JP7448378B2 - 車両乗合支援システム及び車両乗合支援方法 - Google Patents

車両乗合支援システム及び車両乗合支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザにライドシェアサービスを提供するための車両乗合支援システム及び車両乗合支援方法に関する。
特許文献1は、自動運転車に搭乗を希望するユーザをグループ化するためのライドシェアシステムが開示されている。このライドシェアシステムは、ユーザの嗜好をデータベースに記憶しておき、ユーザの嗜好に合致するようにグループ化を行う。
米国公開2017/0316516号公報
車両内でユーザ間の会話が活発に行われると、各ユーザの移動時間を有益な時間に変化させることができる。例えば、ユーザは、車内での会話によって新たな知識を得たり、新たな人脈を形成したりすることができる。その結果、ユーザのライドシェアサービスへの満足度を向上させることができ、ライドシェアサービスの利用頻度を増加させることができる。
本発明は、以上の背景を鑑み、車内でのユーザ間の会話を促進することができる車両乗合支援システム及び車両乗合支援方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の一態様は、複数のユーザ端末(2)とネットワーク(3)を介して接続された車両乗合支援システム(1)であって、ユーザ情報を管理するユーザ情報管理部(26)と、前記ユーザ端末を介して乗合申込情報を取得する申込受付部(15)と、前記乗合申込情報に基づいて、複数のユーザを含む複数の乗合グループを作成する計画部(24)とを有し、前記ユーザ情報は、前記ユーザが保有する知識に関する情報である知識情報を含み、前記乗合申込情報は、前記ユーザが乗合実行時に話したい主題に関する情報である話題情報を含み、前記計画部は、前記知識情報と前記話題情報とに基づいて前記乗合グループを作成する。
この態様によれば、ユーザが有する知識と、ユーザが希望する話題情報の主題とに基づいて乗合グループが形成されるため、乗合実行時に特定の主題に対してユーザ間の会話が成立し易くなる。これにより、車両乗合支援システムは、車内でのユーザ間の会話を促進することができる。
上記の態様において、前記計画部は、前記乗合グループの候補を複数作成し、前記乗合グループの候補の内に、前記話題情報を有する前記ユーザと前記話題情報に対応する前記知識情報を有する前記ユーザとを含む前記乗合グループの候補である第1候補が存在する場合に、前記第1候補の内から前記乗合グループを決定するとよい。
この態様によれば、知識情報及び話題情報が付加的な条件として、乗合グループの作成に利用されるため、乗合グループの形成が阻害されることを防止することができる。
上記の態様において、前記計画部は、前記話題情報を有する前記ユーザと前記話題情報に対応する前記知識情報を有する前記ユーザとを含むように前記乗合グループを作成するとよい。
この態様によれば、特定の主題に対して知識を有するユーザが乗合グループに含まれるため、ユーザ間の会話が成立し易くなる。
上記の態様において、車両乗合支援システムは、前記ユーザ端末又は乗合に使用される車両(4)に設けられた音声取得装置(14、17)によって取得された前記乗合実行時の前記ユーザの音声情報に基づいて、会話の話者及び前記主題を含む会話データを作成する音声解析部(28)と、前記会話データに基づいて前記ユーザ情報の前記知識情報を修正する知識情報修正部(29)とを有するとよい。
この態様によれば、乗合実行時の会話からユーザが有する知識情報を自動的に取得することができる。
上記の態様において、前記知識情報は、主題と、前記主題に対するスコアとを含み、前記音声解析部は、前記音声情報に基づいて前記主題に対する前記ユーザの活性度を決定し、前記知識情報修正部は、前記活性度に基づいて前記スコアを修正し、前記計画部は、前記スコアに基づいて前記乗合グループを作成するとよい。
この態様によれば、主題に対してスコアが高いユーザと、主題についての会話を希望するユーザとが乗合グループを形成し易くなり、車内での会話が促進される。
上記の態様において、前記音声解析部は、前記ユーザの前記主題に対する会話時間が長いほど前記活性度を増加させるとよい。
この態様によれば、会話時間に基づいてスコアを設定することができる。
上記の態様において、前記知識情報修正部は、前記音声情報を取得した時刻からの経過時間に基づいて前記スコアを低下させるとよい。
この態様によれば、古い会話はスコアの上昇に寄与しなくなり、最近の状態を反映したスコアを設定することができる。
