冷媒と熱交換された冷風や温風)を吹出す空調装置である。図1において、壁WLより左側が室内側で、右側が室外側であり、室内ユニット1は左側(室内側)を正面とし、室外ユニット2は右側(室外側)を正面としている。一体型空気調和機Aは壁WLに形成された貫通孔に嵌め込まれて取り付けられている。
室内ユニット1と室外ユニット2とは、室内側本体ケース11の背面110と、同じく室外側本体ケース21の背面210とがつきあわされるように接続されている。そして、室内側本体ケース11の下部にはスペーサ7が取り付けられており、室内ユニット1と室外ユニット2との高さを調整している。
室内ユニット1には室内側熱交換器4が、室外ユニット2には室外側熱交換器6がそれぞれ備えられている。そして、室内側熱交換器4と室外側熱交換器6とは配管8(図2参照)で接続されており、配管8で室内側熱交換器4と室外側熱交換器6と接続することで、室内側熱交換器4と室外側熱交換器6との間を冷媒が循環する。配管8は2系統備えられており、一方には冷媒を圧縮する圧縮機(不図示)が、他方には冷媒を膨張させるキャピラリチューブ、膨張弁等の膨張器(不図示)が配置されており、蒸気圧縮冷凍サイクルの冷凍機が構成されている。すなわち、室内側熱交換器4及び室外側熱交換器6は、上記冷凍サイクルの冷凍機の一部を構成している。以下の説明において、空気調和機Aは、室内側熱交換器4を冷凍サイクルの蒸発器(低温側)、室外側熱交換器6を凝縮器(高温側)とする冷房装置として説明する。なお、冷媒の流れ方向を変更できる構成である場合、冷媒の流れを逆にすることで、室内側熱交換器4を凝縮器、室外側熱交換器6を蒸発器とする暖房装置とすることも可能である。
室内ユニット1は、室内側送風機3と、室内側熱交換器4とが室内側本体ケース11の内部に配置された構成を有している。室内側本体ケース11は、室内側吸込口12と、室内側吹出口13と、室内側通風路14とを備えている。室内側吸込口12及び室内側吹出口13は、それぞれ室内側本体ケース11の正面及び上面に形成された開口である。室内側通風路14は室内側吸込口12と室内側吹出口13とを連結した空気の流路となっている。
図1に示すように、室内側本体ケース11の内部は、仕切り壁15によって前後に仕切られており、室内側送風機3が仕切り壁15に支持されている。室内側送風機3は、シロッコファンであり、仕切り壁15に固定されたファンモータ31と、ファンモータ31の出力軸に固定され、出力軸の回転とともに回転するファン32とを備えている。図1に示しているように、ファンモータ31は仕切り壁15を挟んで室内側通風路14と反対側に固定されており、出力軸は仕切り壁15を貫通して室内側通風路14の内部に突出している。そして、ファン32は、出力軸の室内側通風路14に突出した部分に固定されている。ファンモータ31が仕切り壁15を挟んで室内側通風路14と反対側に固定されているので、ファンモータ31の駆動により発生する熱が室内側通風路14を通過する空気に加えられるのを抑制することができる。また、仕切り壁15は室内側通風路14の側壁の一部を成している。
室内側熱交換器4は、内部を低温の冷媒が流れるパイプを蛇行して配置した蒸発器である。室内側熱交換器4では、空気が蛇行配置されたパイプ及びパイプに接触配置されたフィンの間を流れることで、空気と冷媒とで熱交換が行われる。室内側熱交換器4は室内側吸込口12の正面側を覆うように配置されている。ファンモータ31が駆動され、ファン32が回転することで、室内側吸込口12から空気が吸込まれる。このとき、吸込まれる空気は室内側熱交換器4を通過し、室内側熱交換器4の内部を流れる冷媒と熱交換し冷却される。冷却された空気は、室内側通風路14を通過し、調和空気として室内側吹出口13より室内に吹出される。
室内側熱交換器4の下部には、室内側熱交換器4の表面で凝縮した水(ドレン水)が溜まるドレンパン16が備えられている。なお、ドレンパン16は室内側本体ケース11と一体に形成されているが、別体で形成されていてもよい。ドレンパン16に一定量のドレン水が溜まると、ドレン水はドレンパン16から溢れるとともに、仕切り壁15に設けられた流路(不図示)を通って室内側本体ケース11の背面側に流れ出す。室内側本体ケース11の背面側下部には、ドレン水が排出されるドレン水出口17が形成されている。なお、室内側本体ケース11の下面は背後が下方に傾斜する構成となっており、ドレンパン16から流入したドレン水が背面側に流れるようになっている。
