JP2019146069A - 映像信号記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録映像の引き継ぎ時に記録映像の品位が低下することを抑制する。【解決手段】 映像信号記録装置は、複数の映像信号が入力される映像信号入力部と、前記映像信号入力部を介して入力された複数の映像信号の入力状態をそれぞれ検知する入力状態検知部と、前記映像信号入力部を介して入力された前記映像信号を記録する記録部と、前記入力状態検知部の検知結果に基づいて、前記記録部に記録される映像信号の切換えに際して切換前の映像信号の映像フォーマットに一致または近似する映像フォーマットの映像信号を前記記録部に記録する記録信号制御部とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡等の医療装置によって得られる映像を記録する映像信号記録装置に関する。
近年、内視鏡は医療用分野等において広く採用されるようになった。内視鏡の撮像素子によって得られた患者体腔内の内視鏡映像(静止画及び動画)は、信号処理を行うプロセッサに伝送される。プロセッサは、内視鏡からの映像を信号処理し、表示用としてモニタに供給したり、記録用として記録装置に供給する。こうして、術者、助手、あるいは看護師など医療関係者間で内視鏡映像を共有することができ、また、内視鏡映像は種々のメディアに記録されて診断や症例に利用される。
ところで、内視鏡により得られた観察映像(医療映像)は、複数の用途に使用される。例えば、症例を記録する目的として、医療映像を証拠映像等のバックアップ用として用いることや、教育用、学会発表用、認定医申請用等の各種用途に用いることが考えられる。例えば、バックアップ用として記録する場合には、長時間の症例全体を記録する必要があることから、記録容量を考慮して、比較的低画質の映像フォーマットでの記録が行われる。一方、教育用素材として症例の記録を行う場合には、記録映像から症例の観察を容易とするために、なるべく最高の画質の映像フォーマットで記録した方がよい。これらの目的のために、内視鏡映像は同時に複数の映像フォーマットで記録される場合がある。
内視鏡、プロセッサ、モニタ及び記録装置相互間の信号伝送にはケーブルが採用され、例えば、プロセッサの出力がモニタを経由して記録装置に供給されるようにケーブル接続が行われる場合もある。内視鏡の移動範囲の確保や良好な操作性を維持するために、内視鏡映像の記録中においてもケーブルが取り外されることがある。この場合には、プロセッサの出力を一旦オフにすることになっているが、プロセッサの出力がモニタを経由して記録装置に供給される場合には、プロセッサ出力が停止することでモニタ動作が不安定となり、プロセッサの出力が復帰した場合でもモニタから正常に映像が出力されないことがある。また、ケーブルの破損により、記録途中で同期外れ、ブラックアウト及びノイズの増加等の記録データの品質低下が生じることもある。また、プロセッサやモニタ出力の影響によって、強制的に画像サイズが切換えられることもある。
そこで、特許文献1においては、複数の入力部を設け、記録を行う映像信号を所定の入力部の映像信号から別の入力部の映像信号に切換える、所謂記録の引き継ぎを可能にする方法が提案されている。
特開2000−196748号公報
しかしながら、入力インタフェースとして採用される伝送規格の相違から、記録の引き継ぎが行われた前後で、記録映像の画質等が変化したり、引き継ぎ時に記録映像が途切れるシーンが発生したりすることがあるという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、記録映像の引き継ぎ時に記録映像の品位が低下することを抑制することができる映像信号記録装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による映像信号記録装置は、複数の映像信号が入力される映像信号入力部と、前記映像信号入力部を介して入力された複数の映像信号の入力状態をそれぞれ検知する入力状態検知部と、前記映像信号入力部を介して入力された前記映像信号を記録する記録部と、前記入力状態検知部の検知結果に基づいて、前記記録部に記録される映像信号の切換えに際して切換前の映像信号の映像フォーマットに一致または近似する映像フォーマットの映像信号を前記記録部に記録する記録信号制御部とを具備する。
本発明によれば、記録映像の引き継ぎ時に記録映像の品位が低下することを抑制することができるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係る映像信号記録装置を示すブロック図。 図1の映像信号記録装置が配置される手術室の様子を示す説明図。 映像フォーマットと映像信号切換え時の映像信号選択方法を説明するための図表。 第1の実施の形態における記録動作を説明するための図表。 第1の実施の形態の動作を説明するための説明図。 第1の実施の形態の動作を説明するための説明図。 第1の実施の形態の動作を説明するための説明図。 第1の実施の形態の動作を説明するための説明図。 第1の実施の形態の動作を説明するための説明図。 切換後映像信号の決定方法を説明するための説明図。 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。 同期外れによる劣化の検知方法の一例を示す説明図。 同期外れによる劣化の検知方法の一例を示す説明図。 同期外れによる劣化の検知方法の一例を示す説明図。 同期外れによる劣化の検知方法の一例を示す説明図。 ノイズ混入による劣化の検知方法の一例を示す説明図。 ノイズ混入による劣化の検知方法の一例を示す説明図。 ノイズ混入による劣化の検知方法の一例を示す説明図。 第2の実施の形態における制御を説明するための図表。 本発明の第3の実施の形態を示すブロック図。 フォーマット変換の内容を説明するための説明図。 アスペクト比変更に伴うトリミングを説明するための説明図。 アスペクト比変更に伴うトリミングを説明するための説明図。 本発明の第4の実施の形態を示すブロック図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る映像信号記録装置を示すブロック図である。また、図2は図1の映像信号記録装置が配置される手術室の様子を示す説明図である。
まず、図2を用いて手術室に配置される医療システム20の全体構成を説明する。
図2に示すように、手術室内には、患者21が横たわる患者ベッド22及びカート30に搭載された医療システム20が配置される。カート30には、医療機器として例えば電気メス装置31、気腹装置32、ビデオプロセッサ33、光源装置34及び映像信号記録装置11等の装置類と、二酸化炭素を充填したガスボンベ35が載置されている。ビデオプロセッサ33は、カメラケーブル41aを介して内視鏡41に接続される。
光源装置34は、ライトガイドケーブル41bを介して内視鏡41に接続される。また、カート30には、モニタ36、集中表示パネル37、操作パネル38等が載置されている。モニタ36は、内視鏡映像等を表示する、例えばTVモニタである。
集中表示パネル37は、手術中のあらゆるデータを選択的に表示させることが可能な表示手段となっている。操作パネル38は、例えば液晶ディスプレイ等の表示部とこの表示部上に一体的に設けられた例えばタッチセンサにより構成され、非滅菌域にいる看護師等が操作する集中操作装置になっている。
