JP2019190940A - 情報提供装置 - Google Patents

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大樹 粟野
Hiroki Awano
大樹 粟野
鈴木 恵子
Keiko Suzuki
恵子 鈴木
光 古賀
Ko Koga
光 古賀
遠藤俊樹
Toshiki Endo
俊樹 遠藤
聡彦 渡部
Satohiko Watabe
聡彦 渡部
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Abstract

【課題】状況に合った話題を、適切なタイミングで提供できる情報提供装置を提供する。【解決手段】情報提供装置1は、車両における会話から車両のユーザが訪問した場所に関する話題を抽出して、抽出した話題を構造化して話題データベース32を生成する話題生成部20と、一の車両における会話の音声認識を行う音声認識部11と、音声認識の内容から一の車両が訪問予定の場所を検知する発声話題検知部12と、一の車両のユーザに提供するために、訪問予定の場所に関する話題を話題データベース32から抽出する話題抽出部21と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、情報提供装置に関する。
近年、店舗または観光施設等の場所に対する利用者の評価を取得して、訪問を予定している利用者に対して情報提供を行う技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載されたシステムは、場所に対する利用者の評価を、利用者の能動的な入力操作に頼ることなく、実際の行動履歴に基づいて精度良く得ることが可能である。
特開2013−257671号公報 特開2015−207905号公報 特開2016−006607号公報 特開2015−219583号公報 特開2017−162073号公報
ここで、特許文献1に記載されたシステムは、同じ場所の訪問を検討している利用者に適切なタイミングで評価を提供することまでを考慮するものでない。ここで、適切なタイミングは、例えば利用者がその場所を話題として車内で会話をしたタイミングである。
また、特許文献2は、会話が停滞状態にあることを判定すると、会話を活性化させる援助を行うシステムを開示する。しかし、特許文献2の技術は、同じ場所の訪問を検討している利用者に適切なタイミングで評価を提供するものでない。特許文献3は訪問した場所に関する情報や話題を提供することができる装置を、また、特許文献4および特許文献5は、過去の発話等に基づいてユーザの興味が高いと推定される話題を提供することができる装置を開示する。しかし、位置情報を使用する特許文献3の技術は、特定場所を訪問したタイミングで用いられ、特許文献4および特許文献5の技術は、話題を切り替える場面等で用いられるものであって、会話が行われている場合に、その内容に合う話題を提供するのもでない。
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、状況に合った話題を、適切なタイミングで提供できる情報提供装置を提供することにある。
本開示の一実施形態に係る情報提供装置は、車両における会話から前記車両のユーザが訪問した場所に関する話題を抽出して、抽出した話題を構造化して話題データベースを生成する話題生成部と、一の車両における会話の音声認識を行う音声認識部と、前記音声認識の内容から前記一の車両が訪問予定の場所を検知する発声話題検知部と、前記一の車両のユーザに提供するために、前記訪問予定の場所に関する話題を前記話題データベースから抽出する話題抽出部と、を備える。
本開示の一実施形態に係る情報提供装置によれば、状況に合った話題を、適切なタイミングで提供することができる。
情報提供装置の概略構成を示す図である。
本開示の一実施形態に係る情報提供装置1は、ネットワークを介して、1以上の車両と通信を行う。本実施形態において、情報提供装置1は複数の車両と通信を行う。また、ネットワークは、例えばインターネットを含むが、任意の他のネットワークを含んでよい。
(車両)
