JP2019149337A - 複合コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のコンタクトピン及びフェルールを一体として装着する際に、コンタクトピンの短絡及び光ファイバの損傷を防止することが可能な複合コネクタ装置を提供する。【解決手段】複合ケーブルの外皮に収容された複数の電線の先端に半田付けされる複数のコンタクトピンと、前記外皮に前記複数の電線とともに収容された光ファイバの先端に接続されるフェルールと、が一体に装着される複合コネクタ装置であって、前記複数のコンタクトピンが挿入配置される複数の第1溝と、前記光ファイバが挿入配置される第2溝と、を有する第1インシュレータと、前記複数のコンタクトピンが挿入される複数の第1孔と、前記フェルールが挿入される第2孔と、を有し、前記第1インシュレータに装着される第2インシュレータと、前記フェルールに対して前記第1インシュレータから前記第2インシュレータへ向かう弾性力を付与する弾性部材と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、複合コネクタ装置に関する。
例えば、複合ケーブルの外皮に収容された複数のメタル心線(電線)の先端にそれぞれ半田付けされる複数のコンタクトピンと、外皮に複数のメタル心線とともに収容された光ファイバの先端に接続されるフェルールと、が一体に装着される複合コネクタ装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−257432号公報
複合コネクタ装置を作製する場合、複合コネクタ装置を構成する一部の部品であるインシュレータに対して複数のコンタクトピン及びフェルールを装着した後、フェルールを光ファイバの先端に接続するとともに複数のコンタクトピンを複数のメタル心線の先端にそれぞれ半田付けするのが一般的である。
しかし、インシュレータは極小部品であるので、インシュレータに装着された状態におけるコンタクトピンとフェルールとの間の距離や隣り合う2個のコンタクトピンの間の距離は極めて短くなっている。そのため、コンタクトピンをメタル心線の先端に半田付けする際に、隣り合う2個のコンタクトピンを短絡させてしまう虞や、光ファイバに熱損傷を与えてしまう虞があった。
そこで、本発明は、複数のコンタクトピン及びフェルールを一体として装着する際に、コンタクトピンの短絡及び光ファイバの損傷を防止することが可能な複合コネクタ装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本発明は、複合ケーブルの外皮に収容された複数の電線の先端にそれぞれ半田付けされる複数のコンタクトピンと、前記外皮に前記複数の電線とともに収容された光ファイバの先端に接続されるフェルールと、が一体に装着される複合コネクタ装置であって、軸方向に沿って外周面から窪むとともに外周方向に並んで形成され、前記複数のコンタクトピンがそれぞれ挿入配置される複数の第1溝と、前記軸方向に沿って前記外周面から窪んで形成され、前記光ファイバが挿入配置される第2溝と、を有する第1インシュレータと、前記複数のコンタクトピン及び前記フェルールが所定の配置関係を保持するように、前記複数のコンタクトピンがそれぞれ挿入される複数の第1孔と、前記フェルールが挿入される第2孔と、を有し、前記第1インシュレータに装着される第2インシュレータと、前記第1インシュレータと前記第2インシュレータとの間に介在し、前記フェルールに対して前記第1インシュレータから前記第2インシュレータへ向かう弾性力を付与する弾性部材と、を備える。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、複数のコンタクトピン及びフェルールを一体に装着する際に、コンタクトピンの短絡及び光ファイバの損傷を防止し、作業性を向上させることが可能となる。
本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置を示す斜視図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置の差込口を示す平面図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置に用いられる装着体を示す斜視図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置に用いられる装着体を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第1インシュレータを示す斜視図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第1インシュレータを示す平面図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第2インシュレータを示す斜視図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第2インシュレータを示す平面図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスペーサーを示す斜視図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスペーサーを示す平面図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスリーブを示す斜視図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスリーブを示す平面図である。 本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置に用いられる複合ケーブルの一例を示す斜視図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置を示す斜視図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置の差込口を示す平面図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置に用いられる装着体を示す斜視図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置に用いられる装着体を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第1インシュレータを示す斜視図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第1インシュレータを示す平面図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第2インシュレータを示す斜視図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第2インシュレータを示す平面図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスペーサーを示す斜視図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスペーサーを示す平面図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスリーブを示す斜視図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスリーブを示す平面図である。 本実施形態に係るプラグ側及びレセプタクル側の複合コネクタ装置を結合する前の状態を示す斜視図である。 本実施形態に係るプラグ側及びレセプタクル側の複合コネクタ装置を結合した後の状態を示す斜視図である。 本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置に用いられるメタル心線及び光ファイバの一例を示す斜視図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
