JP2019148104A - 地盤凍結工法 - Google Patents
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Abstract
Description
地盤凍結工法では、凍結するべき地盤に凍結管(冷媒配管)を配置して、凍結管内に冷媒を流すことにより、地盤から熱量を奪って対象とする地盤を凍結させている。
近年、一次側冷媒のフロンと二次側冷媒のブラインに代えて、一次側冷媒にアンモニア、そして二次冷媒にはCO2の様な自然冷媒を用いる地盤凍結工法が施工されている。
冷媒、特に二次側の冷媒を自然冷媒であるCO2を選択することのメリットの一つとして、凍結管(二次側の凍結管)の管径を小さくして、二次側冷媒の流量を少なくすることが出来る点が挙げられる。
ここで、ブラインを二次側冷媒として使用する従来の地盤凍結工法では、上述した通り凍結管の管径が大きく、さらにブラインは水溶液であるため、ブライン自体に水分が混入しても成分的に大きな問題に至らず、さらに凍結管内で水分が凍結しても凍結管が閉塞されてしまうことはなかった。すなわち、ブラインの主剤である塩化カルシウムは不凍液であり、その効果により凍結管内の水分の存在で閉塞を起こす事態は発生しない。そのため、従来の地盤凍結工法では、二次側冷媒であるブラインを流す以前の段階で凍結管を乾燥して、凍結管内から水分を除去しておく必要性が無かった。
換言すれば、冷媒を流す以前の段階で凍結管を乾燥して、凍結管内から水分を除去する作業は、自然冷媒であるCO2を冷媒として選択する場合に初めて必要となる作業であり、ブラインを二次側冷媒として選択する従来の地盤凍結工法では必要としない作業であった。そのため、地盤凍結工法の施工前に凍結管内を効率的に乾燥する技術は、従来技術では提案されていなかった。
しかし、地盤凍結工法において凍結管内に窒素ガスN2を供給して乾燥しても、窒素ガスボンベから窒素を供給するため、窒素ガスの流量が少なくなり、特に凍結管内に空気、水が多い場合には、凍結管乾燥に長時間必要となる。また、連続して窒素ガスを供給することが出来ず、複数の窒素ガスボンベを切り継ぎする必要があり、その切り継ぎに時間が掛かってしまう。それに加えて、窒素ガスを施工現場(例えば、トンネル坑内)で大量に噴射すると、その施工現場が酸欠状態になってしまう。
そのため、地盤凍結工法の施工前に凍結管を乾燥するために、窒素ガスN2を供給した後に真空引きする技術を適用することは適切ではない。
前記冷媒である二酸化炭素を循環する凍結管(1)内に乾燥用気体を供給して、前記凍結管内の水分を除去する工程を含み、
前記二次側冷媒を循環させる工程を含むことを特徴としている。
前記凍結管(1)内に乾燥用気体を供給し凍結管(1)内の水分を除去する前記工程に、
前記乾燥用気体の露点温度を計測する工程と、
計測された前記露点温度に基づいて凍結管(1)内の水分が除去されたか否かを判断する工程を有していることが好ましい。
前記凍結管(1)内の水分が除去されたか否かを判断する工程は、凍結管(1)から排出された乾燥用気体の露点温度が凍結管(1)内に供給される乾燥用気体の露点温度に等しくなった際に凍結管(1)内の水分が除去された(乾燥された)と判断する工程を有しているのが好ましい。
或いは、本発明において、前記露点温度を計測する工程は、凍結管(1)から排出された乾燥用気体の露点温度を計測する工程を有し、
前記凍結管(1)内の水分が除去されたか否かを判断する工程は、凍結管(1)から排出された乾燥用気体の計測された露点温度が所定温度(例えば−70℃)以下になった際に凍結管(1)内の水分が除去された(乾燥された)と判断する工程を有しているのが好ましい。
凍結対象の熱を奪う凍結管(1)の二次側冷媒として二酸化炭素(CO2)を用いる地盤凍結工法で用いられる凍結管(1)内を乾燥させる凍結管乾燥機構(10)において、
乾燥用気体を圧縮して吐出する供給装置(2:例えばコンプレッサ)と、
供給装置(2)が吐出した乾燥用気体を乾燥する乾燥装置(3:例えば、冷凍式エアードライヤー3A及び吸着式エアードライヤー3B)と、
前記乾燥装置(3)から吐出された乾燥された乾燥用気体の露点温度を計測する第1の露点温度計測装置(4)と、
乾燥させる前記凍結管から排出された乾燥用気体(凍結管1内を流れた後の乾燥用気体)の露点温度を計測する第2の露点温度計測装置(9)を備えていることを特徴としている。
