JP2019148132A - 支柱取付穴形成装置及び支柱取付穴形成装置の使用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付穴を形成する型の位置決めができ、所望の形状に取付穴が確実に形成され、別の取付穴の形成にも転用できる支柱取付穴形成装置及び支柱取付穴形成装置の使用方法を提供することにある。【解決手段】コンクリート躯体Cに支柱の取付穴Hを形成するための抜き型部材1と、コンクリート躯体Cを形成する型枠Fの内側に抜き型部材1を宙吊りするための冶具2とを備え、冶具2は、型枠Fの外側に配される支柱部材21と、型枠Fを隔てて支柱部材21と抜き型部材1とを着脱自在に連結する連結部材22と、支柱部材1を型枠Fの側壁部分F1に対して着脱自在に固定する固定部材23とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、集合住宅の各居室のベランダに手摺や柵を設置するために、上記手摺や柵の支柱を取り付ける穴を形成する支柱取付穴形成装置及び支柱取付穴形成装置の使用方法に関する。
従来から、集合住宅等のベランダに手摺や柵を設置する場合、ベランダを形成するコンクリート躯体に手摺や柵の支柱を差し込んで取り付ける取付穴が設けられていた。取付穴は、コンクリート躯体を形成する型枠内にコンクリートが流し込まれる前に取付穴用の型が設置され、流し込まれたコンクリートが固まった後に引き抜かれた型の跡として形成されていた。ここで、型枠内への取付穴用の型の設置は、型の引き抜きの容易性を考慮して、型枠に対して宙吊り状態にしていた。
例えば、特許文献1では、取付穴を形成する抜子型が、コンクリート躯体の先端部分を形成する型枠の両端を跨る冶具で上端部分をボルトで固定され、型枠に対して宙刷り状態にされている。そして、冶具の取り外し後、ボルトをねじ込んでコンクリート躯体から抜子型を剥がすように浮かせることで、抜子型を引き抜いて取付穴を形成している(例えば、段落「0014」、図1、及び図8参照)。
特開2011−80322号公報
しかしながら、上述した特許文献で開示されている技術では、型枠の上端部分の幅が狭いため、冶具を取り付けるための止金を固定しにくい恐れがある。さらに、コンクリート躯体の先端部分が傾斜を有することから、それぞれ異なる型枠の両端の高さに合うよう、止金を加工しなければならない。また、ボルトをねじ込むために抜子型の下端に貼り付けた雌ネジ部材がコンクリート躯体に貼り付いてしまい、抜子型が剥がれにくい恐れがある。
一般的に、コンクリート躯体を形成する型枠内にはコンクリートの強度を補う補強筋が予め配されており、取付穴の位置が限られていることから、取付穴を形成する型の位置決めが容易であるべきである。さらに、スポンジ等の軟質の型では、コンクリートの圧縮力に耐え切れず、形状を維持できない恐れがあるため、硬質の型が採用されるべきである。さらに、作業性の向上及び部材コストの抑制を実現させるためには、取付穴の形成に伴う新たな部材の点数が少なく、かつ既存の部材が転用されるべきである。
そこで、本発明の目的は、取付穴を形成する型の位置決めができ、所望の形状に取付穴が確実に形成され、別の取付穴の形成にも転用できる支柱取付穴形成装置及び支柱取付穴形成装置の使用方法を提供することにある。
すなわち、本発明による支柱取付穴形成装置は、コンクリート躯体に支柱の取付穴を形成するための抜き型部材と、上記コンクリート躯体を形成する型枠の内側に上記抜き型部材を宙吊りするための冶具とを備え、上記冶具は、上記型枠の外側に配される支柱部材と、上記型枠を隔てて上記支柱部材と上記抜き型部材とを着脱自在に連結する連結部材と、上記支柱部材を上記型枠の側壁部分に対して着脱自在に固定する固定部材とを備えていることを特徴としている。
上記連結部材が、上記抜き型部材の高さと上記支柱部材の高さとが同じになるように連結していることが望ましい。