本発明の技術的特徴は、プラグ側及びレセプタクル側の双方の複合コネクタ装置に採用することが可能である。以下、プラグ側及びレセプタクル側の複合コネクタ装置について順に説明する。
===プラグ側の複合コネクタ装置===
図1は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置を示す分解斜視図である。図3は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置の差込口を示す平面図である。図4は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置に用いられる装着体を示す斜視図である。図5は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置に用いられる装着体を示す分解斜視図である。図6は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第1インシュレータを示す斜視図である。図7は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第1インシュレータを示す平面図である。図8は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第2インシュレータを示す斜視図である。図9は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第2インシュレータを示す平面図である。図10は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスペーサーを示す斜視図である。図11は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスペーサーを示す平面図である。図12は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスリーブを示す斜視図である。図13は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスリーブを示す平面図である。図14は、本実施形態に係るプラグ側の複合コネクタ装置に用いられる複合ケーブルの一例を示す斜視図である。
先ず、本実施形態でプラグ側の複合コネクタ装置1に用いられる複合ケーブル100は、例えば、6本のメタル心線101A〜101Fと、光ファイバ102と、メタル心線101A〜101Fが光ファイバ102を取り囲むようにメタル心線101A〜101F及び光ファイバ102が束ねて収容される絶縁性の外皮103と、を含んで構成されている。尚、本実施形態において、説明の便宜上、光ファイバ102は、複数の光ファイバ素線を平行に並べて紫外線硬化型樹脂等で被覆した1本の光ファイバテープ心線のことを指している。外皮103の先端部分は、メタル心線101A〜101F及び光ファイバ102が露出するように予め剥離されている。後述するレセプタクル側の複合コネクタ装置2には、6個の雌型コンタクトピンが配置されている。6個の雄型コンタクトピン104A〜104Fは、電気信号を伝送するためのピンであって、6個の雌型コンタクトピンにそれぞれ嵌入されて接触することによって、6個の雌型コンタクトピンとそれぞれ電気的に接続される。そして、雄型コンタクトピン104A〜104Fは、プラグ側の複合コネクタ装置1に装着される前に、メタル心線101A〜101Fの先端にそれぞれ半田付けされる。一方、後述するレセプタクル側の複合コネクタ装置2には、位置決め突片を有する雄型フェルールが配置されている。雌型フェルール105は、位置決め孔1051,1052を有し、光信号を伝送するためのハウジングである。雄型フェルールの位置決め突片が雌型フェルール105の位置決め孔1051,1052に嵌入されると、雄型フェルールの端面及び雌型フェルール105の端面が重なり合って雄型フェルールの信号孔及び雌型フェルール105の信号孔1053が一致し、光信号の伝送が可能となる。尚、雌型フェルール105は、プラグ側の複合コネクタ装置1に装着される前に、光ファイバ102の先端に接続される。このように、雄型コンタクトピン104A〜104F及び雌型フェルール105は、複合コネクタ装置1に装着する前に、複合ケーブル100に接続された状態になっている。
複合コネクタ装置1は、装着体10、収容ケース20,30、結合リング40を含んで構成されている。
装着体10は、6本のメタル心線101A〜101Fに予め半田付けされた6個の雄型コンタクトピン104A〜104Fと、光ファイバ102に予め接続された雌型フェルール105と、が一体となって装着される円柱形状を呈する組立体である。尚、装着体10の詳細については後述する。
収容ケース20は、複合ケーブル100が挿入される円筒形状を呈する金属ケースである。雄型コンタクトピン104A〜104F及び雌型フェルール105は、雄型コンタクトピン104A〜104F及び雌型フェルール105が露出するように複合ケーブル100が収容ケース20に挿入された後、装着体10に装着される。装着体10の複合ケーブル100に向かう側の一部は収容ケース20内に挿入され、このとき、装着体10における複合ケーブル100側の端面が収容ケース20の内壁から突出する段差面(不図示)に当接することによって、装着体10は収容ケース20内の所定位置に位置決めされる。
収容ケース30は、収容ケース20から露出する装着体10が挿入される円筒形状を呈する金属ケースである。収容ケース20は収容ケース30と結合するための雌螺子21を有し、一方、収容ケース30は収容ケース20と結合するための雄螺子31を有している。そして、収容ケース20,30は、雌螺子21と雄螺子31を螺合することによって一体に結合される。このとき、装着体10における複合ケーブル100とは反対側の端面が収容ケース30の内壁から突出する段差面(不図示)に当接することによって、装着体10は収容ケース30内の所定位置に位置決めされる。これによって、装着体10は、収容ケース20,30内に安定的に保持されることとなる。
結合リング40は、プラグ側の複合コネクタ装置1をレセプタクル側の複合コネクタ装置2と一体に結合するための円筒形状を呈する金属リングである。結合リング40は、収容ケース20,30を一体に結合する前に、収容ケース20の周囲に回転自在に配置されるように挿入される。このとき、結合リング40の内壁から突出する段差面(不図示)が収容ケース20の端面に当接することによって、結合リング40は収容ケース20側への移動を規制される。結合リング40は、複合コネクタ装置1,2を結合するために、内壁に形成される案内溝41と、内壁と外壁との間を貫通するように形成される係合孔42と、を有している。尚、案内溝41及び係合孔42の詳細については後述する。
<<装着体>>
装着体10は、第1インシュレータ11、第2インシュレータ12、コイルバネ13,14、スペーサー15、スリーブ16を含んで構成されている。
<第1インシュレータ>
