JP2019141940A - 切粉回収装置 - Google Patents

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克樹 長岡
清光 松島
Kiyomitsu Matsushima
清光 松島
康弘 村瀬
Yasuhiro Murase
康弘 村瀬
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Abstract

【課題】ワークにエアーを吹き付けて飛散させた切粉を容易に回収することができ、構造がシンプルで安価に製作できる切粉回収装置を提供する。【解決手段】側面に、ワークWに吹き付けたエアーE及びエアーEにより飛ばされた切粉Kが流入する開口部12aが形成された箱状の筐体12を備える。筐体12の内部に上下方向に並設された複数の羽板14aを有し、開口部12aから流入したエアーE及び切粉Kを斜め下向きに案内するルーバー14を備える。筐体12の、開口部12aと反対側の側面に設けられ、ルーバー14aを通過したエアーE及び切粉Kのうち、エアーEだけを通過させ筐体12の外に排出するフィルタ16を備える。筐体12の底部に設けられ、ルーバー14を通過して落下した切粉Kを回収する切粉回収部18を備える【選択図】図1

Description

本発明は、切削、切断、穴開け等の加工を行った時にワークから発生した切粉を回収する切粉回収装置に関する。
従来から、ワークを加工した時に発生した切粉を回収する装置が複数提案されている。例えば、特許文献1には、レーザ加工時に発生する粉塵をワークの裏面側から捕集する粉塵除去装置が開示され、特許文献2には、縦型工作機械でドリル加工を行う時、ワークから発生する切粉をドリルの外周近傍で回収する切粉回収装置が開示されている。
特開2004−314120号公報 特開平7−223141号公報
特許文献1の粉塵除去装置は、ワークから発生する切粉等を加工しながら連続的に回収できるという特徴がある。しかし、加工機が複数台ある場合に、粉塵除去装置を加工機ごとに個別に設置しなければならないため、コストが掛かるという問題がある。これは、特許文献2の切粉回収装置についても同様である。
ワークを加工した後、ワークに付着している切粉を除去する方法として、ワークにエアーを吹き付けて切粉を飛ばす方法がある。この方法は、ワークの形状や大きさに関係なく実施できるため広く使用されているが、切粉が周囲に飛散し、周囲の環境を損なっている。しかも、加工後のワークに付着した切粉も、加工後に別途ワークから除去しなければならない。しかしながら、従来、エアーで飛散させた切粉を容易に回収できる装置がなかった。
本発明は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、ワークにエアーを吹き付けて飛散させた切粉を容易に回収することができ、構造がシンプルで安価に製作できる切粉回収装置を提供することを目的とする。
本発明は、ワークにエアーを吹き付けて飛散させた切粉を回収する切粉回収装置であって、側面に、前記ワークに吹き付けたエアー及び前記エアーにより飛ばされた前記切粉が流入する開口部が形成された箱状の筐体と、前記筐体の内部に上下方向に並設された複数の羽板を有し、前記開口部から流入した前記エアー及び切粉を斜め下向きに案内するルーバーと、前記筐体の、前記開口部と反対側の側面に設けられ、前記ルーバーを通過した前記エアー及び切粉のうち、前記エアーだけを通過させ前記筐体の外に排出するフィルタと、前記筐体の底部に設けられ、前記ルーバーを通過して落下した前記切粉を回収する切粉回収部とを備える切粉回収装置である。
前記ルーバーの下方に、前記ルーバーを通過した前記エアーを前記開口部の方向に案内する切粉カバーが取り付けられている構成にしてもよい。この場合、前記切粉カバーは、板状の端部が軸支されて回動可能であり、未使用時に前記切粉回収部を覆わない位置に移動できる構成にすることが好ましい。
前記筐体の前記開口部に両開き扉が取り付けられ、前記両開き扉は、未使用時には閉じられて前記開口部を塞ぎ、使用時には左右に開いて前記エアー及び前記切粉を前記開口部の方向に案内する構成にしてもよい。また、前記筐体の下面にキャスタが取り付けられ、移動可能に設けられているとよい。
前記筐体の底部に補助シートが取り付けられ、前記補助シートは、未使用時に前記筐体内に収容可能であり、使用時に前記開口部の下端縁から外に引き出され、前記切粉回収部の一部として使用される構成にしてもよい。さらに、前記筐体の天面は、前記フィルタが設けられている側の端部がエアー排出用に開口している構成にしてもよい。
本発明の切粉回収装置は、ワークの形状や大きさに関係なく使用できるシンプルな構造であり、エアーを吹き付けて飛散させた切粉を効率よく回収することができる。また、回収した切粉を、吸塵機等を用いて容易に取り除くことができる。さらに、移動も容易であり、所望の箇所で切粉の飛散を防止し、効率的に回収することができる。
本発明の切粉回収装置の一実施形態(使用時)を、筐体の開口部の側から見た斜視図である。 この実施形態の切粉回収装置(使用時)を、フィルタの側から見た斜視図である。 この実施形態の切粉回収装置を使用して切粉を回収する動作を示すA−A断面図である。 この実施形態の利器粉回収装置を使用した後、回収した切粉を廃棄する操作を示すA−A断面図である。
以下、本発明の切粉回収装置の一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態の切粉回収装置10は、金属材又は樹脂材等に切削、切断、穴開け等の加工を施すワークWを対象とし、ワークWにエアーEを吹き付けて、加工時に飛散する切粉Kを回収するために使用される装置である。
切粉回収装置10は、図1、図2に示すように、略矩形の箱状の筐体12を有し、筐体12の側面に、ワークWに吹き付けたエアーE及びエアーEによって吹き飛ばされた切粉Kが流入する開口部12aが形成されている。