図1に示す空気調和機Aでは、ドレン水出口17の外部側は室内であり、さらにドレン水出口17の下にスペーサ7が配置されているので、ドレン水出口17からドレン水を排出することができない。そのため、ドレン水出口17には、栓(不図示)がされている。これにより、ドレンパン16から流出したドレン水は室内側本体ケース11の背面側に溜まる。室内側本体ケース11の背面110には、ドレンパン16から溢れたドレン水が一定量溜まると、ドレン水を背面側に抜くドレン水抜き孔18が形成されている。
次に、室外ユニット2について説明する。室外ユニット2は、室外側送風機5と、室外側熱交換器6とが室外側本体ケース21の内部に配置された構成を有している。室外側本体ケース21は、室外側吸込口22と、室外側吹出口23と、室外側通風路24とを備えている。室外側吸込口22は、室外側本体ケース21の正面上部に形成されており、室外側吹出口23は室外側本体ケース21の正面下部に形成されている。室外側通風路24は室外側吸込口22と室外側吹出口23とを連結した空気の流路である。
図1に示すように、室外側本体ケース21の内部には、仕切り壁211が備えられている。仕切り壁211は室外側本体ケース21の下面の略中央から上方に向かって立設され、上部で前方に向かって屈曲している。室外側吸込口22は前面の上部に形成されており、仕切り壁211の上部に形成されている。室外側吸込口22は室外側通風路24と連結している。室外側通風路24は室外側本体ケース21と仕切り壁211との間に挟まれた部分に形成された空間である。すなわち、室外側通風路24は室外側吸込口22との連結部分より背面210に向かって延び、背面210に沿って下方に延びている。仕切り壁211の室外側本体ケース21の下面より立設している部分には、室外側送風機5が取り付けられている。そして、室外側送風機5の正面側には室外側吹出口23が形成されており、室外側吹出口23には室外側熱交換器6が配置されている。
室外側送風機5は、プロペラファンであり、仕切り壁211に固定されたファンモータ51と、ファンモータ51の出力軸に固定され、出力軸の回転とともに回転するプロペラファン52とを備えている。なお、図示は省略しているが、仕切り壁211の下面より立設している部分には、空気が流通するためのスリットが形成されている。
室外側熱交換器6は、内部を高温の冷媒が流れるパイプが蛇行配置された凝縮器であり、蛇行配置されたパイプ及びパイプと接触配置されたフィンの間を空気が流れることで、空気と冷媒とで熱交換が行われる。ファンモータ51を駆動し、プロペラファン52を回転することで、室外側送風機5の周りには、背面側から前面側に向かう空気の流れが発生する。これにより、外部の空気が室外側吸込口22から吸込まれ室外側通風路24を通過する。そして、室外側通風路24を通過した空気は室外側送風機5のプロペラファン52によって、室外側吹出口23より外部に吹出される。室外側熱交換器6は、室外側吹出口23から吹出される空気が室外側熱交換器6を通過するように配置されている。室外側吸込口22から吸込まれ、室外側通風路23を通過した空気は、室外側熱交換器6を通過するとき、室外側熱交換器6の内部を流れる高温の冷媒と熱交換し、空気は加熱され、冷媒は冷却される。
また、図1に示しているように、室外ユニット2には、室外側熱交換器6の上部に冷却水を溜めるためのタンク26と、タンク26に接続する配水管25と、室外側本体ケース21の上面に形成され、配水管25と連結する取水口27とを備えている。室外ユニット2は空気調和機Aが設置されたとき室外に配置されるものであり、室外側本体ケース21の上面に溜まる雨水を取水口27から配水管25に流入させることができ、流入した雨水はタンク26に溜まる。タンク26に溜まった水を室外側熱交換器6のパイプの表面にかけることで、水の気化熱を利用し室外側熱交換器6での冷媒の冷却効果を高めることができる。なお、雨水を取水口27から流入させるものを例に説明しているが、取水口27から定期的に給水するための給水機構を備えていてもよい。また、タンク26として、一定量以上の水が溜まると、外部に溢れ出て、室外側熱交換器6にかけるものを挙げることができる。また、冷却水による冷却が不要な場合、取水口27を塞ぐ栓が設けられていてもよい。