上記の態様において、前記知識情報は、前記主題に対する前記ユーザの肯定又は否定を表す感情極性を含み、前記音声解析部は、前記音声情報に基づいて、前記感情極性を取得し、前記計画部は、前記感情極性に基づいて前記乗合グループを作成するとよい。
この態様によれば、感情極性に基づいて乗合グループを作成することができる。例えば、特定の主題に対して否定的な感情極性を有するユーザと、対応する主題について会話したいユーザとが同一の乗合グループを形成しないようにすることができる。
上記の態様において、前記話題情報は、肯定的内容又は否定的内容を選択するための内容情報を含み、前記計画部は、前記内容情報に基づいて前記乗合グループを作成するとよい。
この態様によれば、ユーザは、乗合申込時に会話したい主題と、主題に対する感情極性とを選択することができる。これにより、乗合実行時にユーザ間で行われる会話が、ユーザが希望した内容に近くなる。
上記の態様において、車両乗合支援システムは、前記音声解析部によって取得された前記主題と、前記主題の会話時間とを集計して統計データを作成し、統計データを前記ユーザ端末又は管理者の端末に表示させる会話集計部(30)を更に有するとよい。
この態様によれば、車内で行われている会話の主題と時間をデータとして取得することができる。これにより、管理者及びユーザは、ユーザの関心事を認識することができる。
上記の態様において、前記統計データは、前記音声解析部によって取得された前記主題と、前記主題について会話をした複数のユーザとを関連付けたデータを含むとよい。
この態様によれば、ユーザ間の知識に基づくネットワークをデータとして取得することができる。
上記の態様において、前記知識情報修正部は、前記会話データに基づいて前記知識情報を修正するか否かを前記ユーザに選択させるとよい。
この態様によれば、車内の会話をユーザ情報に反映させるか否かをユーザが選択することができる。これにより、ユーザのプライバシーを保護することができる。
上記課題を解決するために本発明の他の態様は、ユーザが所持する複数のユーザ端末(2)とネットワーク(3)を介して接続された車両乗合支援システム(1)が実行する車両乗合支援方法であって、ユーザ情報を管理するステップと、前記ユーザ端末を介して乗合申込情報を取得するステップと、前記乗合申込情報と前記ユーザ情報とに基づいて、複数の前記ユーザを含む複数の乗合グループを作成するステップとを有し、前記ユーザ情報は、前記ユーザが保有する知識に関する情報である知識情報を含み、前記乗合申込情報は、乗合実行時に話したい主題に関する情報である話題情報を含み、前記知識情報と前記話題情報とに基づいて前記乗合グループを作成する。
上記の態様において、車両乗合支援方法は、前記ユーザ端末又は乗合に使用される車両(4)に設けられた音声取得部(14、17)によって取得された前記乗合実行時の前記ユーザの音声情報に基づいて、会話の話者及び前記主題を含む会話データを作成するステップと、前記会話データに基づいて前記ユーザ情報の前記知識情報を修正するステップとを更に有するとよい。
以上の構成によれば、車内でのユーザ間の会話を促進することができる車両乗合支援システム及び車両乗合支援方法を提供することができる。
実施形態に係る車両乗合支援システムの構成図 車両乗合支援システムの構成図 知識データの例を示す説明図 会話データの例を示す説明図 音声解析処理の手順を示すフロー図 修正データの例を示す説明図 第2例の修正データの作成手順を示すフロー図 運行予定作成処理の手順を示すフロー図
以下、図面を参照して、車両乗合支援システムの実施形態について説明する。実施形態に係る車両乗合支援システム1は、特定の団体(企業、役所、スポーツクラブ、介護施設、買物施設等)の構成員(ユーザ)に対して、移動時の車両の乗合を支援するサービスを提供する。車両乗合支援システムは、ユーザの特定の施設への往路及び復路の移動に対して、自動車の乗合(ライドシェア)サービスを提供する。往路及び復路の移動は、例えばユーザの朝及び夕方の通勤、すなわち出勤及び退勤における移動に対応する。以下、車両乗合支援システムは、ユーザの出勤時の移動経路を往路、ユーザの退勤時の移動経路を復路として乗合を支援する。
本実施形態に係る車両乗合支援システム1を利用する団体は、構成員に使用させる目的で複数の共用車を所有しているとよい。共用車は、通勤を含む構成員の移動に使用される。車両乗合支援システムは、複数の共用車と、構成員の自家用車の内で乗合に使用することに同意した自動車(以下、提供車という)とを乗合のために使用する。全てのユーザ、共用車及び提供車は、車両乗合支援システムに登録されている。車両乗合支援システムにおいて、全てのユーザにはユーザ識別番号が設定され、全ての共用車及び提供車には車両識別番号が設定されている。