筐体12の内部には、複数の羽板14aにより構成されたルーバー14が固定されている。複数の羽板14aは、上下方向に並設され、開口部12aから流入したエアーE及び切粉Kを斜め下向きに案内する角度に取り付けられている。
筐体12の、開口部12aと反対側の側面には、フィルタ16が着脱可能に取り付けられている。フィルタ16は、ルーバー14を通過したエアーE及び切粉Kのうち、エアーEだけを通過させ筐体12の外に排出するシート状の部材で、目の大きさは、回収する切粉Kのサイズに合わせて設定されている。
筐体12の底部には、ルーバー14を通過して落下した切粉Kを回収する切粉回収部18が設けられている。また、ルーバー14の下方には切粉カバー20が取り付けられている。切粉カバー20は、一端辺がフィルタ16と略平行に軸支され、この軸部20aを中心に回動可能になっており、図1、図2に示す使用時の状態では、ルーバー14を通過したエアーEを上面に受け、これを開口部12aの方向に案内する角度に設定されている。未使用時には、軸部20aを中心に回動させることによって、切粉回収部18の上方を広く開放することができる構造になっている。
筐体12の開口部12aには、両開き扉22が取り付けられている。両開き扉22は、未使用時には閉じられて開口部12aを塞ぎ、使用時には左右に開いてエアーE及び切粉Kを開口部12aの方向に案内する働きをする。
筐体12の底部には、柔軟な樹脂シート等で成る補助シート24が取り付けられている。補助シート24は、未使用時に筐体12内に収容可能であり、使用時に開口部12aの下端縁から外に引き出され、切粉回収部18の一部として使用される。
筐体12の天面は、フィルタ16が設けられている側の端部に、ルーバー14を通過したエアーEの排出するエアー排出口26が設けられている。
さらに、筐体12の下面と、両開き扉22の下端部には、切粉回収装置10の移動を容易にするためのキャスタ28が取り付けられている。
次に、切粉回収装置10を使用して切粉Kを回収する動作を説明する。例えば、図3に示すように、ワークWの切断加工等に際し、ワークWの加工位置の近傍に切粉回収装置10を設置し、一対の両開き扉22を開いてワークWの側方に開口部12aを位置させる。この状態で、ワークWの切断等の加工時にブロア30でエアーEを吹き付ける。すると、切粉KがワークWの切断位置やその他表面から吹き飛ばされ、エアーEとともに開口部12aから筐体12内に流入する。
エアーEと切粉Kは、筐体12内に入るとルーバー14の羽板14aにぶつかって勢いが弱くなり、斜め下向きに案内される。そして、ルーバー14を通過した切粉Kの多くは、下方に進行し自重で落下して切粉回収部18に回収され、残りがフィルタ16により捕捉される。
ルーバー14を通過したエアーEは、多くがエアー排出口26とフィルタ16を通じて筐体12の外に排出され、残りが切粉カバー20の上面にぶつかって開口部12aの方向に案内される。この開口部12aの方向に向かうエアーEによって少量の切粉Kが開口部12aから外に飛び出す可能性があるが、補助シート24によって確実に捕捉される。
また、切粉カバー20の上面にぶつからなかった一部のエアーEが切粉回収部18内に流れ込むことになるが、切粉カバー20があるので、切粉回収部18内の切粉Kが舞い上げられたり飛散したりする心配はない。
ワークWの加工が終了すると、切粉回収装置10を片付ける前に、筐体12内に回収した切粉Kと補助シート24上の切粉Kを吸塵機32で取り除いて綺麗にする。切粉回収部18内に溜まった切粉Kは、図4に示すように、切粉カバー20を上向きに回動させて切粉回収部18の上方を広く開放し、吸塵機32の吸引ノズル32aを差し込むことによって吸い取ることができる。フィルタ16で捕捉した切粉Kは、例えば、フィルタ16を筐体12の側面から取り外してエアー排出口26から外に出し、吸塵機32で切粉Kを吸い取る。エアー排出口26が大きい時は、フィルタ16を筐体12に取り付けた状態で、エアー排出口26から吸引ノズル32aを差し込んで切粉Kを吸い取ってもよい。
切粉Kを取り除いて切粉回収装置10を綺麗にすると、フィルタ16を基の位置に取り付け、補助シート24を開口部12aから筐体12の内部に収容し、両開き扉22を閉じて開口部12aを閉鎖する。これで、切粉回収装置10をコンパクトに片付けることができる。
以上説明したように、切粉回収装置10は、ワークWの形状や大きさに関係なく使用できるシンプルな構造であり、エアーEを吹き付けて飛散させた切粉Kを効率よく回収することができる。また、回収した切粉Kは、吸塵機32を用いて容易に取り除くことができる。さらに、キャスタ28が設けられ、必要な場所に簡単に移動させることができ、1台の装置で様々な用途に使用可能である。
なお、本発明の切粉回収装置は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、筐体の大きさや形状、ルーバーの羽板の数や角度や間隔、フィルタの目の大きさ等は、ワークの形状や大きさ、切粉の大きさや形状、ワークから切粉を吹き飛ばすためエアーの強さ等に鑑みて適宜変更することができる。切粉の回収は、ワークの加工時のみならず、加工後のワークについた切粉の除去等にも利用することができる。
切粉回収装置10の場合、エアーEが強いとエアー排出口26から切粉Kが飛散する可能性があるが、これを確実に防止するため、エアー排出口26にもフィルタを設置するようにしてもよい。反対に、筐体12内に流入したエアーEがフィルタ16等を通じてスムーズに筐体12の外に排出できる場合は、エアー排出口26は設けなくてもよい。
切粉回収装置10は、切粉カバー20を回動可能に軸支した構造になっているが、切粉回収部18内に回収した切粉Kを別の方法で取り除くことができれば、切粉カバー20を固定して回動できない構造にしてもよい。その他、切粉カバー20、両開き扉22及び補助シート24は、必要に応じて省略することも可能である。
10 切粉回収装置
12 筐体
12a 開口部
14 ルーバー
14a 羽板
16 フィルタ
18 切粉回収部
20 切粉カバー
20a 軸部
22 両開き扉
24 補助シート
26 エアー排出口
E エアー
K 切粉
W ワーク