第1インシュレータ11は、6本のメタル心線101A〜101Fにそれぞれ半田付けされた状態の6個の雄型コンタクトピン104A〜104Fと、雌型フェルール105が接続された状態の光ファイバ102と、が挿入配置される樹脂部材である。第1インシュレータ11は、実質的に円柱形状を呈し、雄型コンタクトピン104A〜104Fがそれぞれ挿入配置される第1溝111A〜111Fと、光ファイバ102が挿入配置される第2溝112と、コイルバネ13,14が配置される第3溝113と、コイルバネ13,14の一端がそれぞれ嵌入される第1嵌入孔114,115と、を有する。
第1溝111A〜111Cは、第1インシュレータ11の一方の半周面に形成される溝であって、第1インシュレータ11の軸方向に沿って外周面から半円筒形状を呈するように窪んで形成されるとともに、第1インシュレータ11の外周方向に並んで形成されている。同様に、第1溝111D〜111Fは、第1インシュレータ11の他方の半周面に第1溝111A〜111Cとは対称的に形成される溝であって、第1インシュレータ11の軸方向に沿って外周面から半円筒形状を呈するように窪んで形成されるとともに、第1インシュレータ11の外周方向に並んで形成されている。
雄型コンタクトピン104A〜104Fは、雌型コンタクトピンに嵌入される嵌入部1041と、嵌入部1041の径よりも大きい径を有し、嵌入部1041に連続する大径部1042と、大径部1042の径よりも小さい径を有し、大径部1042に連続する小径部1043と、小径部1043の径よりも大きい径を有し、小径部1043に連続する大径部1044と、大径部1044の径よりも小さい径を有し、大径部1044に連続する小径部1045と、小径部1045の径よりも大きい径を有し、小径部1045に連続する大径部1046と、を有している。一方、第1溝111A〜111Fは、雄型コンタクトピン104A〜104Fの大径部1044がそれぞれ挿入される大径部1111と、大径部1111の径よりも小さい径を有するとともに大径部1111に連続し、雄型コンタクトピン104A〜104Fの小径部1045がそれぞれ挿入される小径部1112と、小径部1112の径よりも大きい径を有するとともに小径部1112に連続し、雄型コンタクトピン104A〜104Fの大径部1046及びメタル心線101A〜101Fの先端がそれぞれ挿入される大径部1113と、を有している。そして、雄型コンタクトピン104A〜104Fを第1溝111A〜111Fにそれぞれ挿入すると、雄型コンタクトピン104A〜104Fの大径部1044及び小径部1045の接続部分に形成される段差が第1溝111A〜111Fの大径部1111及び小径部1112の接続部分に形成される段差にそれぞれ係合するため、雄型コンタクトピン104A〜104Fの第1溝111A〜111Fに沿う複合ケーブル100側への移動は規制される。又、雄型コンタクトピン104A〜104Fの嵌入部1041及び大径部1042の接続部分に形成される段差によって、雄型コンタクトピン104A〜104Fのレセプタクル側となる複合コネクタ装置2側への移動は規制される。
第2溝112は、第1インシュレータ11の軸方向に沿って第1インシュレータ11の双方の半周面が接する一方の境界から中心付近まで窪んで形成されるスリット形状を呈する溝であって、第1溝111A〜111Cと第1溝111D〜111Fとを隔てるように形成されている。
第3溝113は、第1インシュレータ11の複合ケーブル100に向かう側とは反対側において、第1インシュレータ11の軸方向に沿って第1インシュレータ11の双方の半周面が接する双方の境界を通るように窪んで形成される溝であって、第1溝111A〜111Cと第1溝111D〜111Fとを隔てるように形成されている。
第1嵌入孔114,115は、第3溝113の複合ケーブル100に向かう側の面に形成される円柱形状を呈する孔であって、第1インシュレータ11の外周面側に離れて形成されている。
<第2インシュレータ>
第2インシュレータ12は、第1インシュレータ11の第1溝111A〜111Fに挿入配置された雄型コンタクトピン104A〜104Fと、第1インシュレータ11の第2溝112に挿入配置された光ファイバ102と、光ファイバ102の先端に接続された雌型フェルール105と、を装着体10内に安定的に収容するために、第1インシュレータ11に装着される樹脂部材である。第2インシュレータ12は、実質的に円柱形状を呈し、雄型コンタクトピン104A〜104Fの先端(嵌入部1041)がそれぞれ挿入される第1孔121A〜121Fと、雌型フェルール105の先端が挿入される第2孔122と、係合爪123,124と、を有する。
第1孔121A〜121Fは、雄型コンタクトピン104A〜104Fが安定的に挿入されるように、第1インシュレータ11に形成された第1溝111A〜111Fと対応する位置に形成されている。第2孔122は、スペーサー15に載置された雌型フェルール105が安定的に挿入されるように、第1孔121A〜121Fで取り囲まれる位置の中央に形成されている。そして、雄型コンタクトピン104A〜104Fが第1孔121A〜121Fにそれぞれ挿入されると、雄型コンタクトピン104A〜104Fの先端は円の軌跡上に一定の間隔を置いて露出し、雌型フェルール105が第2孔122に挿入されると、雌型フェルール105の先端は円の軌跡の中央に露出することとなる。
第1インシュレータ11は、第1インシュレータ11の複合ケーブル100に向かう側とは反対側の外周面に段差116,117を有している。係合爪123,124が段差116,117にそれぞれ係合することによって、第2インシュレータ12は第1インシュレータ11に装着される。
<スペーサー>
スペーサー15は、コイルバネ13,14とともに第1インシュレータ11と第2インシュレータ12との間に介在し、雌型フェルール105に対して第1インシュレータ11から第2インシュレータ12への方向の弾性力を付与する樹脂部材である。スペーサー15は、コイルバネ13,14の他端がそれぞれ嵌入される第2嵌入孔151,152と、第1インシュレータ11の第2溝112に挿入配置された状態の光ファイバ102が挿入配置される第4溝153と、雌型フェルール105が載置される端面154と、を有している。
第2嵌入孔151,152は、コイルバネ13,14が安定的に嵌入されるように、スペーサー15の第1インシュレータ11に向かう側の面において、第1嵌入孔114,115と対応する位置に形成されている。
第4溝153は、第2嵌入孔151,152に挟まれるとともに第1インシュレータ11と第2インシュレータ12との間を連続的に窪んで形成されている。第4溝153は、光ファイバ102が接続される雌型フェルール105の突起1055が安定的に配置され、更に、光ファイバ102が安定的に配置されるように、突起1055の幅よりも広い幅を有している。
端面154は、スペーサー15の第2嵌入孔151,152が形成される面とは反対側の面である。
<スリーブ>
雄型コンタクトピン104A〜104Fは、第1インシュレータ11の第1溝111A〜111F内にそれぞれ配置されたとしても露出したままの状態である。そのため、雄型コンタクトピン104A〜104Fは、外的要因によって短絡や損傷を生じる虞がある。スリーブ16は、雄型コンタクトピン104A〜104Fを覆うように第1インシュレータ11に装着される絶縁部材である。第1インシュレータ11は、第1インシュレータ11の複合ケーブル100に向かう側の外周面に段差118を有している。スリーブ16は、段差118に嵌入するリング161と、雄型コンタクトピン104A〜104Cを覆うアーム162と、雄型コンタクトピン104D〜104Fを覆うアーム163と、を有している。アーム162,163は、雄型コンタクトピン104A〜104Fを覆うように、リング161から第1インシュレータ11に向かって延びている。
