JP2019146721A - 排泄検知装置、吸収性物品、及び報知システム - Google Patents

排泄検知装置、吸収性物品、及び報知システム Download PDF

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Abstract

【課題】排泄物の検出感度を向上させる。【解決手段】排泄検知装置7は、吸収性物品4の内部における温度及び湿度並びに、吸収性物品4を装着する着用者の排泄に関する音及び/又は着用者の姿勢を検出するセンサ部71と、センサ部71が内部に配置されるハウジング72と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、排泄を検知する装置、この装置が取り付けられる吸収性物品、並びに、この吸収性物品を用いた報知システムに関する。
近年、吸収性物品を装着した着用者の排泄に関する情報を報知するために、吸収性物品に取り付ける検出装置が開発されている。この技術では、吸収性物品に取り付けられたセンサ装置で検出された情報が、当該情報を受信した報知部で報知される。
例えば、特許文献1には、温度センサ、水センサ、湿度センサ及び臭気センサなどのセンサを有する排泄検出装置が記載されている。
特開2006−296566号公報
本件は、排泄物の検出感度を向上させることを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用及び効果であって、従来の技術では得られない作用及び効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
ここで開示する排泄検知装置は、吸収性物品の内部における温度及び湿度並びに、前記吸収性物品を装着する着用者の排泄に関する音及び/又は前記着用者の姿勢を含む着用者に関する情報を検出するセンサ部と、前記センサ部が内部に配置されるハウジングと、を備える。
本発明に係る排泄検知装置は、吸収性物品の内部における温度及び湿度並びに、前記吸収性物品を装着する着用者の排泄に関する音及び/又は前記着用者の姿勢を検出するセンサ部を備えるため、着用者に関する情報を精度よく検出することができ、検出感度に優れる。
本実施形態の排泄検知装置(センサ装置)及びこのセンサ装置が取り付けられる吸収性物品を示す分解斜視図である。 本実施形態のセンサ装置を示す側面図である。 本実施形態の情報処理システムにおけるコンピュータの基本的な構成を示す模式図である。 本実施形態の情報処理システム及び報知システムの構成を示す模式図である。
以下、実施形態としてのセンサ装置(排泄検知装置)、このセンサ装置が取り付けられる吸収性物品、及び、このセンサ装置が用いられる情報処理システムを含む報知システムについて説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、又は適宜組み合わせることができる。
本実施形態のセンサ装置は、吸収性物品に取り付けられる。吸収性物品は、排泄を十分に自己管理することができない成人や幼児などの着用者に装着される衛生用品である。この吸収性物品は、着用者から排泄される尿便や糞便といった糞尿をはじめ、経血やおりもの(以下、まとめて「排泄物」という。)を吸収又は保持する。吸収性物品としては、テープ型やパンツ型の紙おむつ(いわゆる「使い捨ておむつ」)又は布おむつ、尿パッド、生理用ナプキン、パンティーライナーなどが挙げられる。
本実施形態においては、パッドと紙おむつとの組み合わせで使用される複合体も吸収性物品とする。すなわち、ISO15621に規定されているように、内装体としての尿パッド(補助パッド)を外装体としての紙おむつによって装着者又は装着位置に保持する使用例において、尿パッド及び紙おむつの複合体も吸収性物品とする。
なお、吸収性物品へのセンサ装置の取り付けには、吸収性物品に対してセンサ装置を直接的に取り付けることはもちろん、吸収性物品が取り付けられる下着や補助具(ホルダーパンツ)に対してセンサ装置を間接的に取り付けることも含まれるものとする。