本明細書において、「凍結管」なる文言は、二次側冷媒である二酸化炭素(CO2)冷媒が流過する領域の配管系を全て包含する意味で用いられている。ただし、冷凍機(乾燥装置)は、「凍結管」には包含されない。
また、「凍結管内の水分」とは、凍結管内に結露した状態の水分はもとより、凍結管内に水蒸気として存在する水分も含まれる。
そのため、二次側冷媒としてCO2を選択して、従来の二次側冷媒としてブラインを循環する凍結管に比べ、凍結管(1)の管径を小さくして二次側冷媒の流量を少なくしても、凍結管(1)に冷媒(CO2)を流して循環させた時に、凍結管(1)内は乾燥しており内部の水分が除去されているので、凍結管(1)内の水分が凍って閉塞することが防止される。
また、凍結管(1)内に乾燥用気体を供給し、その乾燥用気体の露点温度を計測して凍結管(1)内の水分が除去されたか否か(凍結管1が乾燥したか否か)を判断するので、凍結管(1)内に水分が残留していても乾燥作業を中止するという不都合や、乾燥作業を必要以上に継続してしまうという不都合が防止できる。
地盤凍結工法に用いる前記凍結管(1)は、全長が数mから数百mにもなるが、その中間位置の乾燥状態を確認するために管の内面を露出させることなしに、乾燥用気体の供給口と排出口の露点温度で前記凍結管(1)全長の水分除去の判断を行うことができる。すなわち、中間位置で管内面を露出させるために水分が再び混入するリスクを回避できる。さらに、前記凍結管(1)全長のうち、どこに水分が溜まっているかなど、水分の位置や濃度の分布状況を問わず、乾燥させるべき区間の全長を乾燥できる、または乾燥したと判断できる。
ここで、露点温度とは、水蒸気を含む気体を冷却したとき、凝結すなわち結露が始まる温度をいい、露点温度計により直接測定を行なうか、気温と相対湿度から水蒸気圧を求め、その水蒸気圧を飽和水蒸気圧とする温度を求めることにより得ることができる。
そして、凍結管(1)内に供給される乾燥用気体の流量を大きくすることが出来るので、特に凍結管(1)内に多量の水分が存在する場合でも、凍結管乾燥作業の作業時間が長くなってしまうことが防止される。また、窒素ガスを用いた場合の様なボンベ切り継ぎの必要が無いため、切り継ぎ作業の作業時間が節減される。さらに、窒素ガスの場合の様に、施工現場(例えば、坑内)で乾燥用気体が大量に噴射されても、施工現場が酸欠状態になってしまうことも防止される。
最初に、図1を参照して、二酸化炭素(CO2)を二次側冷媒として選択する地盤凍結工法の概要を説明する。
本発明は、二次側冷媒としてCO2を用いる地盤凍結工法に限定される。なお、冷却装置20の一次側冷媒としては、アンモニア(NH3)を用いた場合を例示しているが、一次側冷媒を限定する趣旨ではない。
図1に示すシステムは、二次側冷媒であるCO2を冷却、液化して凍結管1に供給する冷却装置20と冷媒循環ポンプ30を有している。冷却装置20は、CO2液化器11(二酸化炭素液化器)と、凝縮器12と、冷却塔13を備えている。そして、凍結すべき対象として地盤G中に凍結管1が配設されており、凍結管1内に二次側冷媒である液化二酸化炭素(液化CO2)を循環して、二次側冷媒であるCO2が地盤G中から顕熱と気化潜熱を吸収し、地盤Gを凍結している。図1において、矢印Aは、二次側冷媒であるCO2の流れを示している。
CO2液化器11において、二次側冷媒CO2が地中から奪った気化潜熱及び顕熱が投入される一次側冷媒NH3(自然冷媒)は膨張、気化する。蒸発、膨張した一次側冷媒NH3は、凝縮器12で水と熱交換して液化、凝縮される。一次側冷媒NH3と熱交換して加熱された水は冷却塔13で冷却され、一時側冷媒NH3から投入された熱が放熱される。すなわち、地盤Gから二次側冷媒CO2中に投入された気化潜熱及び顕熱は、二次側冷媒CO2、CO2液化器11、一次側冷媒NH3、凝縮器12、水を介して、冷却塔13で放熱される。
冷却装置における符号14は、一次側冷媒NH3を循環させる圧縮機(コンプレッサ)である。
図1では明確には示されていないが、二次側の凍結管1としては、全体が扁平な形状をしており、内部に複数列の微細な流路が形成されているタイプの凍結管、例えば「マイクロチャンネル」、を使用することも出来、また、それ以外のタイプの配管も凍結管として使用可能であり、凍結管接続用の配管を使用することも出来る。