さらに、室外側本体ケース21は、背面210にドレン水流入孔28と、下面に水抜き孔29とを備えている。ドレン水流入孔28は、室内ユニット1と室外ユニット2とを、背面110、210を接触させて接続したとき、室内ユニット1のドレン水抜き孔18と重なる位置に構成されている。すなわち、ドレン水抜き孔18とドレン水流入孔とが重なることで、ドレン水を室内側本体ケース11から室外側本体ケース21に導く導水路が構成される。
図1に示すように、スペーサ7によってドレン水抜き孔18とドレン水流入孔28との高さを調整している。ドレン水抜き孔18の室内側本体ケース11の下面からの高さよりもドレン水流入孔28の室外側本体ケース21の下面からの高さが高いので、ドレン水流入孔28から室外側本体ケース21に流入したドレン水はドレン水流入孔28から逆流しにくい。すなわち、ドレン水抜き孔18、ドレン水流入孔28を通って室外側本体ケース21に流入したドレン水は室内側本体ケース11に逆流しにくくなっている。
また、水抜き孔29はドレン水流入孔28より流入したドレン水及び(又は)タンク26から流出した冷却水を室外側本体ケース21の外部に排出するための孔である。水抜き孔29から効率よく水を排出するため、室外側本体ケース21の下面は、水抜き孔29に向けて下方に傾斜していることが好ましい。
本発明の空気調和機Aにおいて、室内ユニット1及び室外ユニット2が、それぞれ独立した室内側本体ケース11及び室外側本体ケース21で囲まれているので、容易に分離することが可能である。そして、図1に示すように、空気調和機Aが、一体型として形成される場合、冷媒配管まで組み立て、冷媒を封入した状態で出荷することができるので取り付けに特殊な技能が不要である。また、図2に示すように、空気調和機Aが分離して形成される場合、取り付け現場での配管作業が必要となるが、冷媒用及びドレン水を排出するための配管8を通過できる孔が形成された壁WLであれば取り付けが可能であり、取り付け場所の制限が減る。また、分離型にすることで一体型に比べて室内ユニット1及び室外ユニット2のそれぞれが小型であり、搬入路の制限も受けにくい。また、1つの空気調和機Aで一体型としても分離型としても利用可能であるので、設計、製造にかかる手間と時間を大幅に減らすことができる。
なお、室内ユニット1と室外ユニット2とは接続した後、ねじ止めにて固定されてもよいし、分離が必要でない場合、溶接、接着等の接合方法で固定してしまってもよい。また、スナップフィット機構やベルト等の、工具を使用せずに接続、分離を行うことができる接続機構を備えていてもよい。また、分離型として搬入し、取り付け現場で図1に示すような一体型として接続してもよい。また、室内側熱交換器4と室外側熱交換器6とをつなぐ配管8の長さを余裕のある長さで形成しておき、室内ユニット1と室外ユニット2とを接続するとき、配管8の余る部分を室内側本体ケース11及び(又は)室外側本体ケース21の内部に収納するようにし、予め冷媒を充填した構成としてもよい。このように、配管8を構成することで、空気調和機Aを接続状態或いは分離状態のいずれの状態で取り付ける場合でも、工場出荷時に冷媒を充填することができるとともに、現場作業を大幅に減らすことが可能である。
なお、図1に示す空気調和機Aは、室外ユニット2の一部が壁WLより室外に突出して配置されているが、従来の一体型空気調和機Bと同様に、室内ユニット1及び室外ユニット2の両方が壁WLよりも居室Rm内部に配置され、室外ユニット2の室外側吸込口22及び室外側吹出口23が室外に露出するようにして取り付けられていてもよい。この場合、水抜き孔29は、室外側本体ケース21の正面側の下部に形成し、ドレン水が室外に抜けるように形成されていることが好ましい。
また、空気調和機Aが取り付けられる壁WLに窓等の開口があったり、室内側に家具等の障害物が配置されていたりして、空気調和機Aの取り付け場所が床面から離れた高所になる場合がある。本発明にかかる空気調和機Aの場合、分離して配置することが可能であるので、室内ユニット1のみを壁WLの室内側の高所に取り付け、室外ユニット2は床面と接して取り付けることが可能である。これにより、室外ユニット2の重量は床面で支持することができるので、壁WLは室内ユニット1の重量を支えるだけでよく、壁WLの補強が不要、或いは、必要であっても一体型のものに比べて簡易なもので足りる。