以下の実施形態では、吸収性物品として尿パッドと紙おむつとの複合体を例示する。この吸収性物品については、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、吸収性物品が着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着状態で外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。センサ装置についても、取り付けられる吸収性物品の各方向を用いる。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
また、本実施形態では、特に断らない限り「数値X〜数値Y」なる表記が「数値X以上であって数値Y以下である」ことを意味する。
[1.構成]
図面を参照して、まず、情報処理システムで用いられるセンサ装置の取付先である吸収性物品、及び、この吸収性物品に取り付けられるセンサ装置を説明する。次いで、情報処理システム、この情報処理システムを含む報知システムの順に各構成を説明する。
[1−1.吸収性物品]
図1に示すように、本実施形態のセンサ装置7が取り付けられる吸収性物品4は、紙おむつ5(外装体)に加えて吸水性の尿パッド6(内装体)を備えている。つまり、吸収性物品4は、尿パッド6と紙おむつ5との複合体である。また、紙おむつ5は、装着者に対して尿パッド6を固定する装着具ともいえる。
吸収性物品4では、紙おむつ5に対して肌面側であって尿パッド6の非肌面側にセンサ装置7が配置される。なお、外装体としては、紙おむつのほか、下着や、尿パッド保持用に作られたホルダーパンツと呼ばれる布製のパンツ型外装体等が挙げられる。内装体としては、吸水性を有するものであれば尿パッド6に限定されない。
センサ装置7は、紙おむつ5に対して肌面側に配置されるため、外部に露出せず、紙おむつ5からの脱落が抑えられる。また、センサ装置7は、尿パッド6の非肌面側に配置されるため、着用者に対して直接的に接触することがなく、着用者に対する違和感を抑えることができる。このように、紙おむつ5と尿パッド6との間に配置されるセンサ装置7によれば、吸収性物品4に対するセンサ装置7の確実な取り付けと着用者に対する違和感の抑制を両立することができる。
〔尿パッド〕
尿パッド6では、シート状又はマット状の部材が積層されている。積層される各部材は、尿パッド6での蒸れを抑えるために、通気性すなわち透湿性をもつ。つまり、尿パッド6は通気性を有している。
この尿パッド6には、前身頃、股下部及び後身頃の三つの領域が長手方向に沿って配置され、これらの三領域に跨って図示しない吸収体が内蔵されている。
吸収体は、液体を吸収して保持するマット状の部材である。たとえば、粉砕又は解繊されたパルプ(いわゆる「フラッフパルプ」)に高吸水性樹脂(いわゆるSAP〈Super Absorbent Polymer〉とも称される)が混合されたコアがラップシートで被包(ラップ)されたコアラップやこのコアラップに防水透湿シート(バックシート)が積層された積層体が吸収体として用いられる。
また、尿パッド6の最も非肌面側には、吸収体を非肌面側から被覆するようにカバーシートが積層されている。カバーシートは、吸収体を補強するとともに触感(たとえば手触り)を向上させるために設けられる。なお、カバーシートは、単層構造に限らず、インナ―カバーシート及びアウターカバーシートを有する多層構造であってもよい。
このカバーシートの非肌面側には、センサ装置7が配置される。
〔紙おむつ〕
紙おむつ5では、シート状又はマット状の部材が積層されている。積層される各部材は、紙おむつ5での蒸れを抑えるために、通気性すなわち透湿性をもつ。つまり、紙おむつ5は通気性を有している。
この紙おむつ5には、前身頃5A、股下部5B及び後身頃5Cの三つの領域が長手方向に沿って配置され、これらの三領域に跨って吸収体が内蔵されている。吸収体は上記尿パッド6において説明したとおりである。
また、この紙おむつ5には、センサ装置7を所定の位置に取り付けるための案内部51が設けられている。ここでいう「所定の位置」とは、センサ装置7の検出精度を確保する観点や紙おむつ5の着用者に対する圧迫や摩擦、違和感などを抑える観点などに基づいて設定される、紙おむつ5に対するセンサ装置7の適正位置である。ここでは、紙おむつ5の股下部5Bに「所定の位置」が設定される。具体的には、案内部51は股下部5Bの中央領域、つまり、紙おむつ5の中心(紙おむつ5の長手方向及び幅方向における中心)を含む領域に設けられる。
