JP2019144159A - ナビゲーションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの嗜好に合わせた経路案内を行うことができるナビゲーションシステムを提供する。【解決手段】ナビゲーションシステム1は、走行中の車両の位置情報を取得する位置情報取得部110と、車両内におけるユーザの画像を取得する画像取得部200と、車両内におけるユーザの会話の内容を取得する会話取得部120と、位置情報取得部110で取得した位置情報と会話取得部120で取得した会話の内容とが一致した場合に、画像取得部200で取得した画像と会話取得部120で取得した会話の内容とに基づいて推定されるユーザの感情と、位置情報取得部110で取得した位置情報と、を対にした感情位置情報を記憶する記憶部420と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、ナビゲーションシステムに関する。
現在、自動車を運転するユーザに適切な情報(目的地情報等)を提供するシステムが種々提案されている。例えば近年においては、車内におけるユーザの会話の内容と、ユーザの生体情報に基づいて検出したユーザの精神状態と、に基づいて、ユーザに提供すべき情報を収集して出力する自動車用情報提供システムが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたようなシステムを採用すると、精神状態に応じて刻々変化するユーザ嗜好に対応した適切な目的地情報を提供することができる、とされている。しかし、かかる従来のシステムを採用しても、目的地までの経路案内はユーザの嗜好に合わない場合があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ユーザの嗜好に合わせた経路案内を行うことができるナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係るナビゲーションシステムは、走行中の車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、車両内におけるユーザの画像を取得する画像取得部と、車両内におけるユーザの会話の内容を取得する会話取得部と、位置情報取得部で取得した位置情報と会話取得部で取得した会話の内容とが一致した場合に、画像取得部で取得した画像と会話取得部で取得した会話の内容とに基づいて推定されるユーザの感情と、位置情報取得部で取得した位置情報と、を対にした感情位置情報を記憶する記憶部と、を備えるものである。
かかる構成を採用すると、走行中の車両の位置情報とユーザの会話の内容とが一致した場合に、車両内におけるユーザの画像と会話の内容とに基づいて推定されるユーザの(ポジティブ又はネガティブな)感情と、走行中の車両の位置情報と、を対にした感情位置情報を記憶することができる。かかる感情位置情報を蓄積して利用することにより、ユーザの嗜好に合わせた経路案内を行うことが可能となる。
本発明によれば、ユーザの嗜好に合わせた経路案内を行うことができるナビゲーションシステムを提供することが可能となる。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
まず、図1を用いて、本発明の実施形態に係るナビゲーションシステム1の構成を説明する。ナビゲーションシステム1は、ユーザが運転する車両に設置されるナビゲーション装置100と、車内カメラ200及びマイク300と、ナビゲーション装置100との間で各種情報の授受を行うセンター400と、を備えている。
車内カメラ200は、車両内におけるユーザの画像を取得するものであり、本発明における画像取得部に相当する。車内カメラ200で取得したユーザの画像は、ナビゲーション装置100の感情推定部130(後述)に送られて、ユーザの感情の推定に使用される。
ナビゲーション装置100は、GPS110、会話取得部120、会話話題推定部121、会話ポジ・ネガ判定部122、話者特定部123、感情推定部130、制御部140、通信部150等を有している。
GPS110は、走行中の車両の位置情報(走行経路の特性)を取得するものであり、本発明における位置情報取得部に相当する。GPS110で取得した位置情報は、制御部140に送られる。
会話取得部120は、マイク300を介して車両内におけるユーザの会話の内容を取得するものであり、会話話題推定部121は、会話取得部120で取得したユーザの会話の内容に基づいてユーザの会話の話題を推定するものであり、会話ポジ・ネガ判定部122は、会話話題推定部121で推定したユーザの会話の話題がポジティブなものかネガティブなものかを判定するものである。話者特定部123は、マイク300を介して取得した音声に基づいて、話者を特定するものである。会話ポジ・ネガ判定部122での判定結果や話者特定部123での特定結果は、制御部140に送られる。
感情推定部130は、車内カメラ200を介して取得したユーザの画像に基づいて、ユーザの感情を推定するものである。感情推定部130で推定されたユーザの感情に関する情報は、制御部140に送られる。
制御部140は、ナビゲーション装置100全体を統合制御する機能を有している。すなわち、制御部140は、GPS110、車内カメラ200、マイク300等を介して各種情報を取得し、会話取得部120、会話話題推定部121、会話ポジ・ネガ判定部122、感情推定部130等を制御して各種情報処理を行う。また、制御部140は、GPS110で取得した位置情報と、会話話題推定部121で推定したユーザの会話の話題と、車内カメラ200で取得した画像に基づいて感情推定部130で推定したユーザの感情と、会話ポジ・ネガ判定部122での判定結果(ポジ・ネガ情報)と、を紐付けしてセット情報を生成し、その生成したセット情報を、通信部150を介してセンター400に送信する。
