JP2019140999A - キシラナーゼ及びその利用 - Google Patents
キシラナーゼ及びその利用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019140999A JP2019140999A JP2018029963A JP2018029963A JP2019140999A JP 2019140999 A JP2019140999 A JP 2019140999A JP 2018029963 A JP2018029963 A JP 2018029963A JP 2018029963 A JP2018029963 A JP 2018029963A JP 2019140999 A JP2019140999 A JP 2019140999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- xylanase
- mutation
- hours
- amino acid
- activity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
Landscapes
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
Description
配列番号1で表されるアミノ酸配列に対してアライメントしたとき、その6位、46位、47位、55位、80位、94位、99位、125位及び164位からなる群から選択される1個又は2個以上の位置に相当する位置に変異を有する、キシラナーゼ。
(2)前記変異は、
6位相当位置では、E、I、V、S、C、M及びQのいずれかであり、
46位相当位置では、Iであり、
47位相当位置では、C及びAのいずれかであり、
55位相当位置では、S、D及びEのいずれかであり、
80位相当位置では、M、A及びIのいずれかであり、
94位相当位置では、H、C、Y及びAのいずれかであり、
99位相当位置では、G及びAのいずかであり、
125位相当位置では、A及びSのいずれかであり、
164位相当位置では、Mである、(1)に記載のキシラナーゼ。
(3)前記変異は、
6位相当位置では、E、I、V及びSのいずれかであり、
46位相当位置では、Iであり、
47位相当位置では、C及びAのいずれかであり、
55位相当位置では、Sであり、
80位相当位置では、M、A及びIのいずれかであり、
94位相当位置では、H、C及びYのいずれかであり、
99位相当位置では、G及びAのいずかであり、
125位相当位置では、Aであり、
164位相当位置では、Mである、(2)に記載のキシラナーゼ。
(4)さらに、配列番号1で表されるアミノ酸配列に対してアライメントしたとき、その37位、56位、71位、119位、120位、137位、140位、154位及び161位からなる群から選択される1個又は2個以上の位置に相当する位置に変異を有する、(1)〜(3)のいずれかに記載のキシラナーゼ。
(5)前記変異は、
37位相当位置では、Iであり、
56位相当位置では、Tであり、
71位相当位置では、Aであり、
119位相当位置では、V及びCのいずれかであり、
120位相当位置では、K及びAのいずれかであり、
137位相当位置では、W、A、L及びVのいずれかであり、
140位相当位置では、Iであり、
154位相相当位置では、Aであり、
161位相当位置では、A及びEのいずれかである、(4)に記載のキシラナーゼ。
(6)4位置以上に変異を備える、(1)〜(5)のいずれかに記載のキシラナーゼ。
(7)前記キシラナーゼは、50℃におけるキシラナーゼ活性の半減期が30時間以上である、(1)〜(6)のいずれかに記載のキシラナーゼ。
(8)前記キシラナーゼは、50℃におけるキシラナーゼ活性の半減期が100時間以上である、(1)〜(7)のいずれかに記載のキシラナーゼ。
(9)前記キシラナーゼは、配列番号2で表されるアミノ酸配列と80%以上の同一性を有する、(1)から(8)のいずれかに記載のキシラナーゼ。
(10)(1)〜(9)のいずれかに記載のキシラナーゼのアミノ酸配列をコードするポリヌクレオチド。
(11)(10)に記載のポリヌクレオチドを、備える発現ベクター。
(12)(1)〜(9)のいずれかに記載のキシラナーゼを発現する、形質転換体。
(13)(1)〜(9)のいずれかに記載のキシラナーゼを用いてキシランを分解する工程を備える、キシランの分解方法。
(14)(1)〜(9)のいずれかに記載のキシラナーゼを用いてキシランを分解する工程と、
前記キシランを有用物質に変換する工程と、
を備える、有用物質の生産方法。
(15)(1)〜(9)のいずれかに記載のキシラナーゼを含む、組成物。
(16)(1)〜(9)のいずれかに記載のキシラナーゼを生産する形質転換体を含む、組成物。
(17)キシラナーゼのスクリーニング方法であって、
配列番号1で表されるアミノ酸配列に対してアライメントしたとき、その6位、37位、46位、47位、55位、56位、71位、80位、94位、99位、119位、120位、125位、137位、140位、154位、161位及び164位からなる群から選択される1個又は2個以上の位置に相当する位置に変異を有する、キシラナーゼ候補を準備する工程と、
前記キシラナーゼ候補について、
(a)所定温度にて2時間保存したとき、25℃で2時間保存したときのキシラナーゼ活性の半分の活性となるときの当該所定温度、及び