案内部51は、紙おむつ5の肌面側に表示された絵柄として構成され、紙おむつ5において最も肌面側に積層される部材(例えばトップシート等)に設けられる。例えば、センサ装置7の輪郭線や矢印、十字形の印(いわゆる「トンボ」)といった種々の絵柄を案内部51に用いることができる。
ただし、案内部51は絵柄に限らず、センサ装置7に対応する大きさの凹部や折線といった案内構造を案内部51に採用してもよい。
[1−2.センサ装置]
つぎに、図1及び図2を参照して、センサ装置7の構成を説明する。センサ装置7には、吸収性物品4を装着した着用者に関する情報(以下、「着用者情報」と略称する。)を検出するセンサ部71と、センサ部71を内蔵するハウジング72とを備えている。また、ハウジング72は、センサ部71に給電するバッテリ76(電源機器)を内蔵している。
図1に示すように、センサ装置7では、ハウジング72において、着用者に面する主面72a(以下、「第一面72a」と記載することがある。)に、電源ボタン73、インジケータ78及び検出口74が設けられている。電源ボタン73を押圧操作することで、センサ装置7がON状態となり、着用者情報を所定の周期で検出し、検出された着用者情報が所定の周期で後述するコンピュータ100に送信される。また、インジケータ78は、センサ装置7の作動状態に応じて表示色や点滅パターンを変化させる。
また、図2に示すように、センサ装置7は、第一面72aに対向する主面72b(以下、「第二面72b」と記載することがある。)に、紙おむつ5への取付用として取付部77を備える。すなわち、センサ装置7は、取付部77により紙おむつ5に設けられた案内部51に固定される。なお、取付部77で固定されたセンサ装置7は、紙おむつ5に対して固定されるだけで、第一面72aで対向する尿パッド6に対して固定されていない。
〔取付部〕
取付部77は、紙おむつ5において最も肌面側に積層される部材と互いに貼着するファスニング機構を構成している。ファスニング機構として、フック材(雄部材)とループ材(雌部材)との機械的結合により固定する面ファスナーを用いることができる。
面ファスナーは、表面に多数の突起(たとえば鉤状やきのこ状など)が形成されたフック材と、表面にループ状の繊維が配置されたループ材との組み合わせにより構成される。すなわち、吸収性物品4及び取付部77のうちの何れか一方にフック材が設けられ、他方にループ材が設けられる。面ファスナーを用いることで、フック材及びループ材を剥離可能な状態としつつ強固に貼着させることができ、繰り返して使用することもできる。本実施形態では、フック材を有する面ファスナーを取付部77として用いる場合を例示する。
なお、センサ装置7に貼着される面ファスナーは、ハウジング72の第二面72bの全部に限らず、第二面72bの一部に設けられてもよい。また、センサ装置7のハウジング72が面ファスナーで構成されていてもよい。さらに、面ファスナーの着脱先は、紙おむつ5に限らず、尿パッド6であってもよい。
あるいは、センサ装置7のハウジング72と紙おむつ2とを接続するためには、面ファスナー77に替えてまたは加えて、別体の粘着剤や粘着テープなどの接続部を用いてもよい。テープを用いる場合には、センサ装置7の少なくとも一部を覆うとともに、センサ装置7よりも長いまたは大きいテープを用いて、センサ装置7の肌面側(第一面側)からセンサ装置7とともにテープを貼り付けてもよい。このとき、センサ部71の検出精度を確保する観点から、後述する検出部75が露出した状態でテープをセンサ装置7や紙おむつ5に貼り付けることが好ましい。そのため、穴(開口部)の設けられたテープを用いれば、検出部75と穴の位置とを重ね合わせつつテープを貼り付けることで、センサ部71の検出精度を確保しつつ紙おむつ5に対してセンサ装置7を確実に貼り付けることができる。
〔ハウジング〕