車両は、例えば自動車であるが、任意の他の車であってよい。情報提供システムを構成する各車両は、情報提供装置1との通信が可能な車載装置を備える。車載装置は、ユーザの発する音声を取得するマイクを備える。また、車載装置は、ユーザの顔および体を撮影するカメラを備える。また、車載装置は、音声、画像および車両の運転に関する情報である運転データを情報提供装置1に送信する通信部を備える。また、車載装置は、ユーザに音声を出力するスピーカを備えてよい。また、車載装置は、情報を表示するディスプレイ等の表示部を備えてよい。また、車載装置は、ユーザによる入力を受け付ける入力部と、を備えてよい。また、車両のユーザは、スマートフォン、タブレット端末またはユーザによって使用されるその他の装置を有していてよい。
(情報提供装置)
情報提供装置1は、例えば1つまたは互いに通信可能な複数のサーバ装置で構成され得る。情報提供装置1は、例えば車両に関する情報を収集および解析する情報センターに設置されてよい。
図1は、本開示の一実施形態に係る情報提供装置1の概略構成を示す図である。情報提供装置1は、音声認識部11、発声話題検知部12、会話有無判定部13、運転データ分析部14、表情認識部15、動作認識部16、話題提供タイミング決定部17、情報収集部18、発話内容収集部19、話題生成部20、話題抽出部21、話題提供部22、発声履歴データベース31および話題データベース32を備える。
上記のように、本実施形態において、情報提供装置1は複数の車両と通信を行う。また、情報提供装置1は、例えばインターネット等のネットワークを介して、ニュース、観光情報、レストラン情報および不特定多数のユーザの発信情報等を収集する。
音声認識部11は、情報提供装置1と通信を行う複数の車両のうち一の車両における会話の音声認識を行う。ここで、一の車両は、複数の車両のうちの任意の車両を意味する。つまり、一の車両は、1つの特定の車両を意味するものではない。例えば、音声認識部11は、1つの車両における会話の音声認識を行った後に、別の車両における会話の音声認識を開始してよい。
音声認識部11は、車両の室内に設けられたマイクで取得された会話の音声データを取得する。音声認識部11は、音声データに対して音声認識処理を行って例えばテキスト化を行う。音声認識部11は、音声認識処理後の音声データ(例えばテキストデータ)を発声話題検知部12および会話有無判定部13に出力する。
ここで、音声認識部11は、種々提案されている音声認識の手法のいずれかを用いてよい。音声認識部11は、例えば隠れマルコフモデル(HMM:Hidden Markov Model)を用いて音声認識を実行し得る。また、別の例として、音声認識部11は、学習用データから音声の特徴を蓄積し、その特徴と音声とを比較してキーワードを抽出する手法を用いてよい。音声認識処理で用いられる辞書およびデータは、情報提供装置1に記憶されていてよい。また、別の例として、音声認識処理で用いられる辞書およびデータは、情報提供装置1からアクセス可能な外部の記憶部に記憶されていてよい。
発声話題検知部12は、会話において発声された話題を検知する。発声話題検知部12は、例えば音声認識処理後の音声データからキーワードを抽出する。ここで、発声話題検知部12は、抽出したキーワードに基づいてカテゴリを決定してよい。キーワードは、例えば会話の中で複数回、発声された場所および物の名称等であってよい。カテゴリは、例えばレストラン、観光名所、イベント等の話の内容の種類または区分であってよい。発声話題検知部12は、キーワードまたはカテゴリに基づいて話題を検知する。例えば、発声話題検知部12は、会話の中で頻出する特定のキーワード(例えばレストランであるA店)が、その会話における話題であると判定してよい。また、例えば、発声話題検知部12は、会話にレストランである複数の店名が含まれる場合に、カテゴリがレストランであると判定できる。そして、発声話題検知部12は、その会話における話題がレストランであると判定してよい。また、例えば、発声話題検知部12は、会話の中で抽出した複数のキーワードがある観光地に存在する場合に、その観光地が話題であると判定してよい。発声話題検知部12は、判定した話題等を含む検知結果(ユーザの発話内容)を発声履歴データベース31に蓄積する。