(b)50℃で保存したときのキシラナーゼ活性の半減期
の少なくともいずれかについて評価する工程、
を備える、方法。
(18)前記評価工程は、50℃で保存したときのキシラナーゼ活性の半減期が30時間以上であるキシラナーゼをスクリーニングする工程である、(17)に記載の方法。
本明細書に開示されるキシラナーゼ(以下、本キシラナーゼともいう。)は、配列番号1で表されるアミノ酸配列からなるキシラナーゼのアミノ酸配列に対してアライメントしたとき、所定の部位において変異が導入されたキシラナーゼとして規定できる。
本キシラナーゼは、第1のキシラナーゼより、耐熱温度が高いことが好ましい。本キシラナーゼの耐熱温度は、例えば、Δ耐熱温度(℃)として評価することができる。本明細書において、Δ耐熱温度は、第1のキシラナーゼの耐熱温度(℃)に対する本キシラナーゼの耐熱温度(℃)の差分温度(℃)である。例えば、ある保存温度で2時間保存したときの活性が、25℃で2時間保存後の活性の半分の活性となるときの当該保存温度を、キシラナーゼの耐熱温度とすることができる。
本キシラナーゼは、例えば、所定の保存温度で保存したときの、キシラナーゼ活性の半減期が、第1のキシラナーゼよりも長いことが好ましい。本明細書においてキシラナーゼの活性半減期とは、キシラナーゼをある温度で保存したときの残存活性が半分となる時間(hr)である。本キシラナーゼの活性半減期は、例えば、ヘミセルロースを含むバイオマスを分解するときの温度である50℃を保存温度として、評価することができる。
本キシラナーゼが有する変異の変異は、第1のキシラナーゼを基準として規定されている。これらの変異は、第1のキシラナーゼに対して、種々の改変を試みることで、高温耐久性に貢献する変異を特定したことによって得られたからである。一方、本明細書において開示する変異は、第1のキシラナーゼのアミノ酸配列にのみ適用されるものではなく、他のキシラナーゼにも適用されるものである。すなわち、第1のキシラナーゼは、GHF11に分類されるものであって、GHF11に属する他のキシラナーゼは、類似のアミノ酸配列と立体構造を備えている。これらのことから、当業者であれば、少なくともGH11ファミリーに属するキシラナーゼに対して本明細書に開示される変異を適用することで本キシラナーゼを得ることができることが理解される。
バリン(37位):イソロイシン
バリン(46位):イソロイシン*
グリシン(47位):システイン*、アラニン*
トレオニン(55位):セリン*、アスパラギン酸、グルタミン酸
リジン(56位):トレオニン
アスパラギン(71位):アラニン
セリン(80位):メチオニン*、アラニン*、イソロイシン、
グリシン(94位):ヒスチジン*、システイン*、アラニン、チロシン
セリン(99位):グリシン*、アラニン
アルギニン(119位):バリン、システイン
トレオニン(120位):リジン、アラニン
グルタミン(125位):アラニン*、セリン
チロシン(137位):トリプトファン、アラニン、ロイシン、バリン
バリン(140位):イソロイシン
アスパラギン(154位):アラニン
グルタミン(161位):アラニン、グルタミン酸
ロイシン(164位):メチオニン
本明細書に開示されるポリヌクレオチド(以下、単に、本ポリヌクレオチドともいう。)は、本キシラナーゼのアミノ酸配列をコードすることができる。かかるポリヌクレオチドは、種々の形態を採ることができるが、当該アミノ酸配列のコード領域は、DNA又はRNAであり、典型的にはDNAである。
本明細書に開示される発現ベクター(以下、本ベクターともいう。)は、本ポリヌクレオチドを備えることができる。本ベクターは、宿主細胞において本キシラナーゼを発現させることを目的とするものである。発現ベクターは、形質転換しようとする細胞の種類や目的等に応じて種々の形態を採ることができる。本ベクターの一例としては、例えば、本タンパク質を工業的に生産する微生物を得るためのベクター、本タンパク質を細胞表層呈示ないし分泌発現し、必要に応じてエタノールなどの有用物質を発酵により生産する微生物を得るためのベクターなどが挙げられる。当業者であれば、このようなベクターを本願出願時の周知技術に基づいて容易に構築することができる。
本明細書に開示される形質転換体(以下、単に、本形質転換体ともいう。)は、本キシラナーゼを発現することができる。本形質転換体は、本キシラナーゼを発現することができるため、本キシラナーゼの工業的な生産のほか、本形質転換体をバイオマス等の分解や糖化発酵に用いることができる。
本明細書に開示されるキシランの分解方法(以下、単に、本分解方法ともいう。)は、本キシラナーゼを用いてキシランを分解する工程を備えることができる。本分解方法によれば、キシランを分解するのにあたり高い分解温度、例えば、50℃程度、を設定することができる。また、本分解方法によれば、当該高い分解温度を設定した場合でも、新たにキシラナーゼを追加しなくてもよく、一挙にキシランを分解することができて、有利である。本分解方法は、キシランの分解産物であるキシロースの生産方法としても実施することができる。
本明細書に開示される有用物質の生産方法(以下、単に、本生産方法ともいう。)は、本キシラナーゼを用いてキシランを分解する工程と、前記工程で得られたキシロースを有用物質に変換する工程と、を備えることができる。本生産方法によれば、キシランを効率的に分解し、それにより得られたキシロースを有用物質に変換することで、キシロース由来の各種有用物質を得ることができる。