更に、カート30には、集中制御装置であるシステムコントローラ40が載置されている。このシステムコントローラ40には、上述の電気メス装置31と気腹装置32とビデオプロセッサ33と光源装置34と映像信号記録装置11とが、図示しないケーブルを介して接続されている。システムコントローラ40には、図示しないヘッドセット型のマイクも接続できるようになっており、システムコントローラ40はマイクから入力された音声を認識し、術者の音声により各機器を制御できるようになっている。
また、カート30には、内視鏡41や、電気メス装置31の処置具などに埋め込まれているIDタグにより、物の個別ID情報を無線にて読み取り/書き取りできるRFID(Radio Frequency Identification)端末39が設けられている。
こうして、システムコントローラ40は、カート30に搭載されている電気メス装置31、気腹装置32、ビデオプロセッサ33、光源装置34及び映像信号記録装置11を集中制御することができるようになっている。このため、システムコントローラ40とこれらの装置との間で通信が行われている場合、システムコントローラ40は、上述の操作パネル38の液晶ディスプレイ上に、接続されている装置の設定状態や操作スイッチ等の設定画面を表示できるようになっている。さらに、システムコントローラ40は、所望の操作スイッチが触れられて所定領域のタッチセンサが操作されることによって設定値の変更等の操作入力が行えるようになっている。
リモートコントローラ23は、滅菌域にいる執刀医等が操作する第2集中操作装置であり、通信が成立している他の装置を、システムコントローラ40を介して操作することができるようになっている。
このシステムコントローラ40は、ケーブル45により患者モニタシステム46に接続されており、患者モニタシステム46は生体情報を解析し、この解析結果を所要の表示装置に表示させることができる。
図1は図2中の映像信号記録装置11の具体的な構成の一例を示している。
ビデオプロセッサ33は、内視鏡等からの映像を取り込んで映像信号処理を行い、内視鏡映像等の医療映像を生成することができるようになっている。ビデオプロセッサ33は、内視鏡映像を図示しないケーブルを介して映像信号記録装置11に出力する。なお、ビデオプロセッサ33は図示しないケーブルを介してモニタ36に接続されており、モニタ36と映像信号記録装置11とを図示しないケーブルで接続することで、ビデオプロセッサ33からの内視鏡映像をモニタ36経由で映像信号記録装置11に供給することもできるようになっている。
こうして、映像信号記録装置11には、ビデオプロセッサ33から医療映像である内視鏡映像(動画像又は静止画像)が入力される。ビデオプロセッサ33は、複数の伝送規格に従った複数のインタフェースを備えており、同一の内視鏡映像を複数の伝送規格で出力することができるようになっている。例えば、ビデオプロセッサ33は、SDI(Serial Digital Interface)、DVI(Digital Visual Interface)、コンポジット伝送(Y/C)等の各種インタフェースを備える。なお、ビデオプロセッサ33は、内視鏡映像に限らず、医療映像として各種映像を出力することができる。
映像信号記録装置11には、複数の伝送規格のインタフェースに対応した複数の入力端子I1,I2,…,Inが設けられている。図1の例では、入力端子I1,I2は、SDI規格に対応し、入力端子Inは、コンポジット伝送規格に対応している例を示している。入力端子I1にはSDI規格で伝送された映像信号SDI1が入力され、入力端子I2にはSDI規格で伝送された映像信号SDI2が入力され、入力端子Inにはコンポジット伝送規格で伝送された映像信号Y/Cが入力される。
入力端子I1,I2,…,In(以下、それぞれを区別する必要がない場合には入力端子Iという)に入力された映像信号は、入力状態検知部としての入力及び検知部3の各検知回路D1,D2,…,Dnにそれぞれ供給され、各検知回路D1,D2,…,Dnを介して映像出力部4の各バッファ回路Ba1,Ba2,…,Banにそれぞれ供給される。検知回路D1,D2,…,Dn(以下、それぞれを区別する必要がない場合には検知回路Dという)は、それぞれ入力端子I1,I2,…,I3の伝送規格に対応した映像信号を入力することができるように構成されていると共に、映像信号が入力されているか否かを検知し、検知結果を記録信号制御部10に出力するようになっている。なお、入力及び検知部3の各検知回路Dは、それぞれ入力される映像信号が符号化されている場合には、その符号化方式に対応するエンコード処理を行うことができるようになっている。
映像出力部4の各バッファ回路Ba1,Ba2,…,Ban(以下、それぞれを区別する必要がない場合にはバッファ回路Baという)は、それぞれ入力された映像信号を保持した後、記録信号制御部10からの出力制御信号に従って、保持した映像信号を記録部5に出力するようになっている。
記録信号制御部10は、図示しないCPU等を用いたプロセッサによって構成されて、メモリ10aに記憶されたプログラムに従って動作して各部を制御するものであってもよいし、ハードウェアの電子回路で機能の一部又は全部を実現するものであってもよい。記録信号制御部10は、映像信号記録装置11の各部を制御するようになっている。
記録信号制御部10には、映像信号記録装置11に設けられた図示しない入力部の操作によって、設定情報が入力されるようになっている。設定情報は、映像信号記録装置11がいずれの入力端子Iに入力された映像信号を記録するかを指定するための情報を含む。記録信号制御部10は、設定情報をメモリ10aに記憶させることができるようになっている。記録信号制御部10は、メモリ10aから設定情報を読出し、設定情報に指定された入力端子Iを介して入力された映像信号を選択して、当該映像信号が入力されたバッファ回路Baの出力を記録部5に与えて記録させるための出力制御信号を出力するようになっている。また、記録信号制御部10は、記録部5に記録制御信号を与えて、記録部5の記録を制御するようになっている。
記録部5としては、例えば、ハードディスク装置等を採用することができ、記録信号制御部10からの記録制御信号に従って、入力された映像信号の記録を行う。記録部5としては、医療映像を記録可能なものであればどのようなものでもよく、例えば、BD(ブルーレイディスク)、DVD、USBメモリ等のメディアへの記録が可能なインタフェースを採用してもよく、また、USBやLAN等のネットワークを介してネットワーク上のサーバ等に医療映像を記録するものであってもよい。なお、記録部5は、記録信号制御部10に制御されて、記録した医療映像を再生することも可能である。
上述したように、ビデオプロセッサ33は、内視鏡出力に基づく内視鏡映像を複数の伝送規格で出力しており、映像信号記録装置11の各入力端子Iには、同一内視鏡映像に基づく複数の伝送規格の映像信号が入力されている。なお、伝送規格に応じて伝送可能な映像信号の映像フォーマットを決まっており、ビデオプロセッサ33は、映像信号の生成時に、伝送可能な映像フォーマットのいずれかに応じた映像信号を生成するようになっている。
記録信号制御部10は、例えば映像信号の記録途中において、記録中の映像信号の入力が停止した場合には、自動的に他の入力端子に入力されている同一医療映像の映像信号を記録するようになっている。