発声履歴データベース31は、発声話題検知部12の検知結果を記憶するデータベースである。ここで、発声履歴データベース31において、発声話題検知部12の検知結果は、会話があった車両のID(Identification)と関連付けて記憶されてよい。例えば、発声履歴データベース31に基づいて、特定の車両において、どのような話題について会話が行われるかを把握することが可能である。また、発声履歴データベース31において、発声話題検知部12の検知結果は、会話の場所および時間等と関連付けて記憶されてよい。例えば、発声履歴データベース31に基づいて、特定の場所において、どのような話題について会話が行われたかを把握することが可能である。
会話有無判定部13は、会話の有無を検知する。会話有無判定部13は、例えば所定時間(例えば30秒)、音声認識部11から新たなデータを取得しない場合に、会話が無いと判定してよい。会話有無判定部13は、会話有無の判定結果を話題提供タイミング決定部17に出力する。
運転データ分析部14は、一の車両の運転の状態を分析する。運転の状態の分析は、ふらつきおよび急な加減速といった、運転者の低覚醒状態(注意力散漫状態、疲労状態および眠気のある状態)で生じ得る運転の不安定性の分析を含む。
運転データ分析部14は、例えば車載ECU(Electronic Control Unit、電子制御ユニット)から運転データを取得する。運転データは、例えばハンドル操作、車速、ブレーキ操作およびアクセル操作の情報を含み得る。運転データ分析部14は、運転の状態の分析結果を話題提供タイミング決定部17に出力する。
表情認識部15および動作認識部16は、一の車両の乗員であるユーザの表情および動作を認識する。表情認識部15および動作認識部16は、ユーザの顔および体を撮影するカメラから画像データを取得する。カメラは、例えば車両の室内のバックミラーの位置に室内後方を撮影するように設けられてよい。表情認識部15は、画像データからユーザの表情または感情を認識する。また、動作認識部16は、画像データからユーザの動作(例えば身振り手振りまたは行動)を認識する。表情認識部15および動作認識部16は、ユーザの表情および動作の認識結果を話題提供タイミング決定部17に出力する。
ここで、表情認識部15は、種々提案されている表情認識の手法のいずれかを用いてよい。表情認識部15は、例えば、明暗差に基づく顔検出を実行して目および口を抽出し、目および口の変化から表情を認識してよい。また、動作認識部16は、種々提案されている動作認識の手法のいずれかを用いてよい。例えば、上記のカメラが2台のカメラを含むステレオカメラである場合に、動作認識部16は、2台のカメラからの画像データの差分によって人物を抽出して、動作を認識してよい。
話題提供タイミング決定部17は、話題提供のタイミングを決定する。本実施形態において、話題提供タイミング決定部17は、ユーザが何かを知りたがっている(調べたがっている)とき、ユーザが退屈しているとき、および、運転者が低覚醒状態であるとき、を話題提供のタイミングとする。
話題提供タイミング決定部17は、ユーザが何かを知りたがっていることを、発声された言葉、表情および身振り手振りの少なくとも1つから検知する。話題提供タイミング決定部17は、発声履歴データベース31から発声された言葉を取得する。また、話題提供タイミング決定部17は、表情認識部15および動作認識部16から、ユーザの表情および身振り手振りの認識結果を取得する。話題提供タイミング決定部17は、例えばユーザが観光名所であるB寺という言葉を発して、腕を組んでいる場合に、B寺について知りたがっていると判定してよい。
話題提供タイミング決定部17は、ユーザが退屈していることを、会話有無の判定結果、表情および行動の少なくとも1つから検知する。話題提供タイミング決定部17は、会話有無判定部13から、会話有無の判定結果を取得する。また、話題提供タイミング決定部17は、表情認識部15および動作認識部16から、ユーザの表情および行動の認識結果を取得する。話題提供タイミング決定部17は、例えば会話が無いとの判定結果であって、ユーザが窓から外をずっと眺めている場合に、ユーザが退屈していると判定してよい。
