JP2019144875A - レシートプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 電子レシートサービスを提供できる環境を安価に実現する。【解決手段】 実施形態のレシートプリンタは、取得手段、プリント手段、第1の生成手段及び送信手段を備える。取得手段は、レシートに印字すべき文字列を表したテキストデータを含んだレシートに関するプリントデータを取得する。プリント手段は、取得手段により取得されたプリントデータに基づいてレシートの画像をレシート用紙にプリントする。第1の生成手段は、取得手段により取得されたプリントデータに基づいてテキストデータのうちの予め定められたテキストデータを含んだテキストレシートデータを生成する。送信手段は、記第1の生成手段により生成されたテキストレシートデータを情報端末に無線送信する。【選択図】 図3
Description
本発明の実施形態は、レシートプリンタに関する。
電子レシートシステムは、旧来は紙等にプリントして発行していた紙レシートに示される情報を電子化した電子レシートデータを電子レシートサーバにおいて管理しておく。そして、情報端末を用いて電子レシートサーバへとアクセスすることにより、紙レシートに示されていた情報を情報端末にて閲覧可能とする。
このような電子レシートシステムは、電子レシートサーバを必要とする。また、旧来は紙レシートを発行していたPOS(point-of-sale)端末などの装置として、電子レシートデータを電子レシートサーバへと与える機能を備えるものに置き換える必要がある。このため、システムの導入コストが高くなる。
このような事情から、電子レシートサービスを提供できる環境を安価に実現できることが望まれていた。
このような電子レシートシステムは、電子レシートサーバを必要とする。また、旧来は紙レシートを発行していたPOS(point-of-sale)端末などの装置として、電子レシートデータを電子レシートサーバへと与える機能を備えるものに置き換える必要がある。このため、システムの導入コストが高くなる。
このような事情から、電子レシートサービスを提供できる環境を安価に実現できることが望まれていた。
本発明が解決しようとする課題は、電子レシートサービスを提供できる環境を安価に実現できるレシートプリンタを提供することである。
実施形態のレシートプリンタは、取得手段、プリント手段、第1の生成手段及び送信手段を備える。取得手段は、レシートに印字すべき文字列を表したテキストデータを含んだレシートに関するプリントデータを取得する。プリント手段は、取得手段により取得されたプリントデータに基づいてレシートの画像をレシート用紙にプリントする。第1の生成手段は、取得手段により取得されたプリントデータに基づいてテキストデータのうちの予め定められたテキストデータを含んだテキストレシートデータを生成する。送信手段は、記第1の生成手段により生成されたテキストレシートデータを情報端末に無線送信する。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態に係るレシートプリンタ10の要部回路構成を示すブロック図である。
レシートプリンタ10は、POS端末20に接続されて使用され、POS端末20からのプリント要求に応じて紙レシートを発行する。加えてレシートプリンタ10は、紙レシートに記載する情報を電子データとして情報端末30へと送信する機能を備える。
図1は本実施形態に係るレシートプリンタ10の要部回路構成を示すブロック図である。
レシートプリンタ10は、POS端末20に接続されて使用され、POS端末20からのプリント要求に応じて紙レシートを発行する。加えてレシートプリンタ10は、紙レシートに記載する情報を電子データとして情報端末30へと送信する機能を備える。
レシートプリンタ10は、プロセッサ11、メインメモリ12、操作ユニット13、表示ユニット14、プリントユニット15、インタフェースユニット16、近接通信ユニット17、無線通信ユニット18及び伝送路19等を備える。プロセッサ11、メインメモリ12、操作ユニット13、表示ユニット14、プリントユニット15、インタフェースユニット16、近接通信ユニット17及び無線通信ユニット18は、伝送路19を介して接続される。
レシートプリンタ10においては、プロセッサ11及びメインメモリ12を伝送路19で接続することによって、レシートプリンタ10を制御するための情報処理を行うコンピュータを構成する。なお、レシートプリンタ10は、伝送路19に接続された補助記憶ユニットをさらに備え、この補助記憶ユニットを補助記憶部分として含んで上記のコンピュータが構成されてもよい。当該補助記憶ユニットとしては、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)が用いられる。補助記憶ユニットとしては、HDD(hard disc drive)又はSSD(solid state drive)などを適用することもできる。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステム、ファームウェア及びアプリケーションプログラムに従って、レシートプリンタ10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム、ファームウェア及びアプリケーションプログラムを記憶する。またメインメモリ12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
