JP2019152403A - 加熱調理器及びその製造方法 - Google Patents

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浩二 松崎
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浩二 松崎
山田 清司
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清司 山田
松尾 良平
Ryohei Matsuo
良平 松尾
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Abstract

【課題】前枠体と後枠体の外形を1軸方向への曲げ加工のみで成形し、成形不良が低減し、生産効率が上昇する加熱調理器を提供する。【解決手段】本体2と、本体2の上面に設けられた、被加熱物を載置するプレート3と、プレート3の外周を保護するプレート枠4と、を備えた加熱調理器において、該プレート枠4の前方に位置する前枠体22と後方に位置する後枠体23の外形を一軸方向への曲げ加工のみで成形する。【選択図】図2

Description

本発明は加熱調理器及びその製造方法に関するものである。
特許文献1の加熱調理器は、非加熱物を載置するプレートと、そのプレートを保持する保持部材であるプレート枠で概略構成される。プレート枠の前枠体および後枠体の外形は、1軸方向への曲げ加工だけでなく、2軸以上の曲げ加工(絞り加工)により成形している。
特開2013−182844号公報
特許文献1に示す従来の加熱調理器では、プレート枠の前枠体と後枠体は、外形を成形するのために2軸以上の曲げ加工が必要であった。2軸以上の曲げ加工は1軸方向への曲げ加工のみの場合に比べて加工が難しく、しわやひずみ、割れのような成形不良になりやすいため生産性が悪かった。また、金型のコストも高くなることが多かった。
本発明は、このような課題を解決するものであり、前枠体と後枠体の成形不良低減と生産性の向上を目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、請求項1に記載の加熱調理器は、本体と、該本体の上面に設けられた被加熱物を載置するプレートと、該プレートの外周を保護するプレート枠と、を備えた加熱調理器において、該プレート枠の前方に位置する前枠体と後方に位置する後枠体を一軸方向への曲げ加工のみで成形することを特徴とする。
前記前枠体と前記後枠体の外形を1軸方向の曲げ加工のみで成形することで、2軸以上の曲げ加工の場合に比べて、しわやひずみ、割れのような成形不良低減することが可能となる。また、成形不良低減により生産性の向上が可能となる。さらに、金型による加工の工程数を1工程減らすことができ、金型の作製費用の低減、生産性の向上が可能となる。
請求項2に記載の加熱調理器は、請求項1に記載の加熱調理器に加え、プレート枠の4つの角部に樹脂部材により成る角枠部材を有することを特徴とする。
鋼板では曲げ加工による寸法誤差が大きくなることが多いが、請求項2に記載のように樹脂部材を用いることで、角の丸み形状が容易に成形でき、寸法精度を高くすることも可能となる。
請求項3は、前枠体と後枠体を同じ金型で成形することを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器の製造方法である。このようにすることで、金型の数が減り、金型の作製費用を低減することができる。
本発明の加熱調理器では、前枠体と後枠体の外形を1軸方向への曲げ加工のみで成形することで、成形不良低減と金型数減少による生産性向上が可能となり、金型の作製費用を低減することができる。また、プレート枠の4つの角部に樹脂部品を取り付けることで、外観を損なわずに寸法精度の高い丸み形状にすることができる。
