JP2019140874A - 電線加工装置及び電線加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電線の端部において、弾性絶縁体の一部を除去する加工における問題を抑制できる電線加工装置及び電線加工方法を提供すること。【解決手段】電線加工装置は、中空部を有する弾性絶縁体と、弾性絶縁体の内周面に配置された複数の電極線と、複数の電極線のそれぞれを被覆する導電ゴムとを備える電線を加工する。電線加工装置は、電線を挟むように配置された第1の外刃及び第2の外刃と、第1の外刃及び第2の外刃を弾性絶縁体の外周面に押し込む外刃押し込みユニットと、熱風を吹き出す孔を備えたノズルと、ノズルを中空部に差し込む差込ユニットと、ノズルの外周面に設けられた内刃とを備える。ノズルを中空部に差し込み、第1の外刃及び第2の外刃を弾性絶縁体の外周面に押し込んだとき、第1の外刃及び第2の外刃は、弾性絶縁体及び導電ゴムを内刃に押し付ける。【選択図】 図1
Description
本開示は電線加工装置及び電線加工方法に関する。
特許文献1に、以下のような電線が開示されている。電線は、中空部を有する弾性絶縁体と、複数の電極線と、導電ゴムとを備える。複数の電極線は、弾性絶縁体の内周面に配置されている。導電ゴムは、複数の電極線のそれぞれを被覆する。この電線は、感圧センサ等に使用される。
上記の電線を製品に使用するとき、電線の端部において、弾性絶縁体の一部を除去する加工を行う。この加工は、以下のように行われる。中空部に熱風を導入するとともに、一対の熱刃で弾性絶縁体の外周面に切れ目を入れる。次に、ストリップ刃を用いて、弾性絶縁体の一部を除去する。
上記の加工を行うとき、弾性絶縁体を除去した部分に導電ゴムが残ってしまうことがある。また、導電ゴムが残らないように、熱風や熱刃の温度を上げると、導電ゴムが弾性絶縁体から剥離したり、弾性絶縁体の糸引きが生じたりする。糸引きとは、除去する弾性絶縁体から、残存する弾性絶縁体まで、溶融した弾性絶縁体の糸が伸びる現象である。
本開示の一局面は、中空部を有する弾性絶縁体と、前記弾性絶縁体の内周面に配置された複数の電極線と、前記複数の電極線のそれぞれを被覆する導電ゴムと、を備える電線を加工する電線加工装置であって、前記電線を挟むように配置された第1の外刃及び第2の外刃と、前記第1の外刃及び前記第2の外刃を前記弾性絶縁体の外周面に押し込む外刃押し込みユニットと、熱風を吹き出す孔を備えたノズルと、前記ノズルを前記中空部に差し込む差込ユニットと、前記ノズルの外周面に設けられた内刃と、備え、前記差込ユニットによって前記ノズルを前記中空部に差し込み、前記外刃押し込みユニットによって前記第1の外刃及び前記第2の外刃を前記弾性絶縁体の外周面に押し込んだとき、前記第1の外刃及び前記第2の外刃は、前記弾性絶縁体及び前記導電ゴムを前記内刃に押し付けるように構成された電線加工装置である。
本開示の一局面である電線加工装置が第1の外刃及び第2の外刃を弾性絶縁体の外周面に押し込んだとき、第1の外刃及び第2の外刃は、弾性絶縁体を内刃に押し付ける。弾性絶縁体の内周面に位置する導電ゴムは、内刃に押し付けられる。導電ゴムのうち、内刃に押し付けられた部分に切れ目が入る。そのため、弾性絶縁体における端部側の一部(以下では除去部とする)を除去したとき、導電ゴムのうち、切れ目よりも端部側の部分も除去される。その結果、除去部を除去した部分に導電ゴムが残ってしまうことを抑制できる。
また、上記のとおり、除去部を除去した部分に導電ゴムが残ってしまうことを抑制できるので、ノズルの孔から吹き出す熱風の温度を抑制できる。また、第1の外刃及び第2の外刃の温度を必ずしも高温にしなくてもよい。そのため、導電ゴムが弾性絶縁体から剥離することを抑制できる。また、除去部と残存する弾性絶縁体との間の糸引きを抑制できる。
本開示の別の局面は、中空部を有する弾性絶縁体と、前記弾性絶縁体の内周面に配置された複数の電極線と、前記複数の電極線のそれぞれを被覆する導電ゴムと、を備える電線を加工する電線加工方法であって、熱風を吹き出す孔を備え、外周面に内刃を備えるノズルを前記中空部に差し込み、前記電線を挟むように配置された第1の外刃及び第2の外刃を、前記弾性絶縁体の外周面に押し込み、前記第1の外刃及び前記第2の外刃により、前記弾性絶縁体及び前記導電ゴムを前記内刃に押し付ける電線加工方法である。
本開示の別の局面である電線加工方法において、第1の外刃及び第2の外刃を弾性絶縁体の外周面に押し込んだとき、第1の外刃及び第2の外刃は、弾性絶縁体を内刃に押し付ける。弾性絶縁体の内周面に位置する導電ゴムは、内刃に押し付けられる。導電ゴムのうち、内刃に押し付けられた部分に切れ目が入る。そのため、弾性絶縁体における除去部を除去したとき、導電ゴムのうち、切れ目よりも端部側の部分も除去される。その結果、除去部を除去した部分に導電ゴムが残ってしまうことを抑制できる。