操作ユニット13は、操作者による操作を入力する。操作ユニット13には、タッチパネル、キーボード、あるいはキースイッチなどの各種の操作デバイスを適宜に含み得る。
表示ユニット14は、操作者に対して各種の情報を提示するための表示を行う。表示ユニット14には、タッチパネル、LEDランプ、あるいは液晶表示パネルなどの各種の表示デバイスを適宜に含み得る。
プリントユニット15は、レシートを表した画像をレシート用紙に対してプリントする。
インタフェースユニット16には、POS端末20が例えば通信ケーブルを介して接続される。インタフェースユニット16は、POS端末20との間での各種データの送受信を行う。インタフェースユニット16としては、例えばUSB(universal serial bus)等の周知の規格に準拠した既製のデバイスを用いることができる。
近接通信ユニット17は、情報端末30との間での近接無線通信を行う。近接通信ユニット17としては、例えばNFC(near field communication)等の周知の通信規格に準拠した既製のデバイスを用いることができる。
無線通信ユニット18は、情報端末30との間での無線通信を行う。無線通信ユニット18は、近接通信ユニット17よりも通信可能距離が大きく、かつ通信速度が速い。無線通信ユニット18としては、例えばIEE802.11gなどの周知の通信規格に準拠した既製のデバイスを用いることができる。
伝送路19は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続された各部の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
情報端末30は、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶ユニット33、タッチパネル34、近接通信ユニット35、無線通信ユニット36及び伝送路37等を備える。プロセッサ31と、メインメモリ32、補助記憶ユニット33、タッチパネル34及び無線通信ユニット36とは、伝送路37を介して接続される。
情報端末30においては、プロセッサ31、メインメモリ32及び補助記憶ユニット33を伝送路37で接続することによって、情報端末30を制御するための情報処理を行うコンピュータを構成する。
プロセッサ31は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ31は、オペレーティングシステム、ファームウェア及びアプリケーションプログラムに従って、情報端末30としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ32は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ32は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ32は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム、ファームウェア及びアプリケーションプログラムを記憶する。またメインメモリ32は、プロセッサ31が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ32は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ31によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶ユニット33は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット33は、例えばEEPROMである。補助記憶ユニット33としては、HDD又はSSDなどを適用することもできる。補助記憶ユニット33は、プロセッサ31が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ31での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット33は、アプリケーションプログラムを記憶する。
補助記憶ユニット33が記憶するアプリケーションプログラムの1つは、レシートプリンタ10と連携した後述する動作を含んだ電子レシートサービス利用のための情報処理を表した情報処理プログラム(以下、電子レシートアプリと称する)P11である。ただし典型的には、電子レシートアプリP11は、情報端末30の使用者による操作に応じて、例えばインターネットを介してダウンロードされて補助記憶ユニット33に書き込まれる。つまり、情報端末30の使用者への情報端末30の譲渡は、電子レシートアプリP11が補助記憶ユニット33に記憶されていない状態で行われる。しかしながら、電子レシートアプリP11が補助記憶ユニット33又はメインメモリ32に記憶された状態の情報端末30が、情報端末30の使用者に譲渡されても構わない。
タッチパネル34は、情報端末30の入力デバイス及び表示デバイスとして機能する。
近接通信ユニット35は、近接通信ユニット17の通信範囲内に近接された場合に、近接通信ユニット17との間で無線通信を行う。近接通信ユニット35としては、近接通信ユニット17と同じ通信規格に準拠した例えば既製のデバイスを用いることができる。
近接通信ユニット35は、近接通信ユニット17の通信範囲内に近接された場合に、近接通信ユニット17との間で無線通信を行う。近接通信ユニット35としては、近接通信ユニット17と同じ通信規格に準拠した例えば既製のデバイスを用いることができる。
