JP2019147685A - 玉掛け具長さを算出するクレーン及び玉掛け具長さを算出する方法 - Google Patents

玉掛け具長さを算出するクレーン及び玉掛け具長さを算出する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】玉掛け具長さを算出するクレーン及び玉掛け具長さを算出する方法を提供する。【解決手段】制御装置が、ブーム8の姿勢とワイヤロープ11の繰り出し量から把握されるフック13の位置に基づいてカメラ25からフック13までの距離Rを認識し、画像上におけるフック13から荷物Wまでの長さ(ピクセル距離Lp)に基づいてカメラ25とフック13を結ぶ仮想線L1及びカメラ25と荷物Wを結ぶ仮想線L2のなす角度θを認識し、距離Rと角度θに基づいて現実におけるフック13から荷物Wまでの距離である玉掛け具長さLを算出する。【選択図】図5

Description

本発明は、玉掛け具長さを算出するクレーン及び玉掛け具長さを算出する方法に関する。
従来より、代表的な作業車両であるクレーンが知られている。クレーンは、荷物を吊り上げた状態で旋回動作等を行うため、荷物が横方向に振れてしまうことがある。そのため、荷物の振れ周期(以降「荷振れ周期」という)を算出するクレーンが提案されていたのである。例えば、特許文献1に記載の如くである。
ところで、特許文献1に開示されたクレーンは、ブームの先端部分からフックまでの距離を認識し、この距離に基づいて荷振れ周期を算出するものである。しかし、クレーンは、フックに掛けられた玉掛け具を介して荷物を吊り上げるため、ブームの先端部分からフックまでの距離にフックから荷物までの距離である玉掛け具長さも加えなければ、正確な荷振れ周期を算出することができない。そこで、玉掛け具長さを算出するクレーン及び玉掛け具長さを算出する方法が求められていたのである。
特開平10−017273号公報
玉掛け具長さを算出するクレーン及び玉掛け具長さを算出する方法を提供する。
第一の発明は、
起伏及び伸縮自在のブームと、
前記ブームから垂下するワイヤロープと、
前記ワイヤロープの繰り入れ及び繰り出しによって昇降するフックと、を備え、
前記フックに掛けられた玉掛け具を介して荷物を吊り上げるクレーンにおいて、
前記フックと前記荷物を含んだ画像を撮影するカメラと、
前記カメラに接続されて情報の処理を行う制御装置と、を具備し、
前記制御装置が、
前記ブームの姿勢と前記ワイヤロープの繰り出し量から把握される前記フックの位置に基づいて前記カメラから前記フックまでの距離を認識し、
画像上における前記フックから前記荷物までの長さに基づいて前記カメラと前記フックを結ぶ仮想線及び前記カメラと前記荷物を結ぶ仮想線のなす角度を認識し、
前記距離と前記角度に基づいて現実における前記フックから前記荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する、ものである。
第二の発明は、第一の発明に係るクレーンにおいて、
前記荷物の画像から当該荷物の重心位置を推定し、
前記カメラと前記荷物の重心位置を結ぶ仮想線を用いて前記角度を算出する、ものである。
第三の発明は、
起伏及び伸縮自在のブームと、
前記ブームから垂下するワイヤロープと、
前記ワイヤロープの繰り入れ及び繰り出しによって昇降するフックと、を備え、
前記フックに掛けられた玉掛け具を介して荷物を吊り上げるクレーンにおいて、
前記フックと前記荷物を含んだ画像を撮影するカメラと、
前記フックの全長値を記憶するとともに前記カメラに接続されて情報の処理を行う制御装置と、を具備し、
前記制御装置が、
画像上における前記フックから前記荷物までの長さに基づいて前記カメラと前記フックを結ぶ仮想線及び前記カメラと前記荷物を結ぶ仮想線のなす第一角度を算出し、
画像上における前記フックの上端から下端までの長さに基づいて前記カメラと前記フックの上端を結ぶ仮想線及び前記カメラと前記フックの下端を結ぶ仮想線のなす第二角度を算出し、
前記フックの全長値と前記第一角度と前記第二角度に基づいて現実における前記フックから前記荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する、ものである。
