JP2019141955A - 薄板打抜き方法、薄板打抜き装置、及び薄板製品部の移載・積層方法 - Google Patents

薄板打抜き方法、薄板打抜き装置、及び薄板製品部の移載・積層方法 Download PDF

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Abstract

【課題】紙又は樹脂から成る薄板から薄板製品部を打ち抜く際に、「ピンボード式」では対応できない小物・多品種の薄板製品部を高い歩留りで打抜く「小物・多面付け」を可能にする。【解決手段】薄板は、相隣接する薄板製品部Paの間に形成された薄板カス部Pb1は、薄板金具Cの全幅で押圧可能なように狭幅状に形成され、第2下型A2にセットされた積層薄板を上型Bに密着させた状態で、前記薄板の薄板カス部Pb1の配置に対応して多数枚の薄板金具Cが配置された第1下型(薄板金具型)A1を、前記第2下型A2に対して接近移動させて、各薄板金具Cを前記第2下型A2を貫通させることで、当該積層薄板の薄板カス部Pb1〜Pb2を押圧分離させる。【選択図】図5−A

Description

本発明は、紙又は樹脂から成る薄板に薄板カス部を介して配置された多数の薄板製品部を多数枚の薄板金具を用いて打ち抜くための薄板打抜き方法、及び薄板打抜き装置、並びに薄板製品部の移載・積層方法に関するものである。
薄板カス部を介して部分的に連結された薄板製品部と薄板カス部とを打ち抜いて分離させるには、特許文献1に開示されているように、薄板に形成された薄板製品部の形状に倣って、基板に多数の押圧ピンを配置した上下一対のピンボードを使用し、薄板の薄板製品部及び薄板カス部を、前記一対のピンボードによりそれぞれ逆方向に押圧することで、薄板製品部及び薄板カス部とを分離させていた。以下、多数の押圧ピンを配置したピンボードを用いる薄板の打抜き方法を「ピンボード式」と称する。
このため、「ピンボード式」では、隣接する薄板製品部の間に形成される薄板カス部の幅は、押圧ピンの直径よりも大きくする必要がある。なお、業界で多用されている押圧ピンは、直径10mmと7.5mmのものが多用されている。薄板の薄板製品部のサイズ及び形状には、種々のものが存在し、通常及び大サイズの薄板製品部に対しては、「ピンボード式」で十分に対応できる。しかし、薄板製品部の需要としては、サイズの小さな包装容器、ラベル等の小物製品も一定の割合で存在し、上記直径の押圧ピンを使用している「ピンボード式」では、小物製品の場合には、特定の押圧ピンが薄板製品部と薄板カス部とに跨がって配置されるため、1枚の薄板に多数又は多品種の小物の薄板製品部を配置して打ち抜く「小物・多面付け」の打ち抜きができなかった。
特開平6−238776号公報
本発明は、紙又は樹脂から成る薄板から薄板製品部を打ち抜く際に、「ピンボード式」では対応できない小物・多品種の薄板製品部を高い歩留りで打ち抜く「小物・多面付け」を可能にすることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、薄板カス部を介して紙又は樹脂から成る薄板に配置された多数の薄板製品部を多数枚の薄板金具を用いて打ち抜く方法であって、
相隣接する薄板製品部の間に形成された前記薄板カス部は、前記薄板金具の全幅で押圧可能なように狭幅状に形成され、
下型の上面の薄板保持面に前記薄板をセットして、上型と下型とを相対的に接近させて、両型の間で前記薄板を挟持した状態で、
前記薄板の薄板カス部の配置に対応して多数枚の薄板金具が配置された薄板金具型を、前記下型に対して接近移動させて、各薄板金具を前記下型を貫通させることで、当該薄板の薄板カス部を押圧・分離させて、前記上型に形成された凹状の薄板製品部受け部に収容させ、
その後に、前記下型と薄板金具型とを一体にして、前記上型に対して離間させることで、前記下型の上面の薄板製品部に対して上方に突出した状態で分離された薄板カス部を回収することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、上下の各型で薄板を挟持した状態で、下型に対して薄板金具型を接近移動させると、当該分離薄板型に配置された多数の薄板金具が下型を貫通する直前において、薄板の薄板カス部が押圧・分離されて薄板カス部が形成されて、当該薄板カス部は、上型に形成された凹状の薄板カス部を収容する凹部に収容される。その後に、前記下型と薄板金具型とを一体にして、前記上型に対して離間させることで、薄板金具型の多数の薄板金具の上端面に、連続した薄板カス部が支持され、当該薄板カス部は、前記下型の上面に配置された薄板製品部に対して上方に突出した状態で分離される。これにより、薄板の薄板製品部と薄板カス部とは、それぞれ分離されるため、回収可能となる。