無線通信ユニット36は、無線通信ユニット18の通信範囲内に位置する場合に、無線通信ユニット18との間で無線通信を行う。無線通信ユニット36としては、無線通信ユニット18と同じ通信規格に準拠した例えば既製のデバイスを用いることができる。
伝送路37は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続された各部の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
情報端末30のハードウェアとしては、スマートフォン又はタブレット端末などのように、買物客が店舗に持参することが可能な可搬型の既製の情報処理装置を用いる事ができる。
情報端末30のハードウェアとしては、スマートフォン又はタブレット端末などのように、買物客が店舗に持参することが可能な可搬型の既製の情報処理装置を用いる事ができる。
次に以上のように構成されたレシートプリンタ10の動作について、関連する情報端末30の動作とともに説明する。
レシートプリンタ10が、POS端末20からの要求に応じてレシート発行を行う動作状態に設定されると、プロセッサ11はメインメモリ12に記憶されたファームウェア又はアプリケーションプログラムに従って以下に説明する情報処理を実行する。
図2及び図3はプロセッサ11による情報処理のフローチャートである。
レシートプリンタ10が、POS端末20からの要求に応じてレシート発行を行う動作状態に設定されると、プロセッサ11はメインメモリ12に記憶されたファームウェア又はアプリケーションプログラムに従って以下に説明する情報処理を実行する。
図2及び図3はプロセッサ11による情報処理のフローチャートである。
Act1としてプロセッサ11は、POS端末20からのプリント要求を待ち受ける。そしてプロセッサ11は、POS端末20からプリント要求がなされるとYesと判定し、Act2へと進む。
Act2としてプロセッサ11は、POS端末20から送信されるプリントデータを、インタフェースユニット16を用いて受信する。このプリントデータは、レシートに示すべき文字列及び画像を表すテキストデータ及びイメージデータを含む。レシートに示すべき文字列には、店舗名、店舗所在地、店舗電話番号、取引日時、商品名、単価、値引額、合計金額、消費税額、商品点数、決済方法などが含まれ得る。イメージデータが表す画像には、店舗ロゴ、広告などのようなレシート内に含まれる画像が含まれ得る。プリントデータが、どのようなテキストデータ及びイメージデータを含むかは任意である。プロセッサ11は、受信したプリントデータをメインメモリ12に保存しておく。かくして図2及び図3に示す情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは、インタフェースユニット16との協働によって取得手段としての機能を実現する。
Act2としてプロセッサ11は、POS端末20から送信されるプリントデータを、インタフェースユニット16を用いて受信する。このプリントデータは、レシートに示すべき文字列及び画像を表すテキストデータ及びイメージデータを含む。レシートに示すべき文字列には、店舗名、店舗所在地、店舗電話番号、取引日時、商品名、単価、値引額、合計金額、消費税額、商品点数、決済方法などが含まれ得る。イメージデータが表す画像には、店舗ロゴ、広告などのようなレシート内に含まれる画像が含まれ得る。プリントデータが、どのようなテキストデータ及びイメージデータを含むかは任意である。プロセッサ11は、受信したプリントデータをメインメモリ12に保存しておく。かくして図2及び図3に示す情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは、インタフェースユニット16との協働によって取得手段としての機能を実現する。
Act3としてプロセッサ11は、プリントデータに示される各種の文字列及び画像を含み、かつレシート用紙にプリントするための画像を表したイメージレシートデータを生成する。つまりイメージレシートデータは、紙レシートの外観をイメージデータの形態で表した電子的なレシートデータである。プロセッサ11は、生成したイメージレシートデータをメインメモリ12に保存しておく。かくして図2及び図3に示す情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは第2の生成手段として機能する。
Act4としてプロセッサ11は、テキストレシートデータを生成する。プロセッサ11は具体的には、プリントデータから文字列を抽出し、それら文字列を例えばCSV(comma separated values)形式などの予め定められた形式でまとめてテキストレシートデータを生成する。プロセッサ11は、例えばプリントデータが示す全ての文字列を抽出する。しかしながらプロセッサ11は、例えば店舗所在地などの一部の項目を除外して予め定められた項目に関する文字列のみを抽出してもよい。つまりテキストレシートデータは、レシートに示される文字列のうちの予め定められた文字列に関するテキストデータを含み、イメージデータは含まない形態の電子的なレシートデータである。プロセッサ11は、生成したテキストレシートデータをメインメモリ12に保存しておく。かくして図2及び図3に示す情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは第1の生成手段として機能する。
Act5としてプロセッサ11は、近接通信ユニット17による近接無線通信のための接続がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、当該接続がなされていなければNoと判定し、Act6へと進む。