第四の発明は、第三の発明に係るクレーンにおいて、
前記荷物の画像から当該荷物の重心位置を推定し、
前記カメラと前記荷物の重心位置を結ぶ仮想線を用いて前記第一角度を算出する、ものである。
第五の発明は、
起伏及び伸縮自在のブームと、
前記ブームから垂下するワイヤロープと、
前記ワイヤロープの繰り入れ及び繰り出しによって昇降するフックと、を備え、
前記フックに掛けられた玉掛け具を介して荷物を吊り上げるクレーンの玉掛け具長さを算出する方法であって、
カメラによって前記フックと前記荷物を含んだ画像を撮影する画像撮影工程と、
前記ブームの姿勢と前記ワイヤロープの繰り出し量から把握される前記フックの位置に基づいて前記カメラから前記フックまでの距離を認識する距離認識工程と、
画像上における前記フックから前記荷物までの長さに基づいて前記カメラと前記フックを結ぶ仮想線及び前記カメラと前記荷物を結ぶ仮想線のなす角度を認識する角度認識工程と、
前記距離と前記角度に基づいて現実における前記フックから前記荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する玉掛け具長さ算出工程と、を有している、ものである。
第六の発明は、
起伏及び伸縮自在のブームと、
前記ブームから垂下するワイヤロープと、
前記ワイヤロープの繰り入れ及び繰り出しによって昇降するフックと、を備え、
前記フックに掛けられた玉掛け具を介して荷物を吊り上げるクレーンの玉掛け具長さを算出する方法であって、
カメラによって前記フックと前記荷物を含んだ画像を撮影する画像撮影工程と、
画像上における前記フックから前記荷物までの長さに基づいて前記カメラと前記フックを結ぶ仮想線及び前記カメラと前記荷物を結ぶ仮想線のなす第一角度を認識する第一角度認識工程と、
画像上における前記フックの上端から下端までの長さに基づいて前記カメラと前記フックの上端を結ぶ仮想線及び前記カメラと前記フックの下端を結ぶ仮想線のなす第二角度を認識する第二角度認識工程と、
前記フックの全長値と前記第一角度と前記第二角度に基づいて現実における前記フックから前記荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する玉掛け具長さ算出工程と、を有している、ものである。
第一の発明に係るクレーンは、フックと荷物を含んだ画像を撮影するカメラと、カメラに接続されて情報の処理を行う制御装置と、を具備している。そして、制御装置が、ブームの姿勢とワイヤロープの繰り出し量から把握されるフックの位置に基づいてカメラからフックまでの距離を認識し、画像上におけるフックから荷物までの長さに基づいてカメラとフックを結ぶ仮想線及びカメラと荷物を結ぶ仮想線のなす角度を認識し、この距離と角度に基づいて現実におけるフックから荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する。かかるクレーンによれば、簡素な構成でありながらも正確に玉掛け具長さを算出することができる。ひいては、正確な荷振れ周期を算出することができる。
第二の発明に係るクレーンは、荷物の画像から荷物の重心位置を推定する。そして、カメラと荷物の重心位置を結ぶ仮想線を用いて角度を算出する。かかるクレーンによれば、フックから荷物の重心位置までの距離を玉掛け具長さとして算出することができる。ひいては、より正確な荷振れ周期を算出することができる。
第三の発明に係るクレーンは、フックと荷物を含んだ画像を撮影するカメラと、フックの全長値を記憶するとともにカメラに接続されて情報の処理を行う制御装置と、を具備している。そして、制御装置が、画像上におけるフックから荷物までの長さに基づいてカメラとフックを結ぶ仮想線及びカメラと荷物を結ぶ仮想線のなす第一角度を算出し、画像上におけるフックの上端から下端までの長さに基づいてカメラとフックの上端を結ぶ仮想線及びカメラとフックの下端を結ぶ仮想線のなす第二角度を算出し、フックの全長値と第一角度と第二角度に基づいて現実におけるフックから荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する。かかるクレーンによれば、簡素な構成でありながらも正確に玉掛け具長さを算出することができる。ひいては、正確な荷振れ周期を算出することができる。