上記固定部材が、上記支柱部材に引っ掛かった状態で上記型枠の側壁部分の外側から固定されるL字状のフォームタイと、上記フォームタイのスリット及び上記型枠の側壁部分を貫通した状態で上記型枠の内側から固定される棒状のセパレータと、上記支柱部材に対して上記フォームタイと上記セパレータとを締め付けた状態にする略三角形状の楔材とを備えていることが望ましい。
上記コンクリート躯体に固定され上記冶具が取り外された上記抜き型部材を抜き取るための脱型部材をさらに備え、上記脱型部材が、貫通孔を有する天井部分と、上記天井部分の端縁から下方に設けられた脚部分とを有し、上記コンクリート躯体に載置された状態で、上記天井部分と上記抜き型部材の上端部分との間に隙間が生じるように形成されていることが望ましい。
本発明による支柱取付穴形成装置の使用方法は、コンクリート躯体に支柱の取付穴を形成するために、上記コンクリート躯体を形成する型枠の内側に宙吊りする抜き型部材と、上記型枠の外側に配される支柱部材とを、それぞれ高さが同じになるように連結部材で着脱自在に連結し、上記支柱部材に引っ掛かった状態でL字状のフォームタイを上記型枠の側壁部分の外側から着脱自在に固定し、上記フォームタイのスリット及び上記型枠の側壁部分を貫通した状態で棒状のセパレータを上記型枠の内側から固定して外側から分割自在にし、上記支柱部材に対して上記フォームタイと上記セパレータとを略三角形状の楔材で着脱自在に締め付け、上記コンクリート躯体に載置した状態で上記抜き型部材の上端部分と隙間を生じるように形成された天井部分を備えた脱型部材で上記天井部分に設けた貫通孔からネジ部材を捻じ込み上記抜き型部材を抜き取ることを特徴とする。
本発明による支柱取付穴形成装置及び支柱取付穴形成装置の使用方法では、取付穴を形成する型の位置決めが容易で、所望の形状に取付穴が確実に形成され、別の取付穴の形成にも容易に転用できるため、作業性の向上及び材料コストの抑制の実現が期待できる。
本発明の一実施形態における支柱取付穴形成装置が設置された状態の(a)側面図及び(b)平面図を概念的に示している。 (a)〜(c)は図1に示す支柱取付穴形成装置の施工状態を示す図である。
以下、図1及び図2を参照しつつ、本発明の一実施形態における支柱取付穴形成装置(以下、「本支柱取付穴形成装置」ともいう。)の構造及び使用方法について説明する。
なお、これらの図において、複数個存在する同一の部位については、一つの部位のみに符番した部分もある。説明の便宜上、所定の部位やこの引き出し線を破線や想像線(二点鎖線)で示し、断面部分をハッチングで示した部分もある。
本支柱取付穴形成装置は、例えば、集合住宅の各居室に備わるベランダのコンクリート躯体の先端部分から上方に立ち上がる手摺や柵を設置するために、これらを構成する各々の支柱の取付穴を形成するものである。ベランダのコンクリート躯体は、木製の型枠に流し込まれた液状のコンクリート材が固まって形成される。
なお、型枠の内側には、コンクリート躯体の強度を補強する補強筋が配されてもよい。
本支柱取付穴形成装置は、コンクリート躯体Cに支柱の取付穴Hを形成するための抜き型部材1と、コンクリート躯体Cを形成する型枠Fの内側に抜き型部材1を宙吊りするための冶具2と、コンクリート躯体Cに固定され冶具2が取り外された抜き型部材1を抜き取るための脱型部材3とを備えている。
なお、本支柱取付穴形成装置は、抜き型部材1と冶具2と脱型部材3とが別々の部品として随時組み立てられたものでも、常に一体的なものでもよい。
抜き型部材1は、縦長のテーパ状である。抜き型部材1は、平面状の上端部分を有している。抜き型部材1の上端部分には、ボルトを抜き差しするためのネジ穴が設けられている。 この構成によれば、抜き型部材1が、上端部分のネジ穴に抜き差し可能なボルトで冶具2に対して着脱自在に宙吊り状態にすることができる。抜き型部材1が、上端部分のネジ穴に差し込んだボルトを捻ることで、固まったコンクリート躯体Cから剥がれやすくなるため、容易に抜き取り可能となる。