Act6としてプロセッサ11は、プリントの開始が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の指示がなされていなければNoと判定し、Act7へと進む。
Act7としてプロセッサ11は、第1の待受期間が終了したか否かを確認する。なおプロセッサ11は、プリント要求を受けた時点又はプリントデータの受信を完了した時点などの予め定められたタイミングから予め定められた第1の待受時間が経過するまでの期間を第1の待受期間とする。第1の待受期間の開始タイミング及び第1の待受時間は、図2に示す情報処理について記述したファームウェア又はアプリケーションプログラムの作成者などにより任意に定められてよい。そしてプロセッサ11は、第1の待受期間が終了していなければNoと判定し、Act5へと戻る。
かくしてAct5−Act7としてプロセッサ11は、近接無線通信のための接続がなされるか、又はプリント開始が指示されるのを、第1の待受期間が終了するまで待ち受ける。
Act6としてプロセッサ11は、プリントの開始が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当の指示がなされていなければNoと判定し、Act7へと進む。
Act7としてプロセッサ11は、第1の待受期間が終了したか否かを確認する。なおプロセッサ11は、プリント要求を受けた時点又はプリントデータの受信を完了した時点などの予め定められたタイミングから予め定められた第1の待受時間が経過するまでの期間を第1の待受期間とする。第1の待受期間の開始タイミング及び第1の待受時間は、図2に示す情報処理について記述したファームウェア又はアプリケーションプログラムの作成者などにより任意に定められてよい。そしてプロセッサ11は、第1の待受期間が終了していなければNoと判定し、Act5へと戻る。
かくしてAct5−Act7としてプロセッサ11は、近接無線通信のための接続がなされるか、又はプリント開始が指示されるのを、第1の待受期間が終了するまで待ち受ける。
さて、POS端末20を操作する店員は、買物客が紙レシートの発行及び電子レシートサービスの利用のいずれを希望するかを確認し、紙レシートの発行を希望するならば操作ユニット13における予め定められた操作によりプリントの開始を指示する。そうするとプロセッサ11はAct6にてYesと判定し、Act8へと進む。なお、プリントの開始を指示する操作は、POS端末20に設けられた操作ユニットで行われて、POS端末20からインタフェースユニット16を介してプロセッサ11に通知されてもよい。またプリント開始を指示する操作は、買物客により行われてもよい。
またプロセッサ11は、近接無線通信のための接続も、プリント開始の指示もなされないままで第1の待受期間が終了したならばAct7にてYesと判定し、Act8へと進む。
またプロセッサ11は、近接無線通信のための接続も、プリント開始の指示もなされないままで第1の待受期間が終了したならばAct7にてYesと判定し、Act8へと進む。
Act8としてプロセッサ11は、プリントユニット15を動作させ、Act3にて生成したイメージレシートデータに基づく画像をレシート用紙にプリントする。かくして図2及び図3に示す情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータはプリントユニット15との協働によりプリント手段としての機能を実現する。
Act9としてプロセッサ11は、メインメモリ12に保存してあるプリントデータ、イメージレシートデータ及びテキストレシートデータをそれぞれ削除する。そしてプロセッサ11はこののち、Act1の待受状態に戻る。
さて、買物客は、レシートプリンタ10により提供される電子レシートサービスを利用するためには、買物客が所持する情報端末30にて電子レシートアプリP11を起動させる。そうするとプロセッサ31は、電子レシートアプリP11に従って以下に説明する情報処理を実行する。
図4はプロセッサ31による情報処理のフローチャートである。
図4はプロセッサ31による情報処理のフローチャートである。
Act21としてプロセッサ31は、タッチパネル34を用いてトップ画面を表示する。トップ画面は、テキストレシートデータを取得するためには、レシートプリンタ10に対して情報端末30を翳すように操作者に案内するメッセージを表す。買物客は、当該メッセージでの案内に従って、プロセッサ11が図2中のAct5−Act7の待受状態にあるレシートプリンタ10に対して情報端末30を翳す。これにより近接通信ユニット35が近接通信ユニット17の通信範囲内に入ると、近接通信ユニット17及び近接通信ユニット35により互いの接続が確立される。そして近接通信ユニット17及び近接通信ユニット35は、接続したことをプロセッサ11及びプロセッサ31にそれぞれ通知する。この通知を受けてプロセッサ11は、図2中のAct5にてYesと判定し、図3中のAct10へと進む。
Act10としてプロセッサ11は、無線通信ユニット18を介した無線通信のためのペアリングデータを、近接通信ユニット17から送信する。ペアリングデータは、無線通信ユニット18が準拠する通信規格がIEE802.11gであるならば、SSID(service set identifier)及びパスフレーズである。