第四の発明に係るクレーンは、荷物の画像から荷物の重心位置を推定する。そして、カメラと荷物の重心位置を結ぶ仮想線を用いて第一角度を算出する。かかるクレーンによれば、フックから荷物の重心位置までの距離を玉掛け具長さとして算出することができる。ひいては、より正確な荷振れ周期を算出することができる。
第五の発明に係る玉掛け具長さを算出する方法は、カメラによってフックと荷物を含んだ画像を撮影する画像撮影工程と、ブームの姿勢とワイヤロープの繰り出し量から把握されるフックの位置に基づいてカメラからフックまでの距離を認識する距離認識工程と、画像上におけるフックから荷物までの長さに基づいてカメラとフックを結ぶ仮想線及びカメラと荷物を結ぶ仮想線のなす角度を認識する角度認識工程と、この距離と角度に基づいて現実におけるフックから荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する玉掛け具長さ算出工程と、を有している。かかる玉掛け具長さを算出する方法によれば、簡素な構成でありながらも正確に玉掛け具長さを算出することができる。ひいては、正確な荷振れ周期を算出することができる。
第六の発明に係る玉掛け具長さを算出する方法は、カメラによってフックと荷物を含んだ画像を撮影する画像撮影工程と、画像上におけるフックから荷物までの長さに基づいてカメラとフックを結ぶ仮想線及びカメラと荷物を結ぶ仮想線のなす第一角度を認識する第一角度認識工程と、画像上におけるフックの上端から下端までの長さに基づいてカメラとフックの上端を結ぶ仮想線及びカメラとフックの下端を結ぶ仮想線のなす第二角度を認識する第二角度認識工程と、フックの全長値と第一角度と第二角度に基づいて現実におけるフックから荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する玉掛け具長さ算出工程と、を有している。かかる玉掛け具長さを算出する方法によれば、簡素な構成でありながらも正確に玉掛け具長さを算出することができる。ひいては、正確な荷振れ周期を算出することができる。
クレーンを示す図。 キャビンの内部を示す図。 玉掛け具長さ算出システムを示す図。 玉掛け具長さを算出する方法のフローチャートを示す図。 カメラに対するフック及び荷物の位置関係を示す図。 カメラが撮影した画像を示す図。 玉掛け具長さ算出システムを示す図。 玉掛け具長さを算出する方法のフローチャートを示す図。 カメラに対するフック及び荷物の位置関係を示す図。 カメラが撮影した画像を示す図。
本願に開示する技術的思想は、以下に説明するクレーン1のほか、他のクレーンにも適用できる。
まず、図1及び図2を用いて、第一実施形態に係るクレーン1について説明する。
クレーン1は、主に車両2とクレーン装置3で構成されている。
車両2は、左右一対の前輪4と後輪5を備えている。また、車両2は、荷物Wの運搬作業を行なう際に接地させて安定を図るアウトリガ6を備えている。更に、車両2は、これらを駆動するためのエンジンやトランスミッション等を備えている。
クレーン装置3は、旋回用油圧モータ7によって旋回自在となっている(矢印A参照)。クレーン装置3は、その後部から前方へ突き出すようにブーム8を備えている。ブーム8は、起伏用油圧シリンダ9によって起伏自在となっている(矢印B参照)。また、ブーム8は、伸縮用油圧シリンダ10によって伸縮自在となっている(矢印C参照)。加えて、ブーム8には、ワイヤロープ11が架け渡されている。ブーム8の基端側には、ワイヤロープ11を巻き付けたウインチ12が配置され、ブーム8の先端側には、ワイヤロープ11によってフック13が垂下されている。更に、ウインチ12は、巻回用油圧モータ14と一体的に構成されており、ワイヤロープ11の巻き入れ及び巻き出しを可能としている。そのため、フック13は、巻回用油圧モータ14によって昇降自在となっている(矢印D参照)。なお、クレーン装置3は、ブーム8の側方にキャビン15を備えている。キャビン15の内部には、走行操作に必要となるハンドル16やシフトレバー17のほか、運搬操作に必要となる旋回操作具18や起伏操作具19、伸縮操作具20、巻回操作具21が設けられている。また、画像を表示するための表示装置22が設けられている。