このように、請求項1の発明によれば、薄板の薄板カス部は、薄板金具型に形成された多数の薄板金具により押圧・分離されるので、当該薄板カス部の幅は、薄板金具の板厚に対して僅かに広い幅に設定すれば十分であるため、薄板カス部を狭幅にできる。また、薄板の薄板製品部を押圧・分離させるために、当該薄板を押圧する部材は、線状となって薄板の薄板カス部を押圧する多数の薄板金具のみであるので、小物状の多数の薄板製品部を配置しても、当該多数の薄板製品部を打ち抜くことができる。この結果、高い歩留りで、小物・多品種の薄板製品部の打ち抜きが可能となる。
請求項2の発明は、薄板カス部を介して紙又は樹脂から成る薄板に配置された多数の薄板製品部を多数枚の薄板金具を用いて打ち抜く装置であって、
前記薄板製品部、及び当該薄板製品部に対して分離された薄板カス部とを、それぞれ当接状態及び収容状態で保持する上型と、
前記上型に対して相対的に接近・離間して、前記薄板を位置決め状態でセットして、前記薄板カス部を押圧して、薄板製品部と薄板カス部とに分離させる下型とから成り、
前記下型は、前記薄板の薄板カス部の配置位置に対応する部分に、多数枚の薄板金具が起立姿勢で立設された第1下型と、当該第1下型の上方に当該第1下型に対して接近・離間するように配置されて、前記多数枚の薄板金具に対応する位置に、当該多数枚の薄板金具を貫通させて上面の薄板保持面に突出させる多数のスリット孔が形成された第2下型とから成り、
前記上型は、前記薄板の薄板製品部の外形状に対応した薄板製品部受け部が突設されて、当該薄板製品部受け部には、打抜き分離された薄板カス部を一時的に収容させる薄板カス部収容溝が形成された第1上型と、当該第1上型に対して接近・離間するように配置されて、前記薄板製品部受け部に外側に嵌め込まれて、前記薄板の外周のリング状又は枠状の薄板カス部を受ける第2上型とから成り、
前記上型と前記下型とを相対的に離間させて、前記第2下型の上面の薄板保持面に薄板を位置合せしてセットして、上下の各型を相対的に接近させて、前記薄板を第1上型の薄板製品部受け部に当接させた状態で、第2下型に対して第1下型を接近移動させることで、前記多数枚の薄板金具の押圧により打抜き分離された薄板カス部を、前記薄板製品部受け部の薄板カス部収容溝に収容すると共に、最外周の薄板カス部を第2上型に当接させ、この状態で、上型と下型とを相対的に離間させて、薄板製品部に対して上方に突出した状態で分離された薄板カス部を回収することを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1の薄板打抜き方法を実施するための装置であって、上型と下型とを相対的に離間させて、第2下型の上面の薄板保持面に薄板を位置合せしてセットした状態で、上下の各型を相対的に接近させて、前記薄板を第1上型の薄板製品部受け部に当接させた状態で、第1下型の多数枚の薄板金具により押圧・分離された前記薄板カス部を、第1上型の薄板製品部受け部の薄板カス部収容溝に収容すると共に、最外周の薄板カス部を第2上型に当接させる。この状態で、上型と下型とを相対的に離間させると、第1下型の多数の薄板金具の上端面で支持された薄板カス部は、第2下型の薄板保持面に支持された薄板製品部に対して上方に突出した状態となって配置されるため、当該薄板カス部を回収することで、第1下型の薄板保持面に薄板製品部が残る。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記第2下型には、多数の直線状のバー挿入溝が所定間隔をおいて上面に開口して形成されて、掬上げ治具を構成する多数本の掬上げバーを、前記第2下型のバー挿入溝に挿入した後に、上方に移動させることで、当該第2下型の薄板保持面に分離して保持された薄板製品部を掬い上げて取り出す構成であることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、第2下型に形成された多数のバー挿入溝に、掬上げ治具を構成する多数本の掬上げバーを挿入した後に、当該多数本の掬上げバーを上方に移動させることで、第2下型の薄板保持面に分離して保持された薄板製品部を掬い上げられる。よって、積層状態の多種類の薄板製品部を、そのままの配置状態で下型から崩れることなく取り出すことができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の薄板打抜き装置を用いて、薄板製品部を積層する方法であって、