Act11としてプロセッサ11は、Act4にて生成したテキストレシートデータを、近接通信ユニット17を用いて送信する。なおテキストレシートデータは、データ量低減のための圧縮処理を施した状態で送信されてもよい。かくして近接通信ユニット17は、テキストレシートデータの送信を行う第1の無線通信デバイスに相当する。また図2及び図3に示す情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータはテキストレシートデータの送信を第1の無線通信デバイスにより行わせる送信制御手段として機能する。そしてプロセッサ11は、近接通信ユニット17との協働によりテキストレシートデータを送信する送信手段としての機能を実現している。
さて情報端末30においてプロセッサ31は、図4中のAct21にてトップ画面を表示した後には、Act22へと進む。
Act22としてプロセッサ31は、近接通信ユニット35による近接無線通信のための接続がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、当該接続がなされていなければNoと判定し、Act23へと進む。
Act23としてプロセッサ31は、例えば電子レシートの閲覧開始の指示などの操作が例えばタッチパネル34にて行われたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、該当の操作が行われていないならばNoと判定し、Act22へと戻る。
かくしてプロセッサ31はAct22及びAct23としては、近接無線通信のための接続がなされるか、又は操作がなされるのを待ち受ける。
Act22としてプロセッサ31は、近接通信ユニット35による近接無線通信のための接続がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、当該接続がなされていなければNoと判定し、Act23へと進む。
Act23としてプロセッサ31は、例えば電子レシートの閲覧開始の指示などの操作が例えばタッチパネル34にて行われたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、該当の操作が行われていないならばNoと判定し、Act22へと戻る。
かくしてプロセッサ31はAct22及びAct23としては、近接無線通信のための接続がなされるか、又は操作がなされるのを待ち受ける。
プロセッサ31は、上述のように近接通信ユニット35から接続したことが通知されたならば、図4中のAct22にてYesと判定し、Act24へと進む。
Act24としてプロセッサ31は、ペアリングデータを受信する。プロセッサ31は具体的には、上述のように近接通信ユニット17から送信されたペアリングデータが近接通信ユニット35により受信されると、このペアリングデータをメインメモリ32又は補助記憶ユニット33に保存する。
Act24としてプロセッサ31は、ペアリングデータを受信する。プロセッサ31は具体的には、上述のように近接通信ユニット17から送信されたペアリングデータが近接通信ユニット35により受信されると、このペアリングデータをメインメモリ32又は補助記憶ユニット33に保存する。
Act25としてプロセッサ31は、テキストレシートデータを受信する。プロセッサ31は具体的には、上述のように近接通信ユニット17から送信されたテキストレシートデータが近接通信ユニット35により受信されると、このテキストレシートデータを補助記憶ユニット33に保存する。
Act26としてプロセッサ31は、タッチパネル34を用いて案内画面を表示する。案内画面は、イメージレシートデータの受信を指示するためのGUI(graphical user interface)を表すとともに、イメージレシートデータを受信するためには当該GUIを操作するべきであることを案内するメッセージを表す。
Act27としてプロセッサ31は、イメージレシートデータの受信が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、該当の指示がなされていないならばNoと判定し、Act28へと進む。
Act28としてプロセッサ31は、第2の待受期間が終了したか否かを確認する。なおプロセッサ31は、例えばテキストレシートデータの受信を完了した時点などの予め定められたタイミングから予め定められた第2の待受時間が経過するまでの期間を第2の待受期間とする。第2の待受期間の開始タイミング及び第2の待受時間は、図2に示す情報処理について記述したファームウェア又はアプリケーションプログラムの作成者などにより任意に定められてよい。そしてプロセッサ31は、第2の待受期間が終了していなければNoと判定し、Act27へと戻る。
かくしてAct27及びAct28としてプロセッサ31は、イメージレシートデータの受信が指示されるのを、第2の待受期間が終了するまで待ち受ける。
Act28としてプロセッサ31は、第2の待受期間が終了したか否かを確認する。なおプロセッサ31は、例えばテキストレシートデータの受信を完了した時点などの予め定められたタイミングから予め定められた第2の待受時間が経過するまでの期間を第2の待受期間とする。第2の待受期間の開始タイミング及び第2の待受時間は、図2に示す情報処理について記述したファームウェア又はアプリケーションプログラムの作成者などにより任意に定められてよい。そしてプロセッサ31は、第2の待受期間が終了していなければNoと判定し、Act27へと戻る。
かくしてAct27及びAct28としてプロセッサ31は、イメージレシートデータの受信が指示されるのを、第2の待受期間が終了するまで待ち受ける。
買物客は、イメージレシートデータを得たい場合には、案内画面での案内に従ってイメージレシートデータの受信を指示するためのGUIを操作する。そうするとプロセッサ31は、Act27にてYesと判定し、Act29へと進む。