次に、図3を用いて、玉掛け具長さ算出システム23について説明する。
ここで、玉掛け具24について説明しておく。玉掛け具24とは、フック13に掛けられ、玉掛け作業を行うためのロープ状のものである。玉掛け具24は、荷物Wの下に回して掛けられ、荷物Wを吊り上げている。
玉掛け具長さ算出システム23は、玉掛け具長さLを算出するものである。玉掛け具長さLは、フック13から荷物Wまでの長さである(図1参照)。ここでは、玉掛け具長さLがフック13の下端から荷物Wの重心位置までの長さとして説明する。玉掛け具長さ算出システム23は、カメラ25、表示装置22、ブーム姿勢検出器26、ワイヤロープ繰出量検出器27、制御装置28で構成されている。
カメラ25は、画像を撮影するものである。カメラ25は、フック13と荷物Wを撮影できるように、ブーム8のベースブーム部材に取り付けられている。なお、カメラ25は、フック13と荷物Wが撮影可能であればよく、例えば、ブーム8の先端部分のほか、キャビン15やその他の部分に取り付けられてもよい。
表示装置22は、画像を表示するものである。表示装置22は、タッチパネルを備え、表示装置22の画像上における任意位置をオペレータがタッチすると、この任意位置が選択される。なお、選択された任意位置を、以降「タッチ位置」という。
ブーム姿勢検出器26は、ブーム8の姿勢を検出するものである。ブーム8の姿勢は、ブーム8の水平面に対する角度Eやブーム8の基端部分から先端部分までの長さFで表される(図1参照)。
ワイヤロープ繰出量検出器27は、ワイヤロープ11の繰り出し量を検出するものである。ワイヤロープ11の繰り出し量は、ウインチ12から繰り出されるワイヤロープ11の長さである。なお、ブーム8の先端部分からフック13までの長さLwは、ワイヤロープ11の繰り出し量から算出される。
制御装置28は、玉掛け具長さLを算出するものである。制御装置28は、表示制御部28a、フック距離算出部28b、角度算出部28c、玉掛け具長さ算出部28dを有している。なお、制御装置28には、表示制御部28a、フック距離算出部28b、角度算出部28c、玉掛け具長さ算出部28dに用いられる種々のプログラムやデータが格納されている。
表示制御部28aは、カメラ25が撮影した画像の表示を制御するものである。表示制御部28aは、カメラ25に接続されており、カメラ25が撮影した画像を取得する。また、表示制御部28aは、表示装置22に接続されており、表示装置22に画像を表示する。
フック距離算出部28bは、カメラ25からフック13までの距離R(図5参照)を算出するものである。フック距離算出部28bは、ブーム姿勢検出器26に接続されており、ブーム8の姿勢(角度E及び長さF)を取得する。また、フック距離算出部28bは、ワイヤロープ繰出量検出器27に接続されており、ワイヤロープ11の繰り出し量を取得する。
角度算出部28cは、カメラ25とフック13を結ぶ仮想線L1及びカメラ25と荷物Wを結ぶ仮想線L2のなす角度θ(図5参照)を算出するものである。角度算出部28cは、表示制御部28aに接続されており、画像を取得する。
玉掛け具長さ算出部28dは、玉掛け具長さLを算出するものである。なお、玉掛け具長さLの算出方法については、後述する。玉掛け具長さ算出部28dは、角度算出部28cに接続されており、角度θを取得する。また、玉掛け具長さ算出部28dは、フック距離算出部28bに接続されており、距離Rを取得する。
次に、図4から図6を用いて、玉掛け具長さLを算出する方法について説明する。
玉掛け具長さLは、画像撮影工程K101、距離認識工程K102、角度認識工程K103、玉掛け具長さ算出工程K104を経て算出される。
画像撮影工程K101において、制御装置28は、カメラ25によってフック13と荷物Wを含んだ画像を撮影する(図6参照)。