前記掬上げ治具の掬上げバーの間隔と同一のピッチで多数の凸部と凹部が連続して設けられた波合紙を用い、
前記第2下型の薄板保持面に保持された薄板製品部を前記掬上げ治具で掬い上げて、前記波合紙の多数の凸部に移載した後に、前記波合紙の凹部に挿入されている前記掬上げ治具の多数本の掬上げバーを引き抜くことを特徴としている。
請求項4の発明によれば、第2下型の薄板保持面に保持された薄板製品部を掬上げ治具の多数本の掬上げバーで掬い上げて、波合紙の多数の凸部に移載すると、掬上げ治具を構成する多数本の掬上げバーは、波合紙の各凹部に落し込まれるため、当該波合紙の凹部に挿入されている前記掬上げ治具の多数本の掬上げバーを引き抜くことで、波合紙の各凸部の部分に薄板製品部を移載して、整然と配置できる。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記波合紙は、多数の断面等脚台形状の凸部と凹部が一定ピッチで連続するように厚紙を折り曲げて形成されていることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、波合紙は、厚紙製であって、凸部及び凹部が等脚台形状をなしていて、等脚台形状の各凸部の平面部に薄板製品部が配置されるために、各凸部に対する薄板製品部の接触面積及び接触抵抗の双方が大きくなるため、多種類の薄板製品部をずれることなく、安定して移載・支持できる。また、波合紙が厚紙製であるために、各凸部の平面部に載置された薄板製品部の自重により、各凸部は、等脚台形状を維持したまま、高さのみが低くなるように変形されるため、薄板製品部は、その保管状態において嵩張らなくなる。
請求項1,2の各発明によれば、薄板の薄板カス部は、薄板金具型(第1下型)に形成された多数の薄板金具により押圧・分離されるので、当該薄板カス部の幅は、薄板金具の板厚に対して僅かに広い幅に設定すれば十分であるため、薄板カス部を狭幅にできる。また、薄板の薄板カス部を押圧・分離する部材は、線状となって薄板カス部を押圧する多数の薄板金具のみであるので、薄板に小物状の多数の薄板製品部を狭幅の薄板カス部を介して配置しても、当該多数の薄板製品部を打ち抜くことができる。この結果、高い歩留りで、小物・多品種の薄板製品部の打ち抜きが可能となる。
請求項3〜5の各発明によれば、第2下型の薄板保持面に保持された薄板製品部を掬上げ治具の多数本の掬上げバーで掬い上げて、波合紙の多数の凸部に移載すると、掬上げ治具を構成する多数本の掬上げバーは、波合紙の各凹部に落し込まれるため、当該掬上げ治具の多数本の掬上げバーを引き抜くことで、波合紙の各凸部の部分に薄板製品部を移載して、整然と配置できる。
本発明に係る薄板打抜き装置を構成する下型A及び上型Bの分解斜視図である。 下型Aを構成する第1及び第2の各下型A1 ,A2 の斜視図である。 第1下型A1 の平面図である。 薄板P0 の平面図である。 (a)〜(c)は、第1下型A1 の上面に薄板Pがセットされてから、当該薄板Pが互いに分離された薄板製品部Pa1〜Pa7と、互いに枠状に連結された薄板カス部Pb1〜Pb7とに分離される状態を示す下型A及び上型Bの配置関係の一部を示す模式的断面図である。 (d)〜(f)は、薄板Pが薄板製品部Pa1〜Pa7と薄板カス部Pb1〜Pb7とに分離されてから、当該薄板カス部Pb1〜Pb7が第2下型A2 から取り出されて、当該第2下型A2 に残された薄板製品部Pa1〜Pa7が、掬上げ治具Kにより掬い上げられるまでを示す下型A及び上型Bの配置関係の一部を示す模式的断面図である。 図5−A(b)のXの部分の平面全体断面図である。 図5−A(b)のXの部分の一部を破断した斜視図である。 図5−B(e)の下型Aの第2下型A2 の上面に薄板製品部Pa1〜Pa7と薄板カス部Pb1〜Pb7とが上下方向に分離して配置された状態の一部を破断した斜視図である。 