一実施例の加熱調理器をシステムキッチンに組込んだ外観斜視図である。 図1の加熱調理器のプレート組の外観斜視図である。 図2のプレート枠を外したプレート組を下面から見た外観図である。 図4aは図2に示す前枠体を上面から見た外観図である。図4bは図4aに示す前枠体を右側面から見た外観図である。 図5aは、図2に示す後枠体を上面から見た外観図である。図5bは、図5aに示す後枠体を右側面から見た外観図である。 プレート枠と樹脂部品の取り付けを説明する図である。
以下、本発明の一実施例を図1から図6に従って説明する。
図1は、一実施例の加熱調理器であるクッキングヒータを、システムキッチン1に設置した状態の斜視図を示したものである。
図1において、1はシステムキッチン、2はクッキングヒータの本体で、図ではシステムキッチン1の天板1aに設けられた開口部からクッキングヒータの本体2を落とし込んで据え付けている状態を示す。3はこの本体2の上面部に配置されるプレートで、耐熱性が高いガラスで形成されている。4はプレート3の外周端面を保護するプレート枠である。6は被加熱物である鍋(図示無し)を載置する位置を示す載置部で、この載置部6のプレート3を挟んで前記鍋を誘導加熱する加熱コイルが設置されている。ちなみに、載置部6は、プレート3の上面手前の右に載置部右6a、左に載置部左6bが配置され、これら両載置部6a、6b間の奥(中央後部)に載置部中央6cが配置されている。
9はプレート3の前側に設けられた上面操作部で、前記鍋を加熱する加熱コイルの火力や加熱時間の設定を行う。10は上面操作部9の奥側に位置する上面表示部で、上面操作部9にて設定された情報の表示を行う。
7は本体2の後方の後枠体23に設けられた吸気口である。吸気口7は、本体2の内部に備わる加熱コイルや加熱コイルに電源を供給するインバータ基板、制御基板内の発熱する電子部品を冷却するのに使用される外気を吸引する。
8は本体2の後方の後枠体23に設けられた排気口である。排気口8は、吸気口7より吸気された外気が発熱部品である加熱コイルや電子部品を冷却した後の廃熱を本体2外に排出する。
11は魚や肉、ピザ等の被加熱物を焼くオーブンで、11aはオーブンのドアである。なお、オーブン11で発生した排熱も排気口8から排出される。5は主にオーブン11の調理条件を設定するために設けられた前面操作部である。
図1はキッチンに組込むビルトインタイプの説明であるが、キッチンの台上に設置する据置タイプもプレート3上に調理鍋を載置して加熱し、オーブン11で魚等の非加熱物を焼く構造である。
本発明は、ビルトインタイプ、据置タイプいずれについても適用可能であるが、本実施例では、据置タイプのプレート組で説明する。
図2は据置タイプのプレート組14の外観斜視図である。本体2の上面開口部に配置されるプレート組14は、プレート3と、プレート3の外周を保護するプレート枠4と、プレート3の下面を保持する保持部材15(図3)と、プレート3の下面に保持される操作表示基板ユニット17とで構成される。
プレート枠4は、プレート3の左右の辺を保護する横枠体21と、プレート3の前辺を保護する前枠体22と、プレート3の後辺を保護する後枠体23と、プレート3の前辺の左右角部を保護する角枠体前24と、プレート3の後辺の左右角部を保護する角枠体後25とで構成される。ここで、横枠体21と角枠体前24、角枠体後25は、プレート3の右側の辺を保護する右用と、プレート3の左側の辺を保護する左用があるが、ここでは、それぞれ同一番号で図示し、説明する。
図3は、図2のプレート組14からプレート枠4を取り外した時の下面から見た外観図である。プレート3の下面にはプレート3を保持する保持部材15が配置され、保持部材15の手前側の下面には、操作表示基板ユニット17が配置される。
また、角枠体前24と角枠体後25は、樹脂部品26であり、横枠体21と前枠体22と後枠体23、保持部材15は鋼板より加工して作製したものである。樹脂部品26(24、25)以外は、プレート3とネジ(図示せず)やシリコン等の接着剤(図示せず)で取り付けている。
図4は、前枠体22を示し、図4aは上面から見た外観図、図4bは右側面から見た外観図である。
図5は、後枠体23を示し、図5aは上面から見た外観図、図5bは右側面から見た外観図である。