図1において、凍結管1には凍結管乾燥機構10が接続可能で、且つ、取り外し可能であり、凍結管乾燥機構10は、凍結管1に二次側冷媒CO2を流す前に凍結管1内を乾燥して、水分を除去する機能を有している。そして凍結管乾燥機構10は、図1で示す様に、例えば、凍結すべき対象の地盤Gへの二次側冷媒投入領域と、凍結すべき対象の地盤Gからの二次側冷媒排出領域において、凍結管1に接続されている。
図1においては、凍結管1と凍結管乾燥機構10は、循環する乾燥用気体がクローズドシステムで記載されているが、オープンシステムでも使用される。
図2において、凍結管乾燥機構10はコンプレッサ2(気体供給装置)と乾燥装置3を備え、乾燥装置3は、冷凍式エアードライヤー3A、吸着式エアードライヤー3Bを有している。
さらに、凍結管乾燥機構10は、乾燥用気体を凍結管1に供給する乾燥用気体供給配管5、凍結管1を流れた後の乾燥用気体を排出する乾燥用気体排出配管7、乾燥用気体供給配管5に配置される第1の露点温度計測装置4、乾燥用気体排出配管7の大気開放側端部7Aの近傍に配置される第2の露点温度計測装置9を有している。
冷凍式エアードライヤー3Aは、コンプレッサ2から供給された圧縮乾燥用気体を、冷凍機を使用して例えば−70℃以下に冷却し、飽和水蒸気量の差によって乾燥用気体中に包含されている水分を分離、除去して、乾燥させる。冷凍式エアードライヤー3Aで乾燥された乾燥用気体は、配管P2を介して吸着式エアードライヤー3Bに供給される。
吸着式エアードライヤー3Bでは、冷凍式エアードライヤー3Aで乾燥された乾燥用気体に残存している水分を乾燥剤(例えば、シリカゲル)などに吸着させて、(乾燥用気体を)さらに乾燥させる。
図示の実施形態では、冷凍式エアードライヤー3Aと吸着式エアードライヤー3Bを併用して、コンプレッサ2から吐出される乾燥用気体を二段階で乾燥することにより、乾燥効果を向上している。
さらに、乾燥作業の施工現場(例えば、坑内)で窒素ガスを大量に噴射した際に、その施工現場(構内)が酸欠状態となる恐れが生じる。そのため、コンプレッサにより連続して大量供給することが出来て、施工現場の酸欠の恐れが無い空気(エアー)を乾燥用気体として選択するのが望ましい。
また、凍結管1の排出側端部1Bからは、凍結管1を流れた後の乾燥用気体が排出される。当該排出された乾燥用気体(凍結管1を流れた後の乾燥用気体)は、第2の接続装置8を介して、乾燥用気体排出配管7を流過する。乾燥用気体排出配管7の他端7A(凍結管1接続側とは反対側の端部)は、大気開放されている。図示の実施形態では、乾燥用気体はオープンシステムで凍結管1内の水分を除去する機構を説明しているが、クローズドシステムによる機構でも可能である。乾燥用気体として空気を用いる場合、オープンシステムを適用し、他の窒素ガスN2などを用いる場合にはクローズドシステムを適用することが考えられる。
ここで、第1及び第2の接続装置6、8としては、従来公知の空気配管接続用のコネクタを使用することが出来る。
また、乾燥用気体排出配管7の大気開放側端部7Aの近傍には、第2の露点温度計測装置9(露点温度計)が設けられている。第2の露点温度計測装置9(露点温度計)は、排出された乾燥用気体(凍結管1を流れて排出された乾燥用気体)の露点温度を計測する機能を有している。
乾燥用気体供給配管5には、凍結管1内に供給される乾燥用気体量を計測する風量計15が設けられており、風量計15による計測結果は図示しない乾燥用気体供給に係る制御装置に送信され、乾燥用気体供給に係る後述の制御に用いられる。
明確には図示されないが、凍結管乾燥機構10のコンプレッサ2、乾燥装置3(冷凍式エアードライヤー3A、吸着式エアードライヤー3B)、乾燥用気体供給配管5、乾燥用気体排出配管7は、地盤凍結工法の施工現場に設置される設備配置用構造体40に固定されている。
生成された乾燥用気体は、吸着式エアードライヤー3Bから吐出され、乾燥用気体供給配管5、第1の接続装置6を介して、凍結管1内に継続的に供給される。凍結管1に供給された乾燥用気体は、凍結管1内を流れた後、第2の接続装置8、乾燥用気体排出配管7を流過して乾燥用気体排出配管7の大気開放側端部7Aから大気中に拡散する。図2では乾燥用気体の流れる方向を矢印Bで示している。
乾燥用気体が凍結管1内を流れることで、凍結管1内の水分が除去されて凍結管1内は乾燥する。