なお、ナビゲーション装置100は、上記構成に加えて、各種操作を行うための操作部161、各種情報を視覚的に表示するための表示部162、各種情報を音声で出力するための音声出力部163、計時機能を有する時計部164、車内カメラ200で取得した画像に基づいてユーザを識別する個人識別部165、ユーザを識別するための情報を格納する個人IDデータベース166等を有している。
センター400は、通信部410、制御部420、一般感情MAP430等を有している。制御部420は、センター400100全体を統合制御する機能を有している。例えば、制御部420は、ナビゲーション装置100から送信されたセット情報を、通信部410を介して受信する。また、制御部420は、受信したセット情報に含まれる位置情報とユーザの会話の話題とが一致するか否かを判定し、一致した場合に、受信したセット情報に含まれる位置情報とユーザの感情とを対にした感情位置情報を一般感情MAP430に記憶させて、一般感情MAP430を更新する。すなわち、センター400の制御部420は、本発明における記憶部に相当するものである。
また、センター400は、上記構成に加えて、それまで利用したユーザの感情を格納する一般感情データベース440、地図情報を格納する地図データベース450、一般感情データベース440に格納された個々のユーザの感情と、地図データベース450に格納された地図情報と、に基づいて個々のユーザの感情と地図情報との関連性を解析する個人感情MAP解析部460、それまで利用したユーザの個々の情報を格納する個人情報データベース470、計時機能を有する時計部480等を有している。
次に、本実施形態に係るナビゲーションシステム1で各種情報を取得して一般感情MAP430を更新する手順について、図2及び図3のフローチャートと、図4及び図5のテーブルと、を用いて説明する。
まず、図2のフローチャートに示すように、ナビゲーション装置100の制御部140は、走行中の車両の位置情報をGPS110で取得する(位置情報取得工程:S1)。また、ナビゲーション装置100の制御部140は、車内カメラ200で車両内のユーザの画像を取得し(画像取得工程:S2)、取得した画像に基づいて感情推定部130でユーザの感情を推定する(感情推定工程:S3)。
さらに、ナビゲーション装置100の制御部140は、マイク300を介して会話取得部120で車両内のユーザの会話の内容を取得し(会話取得工程:S4)、取得した会話の内容に基づいて、会話話題推定部121でユーザの会話の話題を推定する(話題推定工程:S5)とともに会話ポジ・ネガ判定部122でユーザの会話の話題がポジティブなものかネガティブなものかを判定する(ポジ・ネガ判定工程:S6)。
次いで、ナビゲーション装置100の制御部140は、取得した位置情報と、推定したユーザの会話の話題と、推定したユーザの感情と、ポジ・ネガ情報と、を紐付けしてセット情報を生成し(セット情報生成工程:S7)、その生成したセット情報を、通信部150を介してセンター400に送信する(セット情報送信工程:S8)。
続いて、図3のフローチャートに示すように、センター400の制御部420は、ナビゲーション装置100から送信されたセット情報を、通信部410を介して受信したか否かを判定し(受信判定工程:S11)、受信したものと判定した場合に、受信したセット情報を用いて一般感情MAP430を更新すべきか否かを判定する(更新判定工程:S12)。
センター400の制御部420は、更新判定工程S12において、受信したセット情報に含まれる位置情報とユーザの会話の話題とが一致するか否かを判定し、一致した場合には、一般感情MAP430を更新すべきであると判定し、受信したセット情報に含まれる位置情報とユーザの感情とを対にした感情位置情報を一般感情MAP430に記憶させて、一般感情MAP430を更新する(MAP更新工程:S13)。一方、制御部420は、更新判定工程S12において、受信したセット情報に含まれる位置情報とユーザの会話の話題とが一致しないものと判定した場合に、一般感情MAP430を更新しないで制御を終了する。
ここで、図4のテーブルを用いて、ユーザの会話内容及び話題と、走行中の車両の位置情報と、車内カメラから推定した感情と、会話から推定したポジ・ネガ情報と、感情MAPの更新状況と、の関係について具体的に説明する。
例えば図4のテーブルの一番上の行に示すように、ナビゲーション装置100の制御部140は、マイク300及び会話取得部120によって、ユーザA(ドライバ)による「今日の海はいい感じだね!」という発言を取得し、会話話題推定部121によって話題が「海」であると推定するとともに、会話ポジ・ネガ判定部122によって会話が「ポジティブ」なものであると判定する。また、ナビゲーション装置100の制御部140は、GPS110で走行中の車両の位置情報を取得することにより、走行経路の特性が「海」に近いことを認識する。さらに、ナビゲーション装置100の制御部140は、車内カメラ200で取得した画像に基づいて感情推定部130でユーザAの感情が「ポジティブ」なものであると推定する。
また、例えば図4のテーブルの一番下の行に示すように、ナビゲーション装置100の制御部140は、マイク300及び会話取得部120によって、ユーザB(ナビゲータ)による「グランパスが勝ったよ」という発言を取得し、会話話題推定部121によって話題が「サッカー」であると推定するとともに、会話ポジ・ネガ判定部122によって会話が「ポジティブ」なものであると判定する。また、ナビゲーション装置100の制御部140は、GPS110で走行中の車両の位置情報を取得することにより、走行経路の特性が「山」に近いことを認識する。さらに、ナビゲーション装置100の制御部140は、車内カメラ200で取得した画像に基づいて感情推定部130でユーザBの感情が「ポジティブ」なものであると推定する。