<<装着体の組立方法>>
先ず、複合ケーブル100を収容ケース20に挿入し、複合ケーブル100の先端部分に露出しているメタル心線101A〜101F及び光ファイバ102を収容ケース20から引き出す。尚、装着体10の完成後、複合ケーブル100の装着体10とは反対側の先端を収容ケース20に挿入するようにしてもよい。
次に、雄型コンタクトピン104A〜104Fをメタル心線101A〜101Fにそれぞれ半田付けするとともに、光ファイバ102を雌型フェルール105に接続する。このとき、雄型コンタクトピン104A〜104Fは第1インシュレータ11に配置されていないフリーな状態であるため、雄型コンタクトピン104A〜104Fをメタル心線101A〜101Fに1本ずつ近づけながら半田付けすることによって、雄型コンタクトピン104A〜104Fの短絡や光ファイバ102の熱損傷を防止することが可能になる。
次に、雄型コンタクトピン104A〜104F及び雌型フェルール105が接続された複合ケーブル100をスリーブ16に挿入する。
次に、光ファイバ102を第1インシュレータ11の第2溝112に挿入し、続けて、雄型コンタクトピン104A〜104Fを第1インシュレータ11の第1溝111A〜111Fにそれぞれ挿入する。
次に、コイルバネ13,14の一端を第1インシュレータ11の第1嵌入孔114,115にそれぞれ嵌入し、続けて、光ファイバ102をスペーサー15の第4溝153に挿入しながら、コイルバネ13,14の他端をスペーサー15の第2嵌入孔151,152にそれぞれ嵌入する。つまり、コイルバネ13,14を第1嵌入孔114,115及び第2嵌入孔151,152によって支持する。
次に、光ファイバ102をスペーサー15の第4溝153に挿入した状態のまま、雌型フェルール105をスペーサー15の端面154に載置する。
次に、雄型コンタクトピン104A〜104Fの先端を第2インシュレータ12の第1孔121A〜121Fに挿入するとともに、雌型フェルール105の先端を第2インシュレータ12の第2孔122に挿入し、コイルバネ13,14の弾性力に抗して雌型フェルール105の段差1054を押圧しながら、第2インシュレータ12の係合爪123,124を第1インシュレータ11の段差116,117にそれぞれ係合させる。つまり、第2インシュレータ12を第1インシュレータ11に装着する。これによって、雄型コンタクトピン104A〜104Fが雌型コンタクトピンと電気的に接続されるように、雄型コンタクトピン104A〜104Fの嵌入部1041は第1孔121A〜121Fからそれぞれ露出し、一方、雌型フェルール105がコイルバネ13,14によって第1インシュレータ11から第2インシュレータ12へ向かう弾性力を付与されつつ、雌型フェルール105が雄型フェルールに光信号を送信することができるように、雌型フェルール105の端面(位置決め孔1051,1052及び信号孔1053)は第2孔122から露出する。
次に、スリーブ16の一方のアーム162が雄型コンタクトピン104A〜104Cを覆うとともに、スリーブ16の他方のアーム163が雄型コンタクトピン104D〜104Fを覆うように、スリーブ16のリング161を第1インシュレータ11の段差118に嵌入する。このようにして、装着体10の組み立ては完了する。
そして、上記のように構成される装着体10を採用することによって、雄型コンタクトピン104A〜104Fで形成される円の軌跡の径φ(雄型コンタクトピン104A,104D間の距離、雄型コンタクトピン104B,104E間の距離、雄型コンタクトピン104C,104F間の距離)が6〜8mmの短い径となるように、装着体10を小型に設計することが可能となる。
<<複合コネクタ装置の組立方法>>
先ず、装着体10の組み立てが完了したら、収容ケース30を結合リング40に挿入する。
次に、装着体10を収容ケース30に収容する。このとき、第2インシュレータ12の外周に形成される窪み125が収容ケース30の内壁から突出する突起(不図示)に嵌合し、更に、装着体10における複合ケーブル100とは反対側の端面が収容ケース30の内壁から突出する段差面(不図示)に当接することによって、装着体10は収容ケース30内の所定位置に位置決めされる。
次に、装着体10が接続されている複合ケーブル100を収容ケース20に挿入し、収容ケース20の雌螺子21及び収容ケース30の雄螺子31を螺合し、収容ケース20,30を一体に結合する。このとき、装着体10における複合ケーブル100側の端面が収容ケース20の内壁から突出する段差面(不図示)に当接することによって、装着体10は収容ケース20内の所定位置に位置決めされる。これによって、装着体10は、収容ケース20,30内に安定的に保持される。又、結合リング40の収容ケース30側への移動は、複合コネクタ装置1,2を結合するために要する一定距離に制限される。このようにして、複合コネクタ装置1の組み立ては完了する。
===レセプタクル側の複合コネクタ装置===
図15は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置を示す斜視図である。図16は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置を示す分解斜視図である。図17は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置の差込口を示す平面図である。図18は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置に用いられる装着体を示す斜視図である。図19は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置に用いられる装着体を示す分解斜視図である。図20は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第1インシュレータを示す斜視図である。図21は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第1インシュレータを示す平面図である。図22は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第2インシュレータを示す斜視図である。図23は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられる第2インシュレータを示す平面図である。図24は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスペーサーを示す斜視図である。図25は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスペーサーを示す平面図である。図26は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスリーブを示す斜視図である。図27は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置において、装着体に用いられるスリーブを示す平面図である。図28は、本実施形態に係るプラグ側及びレセプタクル側の複合コネクタ装置を結合する前の状態を示す斜視図である。図29は、本実施形態に係るプラグ側及びレセプタクル側の複合コネクタ装置を結合した後の状態を示す斜視図である。図30は、本実施形態に係るレセプタクル側の複合コネクタ装置に用いられるメタル心線及び光ファイバの一例を示す斜視図である。