なお、抜き型部材1の断面形状は、支柱の断面形状と同形でも異形でもよく、円形や矩形でもよい。抜き型部材1の素材は、コンクリート躯体Cの圧縮に耐え、かつ転用しやすいものが好ましく、例えば、電気亜鉛メッキを施した鋼でもよい。抜き型部材1の長さは、冶具2との関係において、型枠Fの内側に宙吊りできる程度であればよい。
冶具2は、型枠Fの外側かつ型枠Fの側壁部分F1に接する又は隣接するように配される支柱部材21と、型枠Fの側壁部分F1を隔てて支柱部材21と抜き型部材1とを着脱自在に連結する連結部材22と、支柱部材21を型枠Fの側壁部分F1に対して着脱自在に固定する固定部材23とを備えている。
この構成によれば、型枠Fの内側の抜き型部材1に対して、支柱部材21が型枠Fを隔てて外側かつ型枠Fの側壁部分F1に固定部材23で固定されるため、支柱部材21が安定して設置され、連結部材22を介して抜き型部材1を容易に宙吊りすることができる。連結部材22及び固定部材23が、それぞれの対象物に対して着脱自在な構造であるため、本支柱取付穴形成装置の組み立てから冶具2の撤去まで容易に行うことができる。
なお、支柱部材21の断面形状は、円形や矩形でもよい。支柱部材21の素材は、抜き型部材1と同等でもよく、コンクリート等が内部に充填されていても中空な筒状であってもよい。支柱部材21と型枠Fの側壁部分F1との間には、枕木等のクッション材が介在してもよい。
連結部材22は、抜き型部材1の高さと支柱部材21の高さとが同じになるように連結している。詳細には、連結部材22は、平面状の板材(符番しない)とL字状の板材(符番しない)とが組み合わさって形成され、平面状の板材の一端が支柱部材21の上端部分と同じ高さになるように固定されたL字状の板材の突出部分とボルトでネジ止めされ、他端が抜き型部材1の上端部分とボルトでネジ止めされる。
この構成によれば、連結部材22を介して、抜き型部材1の上端部分と支柱部材21の上端部分とが略同等の高さとなるように連結することができるため、型枠Fに対する抜き型部材1の深さの調整が容易となる。すなわち、型枠Fに対する抜き型部材1の下端部分の深さが支柱部材21の高さに対応するため、取付穴が所望の深さで形成されやすい。
なお、支柱部材21の上端部分がネジ穴を有する場合、連結部材22はネジ止め可能な平面状の板材のみでもよい。連結部材22の長さは、型枠Fの外側の支柱部材21と型枠Fの内の抜き型部材1との位置関係に応じて決定してもよい。連結部材22が長尺で、かつ複数のネジ穴を有し、支柱部材21の位置を適宜決定してもよい。連結部材22が、支柱部材21に対して取り外しできないように固定されていてもよく、接着剤などで固定してもよい。支柱部材21の素材は、転用しやすいものが好ましく、例えば、電気亜鉛メッキを施した鋼でもよい。
固定部材23は、支柱部材21に引っ掛かった状態で型枠Fの側壁部分F1の外側から固定されるL字状のフォームタイ23aと、フォームタイ23aのスリット(符番しない)及び型枠Fの側壁部分F1を貫通した状態で型枠Fの内側から固定される棒状のセパレータ23bと、支柱部材21に対してフォームタイ23aとセパレータ23bとを締め付けた状態にする略三角形状の楔材23cとで構成されている。各部材について説明すると、フォームタイ23aは、L字部分の一方が支柱部材21に引っ掛けられ、L字部分の他方の末端が型枠Fの側壁部分F1の外側に対してネジ止めされるものである。セパレータ23bは、フォームタイ23aのスリットから支柱部材21の脇を通過して型枠Fの側壁部分F1まで貫通して型枠Fの内側からPコーンでネジ止めされ、Pコーンをコンクリート躯体C内に残留させたまま外側から分割自在とするものである。楔材23cは、セパレータ23bのスリットからフォームタイ23aのL字部分の一方に沿って差し込まれた状態でフォームタイ23aとセパレータ23bとを締め付けるものである。