(車両乗合支援システムの構成)
図1に示すように、車両乗合支援システム1は、複数のユーザ端末2とネットワーク3を介して接続されたホストサーバである。各ユーザ端末2は各ユーザによって所持されている。車両乗合支援システム1は、任意の場所に設けられてよく、例えば車両乗合支援システム1を所有する企業の建屋内に設けられるとよい。ネットワーク3は、例えばインターネットである。また、車両乗合支援システム1は、乗合に使用される複数の車両4とネットワーク3を介して接続されてもよい。各車両4は、車両4内の音声を取得する音声取得装置17を有する。音声取得装置17は、取得した音声情報をネットワーク3を介して車両乗合支援システム1に送信する。
ユーザ端末2は、アプリケーションを実行するための処理部11と、入力画面やメッセージを表示すると共にユーザからの入力を受け付けるユーザインタフェース12と、ネットワーク3を介して車両乗合支援システム1と通信を行うための通信部13と、音声を取得する音声取得装置14とを備えている。ユーザ端末2は、例えば、スマートホンや、タブレットPC、携帯電話、PDA等である。音声取得装置14は、マイクロフォンである。
ユーザ端末2の処理部11は、ユーザの入力操作による乗合申込を受け付ける申込受付部15を有する。申込受付部15は、乗合申込を受け付ける際に、ユーザ識別番号、ユーザの希望出発地、希望目的地、希望出発時刻、使用可能車情報(使用可能車の車両識別番号)、希望話題に関する情報の入力を要求する。
使用可能車とは、ユーザが申込したライドシェアにおいて、ユーザが運転手として希望出発地から運行可能な車両をいい、共用車及び提供車を含む。具体的には、ユーザが選択した希望出発地の付近に駐車された車両であり、かつユーザが車両の利用に必要なキー又は認証カード等を所持している車両が使用可能車に該当する。なお、ユーザ識別番号、希望出発地、希望目的地、使用可能車両(使用可能車)の車両識別番号は、ユーザ端末2、ユーザ情報管理部26、及び車両情報管理部27に記憶されたデータを参照して入力を省略してもよい。
希望話題は、ユーザが乗合実行時に話したい主題に関する情報であり、話題の主題と、話題の肯定的内容又は否定的内容を選択するための内容情報とを含む。主題は、例えば、「自動運転技術」や「人工知能」、「電気自動車」等の項目であってよい。主題は、技術分野を示す項目に限らず、「野球」や「料理」等の趣味に関する事項や、「子育て」等の生活に関する事項などあらゆる分野を含んでよい。なお、主題は、管理者が特定の分野に制限してもよい。ユーザは、主題をフリーワードでユーザ端末2に入力してもよく、予め設定された複数の主題の中から選択するようにしてもよい。
本実施形態では、ユーザは、ユーザ端末2を使用して乗合申込を常時行うことができる。ユーザ端末2は、ユーザの申し込み操作に応じて乗合申込情報を作成し、車両乗合支援システム1に送信する。他の実施形態では、ユーザは、予め設定された時間範囲内においてのみ乗合申込を行うことができるようにしてもよい。
車両乗合支援システム1は、ネットワーク3を介してユーザ端末2と通信するための通信部21と、ユーザからの乗合申込を受け付ける申込処理部22と、乗合を希望するユーザの乗合申込情報を記憶する申込情報管理部23と、乗合申込があったユーザをグループ化して複数の乗合グループを作成すると共に、外部のナビゲーションサーバ5を使って各乗合グループの運行予定を作成する計画部24と、作成した乗合グループ及び運行予定を記憶する乗合情報管理部25と、ユーザ毎の情報を保持するユーザ情報管理部26と、登録された車両情報を保持する車両情報管理部27と、音声取得装置14によって取得された、乗合実行時のユーザの音声情報を解析する音声解析部28と、音声解析部28が出力する会話データを記憶する会話情報管理部29と、会話データに基づいてユーザ情報の知識情報を修正する知識情報修正部30と、会話データを集計する会話集計部31と、ユーザ通知部32とを有する。ナビゲーションサーバ5及び道路情報サーバ6は、車両乗合支援システム1の一部として構成されてもよい。
ユーザ情報管理部26は、ユーザ毎にユーザに関連する情報をユーザ情報として記憶している。ユーザ情報は、ユーザ識別番号や、ユーザ氏名、住所、運転技能レベル、過去の運転手担当情報、ユーザが所有する提供車の車両識別番号、及びユーザが保有する知識に関する情報である知識情報を含む。