図5−B(e)の状態において、第2下型A2 から薄板カス部Pb1〜Pb7を取り除いた状態の斜視図である。 図10(a),(b)は、図5ーB(e)及び同(f)の状態の下型Aの部分の斜視図である。 本発明に係る薄板打抜き装置の正面図である。 同じく側面図である。 図11のY−Y線断面図である。 (a),(b)は、それぞれ図5−A(a)及び同(b)に対応する薄板打抜き装置の部分正面図である。 (c),(d)は、それぞれ図5−A(c)及び図5−B(e)に対応する薄板打抜き装置の部分正面図である。 (a),(b)は、それぞれ波合紙Qの折曲げ前後の平面図及び斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ掬上げ治具Kを用いて、薄板打抜き装置から薄板製品部Paを波合紙Qに移載させた状態の斜視図、及び横断面図であり、(c)は、波合紙Qにより薄板製品部Paを多段に積み重ねた状態の横断面図である。
以下、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明する。最初に、図1〜図10を参照して、本発明に係る薄板金具を用いた薄板打抜きの原理について説明し、その後に、図11〜図16を参照して、当該薄板打抜きの原理を実施するための具体的な装置について説明する。
本発明の薄板打抜き方法の対象である薄板P0 は、紙又は樹脂から成る薄板状をなしていて、形状的には、例えば、図4に示されるように、サイズが小さくて個々の形状の異なる多数の薄板製品部Pa1〜Pa7が、狭幅の薄板製品部Pa1〜Pa7を介して接続されたものである。薄板製品部Pa1〜Pa7と薄板カス部Pb1〜Pb3とは、分離切断されていて、図4で「×」で表示される部分連結部1を介して部分的に連結されているのみである。薄板製品部Pa1〜Pa7の間に形成された細帯状の薄板カス部Pb1、周辺の方形枠状の薄板カス部Pb2及び中央の大きな薄板カス部Pb3は、互いに連続していて、多数の薄板金具Cで押圧されて打ち抜かれる。薄板製品部Pa1〜Pa7と薄板カス部Pb2,Pb3とは、直接に接続されている。薄板金具Cは、金属平板状をなしていて、1〜1.5mmの板厚の薄板状に形成され、細帯状の薄板カス部Pb1〜Pb3の幅は、薄板金具Cの上記板厚に対応して、3mm程度である。
図1〜図5、特に図1に示されるように、本発明の薄板金具式の薄板打抜き方法の実施には、方形状をした木製の下型Aと上型Bとから成る。下型Aは、図1及び図2に示されるように、第1及び第2の各下型A1 ,A2 から成り、上型Bは、第1及び第2の各上型B1 ,B2 から成る。下型Aを構成する第1及び第2の各下型A1 ,A2 は、図1及び図2に示されるように、互いに離間した状態で、上型Bに対して接近・離間するように移動すると共に、当該下型Aの上昇端位置において、第2下型A2 に対して第1下型A1 が上昇移動して近接する構成となっている。一方、上型Bを構成する第1上型B1 は固定配置され、第2上型B2 は、固定配置された第1上型B1 に対して昇降移動して、当該第1上型B1 に対して近接する構成となっている。
第1下型A1 には、基台2における薄板Pの薄板カス部Pb1〜Pb7の配置位置に対応する部分に、多数枚の薄板金具Cが垂直に配置されて、その下端部は、当該第1下型A1 は打ち込まれることで固定されている。第2下型A2 は、第1下型A1 の直上に配置されて、基台3における第1下型A1 の多数枚の薄板金具Cの配置位置には、当該第2下型A2 に対して第1下型A1 を接近・密着させることで、第1下型A1 に一体となって垂直に固定された多数枚の薄板金具Cを貫通させて、その上半部を当該第2下型A2 の上面の薄板保持面4から突出可能にするための多数のスリット溝5が貫通して形成されている。各スリット溝5は、各薄板金具Cを貫通させると共に、単一の薄板P0 を多数枚に積層された薄板Pを薄板金具Cで打ち抜く際に、当該各薄板金具Cに作用する垂直荷重により、当該薄板金具Cが傾動するのを防止して、安定して積層薄板Pを打抜き可能にする機能も有する。このため、スリット溝5の幅は、薄板金具Cが貫通された状態で、その両側に大きな隙間が形成されないように、当該薄板金具Cの板厚よりも僅かに広くしてある。また、第2下型A2 の上面の薄板保持面4には、後述の掬上げ治具Kの多数の掬上げバー32を、当該第2下型A2 の基台3の端面から挿入するための多数のバー挿入溝6が、前記掬上げ治具Kの多数の掬上げバー32の配置ピッチと同一のピッチで形成されている。