前枠体22と後枠体23は両方とも外形をx軸方向に沿って曲げ加工し、成形される。その為、1軸方向への曲げ加工のみで外形を成形している。従来は、x軸方向だけでなく、z軸やy軸方向に沿っても曲げる2軸以上の曲げ加工工程があった。
本発明では、1軸方向への単純な曲げ加工工程のみで成形される為、金型における加工の工程数がラインペーサーの6工程+単発のロボットライン1工程からラインペーサーの6工程のみで終了し、金型1個分の作成費用と単発ロボットラインへ移動させる人件費や時間が低減できる。
また、2軸以上の曲げ加工は、1軸方向への曲げ加工のみの場合に比べて、加工が難しいため、しわやひずみ、割れのような成形不良が発生しやすい。これに対し本発明の1軸方向への曲げ加工のみの構成を採用することで成形不良の低減が可能となり、生産効率が向上する。
なお、前枠体22と後枠体23は同じ金型で各1個ずつ同時に成形し、金型作製費用の低減が可能である。また、プレート組14には各1個ずつ使用する為、どちらか一方のみ大量生産してしまうことがなく、管理がしやすいというメリットもある。
なお、図5に示す吸気及び排気に使用する後枠体23の開口部23aは、バーリング加工によってフランジ23bを立てている。抜き穴にしてしまうと、使用者が開口部23aの端部に触れて怪我をしてしまう可能性があるが、フランジ23bを立てることにより端部が本体2内部側に入り、手が触れにくく怪我をしにくい構造としている。
従来は前枠体22や後枠体23の左右の角部の丸みを2軸以上の曲げ加工によって成形していたため、寸法誤差が大きくなることが多かったが、左右の角部に樹脂部品26(図2)を用いることで角部の丸みを寸法精度良く成形することができる。また、前枠体22や後枠体23と同系色に調色することで外観を損なわない仕様とすることができる。なお、樹脂部品26はツメ等を用いて前枠体22や後枠体23、保持部材15に取り付ける。
図6を用いて、本体2の右側に取り付く角枠体前24を例に説明する。角枠体前24は、リブ24aを横枠体21の内側に挿入後、リブ24aの根元を起点にツメ24b側を挿入して取り付ける。この時、角枠体前24には24bと24cのツメがあり、保持部材15の穴部である15a、15bにそれぞれ取付けられる。ツメ24bとツメ24cは、取り付ける際にしなるようになっており、取り付け完了の位置になるとしなっていた部分は元の状態に戻ってツメが引っかかり、容易に外れないようになる。また、24dのリブが保持部材15と前枠体22の隙間に入り、隙間を埋める為、取付け後は、上下に動きにくい構造となっている。
角枠体後25も同様にツメ等を用いて取り付けており、両方ともネジ等の固定用部品が不要となるため、作業効率が良い。また、鋼板に比べて柔らかい為、使用者が手等をぶつけた時の衝撃も多少緩和される。
本実施例では、据置タイプのプレート組で説明したが、図1に示すビルトインタイプや卓上IHのようなものでも同様の構造としても良い。
以上、本実施例によれば、前枠体22と後枠体23の外形を1軸方向への曲げ加工のみで成形することで、成形不良低減と金型数減少により生産性が向上し、金型の作製費用を低減することができる。また、プレート枠4の4つの角部に樹脂部品26を取り付けることで、外観を損なわずに寸法精度の高い丸み形状があるプレート枠4を実現できる。
2・・・本体、3・・・プレート、4・・・プレート枠、22・・・前枠体、23・・・後枠体、26・・・樹脂部品

Claims (3)

  1. 本体と、該本体の上面に設けられた被加熱物を載置するプレートと、該プレートの外周を保護するプレート枠と、を備えた加熱調理器において、
    該プレート枠は加熱調理器の前方に位置する前枠体と後方に位置する後枠体を有し、
    前記前枠体及び前記後枠体は一軸方向への曲げ加工のみで成形されていることを特徴とする、加熱調理器。
  2. 前記プレート枠の4つの角部に、樹脂部材により成る角枠部材を有することを特徴とする、請求項1の加熱調理器。
  3. 前記前枠体と前記後枠体を同じ金型で成形することを特徴とする、請求項1又は2に記載の加熱調理器の製造方法。
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