話題提供タイミング決定部17は、運転者が低覚醒状態であることを、表情および運転の状態の分析結果の少なくとも1つから検知する。話題提供タイミング決定部17は、表情認識部15から、ユーザの表情の認識結果を取得する。また、話題提供タイミング決定部17は、運転データ分析部14から運転の状態の分析結果を取得する。話題提供タイミング決定部17は、例えばユーザの表情に変化が少なく、車両の急な加減速がある場合に、運転者が低覚醒状態であると判定してよい。
ここで、話題提供タイミング決定部17が決定したタイミングで、一の車両のユーザに提供される話題は、話題データベース32から抽出される。話題データベース32の話題は、以下に説明する情報収集部18、発話内容収集部19および話題生成部20によって、収集および生成される。
情報収集部18および発話内容収集部19は、インターネット等のネットワークを介して、各種の情報を収集する。情報収集部18は、例えばニュース、観光情報、レストラン情報等を、インターネット検索を利用して収集する。また、情報収集部18は、不特定多数のユーザの発信内容を収集する。ここで、ユーザの発信内容は、例えばSNS(Social Networking Service)上で発信された内容である。情報収集部18は、収集した情報を話題生成部20に出力する。
発話内容収集部19は、不特定多数のユーザの発話内容を収集する。発話内容収集部19は、特に、情報提供装置1と通信する複数の車両における会話の内容を収集する。発話内容収集部19は、音声認識部11と同じく、発声した内容について音声認識を実行する。発話内容収集部19は、音声認識処理後のデータを話題生成部20に出力する。ここで、発話内容収集部19は、さらにナビゲーション装置等の車載装置で音声認識された結果を収集して、話題生成部20に出力してよい。また、発話内容収集部19は、さらにスマートフォン等の携帯端末等で音声認識された結果を収集して、話題生成部20に出力してよい。
話題生成部20は、情報収集部18および発話内容収集部19によって収集された情報を分析(例えばテキスト分析)して、話題を構造化して話題データベース32を生成する。ここで、構造化とは、内容の関連性に基づいて、階層化およびグループ化の少なくとも一方を行うことである。
話題データベース32は、不特定多数のユーザから発信または発話された情報およびインターネット等の検索で得られた情報を含む話題を、上記のように構造化して蓄積する。例えば、話題データベース32は、レストランであるA店についての話題であるテキスト本文を含んでよい。話題データベース32において、A店に関するテキスト本文には、A店という名称と、レストランというカテゴリと、営業時間等の時間情報と、住所および最寄り駅等の場所情報と、付随キーワードと、登録または更新された時刻を示す登録時刻情報と、が関連付けられる。ここで、付随キーワードは、A店に関連する各種のキーワードを含み得る。例えば、付随キーワードは、イタリアンレストラン、ピザ、ランチおよびディナー等を含んでよい。本実施形態において、付随キーワードは、訪問者であるユーザの評価を含む。評価は、訪問者がその場所に対して与えた数値であり得る。レストランであるA店の例では、評価は例えば提供された料理のおいしさを示すものを含む。また、評価は、1時間待ちといった情報を含んでよい。
別の例として、話題データベース32は、観光名所であるB寺についての話題であるテキスト本文を含んでよい。話題データベース32において、B寺に関するテキスト本文には、B寺という名称と、観光名所というカテゴリと、参拝時間等の時間情報と、住所および最寄り駅等の場所情報と、訪問者の評価を含む付随キーワードと、登録時刻情報と、が関連付けられる。また、別の例として、話題データベース32は、イベントであるCフェスティバルについての話題を含んでよい。話題データベース32において、Cフェスティバルに関するテキスト本文には、Cフェスティバルという名称と、イベントというカテゴリと、開催時間等の時間情報と、会場および最寄り駅等の場所情報と、参加者の評価を含む付随キーワードと、登録時刻情報と、が関連付けられる。付随キーワードは、イベントの詳細を示すロックフェスティバル等を含んでよい。