知識情報は、図3に示す例のように、主題と、主題に対応したスコアと、主題に対応した感情極性とを含む。主題は、話題の主題と同様であり、「自動運転技術」や「人工知能」等の様々な名称を含んでよい。スコアは、主題に対するユーザの理解度や知識量を表す数値である。感情極性は、主題に対するユーザの感情を肯定(ポジティブ)又は否定(ネガティブ)で表す数値である。例えば、感情極性は、0を中立として、正の整数値である肯定側の値と、負の整数値である否定側の値とによって表される。主題、スコア、及び感情極性を含む知識情報は、ユーザの乗合実行中の会話に基づいて作成される。また、知識情報は、ユーザの自己申告によって予め登録されてもよい。例えば、ユーザがユーザ端末2に主題、スコア、及び感情極性を入力することによって、知識情報が作成されてもよい。
車両情報管理部27は、ライドシェアで使用する車両として登録された複数の共用車及び提供車の情報を車両情報として記憶している。車両情報は、登録された車両毎に、車両識別番号、所有者、車種名、乗車定員数、燃費、走行距離当りのCO排出量を含む。
申込情報管理部23は、申込処理部22から乗合申込情報を受け取り、記憶する。乗合申込情報は、申込を行なったユーザのユーザ識別番号、ユーザの希望出発地、希望目的地、希望出発時刻、希望到着時刻、使用可能車、及び希望話題を含む。
計画部24は、申込情報管理部23に記憶された乗合申込情報に基づき、後述する運行予定作成処理を実行することによって、乗合申込を行なったユーザをグループ化して複数の乗合グループを作成すると共に、各乗合グループにおける各ユーザの属性(運転手又は乗員)、各乗合グループが使用する車両、各乗合グループの経路を設定する。また、計画部24は、設定した各乗合グループの経路に基づいて、各ユーザの出発地、目的地、出発時刻、及び目的地到着予想時間を設定する。
乗合情報管理部25は、計画部24が作成した運行予定情報を記憶する。運行予定情報は、乗合グループ毎に作成され、乗合グループの識別番号、乗合グループに含まれるユーザの識別番号、運転手に設定されたユーザの識別番号、使用される車両の識別番号、各ユーザの出発地、目的地、出発時刻、目的地到着予想時間を含む。
ユーザ通知部32は、乗合情報管理部25に記憶された運行予定情報から各ユーザの運行予定情報であるユーザ運行予定情報を作成し、通信部13によって各ユーザのユーザ運行予定情報を各ユーザのユーザ端末2に送信する。ユーザ運行予定情報は、ユーザの識別番号、乗合グループの識別番号、使用される車両の識別番号、ユーザの出発地、目的地、出発時刻、目的地到着予想時間、ユーザ属性情報を含む。ユーザ属性情報は、ユーザが運転手及び乗員のいずれであるかを示す情報である。ユーザ端末2のユーザインタフェース12は、ユーザ運行予定情報を表示する。
音声解析部28は、乗合実行時の車内の会話を解析し、会話データを作成する。会話データは、会話を発言毎に分割して記録したレコードであり、図4に示す例のように、各レコードは発話者、聞き手、会話が行われた時刻、主題、活性度、及び感情極性を含む。ここで、乗合実行時とは、乗合グループに設定されたユーザが実際に車両に搭乗して移動しているときをいう。音声解析部28が作成した会話データは、会話情報管理部29に記録される。
音声解析部28は、例えば、図5に示す音声解析処理を実行する。音声解析部28は、会話が発生する毎に音声解析処理を実行してもよく、所定の時間間隔で音声解析処理を実行してもよい。音声解析部28は、最初に、乗合実行時において、ユーザ端末2の音声取得装置14又は車両4の音声取得装置17を利用して音声情報を取得する(S1)。次に、音声解析部28は、音声情報をテキストデータに変換する(S2)。
次に、音声解析部28は、テキストデータに変換された会話を、発話者の発言毎に分割して複数のレコードを作成する(S3)。ここで、発言は、一人のユーザが他のユーザが次に発話するまでに発した言葉であり、複数の文を含んでもよい。音声解析部28は、音声情報に含まれる音声の周波数、周波数のパターンに基づいて発話者が変わるタイミングを決定し、発話者が代わるタイミングで会話を分割することによって発話者の発言を取得するとよい。このとき、音声解析部28は、音声情報を取得したときの時間を会話が行われた時刻(発生時刻)として各レコードに記録する。
次に、音声解析部28は、各発言の発話者及び聞き手を決定し、会話データに記録する(S4)。音声解析部28は、例えば音声情報から周波数、周波数のパターンを抽出し、これらに基づいて発話者を特定してもよい。この場合、ユーザ情報には、ユーザの発話時の周波数、周波数のパターンが予め記録されており、音声解析部28は取得した音声情報とユーザ情報とに基づいて発話者を決定する。他の方法では、車両に車室内のユーザを撮像するカメラを設け、カメラが撮像したユーザの画像から発話者を決定してもよい。例えば、車両乗合支援システム1は、画像情報に基づいて、発言が発生した時刻に、口が動いているユーザを発話者に決定してもよい。聞き手には、発話者を除く、乗合グループの残りのユーザが設定されるとよい。