先ず、本実施形態において、レセプタクル側の複合コネクタ装置2には、プラグ側の複合コネクタ装置1に用いられる6本のメタル心線101A〜101Fとの間で電気信号の伝送路を形成する6本のメタル心線201A〜201Fと、プラグ側の複合コネクタ装置1に用いられる光ファイバ102との間で光信号の伝送路を形成する光ファイバ202と、が用いられる。6個の雌型コンタクトピン204A〜204Fは、電気信号を伝送するためのピンであって、6個の雄型コンタクトピン104A〜104Fにそれぞれ嵌入して接触することによって、6個の雄型コンタクトピン104A〜104Fとそれぞれ電気的に接続される。そして、雌型コンタクトピン204A〜204Fは、レセプタクル側の複合コネクタ装置2に装着される前に、メタル心線201A〜201Fの先端にそれぞれ半田付けされる。雄型フェルール205は、位置決め突片2051,2052を有し、光信号を伝送するためのハウジングである。雄型フェルール205の位置決め突片2051,2052が雌型フェルール105の位置決め孔1051,1052に嵌入されると、雄型フェルール205の端面及び雌型フェルール105の端面が重なり合って雄型フェルール205の信号孔2053及び雌型フェルール105の信号孔1053が一致し、光信号の伝送が可能となる。そして、雄型フェルール205は、レセプタクル側の複合コネクタ装置2に装着される前に、光ファイバ202の先端に接続される。
複合コネクタ装置2は、装着体50、収容ケース60,70を含んで構成されている。
装着体50は、6本のメタル心線201A〜201Fに予め半田付けされた6個の雌型コンタクトピン204A〜204Fと、光ファイバ202に予め接続された雄型フェルール205と、が一体となって装着される円柱形状を呈する組立体である。尚、装着体50の詳細については後述する。
収容ケース60は、メタル心線201A〜201F及び光ファイバ202が挿入される円筒形状を呈する金属ケースである。雌型コンタクトピン204A〜204F及び雄型フェルール205は、雌型コンタクトピン204A〜204Fが露出するようにメタル心線201A〜201Fが収容ケース60に挿入されるとともに、雄型フェルール205が露出するように光ファイバ202が収容ケース60に挿入された後、装着体50に装着される。装着体50のメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202に向かう側の一部は収容ケース60内に挿入され、このとき、装着体50におけるメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202側の端面が収容ケース60の内壁から突出する段差面(不図示)に当接することによって、装着体50は収容ケース60内の所定位置に位置決めされる。
収容ケース70は、収容ケース60から露出する装着体50が挿入される円筒形状を呈する金属ケースである。収容ケース60は収容ケース70と結合するための雌螺子61を有し、収容ケース70は収容ケース60と結合するための雄螺子71を有している。そして、収容ケース60,70は、雌螺子61と雄螺子71を螺合することによって一体に結合される。このとき、装着体50におけるメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202とは反対側の端面が収容ケース70の内壁から突出する段差面(不図示)に当接することによって、装着体50は収容ケース70内の所定位置に位置決めされる。これによって、装着体50は、収容ケース60,70内に安定的に保持されることとなる。収容ケース70は、結合リング40を回転させることによって、結合リング40の内壁に形成されている案内溝41を案内され、最後に結合リング40の内壁と外壁との間を貫通する係合孔42に係合する係合片72を有している。更に、収容ケース70は、複合型コネクタ装置2を機器のパネル(不図示)に固定するためのフランジ73を有している。尚、係合片72については後述する。
<<装着体>>
装着体50は、第1インシュレータ51、第2インシュレータ52、コイルバネ53,54、スペーサー55、スリーブ56を含んで構成されている。尚、本実施形態において、装着体50を構成する部品のうち第2インシュレータ52を除く部品は、装着体10を構成する部品と同一の部品である。
<第1インシュレータ>
第1インシュレータ51は、6本のメタル心線201A〜201Fにそれぞれ半田付けされた状態の6個の雌型コンタクトピン204A〜204Fと、雄型フェルール205が接続された状態の光ファイバ202と、が挿入配置される樹脂部材である。第1インシュレータ51は、実質的に円柱形状を呈し、雌型コンタクトピン204A〜204Fがそれぞれ挿入配置される第1溝511A〜511Fと、光ファイバ202が挿入配置される第2溝512と、コイルバネ53,54が配置される第3溝513と、コイルバネ53,54の一端がそれぞれ嵌入される第1嵌入孔514,515と、を有する。
第1溝511A〜511Cは、第1インシュレータ51の一方の半周面に形成される溝であって、第1インシュレータ51の軸方向に沿って外周面から半円筒形状を呈するように窪んで形成されるとともに、第1インシュレータ51の外周方向に並んで形成されている。同様に、第1溝511D〜511Fは、第1インシュレータ51の他方の半周面に第1溝511A〜511Cとは対称的に形成される溝であって、第1インシュレータ51の軸方向に沿って外周面から半円筒形状を呈するように窪んで形成されるとともに、第1インシュレータ51の外周方向に並んで形成されている。
雌型コンタクトピン204A〜204Fは、雄型コンタクトピン104A〜104Fが嵌入される嵌入部2041と、嵌入部2041の径よりも大きい径を有し、嵌入部2041に連続する大径部2042と、大径部2042の径よりも小さい径を有し、大径部2042に連続する小径部2043と、小径部2043の径よりも大きい径を有し、小径部2043に連続する大径部2044と、を有している。一方、第1溝511A〜511Fは、雌型コンタクトピン204A〜204Fの小径部2043がそれぞれ挿入される小径部5111と、小径部5111の径よりも大きい径を有するとともに小径部5111に連続し、雌型コンタクトピン204A〜204Fの大径部2044及びメタル心線201A〜201Fの先端がそれぞれ挿入される大径部5112と、を有している。そして、雌型コンタクトピン204A〜204Fを第1溝511A〜511Fにそれぞれ挿入すると、雌型コンタクトピン204A〜204Fの大径部2042,2044及び小径部2043の接続部分に形成される段差が第1溝511A〜511Fの小径部5111及び大径部5112の接続部分に形成される段差にそれぞれ係合するため、雌型コンタクトピン204A〜204Fの第1溝511A〜511Fに沿う方向への移動は規制される。
第2溝512は、第1インシュレータ51の軸方向に沿って第1インシュレータ51の双方の半周面が接する一方の境界から中心付近まで窪んで形成されるスリット形状を呈する溝であって、第1溝511A〜511Cと第1溝511D〜511Fとを隔てるように形成されている。
第3溝513は、第1インシュレータ51のメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202に向かう側とは反対側において、第1インシュレータ51の軸方向に沿って第1インシュレータ51の双方の半周面が接する双方の境界を通るように窪んで形成される溝であって、第1溝511A〜511Cと第1溝511D〜511Fとを隔てるように形成されている。