乾燥装置3(吸着式エアードライヤー3B)から吐出された乾燥された乾燥用気体(凍結管1内に供給される乾燥用気体)の露点温度は、施工する場所の雰囲気条件によって凍結管1内に供給すべき乾燥用気体の露点温度として乾燥装置3で設定するので、乾燥装置3側の環境が変わらなければ一定であり、変化しない。
図示の実施形態では、第1の露点温度計4により計測する際は、吸着式エアードライヤー3Bから乾燥用気体が吐出された直後の領域で計測されている。ただし、第1の露点温度計4により露点温度を計測する際には、吸着式エアードライヤー3Bから乾燥用気体が吐出された直後の領域に限定される訳ではなく、乾燥用気体供給配管5におけるその他の領域に第1の露点温度計4を設けても良い。
凍結管1を流れた後の乾燥用気体(凍結管1から排出された乾燥用気体)の露点温度を第2の露点温度計9により計測する際は、例えば、乾燥用気体排出配管7の大気開放側端部7A近傍に第2の露点温度計9を設けるのが好ましい。
凍結管1を乾燥する際には、凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度が所定温度以下になったら、凍結管1内の水分が除去されたと判断する時の所定温度として、地盤凍結工法を実施する場所または地盤凍結工法に用いる凍結管内の乾燥を実施する場所における雰囲気条件(温度、湿度)、施工実績等に基づいて、乾燥用気体の目標露点温度(例えば−40℃〜−70℃)として所定温度を設定し、凍結管1内の水分が除去されたと判断する。
また、目標露点温度としての所定温度を設定することで、所定温度に対応して乾燥装置3(冷凍式エアードライヤー3A、吸着式エアードライヤー3B)、コンプレッサ(供給装置)2の仕様を決定することにより効率的な乾燥が実施できる。
第2の露点温度計9により計測された凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度が、第1の露点温度計4により計測された凍結管1内に供給された乾燥用気体の露点温度と等しくなった際は、凍結管1内の乾燥用気体の露点温度は目標露点温度に達し、「乾燥が完了した」と判断することが出来る。
或いは、第2の露点温度計9により計測された凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度が、目標露点温度(例えば、−70℃)以下になった際に、「乾燥が完了した」と判断することが出来る。この場合には、乾燥用気体供給側の領域に第1の露点温度計4を必ずしも配置する必要はない。
図3のフローチャートにおいて、ステップS1〜S5は、凍結管乾燥機構10におけるコンプレッサ2(供給装置)、冷凍式エアードライヤー3A及び吸着式エアードライヤー3B(乾燥装置3)を選定し、それぞれの仕様を決定する作業に関する。そして、ステップS6〜S11は、凍結管乾燥機構10により凍結管1内を乾燥させる作業に関する。
ステップS1では、凍結管1の体積を従来公知の方法で算出する。
ステップS2では、地盤凍結施工の全体工程に基づき、必要に応じてステップS1で算出された凍結管1の体積を参照して、凍結管1の乾燥日数を決定する。
次のステップS4では、凍結管1に供給する乾燥用気体の目標露点温度を設定する。
目標露点温度は、凍結管1内の水分が除去されたと判断するのに用いられ、乾燥装置3で設定される露点温度として用いられ、また凍結管1内の水分が除去された時に所定温度以下と判断する管理値としても用いられる。
当該目標露点温度は、雰囲気条件である温度、湿度に基づき、過去の施工実績、或いは実験による検証結果を参照して設定する。
発明者の実験では、冬季の低温、中低湿度の地下空間における雰囲気条件での乾燥作業ならびに、夏季の高温、高湿度の屋外における雰囲気条件での凍結管乾燥作業において、それぞれの雰囲気の大気圧における露点温度を求め、目標露点温度は−40〜−70℃に設定して、良好な乾燥結果となった。
実際の乾燥作業空間雰囲気条件を考えると、略々、目標露点温度は、−40℃〜−70℃としてよい。
ステップS5では、ステップS4で設定した目標露点温度を参照して、冷凍式エアードライヤー3A及び吸着式エアードライヤー3Bの仕様を決定する。そして、ステップS6に進む。
ここで、ステップS4、ステップS5における目標露点温度の設定、冷凍式エアードライヤー3A及び吸着式エアードライヤー3Bの仕様決定の際は、露点温度一覧表を好適に用いることが出来る。露点温度一覧表については、既存の数値(例えば、「JIS Z 8806 湿度−測定方法」内の水の飽和蒸気圧)から作成可能である。