次に、音声解析部28は、発言を構成するテキストデータから、キーワードを抽出し、キーワードに基づいて文の主題を決定する(S5)。音声解析部28は、例えば、発言のテキストデータを形態素解析することによってキーワードを抽出するとよい。音声解析部28は、取得されたキーワードと、予め登録された複数の主題候補とに基づいて、主題候補に一致するキーワードを主題として決定するとよい。発言の中に複数のキーワードが含まれる場合には、最も出願頻度が高いキーワードを主題に設定するとよい。また、対象とする発言の前になされた発言の主題と一致するキーワードが主題に設定されてもよい。
次に、音声解析部28は、音声情報及び音声情報から作成されたテキストデータの少なくとも一方に基づいて、話者の発言に対する活性度を決定する(S6)。活性度は数値であり、活性度が高いほど数値が大きくなる。活性度は、例えば1~10の整数であるとよい。活性度は、例えば、発言の長さや、声の大きさ等に基づいて設定されるとよい。音声解析部28は、例えば、取得したテキストデータに基づいて、発言の文字数をカウントし、発言の文字数に応じて活性度を設定するとよい。発言の文字数が多くなるほど活性度が増加するとよい。
次に、音声解析部28は、音声情報及び音声情報から作成されたテキストデータの少なくとも一方に基づいて、話者の発言に対する感情極性を決定する(S7)。感情極性は、0を中立として、正の整数値である肯定側の値と、負の整数値である否定側の値とによって表される。音声解析部28は、例えば発言のテキストデータを形態素解析し、「良い」、「素晴らしい」、「できる」等のポジティブな語と、「悪い」、「だめ」、「できない」等のネガティブな語を抽出し、ポジティブな語とネガティブな語との差に応じて感情極性を設定するとよい。音声解析部28は、例えば、1つの発言において、ポジティブな語の数がネガティブな語の数より多い場合には感情極性に「+1」を設定し、ネガティブな語の数がポジティブな語の数より多い場合には感情極性を「-1」に設定し、ポジティブな語の数とネガティブな語の数とが同じ場合には感情極性に「0」を設定するとよい。
知識情報修正部30は、会話情報管理部29に記録された会話データに基づいてユーザ情報に含まれる知識情報を修正する。知識情報修正部30は、第1例では、所定の第1期間における各ユーザの会話データを抽出し、抽出した会話データを主題毎に活性度及び感情極性をそれぞれ加算して修正データを作成する。修正データは、図6に示す例のように、ユーザ名又はユーザ識別番号、主題、活性度の合計値、感情極性の合計値を含む。第1期間は、例えば現在時刻から1日乃至1カ月の期間であってよい。知識情報修正部30は、ユーザ及び主題に基づいて、ユーザ情報の知識情報に修正データを加算し、知識情報を修正する。知識情報のスコアには修正データの活性度の合計値が加算され、知識情報の感情極性には修正データの感情極性の合計値が加算される。
知識情報修正部30は、第2の例では、図7に示すフローに基づいて修正データを作成する。最初に、知識情報修正部30は、所定の第2期間における各ユーザの会話データを抽出する(S11)。知識情報修正部30は、各会話データの発生時刻と現在時刻とに基づいて時間係数を設定する(S12)。時間係数は、例えば0以上1以下の数値であり、現在時刻から発生時刻を減算することによって得られる経過時間が大きいほど、小さい値に設定される。
次に、知識情報修正部30は、各会話データの活性度及び感情極性のそれぞれに時間係数を掛け、活性度補正値及び感情極性補正値を演算する(S13)。すなわち、活性度補正値及び感情極性補正値は、会話データの発生時刻からの時間経過に応じて値が0に近づく。
次に、知識情報修正部30は、活性度補正値及び感情極性補正値に基づいて、各ユーザの各主題に対する活性度合計値及び感情極性合計値を算出し、修正データを作成する(S14)。知識情報修正部30は、各ユーザにおいて主題が同一であるレコードの全ての活性度補正値を加算して活性度合計値を算出する。また、知識情報修正部30は、各ユーザにおいて主題が同一であるレコードの全ての感情極性補正値を加算して活性度合計値を算出する。修正データは、図6と同様に、ユーザ名(ユーザ識別番号)、主題、活性度合計値、感情極性合計値を含む。
次に、知識情報修正部30は、修正データに基づいて、ユーザ情報の知識情報を修正する。知識情報修正部30は、例えばユーザ名及び主題に基づいて、修正データの活性度補正値及び感情極性補正値を、対応する知識情報のスコア及び感情極性に置き換えるとよい。以上のようにして、車両乗合支援システム1は、乗合実行時の各ユーザ間の会話に基づいて各ユーザのユーザ情報の知識情報を修正する。