第1嵌入孔514,515は、第3溝513のメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202に向かう側の面に形成される円柱形状を呈する孔であって、第1インシュレータ51の外周面側に離れて形成されている。
<第2インシュレータ>
第2インシュレータ52は、第1インシュレータ51の第1溝511A〜511Fに挿入配置された雌型コンタクトピン204A〜204Fと、第1インシュレータ51の第2溝512に挿入配置された光ファイバ202と、光ファイバ202の先端に接続された雄型フェルール205と、を装着体50内に安定的に収容するために、第1インシュレータ51に装着される樹脂部材である。第2インシュレータ52は、実質的に円柱形状を呈し、雌型コンタクトピン204A〜204Fの先端(嵌入部2041)がそれぞれ挿入される第1孔521A〜521Fと、雄型フェルール205の先端が挿入される第2孔522と、係合爪523,524と、を有する。
第2インシュレータ52の軸方向に沿う長さは、複合コネクタ装置1,2を結合する際に、雄型コンタクトピン104A〜104Fの先端及び雌型フェルール105の先端が装着体50内に挿入されて保持されるように、プラグ側の複合コネクタ装置1を構成する第2インシュレータ12の軸方向に沿う長さよりも長く設計されている。
第1孔521A〜521Fは、雌型コンタクトピン204A〜204Fが安定的に挿入されるように、第1インシュレータ51に形成された第1溝511A〜511Fと対応する位置に形成されている。第2孔522は、スペーサー55に載置された雄型フェルール205が安定的に挿入されるように、第1孔521A〜521Fで取り囲まれる位置の中央に形成されている。そして、雌型コンタクトピン204A〜204Fが第1孔521A〜521Fにそれぞれ挿入されると、雌型コンタクトピン204A〜204Fの先端は円の軌跡上に一定の間隔を置いて現れるが、第1孔521A〜521Fから露出せずに奥まった位置に保持される。一方、雄型フェルール205が第2孔522に挿入されると、雄型フェルール205の先端は円の軌跡の中央に現れるが、第2孔522から露出せずに奥まった位置に保持される。
第1インシュレータ51は、第1インシュレータ51のメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202に向かう側とは反対側の外周面に段差516,517を有している。係合爪523,524が段差516,517にそれぞれ係合することによって、第2インシュレータ52は第1インシュレータ51に装着される。
<スペーサー>
スペーサー55は、コイルバネ53,54とともに第1インシュレータ51と第2インシュレータ52との間に介在し、雄型フェルール205に対して第1インシュレータ51から第2インシュレータ52への方向の弾性力を付与する樹脂部材である。スペーサー55は、コイルバネ53,54の他端がそれぞれ嵌入される第2嵌入孔551,552と、第1インシュレータ51の第2溝512に挿入配置された状態の光ファイバ202が挿入配置される第4溝553と、雄型フェルール205が載置される端面554と、を有している。
第2嵌入孔551,552は、コイルバネ53,54が安定的に嵌入されるように、スペーサー55の第1インシュレータ51に向かう側の面において、第1嵌入孔514,515と対応する位置に形成されている。
第4溝553は、第2嵌入孔551,552に挟まれるとともに第1インシュレータ51と第2インシュレータ52との間を連続的に窪んで形成されている。第4溝553は、光ファイバ202が接続される雄型フェルール205の突起2055が安定的に配置され、更に、光ファイバ202が安定的に配置されるように、突起2055の幅よりも広い幅を有している。
端面554は、スペーサー55の第2嵌入孔551,552が形成される面とは反対側の面である。
<スリーブ>
雌型コンタクトピン204A〜204Fは、第1インシュレータ51の第1溝511A〜511F内にそれぞれ配置されたとしても露出したままの状態である。そのため、雌型コンタクトピン204A〜204Fは、外的要因によって短絡や損傷を生じる虞がある。スリーブ56は、雌型コンタクトピン204A〜204Fを覆うように第1インシュレータ51に装着される絶縁部材である。第1インシュレータ51は、第1インシュレータ51のメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202に向かう側の外周面に段差518を有している。スリーブ56は、段差518に嵌入するリング561と、雌型コンタクトピン204A〜204Cを覆うアーム562と、雌型コンタクトピン204D〜204Fを覆うアーム563と、を有している。アーム562,563は、雌型コンタクトピン204A〜204Fを覆うように、リング561から第1インシュレータ51に向かって延びている。
<<装着体の組立方法>>
先ず、装置のパネル側から引き出されたメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202を収容ケース60に挿入し、メタル心線201A〜201F及び光ファイバ202の先端部分を収容ケース60から引き出す。
次に、雌型コンタクトピン204A〜204Fをメタル心線201A〜201Fにそれぞれ半田付けするとともに、光ファイバ202を雄型フェルール205に接続する。このとき、雌型コンタクトピン204A〜204Fは第1インシュレータ51に配置されていないフリーな状態であるため、雌型コンタクトピン204A〜204Fをメタル心線201A〜201Fに1本ずつ近づけながら半田付けすることによって、雌型コンタクトピン204A〜204Fの短絡や光ファイバ202の熱損傷を防止することが可能になる。
次に、雌型コンタクトピン204A〜204F及び雄型フェルール205をスリーブ56に挿入する。
次に、光ファイバ202を第1インシュレータ51の第2溝512に挿入し、続けて、雌型コンタクトピン204A〜204Fを第1インシュレータ51の第1溝511A〜511Fにそれぞれ挿入する。
次に、コイルバネ53,54の一端を第1インシュレータ51の第1嵌入孔514,515にそれぞれ嵌入し、続けて、光ファイバ202をスペーサー55の第4溝553に挿入しながら、コイルバネ53,54の他端をスペーサー55の第2嵌入孔551,552にそれぞれ嵌入する。つまり、コイルバネ53,54を第1嵌入孔514,515及び第2嵌入孔551,552によって支持する。
次に、光ファイバ202をスペーサー55の第4溝553に挿入した状態のまま、雄型フェルール205をスペーサー55の端面554に載置する。
次に、雌型コンタクトピン204A〜204Fの先端を第2インシュレータ52の第1孔521A〜521Fに挿入するとともに、雄型フェルール205の先端を第2インシュレータ52の第2孔522に挿入し、コイルバネ53,54の弾性力に抗して雄型フェルール205の段差2054を押圧しながら、第2インシュレータ52の係合爪523,524を第1インシュレータ51の段差516,517にそれぞれ係合させる。つまり、第2インシュレータ52を第1インシュレータ51に装着する。これによって、雌型コンタクトピン204A〜204Fが雄型コンタクトピン104A〜104Fと電気的にそれぞれ接続されるように、雌型コンタクトピン204A〜204Fの嵌入部2041は第1孔521A〜521Fからそれぞれ奥まった位置に保持され、一方、雄型フェルール205がコイルバネ53,54によって第1インシュレータ51から第2インシュレータ52へ向かう弾性力を付与されつつ、雄型フェルール205が光信号を伝送することができるように、雄型フェルール205の端面(位置決め突片2051,2052及び信号孔2053)は第2孔522から奥まった位置に保持される。