また、上記のとおり、除去部を除去した部分に導電ゴムが残ってしまうことを抑制できるので、ノズルの孔から吹き出す熱風の温度を抑制できる。また、第1の外刃及び第2の外刃の温度を必ずしも高温にしなくてもよい。そのため、導電ゴムが弾性絶縁体から剥離することを抑制できる。また、除去部と残存する弾性絶縁体との間の糸引きを抑制できる。
本開示の例示的な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.電線加工装置1の構成
電線加工装置1の構成を図1に基づき説明する。電線加工装置1は、第1の外刃3と、第2の外刃5と、第1の外刃保持部7と、第2の外刃保持部9と、ノズルユニット11と、ノズル保持ユニット13と、を備える。
<第1実施形態>
1.電線加工装置1の構成
電線加工装置1の構成を図1に基づき説明する。電線加工装置1は、第1の外刃3と、第2の外刃5と、第1の外刃保持部7と、第2の外刃保持部9と、ノズルユニット11と、ノズル保持ユニット13と、を備える。
第1の外刃3は、刃先3Aが下側となるように、第1の外刃保持部7により保持されている。第2の外刃5は、第1の外刃3の下側に位置する。第2の外刃5は、刃先5Aが上側となるように、第2の外刃保持部9により保持されている。刃先5Aと、刃先3Aとは同一の鉛直線上にある。刃先5Aと、刃先3Aとの間には隙間15が存在する。後述する電線25を加工するとき、第1の外刃3と第2の外刃5とにより、電線25を挟むことができる。第1の外刃3及び第2の外刃5は、図示しない加熱機構により加熱することができる。
第1の外刃保持部7は、第1の外刃3を上下動させることができる。第2の外刃保持部9は、第2の外刃5を上下動させることができる。第1の外刃保持部7及び第2の外刃保持部9は外刃押し込みユニットに対応する。
ノズルユニット11は、ノズル17と、根元部19と、を備える。ノズル17は水平方向に延びる中空棒状の部材である。ノズル17の材質は、金属が好ましく、例えばβチタンとすることができる。ノズル17の側面には、複数の孔21が形成されている。複数の孔21は、ノズル17の内部と外部とを連通する。複数の孔21は、ノズル17及び根元部19の内部を通る図示しない熱風供給配管に接続している。ノズルユニット11は、複数の孔21から熱風を吹き出すことができる。
ノズル17の先端における外周面に内刃23が設けられている。内刃23は、ノズル17の外周面の全周にわたって設けられている。内刃23の刃先23Aは、ノズル17の外周方向に突出している。
ノズル保持ユニット13はノズルユニット11を保持している。ノズル保持ユニット13は、ノズルユニット11を水平方向に移動させることができる。ノズル保持ユニット13は差込ユニットに対応する。
2.電線25の構成
電線加工装置1により加工される電線25の構成を図2に基づき説明する。電線25は、弾性絶縁体27と、複数の電極線29と、導電ゴム31と、を備える。弾性絶縁体27は、中空部33を有する円筒形状の長尺部材である。弾性絶縁体27の材質として、例えば、熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Elastomers;TPE)とポリプロピレン(Polypropylene;PP)との混合物等が挙げられる。
電線加工装置1により加工される電線25の構成を図2に基づき説明する。電線25は、弾性絶縁体27と、複数の電極線29と、導電ゴム31と、を備える。弾性絶縁体27は、中空部33を有する円筒形状の長尺部材である。弾性絶縁体27の材質として、例えば、熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Elastomers;TPE)とポリプロピレン(Polypropylene;PP)との混合物等が挙げられる。
複数の電極線29は、それぞれ、弾性絶縁体27の内周面27Aに配置されている。複数の電極線29は金属から成る。導電ゴム31は、複数の電極線29のそれぞれを被覆する。導電ゴム31の材質として、例えば、熱可塑性エラストマーとポリプロピレンとの混合物に、体積抵抗率が0.05Ω・cm〜0.10Ω・cmとなるようにカーボン粒子を添加したもの等が挙げられる。複数の電極線29は、それぞれ、電線25の長手方向(すなわち図2の紙面に直交する方向)に進むにつれて、螺旋状の軌跡を描くように配置されている。
