JP2019152421A5

JP2019152421A5 -

Info

Publication number: JP2019152421A5
Application number: JP2018181725A
Authority: JP
Filing date: 2018-09-27
Publication date: 2021-11-04
Anticipated expiration: 2038-09-27

Claims

収納庫（1）の内部の庫内空気の組成を調節する庫内空気調節装置であって、
大気よりも酸素濃度が低い低酸素濃度ガス及び大気よりも酸素濃度が高い高酸素濃度ガスを生成可能なガス組成調節部（40，60）と、
上記ガス組成調節部（40，60）と収納庫（1）の内部空間及び外部空間とに連通するガス通路（53〜55，73〜75，120）と、
上記ガス組成調節部（40，60）で生成された低酸素酸素ガスを上記ガス通路（53，55，73，75，120）で上記内部空間へ供給するとともに高酸素濃度ガスを上記ガス通路（54，55，74，75）で上記外部空間へ排出して該内部空間の酸素濃度を低下させる酸素濃度低減運転を行う制御器（110）とを備え、
上記制御器（110）は、上記ガス組成調節部（40，60）で生成された高酸素濃度ガスを上記内部空間へ供給し、該内部空間の酸素濃度を大気に相当する濃度に戻す酸素濃度回復運転を行う酸素濃度回復制御部（111）を備えていることを特徴とする庫内空気調節装置。
請求項１において、
収納庫（1）の内部空間と外部空間とに連通する換気通路（100）を備え、
上記制御器（110）は、上記酸素濃度回復運転を行うときに、上記換気通路（100）により上記内部空間の換気を同時に行うことを特徴とする庫内空気調節装置。
請求項１または２において、
上記ガス組成調節部（40，60）は、上記収納庫（1）の庫外空気から窒素と酸素とを分離し、大気よりも窒素濃度が高くて酸素濃度が低い低酸素濃度ガスと、大気よりも窒素濃度が低くて酸素濃度が高い高酸素濃度ガスと、をガス分離膜（85）により生成する第１組成調節部（40）を備え、
上記制御器（110）は、上記酸素濃度回復運転を行うときに、上記第１組成調節部（40）で生成した高酸素濃度ガスを上記内部空間へ供給することを特徴とする庫内空気調節装置。
請求項３において、
上記ガス組成調節部（40，60）は、上記収納庫（1）の庫内空気から窒素と酸素及び二酸化炭素とを分離し、庫内空気よりも窒素濃度が高くて酸素濃度及び二酸化炭素濃度が低い低酸素濃度ガスと、庫内空気よりも窒素濃度が低くて酸素濃度及び二酸化炭素濃度が高い高酸素濃度ガスと、をガス分離膜（85）により生成する第２組成調節部（60）とを備え、
上記制御器（110）は、上記酸素濃度回復運転を行うときに、上記第２組成調節部（60）で生成した高酸素濃度ガスを上記内部空間へ供給することを特徴とする庫内空気調節装置。
請求項１において、
上記収納庫（1）の庫外空気から窒素と酸素とを分離し、大気よりも窒素濃度が高くて酸素濃度が低い低酸素濃度ガスと、大気よりも窒素濃度が低くて酸素濃度が高い高酸素濃度ガスと、を生成するガス分離膜（85）と、
上記収納庫（1）の庫内空気から窒素と酸素及び二酸化炭素とを分離し、庫内空気よりも窒素濃度が高くて酸素濃度及び二酸化炭素濃度が低い低酸素濃度ガスと、庫内空気よりも窒素濃度が低くて酸素濃度及び二酸化炭素濃度が高い高酸素濃度ガスとを生成可能な吸着剤が設けられた吸着部（234,235）と、を備え、
上記制御器（110）は、上記酸素濃度回復運転を行うときに、上記ガス組成調節部（60）で生成した高酸素濃度ガスを上記内部空間へ供給することを特徴とする庫内空気調節装置。