図1に示されるように、第2下型A2 の基台3には、方形状の積層薄板Pの3辺部を当接させて、当該基台3に対する積層薄板Pの位置決めを行う計4本の位置決めピン7が突設されている。第2下型A2 の基台3に位置決めしてセットされた積層薄板Pに対する第1下型A1 の多数の薄板金具Cの配置位置は、細帯状の薄板カス部Pb1の部分では、当該薄板カス部Pb1の幅内に配置され、薄板製品部Pa1〜Pa7と周辺部の薄板カス部Pb2及び中央部の薄板カス部Pb3とが接続する部分では、各薄板カス部Pb2,Pb3における薄板製品部Pa1〜Pa7の端縁に近接した部分に配置される。
上型Bを構成する第1上型B1 は、図1及び図5(a)〜(c)に示されるように、基台11の下面に、多数の薄板金具Cにより積層薄板Pの薄板カス部Pb1〜Pb3を打抜いて形成された薄板製品部Pa1〜Pa7を当接させる薄板製品部受け部12が突設され、当該薄板製品部受け部12には、打ち抜かれた薄板カス部Pb1〜Pb3のうち細帯状及び中央部の各薄板カス部Pb1,Pb3を一時的に収容する薄板カス部収容溝13が形成されている。その結果、薄板カス部収容溝13を含んだ薄板製品部受け部12の全体の底面形状は、薄板P0 から薄板カス部Pb2を除去した形状になっている。
上型Bを構成する第2上型B2 は、図1及び図5(a)〜(c)に示されるように、前記第1上型B1 の薄板製品部受け部12の外側に嵌め込まれる方形枠状をなしていて、薄板金具Cにより打ち抜かれた外周部の薄板カス部Pb2を当接させる型である。また、図5−A(b),(c)に示されるように、第2上型B2 における第2下型A2 の各位置決めピン7に対応する位置には、上型Bに対して下型Aが上昇移動して、第2下型A2 の薄板保持面4にセットされた積層薄板Pが、第1上型B1 の薄板製品部受け部12に当接する直前において、当該第2下型A2 に形成された各位置決めピン7を挿入して、上型Bに対する下型Aの位置決めを行うための位置決め孔14が形成されている。
次に、図11〜図13を参照して、上記した薄板打抜きの原理を実施した薄板打抜き装置について、簡単に説明する。なお、図11〜図13は、下型Aを構成する第1及び第2の各下型A1 ,A2 と、上型Bを構成する第1及び第2の各上型B1 ,B2 との概略構成と、第1及び第2の各下型A1 ,A2 と第2上型B2 の駆動手段(アクチュエータ)を説明するための図であるので、図5−A及び図5−Bの薄板打抜きの原理図と、図11〜図13の薄板打抜き装置の対応部は、図面上、完全には整合していない部分がある。計4本の支柱21を有するフレーム22の内部に計4本のガイドロッド23が垂直に支持されていて、各ガイドロッド23に嵌め込まれた各スライダ24,25に、それぞれ下型A及び上型Bが水平に支持されている。なお、上型Bを支持する上方のスライダ24は、打抜き作業時には、スライドしない。
下型Aの第1下型A1 は、各スライダ25に水平に支持され、2本の駆動シリンダ26により昇降移動される。各駆動シリンダ26のロッド26aには、ブラケット27を介して駆動シリンダ41が、それぞれ垂直に支持され、一対一組の各駆動シリンダ41の各ロッド41aの上端部は、後述の一対の連結ロッド42の下端部を連結するロッド連結板43が水平に連結され、正面視で左右両端に配置された各ロッド連結板43と、前記第2下型A2 とは、一対一組となった二組の前記連結ロッド42を介して連結されている。一方、2本の駆動シリンダ26のロッド26aに連結された第1下型A1 における正面視の両端部には、一対で一組となった二組のスライダ45が、前記各連結ロッド42の外側に嵌め込まれている。また、前記駆動シリンダ41のロッド41aの部分には、衝撃緩衝用の圧縮バネ44が弾装され、図14−A(a),(b)に示されるように、下型Aの「下降端位置」及び「第1上昇端位置」(第1及び第2の各下型A1 ,A2 が離間状態を保持した上昇端位置)では、第1及び第2の各下型A1 ,A2 は、最大に離間しているが、図14−B(c)に示されるように、下型の「第1上昇端位置」において、駆動シリンダ26により、そのロッド26aを更に突出させると、第1上型B1 の薄板製品部受け部12に当接して、上昇端に達している第2下型A2 に対して第1下型A1 が上昇することで、第1下型A1 は、「第2上昇端位置」に達して、第1下型A1 に対して近接する。そして、図14−B(d)に示されるように、第2下型A2 が「第2上昇端位置」に達している状態で、駆動シリンダ26のロッド26を引っ込めて、下型Aを下降端まで下降させる。