電線25に外力が加えられていないとき、任意の電極線29は、他の電極線29と離間している。電線25に充分大きな外力が加えられたとき、弾性絶縁体27が変形し、いずれかの電極線29は、他の電極線29と接触し、導通する。
3.電線加工方法
電線加工装置1を用いて電線25を加工する電線加工方法を、図3に基づき説明する。図3のSTEP1において、電線25を、第1の外刃3と第2の外刃5との間に保持する。電線25の長手方向は水平方向である。このとき、第1の外刃3及び第2の外刃5と電線25とは離間している。そして、電線25の端部35から、ノズル17を中空部33に差し込む。このとき、刃先3Aと、刃先23Aと、刃先5Aとは、同一の鉛直線上に並ぶようにする。
電線加工装置1を用いて電線25を加工する電線加工方法を、図3に基づき説明する。図3のSTEP1において、電線25を、第1の外刃3と第2の外刃5との間に保持する。電線25の長手方向は水平方向である。このとき、第1の外刃3及び第2の外刃5と電線25とは離間している。そして、電線25の端部35から、ノズル17を中空部33に差し込む。このとき、刃先3Aと、刃先23Aと、刃先5Aとは、同一の鉛直線上に並ぶようにする。
次に、STEP2において、ノズル17の孔21から熱風37を吹き出す。なお、図3では、作図の便宜上、熱風37を電線25の外側に記載しているが、実際には、熱風37は孔21から吹き出す。
次に、STEP3において、まず、第1の外刃3及び第2の外刃5を加熱し、熱刃とする。次に、第1の外刃3を下降させ、第1の外刃3を弾性絶縁体27の外周面27Bのうち、上側の部分に押し込む。このとき、外周面27Bのうち、上側の部分に、第1の外刃3によって切れ目が入る。また、第1の外刃3は、弾性絶縁体27を内刃23に押し付ける。弾性絶縁体27の内周面27Aに位置する導電ゴム31は、内刃23に押し付けられる。その結果、内刃23によって、導電ゴム31に切れ目が入る。
次に、STEP3において、まず、第1の外刃3及び第2の外刃5を加熱し、熱刃とする。次に、第1の外刃3を下降させ、第1の外刃3を弾性絶縁体27の外周面27Bのうち、上側の部分に押し込む。このとき、外周面27Bのうち、上側の部分に、第1の外刃3によって切れ目が入る。また、第1の外刃3は、弾性絶縁体27を内刃23に押し付ける。弾性絶縁体27の内周面27Aに位置する導電ゴム31は、内刃23に押し付けられる。その結果、内刃23によって、導電ゴム31に切れ目が入る。
また、第1の外刃3の下降と同時に、第2の外刃5を上昇させ、第2の外刃5を弾性絶縁体27の外周面27Bのうち、下側の部分に押し込む。このとき、第1の外刃3も、弾性絶縁体27の外周面27Bのうち、上側の部分に押し込まれている。外周面27Bのうち、下側の部分に、第2の外刃5によって切れ目が入る。また、第2の外刃5は、弾性絶縁体27を内刃23に押し付ける。弾性絶縁体27の内周面27Aに位置する導電ゴム31は、内刃23に押し付けられる。その結果、内刃23によって、導電ゴム31に切れ目が入る。
最後に、弾性絶縁体27のうち、第1の外刃3及び第2の外刃5による切れ目と、端部35との間の部分(以下では除去部27Cとする)を除去する。
4.電線加工装置1及び電線加工方法が奏する効果
(1A)電線加工装置1が第1の外刃3及び第2の外刃5を弾性絶縁体27の外周面27Bに押し込んだとき、第1の外刃3及び第2の外刃5は、弾性絶縁体27を内刃23に押し付ける。弾性絶縁体27の内周面27Aに位置する導電ゴム31は、内刃23に押し付けられる。導電ゴム31のうち、内刃23に押し付けられた部分に切れ目が入る。そのため、除去部27Cを除去したとき、導電ゴム31のうち、切れ目よりも端部35側の部分も除去される。その結果、除去部27Cを除去した部分に導電ゴム31が残ってしまうことを抑制できる。
4.電線加工装置1及び電線加工方法が奏する効果
(1A)電線加工装置1が第1の外刃3及び第2の外刃5を弾性絶縁体27の外周面27Bに押し込んだとき、第1の外刃3及び第2の外刃5は、弾性絶縁体27を内刃23に押し付ける。弾性絶縁体27の内周面27Aに位置する導電ゴム31は、内刃23に押し付けられる。導電ゴム31のうち、内刃23に押し付けられた部分に切れ目が入る。そのため、除去部27Cを除去したとき、導電ゴム31のうち、切れ目よりも端部35側の部分も除去される。その結果、除去部27Cを除去した部分に導電ゴム31が残ってしまうことを抑制できる。
(1B)前記(1A)のとおり、除去部27Cを除去した部分に導電ゴム31が残ってしまうことを抑制できるので、孔21から吹き出す熱風の温度を抑制できる。また、第1の外刃3及び第2の外刃5の温度を必ずしも高温にしなくてもよい。そのため、導電ゴム31が弾性絶縁体27から剥離することを抑制できる。また、除去部27Cと、残存する弾性絶縁体27との間の糸引きを抑制できる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)第1の外刃3と第2の外刃5とは、上下方向に並んでいなくてもよい。第1の外刃3と第2の外刃5とは、例えば、左右方向に並んでいてもよい。