本明細書に開示されるキシラナーゼのスクリーニング方法(以下、本スクリーニング方法ともいう。)は、配列番号1で表されるアミノ酸配列に対してアライメントしたとき、その6位、37位、46位、47位、55位、56位、71位、80位、94位、99位、119位、120位、125位、137位、140位、154位、161位及び164位からなる群から選択される1個又は2個以上の位置に相当する位置に変異を有する、キシラナーゼ候補を準備する工程と、前記キシラナーゼ候補について、(a)所定温度にて2時間保存したとき、25℃で2時間保存したときのキシラナーゼ活性の半分の活性となるときの当該所定温度、及び(b)50℃で保存したときのキシラナーゼ活性の半減期の少なくともいずれかについて評価する工程と、を備えることができる。上記変異位置は、単一変異体において良好なΔ耐熱温度を備えることがわかっている。したがって、これらの変異位置における変異を組み合わせることで、高温耐久性に優れる本キシラナーゼを効率的にスクリーニングすることができる。
キシラナーゼ(以下、XYN)はTrichoderma reesei由来UniProtKBの登録番号P36217(XYN2_HYPJR)、Glycoside Hydrolase Family(http://www.cazy.org/Glycoside-Hydrolases.html)の11に分類されるものを用いた。成熟キシラナーゼの全長アミノ酸配列の190残基のうち野生型の配列がアラニンである7残基を除いた183残基を、2ステップPCRによる変異導入法を用いて、それぞれアラニンに置換した変異遺伝子ライブラリを構築した。1st PCRでは、野生型のXYN遺伝子の5’末端に付加したT7プロモーターとrbsのフォワードプライマー(T7p)と変異導入部位のリバースプライマー(rp)、変異導入部位のフォワードプライマー(fp)とXYN遺伝子の3’末端に付加したT7ターミネータ(転写終了領域)のリバースプライマー(T7t)を用いて、2断片を増幅した。2ndPCRでは、T7pとT7tプライマーを用いて全長配列を増幅した。
アラニンに置換したライブラリ及び45カ所の飽和変異ライブラリの合計1010変異体の耐熱性を評価した。結果を図1に示す。また、そのうちのΔ耐熱温度が正である40カ所のシングル変異体を抽出した結果を図2に示す。
実施例2で確認できた各変異位置において効果が高い変異については、21種類の相加変異体を実施例1に準じて作製し、実施例1と同様にしてΔ耐熱温度を評価した。相加変異体が有する変異を以下の表に示し、Δ耐熱温度を評価した結果を図3に示す。
実施例3で作製した相加変異体を用いて、50℃下での半減期を評価した。なお、キシラナーゼ活性の評価については、温度を50℃とする以外は、実施例1と同様に行った。
野生型および相加変異体R89のキシラナーゼコード領域をPCRで増幅し、シングルコピーの酵母分泌発現ベクターであるpAURGAPSSRGにサブクローニングした。pAURGAPSSRG はTDH3プロモーター下流に、分泌シグナルを持ち菌体外に酵素を分泌する事が可能である。本ベクターを酵母(Saccharomyces cerevisiae BJ5465株)に形質転換し、SD−URA寒天培地(yeast nitrogen base without amino acids without ammonium sulfate1.7g、カザミノ酸5g、アミノ酸mix、グルコース20g、寒天20g、脱イオン水1000ml、pH6.0)で30℃、3日間培養した。生育したコロニーをSD−URA液体培地(yeast nitrogen base without amino acids without ammonium sulfate 1.7g、カザミノ酸5g、−URAアミノ酸mix0.77g、グルコース20g、脱イオン水1000ml、pH6.0)2mlに植菌し、30℃、24時間培養した菌液を前培養液とした。100μlの前培養液を2mlのSD−URA液体培地へ植菌し、30℃、24時間本培養を行った。遠心分離により得られた培養上清を粗酵素液として用いた。
Pham ID; Glyco_hydro_11 (PF00457)に登録されているGHF11のキシラナーゼの81配列を以下の方法でアライメントした。アライメント結果を図5A〜図5Dに示す。なお、図5中、P36217は、Trichoderma reesei由来のキシラナーゼであって、UniProtKBの登録番号P36217を表し、その他の番号もUniProtKBを表す。
http://pfam.xfam.org/family/PF00457#tabview=tab3
Alignment types:seed(the curated alignment from which the HMM for the family is built
Selex format
Claims (18)
- キシラナーゼであって、
配列番号1で表されるアミノ酸配列に対してアライメントしたとき、その6位、46位、47位、55位、80位、94位、99位、125位及び164位からなる群から選択される1個又は2個以上の位置に相当する位置に変異を有する、キシラナーゼ。 - 前記変異は、
6位相当位置では、E、I、V、S、C、M及びQのいずれかであり、