また、反対に壁WLの室外側が通路であったり、物置であったりして室外ユニット2を床面から離れた高所に取り付ける必要があっても、室外ユニット2のみを壁WLの室外側の高所に取り付け、室内ユニット1は床面に接して取り付けることが可能である。これにより、室内ユニット1の重量は床面で支持することができるので、壁WLは室外ユニット2の重量を支えるだけでよく、壁WLの補強が不要或いは必要であっても簡易なもので足りる。なお、室内ユニット1と室外ユニット2とを壁WLの高さの異なる位置に取り付けることは、本発明の空気調和機Aの室内ユニット1と室外ユニット2を分離した状態で取り付けるときの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、配管8が届く範囲で、室外ユニット2を壁から離して室外の床面に取り付けるようにしてもよいし、室内ユニット1を壁から離れた室内の床面或いは天井面に取り付けるようにしてもよい。なお、室内ユニット1と室外ユニット2とを分離して設置する場合、ドレン水が室内ユニット1から室外ユニット2に流れ込むように配置された配管を備えていてもよい。このとき、この配管の室内ユニット1側の接続部は、ドレン水出口17であってもよいし、ドレン水抜き孔18であってもよい。また、配管の室外ユニット2側の接続部は、取水口27であってもよいし、ドレン水流入口28であってもよい。また、室内ユニット1が室外ユニット2の下に配置されて取り付けられる場合、室内ユニット1で発生したドレン水を、ドレン水出口17及び(又は)ドレン水抜き孔18から室外に排出するための配管を備えていてもよい。
以上示したように、本発明の空気調和機Aでは、取り付け時に壁WLや天井の形状や周囲に配置された物品による制限を受けにくい。すなわち、本発明の空気調和機Aは、取り付け場所の制限を受けにくく、多くの場所に容易に取り付けることが可能である。また、空気調和機Aを取り付けるとき、壁WLの補強が不要或いは必要であっても簡易なものでよく、取り付けにかかる工数が削減され、取り付けにかかるコストを減らすことが可能である。
本発明にかかる空気調和機Aの他の例について図面を参照して説明する。図3は図1に示す空気調和機の他の接続状態の概略配置を示す断面図である。図3に示しているように、空気調和機Aは、室外ユニット2の上部に室内ユニット1を配置している。
図3に示すように、室内側本体ケース11の下面には、ドレン水出口17が形成されており、室外側本体ケース21の上面には、取水口27が形成されている。ドレン水出口17を塞いでいる栓を外すとともに、取水口27の栓を外し、ドレン水出口17と取水口27とが上下に重なるように室内ユニット1と室外ユニット2とを上下に重ねる。これにより、室内ユニット1の内部で凝縮されたドレン水が、ドレン水出口17から取水口27に流入し、配水管25を通過してタンク26に流入する。
タンク26に一定量以上のドレン水が溜まると、タンク26よりドレン水があふれ、ドレン水が室外側熱交換器6に流れる。室外側熱交換器6は室外側送風機5による空気との熱交換に加え、ドレン水による冷却も行われるので、室外側熱交換器6を効率よく冷却することができ、冷凍サイクルのサイクル効率を上げることができる。なお、ドレン水は低温の冷媒が流れる室内側熱交換器4の表面或いは冷却された空気が流れる室内側通風路14で空気中の水分が結露したものであり低温で、冷却効果が高い。また、廃棄するドレン水を室外側熱交換器6の冷却に使用するので、別途冷却水を供給するものに比べ無駄が少なく、省エネルギである。
なお、室内ユニット1を室外ユニット2の上部に重ねて接続する場合、室内側本体ケース11の背面110のドレン水抜き孔18及び室外側本体ケース21の背面210のドレン水流入孔28は栓等を用いて塞がれている。また、室外側本体ケース21の下面に形成されている水抜き孔29が室内側に配置される場合、水抜き孔29も栓等によって塞がれる。この場合、室外側本体ケース21の下部に溜まった水は水抜き孔29から抜けないが、室外側送風機5の運転によって発生する気流によって自然乾燥させてもよい。また、吸水性の高い不織布等を含む吸水部を備え、この吸水部で水を吸い上げるとともに、室外機側送風機5が発生する気流を当てて強制乾燥させてもよい。
このように、室内ユニット1と室外ユニット2とを適宜接続、分離させることができる空気調和機Aでは、室内ユニット1と室外ユニット2とを分離した状態で搬入できる。これにより、空気調和機Aは、取り付け場所や搬入路の制限を受けにくく、それだけ、多くの場所に容易に取り付けることが可能である。また、十分な大きさの取り付け場所及び搬入路が確保できている場合、予め室内ユニット1と室外ユニット2とを接続した状態で搬入、取り付けすることができるので、現場での作業を減らすことができ、作業性を挙げることができる。また、予め接続した状態で搬入する場合、組立場所(多くの場合工場)で冷媒を充填するので、現場での作業に比べて精度よく冷媒を充填することができる。また、冷媒の配管を室内ユニット1及び(又は)室外ユニット2の内部に収めるように構成することで、配管が外力により破損するのを防ぐことも可能である。