ハウジング72は、センサ部71及びバッテリ76を内蔵する筐体である。また、ハウジング72は、センサ部71及びバッテリ76を内蔵するための所定の厚みを有する板状の形状を有する。さらに、ハウジング72は、その角部分がラウンド加工されている。このように、ハウジング72の形状は、内部の容積を確保しながら、着用者が受ける異物感を抑えられるようになっている。
ハウジング72は、内蔵されるセンサ部71及びバッテリ76を水分から保護するために防水性を有するものの、通気性はない。そのほか、ハウジング72は、衛生機器に要求される基本的な性能をもつ。例えば、尿便が排泄される吸収性物品4にセンサ装置7が取り付けられることから、耐水性あるいは撥水性やアンモニアに対する耐性をハウジング72にもたせることが好ましい。また、センサ装置7を繰り返して使用する際に清潔性を確保する観点から、次亜塩素酸などの殺菌剤に対する耐薬品性や抗菌性をハウジング72にもたせることが好ましい。さらに、視認性を向上させる観点から、蓄光性、蛍光性あるいは発光性をハウジング72にもたせてもよい。
また、着用者に対するセンサ装置7の異物感を軽減させるために、内蔵された機器の保護性を確保した剛性をもたせたうえでハウジング72の剛度を低下させてもよいし、センサ装置7の浸水を考慮して機器を内蔵したハウジング72(すなわちセンサ装置7)に浮力をもたせてもよい。
なお、図1及び図2では、平面視で略長方形をなすハウジング72を例示するが、内蔵されるセンサ部71の形状あるいは大きさ、設計上や意匠上の要求などに応じて種々の形状や大きさのハウジング72を採用することができる。たとえば、着用者に対するセンサ装置7の異物感を軽減させる観点から、平面視で円形、楕円型又は卵型などの滑らかな表面形状のハウジング72を採用することができる。また、着用者によるセンサ装置7の誤飲を防止する観点から、少なくとも一方向の寸法が所定寸法よりも大きいハウジング72を採用することもできる。
具体的には、着用者に対する違和感を抑える観点から、ハウジング72の幅寸法は通常1〜50mm、好ましくは1〜40mm、より好ましくは1〜30mmであり、長手寸法は通常1〜100mm、好ましくは1〜70mm、より好ましくは1〜50mmであり、厚み寸法は通常1〜30mm、好ましくは1〜20mm、より好ましくは1〜15mmである。
ハウジング72には、第一面72aに検出口74が穿設されている。検出口74は、センサ部71が設けられるハウジング72の内部と外部とを連通する開口部である。
本実施形態では、電源ボタン73、インジケータ78及び検出口74が、ハウジング72の第一面72aに設けられている。具体的には、ハウジング72の一端側に電源ボタン73及びインジケータ78が設けられている。また、ハウジング72の他端側に検出口74が設けられている。このように、電源ボタン73、インジケータ78及び検出口74が同一面に設けられることで、検出部75が尿パッド6に対向するようにセンサ装置7を取り付けた場合に、センサ装置7を取り付けた状態で電源ボタン73を操作することができるとともに、インジケータ78により作動状態を確認することができる。
〔センサ部〕
センサ部71は、着用者情報を検出して出力するセンサユニットである。センサ部71は、着用者情報を検出するセンシング部位である検出部75を有している。検出部75は第一検出部75a、第二検出部75b及び第三検出部75cを含み、センサ部71は検出部75で検出した着用者情報を後述する演算部110に出力する。
センサ部71は、第一面72aに一部が露出した状態でハウジング72の内部に配置されている。具体的には、センサ部71は、ハウジング72に内蔵されるとともに、ハウジング72に設けられた検出口74の位置に第一検出部75a(露出部位)及び第二検出部75b(露出部位)が配置されている。また、検出口74から外部に露出しない位置に第三検出部75cが配置されている。
そして、第一検出部75aには湿度センサ及び温度センサが含まれ、第二検出部75bには音センサが含まれ、第三検出部75cに加速度センサが含まれている。
そのため、取り付けられた状態のセンサ装置7では、肌面側に露出した状態の第一検出部75aが吸収性物品4の内部、つまり、尿パッド6及び紙おむつ5の湿度及び温度を検出する。また、第二検出部75bが、着用者の排泄に関する音を検出する。また、第三検出部75cが着用者の姿勢を検出する。なお、第三検出部75cを検出口74の位置に配置してもよい。