本実施の形態においては、記録信号制御部10は、記録途中の映像信号を他の映像信号に切換えて記録する場合には、各入力端子Iにそれぞれ入力された複数の映像信号のうち映像フォーマットが切換前の映像信号の映像フォーマットに一致した映像信号を選択する。なお、記録信号制御部10は、映像信号の切換えに際して同一映像フォーマットの映像信号が存在しない場合には、切換前の映像信号の映像フォーマットにより近似した映像フォーマットの映像信号を選択して記録を行う。
図3は映像フォーマットと映像信号切換え時の映像信号選択方法を説明するための図表である。映像フォーマットは、複数の映像パラメータによって規定されるものである。図3では映像フォーマットが、解像度、色域、アナログ/デジタル、NTSC/PAL/SECAM、インターレース/プログレッシブ及び周波数の各映像パラメータによって規定されている例を示している。
メモリ10aは、各入力端子Iに入力される映像信号の映像フォーマットの情報(映像フォーマット情報)を記憶するようになっている。記録信号制御部10は、メモリ10aに記録されている映像フォーマット情報に基づいて、記録途中で入力が停止した入力端子(以下、切換前入力端子という)Iを介して入力されていた映像信号(以下、切換前映像信号という)から切換えて記録する映像信号(以下、切換後映像信号という)が入力されている入力端子(以下、切換後入力端子という)Iを選択するかを決定するようになっている。なお、各入力端子Iと映像フォーマットの対応関係が決まっている場合には、入力端子Iの選択と映像信号の選択とは同じ意味である。
上述したように、記録信号制御部10は、切換前映像信号の映像フォーマットと同一の映像フォーマットの映像信号が切換前入力端子以外のいずれの入力端子にも入力されていない場合には、映像フォーマットが近似する映像信号を選択してもよい。この場合には、記録信号制御部10は、映像フォーマットを規定するいずれか1つの映像パラメータのみによって近似する映像信号を選択してもよく、また、複数の映像パラメータの近似に基づいて1つの映像信号を選択してもよい。
例えば、記録信号制御部10は、図3の選択方法を採用してもよい。例えば、記録信号制御部10は、解像度については、同一解像度の映像信号を選択する。即ち、記録途中で映像入力が停止した切換前映像信号の解像度に一致する解像度を有する映像信号を切換後映像信号の選択候補とする。なお、記録信号制御部10は、切換前映像信号の解像度に一致する解像度を有する映像信号が入力されていない場合には、映像の劣化を最小限に抑えるため、入力されている映像信号のうち解像度が高い順に切換後映像信号として優先的に選択する。
また、記録信号制御部10は、色域については、切換前映像信号の色域と一致した色域の映像信号を切換後映像信号の選択候補とする。なお、記録信号制御部10は、色域が一致した映像信号がいずれの入力端子Iにも入力されていない場合には、映像の劣化を最小限に抑えるため、入力されている映像信号のうち色域が広い順に切換後映像信号として優先的に選択する。
また、記録信号制御部10は、アナログ/デジタルの映像パラメータ、NTSC/PAL/SECAMの映像パラメータ及びインターレース/プログレッシブの映像パラメータについては、切換前映像信号と一致した映像パラメータの映像信号を切換後映像信号の選択候補とする。
また、記録信号制御部10は、周波数については、切換前映像信号の周波数と一致した周波数の映像信号を切換後映像信号の選択候補とする。なお、記録信号制御部10は、周波数が一致した映像信号がいずれの入力端子Iにも入力されていない場合には、映像の劣化を最小限に抑えるため、入力されている映像信号のうち周波数が高い順に切換後映像信号として優先的に選択する。
記録信号制御部10は、上述した各映像パラメータについての選択方法を用いて選択候補を判定することで1つの映像信号を選択する。なお、記録信号制御部10は、このような判定によって複数の選択候補の映像信号が存在する場合には、最も解像度が高い映像信号を最終的に選択する。
なお、上記説明では、切換後映像信号の選択のために用いる映像フォーマット情報がメモリ10aに記憶されており、記録信号制御部10は、メモリ10aの映像フォーマット情報を用いて、切換後映像信号の選択を行うものと説明したが、メモリ10aに映像フォーマット情報が記憶されていない場合でも、記録信号制御部10は、画像解析によって映像フォーマットの判定が可能である。即ち、記録信号制御部10は、各入力端子Iからの各映像信号を入力及び検知部3から取り込んで画像解析を行い、画像解析結果に基づいて映像フォーマットを判定し、この判定結果に基づいて切換後映像信号の選択を行えばよい。また、入力及び検知部3において、入力された映像信号のヘッダ情報等によって、映像フォーマットの情報を取得して記録信号制御部10に供給するようになっていてもよい。
また、記録信号制御部10は、メモリ10aに記憶されている映像フォーマット情報に基づいて切換後映像信号の選択を行うものと説明したが、予め、切換前映像信号と切換後映像信号との対応関係、即ち、切換前入力端子と切換後入力端子との対応関係を記憶させ、記録信号制御部10はメモリ10aに記憶されている対応関係の情報に基づいて、切換後映像信号を選択するようになっていてもよい。例えば、各伝送規格に対応した各入力端子Iに、いずれの映像フォーマットの信号が入力されるかが明らかである場合には、各入力端子Iに切換後入力端子Iとして選択する優先順位を決めた情報を記憶させ、この情報に基づいて、記録信号制御部10が切換後映像信号の選択を行うようになっていてもよい。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図4から図10を参照して説明する。図4は第1の実施の形態における記録動作を説明するための図表であり、図5から図9は第1の実施の形態の動作を説明するための説明図である。図10は切換後映像信号の決定方法の一例を説明するための説明図である。
いま、ビデオプロセッサ33からのビデオ出力用のケーブルが映像信号記録装置11の3つの入力端子I1,I2,Inに接続されて、ビデオプロセッサ33からの映像信号の供給があるものとする。この場合には、ケーブルの故障の有無等に応じて、図4に示す4つのパターンが考えられる。図4の第1のパターンは、全ての入力信号(映像信号)が入力される状態を示している。この場合には、記録信号制御部10は、記録開始時に選択した映像信号を記録部5に転送して記録を継続するようになっている。
いま、映像信号記録装置11の3つの入力端子I1,I2,InにそれぞれSDI規格で伝送された映像信号SDI1、SDI2及びコンポジット伝送規格で伝送された映像信号Y/Cが入力されているものとする。図5はこの状態を示しており、入力端子I1,I2,Inを介して入力された映像信号SDI1,SDI2,Y/Cは、それぞれ入力及び検知部3の検知回路D1,D2,Dnを介して映像出力部4のバッファ回路Ba1,Ba2,Banに与えられる。検知回路D1,D2,Dnは、それぞれ入力端子I1,I2,Inに映像信号が入力されたか否かを検知する。入力及び検知部3は、各検知回路Dの検知結果を検知信号として記録信号制御部10に与える。
この場合において、例えばユーザが設定した設定情報により、入力端子I1を介して入力されている映像信号SDI1の記録が指示されているものとする。
入力端子I1,I2,Inを介して入力された各映像信号は、それぞれ各検知回路D1,D2,Dnを介してバッファ回路Ba1,Ba2,Banに供給される。