この構成によれば、支柱部材21が地面に接しているか否かに関わらず、支柱部材21がフォームタイ23aとセパレータ23bと楔材23cとの組み合わせにより、型枠Fの側壁部分F1に対して外側から安定して固定されるため、抜き型部材1も安定して宙吊りされる。フォームタイ23a、セパレータ23b、及び楔材23cの搬送、組立、及び解体が容易なため、作業効率の向上が期待できる。
なお、固定部材23は、例えば、支柱部材21を型枠Fの側壁部分F1に直接固定するネジ部材や所定のアタッチメント構造でもよい。フォームタイ23a、セパレータ23b、及び楔材23cは、固定部材23の機能を果たす形状、素材、及び構造であれば、いずれでもよい。
脱型部材3は、貫通孔(符番しない)を有する天井部分(符番しない)と、天井部分の端縁から下方に設けられた脚部分(符番しない)とを有し、コンクリート躯体Cに載置された状態で、天井部分と抜き型部材1の上端部分との間に隙間が生じるように形成されている。詳細には、脱型部材3は、門型状で、天井部分及び脚部分は、板状である。天井部分は、少なくとも連結部材22と抜き型部材1とを連結するボルトが挿通できる直径の貫通孔を有する。脚部分は、コンクリート躯体Cの傾斜面と一致し、天井部分と抜き型部材1の上端部分との間に隙間が生じるように形成されている。
この構成によれば、脱型部材3の天井部分の貫通孔を介して抜き型部材1のネジ穴にボルトを捻じ込むと、引き抜き力が抜き型部材1に加わりやすいため、容易に抜き取り可能となる。
なお、脱型部材3は、天井部分と脚部分とが一体となったドーム状でもよい。脱型部材3の素材は、転用しやすいものが好ましく、例えば、電気亜鉛メッキを施した鋼でもよい。脱型部材3の天井部分が保つべき抜き型部材1の上端部分との距離は、抜き型部材1がコンクリート躯体Cから剥がれて持ち上がった際にぶつからない程度であればよい。
図1及び図2を参照しつつ、本支柱取付穴形成装置の使用方法として、設置方法及び取り外し方法の一例を説明する。特に、図2では、抜き型部材の引き抜き方法の流れを説明する。
なお、型枠F及び補強筋(図示しない)は予め組まれているものとする。
図1から、本支柱取付穴形成装置の設置方法としては、はじめに、コンクリート躯体Cを形成する型枠Fの内側に宙吊りする抜き型部材1と、型枠Fの外側に配される支柱部材21とを、それぞれ高さが同じになるように連結部材22の両端をネジで固定して連結する。このとき、形成する取付穴Hの予定位置に合うように支柱部材21を引っ掛けて型枠F側に寄せた状態で、フォームタイ23aを型枠Fの側壁部分F1にネジで固定する。次に、支柱部材21の脇を通るように、セパレータ23bをフォームタイ23aのスリットから型枠Fの側壁部分F1まで貫通させ、側壁部分F1に対して内側からPコーンで固定する。そして、楔材23cをセパレータ23bのスリットに差し込み、フォームタイ23aが型枠F側に押されることで、支柱部材21を型枠Fに固定する。
このような設置方法により、型枠Fの側壁部分F1を隔てて内側に延びる連結部材22の他端に連結して抜き型部材1を取付穴Hの予定位置に容易に宙吊りすることができる。
図1から、本支柱取付穴形成装置の取り外し方法としては、まず、抜き型部材1及び支柱部材21から連結部材22を取り外す。次に、楔材23cをセパレータ23bのスリットから抜き、セパレータ23bの一端を型枠Fの側壁部分F1の内側(コンクリート躯体C内)に残留させたまま他端を外側から分割してフォームタイ23aのスリットから抜き、フォームタイ23aを型枠Fの側壁部分F1から取り外すことで、支柱部材21を型枠Fの側壁部分F1から取り外す。