46位相当位置では、Iであり、
47位相当位置では、C及びAのいずれかであり、
55位相当位置では、S、D及びEのいずれかであり、
80位相当位置では、M、A及びIのいずれかであり、
94位相当位置では、H、C、Y及びAのいずれかであり、
99位相当位置では、G及びAのいずかであり、
125位相当位置では、A及びSのいずれかであり、
164位相当位置では、Mである、請求項1に記載のキシラナーゼ。 - 前記変異は、
6位相当位置では、E、I、V及びSのいずれかであり、
46位相当位置では、Iであり、
47位相当位置では、C及びAのいずれかであり、
55位相当位置では、Sであり、
80位相当位置では、M、A及びIのいずれかであり、
94位相当位置では、H、C及びYのいずれかであり、
99位相当位置では、G及びAのいずかであり、
125位相当位置では、Aであり、
164位相当位置では、Mである、請求項2に記載のキシラナーゼ。 - さらに、配列番号1で表されるアミノ酸配列に対してアライメントしたとき、その37位、56位、71位、119位、120位、137位、140位、154位及び161位からなる群から選択される1個又は2個以上の位置に相当する位置に変異を有する、請求項1〜3のいずれかに記載のキシラナーゼ。
- 前記変異は、
37位相当位置では、Iであり、
56位相当位置では、Tであり、
71位相当位置では、Aであり、
119位相当位置では、V及びCのいずれかであり、
120位相当位置では、K及びAのいずれかであり、
137位相当位置では、W、A、L及びVのいずれかであり、
140位相当位置では、Iであり、
154位相相当位置では、Aであり、
161位相当位置では、A及びEのいずれかである、請求項4に記載のキシラナーゼ。 - 4位置以上に変異を備える、請求項1〜5のいずれかに記載のキシラナーゼ。
- 前記キシラナーゼは、50℃におけるキシラナーゼ活性の半減期が30時間以上である、請求項1〜6のいずれかにキシラナーゼ。
- 前記キシラナーゼは、50℃におけるキシラナーゼ活性の半減期が100時間以上である、請求項1〜7のいずれかに記載のキシラナーゼ。
- 前記キシラナーゼは、配列番号2で表されるアミノ酸配列と80%以上の同一性を有する、請求項1〜8のいずれかに記載のキシラナーゼ。
- 請求項1〜9のいずれかに記載のキシラナーゼのアミノ酸配列をコードするポリヌクレオチド。
- 請求項10に記載のポリヌクレオチドを、備える発現ベクター。
- 請求項1〜9のいずれかに記載のキシラナーゼを発現する、形質転換体。
- 請求項1〜9のいずれかに記載のキシラナーゼを用いてキシランを分解する工程を備える、キシランの分解方法。
- 請求項1〜9のいずれかに記載のキシラナーゼを用いてキシランを分解する工程と、
前記キシランを有用物質に変換する工程と、
を備える、有用物質の生産方法。 - 請求項1〜9のいずれかに記載のキシラナーゼを含む、組成物。
- 請求項1〜9のいずれかに記載のキシラナーゼを生産する形質転換体を含む、組成物。
- キシラナーゼのスクリーニング方法であって、
配列番号1で表されるアミノ酸配列に対してアライメントしたとき、その6位、37位、46位、47位、55位、56位、71位、80位、94位、99位、119位、120位、125位、137位、140位、154位、161位及び164位からなる群から選択される1個又は2個以上の位置に相当する位置に変異を有する、キシラナーゼ候補を準備する工程と、
前記キシラナーゼ候補について、
(a)所定温度にて2時間保存したとき、25℃で2時間保存したときのキシラナーゼ活性の半分の活性となるときの当該所定温度、及び
(b)50℃で保存したときのキシラナーゼ活性の半減期
の少なくともいずれかについて評価する工程、
を備える、方法。 - 前記評価工程は、50℃で保存したときのキシラナーゼ活性の半減期が30時間以上であるキシラナーゼをスクリーニングする工程である、請求項17に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018029963A JP7135334B2 (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | キシラナーゼ及びその利用 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018029963A JP7135334B2 (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | キシラナーゼ及びその利用 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019140999A true JP2019140999A (ja) | 2019-08-29 |
JP7135334B2 JP7135334B2 (ja) | 2022-09-13 |
Family
ID=67770658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018029963A Active JP7135334B2 (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | キシラナーゼ及びその利用 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7135334B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109750016A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-05-14 | 云南师范大学 | 热稳性提高的木聚糖酶突变体及其制备方法和应用 |