記録信号制御部10は、検知信号によって、設定情報により記録が指示された映像信号が入力されているか否かを判定する。記録信号制御部10は、検知信号によって、設定情報により記録が指示された映像信号が入力されているものと判定すると、当該映像信号をバッファ回路Baから出力させて記録部5に与える。こうして、記録部5において、ユーザが指定した映像信号SDI1の記録が行われる。なお、記録部5の記録は、例えばユーザによる記録終了操作が行われるまで継続される。
図4の第2のパターンは、全ての入力信号(映像信号)のうち現在記録が行われている映像信号以外の映像信号の入力が遮断される状態を示している。この場合でも、記録途中の映像信号SDI1については継続して入力されており、記録信号制御部10は、映像信号SDI1を記録部5に継続して記録させる。また、図4の第4のパターンは、全ての入力信号(映像信号)が遮断される状態を示している。この場合には、記録すべき映像信号が入力されないので、記録信号制御部10は、映像信号の記録を停止する。
図4の第3のパターンは、全ての入力信号(映像信号)のうち現在記録が行われている映像信号の入力が遮断される状態を示している。例えば、映像信号SDI1の記録途中において、入力端子I1に接続されているケーブルの故障等の理由により、映像信号SDI1の入力が遮断されるものとする。図6はこの状態を×印によって示している。図6の状態では、入力及び検知部3は、入力端子I1に映像信号SDI1が入力されておらず、入力端子I2,Inに映像信号SDI2,Y/Cが入力されていることを示す検知信号を記録信号制御部10に出力する。
記録信号制御部10は、記録途中であった映像信号SDI1に代えて、同一内視鏡映像に基づいて生成された他の映像信号を選択して記録する。この場合には、記録信号制御部10は、記録前映像信号SDI1と映像フォーマットが同一又は近似した映像信号を選択する。記録信号制御部10は、図3の選択方法を採用して、各映像パラメータに、一致しているか否かの判定及び不一致の場合には近似度を判定して、映像フォーマットが同一であるか又は近似しているかを判定してもよい。
記録信号制御部10は、この選択のための映像フォーマット情報をメモリ10aに記憶させておき、メモリ10aから読出した映像フォーマット情報に基づいて、切換前映像信号の映像フォーマットに一致した映像信号又はより近似した映像信号を選択してもよい。また、メモリ10aに、映像信号のフォーマットが一致又はより近似する映像信号同士が入力される入力端子の組を登録しておき、記録信号制御部10は、この組の情報をメモリ10aから読出すことで、切換後映像信号を選択するようにしてもよい。また、記録信号制御部10は、画像解析によって、切換前映像信号に映像フォーマットが一致又はより近似する映像信号を判定して、当該映像信号を切換後映像信号として選択してもよい。
また、例えば、同一伝送規格で伝送された映像信号同士については、映像フォーマットが同一又は近似している可能性が高い。そこで、記録信号制御部10は、切換前映像信号と同じ伝送規格で伝送された映像信号を切換後映像信号として選択してもよい。
図5の例では、切換前映像信号SDI1の映像フォーマットに一致又はより近似する映像信号は、入力端子I2を介して入力される映像信号SDI2である。記録信号制御部10は、検知信号によって、記録途中の映像信号SDI1の入力が遮断されたものと判定すると、切換前映像信号SDI1に代えて映像信号SDI2を切換後映像信号に設定し、当該映像信号SDI2を映像出力部4から読出して記録部5に出力させるための出力制御信号を発生する。
図7はこの場合の例を示しており、映像出力部4は、記録信号制御部10からの出力制御信号に従って、バッファ回路Ba2からの映像信号SDI2を記録部5に出力する。こうして、映像信号SDI1の記録途中で映像信号SDI1の入力が遮断されると、映像信号SDI2が選択されて記録が継続される。この場合には、切換前映像信号と切換後映像信号とは、映像フォーマットが一致しているか又はより近似しており、記録される映像は、切換え前後においても画質等の変化が小さいか又は無い。
なお、記録開始時の映像信号が入力端子I1に入力されている映像信号SDI1である場合において、入力端子I1,I2に入力されている映像信号SDI1,SDI2のいずれも入力が遮断されるものとする。図8はこの場合の例を示しており、映像出力部4は、記録信号制御部10からの出力制御信号に従って、バッファ回路Banからの映像信号Y/Cを記録部5に出力する。こうして、映像信号SDI1の記録途中で映像信号SDI1,SDI2の入力が遮断されると、映像信号Y/Cが選択されて記録が継続される。
次に、切換後映像信号が選択されて記録部5に記録されている状態で、記録開始時に入力端子I1に入力されていた映像信号SDI1の入力端子I1への入力が再開されるものとする。図9はこの場合の例を示しており、映像出力部4は、記録信号制御部10からの出力制御信号に従って、バッファ回路Ba1からの映像信号SDI1を記録部5に出力する。こうして、切換後映像信号の記録途中において、記録開始時に記録が指定されていた映像信号又は切換前映像信号の入力が再開されると、切換後映像信号の記録に代えて、当該再開された映像信号が選択されて記録が継続される。
なお、記録開始時に記録されていた映像信号が映像信号SDI1である場合、図7の状態を経由して図8の状態になって映像信号Y/Cが記録された後、全ての映像入力が再開されたときには、復帰を早めるために図8の状態から直接図9の状態に復帰するようになっている。なお、図8の状態から図7の状態を経て図9の状態に復帰してもよい。
このように、切換前映像信号と切換後映像信号とは、映像フォーマットが一致しているか又はより近似しており、記録される映像は、切換え前後においても画質等に変化が小さいか又は無い。こうして、記録部5に記録された映像は、映像切換時においても画質等に変化がなく、見やすい映像となる。
図10は映像フォーマットが一致又はより一致している映像を選択するための処理の一例を説明するものである。図10は図3の映像パラメータによって映像フォーマットが規定されている場合の例を示している。図10の例では、4つの入力端子Iに、それぞれ映像信号V0〜V4が入力される例を示している。なお、映像信号V0は、設定情報によって、記録開始時に選択されて記録される映像信号であり、SDI規格で伝送され、解像度が1080ピクセル、フレームレート60Hz、インターレース方式の高ダイナミックレンジ映像(HDR)を採用した映像信号であるものとする。
映像信号V1は、HDMI(登録商標)規格で伝送され、解像度が1440ピクセル、フレームレート60Hz、プログレッシブ方式の高ダイナミックレンジ映像(HDR)を採用した映像信号である。映像信号V2は、DVI規格で伝送され、解像度が1080ピクセル、フレームレート50Hz、プログレッシブ方式の高ダイナミックレンジ映像(HDR)を採用した映像信号である。映像信号V3は、DVI規格で伝送され、解像度が1080ピクセル、フレームレート60Hz、インターレース方式の高ダイナミックレンジ映像(HDR)を採用した映像信号である。映像信号V4は、コンポジット伝送規格で伝送され、解像度が480ピクセル、フレームレート50Hz、インターレース方式の標準ダイナミックレンジ映像(SDR)で、NTSC方式を採用した映像信号である。
映像信号V0の入力が遮断された場合には、記録信号制御部10は、図10の映像パラメータ毎の判定を順次行って、切換後映像信号を選択する。即ち、図10の例では、記録信号制御部10は、図3の判定1〜6の順、即ち、解像度、色域、アナログ/デジタル、NTSC/PAL/SECAM、インターレース/プログレッシブ及び周波数の映像パラメータの順で判定を行う。