Act29としてプロセッサ31は、Act24で受信したペアリングデータを用いての無線接続を無線通信ユニット36を用いて要求する。
Act29としてプロセッサ31は、Act24で受信したペアリングデータを用いての無線接続を無線通信ユニット36を用いて要求する。
さてレシートプリンタ10において無線通信ユニット18は、上記の無線接続の要求を受けると、無線通信ユニット36との間での無線通信のための接続を行う。そして無線接続を完了したならば、その旨をプロセッサ11に通知する。
プロセッサ11は、図3中のAct11としてテキストレシートデータを送信し終えたならば、Act12へと進む。
Act12としてプロセッサ11は、無線接続がなされたか否かを確認する。そして無線接続がなされていなければNoと判定し、Act13へと進む。
Act13としてプロセッサ11は、第2の待受期間が終了したか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、第2の待受期間が終了していなければNoと判定し、Act12へと戻る。
かくしてAct12及びAct13としてプロセッサ11は、無線接続がなされるのを、第2の待受期間が終了するまで待ち受ける。
Act12としてプロセッサ11は、無線接続がなされたか否かを確認する。そして無線接続がなされていなければNoと判定し、Act13へと進む。
Act13としてプロセッサ11は、第2の待受期間が終了したか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、第2の待受期間が終了していなければNoと判定し、Act12へと戻る。
かくしてAct12及びAct13としてプロセッサ11は、無線接続がなされるのを、第2の待受期間が終了するまで待ち受ける。
プロセッサ11は、上述したように無線接続が完了したことが無線通信ユニット18から通知されたならば、Act12にてYesと判定し、Act14へと進む。
Act14としてプロセッサ11は、Act3にて生成したイメージレシートデータを、上記の無線接続を用いて無線通信ユニット18から無線通信ユニット36へと送信する。なおプロセッサ11は、テキストレシートデータを、データ量低減のための圧縮処理を施した上で送信する。プロセッサ11は例えば、Act3においてはビットマップ形式としてイメージレシートデータを生成し、Act14においてはJPEG形式等に変換した上で送信する。かくして無線通信ユニット18は、イメージレシートデータの送信を行う第2の無線通信デバイスに相当する。また図2及び図3に示す情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータはイメージレシートデータの送信を第2の無線通信デバイスにより行わせる送信制御手段として機能する。そしてプロセッサ11は、近接通信ユニット17との協働によりイメージレシートデータを送信する送信手段としての機能を実現している。
Act14としてプロセッサ11は、Act3にて生成したイメージレシートデータを、上記の無線接続を用いて無線通信ユニット18から無線通信ユニット36へと送信する。なおプロセッサ11は、テキストレシートデータを、データ量低減のための圧縮処理を施した上で送信する。プロセッサ11は例えば、Act3においてはビットマップ形式としてイメージレシートデータを生成し、Act14においてはJPEG形式等に変換した上で送信する。かくして無線通信ユニット18は、イメージレシートデータの送信を行う第2の無線通信デバイスに相当する。また図2及び図3に示す情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータはイメージレシートデータの送信を第2の無線通信デバイスにより行わせる送信制御手段として機能する。そしてプロセッサ11は、近接通信ユニット17との協働によりイメージレシートデータを送信する送信手段としての機能を実現している。
そしてプロセッサ11は、イメージレシートデータの送信を終えたならば、図2中のAct9へと進み、Act9以降を前述したのと同様に実行する。つまりプロセッサ11は、メインメモリ12に保存してあるプリントデータ、イメージレシートデータ及びテキストレシートデータをそれぞれ削除した上で、Act1の待受状態に戻る。
なおプロセッサ11は、無線接続がなされることなく第2の待受期間が終了したならば、Act13にてYesと判定し、Act14をパスして図2中のAct9へと進む。つまりこの場合にプロセッサ11は、イメージレシートデータを送信することなしにAct1の待受状態に戻る。
なおプロセッサ11は、無線接続がなされることなく第2の待受期間が終了したならば、Act13にてYesと判定し、Act14をパスして図2中のAct9へと進む。つまりこの場合にプロセッサ11は、イメージレシートデータを送信することなしにAct1の待受状態に戻る。
プロセッサ11は、Act13又はAct14からAct9へと進んだ場合は、Act8におけるプリントは行わない。プロセッサ11はまた、Act8におけるプリントを行った場合には、Act11及びAct14におけるテキストレシートデータの送信及びイメージレシートデータの送信を行わない。かくして図2及び図3に示す情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは出力制御手段として機能する。
さて情報端末30においてプロセッサ31は、図4中のAct29にて無線接続を要求した後には、Act30へと進む。