Claims (7)

  1. ワークにエアーを吹き付けて飛散させた切粉を回収する切粉回収装置であって、
    側面に、前記ワークに吹き付けたエアー及び前記エアーにより飛ばされた前記切粉が流入する開口部が形成された箱状の筐体と、前記筐体の内部に上下方向に並設された複数の羽板を有し、前記開口部から流入した前記エアー及び切粉を斜め下向きに案内するルーバーと、前記筐体の、前記開口部と反対側の側面に設けられ、前記ルーバーを通過した前記エアー及び切粉のうち、前記エアーだけを通過させ前記筐体の外に排出するフィルタと、前記筐体の底部に設けられ、前記ルーバーを通過して落下した前記切粉を回収する切粉回収部とを備えることを特徴とする切粉回収装置。
  2. 前記ルーバーの下方に、前記ルーバーを通過した前記エアーを前記開口部の方向に案内する切粉カバーが取り付けられている請求項1又は2記載の切粉回収装置。
  3. 前記切粉カバーは、板状の端部が軸支されて回動可能であり、未使用時に前記切粉回収部を覆わない位置に移動できる請求項2記載の切粉回収装置。
  4. 前記筐体の前記開口部に両開き扉が取り付けられ、前記両開き扉は、未使用時には閉じられて前記開口部を塞ぎ、使用時には左右に開いて前記エアー及び前記切粉を前記開口部の方向に案内する請求項1乃至3のいずれか記載の切粉回収装置。
  5. 前記筐体の下面にキャスタが取り付けられ、移動可能に設けられている請求項1乃至4のいずれか記載の切粉回収装置。
  6. 前記筐体の底部に補助シートが取り付けられ、前記補助シートは、未使用時に前記筐体内に収容可能であり、使用時に前記開口部の下端縁から外に引き出され、前記切粉回収部の一部として使用される請求項1乃至5のいずれか記載の切粉回収装置。
  7. 前記筐体の天面は、前記フィルタが設けられている側の端部がエアー排出用に開口している請求項1乃至5のいずれか記載の切粉回収装置。
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