即ち、記録信号制御部10は、解像度の判定によって、映像信号V0,V2,V3が同一解像度であり、映像信号V1が近似の解像度であるものと判定する。記録信号制御部10はこの解像度判定によって、×印にて示すように、記録開始時に選択されて記録される映像信号の解像度を下回った映像信号V4を選択候補から除外する。次に、記録信号制御部10は、色域判定を行う。図10の例では、記録信号制御部10は、映像信号V0,V2,V3が同一又は近似の色域であると判定したことを示している。次に、記録信号制御部10は、アナログ/デジタルの判定及び放送方式の判定を行う。映像信号V0〜V3は、いずれもデジタルであり、記録信号制御部10は、同一の映像パラメータであると判定する。
次に、記録信号制御部10は、走査方式の判定を行う。映像信号V0,V3は、インターレース方式であり、映像信号V1,V2は、プログレッシブ方式であるので、記録信号制御部10は、映像信号V3のみが同一パラメータであるものと判定する。記録信号制御部10はこの走査方式の判定によって、×印にて示すように、映像信号V1,V2を選択候補から除外する。最後に、記録信号制御部10は、周波数判定を行う。映像信号V0,V3は、いずれもフレームレートが60Hzであり、記録信号制御部10は、映像信号V3は映像パラメータが一致していると判定する。こうして、図10に示すように、切換後映像信号として、映像信号V3が選択される。
このように本実施の形態においては、記録開始時に選択されていた映像信号(切換前映像信号)の入力が遮断された場合には、切換前映像信号の映像フォーマットに一致又はより近似している映像フォーマットの映像信号が切換後映像信号として選択されて記録される。これにより、記録開始時の映像信号の入力が遮断された場合でも、記録を継続することができると共に、切換後の映像信号の映像フォーマットは、切換前映像信号の映像フォーマットに一致又はより近似しているので、切換え前後においても画質等の変化を最小にすることができ、見やすい映像の記録が可能である。
(第2の実施の形態)
図11は本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。図11において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
第1の実施の形態においては、記録途中の映像信号の入力が遮断された場合に、映像フォーマットが一致又はより近似した映像フォーマットの映像信号を切換えて記録を行うものであった。しかし、映像信号の入力が遮断される場合だけでなく、映像信号へのノイズ混入や同期外れ等によっても、記録映像の品質が低下することがある。そこで、本実施の形態においては、記録途中の映像信号の入力遮断だけでなく、記録映像に劣化が生じた場合にも、劣化の生じていない他の映像信号に切換えて記録を継続するものである。なお、この場合においても、映像切換前後において、映像フォーマットが一致又はより近似した映像信号を切換後映像信号として選択する。
本実施の形態は映像劣化検知部9を追加した点が図1と異なる。映像劣化検知部9は、映像出力部4の各バッファ回路Baから映像信号が入力される。入力状態検知部としての映像劣化検知部9は、各バッファ回路Baからの映像信号の劣化度合いをそれぞれ検出し、検出結果を劣化検知信号として記録信号制御部10に出力するようになっている。映像劣化検知部9は、映像信号のノイズ混入の度合いや同期外れ等による記録映像の劣化を検出するようになっている。
図12から図17は映像劣化検知部9における映像劣化の検知方法を説明するための説明図である。図12から図14は同期外れによる劣化の検知方法の一例を示し、図15から図17はノイズ混入による劣化の検知方法の一例を示している。
図12は同期外れによる劣化が生じていない状態の水平及び垂直同期信号と、同期外れによる劣化が生じている状態の水平及び垂直同期信号とを示している。図12の例は記録開始時には同期外れが生じていないものとし、この記録開始時における水平及び垂直同期信号のタイミングと、判定時における水平及び垂直同期信号のタイミングとの比較によって、同期外れを判定するものである。例えば、映像劣化検知部9は、記録開始時において、水平及び垂直同期信号を検出して、水平周期及び垂直周期をカウントする。映像劣化検知部9は、求めた水平周期及び垂直周期を同期外れが生じていない無劣化時の周期として、図示しないメモリに記憶させる。映像劣化検知部9は、記録開始時における水平及び垂直同期信号を基準に、無劣化時の水平及び垂直周期をカウントして、現在入力されている映像信号に同期外れが生じていない場合の水平及び垂直同期信号のタイミングを推定する。
図12の無劣化時の例は、記録開始時の水平及び垂直同期信号のタイミングから推定した無劣化時の水平及び垂直同期信号のタイミング(破線)に、判定時の実際の水平及び垂直同期信号のタイミングが一致していることを示している。一方、図12の同期外れ時の例は、記録開始時の水平及び垂直同期信号のタイミングから推定した無劣化時の水平及び垂直同期信号のタイミング(破線)に対して、判定時の実際の水平及び垂直同期信号のタイミングがずれていることを示している。このずれが所定の閾値を超えた場合に、映像劣化検知部9は、入力されている映像信号が同期外れにより劣化しているものと検出する。
図13A、図13B及び図14は同期外れの他の検出方法を示している。一般的に、ビデオプロセッサ33によって信号処理されて出力される内視鏡映像は、内視鏡映像を表示するための領域の他に、患者情報等の所定の情報を表示するための情報表示領域を有する。情報表示領域は文字情報等の表示のために、背景が例えば所定の黒レベルに固定される。
図13Aは同期外れが生じていない無劣化時の記録映像51aの一例を示しており、記録映像51aの右側には内視鏡映像表示領域52aが設けられ、記録映像51aの左側には情報表示領域53aが設けられている。一方、図13Bは同期外れが生じている劣化時の記録映像51bの一例を示しており、記録映像51bの右側には内視鏡映像表示領域52bRが設けられ、左端には内視鏡映像表示領域52bLが設けられており、これらの領域52bR,52bLの間に、情報表示領域53bが設けられている。水平方向の同期外れによって、内視鏡映像は表示領域52bR,52bLの両方に別れて表示されている。
図14は図13A及び図13Bの垂直線54a,54b及び水平線55a,55bの位置における輝度値を示している。記録映像中の情報表示領域の輝度値のレベルは比較的低く、無劣化時は、水平線55aに対応する輝度値は図14の水平ピクセルで表され、垂直線54aに対応する輝度値は図14の垂直ピクセルで表される。これに対し、劣化時には、水平線55bに対応する輝度値は図14の水平ピクセルで表され、垂直線54bに対応する輝度値は図14の垂直ピクセルで表される。
映像劣化検知部9は、図14の無劣化時の映像信号のレベルのパターンを図示しないメモリに記憶させておくことで、メモリから読出した映像信号のレベルのパターンと、判定時に入力される映像信号の対応するピクセルの値のパターンとの比較によって、同期外れが生じているか否かを判定することができる。なお、図13Bは水平方向に同期外れが生じている例を示しているが、垂直方向に同期外れが生じている場合でも、同様に検出可能であることは明らかである。