上型Bの第1上型B1 の正面視で左右両端部には、それぞれ2個ずつのスライダ30が垂直に固定されて、各スライダ30には、連結ロッド28が挿通され、各連結ロッド28の下端部に第2上型B2 が連結されることで、当該第2上型B2 は、第1上型B1 の直下に配置されている。前記各連結ロッド28におけるスライダ30よりも上方の部分には、圧縮バネ29が弾装され、当該圧縮バネ29の復元力により、第1上型B1 に対して近接された第2上型B2 を離間させて原点位置に復帰させる作用を果す。なお、第1上型B1 に対する第2上型B2 が最も離間された原点位置は、前記各連結ロッド28に設けられた規制鍔部28aが各スライダ30の上端面に当接することで定められる。
次に、図5−A、図5−B、図14−A及び図14−Bを参照して、上記した本発明に係る薄板打抜き装置により、薄板Pを打ち抜く作用について説明する。図−5(a)及び図14−A(a)は、下型A及び上型Bの原点位置を示し、下型Aは、駆動シリンダ26のロッド26aが最も引っ込んで、下降端に位置した状態で、駆動シリンダ41のロッド41aが突出して、第1及び第2の各下型A1 ,A2 は、最大に離間した状態で、第1下型A1 に一体に設けられた多数の薄板金具Cの上端部は、第2下型A2 のスリット溝5の中間部まで挿入されていると共に、上型Bは、連結ロッド28に弾装された圧縮バネ29の復元力により、第1及び第2の各上型B1 ,B2 は、最大に離間している。上下の各型A、Bの原点位置において、第2下型A2 の上面の薄板保持面4に積層薄板Pを、各位置決めピン7で位置決めされた状態でセットする〔図5−A(a)及び図14−A(a)〕。
次に、第1及び第2の各下型A1 ,A2 が最大に離間した状態で、駆動シリンダ26のロッド26aの突出により、第1及び第2の各下型A1 ,A2 が離間した状態で、第2下型A2 にセットされた積層薄板Pが第1上型B1 の薄板製品部受け部12に当接する「第1上昇端位置」まで上昇させる〔図5−A(b)及び図14−A(b)〕。この状態では、積層薄板Pの外周の薄板カス部Pb2により、連結ロッド28に弾装された圧縮バネ29の復元力に抗して第1上型B1 に対して第2上型B2 が僅かに上方に移動させられると共に、第2下型A2 の各位置決めピン7が、第2上型B2 の各位置決め孔14に嵌合されることで、下型Aと上型Bとの位置決めが行われる。このため、図5−A(b)及び図14−A(b)の状態では、図6に示されるように、多数枚の薄板金具Cのうち、外周部の薄板カス部Pb2を打ち抜く特定の薄板金具Cを除いた残りの全ての薄板金具Cは、第1上型B1 に形成された薄板カス部収容溝13に臨んだ状態となっている。なお、図6において、15は、方形枠状をした第2上型B2 の内側の開口部を示す実線である。
上記の状態で、下型Aを昇降させる各駆動シリンダ26のロッド26aを更に突出させて、第1上型B1 の薄板製品部受け部12に各薄板製品部Pa1〜Pa7が当接している第2下型A2 に対して第1下型A1 を最大に近接させて、当該第1下型A1 を「第2上昇端位置」まで上昇させると、各薄板金具Cにより、積層薄板Pの各薄板カス部Pb1〜Pb3が打ち抜かれて、各薄板製品部Pa1〜Pa7は、薄板製品部受け部12に当接されたままで、細帯状の薄板カス部Pb1と中央部の薄板カス部Pb3は、第1上型B1 の薄板製品部受け部12に形成された薄板カス部収容溝13に収容されると共に、外周部の薄板カス部Pb2には、連結ロッド28に弾装された圧縮バネ29の復元力に抗して第2上型B2 を押し上げることで、前記薄板製品部受け部12の外周側面の外側に配置される〔図5−A(c)及び図7〕。なお、図5−A、図5−B、図6及び図16(c)においてのみ、薄板製品部の一般符号として、(Pa)が使用されている。