上記各実施形態において、タンク26に変えて配水管25を流れてきた水を正確に室外側熱交換器6に導くような構造の導水構造物を配置していてもよい。これによると、空気調和機Aの運転が停止しても、タンク26に水が残ることがない。
以上のように、空気調和機Aは一体型としても分離型としても利用可能であるので、設計、製造を共通化することが可能であり、設計、製造及び取り付けに要するコスト及びエネルギを削減することが可能である。
また、本発明にかかる空気調和機Aを一体型として利用する場合、少なくとも、室内ユニット1と室外ユニット2とを背面同士接触させる形態、上下に組み合わせる形態の2通りの形態をとることが可能である。そして、上述したように分離した状態でも壁WL等の取り付け場所に取り付け可能であるので、取り付け場所(壁WL)の周囲の状態(家具や開口の有無、高さ等)の制限を受けにくい。なお、上述した室内ユニットと室外ユニットの組み合わせは一例であり、これらに限定されるものではなく、室内ユニット1と室外ユニット2とが左右に並んで接続されてもよい。この場合、室内ユニット1のドレン水抜き孔18及び室外ユニット2のドレン水流入孔28とは、室内側本体ケース11及び室外側本体ケース21の互いに他のケースと接触する側面に形成されていてもよい。
また、空気調和機Aでは、室内ユニット1の室内側吹出口13が室内側本体ケース11の上面に形成されているが、これに限定されるものではなく、正面或いは側面に形成されていてもよい。この場合、室内ユニット1には上面の制限がなくなるので、室内ユニット1を上面が天井と接触するように配置することも可能である。
本発明にかかる空気調和機の設置方法の他の例について詳しく説明する。図4は図1に示す空気調和機の建物内への設置例を示す図である。図4に示すような、居室Rmと、内壁IWで居室Rmと仕切られた設置室Mrを有する建物の場合、空気調和機Aを設置室Mrに設置し、空気調和機Aの調和空気(冷風又は温風)を、ダクトDcを介して居室Rmに送るように構成することも可能である。図4に示しているように、ダクトDcは一方の端部が室内ユニット1の室内側吹出口13と接続しており、内壁IWに形成された貫通孔を貫通しているとともに、他方の端部が居室Rm内に突出している。このように、空気調和機Aを居室Rmとは異なる設置室Mr内に設置することで、空気調和機Aの動作による騒音及び(又は)振動が居室Rmに進入するのを抑えることが可能である。また、空気調和機Aが居室Rm内に配置されないので、居室Rmのレイアウトの自由度を高めることが可能である。
なお、内壁IWには、ダクトDcが貫通する孔以外に、貫通孔が形成されていてもよい。居室Rm内の空気がこの貫通孔から設置室Mrに流入し、空気調和機Aに吸込まれるとともに、冷媒と熱交換して調和空気としてダクトDcを介して居室Rmに戻る。これにより、空気調和機Aの空調効率が高くなる。なお、図4に示す状態では、1台の空気調和機Aで居室Rmに調和空気を送っているが、これに限定されるものではなく、複数台の空気調和機Aで居室Rmに調和空気を送るようにしてもよい。
さらに、設置室に配置された空気調和機Aから複数の居室にダクトを介して、調和空気を送る構成としてもよい。このとき、設置室には複数の居室それぞれに独立して調和空気を送る1台又は複数台の空気調和機Aが備えられていてもよく、複数の居室に対して調和空気を送る1台又は複数台の空気調和機Aが備えられていてもよい。1台の空気調和機Aが複数の居室に調和空気を送る場合、同時に全ての居室に調和空気を送る構成であってもよい。また、空気調和機Aの室内側吹出口13に接続されたダクトと各居室に連通するダクトとの間に、調和空気の流れを切り替える切替機構(切替弁等)を備えておき、切替機構を制御することで調和空気を選択された居室につながるダクトに送る構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
室内の空気と室外の空気とを熱交換することで、室内の空気の温度を調整することができる空気調和機に利用することが可能である。
1 室内ユニット
11 室内側本体ケース
110 背面
12 室内側吸入口
13 室内側吹出口