話題抽出部21は、話題提供タイミング決定部17が決定したタイミングで、一の車両のユーザに提供する話題を抽出する。話題抽出部21は、ユーザが何かを知りたがっていることが話題提供タイミング決定部17によって検知された場合に、発声履歴データベース31から発声された言葉(例えば現在の発話内容)を取得してキーワードを抽出する。話題抽出部21は、例えばキーワードとしてB寺を抽出する。そして、話題抽出部21は、話題データベース32からB寺の話題を抽出して、話題提供部22に出力する。ここで、話題抽出部21は、ユーザが知りたがっている内容をしめすキーワードを、発声履歴データベース31から抽出する代わりに、話題提供タイミング決定部17から取得してよい。
話題抽出部21は、ユーザが退屈していることが話題提供タイミング決定部17によって検知された場合に、発声履歴データベース31から発声された言葉(例えば過去の発話内容)を取得してキーワードを抽出する。このとき、話題抽出部21は、発声履歴データベース31から車両の乗員であるユーザの嗜好を推定して、ユーザにとって好ましいキーワードを抽出する。例えば、話題抽出部21は、会話が盛り上がったときに発せられた言葉または繰り返されている言葉をキーワードとして抽出してよい。そして、話題抽出部21は、話題データベース32からキーワード(またはキーワードに関連するカテゴリ等)に基づいて話題を抽出して、話題提供部22に出力する。ここで、別の例として、ユーザがSNS上で発信した内容が話題データベース32に含まれる場合に、話題抽出部21は、話題データベース32からキーワードを抽出してよい。
話題抽出部21は、運転者が低覚醒状態であることが話題提供タイミング決定部17によって検知された場合に、発声履歴データベース31から発声された言葉(例えば過去の発話内容)を取得してキーワードを抽出する。このとき、話題抽出部21は、発声履歴データベース31から運転者の嗜好を推定して、運転者にとって好ましいキーワードを抽出する。例えば、話題抽出部21は、運転者が繰り返し発した言葉をキーワードとして抽出してよい。そして、話題抽出部21は、話題データベース32からキーワード(またはキーワードに関連するカテゴリ等)に基づいて話題を抽出して、話題提供部22に出力する。
上記のように、話題抽出部21は、発声履歴データベース31から取得した現在または過去の発話内容からキーワードを抽出して、状況に応じた適切な話題(例えばユーザが知りたがっている話題)を提供できる。ここで、話題抽出部21は、話題の内容をより状況に合ったものにするために、次の情報の少なくとも1つを使用し得る。
話題抽出部21は、車両の位置情報を使用してよい。例えばユーザが退屈している場合に、話題抽出部21は、車両の位置情報に基づいて現在地の地名または現在地からの最寄り駅の名称を取得して、話題を抽出するためのキーワードとして設定し得る。
また、話題抽出部21は、時刻情報を使用してよい。時刻情報は、具体例としては現在の日時である。例えば、話題抽出部21は、時刻情報に基づいて現在の季節または暦を判定し、話題データベース32から抽出する際に他の季節または暦の話題を除外することができる。つまり、話題抽出部21は、現在の季節または暦にあった話題を提供できる。また、例えば、話題抽出部21は、時刻情報に基づいて現在の時間帯(例えば朝)を判定し、話題データベース32から抽出する際に他の時間帯の話題(例えば星がよく見える)を除外することができる。また、例えば、話題抽出部21は、時刻情報に基づいて現在の時間帯(例えば昼)を判定し、話題データベース32から抽出する際に最適な話題(例えばディナーではなくランチの情報)を適切に抽出することができる。
また、話題抽出部21は、天候情報を使用してよい。天候情報は、具体例としては車両の目的地の天気、温度および湿度等の情報である。例えば、話題抽出部21は、時刻情報に基づいて現在の目的地の天気(例えば雨)を判定し、話題データベース32から抽出する際に異なる天気の話題(例えば晴れていれば星がよく見える)を除外することができる。
話題提供部22は、話題抽出部21が話題データベース32から抽出した話題を、一の車両のユーザに提供する。話題提供部22は、例えば、一の車両に設けられたスピーカから話題が音声で出力されるように、一の車両に対して話題を送信する。話題提供部22は、例えば、一の車両のユーザが有するスマートフォンの画面に話題が出力(表示)されるように、スマートフォンに対して話題を送信する。このとき、スマートフォンから話題が音声でも出力されてよい。