映像劣化検知部9は、同期外れの検出結果を劣化検知信号によって記録信号制御部10に伝送する。記録信号制御部10は、劣化検知信号によって記録途中の映像信号に同期外れが生じていることが示された場合には、当該映像信号に映像フォーマットが一致又はより近似した映像フォーマットの映像信号であって劣化が生じていない映像信号を選択して、選択した映像信号に切換えて記録を継続させるようになっている。
ところで、術野では、映像信号の記録途中の長期間に亘り、映像信号にノイズが混入する可能性がある。例えば、術野では、電気メスの使用により、映像信号が著しく劣化することがある。図15はこのような電気メス使用時に発生するノイズ波形及びその検出方法を説明するための説明図である。
図15に示すように、電気メスによるノイズは、所定の周期でピーク値を有する。そこで、映像劣化検知部9は、入力された映像信号を所定の閾値(図15の破線)と比較し、閾値を超えたタイミング同士の間隔を求める。この間隔が図15のように周期的である場合には、映像劣化検知部9は、電気メスによるノイズが混入しているものと判定して、当該映像信号が劣化していることを示す劣化検知信号を記録信号制御部10に出力する。
図16及び図17はノイズ混入による映像劣化の他の検出方法を示している。電気メスによるノイズは、その周期性により、縞状に現れる。図16はこの場合の記録映像61の一例を示している。記録映像61の右側には内視鏡映像領域62が設けられ、左側には情報表示領域63が設けられる。内視鏡映像領域62に表示された内視鏡映像62aには、電気メスノイズによる斜めの縞模様62bが含まれる。
図17は図16の垂直線64,65の位置における映像信号を示している。記録映像中のノイズ部分の映像信号のレベルは比較的高く、劣化時は、水平線65に対応する映像信号は図17の水平ピクセルで表され、垂直線64に対応する映像信号は図17の垂直ピクセルで表される。
映像劣化検知部9は、入力された映像信号の画像解析を行い、所定の水平線及び垂直線のピクセルを抽出する。映像劣化検知部9は、抽出したピクセルに所定の閾値(図17参照)を設定し、当該閾値を超えたタイミング同士の間隔を求める。この間隔が図17のように周期的である場合には、映像劣化検知部9は、電気メスによるノイズが混入しているものと判定して、当該映像信号が劣化していることを示す劣化検知信号を記録信号制御部10に出力する。
記録信号制御部10は、劣化検知信号によって記録途中の映像信号に同期外れが生じていることが示された場合には、当該映像信号に映像フォーマットが一致又はより近似した映像フォーマットの映像信号であって劣化が生じていない映像信号を選択して、選択した映像信号に切換えて記録を継続させるようになっている。
このように構成された実施の形態においては図18の図表に示した制御が行われる。即ち、記録信号制御部10は、図18のパターン1に示すように、全ての入力映像信号が無劣化の場合には、全ての入力映像信号を映像切換え時の選択に用いる。即ち、この場合には、記録信号制御部10は、第1の実施の形態と同様に動作して、映像信号の記録制御を行う。
図18のパターン2は、入力端子Iに入力される映像信号のうちの1つ以上に劣化が生じている場合の例を示している。映像出力部4の各バッファ回路Baからの映像信号は映像劣化検知部9に与えられており、映像劣化検知部9は、各バッファ回路Baからの映像信号毎に、同期外れやノイズ混入等の映像の劣化を検出する。映像劣化検知部9は、各映像信号の劣化の有無を示す劣化検知信号を記録信号制御部10に出力する。記録信号制御部10は、劣化検知信号によって無劣化であることが示された映像信号のみを選択に用いる。
例えば、入力端子I1を介して入力された映像信号V1が記録に用いられている場合において、入力端子I2を介して入力された映像信号V2のみに劣化が生じているものとする。この場合において、記録途中の映像信号V1の入力が遮断された場合には、入力端子I3,I4,…に入力されている映像信号が切換後映像信号の選択に用いられる。
また、入力端子I1を介して入力されている映像信号V1の記録途中において、当該記録途中の映像信号V1の映像信号に劣化が生じていることが検出された場合には、入力端子I2,I3,…に入力されている映像信号のうち無劣化の映像信号が切換後映像信号の選択に用いられる。
なお、無劣化の映像信号への記録の切換えが行われた後に、映像信号V1に劣化が生じなくなったことが検出された場合には、再度元の映像信号V1に戻して記録を継続するようになっている。
このように本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、映像信号の劣化を検出して、劣化した映像信号が選択に用いられることを防止している。これにより、切換後映像信号として劣化した映像信号が選択に用いられることを防止すると共に、記録途中の映像信号に劣化が生じた場合においても、当該映像信号に代えて劣化していない映像信号を切換後映像信号として記録を継続することができる。こうして、本実施の形態においては、映像品質が劣化した映像が記録し続けられてしまうことを防止することができる。
なお、電気メスによるノイズを判定する例を示したが、他のノイズを判定するようになっていてもよい。
(第3の実施の形態)
図19は本発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。図19において図11と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
第1及び第2の実施の形態においては、記録途中の映像信号の入力が遮断された場合には、映像フォーマットが一致又はより近似した映像フォーマットの映像信号を切換えて記録を行うものであった。しかし、映像フォーマットが異なる映像信号に切換えられた場合には、切換え前後で解像度やアスペクト比等に変化が生じることがある。そこで、本実施の形態においては、映像フォーマットが異なる映像信号に切換えられる場合には、映像フォーマットの変換を行うことで、切換え前後で映像フォーマットの変化を無くすか又は抑制することを可能とするものである。
本実施の形態は、映像出力部4に代えてバッファ回路12を採用すると共に、コンバート部6、出力信号制御部7及び映像表示器具8を追加した点が図11と異なる。記録信号制御部10は、出力する映像信号を決定する出力制御信号を入力及び検知部3に出力する。入力及び検知部3は、出力制御信号に従って検知回路Dの出力を選択して、出力制御信号に応じた映像信号をコンバート部6に出力するようになっている。
コンバート部6は、入力及び検知部3から出力制御信号によって選択された映像信号が入力される。コンバート部6は、入力された映像信号が遮断又は劣化が生じていない場合には、入力された映像信号をそのままバッファ回路12に出力する。また、コンバート部6は、記録途中の映像信号の切換えが発生して切換後映像信号が入力されると、記録信号制御部10により制御されて、入力された映像信号の映像フォーマットを切換前映像信号の映像フォーマットに一致又はより近似させるためのフォーマット変換を行う。例えば、コンバート部6は、解像度、色域、インターレース/プログレッシブ、周波数、アスペクト比等の各種映像パラメータついての変換処理が可能である。更に、コンバート部6は、映像パラメータの変換に際して、映像のトリミング等も行うことができるようになっている。