Act30としてプロセッサ31は、上述のようにレシートプリンタ10から無線送信されたイメージレシートデータを受信する。プロセッサ31は具体的には、無線通信ユニット18より無線送信されたイメージレシートデータが無線通信ユニット36により受信されると、当該イメージレシートデータを補助記憶ユニット33に保存する。なおプロセッサ31は、ここで補助記憶ユニット33に保存したイメージレシートデータと、Act25にて受信して補助記憶ユニット33に保存したテキストレシートデータとを関連付けて管理しておく。
Act30としてプロセッサ31は、上述のようにレシートプリンタ10から無線送信されたイメージレシートデータを受信する。プロセッサ31は具体的には、無線通信ユニット18より無線送信されたイメージレシートデータが無線通信ユニット36により受信されると、当該イメージレシートデータを補助記憶ユニット33に保存する。なおプロセッサ31は、ここで補助記憶ユニット33に保存したイメージレシートデータと、Act25にて受信して補助記憶ユニット33に保存したテキストレシートデータとを関連付けて管理しておく。
プロセッサ31は、イメージレシートデータの受信を完了したならば、Act21に戻る。
なおプロセッサ31は、画像受信の指示がなされることなく第2の待受期間が終了したならば、Act28にてYesと判定し、Act29及びAct30をパスしてAct21へと戻る。つまりこの場合にプロセッサ31は、イメージレシートデータを受信することなしに、情報端末30を、トップ画面を表示する初期状態に戻す。
なおプロセッサ31は、画像受信の指示がなされることなく第2の待受期間が終了したならば、Act28にてYesと判定し、Act29及びAct30をパスしてAct21へと戻る。つまりこの場合にプロセッサ31は、イメージレシートデータを受信することなしに、情報端末30を、トップ画面を表示する初期状態に戻す。
またプロセッサ31は、Act22及びAct23の待受状態にあるときに、何らかの操作が行われたならば、Act23にてYesと判定し、操作に応じた動作のための処理に移行する。ここでの動作は例えば、補助記憶ユニット33に保存されているテキストレシートデータに基づく電子レシートの表示又はイメージレシートデータが表すレシートの画像の表示などを含む。
以上のようにレシートプリンタ10によれば、買物客が所持する情報端末30へとテキストレシートデータ及びイメージレシートデータを直接に受け渡すことができるので、電子レシートサーバなどを用いる従来の電子レシートサービスに比べて安価に実現できる。
またレシートプリンタ10は、POS端末20からは紙レシートのプリント要求を受けるのみであるため、POS端末20は電子レシートサービスに対応しない既存のものをそのまま用いることができる。つまり、既存のPOSシステムにおいて、既存のレシートプリンタを本実施形態におけるレシートプリンタ10に交換するだけで、電子レシートサービスを提供できる。
またレシートプリンタ10が情報端末30へと提供するテキストレシートデータは、文字列を表したテキストデータを含むので、例えば家計簿アプリケーションなどを用いた集計などに容易に用いることができる。なお、既存の家計簿アプリケーションで実現されているのと同様な機能を、電子レシートアプリP11に基づく処理により実現するようにしてもよい。またテキストレシートデータは、イメージデータを含まないので、そのデータ量を小さく抑えることができる。このためテキストレシートデータは、近接無線通信による比較的低速な通信によっても短時間のうちに伝送することが可能である。そしてテキストレシートデータの伝送に近接無線通信を用いていることにより、レシートプリンタ10及び情報端末30の双方において、その通信のための事前の設定が不要である。また、近接無線通信を用いていることにより、情報端末30をレシートプリンタ10に対して翳す動作を、テキストレシートデータの送信を指示する操作とすることができ、操作性の簡易化が可能である。
またレシートプリンタ10が情報端末30へと提供するイメージレシートデータは、紙レシートの外観を表している。このため、当該イメージレシートデータが表す画像を情報端末30のタッチパネル34などで表示することにより、買物客は紙レシートを見るのと同様にレシートの内容を確認できる。そしてレシートプリンタ10は、イメージレシートデータの伝送には、ペアリングデータが必要であるものの、近接無線通信に比べて通信可能距離が大きく、かつ通信速度が速い無線通信を用いる。このためイメージレシートデータは、レシートプリンタ10から離れている情報端末30へと短時間のうちに伝送することが可能である。これにより、例えば買物客が買い上げ商品の袋詰めを行っている間などを利用してレシートプリンタ10から情報端末30へとイメージレシートデータを伝送することが可能である。そしてレシートプリンタ10は、ペアリングデータを近接無線通信によりテキストレシートデータとともに情報端末30へと伝送する。このため、ペアリングデータを予め情報端末30に設定しておく必要はない。
またレシートプリンタ10によれば、テキストレシートデータの送信後、無線通信により情報端末30が接続された場合にのみ当該情報端末30へとイメージレシートデータを送信する。このため、イメージレシートデータが不要である買物客は、イメージレシートデータが情報端末30により受信されるのを待つことなしに退店することが可能である。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