次に、スリーブ56の一方のアーム562が雌型コンタクトピン204A〜204Cを覆うとともに、スリーブ56の他方のアーム563が雌型コンタクトピン204D〜204Fを覆うように、スリーブ56のリング561を第1インシュレータ51の段差518に嵌入する。このようにして、装着体50の組み立ては完了する。
そして、上記のように構成される装着体50を採用することによって、雌型コンタクトピン204A〜204Fで形成される円の軌跡の径φ(雌型コンタクトピン204A,204D間の距離、雌型コンタクトピン204B,204E間の距離、雌型コンタクトピン204C,204F間の距離)が6〜8mmの短い径となるように、装着体50を小型に設計することが可能となる。
<<複合コネクタ装置の組立方法>>
先ず、装着体50の組み立てが完了したら、装着体50を収容ケース70に挿入する。このとき、第2インシュレータ52の外周に形成される窪み525が収容ケース70の内壁から突出する突起(不図示)に嵌合し、更に、装着体50におけるメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202とは反対側の端面が収容ケース70の内壁から突出する段差面(不図示)に当接することによって、装着体50は収容ケース70内の所定位置に位置決めされる。
次に、装着体50が接続されているメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202を収容ケース60に挿入し、収容ケース60の雌螺子61及び収容ケース70の雄螺子71を螺合し、収容ケース60,70を一体に結合する。このとき、装着体50におけるメタル心線201A〜201F及び光ファイバ202側の端面が収容ケース60の内壁から突出する段差面(不図示)に当接することによって、装着体50は収容ケース60内の所定位置に位置決めされる。これによって、装着体50は、収容ケース60,70内に安定的に保持される。
次に、フランジ73を機器のパネルに固定することによって、複合コネクタ装置2の組み立ては完了する。
<<プラグ側及びレセプタクル側の複合コネクタ装置の結合方法>>
先ず、複合コネクタ装置1,2が結合されるべき相対的な位置関係を確認しながら、複合コネクタ装置1の先端である差込口を複合コネクタ装置2の先端である差込口に向けて挿入する。この挿入操作に伴って、雄型コンタクトピン104A〜104Fの先端(嵌入部1041)は、第2インシュレータ52の第1孔521A〜521Fにそれぞれ挿入された後、雌型コンタクトピン204A〜204Fの先端(嵌入部2041)にそれぞれ嵌入される。これによって、雄型コンタクトピン104A〜104F及び雌型コンタクトピン204A〜204Fは電気的に接続される。更に、雌型フェルール105の先端が第2インシュレータ52の第2孔522に挿入された後、雌型フェルール105の位置決め孔1051,1052には雄型フェルール205の位置決め突片2051,2052がそれぞれ嵌入される。換言すると、雌型フェルール105の信号孔1053は雄型フェルール205の信号孔2053と一致した状態に保持される。雌型フェルール105は雄型フェルール205の方向への弾性力を付与され、雄型フェルール205は雌型フェルール105の方向への弾性力を付与されているため、雌型フェルール105の端面は雄型フェルール205の端面と密着するように重なり合う。これによって、雌型フェルール105及び雄型フェルール205は光信号を伝送することが可能な状態に接続される。
次に、結合リング40を複合コネクタ装置2の方向へ押し込みながら回転させる。この回転操作に伴って、収容ケース70の外周面から突出する係合片72は、結合リング40の内壁に形成される案内溝41を案内され、最後に結合リング40の内壁と外壁との間を貫通する係合孔42に係合する。これによって、複合コネクタ装置1,2は、安定的に結合される。
===まとめ===
以上説明したように、本実施形態に係る複合コネクタ装置1(2)は、メタル心線101A〜101F(201A〜201F)の先端にそれぞれ半田付けされるコンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)と、光ファイバ102(202)の先端に接続されるフェルール105(205)と、が一体に装着される装置であって、軸方向に沿って外周面から窪むとともに外周方向に並んで形成され、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)がそれぞれ挿入配置される第1溝111A〜111F(511A〜511F)と、軸方向に沿って外周面から窪んで形成され、光ファイバ102(202)が挿入配置される第2溝112(512)と、を有する第1インシュレータ11(51)と、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)及びフェルール105(205)が所定の配置関係を保持するように、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)がそれぞれ挿入される第1孔121A〜121F(521A〜521F)と、フェルール105(205)が挿入される第2孔122(522)と、を有し、第1インシュレータ11(51)に装着される第2インシュレータ12(52)と、第1インシュレータ11(51)と第2インシュレータ12(52)との間に介在し、フェルール105(205)に対して第1インシュレータ11(51)から第2インシュレータ12(52)へ向かう弾性力を付与する弾性部材(コイルバネ13,14(53,54)、スペーサー15(55))と、を備える。そして、本実施形態によれば、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)及びフェルール105(205)を一体に装着する際に、隣り合うコンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)の半田に起因する短絡及び光ファイバ102(202)の損傷を防止し、作業性を向上させることが可能になる。又、本実施形態によれば、プラグ側の複合コネクタ装置1及びレセプタクル側の複合コネクタ装置2に組み込まれる第1インシュレータ11(51)及び弾性部材(コイルバネ13,14(53,54)、スペーサー15(55))を共通部品としているため、複合コネクタ装置1(2)の製造に要するコストを低減することが可能になる。
又、本実施形態において、弾性部材は、光ファイバ102(202)に隣り合うとともに第1インシュレータ11(51)に支持される一対のコイルバネ13,14(53,54)と、フェルール105(205)の光ファイバ102(202)が接続される側と一対のコイルバネ13,24(53,54)との間に介在し、フェルール105(205)に対して弾性力を付与するスペーサー15(55)と、を含んで構成される。
又、本実施形態において、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)及び第1溝111A〜111F(511A〜511F)は、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)が第1溝111A〜111F(511A〜511F)に挿入配置された後、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)が第1インシュレータ11(51)の軸方向に移動することを規制する形状を呈する。