距離認識工程K102において、制御装置28は、カメラ25からフック13までの距離Rを認識する。具体的に説明すると、フック距離算出部28bは、ブーム姿勢検出器26が検出した角度E及び長さFを取得する。また、フック距離算出部28bは、ワイヤロープ繰出量検出器27が検出したワイヤロープ11の繰り出し量に基づいて長さLwを算出する。そして、角度E及び長さFと長さLwからフック13の位置を把握し、把握したフック13の位置に基づいてカメラ25からフック13までの距離Rを算出する。
角度認識工程K103において、制御装置28は、カメラ25とフック13を結ぶ仮想線L1及びカメラ25と荷物Wを結ぶ仮想線L2のなす角度θを認識する。具体的に説明すると、玉掛け具長さ算出部28dは、撮影された画像から画像認識による推定又はオペレータの手動入力により、画像上のフック13の下端の位置と荷物Wの重心位置を取得する。画像認識による推定の場合、玉掛け具長さ算出部28dは、画像からフック13及び荷物Wの輪郭を抽出する。そして、玉掛け具長さ算出部28dは、フック13の輪郭の下端を認識する。また、玉掛け具長さ算出部28dは、荷物Wの輪郭で囲まれる図形の中心を荷物Wの重心と推定する。オペレータの手動入力の場合、オペレータは、フック13の下端である点Paと荷物Wの重心位置と推定される点Pbをタッチして入力する。角度算出部28cは、画像認識された位置又はタッチ位置に基づいて、フック13の下端から荷物Wの重心位置までの長さであるピクセル距離Lpを算出する。なお、ピクセル距離Lpとは、フック13の下端から荷物Wの重心位置までのピクセル(画像を構成する最小単位の要素)の数により測定される距離である。そして、角度算出部28cは、ピクセル距離Lpに基づいて角度θを算出する。なお、玉掛け具長さ算出部28dは、1ピクセル当たりの角度を把握しているため、ピクセル距離Lpに1ピクセル当たりの角度を乗じることによって角度θを算出する。
玉掛け具長さ算出工程K104において、制御装置28は、距離Rと角度θに基づいて玉掛け具長さLを算出する。具体的に説明すると、玉掛け具長さ算出部28dは、以下の数式(1)により玉掛け具長さLを算出する。
L=R×θ・・・(1)
数式(1)は、カメラ25に対するフック13及び荷物Wの幾何学的な位置関係から成り立っている(図5参照)。具体的に説明すると、距離Rを半径とする角度θの円弧長さは、玉掛け具長さLに近い値となる。そのため、距離Rを半径とする角度θの円弧長さに対して玉掛け具長さLがほほ等しいとみなしたものである。
以上のように、本クレーン1は、フック13と荷物Wを含んだ画像を撮影するカメラ25と、カメラ25に接続されて情報の処理を行う制御装置28と、を具備している。そして、制御装置28が、ブーム8の姿勢とワイヤロープ11の繰り出し量から把握されるフック13の位置に基づいてカメラ25からフック13までの距離Rを認識し、画像上におけるフック13から荷物Wまでの長さ(ピクセル距離Lp)に基づいてカメラ25とフック13を結ぶ仮想線L1及びカメラ25と荷物Wを結ぶ仮想線L2のなす角度θを認識し、この距離Rと角度θに基づいて現実におけるフック13から荷物Wまでの距離である玉掛け具長さLを算出する。かかるクレーン1によれば、簡素な構成でありながらも正確に玉掛け具長さLを算出することができる。ひいては、正確な荷振れ周期を算出することができる。
更に、本クレーン1は、荷物Wの画像から荷物Wの重心位置を算出する。そして、カメラ25と荷物Wの重心位置を結ぶ仮想線L2を用いて角度θを算出する。かかるクレーン1によれば、フック13から荷物Wの重心位置までの距離を玉掛け具長さLとして算出することができる。ひいては、より正確な荷振れ周期を算出することができる。
ところで、玉掛け具長さLを算出する方法に着眼すると、カメラ25によってフック13と荷物Wを含んだ画像を撮影する画像撮影工程K101と、ブーム8の姿勢とワイヤロープ11の繰り出し量から把握されるフック13の位置に基づいてカメラ25からフック13までの距離Rを認識する距離認識工程K102と、画像上におけるフック13から荷物Wまでの長さ(ピクセル距離Lp)に基づいてカメラ25とフック13を結ぶ仮想線L1及びカメラ25と荷物Wを結ぶ仮想線L2のなす角度θを認識する角度認識工程K103と、この距離Rと角度θに基づいて現実におけるフック13から荷物Wまでの長さである玉掛け具長さLを算出する玉掛け具長さ算出工程K104と、有している。かかる玉掛け具長さLを算出する方法によれば、簡素な構成でありながらも正確に玉掛け具長さLを算出することができる。ひいては、正確な荷振れ周期を算出することができる。