したがって、センサ部71が検出する「着用者情報」には、吸収性物品4の湿度、温度並びに着用者の排泄に関する音及び/又は着用者の姿勢が含まれる。
なお、本実施形態のセンサ装置7において検出口74は尿パッド6に対向しているため、センサ装置7は、特に尿パッド6の着用者情報の検出に適している。
湿度センサ、温度センサ、音センサ及び加速度センサとしては、例えば、静電容量型のセンサが用いられ、各センサで静電容量が検出される。そして、演算部110によって、検出された静電容量に対応する着用者情報が演算処理される。
ここで説明するセンサ部71では、着用者情報として、検出部75と着用者との間に位置する吸収性物品4(主に尿パッド6)の湿度、温度、並びに着用者の排泄に関する音及び/又は着用者の姿勢が検出される。そのため、以下の説明では、着用者情報を、単に「湿度・温度・音・姿勢」と記載することがある。なお、センサ部71やセンサ装置7の検出対象は、湿度・温度・音・姿勢に限らず、臭いや特定物質の有無といった他の対象が含まれてもよい。
[1−3.報知システム]
つづいて、図3及び図4を参照して、報知システム1が利用する情報処理システム30を説明する。情報処理システム30では、コンピュータ100に対してセンサ装置7が接続されるようになっている。このような情報処理システム30を利用して、報知システム1が構築される。報知システム1には、情報処理システム30に加えて、コンピュータ100に接続される報知デバイス130(報知部)が含まれる。なお、センサ装置7は、上述した吸収性物品4に取り付けられている。
まず、図3を参照して、情報処理システム30の前提となるコンピュータ100の基本構成を述べる。なお、ここでいうコンピュータ100には、据え置き型やモバイル型のパーソナルコンピュータのほか、いわゆるタブレットやスマートフォンなどの多機能携帯端末、クラウドコンピュータなどが含まれる。
コンピュータ100には、CPU(Central Processing Unit)やMP(Multi Processor)などの演算部110と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリ120(蓄積部)と、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光学ドライブ、フラッシュメモリやリーダライタなどの外部記憶装置121、キーボードやマウスなどの入力装置122、ディスプレイやプリンタ装置などの出力装置123、無線又は有線で送受信する通信装置124が設けられる。これらの各デバイス110,120,121,122,123,124は、コンピュータ100の内部に設けられた制御バスやデータバスなどのバス125を介して互いに通信可能に接続される。
このコンピュータ100は、プログラム126を実行可能な汎用のコンピュータである。このプログラム126は、外部記憶装置121にインストールされる。
なお、光学ドライブ、フラッシュメモリ、リーダライタなどで読み取り可能な記録媒体127にプログラム126を記録しておいてもよい。また、コンピュータ100が接続可能なネットワーク上のオンラインストレージ128(蓄積部)にプログラム126を記録しておいてもよい。何れにしても、コンピュータ100の外部記憶装置121にプログラム126をダウンロードする、又は、演算部110やメモリ120にプログラム126を読み込むことで、プログラム126が実行可能であればよい。
つづいて、図4を参照して情報処理システム30の制御に関する詳細な構成を述べる。
この情報処理システム30には、コンピュータ100の入力側に上述したセンサ装置7が設けられる。また、報知システム1には、コンピュータ100の出力側に報知部130が設けられる。これらのセンサ装置7及び報知部130とコンピュータ100とは、bluetooth(登録商標)、wifiや適時の世代の無線回線(例えば3G,4G,5G等の回線)等の無線又は有線で情報伝達可能に接続される。ここでは、着用者情報、つまり、湿度・温度・音・姿勢がセンサ装置7からコンピュータ100に伝達され、伝達された湿度・温度・音・姿勢に基づいて報知部130で報知する情報をコンピュータ100が演算する。