ステップS7では、乾燥用気体の凍結管1の入口側(凍結管1内に乾燥用気体を供給する側)と出口側(凍結管1を流過した乾燥用気体が排出される側)の露点温度を計測する。
乾燥用気体の凍結管1の入口側の露点温度は、吸着式エアードライヤー3Bの吐出口の近傍に配置された第1の露点温度計4により計測し、乾燥用気体の凍結管1の出口側の露点温度は、乾燥用気体排出配管7における大気開放側端部7Aの近傍に配置された第2の露点温度計9により計測する。
第1の露点温度計4による露点温度の計測は、乾燥用気体の供給初期の段階で、例えば1回だけ行えば良い。第1の露点温度計4により露点温度が計測される乾燥用気体は、冷凍式エアードライヤー3A、吸着式エアードライヤー3Bで低温化され、乾燥されているので、凍結管1を乾燥する間は殆ど変動しないからである。ただし、凍結管1を乾燥する間に、第1の露点温度計4による乾燥用気体の露点温度を、継続して計測することも出来る。
凍結管1から排出された空気の露点温度を、第2の露点温度計9により計測することについては、乾燥用気体を凍結管1内に供給する間、継続して行う。
凍結管1に供給される乾燥用気体の露点温度(第1の露点温度計4により計測した露点温度)と、凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度(第2の露点温度計9により計測した露点温度)が等しくなれば(ステップS8が「Yes」)、凍結管1内の水分が十分に除去されて、「凍結管1の乾燥が完了した」と判断する。そして、ステップS10に進む。
ここで、凍結管1に供給される乾燥用気体の露点温度(第1の露点温度計4により計測した露点温度)と、凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度(第2の露点温度計9により計測した露点温度)とを比較する以外の態様で、凍結管1内の水分が十分に除去されたか否か、すなわち、凍結管1の乾燥が完了したか否かを判断することが出来る。
例えば、凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度(第2の露点温度計9により計測した露点温度)と所定の目標露点温度(例えば、−70℃)を比較して、凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度が所定の目標露点温度以下になった際に、「凍結管1の乾燥が完了した」と判断することも可能である。上述した通り、係る態様で制御を行う場合には、第1の露点温度計4により露点温度を計測する工程は省略できる。
凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度と所定の目標露点温度を比較する制御の場合には、凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度と所定の目標露点温度が等しくなれば、ステップS8で凍結管1の「乾燥が完了した」と判断される。
ステップS9における判断では、例えば、第2の露点温度計9の計測結果(凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度)が、第1の露点温度計4の計測結果(凍結管1内に供給された乾燥用気体の露点温度)に近づく速度が予定に比べて遅れている場合には、凍結管1内を乾燥させる作業が予定通りに進行していないと判断する。
なお、凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度(第2の露点温度計9により計測した露点温度)と所定の目標露点温度(例えば、−70℃)を比較する態様の制御を行う場合には、ステップS9では、凍結管1から排出された乾燥用気体の露点温度と、所定の目標露点温度と、それまでの乾燥作業に費やされた時間(経過時間)等を参照して、凍結管1内を乾燥させる作業が予定通りに進行しているか否かを判断する。
一方、ステップS9の判断の結果、凍結管1内を乾燥させる作業が予定通りに進行していない場合は(ステップS9が「No」)、ステップS3に戻り、凍結管乾燥機構10のコンプレッサ2或いは乾燥装置3の仕様を再検討し、必要に応じて変更する。そして、ステップS4以下を実行して、凍結管1に乾燥用気体を送風する(供給する)。