ここで、発声話題検知部12、会話有無判定部13、話題提供タイミング決定部17および話題生成部20は、情報提供装置1の制御部によって実現される。制御部は、1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサは、例えば汎用のプロセッサ、および特定の処理に特化した専用のプロセッサを含み得る。また、制御部は、情報提供装置1の全体の動作を制御する。
音声認識部11、運転データ分析部14、表情認識部15、動作認識部16、情報収集部18、発話内容収集部19、話題抽出部21および話題提供部22は、情報提供装置1の制御部および通信部によって実現される。通信部は、任意の通信規格に対応する1つ以上の通信インタフェースを含む。例えば、通信部は、有線LAN(Local Area Network)規格および無線LAN規格等のそれぞれに対応する通信インタフェースを含んでよい。情報提供装置1は、通信部を介して、車両、車両のユーザが有する端末装置および外部サーバ等と通信可能である。
発声履歴データベース31および話題データベース32は、情報提供装置1の記憶部に記憶される。記憶部は1つ以上のメモリを含む。記憶部に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、またはキャッシュメモリとして機能し得る。
(情報提供サービス)
本実施形態において、上記の構成の情報提供装置1は、車両向けエージェントサービスおよび観光系情報提供予約サービスを提供することができる。車両向けエージェントサービスは、車両の乗員であるユーザに対して情報提供装置1だけで提供可能なサービスである。一方、観光系情報提供予約サービスは、外部サーバによって管理される訪問予定の場所の予約情報および詳細な観光情報を提供可能なサービスである。ここで、外部サーバは、情報提供装置1と通信可能な、情報提供装置1とは異なるサーバである。
車両向けエージェントサービスは、例えば一の車両が目的地に設定した場所について、その場所を訪問した他の車両のユーザの評価(話題の一例)を、一の車両に対して提供可能である。上記の話題生成部20は、その場所を訪問した車両における会話から評価を抽出して、構造化して話題データベース32を生成する。そして、音声認識部11は、一の車両における会話の音声認識を行う。また、発声話題検知部12は、音声認識の内容から一の車両が訪問予定の場所を検知する。話題抽出部21は、一の車両のユーザに提供するために、訪問予定の場所に関する話題を話題データベース32から抽出する。
観光系情報提供予約サービスは、話題データベース32よりも詳細な観光系情報を提供可能である。また、車両のユーザは、観光系情報提供予約サービスによって、訪問予定の場所の予約(例えば入場予約)等を実行可能であってよい。情報提供装置1と通信可能な外部サーバは、詳細な観光系情報および訪問予定の場所の予約を管理する。また、外部サーバは、情報提供装置1を介して、車両のユーザと情報のやり取りを実行することができる。
例えば、話題生成部20は、一の車両の目的地を訪問した車両における会話を分析して、評価を抽出する。ここで、外部サーバは、情報提供装置1を介して、目的地を訪問した車両のユーザに質問をしてよい。質問は、例えばその場所の混雑状況を問うものであり得る。また、質問は、例えば駐車場の空き具合を問うものであり得る。この場合、例えば発話内容収集部19は、会話の収集だけでなく、質問を出力する機能を備えていてよい。また、発話内容収集部19以外の機能ブロックが質問を出力してよい。話題生成部20は、発話内容収集部19によって収集された質問の答えを分析して、通信部を介して外部サーバに出力する。外部サーバは質問の答えを観光系情報に含めて記憶し得る。観光系情報提供予約サービスにおいて、外部サーバは、例えば通信部を介して話題抽出部21からキーワードを取得する。そして、外部サーバは、キーワードに基づいて観光系情報に含まれる詳細な情報を話題抽出部21に出力する。観光系情報提供予約サービスによって、情報提供装置1は、更に詳細な情報(例えば訪問者の体験に基づく混雑状況等)を含む話題をユーザに提供することができる。
情報提供装置1は、上記の構成によって、状況に合った話題を、適切なタイミングで提供できる。