なお、情報処理システム30は、単数の着用者だけでなく、複数の着用者に対して適用することができる。すなわち、複数人の着用者に装着される吸収性物品4のそれぞれにセンサ装置7が取り付けられ、各センサ装置7からコンピュータ100に、湿度・温度・音・姿勢が入力されてもよい。この場合には、着用者のそれぞれを識別するためのID情報が各センサ装置7からコンピュータ100に出力され、ID情報のそれぞれに紐付けられた湿度・温度・音・姿勢がコンピュータ100に入力される。
〔コンピュータ〕
コンピュータ100では、センサ装置7から伝達された湿度・温度・音・姿勢が上述したメモリ120に記憶(蓄積)される。あるいは、センサ装置7から伝達された湿度・温度・音・姿勢がデータサーバなどのオンラインストレージ128に蓄積されてもよい。この場合には、オンラインストレージ128に蓄積された湿度・温度・音・姿勢にコンピュータ100からアクセス可能なものとする。
つづいて、メモリ120又はオンラインストレージ128に記憶された湿度・温度・音・姿勢に基づいて着用者の排泄に関する情報(以下「排泄情報」という)が演算部110で演算される。
以下、メモリ120、演算部110の順に各構成を詳述する。
〔メモリ〕
メモリ120には、センサ装置7で検出された湿度・温度・音・姿勢が所定の周期で取り込まれる。すなわち、センサ装置7は、所定の周期で湿度・温度・音・姿勢をコンピュータ100に出力する。そして、メモリ120は、各周期で伝達された湿度・温度・音・姿勢を記憶し蓄積する。
なお、ここでいう所定の周期は、1秒、5秒、30秒、1分、5分といった種々の周期に設定される。更に言えば、所定の周期は、一定の周期に限らず、可変の周期であってもよい。
〔演算部〕
演算部110は、メモリ120に記憶された湿度・温度・音・姿勢の変動に基づいて排泄情報を演算する。排泄情報としては、排泄の有無、排泄時点、排泄物の種類、着用者の不快度などが挙げられる。また、演算部110は、排泄情報として吸収性物品4、特に尿パッド6の交換タイミングを演算することができる。
演算部110には、排泄情報を演算するために、所望の機能要素が設けられている。この機能要素は、実行されるプログラム126の一部の機能を示すものであり、ソフトウェアで実現されるものとする。ただし、各機能の一部又は全部をハードウェア(電子回路)で実現してもよく、あるいはソフトウェアとハードウェアとを併用して実現してもよい。
演算部110による排泄情報の演算処理を上記のプログラム126によりコンピュータ100が実行する。そして、コンピュータ100は、演算された排泄情報を報知部130に出力する。
報知システム1は、上記情報処理システム30と、演算部110において演算された情報(排泄情報)を報知する報知デバイス130(報知部)とを備える。
〔報知部〕
報知部130は、着用者又はこの着用者を介護する介護者に排泄情報を報知するデバイスである。報知部130は、コンピュータ100から出力された排泄情報を受信して、受信した排泄情報を報知する。
この報知部130としては、視覚的に表示(報知)するディスプレイやライトなどの表示部、視覚的に報知するスピーカやブザーなどの発音器、触覚的に報知するバイブレータ(振動器)といったデバイスが挙げられる。また、報知部130として、パーソナルコンピュータや多機能携帯端末などの報知デバイスを用いることもできる。
上記の報知部130で報知される介護者としては、成人や幼児などの着用者を介護又は育児する介護士やヘルパー、親族などが挙げられる。
そのほか、報知部130での報知態様を上述したコンピュータ100で制御してもよい。たとえば、排泄物の有無や排泄時点、排泄物の種類、着用者の不快度、吸収性物品4や尿パッド6の交換タイミングなどに応じて、報知する表示内容、音種、振動パターンなどをコンピュータ100で制御してもよい。