そしてステップS11に進み、凍結管1内、その他の配管(乾燥用気体供給配管、乾燥用気体排出配管)内を真空引きして、充填している乾燥用気体を取り除く。真空引きは、従来公知の機器を用いて、従来公知の態様で行う。
ステップS11が終了すると、凍結管1内の水分を除去して乾燥させる作業も完了するので、二次側冷媒CO2を凍結管1内に循環させて、地盤を凍結する作業を開始することが出来る。
そのため、二次側冷媒CO2が循環する凍結管1の管径を小さくしても、凍結管1に二次側冷媒CO2が流過しても、凍結管1内は乾燥しており内部の水分が除去されているので、凍結管1内で水分が凍結して閉塞することが防止される。
そのため、凍結管1内に水分が残留しているか否かを容易且つ正確に判断することが出来るので、水分が残留した状態で乾燥作業を中止し、或いは、乾燥作業を必要以上に継続してしまうという不都合が防止される。
そして、ボンベ切り継ぎの必要が無いため、切り継ぎ作業の作業時間が節減される。
また、乾燥用気体が空気であれば、施工現場(例えば、坑内)で乾燥用気体が大量に噴射されても、施工現場が酸欠状態になってしまうことが防止される。
それに加えて、凍結管1内を乾燥させる作業の際に当該作業が予定通りに進行しているか否かを確認し(図3のステップS9)、予定通りに進行していない場合は凍結管乾燥機構10を構成する機器(コンプレッサ2、乾燥装置3)の仕様、その他を見直すので、凍結管1の乾燥作業を効率的且つ確実に行うことが出来る。
2・・・コンプレッサ(供給装置)
3・・・乾燥装置
3A・・・冷凍式エアードライヤー
3B・・・吸着式エアードライヤー
4・・・第1の露点温度計(第1の露点温度計測装置)
5・・・乾燥用気体供給配管
6・・・第1の接続装置(コネクタ)
7・・・乾燥用気体排出配管
8・・・第2の接続装置(コネクタ)
9・・・第2の露点温度計(第2の露点温度計測装置)
10・・・凍結管乾燥機構
Claims (8)
- 凍結対象の熱を奪う凍結管の二次側冷媒として二酸化炭素を用いる地盤凍結工法において、
前記冷媒である二酸化炭素を循環する凍結管内に乾燥用気体を供給して、前記凍結管内の水分を除去する工程を含み、
前記二次側冷媒を循環させる工程を含むことを特徴とする地盤凍結工法。 - 前記凍結管内に乾燥用気体を供給し凍結管内の水分を除去する前記工程に、
前記乾燥用気体の露点温度を計測する工程と、
計測された前記露点温度に基づいて凍結管内の水分が除去されたか否かを判断する工程を含む請求項1の地盤凍結工法。 - 前記凍結管内に供給する前記乾燥用気体として空気を用いる請求項1、2のいずれかの地盤凍結工法。
- 前記露点温度を計測する工程は、
凍結管内に供給される乾燥用気体の露点温度を計測する工程と、
凍結管から排出された乾燥用気体の露点温度を計測する工程を有し、
前記凍結管内の水分が除去されたか否かを判断する工程は、凍結管から排出された乾燥用気体の露点温度が凍結管内に供給される乾燥用気体の露点温度に等しくなった際に凍結管内の水分が除去されたと判断する工程を有している請求項1〜3の何れか1項の地盤凍結工法。 - 前記露点温度を計測する工程は、
凍結管から排出された乾燥用気体の露点温度を計測する工程を有し、
前記凍結管内の水分が除去されたか否かを判断する工程は、凍結管から排出された乾燥用気体の計測された露点温度が所定温度以下になった際に凍結管内の水分が除去されたと判断する工程を有している請求項1〜3の何れか1項の地盤凍結工法。 - 前記所定温度は、地盤凍結工法適用現場の雰囲気条件により設定される請求項5の地盤凍結工法。
- 凍結対象の熱を奪う凍結管の二次側冷媒として二酸化炭素を用いる地盤凍結工法で用いられる凍結管内を乾燥させる機構において、
乾燥用気体を圧縮して吐出する供給装置と、
供給装置が吐出した乾燥用気体を乾燥する乾燥装置と、
前記乾燥装置から吐出された乾燥された乾燥用気体の露点温度を計測する第1の露点温度計測装置と、
乾燥させる前記凍結管から排出された乾燥用気体の露点温度を計測する第2の露点温度計測装置を備えていることを特徴とする凍結管乾燥機構。 - 乾燥用気体を圧縮して吐出する前記供給装置と、
供給装置が吐出した乾燥用気体を乾燥する前記乾燥装置の装置仕様を、
地盤凍結工法適用現場の雰囲気条件により設定される所定温度で決定する請求項7の凍結管乾燥機構。
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