次に、駆動シリンダ41により、第1及び第2の各下型A1 ,A2 が最も接近した状態を維持した状態で、駆動シリンダ26により、下型Aの全体を下降端まで下降させると、各薄板カス部Pb1〜Pb3は、各部分が互いに連続していて、第1下型A1 の薄板保持面4に保持された薄板製品部Paに対して上方に突出した状態で、その下端が各薄板金具Cで支持されている〔図5−B(d)、図8及び図14−B(d)〕。
その後に、図9に示されるように、第2下型A2 の薄板保持面4に保持された薄板製品部Pa1〜Pa7に対して上方分離されている各薄板カス部Pb1〜Pb3を取り除いた後に、図10(a),(b)に示されるように、第2下型A2 の薄板保持面4に、互いに分離した状態で残されている薄板製品部Pa1〜Pa7は、掬上げ治具Kにより掬い上げられて、後述の波合紙Qの上面に移載される。
前記掬上げ治具Kは、図10(a)に示されるように、熊手状をなしていて、作業者の両手で把持する把持体31に多数本の掬上げバー32が、前記第2下型A2 に形成された多数のバー挿入溝6と同一のピッチをおいて一端部が支持された構成である。なお、図10において31aは、把持体31の両端部に前記掬上げバー32と反対側に突出していて、作業者の両手で把持する把持部を示す。
第2下型A2 の薄板保持面4に互いに分離した状態で残されている各薄板製品部Pa1〜Pa7は、図5−B(e)及び図10(b)に示されるように、掬上げ治具Kの各掬上げバー32を、第2下型A2 の各バー挿入溝6に完全に挿入した状態で、当該掬上げ治具Kの各把持部31aを両手で把持して、そのまま直上に持ち上げると、互いに分離されている各薄板製品部Pa1〜Pa7は、多数本の掬上げバー32により掬い上げられる。
波合紙Qは、図15に示されるように、厚紙33に、一定ピッチをおいて多数の折癖短スリット34を断続的に形成しておいて、当該厚紙33を折癖短スリット34の部分で、連続した2列の断続した折癖短スリット34を一組として、交互に逆方向に折り曲げて、横断面等脚台形状の凸部35と凹部36とが交互に形成されたものである。
そして、図16(a),(b)に示されるように、掬上げ治具Kの各掬上げバー32に分離状態の多数の薄板製品部Pa1〜Pa7が保持された状態で、当該掬上げ治具Kを波合紙Qの直上に配置して、そのまま降ろして、各掬上げバー32を波合紙Qの各凹部36に挿入することで、各薄板製品部Pa1〜Pa7を波合紙Qの各凸部35の平面部に移載し、その後に、掬上げ治具Kの各掬上げバー32を引き抜くと、波合紙Qの各凸部35に各薄板製品部Pa1〜Pa7が残る。以後、図16(b)に示されるように、移載された各薄板製品部Pa1〜Pa7の上に別の波合紙Qを載せて、上記した各薄板製品部Pa1〜Pa7の移載操作を繰り返すと、複数の波合紙Qを介して各薄板製品部Pa1〜Pa7を多段状に積み重ねることができる。
また、波合紙Qに関しては、厚紙を使用することで、各事業所の内部で波合紙Qを簡単でしかも安価に製作できる利点があり、更に、凸部35及び凹部36を等脚台形状にすることで、各薄板製品部Pa1〜Pa7は、凸部35の平面部に面接触して保持されて、接触抵抗が大きくなるため、各薄板製品部Pa1〜Pa7のずれを抑制できる効果がある。しかし、波合紙Qに関しては、厚紙を折り曲げたものであっても、その横断面形状は、等脚台形状に限定されず、V字状であってもよく、更に、厚紙に替えて樹脂板を使用することも可能である。
また、上記した各薄板製品部Pa1〜Pa7は、打抜き製品部の一例であって、小ラベル、小包装容器等の種々の小物・多品種の打抜きが可能である。
上記した本発明の実施例から分かるように、本発明によれば、薄板Pに配置された各薄板製品部Pa1〜Pa7の間に形成された薄板カス部Pb1〜Pb3は、狭幅状であっても、多数の薄板金具Cにより打抜き可能であるので、小物・多品種の打抜きが可能になると共に、薄板Pに対する薄板製品部Pa1〜Pa7に面積割合が大きくなって、薄板製品部の歩留りが高められる。
A:下型
1 :第1下型(薄板金具型)
2 :第2下型
B:上型
1 :第1上型
2 :第2上型
C:薄板金具
K:掬上げ治具
0 :薄板
P:積層薄板
Pa:薄板製品部(一般部)
Pa1 〜Pa7 :薄板製品部(特定部)
Pb1 :薄板カス部(細帯状)
Pb2 :薄板カス部(外周部)
Pb3 :薄板カス部(中央部)
Q:波合紙
4:第2下型の薄板保持面
5:第2下型のスリット溝
6:第2下型のバー挿入溝
12:第1上型の薄板製品部受け部