本発明を諸図面および実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形および修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形および修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段または各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段またはステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
ここで、発話内容収集部19は、インターネット等のネットワークを介して、不特定多数のユーザの発声した内容を収集する。ここで、発話内容収集部19は、不特定多数のユーザとの間で双方向の通信が可能であってよい。そして、発話内容収集部19は、評価を含む内容を収集した場合に、発声したユーザに対してインセンティブ(例えばクーポンまたはポイント等)を提供してよい。
また、観光系情報提供予約サービスは、情報提供装置1と通信可能な外部サーバとの連携によって実行される外部サービスである。しかし、情報提供装置1が観光系情報提供予約サービスの少なくとも一部を実行してよい。例えば、発話内容収集部19は、不特定多数のユーザとの間で双方向の通信が可能であってよい。そして、話題生成部20は、発話内容収集部19を介して、目的地を訪問した車両のユーザに質問して答えを取得してよい。
また、例えば情報提供装置1は、車載装置であってよい。車載装置は車両に搭載されて使用される電子機器である。車載装置は、例えば経路を案内するナビゲーション機能を備えるものであってよい。また、情報提供装置1は、タブレット端末、または、ユーザによって使用されるその他の装置で実現され得る。
また、例えば上記の実施形態に係る情報提供装置1の機能は、互いに通信可能な車載装置およびサーバ装置を備えるシステムによって実現されてよい。例えば、車載装置が上記の情報提供装置1の機能ブロックの少なくとも一部を備えて、サーバ装置が残りの機能ブロックを備える構成であってよい。
また、例えば情報提供装置1は、車両の乗員でないユーザに対して話題を提供する装置であり得る。例えば、音声認識部11は、車両以外の室内(例えばビルの一室)における会話の音声認識を行ってよい。また、例えば、話題提供部22は、車両以外の室内にいるユーザのスマートフォンに対して話題の情報を送信してよい。このとき、情報提供装置1は、運転データ分析部14を備えない構成であり得る。
また、例えばサーバ装置等の汎用の電子機器(情報提供装置1に対応)に搭載されたプロセッサを、上記の制御部として機能させることができる。具体的には、電子機器の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、電子機器の記憶部(メモリ)に格納し、電子機器のプロセッサによってプログラムを読み出して実行させることによって実現可能である。
1 情報提供装置
11 音声認識部
12 発声話題検知部
13 会話有無判定部
14 運転データ分析部
15 表情認識部
16 動作認識部
17 話題提供タイミング決定部
18 情報収集部
19 発話内容収集部
20 話題生成部
21 話題抽出部
22 話題提供部
31 発声履歴データベース
32 話題データベース

Claims (1)

  1. 車両における会話から前記車両のユーザが訪問した場所に関する話題を抽出して、抽出した話題を構造化して話題データベースを生成する話題生成部と、
    一の車両における会話の音声認識を行う音声認識部と、
    前記音声認識の内容から前記一の車両が訪問予定の場所を検知する発声話題検知部と、
    前記一の車両のユーザに提供するために、前記訪問予定の場所に関する話題を前記話題データベースから抽出する話題抽出部と、を備える、情報提供装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7480265B1 (ja) 2022-11-30 2024-05-09 東芝エレベータ株式会社 対話型エレベータ及びエレベータと利用者との対話方法

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