知識情報修正部30は、修正データに基づいてユーザ情報の知識情報を修正する前に、修正データ(会話データ)に基づいて知識情報を修正するか否かをユーザに選択させる。知識情報修正部30は、例えばユーザ端末2のユーザインタフェース12に選択画面を表示させ、ユーザに知識情報を修正するか否かを選択させるとよい。乗合申込情報が、修正データに基づいてユーザ情報の知識情報を修正するか否かの選択結果を含んでもよい。これにより、ユーザが望まない場合には車内の会話に基づいてユーザの知識情報が修正されることはない。結果、ユーザのプライバシーを尊重することができる。
以下に、実施形態に係る車両乗合支援システム1の乗合支援処理の手順について説明する。車両乗合支援システム1は、所定のタイミングで乗合支援処理を実行する。車両乗合支援システム1は、例えば予め設定された時刻に乗合支援処理を実行するとよい。また、車両乗合支援システム1は、例えば所定の時間間隔で乗合支援処理を実行してもよい。
図8は、乗合支援処理の手順を示すフローである。計画部24は、各ユーザの乗合申込情報に基づいて運行予定作成処理を実行する。運行予定作成処理によって、運行予定である運行予定情報が作成される。運行予定情報は、複数のユーザを含む複数の乗合グループ、各乗合グループにおける運転手、各乗合グループの経路、各ユーザの出発地、到着地、出発時刻、及び目的地到着予想時間を含む。計画部24は、運行予定情報を乗合情報管理部25に記憶する。
運行予定作成処理は、乗合申込があった全てのユーザに対して実行される。運行予定作成処理において、最初に、計画部24が、乗合申込情報に基づいて乗合グループに組み入れることが可能なユーザを抽出する(S21)。計画部24は、例えば、乗合申込情報の希望出発時刻が所定の時間範囲にあるユーザを抽出するとよい。
次に、計画部24は、ステップS1において抽出された各ユーザのユーザ属性を運転手候補及び乗員候補のいずれかに設定する(S22)。具体的には、計画部24は、乗合申込情報の使用可能車の有無に関する情報に基づいて、使用可能車を有するユーザのユーザ属性を運転手候補に設定し、使用可能車を有しないユーザのユーザ属性を乗員候補に設定する。設定されたユーザ属性(乗員候補又は運転手候補)は、申込情報管理部23に記憶される。
計画部24は、次に運転手候補及び乗員候補の組み合せ候補を作成する(S23)。組み合わせ候補は複数のパターンを含み、各パターンは複数の乗合グループ候補を含む。各乗合グループ候補は、1人の運転手と0以上の乗員とを含む。運転手は運転手候補から設定され、乗員は運転手候補及び乗員候補から設定される。1つの乗合グループ候補に含まる乗員の数は、その乗合グループの運転手に設定されたユーザに関連付けられた使用可能車から1減じた数以下に設定される。
計画部24は、ユーザ情報の知識情報と乗合申込情報の話題情報とに基づいて乗合グループを作成してもよい。例えば、計画部24は、話題情報を有するユーザが、話題情報の主題及び内容情報に対応する知識情報を有するユーザと乗合グループを形成するように、運転手候補及び乗員候補の組み合せ候補を作成してもよい。
計画部24は、次に組み合わせ候補の各パターンの乗合グループ候補に対して、復路における運行経路、経路長、運転手及び各乗員の出発時刻及び予想到着時刻、運行時間(運転手の予想到着時刻-出発時刻)を設定する(S24)。
計画部24は、次に、組み合わせ候補の各パターンを評価し、それぞれに組み合わせスコアを設定する(S25)。評価は、複数の評価基準に基づいて行われる。評価基準は、例えば、各乗合グループの経路長の合計や、運行時間の合計、各ユーザの希望出発時刻と希望到着時刻の差の合計、乗合に使用される車両の台数、全ての車両の予想CO排出量の合計、共用車の割合を含む。組み合わせスコアは、各乗合グループの経路長の合計が短いほど高くなり、運行時間の合計が短いほど高くなり、各ユーザの希望出発時刻と希望到着時刻の差の合計が小さいほど高くなり、乗合に使用される車両の台数が少ないほど高くなり、全ての車両の予想CO排出量の合計が少ないほど高くなる。また、互いに対応する話題情報と知識情報とを有するユーザが同じ乗合グループに含まれる数が多いほど、組み合わせスコアが高くなるとよい。また、乗合グループ内において他のユーザの話題情報に対応する知識情報を有するユーザの知識情報のスコアが高いほど組み合わせスコアが高くなることが好ましい。