次に、図7から図10を用いて、クレーンの第二実施形態に係るクレーン1について説明する。なお、以下の実施形態に係るクレーン1は、図1から図6に示すクレーン1において説明で用いた名称、図番、符号を用いることで、同じものを指すこととし、以下の実施形態において、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図7を用いて、玉掛け具長さ算出システム23について説明する。
制御装置28は、玉掛け具長さLを算出するものである。制御装置28は、表示制御部28a、角度算出部28c、玉掛け具長さ算出部28d、フックサイズ記憶部28eを有している。なお、制御装置28には、表示制御部28a、角度算出部28c、玉掛け具長さ算出部28d、フックサイズ記憶部28eに用いられる種々のプログラムやデータが格納されている。
フックサイズ記憶部28eは、フック13の全長値Lh(図9参照)を記憶するものである。フックサイズ記憶部28eは、フック13の全長値Lhのほか、フック13の全幅値等のフックサイズに関する情報を記憶している。
角度算出部28cは、カメラ25とフック13の上端を結ぶ仮想線L3及びカメラ25とフック13の下端を結ぶ仮想線L1のなす角度θh(図9参照)を算出する。角度算出部28cは、表示制御部28aに接続されており、画像を取得する。
玉掛け具長さ算出部28dは、フックサイズ記憶部28eに接続されており、フック13の全長値Lhを取得する。
次に、図8から図10を用いて、玉掛け具長さLを算出する方法について説明する。
玉掛け具長さLを算出する方法は、画像撮影工程K101、第一角度認識工程K103、第二角度認識工程K105、玉掛け具長さ算出工程K104から構成されている。なお、第一実施形態の角度認識工程K103と本実施形態の第一角度認識工程K103が行う処理は同一である。
第二角度認識工程K105において、制御装置28は、カメラ25とフック13の上端を結ぶ仮想線L3及びカメラ25とフック13の下端を結ぶ仮想線L1のなす角度θhを認識する。具体的に説明すると、玉掛け具長さ算出部28dは、撮影された画像から画像認識による推定又はオペレータの手動入力により、画像上のフック13の上端の位置とフック13の下端の位置を取得する。画像認識による推定の場合、玉掛け具長さ算出部28dは、画像からフック13の輪郭を抽出する。そして、玉掛け具長さ算出部28dは、フック13の輪郭の上端と下端を認識する。オペレータの手動入力の場合、オペレータは、フック13の上端である点Pcとフック13の下端である点Paをタッチして入力する。角度算出部28cは、画像認識された位置又はタッチ位置に基づいて、フック13の上端から下端までの長さであるピクセル距離Lphを算出する。なお、ピクセル距離Lphとは、フック13の上端から下端までのピクセルの数により測定される距離である。そして、玉掛け具長さ算出部28dは、ピクセル距離Lpから角度θhを算出する。
玉掛け具長さ算出工程K104において、制御装置28は、玉掛け具長さLを算出する。具体的に説明すると、玉掛け具長さ算出部28dは、フック13の全長値Lhと角度θと角度θhに基づいて、以下の数式(2)により玉掛け具長さLを算出する。
L=θ/θh×Lh・・・(2)
数式(2)は、カメラ25に対するフック13及び荷物Wの幾何学的な位置関係から成り立っている(図9参照)。具体的に説明すると、玉掛け具長さLと全長値Lhの比と、角度θと角度θhの比は、近い値となる。これらの比がほぼ等しいとみなすと、数式(3)が成り立つ。
L:Lh=θ:θh・・・(3)
数式(3)を変形したものが数式(2)である。
なお、角度(角度θ、角度θh)は、画面上のピクセル距離(ピクセル距離Lp、ピクセル距離Lph)と比例関係が成り立つため、θ/θhとLp/Lphが等しくなる。したがって、玉掛け具長さLは、角度ではなくピクセル距離用いて算出してもよい。この場合の玉掛け具長さLの計算式は、以下の数式(4)で表される。