センター400の制御部420は、このような情報に基づいて、一般感情MAP430を更新すべきか否かを判定する。一般感情MAP430を更新するロジックについて、図5のテーブルを用いて具体的に説明する。
例えば、図5のテーブルの一番上の行に示すように、走行経路の特性と話題とが一致する(○)場合には、一般感情MAP430を更新すべきである(○)と判定する。図4のテーブルの一番上の行に示すケースは、このように走行経路の特性(海)と話題(海)が一致するものであるため、一般感情MAP430を更新する(例えば、ユーザAの当該走行経路におけるポジティブ感情を1.5倍にして記憶する)。一方、図5のテーブルの上から二番目の行や一番下の行に示すように、走行経路の特性と話題とが一致していない(×)場合には、一般感情MAP430を更新すべきでない(×)と判定する。図4のテーブルの一番下の行に示すケースは、走行経路の特性(山)と話題(サッカー)が一致していないため、一般感情MAP430を更新しない。
以上説明した実施形態に係るナビゲーションシステム1においては、走行中の車両の位置情報とユーザの会話の内容とが一致した場合に、車両内におけるユーザの画像と会話の内容とに基づいて推定されるユーザの(ポジティブ又はネガティブな)感情と、走行中の車両の位置情報と、を対にした感情位置情報を記憶することができる。かかる情報を蓄積して利用することにより、ユーザの嗜好に合わせた経路案内を行うことが可能となる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、この実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、前記実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前記実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1…ナビゲーションシステム
110…GPS(位置情報取得部)
120…会話取得部
200…車内カメラ(画像取得部)
420…制御部(記憶部)
110…GPS(位置情報取得部)
120…会話取得部
200…車内カメラ(画像取得部)
420…制御部(記憶部)
Claims (1)
- 走行中の車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記車両内におけるユーザの画像を取得する画像取得部と、
前記車両内における前記ユーザの会話の内容を取得する会話取得部と、
前記位置情報取得部で取得した位置情報と前記会話取得部で取得した会話の内容とが一致した場合に、前記画像取得部で取得した画像と前記会話取得部で取得した会話の内容とに基づいて推定される前記ユーザの感情と、前記位置情報取得部で取得した位置情報と、を対にした感情位置情報を記憶する記憶部と、
を備える、ナビゲーションシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018029719A JP2019144159A (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | ナビゲーションシステム |
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JP2018029719A JP2019144159A (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | ナビゲーションシステム |
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JP2019144159A true JP2019144159A (ja) | 2019-08-29 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2018029719A Pending JP2019144159A (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | ナビゲーションシステム |
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JP (1) | JP2019144159A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021144370A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | 本田技研工業株式会社 | 車両乗合支援システム及び車両乗合支援方法 |
-
2018
- 2018-02-22 JP JP2018029719A patent/JP2019144159A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP2021144370A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | 本田技研工業株式会社 | 車両乗合支援システム及び車両乗合支援方法 |
JP7448378B2 (ja) | 2020-03-11 | 2024-03-12 | 本田技研工業株式会社 | 車両乗合支援システム及び車両乗合支援方法 |
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