(2)ノズル17の軸方向は水平方向でなくてもよい。ノズル17の軸方向は、例えば、鉛直方向であってもよい。この場合、電線25の長手方向が鉛直方向となるように電線25を保持しておき、その電線25の中空部33にノズル17を差し込むことができる。
(2)ノズル17の軸方向は水平方向でなくてもよい。ノズル17の軸方向は、例えば、鉛直方向であってもよい。この場合、電線25の長手方向が鉛直方向となるように電線25を保持しておき、その電線25の中空部33にノズル17を差し込むことができる。
(3)内刃23は、ノズル17の外周面のうち、一部に限定して設けられていてもよい。例えば、ノズル17の外周面のうち、第1の外刃3に対向する部分、及び第2の外刃5に対向する部分に限定して内刃23を設けてもよい。
(4)内刃23の位置は、ノズル17の先端以外の位置であってもよい。
(5)上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(5)上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(6)上述した電線加工装置の他、当該電線加工装置を構成要素とするシステム、当該電線加工装置の制御部としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、電線製造方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…電線加工装置、3…第1の外刃、3A…刃先、5…第2の外刃、5A…刃先、7…第1の外刃保持部、9…第2の外刃保持部、11…ノズルユニット、13…ノズル保持ユニット、15…隙間、17…ノズル、19…根元部、21…孔、23…内刃、23A…刃先、25…電線、27…弾性絶縁体、27A…内周面、27B…外周面、27C…除去部、29…電極線、31…導電ゴム、33…中空部、35…端部、37…熱風
Claims (2)
- 中空部を有する弾性絶縁体と、
前記弾性絶縁体の内周面に配置された複数の電極線と、
前記複数の電極線のそれぞれを被覆する導電ゴムと、
を備える電線を加工する電線加工装置であって、
前記電線を挟むように配置された第1の外刃及び第2の外刃と、
前記第1の外刃及び前記第2の外刃を前記弾性絶縁体の外周面に押し込む外刃押し込みユニットと、
熱風を吹き出す孔を備えたノズルと、
前記ノズルを前記中空部に差し込む差込ユニットと、
前記ノズルの外周面に設けられた内刃と、
を備え、
前記差込ユニットによって前記ノズルを前記中空部に差し込み、前記外刃押し込みユニットによって前記第1の外刃及び前記第2の外刃を前記弾性絶縁体の外周面に押し込んだとき、前記第1の外刃及び前記第2の外刃は、前記弾性絶縁体及び前記導電ゴムを前記内刃に押し付けるように構成された電線加工装置。 - 中空部を有する弾性絶縁体と、
前記弾性絶縁体の内周面に配置された複数の電極線と、
前記複数の電極線のそれぞれを被覆する導電ゴムと、
を備える電線を加工する電線加工方法であって、
熱風を吹き出す孔を備え、外周面に内刃を備えるノズルを前記中空部に差し込み、
前記電線を挟むように配置された第1の外刃及び第2の外刃を、前記弾性絶縁体の外周面に押し込み、
前記第1の外刃及び前記第2の外刃により、前記弾性絶縁体及び前記導電ゴムを前記内刃に押し付ける電線加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018025071A JP2019140874A (ja) | 2018-02-15 | 2018-02-15 | 電線加工装置及び電線加工方法 |
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JP (1) | JP2019140874A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114290393A (zh) * | 2020-10-07 | 2022-04-08 | 通伊欧轮胎株式会社 | 橡胶胶包切断装置 |
-
2018
- 2018-02-15 JP JP2018025071A patent/JP2019140874A/ja active Pending
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