13:第1上型の薄板カス部収容溝
31:掬上げ治具の把持体
32:掬上げバー
33:厚紙
34:折癖短スリット
35:波合紙の凸部
36:波合紙の凹部

Claims (5)

  1. 薄板カス部を介して紙又は樹脂から成る薄板に配置された多数の薄板製品部を多数枚の薄板金具を用いて打ち抜く方法であって、
    相隣接する薄板製品部の間に形成された前記薄板カス部は、前記薄板金具の全幅で押圧可能なように狭幅状に形成され、
    下型の上面の薄板保持面に前記薄板をセットして、上型と下型とを相対的に接近させて、両型の間で前記薄板を挟持した状態で、
    前記薄板の薄板カス部の配置に対応して多数枚の薄板金具が配置された薄板金具型を、前記下型に対して接近移動させて、各薄板金具を前記下型を貫通させることで、当該薄板の薄板カス部を押圧・分離させて、前記上型に形成された凹状の薄板製品部受け部に収容させ、
    その後に、前記下型と薄板金具型とを一体にして、前記上型に対して離間させることで、前記下型の上面の薄板製品部に対して上方に突出した状態で分離された薄板カス部を回収することを特徴とする薄板打抜き方法。
  2. 薄板カス部を介して紙又は樹脂から成る薄板に配置された多数の薄板製品部を多数枚の薄板金具を用いて打ち抜く装置であって、
    前記薄板製品部、及び当該薄板製品部に対して分離された薄板カス部とを、それぞれ当接状態及び収容状態で保持する上型と、
    前記上型に対して相対的に接近・離間して、前記薄板を位置決め状態でセットして、前記薄板カス部を押圧して、薄板製品部と薄板カス部とに分離させる下型とから成り、
    前記下型は、前記薄板の薄板カス部の配置位置に対応する部分に、多数枚の薄板金具が起立姿勢で立設された第1下型と、当該第1下型の上方に当該第1下型に対して接近・離間するように配置されて、前記多数枚の薄板金具に対応する位置に、当該多数枚の薄板金具を貫通させて上面の薄板保持面に突出させる多数のスリット孔が形成された第2下型とから成り、
    前記上型は、前記薄板の薄板製品部の外形状に対応した薄板製品部受け部が突設されて、当該薄板製品部受け部には、打抜き分離された薄板カス部を一時的に収容させる薄板カス部収容溝が形成された第1上型と、当該第1上型に対して接近・離間するように配置されて、前記薄板製品部受け部に外側に嵌め込まれて、前記薄板の外周のリング状又は枠状の薄板カス部を受ける第2上型とから成り、
    前記上型と前記下型とを相対的に離間させて、前記第2下型の上面の薄板保持面に薄板を位置合せしてセットして、上下の各型を相対的に接近させて、前記薄板を第1上型の薄板製品部受け部に当接させた状態で、第2下型に対して第1下型を接近移動させることで、前記多数枚の薄板金具の押圧により打抜き分離された薄板カス部を、前記薄板製品部受け部の薄板カス部収容溝に収容すると共に、最外周の薄板カス部を第2上型に当接させ、この状態で、上型と下型とを相対的に離間させて、薄板製品部に対して上方に突出した状態で分離された薄板カス部を回収することを特徴とする薄板打抜き装置。
  3. 前記第2下型には、多数の直線状のバー挿入溝が所定間隔をおいて上面に開口して形成されて、掬上げ治具を構成する多数本の掬上げバーを、前記第2下型のバー挿入溝に挿入した後に、上方に移動させることで、当該第2下型の薄板保持面に分離して保持された薄板製品部を掬い上げて取り出す構成であることを特徴とする請求項2に記載の薄板打抜き装置。
  4. 請求項3に記載の薄板打抜き装置を用いて、薄板製品部を積層する方法であって、
    前記掬上げ治具の掬上げバーの間隔と同一のピッチで多数の凸部と凹部が連続して設けられた波合紙を用い、
    前記第2下型の薄板保持面に保持された薄板製品部を前記掬上げ治具で掬い上げて、前記波合紙の多数の凸部に移載した後に、前記波合紙の凹部に挿入されている前記掬上げ治具の多数本の掬上げバーを引き抜くことを特徴とする薄板製品部の移載・積層方法。
  5. 前記波合紙は、多数の断面等脚台形状の凸部と凹部が一定ピッチで連続するように厚紙を折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項4に記載の薄板製品部の移載・積層方法。
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