又、本実施形態において、第1インシュレータ11(51)は、一対のコイルバネ13,14(53,54)の一端がそれぞれ嵌入される一対の第1嵌入孔114,115(514,515)を有し、スペーサー15(55)は、一対のコイルバネ13,14(53,54)の他端がそれぞれ嵌入される一対の第2嵌入孔151,152(551,552)を有する。
又、本実施形態に係る複合コネクタ装置1(2)は、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)がそれぞれ挿入配置された後の第1溝111A〜111F(511A〜511F)を覆うように第1インシュレータ11(51)に装着される絶縁部材(スリーブ16(56))を更に備える。そして、本実施形態によれば、複合コネクタ装置1(2)を組み立てる工程において、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)が外的要因によって短絡や損傷するのを防止することが可能になる。
又、本実施形態において、第1溝111A〜111F(511A〜511F)は、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)がフェルール105(205)の周りを円形に取り囲むように、第1インシュレータ11(51)に形成され、第1孔121A〜121F(521A〜521F)及び第2孔122(522)は、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)がフェルール105(205)の周りを円形に取り囲むように、第2インシュレータ12(52)に形成される。特に、本実施形態によれば、コンタクトピン104A〜104F(204A〜204F)で形成される円の径を6〜8mmと小さく設計することが可能になる。
尚、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1,2 複合コネクタ装置
10,50 装着体
11,51 第1インシュレータ
12,52 第2インシュレータ
13,14,53,54 コイルバネ
15,55 スペーサー
16,56 スリーブ
20,30,60,70 収容ケース
21,61 雌螺子
31,71 雄螺子
40 結合リング
41 案内溝
42 係合孔
72 係合片
73 フランジ
100 複合ケーブル
101A〜101F,201A〜201F メタル心線
102,202 光ファイバ
103 外皮
104A〜104F 雄型コンタクトピン
105 雌型フェルール
111A〜111F,511A〜511F 第1溝
112,512 第2溝
113,513 第3溝
114,115,514,515 第1嵌入孔
116,117,118,516,517,518 段差
121A〜121F,521A〜521F 第1孔
122,522 第2孔
123,124,523,524 係合爪
125,525 窪み
151,152,551,552 第2嵌入孔
153,553 第4溝
154,554 端面
161,561 リング
162,163,562,563 アーム
204A〜204F 雌型コンタクトピン
205 雄型フェルール
1041,2041 嵌入部
1042,1044,1046,1111,1113,2042,2044,5112 大径部
1043,1045,1112,2043,5111 小径部
1051,1052 位置決め孔
1053,2053 信号孔
1054,2054 段差
1055,2055 突起
2051,2052 位置決め突片

Claims (8)

  1. 複数の電線の先端にそれぞれ半田付けされる複数のコンタクトピンと、光ファイバの先端に接続されるフェルールと、が一体に装着される複合コネクタ装置であって、
    軸方向に沿って外周面から窪むとともに外周方向に並んで形成され、前記複数のコンタクトピンがそれぞれ挿入配置される複数の第1溝と、前記軸方向に沿って前記外周面から窪んで形成され、前記光ファイバが挿入配置される第2溝と、を有する第1インシュレータと、
    前記複数のコンタクトピン及び前記フェルールが所定の配置関係を保持するように、前記複数のコンタクトピンがそれぞれ挿入される複数の第1孔と、前記フェルールが挿入される第2孔と、を有し、前記第1インシュレータに装着される第2インシュレータと、
    前記第1インシュレータと前記第2インシュレータとの間に介在し、前記フェルールに対して前記第1インシュレータから前記第2インシュレータへ向かう弾性力を付与する弾性部材と、
    を備えたことを特徴とする複合コネクタ装置。
  2. 前記弾性部材は、前記光ファイバに隣り合うとともに前記第1インシュレータに支持される一対のコイルバネと、前記フェルールの前記光ファイバが接続される側と前記一対のコイルバネとの間に介在し、前記フェルールに対して前記弾性力を付与するスペーサーと、を含んで構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の複合コネクタ装置。
  3. 前記コンタクトピン及び前記第1溝は、前記コンタクトピンが前記第1溝に挿入配置された後、前記コンタクトピンが前記第1インシュレータの軸方向に移動することを規制する形状を呈する
    ことを特徴とする請求項1に記載の複合コネクタ装置。
  4. 前記第1インシュレータは、前記一対のコイルバネの一端をそれぞれ支持する一対の第1支持部を有し、
    前記スペーサーは、前記一対のコイルバネの他端をそれぞれ支持する一対の第2支持部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の複合コネクタ装置。
  5. 前記第1支持部は、前記一対のコイルバネの一端がそれぞれ嵌入される一対の第1嵌入孔であり、
    前記第2支持部は、前記一対のコイルバネの他端がそれぞれ嵌入される一対の第2嵌入孔である
    ことを特徴とする請求項4に記載の複合コネクタ装置。
  6. 前記複数のコンタクトピンがそれぞれ挿入配置された後の前記複数の第1溝を覆うように前記第1インシュレータに装着される絶縁部材
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の複合コネクタ装置。
  7. 前記複数の第1溝は、前記複数のコンタクトピンが前記フェルールの周りを円形に取り囲むように、前記第1インシュレータに形成され、
    前記複数の第1孔及び前記第2孔は、前記複数のコンタクトピンが前記フェルールの周りを円形に取り囲むように、前記第2インシュレータに形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の複合コネクタ装置。
  8. 前記第1インシュレータは、前記複数の第1溝として、6個のコンタクトピンがそれぞれ挿入配置される6個の第1溝を有し、
    前記6個の第1溝は、前記6個のコンタクトピンで形成される円の径が6〜8mmとなるように、前記第1インシュレータに形成され、
    前記第2インシュレータは、前記複数の第1孔として、前記6個のコンタクトピンがそれぞれ挿入される6個の第1孔を有し、
    前記6個の第1孔は、前記6個のコンタクトピンで形成される円の径が6〜8mmとなるように、前記第2インシュレータに形成される
    ことを特徴とする請求項7に記載の複合コネクタ装置。
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