プロセッサ31は、Act26−Act28を行うことなく、Act25からAct29へと進んでもよい。つまり、イメージレシートデータを情報端末30にて必ず取得してもよい。なお、このようにイメージレシートデータを情報端末30にて必ず取得するならば、情報端末30のペアリングデータを近接無線通信により情報端末30からレシートプリンタ10へと伝送してもよい。そしてレシートプリンタ10は、当該ペアリング情報を用いて情報端末30との無線接続を行った上で、当該無線接続を利用してイメージレシートデータを情報端末30へと送信してもよい。
プロセッサ31は、Act26−Act28を行うことなく、Act25からAct29へと進んでもよい。つまり、イメージレシートデータを情報端末30にて必ず取得してもよい。なお、このようにイメージレシートデータを情報端末30にて必ず取得するならば、情報端末30のペアリングデータを近接無線通信により情報端末30からレシートプリンタ10へと伝送してもよい。そしてレシートプリンタ10は、当該ペアリング情報を用いて情報端末30との無線接続を行った上で、当該無線接続を利用してイメージレシートデータを情報端末30へと送信してもよい。
近接無線通信ではペアリングデータを授受し、当該ペアリングデータに基づく無線接続を用いてテキストレシートデータの伝送を行ってもよい。
近接無線通信を用いて、イメージレシートデータの伝送を行ってもよい。テキストレシートデータ及びイメージレシートデータのいずれも近接無線通信を用いて伝送するならば、ペアリングデータの授受は省略できる。
プロセッサ11は、テキストレシートデータ及びイメージレシートデータのいずれか一方のみを生成し、情報端末30へと送信してもよい。
プロセッサ11は、紙レシートのプリントと、テキストレシートデータ及びイメージレシートデータの少なくとも一方の送信との双方を行ってもよい。
プロセッサ11は、タッチパネル34等の表示デバイスでの表示に適応させるために、情報端末30へと送信するためのイメージレシートデータを、プリントユニット15でのプリントのためのデータとは別に生成してもよい。
レシートプリンタ10は、POS端末20に代えて、電子キャッシュレジスタなどに接続して用いられてもよい。
情報処理によりプロセッサ11が実現する各機能は、その一部又は全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…レシートプリンタ、11…プロセッサ、12…メインメモリ、13…操作ユニット、14…表示ユニット、15…プリントユニット、16…インタフェースユニット、17…近接通信ユニット、18…無線通信ユニット、19…伝送路、20…POS端末、30…情報端末、31…プロセッサ、32…メインメモリ、33…補助記憶ユニット、34…タッチパネル、35…近接通信ユニット、36…無線通信ユニット、37…伝送路、P11…電子レシートアプリ。
Claims (5)
- レシートに印字すべき文字列を表したテキストデータを含んだ前記レシートに関するプリントデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記プリントデータに基づいて前記レシートの画像をレシート用紙にプリントするプリント手段と、
前記取得手段により取得された前記プリントデータに基づいて前記テキストデータのうちの予め定められたテキストデータを含んだテキストレシートデータを生成する第1の生成手段と、
前記第1の生成手段により生成された前記テキストレシートデータを情報端末に無線送信する送信手段と、
を具備したレシートプリンタ。 - レシートに印字すべき文字列を表したテキストデータを含んだ前記レシートに関するプリントデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記プリントデータに基づいて前記レシートの画像をレシート用紙にプリントするプリント手段と、
前記取得手段により取得された前記プリントデータに基づいて前記レシートの画像を表すイメージレシートデータを生成する第2の生成手段と、
前記第2の生成手段により生成された前記イメージレシートデータを情報端末に無線送信する送信手段と、
を具備したレシートプリンタ。 - 前記取得手段により取得された前記プリントデータに基づいて前記テキストデータのうちの予め定められたテキストデータを含んだテキストレシートデータを生成する第1の生成手段、
をさらに備え、
前記送信手段は、前記第2の生成手段により生成された前記イメージレシートデータ及び前記第2の生成手段により生成された前記テキストレシートデータの少なくともいずれか一方を情報端末に無線送信する、
請求項2に記載のレシートプリンタ。 - 送信が指示されたことに応じ、前記イメージレシートデータ及び前記テキストレシートデータの少なくとも一方の無線送信を行うとともに前記画像のプリントは行わず、
送信が指示されなかったことに応じ、前記イメージレシートデータ及び前記テキストレシートデータの少なくとも一方の無線送信を行わないとともに前記画像のプリントを行う、
ように前記プリント手段及び前記送信手段を制御する出力制御手段、
をさらに備える請求項3に記載のレシートプリンタ。 - 前記送信手段は、
第1の無線通信デバイスと、
前記第1の無線通信デバイスとは異なる通信規格の第2の無線通信デバイスと、
前記テキストレシートデータの無線送信を前記第1の無線通信デバイスにより行わせ、前記イメージレシートデータの送信を前記第2の無線通信デバイスに行わせる送信制御手段と、
を具備する請求項3又は請求項4に記載のレシートプリンタ。
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