計画部24は、評価において、組み合わせ候補の各パターンに対して複数の評価基準に基づく組み合わせスコアを算出し、算出したスコアにそれぞれ係数を乗じたものを合計する。係数は、システム管理者によって任意に変更することができる。係数は、車両乗合支援システム1を使用する団体等の要望や必要に応じて任意に設定することができる。係数を変更することによって、重視する評価基準を変更することができる。例えば、渋滞緩和を目的する場合、乗合に使用される車両の台数に対する係数が他の評価基準に対する係数よりも大きく設定されるとよい。CO排出量の低減を目的する場合、全ての車両の予想CO排出量の合計に対する係数が他の評価基準に対する係数よりも大きく設定されるとよい。また、話題情報を有するユーザと、話題情報に対応する知識情報を有するユーザとが同じ乗合グループに含まれるように係数を設定してもよい。重視しない評価基準は、係数を0にすることによって、評価に含めないようにしてもよい。
計画部24は、次に、組み合わせ候補の各パターンの内から最も組み合わせスコアが高いパターンを、運行予定情報として設定する(S26)。設定された運行予定情報は、乗合情報管理部25に記憶される。
次に、ユーザ通知部32は、乗合情報管理部25に記憶された運行予定情報に基づいて、形成された乗合グループに含まれる各ユーザに対して、ユーザ毎の運行予定情報であるユーザ運行予定情報を作成し、通信部13によって各ユーザ端末2に対応するユーザ運行予定情報を予約結果として送信する。これにより、ユーザはユーザ端末2によって自身のユーザ運行予定情報を確認することができる。
会話集計部31は、音声解析部28によって取得された会話データを集計する。会話集計部31は、会話データの主題と、主題の会話時間とをそれぞれ集計するとよい。会話集計部31は、図9に示すように、例えば各主題の頻度や、各主題の会話時間の合計等の統計データを作成するとよい。また、会話集計部31は、各主題の感情極性の合計値を統計データに含めてもよい。また、会話集計部31は、主題と、主題について会話をした複数のユーザとを関連付けて集計し、これらを統計データに含めてもよい。統計データは、会話情報管理部29に記録されるとよい。また、会話集計部31は、作成した統計データをユーザ端末2又は管理者端末8に送信し、ユーザ端末2及び管理者端末8のユーザインタフェース12に統計データを表示させてもよい。これにより、管理者及びユーザは、乗合実行時の車内の会話について認識することができ、ユーザの関心事を認識することができる。また、管理者及びユーザは、ユーザ間の知識に基づくネットワークを認識することができる。
以上の車両乗合支援システム1によれば、ユーザが有する知識と、ユーザが希望する話題情報の主題とに基づいて乗合グループが形成されるため、乗合実行時に特定の主題に対してユーザ間の会話が成立し易くなる。これにより、車両乗合支援システムは、車内でのユーザ間の会話を促進することができる。車両乗合支援システム1は、乗合実行時の会話からユーザが有する知識情報を自動的に取得することができる。
知識情報は、主題に対するスコア及び感情極性を有するため、主題についての会話を希望するユーザに、適切なユーザを対応させることができる。スコアは会話発生時刻からの経過時間に応じて低下する。そのため、スコアは、最近の状態を反映した値になる。
車両乗合支援システム1が実行する車両乗合支援方法は、ユーザ情報を管理するステップと、前記ユーザ端末を介して乗合申込情報を取得するステップと、前記乗合申込情報と前記ユーザ情報とに基づいて、複数の前記ユーザを含む複数の乗合グループを作成するステップとを有し、前記ユーザ情報は、前記ユーザが保有する知識に関する情報である知識情報を含み、前記乗合申込情報は、乗合実行時に話したい主題に関する情報である話題情報を含み、前記知識情報と前記話題情報とに基づいて前記乗合グループを作成する。また、車両乗合支援方法は、ユーザ端末2又は乗合に使用される車両4に設けられた音声取得装置14、17によって取得された前記乗合実行時の前記ユーザの音声情報に基づいて、会話の話者及び前記主題を含む会話データを作成するステップと、前記会話データに基づいて前記ユーザ情報の前記知識情報を修正するステップとを更に有するとよい。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。
1 :車両乗合支援システム
2 :ユーザ端末
3 :ネットワーク
4 :車両
8 :管理者端末
14 :音声取得装置
17 :音声取得装置
22 :申込処理部
23 :申込情報管理部
24 :計画部
25 :乗合情報管理部
26 :ユーザ情報管理部
27 :車両情報管理部
28 :音声解析部
29 :会話情報管理部
30 :知識情報修正部
31 :会話集計部
32 :ユーザ通知部

Claims (11)

  1. 複数のユーザ端末とネットワークを介して接続された車両乗合支援システムであって、