例えば、コンバート部6は、記録中の映像信号の映像フォーマットを規定する各映像パラメータの情報が記録信号制御部10から与えられる。コンバート部6は、記録信号制御部10により、記録途中の映像信号に代えて他の映像信号の記録を継続する映像信号の切換えが行われた場合には、切換後映像信号の映像フォーマットを規定する各映像パラメータを、記録信号制御部10から指定された映像パラメータに一致させるためのフォーマット変換処理を行う。コンバート部6は映像フォーマット変換後の映像信号を、バッファ回路12を介して記録部5に出力する。こうして、切換後映像信号の映像フォーマットを、切換前映像信号の映像フォーマットに一致又はより近似させることができ、記録映像の映像品質を向上させることができる。
ところで、映像信号の伝送規格によっては伝送可能な映像フォーマットが制限を受けることがある。このため、映像信号の切換前後で映像フォーマットが異なる場合には、切換え前後の映像信号を共通の伝送規格の信号に変換して伝送することができないことがある。つまり、映像フォーマットが相違する場合でも、映像信号切換前後における入力及び検知部3の出力を記録部5において記録することは可能であるが、映像フォーマットの相違によっては、入力及び検知部3の出力を1つの伝送規格でモニタに出力することができないことが考えられる。つまり、記録途中の映像信号を切換えた場合には、映像フォーマットの変化によって、モニタへの内視鏡映像の表示ができなくなることが考えられる。
しかし、本実施の形態においては、入力及び検知部3の出力はコンバート部6において切換え前後の映像フォーマットがなるべく一致するようにフォーマット変換が行われており、コンバート部6の出力を同一伝送規格の映像信号として出力可能である。
コンバート部6からの映像フォーマット変換後の映像信号を出力信号制御部7に出力する。出力信号制御部7は、入力された映像信号を映像表示器具8に表示可能な伝送規格の信号に変換した後、映像表示器具8に出力する。映像表示器具8は入力された映像信号を表示画面に表示する。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図20から図22を参照して説明する。図20はフォーマット変換の内容を説明するための説明図である。図21及び図22はアスペクト比変更に伴うトリミングを説明するための説明図である。
いま、切換前映像信号はHDTV(High Definition Television)に用いられる解像度でアスペクト比が16:9の映像(切換前映像)を表示するものであり、切換後映像信号はSDTV(Standard Definition Television)に用いられる解像度でアスペクト比が4:3の映像(切換後映像)を表示するものであるものとする。この場合には、図20に示すように、コンバート部6は、入力及び検知部3からの切換後映像信号に対して、アップコンバート及び余白追加を行った後出力する。
図21はこのアップコンバート及び余白追加処理を示している。いま、図示しないメモリに、記録途中の映像信号の映像パラメータとして、HDTVに用いられる解像度でアスペクト比が16:9であることを示す情報が記憶されているものとする。ここで、記録信号制御部10により、この映像信号の記録途中において映像信号の切換えが行われて、SDTVに用いられる解像度でアスペクト比が4:3の映像信号が入力及び検知部3からコンバート部6に供給されるものとする。
内視鏡映像72aを含む映像71aは、入力及び検知部3から出力された切換後映像信号に基づく映像を示しており、映像71aはSDTVに用いられる解像度を有し、アスペクト比が4:3である。コンバート部6は、入力及び検知部3から切換後映像信号が入力されると、アップコンバート処理によって、映像71aに基づくHDTV画質の映像71a’を生成する。映像71a’中には、内視鏡映像71aに基づく高解像度の内視鏡映像72bが含まれる。更に、コンバート部6は、4:3のアスペクト比を16:9に変換するために、切換後映像信号のアスペクト比に相当する映像部分71a’の左右に余白部分73,74を追加して、アスペクト比が16:9の映像71bを生成する。この映像71bは、切換前映像信号に基づく映像と同一の映像パラメータを有するものであり、コンバート部6は、映像の切換え前後において、映像品質がほぼ同等の同一映像フォーマットの映像信号を出力することができる。
次に、切換前映像信号はSDTVに用いられる解像度でアスペクト比が4:3の映像であり、切換後映像信号はHDTVに用いられる解像度でアスペクト比が16:9の映像であるものとする。この場合には、図21に示すように、コンバート部6は、入力及び検知部3からの切換後映像信号に対して、切出し及びダウンコンバートを施した後出力する。
図21はこの切出し及びダウンコンバート処理を示している。いま、図示しないメモリに、記録途中の映像信号の映像パラメータとして、HDTVに用いられる解像度でアスペクト比が16:9であることを示す情報が記憶されているものとする。ここで、記録信号制御部10により、この映像信号の記録途中において映像信号の切換えが行われて、HDTVに用いられる解像度でアスペクト比が16:9の映像信号が入力及び検知部3からコンバート部6に供給されるものとする。
内視鏡映像82aを含む映像81aは、入力及び検知部3から出力された切換後映像信号に基づく映像を示しており、映像81aはHDTVに用いられる解像度を有し、アスペクト比が16:9である。コンバート部6は、入力及び検知部3から切換後映像信号が入力されると、左端の画像部分83を除去した切出し処理を行って、アスペクト比が4:3の部分に相当する映像81a’を生成する。更に、コンバート部6は、ダウンコンバート処理によって、映像81a’に基づくSDTV画質の映像81bを生成する。映像81b中には、内視鏡映像82aに基づく標準解像度の内視鏡映像82bが含まれる。この映像81bは、切換前映像信号に基づく映像と同一の映像パラメータを有するものであり、コンバート部6は、映像の切換え前後において、映像品質がほぼ同等の同一映像フォーマットの映像信号を出力することができる。
コンバート部6からの映像信号は記録部5に与えられて記録される。映像信号の切換え前後において、映像フォーマットはほぼ同等であり、記録画像の映像品位を向上させることができる。また、コンバート部6からの映像信号は、出力信号制御部7にも供給される。出力信号制御部7は、入力された映像信号を映像表示器具8に適した伝送規格の信号に変換して映像表示器具8に出力する。こうして、映像表示器具8において、映像信号の切換えに拘わらず、内視鏡映像の表示が可能となる。
このように本実施の形態においては、第1及び第2の実施の形態と同様の効果が得られると共に、切換え前後において、同等の映像フォーマットでの記録が可能であり、記録開始時とほぼ同等の品質で記録できる。また、映像信号の切換えが行われる場合でも、内視鏡映像の記録と同時に記録映像の表示が可能である。
(第4の実施の形態)
図23は本発明の第4の実施の形態を示すブロック図である。図23において図19と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
第3の実施の形態においては、コンバート部6によって映像信号が切換った場合でも、映像フォーマットを一致又はより近似させることで、切換え前後において映像品質が変化することを防止しながら映像の記録が可能である。しかしながら、記録途中において映像の切換えが発生する場合には、この切換前後において映像の乱れや途切れが発生することが考えられる。そこで、本実施の形態においては、切換えが発生した場合でも、映像の乱れや途切れが生じることを防止するものである。