報知部130がディスプレイである場合には、各種の排泄情報の一覧表示やその表示順、各種の排泄情報のうちの一部の表示といった態様をコンピュータ100で制御してもよい。更に言えば、複数の着用者に装着される吸収性物品4のそれぞれにセンサ装置7が取り付けられる場合に、各センサ装置7に紐付けられた着用者と上述した各種の排泄情報との一覧表示や、この一覧表示で排泄時点からの経過時間tの長短や不快度の度合いなどに応じた各排泄情報の昇順又は降順の表示(ソート表示)といった態様をコンピュータ100で制御してもよい。このような表示態様の制御処理は、上記のプログラム126によりコンピュータ100で実行される。
本実施形態の報知システム1によれば、センサ装置7で検出された着用者情報の変動に応じた排泄情報を演算部110で演算して、報知部130で報知することができる。
[2.作用及び効果]
上述したように本実施形態が構成されるため、以下のような作用及び効果を得ることができる。
一般に、排泄時点から排泄が終了するまでの間、吸収性物品の内部の湿度及び温度は急上昇し、その後、徐々に低下する傾向にある。また、尿便、経血や水様便といった流動体の排泄物(流動排泄物)と、糞便やおりものといった固形の排泄物(固形排泄物)とでは、排泄が終了した後の湿度及び温度の低下度合い、つまり、単位時間当たりの湿度及び温度の低下量が異なる傾向にある。例えば、流動排泄物のほうが固形排泄物よりも熱容量が小さく、また、流動排泄物は拡散し湿度及び温度が低下しやすいのに対して固形排泄物は拡散しにくく湿度及び温度が低下しにくい。
したがって、湿度センサや温度センサを備えるだけの従来のセンサ装置では、センサ装置からの検出情報に基づき、流動排泄物と固形排泄物との類別はできるものの、流動排泄物の中でさらに尿便と水様便とを細別することが難しい場合があった。
また、吸収性物品を装着する着用者の姿勢によっては、吸収性物品への排泄が終了するまでの間における湿度及び温度の上昇度合い、つまり、単位時間当たりの湿度及び温度の上昇量が異なることがある。例えば、着用者の姿勢が臥位の場合、立位や座位の場合に比べ、センサ装置の取付位置や重力等に起因して、湿度及び温度の上昇が緩やかになることがある。これは、吸収性物品に対して排泄物が排泄される位置、及び、排泄物が吸収性物品の内部で拡散する方向が着用者の姿勢により異なることがあるためである。
したがって、従来のセンサ装置では、吸収性物品の内部の湿度及び温度を検出できても、吸収性物品の交換タイミングに関する信頼性の高い排泄情報を演算することが難しかった。
(1)センサ装置7では、ハウジング72の中に、吸収性物品4の内部における温度及び湿度並びに、吸収性物品4を装着する着用者の排泄に関する音及び/又は着用者の姿勢を検出するセンサ部71を備えている。そのため、着用者に関する情報を精度よく検出することができ、検出感度に優れる。
具体的には、音センサを設けることで、水様便等を排泄する際の音を検出することができる。したがって、流動排泄物と固形排泄物との類別に加え、流動排泄物の中でさらに尿便と水様便との細別をすることができる。
また、加速度センサを設けることで、例えば、着用者のある姿勢(立位等)を基準とした傾きの度合いを検出することができる。したがって、吸収性物品に対して排泄物が排泄される位置、及び、排泄物が吸収性物品の内部で拡散する方向を演算することができるため、信頼性の高い吸収性物品の交換タイミングを報知することができる。
(2)紙おむつ5では、センサ装置7の取付位置を案内する案内部51が股下部5Bに設けられている。センサ装置7が案内部51に取り付けられると、着用者情報の検出精度及び検出感度に優れる。また、着用者が寝ている状態(臥位)や座った状態(座位)であっても、センサ装置7による着用者の皮膚の圧迫や摩擦が抑制されるため、床ずれの発症を防止することができる。案内部51は大腿部に挟まれた領域に位置し、この領域では、着用者が寝ている状態や座っている状態のときであってもセンサ装置7から着用者の皮膚に生じる応力が小さいためと考えられる。
(3)また、案内部51は股下部5Bの中央領域に設けられている。この中央領域は、吸収性物品4の着用時に着用者の尿道及び肛門にそれぞれ位置する部分である、尿道口対向部と肛門対向部との略中間に位置する。このため、センサ装置7により、固形排泄物及び流動排泄物をバランスよく検知することができる。