14 室内側通風路
15 仕切り壁
16 ドレンパン
17 ドレン水出口
18 ドレン水抜き孔
2 室外ユニット
21 室外側本体ケース
210 背面
211 仕切り壁
22 室外側吸込口
23 室外側吹出口
24 室外側通風路
25 配水管
26 タンク
27 取水口
28 ドレン水流入口
29 水抜き孔
3 室内側送風機
31 ファンモータ
32 ファン
4 室内側熱交換器
5 室外側送風機
51 ファンモータ
52 プロペラファン
6 室外側熱交換器
7 スペーサ
8 配管

Claims (7)

  1. 室内空気を吸込むとともに吹出す室内側送風機と、前記室内側送風機で吸込まれた空気と内部を流れる冷媒との間で熱交換する室内側熱交換器と、前記室内側送風機と前記室内側熱交換器とが内装された室内側本体ケースとを有する室内ユニットと、
    室外空気を吸込むとともに吹出す室外側送風機と、前記室外側送風機で吸込まれた空気と内部を流れる冷媒との間で熱交換する室外側熱交換器と、前記室外側送風機と前記室外側熱交換器とが内装され、前記室内側本体ケースと独立した室外側本体ケースとを有する室外ユニットとを備え、
    前記室内側熱交換器と前記室外側熱交換器とは冷媒が循環できるように配管で接続されるものであり、
    前記室内ユニットと前記室外ユニットとが接続/分離可能であることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記室内側本体ケースは、室内側の側面に形成され室内の空気を吸込む室内側吸込口と、上部に形成され熱交換された空気を室内に吹出す室内側吹出口とを備えており、
    前記室外側本体ケースは、室外側の側面に形成され室外の空気を吸込む室外側吸込口と、前記室外側吸込口と並んで形成され熱交換された空気を室外に吹出す室外側吹出口を備えており、
    前記室内ユニットと前記室外ユニットとは、それぞれの背面同士を接触させて接続した第1形態と、前記室内ユニットを前記室外ユニットの上部に接続する第2形態のいずれかの形態で接続可能である請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記第1形態において、前記室内側熱交換器を蒸発器として用いる場合、前記室内側本体ケースと前記室外側本体ケースとを貫通し、前記室内側本体ケースで発生した凝縮水を前記室外側本体ケースに導く導水路が形成されている請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記導水路は、前記室内側本体ケースがスペーサで持ち上げられた状態で構成されている請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記室外側本体ケースの上面には、前記室外側本体ケースの外部からの水が流入する取水口と、前記取水口から流入した水を前記室外側熱交換器の上部に流入させる配水管とを備えている請求項1から請求項4のいずれかに記載の空気調和機。
  6. 前記第2形態において、前記室内側熱交換器を蒸発器として用いる場合、前記室内側本体ケースの下面には、前記取水口と上下方向に重なる貫通孔である凝縮水出口が形成されている請求項5に記載の空気調和機。
  7. 前記室内側熱交換器及び前記室外側熱交換器とを接続する配管が、前記室内ユニットと前記室外ユニットとが接続された状態の時の長さよりも長く備えられており、
    前記室内ユニットと前記室外ユニットとが接続状態のとき、前記配管のあまり部分が、前記室内側本体ケース又は前記室外側本体ケースの少なくとも一方に収納され、
    前記室内ユニットと前記室外ユニットが分離状態のとき、前記配管が外部に引き出される請求項1から請求項6のいずれかに記載の空気調和機。
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CN107366961A (zh) * 2017-07-27 2017-11-21 青岛海尔空调器有限总公司 一种双贯流射流空调及空调室内机
KR101861680B1 (ko) * 2016-01-29 2018-05-28 엘지전자 주식회사 공기조화기
CN109458672A (zh) * 2018-11-30 2019-03-12 广东美的制冷设备有限公司 整体式空调器

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