本実施の形態はコンバート部6及びバッファ回路12にそれぞれ代えてコンバート部13及びバッファ回路部14を採用した点が図19と異なる。コンバート部13は、入力及び検知部3から出力制御信号によって選択された映像信号(以下、選択映像信号という)が入力されるだけでなく、選択映像信号を切換える場合に選択される映像信号(以下、次候補映像信号という)が入力される。なお、次候補映像信号は、上述した各実施の形態において選択される切換後映像信号に相当するものである。
コンバート部13は、記録信号制御部10から選択映像信号及び次候補映像信号の映像フォーマットに関する情報が与えられて、入力された切換後映像信号の映像フォーマットを選択映像信号の映像フォーマットに一致又はより近似させるためのフォーマット変換を行う。コンバート部13は、選択映像信号及びフォーマット変換後の次候補映像信号をバッファ回路部14に出力する。また、コンバート部13は、選択映像信号を出力信号制御部7に出力する。
バッファ回路部14は、入力された選択映像信号及び次候補映像信号を保持した後、選択映像信号を記録部5に与えて記録させる。バッファ回路部14は、映像信号の切換えが行われると、入力されていた次候補映像信号を選択映像信号として記録部5に与えて記録する。この場合には、バッファ回路部14は、記録信号制御部10に制御されて、切換えタイミングよりも所定時間前のタイミングで記録されていた次候補映像信号から読み出し及び出力を開始する。これにより、映像信号の切換えが発生すると、当該切換えのタイミングの以前から切換前映像信号の映像フォーマットに変換されていた切換後映像信号が記録に用いられることになり、切換え時の映像の乱れや途切れが生じることなく、また、映像フォーマットの相違により映像品質の低下を招くことなく、記録を継続することが可能である。
なお、出力信号制御部7は、コンバート部13からの選択映像信号を映像表示器具8に適した伝送規格の信号に変換して映像表示器具8に出力する。こうして、映像表示器具8においては、リアルタイムで内視鏡映像の表示が可能である。
このように本実施の形態においては、次候補映像信号の映像フォーマットを選択映像信号に一致又はより近似させるフォーマット変換を行ってバッファ回路に供給しており、映像信号の切換え時においても、映像の乱れや途切れが生じることなく、安定した映像品質での記録が可能である。
なお、上記実施の形態においては、コンバート部13の出力をバッファ回路14に与える例を説明したが、切換前映像信号の映像フォーマットに一致する切換後映像信号が存在する場合には映像フォーマットの変換処理は不要であり、コンバート部13を省略して、入力及び検知部3の出力を直接バッファ回路部14に与えるようにしてもよい。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。
3…入力及び検知部、4…映像出力部、5…記録部、6…コンバート部、7…出力信号制御部、8…映像表示器具、9…映像劣化検知部、10…記録信号制御部、10a…メモリ、11…映像信号記録装置、D1,D2,…Dn…検知回路、Ba1,Ba2,…Ban…バッファ回路。

Claims (9)

  1. 複数の映像信号が入力される映像信号入力部と、
    前記映像信号入力部を介して入力された複数の映像信号の入力状態をそれぞれ検知する入力状態検知部と、
    前記映像信号入力部を介して入力された前記映像信号を記録する記録部と、
    前記入力状態検知部の検知結果に基づいて、前記記録部に記録される映像信号の切換えに際して切換前の映像信号の映像フォーマットに一致または近似する映像フォーマットの映像信号を前記記録部に記録する記録信号制御部と
    を具備したことを特徴とする映像信号記録装置。
  2. 前記記録信号制御部は、前記切換前の映像信号の映像フォーマットに一致または近似する映像フォーマットの映像信号を、前記映像信号入力部を介して入力される複数の映像信号のなかから選択して得る
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号記録装置。
  3. 映像信号の映像フォーマットを変換するコンバート部を更に具備し、
    前記記録信号制御部は、前記コンバート部を制御して、前記切換前の映像信号の映像フォーマットに一致または近似する映像フォーマットの映像信号を、前記映像信号入力部を介して入力される複数の映像信号のうちの1つの映像信号を選択し、選択した映像信号の映像フォーマットを変換して得る
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号記録装置。
  4. 前記入力状態検知部は、前記映像信号入力部を介して映像信号が入力されているか否かの入力状態を検知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号記録装置。
  5. 前記入力状態検知部は、前記映像信号入力部を介して入力されている映像信号が劣化しているか否かの入力状態を検知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号記録装置。
  6. 前記記録信号制御部は、前記入力状態検知部の検知結果に基づいて、劣化が生じていない映像信号のみを前記記録部に記録する
    ことを特徴とする請求項5に記載の映像信号記録装置。
  7. 映像信号の映像フォーマットを変換するコンバート部を更に具備し、
    前記記録信号制御部は、前記コンバート部を制御して、前記劣化が生じていない映像信号の映像フォーマットを前記切換前の映像信号の映像フォーマットに一致または近似させた後前記記録部に記録する
    ことを特徴とする請求項6に記載の映像信号記録装置。
  8. 映像信号を保持するバッファ回路を更に具備し、
    前記記録信号制御部は、前記記録部に記録する映像信号の切換え時には、前記バッファ回路の出力を用いて、前記切換え時における映像劣化を抑制した映像記録を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号記録装置。
  9. 前記映像信号入力部を介して入力される映像信号の映像フォーマットを変換して前記バッファ回路に与えるコンバート部を更に具備し、
    前記記録信号制御部は、前記記録部に記録する映像信号の切換え時には、前記切換え時における映像劣化を抑制した映像記録を行う
    ことを特徴とする請求項8に記載の映像信号記録装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021083555A (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 株式会社三共 遊技機
JP2021083554A (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 株式会社三共 遊技機
JP2021083556A (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 株式会社三共 遊技機
JP2022000071A (ja) * 2020-06-19 2022-01-04 株式会社三共 遊技機

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