(4)報知システム1によれば、センサ装置7で検出された湿度・温度・音・姿勢の変動に応じて、信頼性の高い排泄情報を演算部110で演算して報知部130で報知することができる。そのため、適切な吸収性物品の交換タイミングが報知される。また、報知システム1によれば、吸収性物品4における尿パッド6における湿度・温度・音・姿勢の変動を検出することができるため、尿パッド6のみの交換タイミングを知ることもできる。そのため、紙おむつ5を交換せずに、尿パッド6のみを交換すればよいため、経済性に優れる。
[3.その他]
上記説明では、一つの検出口74を有するハウジング72に、一つのセンサ部71が内蔵されたセンサ装置7を示すが、湿度センサ、温度センサ、音センサ及び加速度センサごとにハウジング72に検出口74を設けてもよい。また、ハウジング72の中に複数のセンサ部71を配置してもよい。
また、上記説明では、吸収性物品4として紙おむつ5と尿パッド6との複合体を示し、センサ装置7を紙おむつ5と尿パッド6との間に配置した例を示すが、吸収性物品として紙おむつ単体を用い、センサ装置7の第一面72aを紙おむつの外表面(最も非肌面側)に対向させて取り付けてもよい。この場合、取付部77に替えて、別体の粘着剤や粘着テープなどの接続部を用いることが好ましい。粘着テープを用いる場合には、センサ装置7の少なくとも一部を覆うとともに、センサ装置7よりも長い又は大きいテープにより、センサ装置7の第二面72b側からセンサ装置7とともに紙おむつに貼り付けられる。また、この場合には、センサ装置7における電源ボタン73及びインジケータ78はハウジング72の側面に設けられる。ハウジング72の側面に電源ボタン73及びインジケータ78を配置することで、センサ装置7を紙おむつに取り付けた状態で電源ボタン73を操作することができるとともに、インジケータ78により作動状態を確認することができる。
また、演算部110は、湿度及び温度のうち一方の変動に基づいて排泄情報を演算してもよい。この場合、センサ装置7により検出される着用者情報は、湿度又は温度、並びに、着用者の排泄に関する音及び/又は着用者の姿勢である。このように、検出される着用者情報を少なくすることで、センサ装置7を簡素な構成とすることができる。これに対して、着用者情報として、湿度・温度・音・姿勢の全てを検出する場合には、排泄情報の精度を確実に確保することができ、更に言えば、排泄物の種類や性状を推定することも可能となる。
1 報知システム
4 吸収性物品
5 紙おむつ(外装体)
5A 前身頃
5B 股下部
5C 後身頃
6 尿パッド(内装体)
7 センサ装置
30 情報処理システム
51 案内部
71 センサ部
72 ハウジング
74 検出口
75 検出部
75a 第一検出部
75b 第二検出部
75c 第三検出部
76 バッテリ
77 取付部
100 コンピュータ
110 演算部
120 メモリ
121 外部記憶装置
122 入力装置
123 出力装置
124 通信装置
125 バス
126 プログラム
127 記録媒体
128 オンラインストレージ
130 報知部

Claims (4)

  1. 吸収性物品の内部における温度及び湿度並びに、前記吸収性物品を装着する着用者の排泄に関する音及び/又は前記着用者の姿勢を含む着用者に関する情報を検出するセンサ部と、
    前記センサ部が内部に配置されるハウジングと、
    を備える排泄検知装置。
  2. 前身頃、後身頃、及び前記前身頃と前記後身頃との間に位置する股下部から構成され、
    前記股下部に、請求項1に記載の排泄検知装置の取付位置を案内する案内部を備える、
    吸収性物品。
  3. 前記案内部が前記股下部の中央領域に設けられる、請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 請求項1に記載の排泄検知装置と、
    前記センサ部で検出された前記着用者に関する情報に基づいて、前記吸収性物品を装着した着用者の排泄に関する情報を演算する演算部と、
    前記演算部で得られた前記着用者の排泄に関する情報を報知する報知部と、
    を備える報知システム。

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