L=Lp/Lph×Lh・・・(4)
以上のように、本クレーン1は、フック13と荷物Wを含んだ画像を撮影するカメラ25と、フック13の全長値Lhを記憶するとともにカメラ25に接続されて情報の処理を行う制御装置28と、を具備している。そして、制御装置28が、画像上におけるフック13から荷物Wまでの長さ(ピクセル距離Lp)に基づいてカメラ25とフック13を結ぶ仮想線L1及びカメラ25と荷物Wを結ぶ仮想線L2のなす第一角度(角度θ)を算出し、画像上におけるフック13の上端から下端までの長さ(ピクセル距離Lph)に基づいてカメラ25とフック13の上端を結ぶ仮想線L3及びカメラ25とフック13の下端を結ぶ仮想線L1のなす第二角度(角度θh)を算出し、フック13の全長値Lhと第一角度(角度θ)と第二角度(角度θh)に基づいて現実におけるフック13から荷物Wまでの距離である玉掛け具長さLを算出する。かかるクレーン1によれば、簡素な構成でありながらも正確に玉掛け具長さLを算出することができる。ひいては、正確な荷振れ周期を算出することができる。
更に、本クレーン1は、荷物Wの画像から荷物Wの重心位置を推定する。そして、カメラ25と荷物Wの重心位置を結ぶ仮想線L2を用いて第一角度(角度θ)を算出する。かかるクレーン1によれば、フック13から荷物Wの重心位置までの距離を玉掛け具長さLとして算出することができる。ひいては、より正確な荷振れ周期を算出することができる。
ところで、玉掛け具長さLを算出する方法に着眼すると、カメラ25によってフック13と荷物Wを含んだ画像を撮影する画像撮影工程K101と、画像上におけるフック13から荷物Wまでの長さ(ピクセル距離Lp)に基づいてカメラ25とフック13を結ぶ仮想線L1及びカメラ25と荷物Wを結ぶ仮想線L2のなす第一角度(角度θ)を認識する第一角度認識工程K103と、画像上におけるフック13の上端から下端までの長さ(ピクセル距離Lph)に基づいてカメラ25とフック13の上端を結ぶ仮想線L3及びカメラ25とフック13の下端を結ぶ仮想線L1のなす第二角度(角度θh)を認識する第二角度認識工程K105と、フック13の全長値Lhと第一角度(角度θ)と第二角度(角度θh)に基づいて現実におけるフック13から荷物Wまでの距離である玉掛け具長さLを算出する玉掛け具長さ算出工程K104と、を有している。かかる玉掛け具長さLを算出する方法によれば、簡素な構成でありながら正確に玉掛け具長さLを算出することができる。ひいては、正確な荷振れ周期を算出することができる。
上述の実施形態は、代表的な形態を示したに過ぎず、一実施形態の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。更に種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、更に特許請求の範囲に記載の均等の意味及び範囲内のすべての変更を含む。
1 クレーン
2 車両
3 クレーン装置
8 ブーム
11 ワイヤロープ
12 ウインチ
13 フック
22 表示装置
24 玉掛け具
25 カメラ
28 制御装置
L 玉掛け具長さ
Lh 全長値
L1 仮想線
L2 仮想線
L3 仮想線
R 距離
W 荷物
θ 角度(第一角度)
θh 角度(第二角度)

Claims (6)

  1. 起伏及び伸縮自在のブームと、
    前記ブームから垂下するワイヤロープと、
    前記ワイヤロープの繰り入れ及び繰り出しによって昇降するフックと、を備え、
    前記フックに掛けられた玉掛け具を介して荷物を吊り上げるクレーンにおいて、
    前記フックと前記荷物を含んだ画像を撮影するカメラと、
    前記カメラに接続されて情報の処理を行う制御装置と、を具備し、
    前記制御装置が、
    前記ブームの姿勢と前記ワイヤロープの繰り出し量から把握される前記フックの位置に基づいて前記カメラから前記フックまでの距離を認識し、
    画像上における前記フックから前記荷物までの長さに基づいて前記カメラと前記フックを結ぶ仮想線及び前記カメラと前記荷物を結ぶ仮想線のなす角度を認識し、