CN109750015A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-05-14 | 云南师范大学 | 一种热稳性提高的木聚糖酶突变体及其应用 |
CN110592051A (zh) * | 2019-10-14 | 2019-12-20 | 北京工商大学 | 木聚糖酶T-Xyn的突变体及其应用 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10179155A (ja) * | 1996-09-09 | 1998-07-07 | Nat Res Council Of Canada | 好熱性、好アルカリ性及び熱安定性を改善するためのキシラナーゼの修飾 |
WO2002052100A2 (en) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Iogen Bio-Products Corporation | Alkaline extraction stages comprising xylanase |
WO2005108565A2 (en) * | 2003-09-15 | 2005-11-17 | Genencor International, Inc. | Modified xylanase, methods of making and use thereof |
US20090075330A1 (en) * | 2001-11-21 | 2009-03-19 | Sung Wing L | Xylanases with enhanced thermophilicity and alkalophilicity |
WO2015183710A1 (en) * | 2014-05-30 | 2015-12-03 | Novozymes A/S | Variants of gh family 11 xylanase and polynucleotides encoding same |
-
2018
- 2018-02-22 JP JP2018029963A patent/JP7135334B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10179155A (ja) * | 1996-09-09 | 1998-07-07 | Nat Res Council Of Canada | 好熱性、好アルカリ性及び熱安定性を改善するためのキシラナーゼの修飾 |
WO2002052100A2 (en) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Iogen Bio-Products Corporation | Alkaline extraction stages comprising xylanase |
US20090075330A1 (en) * | 2001-11-21 | 2009-03-19 | Sung Wing L | Xylanases with enhanced thermophilicity and alkalophilicity |
WO2005108565A2 (en) * | 2003-09-15 | 2005-11-17 | Genencor International, Inc. | Modified xylanase, methods of making and use thereof |
WO2015183710A1 (en) * | 2014-05-30 | 2015-12-03 | Novozymes A/S | Variants of gh family 11 xylanase and polynucleotides encoding same |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109750016A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-05-14 | 云南师范大学 | 热稳性提高的木聚糖酶突变体及其制备方法和应用 |
CN109750015A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-05-14 | 云南师范大学 | 一种热稳性提高的木聚糖酶突变体及其应用 |
CN109750016B (zh) * | 2019-03-27 | 2023-04-28 | 云南师范大学 | 热稳性提高的木聚糖酶突变体及其制备方法和应用 |
CN109750015B (zh) * | 2019-03-27 | 2023-05-23 | 云南师范大学 | 一种热稳性提高的木聚糖酶突变体及其应用 |
CN110592051A (zh) * | 2019-10-14 | 2019-12-20 | 北京工商大学 | 木聚糖酶T-Xyn的突变体及其应用 |