図2から、抜き型部材1の引き抜き方法としては、まず、図2(a)に示すとおり、突き出た抜き型部材1の上側を被うように脱型部材3をコンクリート躯体Cの上に載置する。抜き型部材1と連結部材22との連結時に用いたボルトを脱型部材3の天井部分の貫通孔から抜き型部材1のネジ穴に差し込んで捻じ込む。その後、図2(b)に示すとおり、抜き型部材1に対して引き抜く力が働くと、抜き型部材1がコンクリート躯体Cから剥がれて浮き、取付穴Hとの間に隙間が生じる。そして、図2(c)に示すとおり、抜き型部材1の引き抜きが完了し、コンクリート躯体Cには取付穴Hが形成される。
このような取り外し方法により、各部材を転用すると共に、容易に保管及び搬送することができる。
なお、本支柱取付穴形成装置の使用方法としては、本発明の目的を達して所望の効果を得られれば、いずれの方法や手順でもよい。
1 抜き型部材
2 冶具
21 支柱部材
22 連結部材
23 固定部材
23a フォームタイ
23b セパレータ
23c 楔材
3 脱型部材
C コンクリート躯体
F 型枠
F1 型枠の側壁部分
H 取付穴

Claims (5)

  1. コンクリート躯体に支柱の取付穴を形成するための抜き型部材と、
    前記コンクリート躯体を形成する型枠の内側に前記抜き型部材を宙吊りするための冶具とを備え、
    前記冶具は、
    前記型枠の外側に配される支柱部材と、
    前記型枠を隔てて前記支柱部材と前記抜き型部材とを着脱自在に連結する連結部材と、
    前記支柱部材を前記型枠の側壁部分に対して着脱自在に固定する固定部材とを備えている
    ことを特徴とする支柱取付穴形成装置。
  2. 前記連結部材が、
    前記抜き型部材の高さと前記支柱部材の高さとが同じになるように連結している
    ことを特徴とする請求項1に記載の支柱取付穴形成装置。
  3. 前記固定部材が、
    前記支柱部材に引っ掛かった状態で前記型枠の側壁部分の外側から固定されるL字状のフォームタイと、
    前記フォームタイのスリット及び前記型枠の側壁部分を貫通した状態で前記型枠の内側から固定される棒状のセパレータと、
    前記支柱部材に対して前記フォームタイと前記セパレータとを締め付けた状態にする略三角形状の楔材とを備えている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の支柱取付穴形成装置。
  4. 前記コンクリート躯体に固定され前記冶具が取り外された前記抜き型部材を抜き取るための脱型部材をさらに備え、
    前記脱型部材が、貫通孔を有する天井部分と、当該天井部分の端縁から下方に設けられた脚部分とを有し、前記コンクリート躯体に載置された状態で、当該天井部分と前記抜き型部材の上端部分との間に隙間が生じるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の支柱取付穴形成装置。
  5. コンクリート躯体に支柱の取付穴を形成するために、
    当該コンクリート躯体を形成する型枠の内側に宙吊りする抜き型部材と、当該型枠の外側に配される支柱部材とを、それぞれ高さが同じになるように連結部材で着脱自在に連結し、
    前記支柱部材に引っ掛かった状態でL字状のフォームタイを前記型枠の側壁部分の外側から着脱自在に固定し、
    前記フォームタイのスリット及び前記型枠の側壁部分を貫通した状態で棒状のセパレータを前記型枠の内側から固定して外側から分割自在にし、
    前記支柱部材に対して前記フォームタイと前記セパレータとを略三角形状の楔材で着脱自在に締め付け、
    前記コンクリート躯体に載置した状態で前記抜き型部材の上端部分と隙間を生じるように形成された天井部分を備えた脱型部材で当該天井部分に設けた貫通孔からネジ部材を捻じ込み当該抜き型部材を抜き取る
    ことを特徴とする支柱取付穴形成装置の使用方法。
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