    前記距離と前記角度に基づいて現実における前記フックから前記荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する、ことを特徴とするクレーン。
  2. 前記荷物の画像から当該荷物の重心位置を推定し、
    前記カメラと前記荷物の重心位置を結ぶ仮想線を用いて前記角度を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載のクレーン。
  3. 起伏及び伸縮自在のブームと、
    前記ブームから垂下するワイヤロープと、
    前記ワイヤロープの繰り入れ及び繰り出しによって昇降するフックと、を備え、
    前記フックに掛けられた玉掛け具を介して荷物を吊り上げるクレーンにおいて、
    前記フックと前記荷物を含んだ画像を撮影するカメラと、
    前記フックの全長値を記憶するとともに前記カメラに接続されて情報の処理を行う制御装置と、を具備し、
    前記制御装置が、
    画像上における前記フックから前記荷物までの長さに基づいて前記カメラと前記フックを結ぶ仮想線及び前記カメラと前記荷物を結ぶ仮想線のなす第一角度を算出し、
    画像上における前記フックの上端から下端までの長さに基づいて前記カメラと前記フックの上端を結ぶ仮想線及び前記カメラと前記フックの下端を結ぶ仮想線のなす第二角度を算出し、
    前記フックの全長値と前記第一角度と前記第二角度に基づいて現実における前記フックから前記荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する、ことを特徴とするクレーン。
  4. 前記荷物の画像から当該荷物の重心位置を推定し、
    前記カメラと前記荷物の重心位置を結ぶ仮想線を用いて前記第一角度を算出する、ことを特徴とする請求項3に記載のクレーン。
  5. 起伏及び伸縮自在のブームと、
    前記ブームから垂下するワイヤロープと、
    前記ワイヤロープの繰り入れ及び繰り出しによって昇降するフックと、を備え、
    前記フックに掛けられた玉掛け具を介して荷物を吊り上げるクレーンの玉掛け具長さを算出する方法であって、
    カメラによって前記フックと前記荷物を含んだ画像を撮影する画像撮影工程と、
    前記ブームの姿勢と前記ワイヤロープの繰り出し量から把握される前記フックの位置に基づいて前記カメラから前記フックまでの距離を認識する距離認識工程と、
    画像上における前記フックから前記荷物までの長さに基づいて前記カメラと前記フックを結ぶ仮想線及び前記カメラと前記荷物を結ぶ仮想線のなす角度を認識する角度認識工程と、
    前記距離と前記角度に基づいて現実における前記フックから前記荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する玉掛け具長さ算出工程と、を有している、ことを特徴とする方法。
  6. 起伏及び伸縮自在のブームと、
    前記ブームから垂下するワイヤロープと、
    前記ワイヤロープの繰り入れ及び繰り出しによって昇降するフックと、を備え、
    前記フックに掛けられた玉掛け具を介して荷物を吊り上げるクレーンの玉掛け具長さを算出する方法であって、
    カメラによって前記フックと前記荷物を含んだ画像を撮影する画像撮影工程と、
    画像上における前記フックから前記荷物までの長さに基づいて前記カメラと前記フックを結ぶ仮想線及び前記カメラと前記荷物を結ぶ仮想線のなす第一角度を認識する第一角度認識工程と、
    画像上における前記フックの上端から下端までの長さに基づいて前記カメラと前記フックの上端を結ぶ仮想線及び前記カメラと前記フックの下端を結ぶ仮想線のなす第二角度を認識する第二角度認識工程と、
    前記フックの全長値と前記第一角度と前記第二角度に基づいて現実における前記フックから前記荷物までの距離である玉掛け具長さを算出する玉掛け具長さ算出工程と、を有している、ことを特徴とする方法。
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