    ユーザ情報を管理するユーザ情報管理部と、ここで、前記ユーザ情報はユーザが保有する知識に関する情報である知識情報を含み、前記知識情報は、主題と、前記主題に対するスコアとを含み、
    前記ユーザ端末を介して乗合申込情報を取得する申込受付部と、ここで、前記乗合申込情報は前記ユーザが乗合実行時に話したい主題に関する情報である話題情報を含み、
    前記乗合申込情報に基づいて、複数の前記ユーザを含む複数の乗合グループを作成する計画部と
    前記ユーザ端末又は乗合に使用される車両に設けられた音声取得装置によって取得された前記乗合実行時の前記ユーザの音声情報に基づいて、会話の話者及び前記主題を含む会話データを作成する音声解析部と、
    前記会話データに基づいて前記ユーザ情報の前記知識情報を修正する知識情報修正部とを有し、
    前記音声解析部は、前記音声情報に基づいて前記主題に対する前記ユーザの活性度を決定し、
    前記知識情報修正部は、前記活性度に基づいて前記スコアを修正し、
    前記計画部は、前記主題及び前記スコアを含む前記知識情報と前記話題情報とに基づいて前記乗合グループを作成する車両乗合支援システム。
  2. 前記計画部は、前記乗合グループの候補を複数作成し、前記乗合グループの候補の内に、前記話題情報を有する前記ユーザと前記話題情報に対応する前記知識情報を有する前記ユーザとを含む前記乗合グループの候補である第1候補が存在する場合に、前記第1候補の内から前記乗合グループを決定する請求項1に記載の車両乗合支援システム。
  3. 前記計画部は、前記話題情報を有する前記ユーザと前記話題情報に対応する前記知識情報を有する前記ユーザとを含むように前記乗合グループを作成する請求項1に記載の車両乗合支援システム。
  4. 前記音声解析部は、前記ユーザの前記主題に対する会話時間が長いほど前記活性度を増加させる請求項1に記載の車両乗合支援システム。
  5. 前記知識情報修正部は、前記音声情報を取得した時刻からの経過時間に基づいて前記スコアを低下させる請求項1又は請求項4に記載の車両乗合支援システム。
  6. 前記知識情報は、前記主題に対する前記ユーザの肯定又は否定を表す感情極性を含み、
    前記音声解析部は、前記音声情報に基づいて、前記感情極性を取得し、
    前記計画部は、前記感情極性に基づいて前記乗合グループを作成する請求項1~請求項5のいずれか1つの項に記載の車両乗合支援システム。
  7. 前記話題情報は、肯定的内容又は否定的内容を選択するための内容情報を含み、
    前記計画部は、前記内容情報に基づいて前記乗合グループを作成する請求項6に記載の車両乗合支援システム。
  8. 前記音声解析部によって取得された前記主題と、前記主題の会話時間とを集計して統計データを作成し、前記統計データを前記ユーザ端末又は管理者の端末に表示させる会話集計部を更に有する請求項1~請求項7のいずれか1つの項に記載の車両乗合支援システム。
  9. 前記統計データは、前記音声解析部によって取得された前記主題と、前記主題について会話をした複数の前記ユーザとを関連付けたデータを含む請求項8に記載の車両乗合支援システム。
  10. 前記知識情報修正部は、前記会話データに基づいて前記知識情報を修正するか否かを前記ユーザに選択させる請求項1~請求項9のいずれか1つの項に記載の車両乗合支援システム。
  11. ユーザが所持する複数のユーザ端末とネットワークを介して接続された車両乗合支援システムが実行する車両乗合支援方法であって、
    ユーザ情報を管理するステップと、ここで、前記ユーザ情報は前記ユーザが保有する知識に関する情報である知識情報を含み、前記知識情報は、主題と、前記主題に対するスコアとを含み、
    前記ユーザ端末を介して乗合申込情報を取得するステップと、ここで、前記乗合申込情報は前記ユーザが乗合実行時に話したい主題に関する情報である話題情報を含み、
    前記乗合申込情報と前記ユーザ情報とに基づいて、複数の前記ユーザを含む複数の乗合グループを作成するステップと
    前記ユーザ端末又は乗合に使用される車両に設けられた音声取得装置によって取得された前記乗合実行時の前記ユーザの音声情報に基づいて、会話の話者及び前記主題を含む会話データを作成するステップと、
    前記音声情報に基づいて前記主題に対する前記ユーザの活性度を決定するステップと、
    前記活性度に基づいて前記スコアを修正するステップと、
    前記主題及び前記スコアを含む前記知識情報と前記話題情報とに基づいて前記乗合グループを作成する車両乗合支援方法。
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