CN110592051B (zh) * | 2019-10-14 | 2021-05-28 | 北京工商大学 | 木聚糖酶T-Xyn的突变体及其应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7135334B2 (ja) | 2022-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5843229B2 (ja) | キシロースイソメラーゼ及びその利用 | |
Guirimand et al. | Cell surface engineering of Saccharomyces cerevisiae combined with membrane separation technology for xylitol production from rice straw hydrolysate | |
Zhou et al. | Improved secretory expression of lignocellulolytic enzymes in Kluyveromyces marxianus by promoter and signal sequence engineering | |
US10533169B2 (en) | Protein having xylose isomerase activity and use of same | |
Hong et al. | Development of a cellulolytic Saccharomyces cerevisiae strain with enhanced cellobiohydrolase activity | |
JP7135334B2 (ja) | キシラナーゼ及びその利用 | |
EP2970861A2 (en) | Expression of beta-glucosidases for hydrolysis of lignocellulose and associated oligomers | |
Cagnin et al. | Comparing laboratory and industrial yeast platforms for the direct conversion of cellobiose into ethanol under simulated industrial conditions | |
Kruger et al. | Surface tethered xylosidase activity improved xylan conversion in engineered strains of Saccharomyces cerevisiae | |
CN115976005A (zh) | 一种基于祖先序列构建方法获得的木糖异构酶及其应用 | |
US11702679B2 (en) | Mutant gene associated with improvement in ethanol productivity via ethanol fermentation and method for producing ethanol using the same | |
JP6697780B2 (ja) | ストレス応答プロモーター | |
KR101412468B1 (ko) | 활성이 증진된 변이 베타-글루코시다제 및 이를 이용한 바이오 에탄올의 제조방법 | |
Polley | Genetically Engineered Designer Cell Factories for Cellulosic Ethanol Production | |
CA2877141A1 (en) | Fungal cells that produce decreased amounts of peptaibols | |
JP7298674B2 (ja) | エタノール発酵によるエタノール生産性の向上に関与する変異遺伝子及びこれを用いたエタノールの製造方法 | |
JP7298673B2 (ja) | エタノール発酵によるエタノール生産性の向上に関与する変異遺伝子及びこれを用いたエタノールの製造方法 | |
JP2011050362A (ja) | Issatchenkiaorientalis及びその近縁種における発現プロモーター及びその利用 | |
CN116536298A (zh) | 一种蛋白质序列n端修饰的木糖异构酶及其应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210921 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20211119 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220419 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220616 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220815 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7135334 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |